■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
後味の悪い話 その150
- 609 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/07(土) 05:09:05.05 ID:IMdHyfHR0.net
- 「すてられたお人形」という絵本。
女の子がお母さんと大好きなお人形「けいこちゃん」を連れて地下鉄に乗ってデパートに。
お人形のけいこちゃんと女の子はいつも一緒。
だけど、おもちゃ売り場でみた別の人形(この辺うろ覚え)に一目惚れ。
すかさずお母さんに強請るも、
「けいこちゃんが居るでしょう」
と取り合ってくれない。
帰り、地下鉄の駅のベンチで電車を待ってる間、女の子は「けいこちゃん」を置き去りにする。
そのまま気付かないふりをして電車に乗るが、やっぱり後悔。
お母さんに「けいこちゃん置いて来ちゃった」と告げ、一人で反対側の電車に乗ってけいこちゃんを迎えに行く…
絵本はここでおしまい。
彼女がけいこちゃんに会えるかわからないし、絵本なのに紫や群青色などがメインで凄く暗い。
そもそも新しいのが欲しいからと買い物にまで持って行くお人形を、いくら小さい子だからとワザと置いて行くかなぁ、どうせ家帰ったら欲しかった事も忘れてけいこちゃんで遊ぶのに。可哀想。と、子供ながらに思いながら読んでいた。
しかもけいこちゃんは、結構しっかりとしたフランス人形。
何に惹かれてかわからないけども、あんまりにも読んだから20年近く経っても内容をおぼえてるし、他にも沢山の絵本を読んだ筈なのに殆ど覚えていない。
もう一度読みたいけど、もう売ってないみたい。
それもなんだか、個人的には後味悪い。
総レス数 1012
466 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★