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後味の悪い話 その150

602 :Z 3/3@\(^o^)/:2014/06/06(金) 22:20:42.63 ID:DgOxZHcx0.net
ぶっちゃけ主人公は彼女に本気で惚れてたんで、ライバルが去った後も
口先だけの愛の言葉とか録音してたくせに! とムカつくが、そこで気づく

さっきのライバルの話し方には、録音にはあった訛りがなかった

こいつライバルの偽者じゃないか?と速攻で本国の上司に連絡すると、上司は
本当に話つけに電話してきた偽ライバルの声を録音して声紋分析にかける
すると、本物のライバルが残したカセットテープとは声紋が違った

偽ライバル=B同盟側のスパイは、 仲間に彼女の始末を頼んで中立国を去る
主人公が命がけで彼女を守り通したため彼女は無事
そうと知らない偽ライバルは次は主人公とライバルの国へ行き、
『自分の死を偽装した手前、もう組織2には帰れない』と言って
組織1に入れてもらおうとしたが(そして主人公の国やA同盟の情報を内部から
盗むつもりだったが)、主人公上司に逮捕される

上司「で、あの黒コゲの死体はどうやって用意したんだ」
偽ライバル「あれがライバル本人だ」



漫画なんだが、ライバルの存在を主人公が知った時点で本人は殺されてるし
彼女の回想にすら背中ひとつ手一本描かれず、文章の中にしか出てこないので
ライバルがどんな男だったのかは最後までわからない
わかってるのは黒コゲにされて殺されたあげくそれも敵のスパイに利用された
という、自業自得(スパイという職業を選んだ時点で)ではあるが
凄惨で情け容赦なく後味の悪い結末のみだった

ちなみに主人公もそーいう商売なので、結局彼女との恋愛は成就しなかった

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