短くて怖い話

本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／

その後日談があるのを忘れていました。
私の子供の友だちに大地主の家の孫娘さんがいました。

ある日のこと、子供から話を聞いたその子が、怖いもの見たさに子供と一緒に
その空き地に行ってみると、またひと回り大きな冷蔵庫が棄ててあったそうです。

二人で冷蔵庫の前に立っていると、中から微かに千百合ちゃん、千百合ちゃん、と
子供の友だちの名前を呼ぶ声が確かに聴こえたと話していました。
そこで流石に気味が悪くなった二人は走って帰り、翌日は学校で顔を合わせても
昨日の空き地でのことは互いに話さなかったそうです。
ただ千百合というその子は、帰り道に仕切りに冷蔵庫のことを気にしていたようで
子供が気味が悪いからもう行かない方がいいと言うと、「うん」と言ったまま
考え込むように黙り込んでしまったようです。

二人が別れたあと、気になった子供は千百合ちゃんの後をつけると、
どうしたことか、いつもと違う道を行き、あの空き地に向かって行きました。

そしてやはりあの空き地に来ると、冷蔵庫の前にしゃがんでジッとしていたと思ったら
ポソポソ冷蔵庫に向って何かを独り言のように話していましたそうです。

すると突然、冷蔵庫のドアが開き、「千百合ちゃん(:.;ﾟ;Д;ﾟ;.:)ﾊｧﾊｧ　待ってたお千百合ちゃん」と
秋葉原か中野ブロードウェイにいるような二十歳過ぎの臭そうな太った裸の男性が
中から汗とヨダレとオチンチンの先から何かをトロトロ流しながら現れたそうです。

子供はその時の驚きと初めて見た勃起チンコな恐怖で、千百合ちゃんのことも考えず
一目散に走って帰ってきてしまったようです。

そして翌日、翌々日と千百合ちゃんは学校に出て来ておらず、心配になった子供が
先生に訊ねると、お母さんから風邪で休んでいると連絡を貰ったと聞き
安心しておりましたが、3日後に学校に現れた千百合ちゃんは明らかに変で、
始終、うふふ、うふふ、と授業中も休み時間も席に座ったまま笑っていたという話です。