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実話恐怖体験談 弐拾段目

454 :バイバイ ◆Ifk.CcyE3ZAV @\(^o^)/:2014/09/14(日) 11:01:56.51 ID:8zDlL01H0.net
いらないかもだけどいちおコテ。
あとさっきの間違えてageた、すまない。


裏門のほうは全く人がいなくて、ていうかそもそも開いてなかった。
けど昇れば簡単に出れたし、人目につかず出られてラッキーくらいに思ってたんだけど。
裏門から出たとこは住宅街で、結構込み入ってたけど方向さえ間違えなきゃ駅つくだろってんでAと連れ立って歩いていた。
最初は今日の感想とか下世話などうでもいい世間話で盛り上がってた。けどだんだん妙だなって思い始めた。
人がいない。
こんなに家の建っている場所で、誰にも会わない。
しかもその日は日曜日。車一台も通らないのはあまりに不自然じゃないか?
Aも自然その事に気が付いたようで、でもそのときはそんなこともあるか位で互いに流した。
それからさらに数分歩いたとき、なんていうか、急に不安になったんだよ。それと後ろから何かの視線?気配?空気?
よく怖い話である「後ろからつよい視線を感じた」って表現そのまま。体験するまで「ゴルゴかよ」って思ってたけど、そんときから理解した。
そんとき、Aと目をあわせた。Aも感じてるっぽかった。
A「…なんか、後ろからきてる?よな?」
俺「うん… 不審者か?」
A「なんかわかんねーけど、めっちゃ怖い。早く行こうぜ」
そんな感じのやりとりをして、心持ち早足で歩き始めた。
歩きながら2つ気付いてしまったことがある。
一つは、明らかに住宅街が広過ぎる。駅から学校まではそう遠くなかったし、方向も合っているはずだ。
もちろんここに至るまで人がいないのもおかしい。
二つ目は、窓だった。
早足で歩きながらちらっと住宅街に目をやると、窓で何か動くものがあった。
一瞬、何だ人いるじゃねーかとホッとした。けどよくみたら違った。
生っ白い手が、俺達に向かって手を振ってる。
しかも、窓という窓、開いている窓閉まっている窓全て、俺達二人が通り過ぎる直前にすっと手が現れ、一心不乱に振られている。
嘘だろ、と半ば信じられなかったが、止まっている車のすぐ横を通った時に中で振られる手を見た時に限界だった。
俺「A!気付いてるか!?なんかヤバい!!」

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