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大麻ぐらい合法にしろ! その248

337 :朝まで名無しさん :2020/01/18(土) 22:39:38.52 ID:7ox026xg0.net
【エビデンス万能主義への警鐘】

高齢者5人に1人が発症も…「認知症薬」に決定打が出ない理由 1/18(土)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200118-00069804-gendaibiz-sctch

3月に中止すると発表した薬剤を10月に有望として発表したことには、私も首をかしげたし、
多くの研究者がハテナと思ったようだ。

薬の投与量の多かった人だけ選び出した分析は恣意的ではないか、その場合は副作用
(脳浮腫)の存在で新薬とニセ薬がバレていたのではないか、などとの疑問も出されている
(Schneider (Dec. 3, 2019) Lancet Neurol)。

この経緯をたどると、画期的新薬の科学的「エビデンス」というものの現代での使われ方の限界が見えてくる。
20世紀後半から、医薬品が市場に出される前には厳密に安全性と有効性を厳密にテストされるようになった。

同病の患者さんをたくさん集めてきて、くじ引きで新薬とニセ薬の二つのグループに分け、
患者本人はもちろん主治医も自分が新薬を処方しているのかニセ薬を処方しているのか
知らないようにする仕組みが臨床試験だ(ランダム化対照比較試験)。

こうした臨床試験は統計学によって分析され、医薬品が有効であるエビデンスとして示される。
さて、ここで使われている確率や統計の基本にあるのは「大数の法則」である。

つまり、この場合であれば、臨床試験に参加する患者数が多いほど、個人差による
平均のばらつきが抑えられ、信頼性の高い研究結果となるということだ。

意地悪く考えれば、精神薬理学者のデイヴィッド・ヒーリーが指摘するように、微々たる
効力しかない薬剤でも、資金力のある大企業がスポンサーとなって大規模臨床試験を
すれば科学的な「エビデンス」を探し出せる可能性があることになる(『ファルマゲドン 背信の医薬』みすず書房)。

ヒーリーはこうした現状を「エビデンスにゆがめられた医療(Evidence-biased medicine)」と皮肉っている。

(以上、抜粋引用、詳細はリンクサイトにて)

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