2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

【金字塔】横溝正史Part9

683 :勝手にまとめ:2023/12/24(日) 14:44:11.95 ID:L80vEbtM.net
落武者の殺害直後に鍾乳洞を探っている者がいたというので(「発端」より)、地図と歌はやはり落武者が遺したもの。
(当時は文字の読める者は限られていたので、他の村人たちには別の場所を探させて、その間に独り占めしようとしていた者がいた)
が、落盤のため死亡(同)。同時に宝への道も閉ざされた。
宝を独り占めすべく何年、何代にも渡って落盤箇所を取り除いていくが、その間に地盤の侵蝕により宝の手前の床岩が削られ、宝は人の目に触れない高みへ(「黄金の雨」より)。
ようやく地図どおりの場所へ辿り着いた時に見つかったのは数枚の大判のみ。うち三枚は猿の腰掛に収めた(「その後の事ども 三」より)。
ここでもまた落盤があったか、落盤箇所で死んでいたのは僧侶で(「その後の事ども 一」より)、相棒がいたらしい(「大団円」より)。
その相棒が、宝は既に持ち出されてしまったと考えたのと、祟りを恐れて地図と歌は寺へ奉納。以後、探す者はあっても宝は誰の目にも触れられずにきた。

265 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail (省略可) :

read.cgi ver.24052200