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ひじきのとなかまたち Part22

723 :名無しさん@また挑戦:2023/04/14(金) 14:54:12.18 ID:???.net
>>715 続き ※絵露有無:有(ただし、実描写はなし) ※1日だけ未来の日記です

〜ひじきの日記〜

2023年4月15日 雨

今日は僕の32回目の誕生日だ。
今年もワイフのきのは僕の誕生日を覚えていてくれているだろうか?
たぶん覚えていてくれているだろうけど、
期待し過ぎて覚えられていなかった時にショックだから、
あまり期待はしないでおこう。
そんなことを考えながら、僕は家路を急いでいた。
気が付くと、あたりはネモフィラ畑が広がっていた。
キレイなネモフィラの花があたり一面に広がっている。
きのの大好きなブルーの花だ。
でも、どうしよう…僕は道に迷ってしまったようだ。
僕はあたりを必死に見渡していると、白様が向こうから歩いて来た。
白様は真っ白い服を着ていて、おなかがとても大きかった。
「きの、きのじゃないか!
 でも、そのおなかはどうしたんだい?
 君は去年にえのきを生んだばかりだろう?
 さては…ファンをつまみ食いすることで有名な
あの〇ack 〇umberの男に孕ませられたかい?」
僕は言ってしまってから(しまった!)と思った。
きのの大好きなb〇ck n〇mberを悪く言ってしまったからだ。
しかし、きのは怒らなかった。
むしろ、ビックリした顔をしてその後、ホッとした顔になった。
そして、僕にこう言った。
「ようやくおなかの子どもの父親に会えた☆」
そう言って、その大きなおなかを優しくさすったのだ。
僕がキョトンとしていると、
「覚えてないの?
 数カ月前の満月のあの夜、激しく愛し合ったじゃないの!」と怒った。
「そ…その子はいつ生まれるんだい?」
僕が白様こときのに尋ねると、きのは
「今日だよ!!ひじ、あなたの誕生日が出産予定日なの」と言った。

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