ひじきのとなかまたち

名無しさん＠また挑戦

>>539 続き　※絵露有無：無

「ハニエル、それが“自立する”ってことなの。
　寂しいけど、いずれあなたはパパとママから巣立っていくの―これはその第一段階」
「jajaja！―ハニエル、君はまだ文字が書けないだろう？
　だから、君の短冊にはパパが代わりに『自立する　ハニエル』と
　書いておいてあげるよ！（キコキコキコキコ…）よ～し、書けた！
　織姫、君の短冊にはなんて書いておこうか？」
「う～ん、ひじ…じゃなかった…彦星、欲深い妻を許して。
　あなたの妻は、短冊に書きたいことがいっぱいあるの（上目遣い）」
「例えば、なんだい？」
「例えば、『ハニエルの幼稚園入園がスムーズに行きますように』とか、
　『ひのきの夜泣きがなくなりますように』とか、
　『ひじが悪夢に苦しめられることがなくなりますように』とか色々ね。。」
「織姫、それは全て『家庭円満』に集約される問題だ。
　僕が『家庭円満　ひじき』と書いておけば一発で済む問題だ！
　でも、君は現役アヌリートだ！！―だから、僕たちより
　現役アヌリートとしての自分を優先して、願い事を書けばいいんだ」
「彦星、あなたはなんて優しくて良い人なの（ウルウル…）
　妻のことをここまで思ってくれる懐の大きさに改めて、
　この人と結婚してよかったと思ったよ（キュンキュン）」
「jajaja！そんな大したもんじゃないよ―で、短冊に書きたい願い事はなんだい？」
「やっぱり―やっぱり―『4A成功！！』かな？？」
「そうこなくっちゃ！！―君の現役生活最後のモチベーションだ！
　じゃあ、短冊に『4A成功！！　きのこ』と書いておくよ！！
　そして、片隅に『4Lz、4F成功！割度優勝も！』も小さく書いておくからね！」
「ありがとう、彦星―いつも妻の母国の文化を尊重してくれてありがとう（ウルウル…）
　彦星、これからも彦星の短冊どおり、『家庭円満』で行こうね―
　宇宙一愛しているよ（チューーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！）」
「織姫、僕はこれからも君の事を一番に思ってサポートしていくよ―
　宇宙一愛してる（チューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！）」

―完―