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ひじきのとなかまたち

627 :名無しさん@また挑戦:2019/05/18(土) 19:47:32.33 ID:???.net
>>626 続き ※絵露有無:有(ただし、極微量の上、表現はオブラートに包みまくり)

 『お父様、お母様。心配をかけてごめんなさい。
  あなたの娘は遠い遠い回り道をしたけれど、
  生涯の伴侶としたい人をこうして見つけました。
  ヌペインのひじきさんというFィギュアヌケーターです』と紹介しました。
 王様とお妃様も、今までの不誠実をきのこに詫びた上で、
 『素晴らしい人を見つけたな、きのこ。今までは我々のせいで
  酷い人生だっただろうが、今度こそ素晴らしい人生を送ってくれ』と言いました。
 きのこは、『(子供を堕胎したから)お父様とお母様に孫の顔をお見せできるか―』と
 言いよどむと、『もともとは我々が悪かったんだ。お前の人権を無視して―
 だから、子供のことでもう思い悩まなくていい―本当に悪かった』と頭を下げました。
 こうして、きのこはようやく好きな人と結婚することが出来ました。
 きのこは、自分の子宮は堕胎手術によりボロボロになっているだろうと思い、
 子供が出来ることは期待していませんでした。
 しかし、結婚後にひじきと一度愛し合っただけで、きのこは妊娠しました。
 きのこの妊娠をひじきは誰よりも喜びました。
 ひじきは、きのこにこう言いました。
 『君は体があまり丈夫ではない。だから、家事は一切やらなくていい。
  僕が全部やるからね―君は安定期に入るまで安静にしていておくれ』
 すると、きのこは
 『それだと、自分は何のためにいるのか分からない。
  自分もひじの力になりたい!』と真剣に訴えました。そんなきのこにひじきは、
 『じゃあ、家事は君の気が向いた時や、体調がすこぶる良い時にやってくれればいい』と
 言ってにっこり笑いました。そして、真顔に戻り、きのこにこう釘を刺しました。
 『くれぐれも無理はしないようにね!』
 きのこは、そんな優しいひじきのことを思わず抱きしめて言いました。
 『ひじがここまで妊娠を喜んでくれるとは―
  今、自分は愛する人の子供を身篭れる幸せをひしひしと感じて生きているよ。
  元気でかわいい子供を生むから、待っててね』
 きのこはこんなに幸せな人生が自分に待っているとは夢にも思わず、
 昔の辛い日々との人生と比較し、思わず涙してしまうほどでした。

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