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ひじきのとなかまたち

626 :名無しさん@また挑戦:2019/05/18(土) 19:46:06.76 ID:???.net
>>622 続き ※絵露有無:有(ただし、生理ネタのみ)

 きのこは涙ながらに、ひじきに
 『ごめんなさい―ごめんなさい―あなたと結婚することは出来ないの』と
 言いました。ひじきが『なぜ?』と聞いたので、きのこは泣く泣く
 これまでの人生の経緯を説明しました。すると、ひじきは黙ってきのこを抱きしめ、
 『きの―君は加灘に来たとき、とても悲しい瞳をしていた。
  だから、君が何らかの心の傷を抱えているのかもしれないと思っていた。
  でも、君は僕の想像を遥かに超えるほど酷い仕打ちを受けてきたんだね。
  君はもうすっかり人間不信になっているかもしれないね。
  もう子供を妊娠することを怖いと思っているかもしれないね。
  君がひとを信用することが出来るようになるまで、
  僕はいつまでも待っているよ。だから、焦らなくていいよ』と言いました。
 きのこは涙が止まりませんでした。
 きのこはこんな目に遭っても、東○西川の寝具を捨てることは出来ませんでした。
 きのこは、東京○川の人たちもこんな用途に使われると思って製品を作ったわけでは
 ないことを重々承知していて、その寝具のおかげで爽やかな目覚めを
 享受できてもいることへの感謝を忘れていなかったためです。
 きのこは加灘でも東京西○の寝具を使い続け、
 毎月ちゃんと生理があることを確認してはホッとする日々でした。
 そんな日々が2年続いて、きのこはひじきなら信じられると思いました。
 そして、きのこはひじきにこう言いました。
 『あなたが話しかけてくれるおかげで、自分はここ豚吐露で皆に溶け込み、
  ヌケート技術を向上させることができている。同じ部屋で同じ東京○川の寝具で
  一緒に深い眠りについても、あなたはジェントルマンでいてくれている。
  自分はまだあなたを知らないし、あなたも自分を知らない。
  プラトニックな関係の2人だけど、あなたとなら前に一歩踏み出せそうな気がする』と
 頬を赤らめながら言いました。ひじきは、
 『それは、僕と結婚してくれるということかい?』と聞くと、きのこははにかみながら
 『Yes』と言いました。ひじきの大きな瞳が一際輝き、きのこにこう囁きました。
 『マッシュルーム王国に行きたい。ご両親の許可をいただこう』と言いました。
 そうして、2人はマッシュルーム王国に帰り、王様とお妃様に会いました。

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