ひじきのとなかまたち

名無しさん＠また挑戦

>>621 続き　※絵露有無：有

　王様とお妃様は妊婦マニアを呼び出し、きのこの妊娠について話し、
　『こういうわけで、娘はあなたと改めて結婚できない。すまない』と話したところ、彼は
　『きのこさんのお腹の子はぼくの子です』と言いました。
　王様とお妃様が呆気に取られていると、妊婦マニアは驚くべきことを口にしました。
　なんと、東京西○の寝具できのこが深い深い睡眠に落ちている最中に
　きのこに気付かれないように夜這いをかけ、きのこの排卵日を狙って
　きのこを妊娠させたと言うのです。デキ婚に持ち込んでまでも、妊婦マニアは
　きのこと結婚したかったのです。きのこは心に深い傷を負いつつも、
　『どんな経緯で授かった子供であれ、自分はこの子を生みたい』と言いました。
　しかし、王様とお妃様は自分の子供をこのような形で傷物にされ、妊婦マニアを
　許すことが出来ないし、そのような男の子供の顔も見たくないと思いました。
　そこで、その晩、きのこが東○西川の寝具で深い深い眠りについている隙に
　こっそりと麻酔をかけ、きのこに堕胎手術を受けさせてしまいました。
　きのこは翌朝、鈍い下腹部の痛みで目が覚め、両親に痛みを訴えました。
　王様とお妃様は事情を説明し、きのこのお腹にもう子供はいないことを伝えました。
　きのこはまた心に傷を負いました。
　きのこは全てが嫌になり、家出をしました。
　きのこはヌケートが上手くなるために豚吐露栗家ッ戸倶楽部に入りたいと前から密かに
　思っていたため、1人で加灘・豚吐露に渡り、栗家ッ戸倶楽部の門を叩きました。
　そこには、超絶池面のひじきというヌケーターがいました。
　きのこは、『自分は一目ぼれなどしない。相手の内面を見てから人を好きになる』と
　考えていましたが、あろうことかひじきを一目見て好きになってしまいました。
　ひじきもまた、きのこを一目見て好きになってしまいました。
　ひじきはきのこに対してとてもジェントルマンでした。
　英語が苦手で無口なきのこに積極的に話しかけ、
　きのこが1日でも早く倶楽部に溶け込めるようにしてあげました。
　そんな顔も心も池面のひじきにきのこは次第に心を許していきました。
　こうして、ひじきときのこは恋愛関係になりました。
　きのこは好きな人と初めてお付き合いできたのです。
　お付き合いしてからちょうど１年後、ひじきはきのこに
　『きの、僕と結婚して下さい』とプロポーズしました。