ひじきのとなかまたち

名無しさん＠また挑戦

>>309 続き　※絵露有無：無

「―えっ？（←肉の言葉が良く聞き取れず、聞き直すきのこ）」
「―お―お前はもう―俺のことなんか―嫌い―だよな。。」
「そんなことないよ（ウルウル…）
　まだ―大好き―だよ…//…（ポロポロ…）
　だから、今日このカフェに誘ってくれたこと、
　とても嬉しかった（ポロポロ…）。
　自分のこと、好きではなくても、
　もう嫌いではなくなってくれたのかなって（ポロポロ…）。
　だって、ほんとのほんとの気持ちは誰にも嫌われたくないけど、
　特に大好きな肉リックには嫌われたくないから（ポロポロ…）」
「お前は本当に素直なヤツだな―俺、お前のこと、もうとっくに嫌いじゃなくなったよ。
　措置では、まだそれほど経験のない新人に負けてしまったという
　忸怩たる思いをなかなか拭い去ることが出来なかった。
　それがお前への逆恨みへと繋がっていた気がする。
　でもお前が措置から見せた成長ぶりと、お前の歩んできた五厘2連覇への
　道のりを目にした時、この素晴らしい物語の中に自分も参加できたことを
　誇りに思ったんだ。措置の結果はなるべくしてなったのだ、と
　自分を納得させることが出来た。これほどの選手だったのだから、
　自分が負けたのは仕方のないことだったのだということを、
　お前がヒラマサで証明してくれたから」
「肉リック…」
「お前、まだ俺のこと好きなままでいてくれていたんだな？」
「うん…//…（ポロポロ…）」
「実は―お―お―お―俺も…//…」
「え？」
「あ―あんな酷いことを5年前にお前に言い放ったのに、
　どの面下げてこんなことを言えるんだと自分でも思うんだけど、
　お―お―お―俺は―お―お前のことが―そ―その―
　す―す―す―ステーキでも食べたいな」
「―肉リック（小首かしげ）？」