ひじきのとなかまたち

名無しさん＠また挑戦

>>919 続き ※絵露有無：有

「どうしたの？―何か困ったことでもあったの？―キノコ」
「あのね―ウッ（タタタタタ…←慌てて口を押さえてトイレに駆け込むきのこ）」
「待って、キノコ―（タタタタタ…←きのこの後を追い、トイレに付いて行く姐さん）
　（サスサス←トイレで吐いているきのこの背中をさする姐さん）キ―キノコ―まさか。。」
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…そう…そのまさかなの。。
　ごめんなさい―大学生の未来あるあなたに迷惑をかけるつもりはなかったんだけど、
　結果的にこうなってしまった。。。
　自分はひじと結婚していて2人の子供もいる。
　―にも関わらず、5つも年下のあなたに恋をしてしまった。
　高難度ジャンプを次々と試合で決めるあなたに心を奪われてしまった。
　そして、あなたと関係を持ってしまった。
　大好きなあなたとの間に宿った新しい命（サスサス）―
　だけど、このお腹の子は不義の子なの（ウルウル…）
　本当は、あなたに教えずにこっそり生もうと思った（サスサス）。
　だけど、自分がまた第3子の妊娠を公表したら、
　あなたの子供を自分が妊娠したことがあなたにバレてしまうと思った。
　だから、今日、それを正直に言いに来たの。
　未来あるあなたの人生を壊すことは出来ない。
　でも、お腹の子供はひじの子供じゃない（サスサス）。
　だから、ひじとは離婚するけど、あなたとは一緒にならずに
　1人でこの子を育てようと思う（サスサス）」
「ひじきさんとの2人の子供はどうするの？キノコ」
「このお腹の子供と一緒に自分1人で育てようと思う（サスサス）」
「オレと一緒に育てよう―ひじきさんにはオレから謝るよ」
「そんなわけにはいかない―あなたの未来を壊すことになる―
　もう―あなたとは―会えない（ポロポロ…）」
「そんな勝手は許さないよ！―ひとをこんな気持ちにさせておいて！」
「えっ？」
「オレがどれだけキノコのこと愛してしまったか分かってる？―オレは小学生の頃から、
　あなたを慕い続けてきた。ひじきさんがあなたと出会うずっと前から。あなたと
　一緒になれたらと思い続けてきた―そして、漸くオレの順番が回ってきたと思ったのに」