ひじきのとなかまたち

名無しさん＠また挑戦

>>168 続き　※絵露有無：無

「僕の体調はいつだって万全だよ、きの！」
「でも、悪夢でも見たかのような顔をしているよ、ひじ。。。」
「悪夢ね―見てしまったんだ。。」
「また、妻をNTRれる話（小首かしげ）？」
「今度はNTRじゃない―夢の中では、僕は君の夫ですらないからだ。
　僕はただ、皇帝と君のラブラブな夫婦生活を
　指を咥えて見ているだけの透明人間さ。。」
「また、皇帝と自分が夫婦って言う設定の夢を見たの？
　ひじ、何度も言うけど、自分が恋愛感情を抱いているのは、
　今はひじだけだよ―それは信じて！」
「信じているさ、もちろん！―でも、今のこの状態があまりに
　幸せ過ぎて―今後、どんな大不幸が待ち受けているのだろうと
　ビクビクしてしまうのさ」
「ひじ、さっきと言っていることが違い過ぎるよ―
　さっきは暗痴の人たちの意見に振り回されず、どーんと構えていれば
　いいって自分に言ってくれたばかりなのに…」
「jajaja…人間と言うのは矛盾だらけの生き物なんだ、きの。。」
「ああいればこう言うんだから―で、夢の中の自分は皇帝と
　結婚しているんだとして―子供はいるの？いないの？」
「皇帝は矢名と離婚して、息子の差ー社を引き取り、君と再婚。
　君は20代前半にして6歳児の母になるんだ！
　そして、夢の中で、君は自身にとって初めての妊娠をしている。
　妊娠9ヶ月だ―しかし、君は差ー社に対しても聖母のように接している
　―とても出来た妊婦なんだ―さすがは国民栄誉妊婦という感じでね！」
「ひじ、やっぱり非妊婦の自分より、妊婦の自分の方が好きなの（ウルウル）？」
「そんなことは断じてない！！―ただ、夢に出てきたきのが
　おなかの大きなきのだったってだけさ！
　君が大きなおなかをさすりながら微笑む姿は素晴らしい。
　その大きなおなかの中に喜びや幸せが詰まっている気がするからだ」
「そして、その夢の中でも自分は幸せそうだったんだね？」