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ひじきのとなかまたち

703 :名無しさん@また挑戦:2017/03/05(日) 19:00:03.63 ID:???.net
>>702 続き ※絵露有無:無

「jajaja!―機嫌が直ったかい?―では行くよ(ニッコリ)

 昔々ある所にとても池面の“ひじき源氏”という青年がいました。
 ひじき源氏は女性にモテモテで、複数の奥さんがいました。
 その奥さん達の中でも一番上の奥さんは“きのこの上”という
 まばゆいばかりの美しさを放つ奥さんでした。
 そんなとても綺麗な奥さんがいながら、ひじき源氏は色々な奥さんの
 所に通い詰め、正妻・きのこの上との夫婦関係は冷めていました。
 きのこの上は夫の派手な女性関係に胸を痛め、悲しんでいました。
 しかし、ある日を境に2人の夫婦関係は変化していくのです。
 
 ある日のことです。きのこの上は食欲がないと言って、
 朝御飯を食べようとしませんでした。
 侍女に「せめて少しでもお召し上がり下さいませ、きのこの上様」と
 言われて、無理に食べようとしますが戻してしまうという有様でした。
 正妻のこのような様子を目の当たりにし、ひじき源氏は初めて
 きのこの上がいかに大切な存在であったかを身にしみて感じました。
 そして、きのこの上にこう謝りました。
 『きのこの上。今までの僕の不誠実を許しておくれ。
  ―君は僕の妻として本当に良くやってくれているというのに、
  僕は君を大変傷付けて来てしまった。。
  僕があまりにも君に酷い対応をしてきたから、
  君はストレスでこんなに体調を崩してしまったんだね。。
  本当に申し訳ない。。どうか許しておくれ』
 すると、きのこの上は床に臥せった状態で青白い顔に笑顔を
 浮かべながら、こう言ったのです。
  『いいえ、ひじきの君―あなたは悪くありません。
   この体調不良は決して悪いことではないのです』
  ひじき源氏には何のことやらさっぱり分かりませんでしたが、
  その様子を見てきのこの上は続けてこう言いました。

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