亦野正雄って誰よ

玉城

ゴリ雄「ホンマやったら、この状態ではクビにするところなんやが、俺が何とか資金を作って出社させてやっとる。
月の収入は低いやろけど、働けるだけマシやろ？
俺も苦労しとるさかい、お前も苦労しろ。」
…社長、ありがとうございます！○ね！！

フレンズＳ「君は他じゃ通用しないよ（笑）」
…てめえらこそ、世の中の常識人から見たらキチガイ集団だ！カスが！！

（株）ダイリン・ユウダイなんてのは抜かれて屁みたいになった仕事しかない、完全請負だからな。
このご時勢、そうそう忙しいわけもない。

輸送の仕事以外の時、社員どもは何をしているかというと、you tubeを観たり談笑したりしている。
亦野正雄が来ると、前向いて姿勢正して、仕事してるフリ。

それでいて、自分の関連業務以外は知らん顔。休んだ奴の業務をカバー
しようともしない。
高熱が出て、休ませてくれと朝電話を入れたら、30分後ぐらいにフレンズＳが発狂した声で電話をかけてきやがった。

14日（金）の雪の後、塩化カルシウムを撒く仕事をやってる奴らがいたが、俺は建物ののあちこちの水抜き作業をしていた。「凍るやろ？」と言うが、凍らねえよバカ。
水抜き作業にかかる時間は、移動時間を含めて30分。
全部で15か所あるので、30分×15＝450分
7時間30分かかるわけだ。

亦野正雄はそれを5時間で終わらせろと言う。5時間後には会社を閉めたいらしい。
当然無理ですと意見するんだが、瞬時にヒスゴリと化す。
「やりもせんで無理とか決め付けるな！！！！やってから言え！！！！」

やっぱり、5時間では10か所が限界だった。
帰り際に亦野正雄に報告すると、案の定キレる。
心に響かない説教が続く。この説教は亦野正雄自身の苛々を解消するためのものであり、俺のためではないのだ。