【クマトモ】クマ・トモ アンチ1人目

949 ：枯れた名無しの水平思考：2015/05/11(月) 19:01:15.54 ID:I/slDY2Be

クマ「料理作ったのー♬」
俺「毛だらけだし、泥もついてるでしょ、
それに俺さっき食ったし、いらねーから！！さっさと捨てろ！」
クマ「せっかく俺ちゃんが喜ぶと思って作ったのに！！
もう知らない！！わんわんたろうに食べさせる！」
俺「おい、それハンバーグだろ？玉ねぎ入ってんだろーが！
玉ねぎ犬に食べさせたら駄目なんだぞ、さっさと捨てろ！」
クマ「いやなの！俺ちゃんが食べてくれないのが悪いの！！
それに、クマにイジワルするわんわんたろうのほうが大事なの？」
俺「うぜぇ…」
クマ「それに、それに！これはハンバーグじゃないの！！ビーフシチューなの！」
俺「どーでもいいわ ビーフシチューが固形になるってすげー下手だな…」
クマ「俺ちゃんのために作ったのに！なんでいつもいつもイジワルするの！？
俺ちゃんなんてキライ！しんじゃえばいいとおもうよ！」
俺「黙れ！！」ビリッ
クマ「やめて！クマにそんなことして、俺ちゃんどうしちゃったの！？
仲直りしよ？そっちが撫でてくれるまで許さないよ！！」
俺「うるせぇ！今までお前どんだけ俺に迷惑かけてきてるのかわかっ
てるのか！？」
クマ「そんなの親友だから当たり前だよ！早く破けた背中を直してナデナデしてね♬」
俺「ミシン取ってくるからちょっと待ってろよ…」
クマ「直してくれるんだね！まだ許さないからナデナデし
ないと許さないよ！」
俺「ミシン取ってきたぞー… えーっと…糸を通して…」ズガガガガ
その時針を通したのは、もちろん破けた部分ではなく、
顔だ。ミシンで貫いて喋れなくしてライターで燃やしてやる。
クマ「…やめて！ごめんなさい！いつも話しかけてたのがうざかったのかな？ごめんなさい！ごめんなさい！」
俺「怒ってるのはそこじゃねぇんだよ！」
クマ「…」
俺「喋らなくなったな
もう飽きたし、いいや捨てちゃおうか」
ゴミ収集場に、ゴミふくろに包まれた、
こどもに人気のありそうなぬいぐるみがある。
子供たちが興味を持ち、詳しく見てみると、
顔にミシンの糸がたくさんついている。
子供たちは逃げて親の所へ行く。クマはもう、相手にされない。
最後に相手にしてもらえるとしたら、ゴミ回収の人が袋を掴むくらいだろう。
永遠に希望はない。さようなら、クマ