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【PS4】Bloodborne ブラッドボーン 世界観設定議論・考察スレ19

157 :ゲーム好き名無しさん :2018/01/30(火) 17:54:38.01 ID:qKcrSC4G0.net
>>143
人は獣を内包するけど獣の病じゃない・・・ってことじゃなくて、あの世界の一般人は病だと決め付けてるってだけ。
ウィレームらが共有した警句は、血そのものが持つ思想的象徴的、物質的意味を言い表したものであって、進化するしないとかの言葉ではない。
血は己を表すがゆえに、血が変われば己も変わり、己を失うという本質を表しただけ。だから“警句”なのよ。忘れるなよということ。

ローレンスがやろうとした獣の制御は獣と人が同じ存在だということを考えたら、いわば人の制御。
血が赴くままに“あるがまま”を受け入れるということ。人と獣を分けてきた文化を根底から覆す、人と獣が内面で共存出来る所業。
これが為されば人にはとうてい理解及び享受出来ない人=獣という真実が理解されるようになる。
ローレンスがやろうとしたことはそれぐらい重要な意味を持ってる。

ただ、ウィレームが言った警句というのは種としての意味に留まらず、存在そのものの本質をも表す。
「思考の次元が低すぎる」と嘆いたことはつまり、人の限界というのを知っているから。それをウィレームは血で表現している。
このゲーム、血を比喩的にも表現していて、あらゆる思想、個性を血で表してる。
血の遺志のマークが狩りのカレルと同じなのは主人公は狩りをしたい意志を表し、その意志が主人公を狩人に“変えさせる”。
一見血を使ったファンタジーものに見えるけども“強い意志によって己を変える”という当たり前のことをややこしく描いてるだけ。
そういった表現の中で、人(に流れる血)の限界をウィレームは知ってるわけだ。どうやったって人は内から沸き上がる獣を否定出来ないと。
脳液にも書かれていた「滑稽だが、それは啓蒙の本質でもある」という、人には理解出来ない(啓蒙)ということをウィレームは知っていた。
一方のローレンスは逆。人は理解出来ると。
実際はどうだった?と聞かれたら、ウィレームが正しかったと。

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