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キングコング西野公論 507

188 :西野ブログ 2024年2月13日(2/3) :2024/02/13(火) 12:22:52.85 ID:0mu8201C0.net
>>187続き)

なので、『ブローカー』と呼ばれる脱北をサポートしてくれるプロを雇わなきゃいけないのですが、
今回、脱北する北朝鮮のファミリーの生活を見るかぎり、とても『ブローカー』を雇うお金を用意できるとは思えない。
逃げている途中に、ブローカーからオプションで「800万ウォン(80万円)」ぐらいを請求されていたので、
トータルの脱北の費用は、かなり大きな額だと思います。 
『ブローカー』もプロとはいえ、命懸けなので。
 
なので、映画の制作チームから「『ブローカー』を雇う費用を負担するので、
そのかわりに脱北の様子をスマホで撮影して」という条件が出されていたと思われます。 
もし、そうだとしたら、映画制作チームも脱北の手伝いをしているわけで、そこには大きなリスクがある。
 
彼らは、そうまでして、北朝鮮の現実を世界に届けようとしたわけで、
映画館を出た後、「はたして自分はこの覚悟で仕事に臨めているかなぁ」と自問自答しました。

┃だってもう、登場人物全員命がけなんだもん。
┃ちょっと……あれ大丈夫?
┃俺、負けてない? と思った。
 
あと、そもそも(言うまでもありませんが)編集がメッチャうまい! 
中だるみする時間帯は全く無かったし、音の差し込み方も煽りすぎない感じで素晴らしかったし、
あと、何より説教臭くなかった。 
ここ大事ですよね。
 
映画にした理由は、エンターテイメントにのせた方がたくさんの人に、この事実を届けられるからであって、
今回の作品は、そのラインがキチンと守られていた。 
スリラー映画、パニック映画としての面白さ、エンタメ要素もキチンとありました。
 
┃それを入れたほうが、
┃沢山の人にこの事実が届くから! 
┃ここが素晴らしかったですね。

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