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私達の仮想人格・野口文子「このPV素敵でしょう」

1 :禁断の名無しさん:2018/09/16(日) 14:42:27.49 ID:eTFn55wt.net
一.
 綾瀬さんは決まって3階の高い窓から校庭を、幾何学の話を好む同級生から離れて、ただじっと見ている―
学校から出るとグロテスクがいっぱい。雑誌からビルディングの形からなにもかもが。
私の足を憂鬱の国・トルストイ文学を渉猟させることでみずから背骨の形を変えるしかなかったの。
この危険なふるまいではお友達とおしゃべりできない…。鳥の足のような腕に防衛法を取り付けることで社会化は開かれたの。
たとえば空手道のチョップのまねごと(Angle)をするとき決まってお父様のインテリジェンスに敬意を払っているということ。
「あなた、ちょっと、背ぃが高すぎるじゃないの」
瞬間的な脆さで文子の右に出る者はいないわ。
「さっきのゴジュウシホを見たかい。文子は男の僕より上手だ」
あらゆる行為を目的地に送り届ける行為の行為は継続だ。
「言われるまで気づきませんでした」綾瀬さんはなんて温和なんだろう。
交換日記を綴るときのイニシャルはきまって「綾瀬さんはこの曲はお好みでない」。感動したときは決まってK−POPを聴くようにしています。「Genie」

***
趣味がその人となりをつくる。文子の ”意外な趣味” とはなんであろうか。
「チップ、デール、ベルリッツ、わたしだけのお人形。」
「ゴシック・ロリータが私を鳥にしてくれたの」
あの世に連れて行けるのは肉体以外になにが選べるだろう。私は服だと思う。
「そう、赤ちゃんが生まれたの…。おめでたですね。お祝い申し上げます」
仏教に尋ねると、極楽浄土に上るときに衣服を回収する3人組のおばあちゃんが待っているらしい。
「仏教の知識はほとんど綾瀬さんから学びました」………

2 :禁断の名無しさん:2018/09/16(日) 15:52:25.67 ID:n5+BWUbs.net
そんな文子もいまや80歳。
ゴミ屋敷に、まだまだ古本を溜め込み、
行政撤去の際、「あたしの宝物をあたしの宝物を持っていくなら、あたしごと持ってお行き! 」と叫び、
無言の行政執行官に両腕を捕まれ、近所の冷ややかな視線を浴びながら、一世一代の捕り物劇のヒロイン気分になっていたのであった。

3 :禁断の名無しさん:2018/09/29(土) 11:09:20.51 ID:x7RLkTHY.net
https://m.youtube.com/#searching

4 :禁断の名無しさん:2019/05/14(火) 13:47:00.68 ID:U+0CjjG5.net
そして1週間の行政措置の仮住まいを後にして自宅に戻った文子は愕然とする。
わずかに残された家財道具を除いて、文子が愛して止まなかった書籍の数々は跡形もなく消え失せていた。そして何より彼女を慄然とさせたのは一人の男の存在であった。
『ようこそポエムの園へ。』
文子が書斎と位置づけていた奥の小部屋からその男はクネクネと揺らめきながら歩み寄ってきた。文子とさほど変わらぬ5寸半ほどの背丈、だらしなく弛んだ身体からは強烈な体臭が放たれている。
『ひっ、人を呼びますよ!』
そう言いかけた文子の声を制するとその豚男は一冊の小冊子を手渡してくる。
"私の歯臭"
そう記された冊子はよく見るとちゃんとした製本はされておらず、袋折りにしたB4用紙をホチキス留めした手製のものであった。
『僕はぶるつり。詩人だよ。世間のふつうと戦っているんだ。平日の火曜から金曜までは倉庫で仕事がありますからちゃんとした社会人です。迷惑料がわりとして毎朝お弁当を要求します。』
一方的にそう告げると"ぶるつり"は部屋に篭ってしまった。
『何?この臭い。』
男が自分語りをする際、その口からは気を失うほどの悪臭が放たれていた。前歯はほぼ喪失しており、口の奥は永遠の闇のようにも見えた。
この日から文子と"ぶるつり"の奇妙な同居生活が始まったのである。

5 :禁断の名無しさん:2019/05/14(火) 20:56:21.26 ID:U+0CjjG5.net
想像を超える他人の臭気に当てられたのと一時避難の仮住居住まいにより文子は疲労を覚えた。早めに床に就こうと思う。

先ずは歯を磨いて、、、

洗面台周囲は幸い行政執行以前とさほど変わらずの状態にあった。歯ブラシを手に取り、口に含んだ瞬間、

『ヴォレェェェェェーーーーー!!!』
『オロロロロロロ、、、』

突然の吐気と凄まじい嘔吐が文子を襲った。身に覚えのない吐気に、

『もしや赤ちゃん、、、?』

いやいや、と首を横に振る。それこそ身に覚えのないことだ。娘のサエを産み落とす十月十日前、祝言の晩にただ一度だけ亡き夫・善三に抱かれて以来、文子は男というものを知らない。

ふと右手にある歯ブラシを見てとると少し黄ばんだ白い粘り気のある物質が付着しており、未だ異臭を放っている。蛤や栄螺の殻を放置したような思わず顔を背けたくなるような臭い。

あの男の匂いだ、すぐさま文子は思うのであった。

6 :禁断の名無しさん:2019/05/18(土) 10:58:42.53 ID:ce9Pg62K.net
穢れた歯ブラシを手に文子は肩を小刻みに震わせる。ポエムを口にするにはあまりにも闇深いあの口にこれが咥えられたのか、それを自らの口で咥え込んだ恐ろしさに打ちひしがれていた。

寄せては返す波のように恐怖と嫌悪感が文子にまとわりついている最中、洗面台に隣接する浴室から怯えたような声が響く。

『お婆ちゃん、ごめんよ。全部僕のせいだ。』

引き戸の先には空の浴槽に膝を抱えた格好で孫の蛇之介(だのすけ)がいた。

娘・サエの私生児で文子の孫にあたる蛇之介もまた彼女の留守の間にこの家の住人となっていたようだ。サエに情夫が出来る度に孫とは同居と別居を繰り返していたがこの家で見るのは久しぶりであった。

またか、と文子は『ことの成り行き』を察した。サエが男に入れ込むごとに文子は蛇之介の母親を代行させられてきた。それ故に彼の奇異な行動にも意味を見出すことも容易だ。

幼少の頃、捨て犬を拾ってきた時もそうだった。高校生の時分にセガサターンとかいうゲーム機を欲しかった時もそうであった。『空の浴槽に入り込んで聞き入れてもられるまで出ようとしない』、それが蛇之介の『お決まりの』おねだりなのだ。

悪い子ではない。物腰も柔らかく、人様に手をあげることもない。男の子の割に芯の強さに欠けるようなきらいもあるがこんな時、彼は梃子でも動かない。その蛇之介のおねかだりが今回は"ぶるつり"なのか?

『ポエムの園!ポエムの園!ポエムの園!』
『お弁当を要求します!』

世の中の理不尽を詰め込んだような闇の口から発せられた言葉。それらが文子の前頭部にリフレインする。

『もう今夜は二階に行って休みなさい。』

そう一言だけ伝えて文子は床に就いた。

7 :禁断の名無しさん:2019/05/18(土) 13:47:47.95 ID:ce9Pg62K.net
何か言いたげな様子で蛇之介が食卓に腰掛けている。こういう時、決まって話を切り出すのは我が家では文子の役割となっていた。

文子は書物を(ゴミの山となり行政執行で撤去されるほどに)愛し、読み漁ってきた。故に、体現する機会こそ少ないが、世には一筋縄では語れぬ恋事情というものがあることは知っていた。齢80の割にはコトのありようの多様性には柔軟な文子であった。

ちなみに孫の蛇之介の名付け親は文子である。敬愛する龍之介先生にあやかってみたが、良人・善三の度重なる叱責や暴力に辟易としてきた彼女は龍から逆鱗を抜き取り、逆鱗のない龍は蛇であろうと理由づけして蛇之介としたのである。
またどんな苦難にも蛇のように粘り強く生きて欲しいとの願いも込めての命名でもあった。

『お前は"ぶるつり"を愛しているの?』

これは三島先生のお導きだろうか?そんな懐疑を抱きながらも試し半分に文子は問答を投げかけた。

『うん、多分、、、でもあの男酷いんだ、、、。』

蛇之介はもうすでに泣き始めている。

澱んだ空気を入れ替えるべく文子は台所の小窓を開けた。居間の方から五月の萌黄の香りを含んだ風がすり抜けていが行った。

『お茶でも飲むかね。』

流しの浄水器に手をやったその時、例の男がクネ入ってきた。

『話はそこまでだよ。』

そう言うより先に、酸味の強い風がダイニングの空気を一変させた。

文子は小窓を開けたことを後悔した。

8 :禁断の名無しさん:2019/05/18(土) 16:00:44.02 ID:4kTpS8wn6
わろりん!

9 :禁断の名無しさん:2019/05/18(土) 15:28:37.28 ID:ce9Pg62K.net
『僕の悪口を言っていたんでしょう?』

そう言いながら一歩また一歩と"ぶるつり"は詰め寄って来る。もちろん夥しい臭気をその身に纏いながら。

くっさ、、、思わずそう口にしようとしたが文子はこらえた。というよりも息を止めざるをえなかった。

『今あなた、僕のことを臭いって思っているでしょう?』

『!!!!』

『これは純然たるサベツですねえ!』

差別というか、純然たる感想なのだが。
妙にギラついた目、海獣を思わせる巨大な鼻、開く度に闇を覗かせ臭気を放つ口、やたらと出っ張った頬骨。
年の頃は50くらいだが、見慣れた孫・蛇之介の容貌とは比べ物にならないほどの醜悪な顔!

クネクネと大きな尻を揺らしながら当たり前のように食卓に腰を下ろした男は孫との水入らずの会話を一刀両断した上に、思いもよらない質問を投げかけて来る。

『同性婚をどう思いますか?同居する同性のパートナーの家族が死んだ時に有給休暇が取れないのはサベツだと思いませんか?一緒に生活してるのに相続もできないんですよ?同性カップルに対するサベツです!日本は遅れてて生きづらい!』

何を言いたいのだ?文子には話の流れがりかきできない。ただ、突然現れて、死ぬだの相続だのと主張するこの男にひどく嫌悪感を抱いた文子は思わず叫んだ。

『無礼者!!!出ておいき!!!』

あうぅ、、、と一瞬怯んだかのように思われた"ぶるつり"であったが、当の文子とは目を合わせず、蛇之介を睨みつけこう言い放つ。

『僕を引き入れておきながら出て行けとは心外だ!僕は傷ついた!慰謝料を要求する!電車代と夕ご飯とお風呂代を早く!』

そう言われて蛇之介はおずおずと財布から千円札を取り出す。

『これじゃ足りない!!!!』

やめなさい、と孫の財布を閉じさせ、文子は一万円札を男に渡した。

ふん、ざまあみろ、僕の論理に敵うものか、などとブツブツ言いながら"ぶるつり"はクネ出て行った。

これで済むものなら、となけなしのお金を差し出した。未だ文子は一連の騒動をあの風変わりな訪問者の『一泊二日の』暴挙だと思っていた。

10 :禁断の名無しさん:2019/05/19(日) 22:44:08.22 ID:6O4LOew7.net
『あなたまさか、一緒に住もうって話をしたの?』

"ぶるつり"が出かけたのち、再び文子と蛇之介は卓を挟んでいた。

『あの人はふたつ返事で了承したよ。それからというものはこの家に入るその時まで毎日毎日熱いメールを送って来るんだ。僕、そんな風に他人から必要とされたことがなかったから嬉しかったんだ。でも、、、』

顔色を曇らせる蛇之介を見て、文子は席を立った。おそらく、家に入るなり態度が一変、途端に不遜な態度を取り始めた、そういうことであろう。

"ぶるつり"を家に入れてはいけない、そう思い立ち文子はドアの内側からチェーンロックを掛けた。

大森駅を降り、やや下り坂の商店街を抜けると山王と呼ばれる地区がある。海沿いの工業地帯からは少し距離があり、どちらかと言えば大田区でも山の手階級の人々が暮らす街である。
閑静な地区で、風向きによっては潮の香りが吹き込んできたりもする。

そんな住宅街の夜の静寂を突如切り裂くように奇声が放たれる!

ガシィーン!ガシィーン!ガシィーン!
ドン!ドン!ドン!

ドアを無理やりこじ開けようとする度に鎖が悲鳴を上げた。それでも開かないとなると、今度は足でドアを蹴りつける音。

奴だ!、文子は毅然と玄関のドアの内に立つ。

『あなたは二階に上がっていなさい!』

気の弱い蛇之介を遠ざけ、交渉に臨もうとした瞬間、

『ご近所の皆さーん!!!この家の住人は僕の財産を奪い取るつもりですよー!!!』

"ぶるつり"が生ぬるい金切り声を上げる。

『一方的に僕を家に引き入れておきながら、僕の財産だけ奪って、僕を追い出すんですー!!!賠償金です!賠償金!30万、いや50万払えー!!!』

な、何をいい出すの、文子は狼狽した。

11 :禁断の名無しさん:2019/05/22(水) 01:05:35.73 ID:WF+78Or5.net
よりによってなんて事を言いだすんだいっ!

男の口を封じねば、と口を開こうとした瞬間、蛇之介がその場を割って走りこんでくる。

『もうやめて!もういいから!』

近隣の目を気にする気持ちは文子も蛇之介も同じであった。かねてよりこの高級住宅街において一家は奇異の目で見られ続けてきた。
かたや『読書三昧の風変わりな奥様』。蛇之介にいたっては『父なし子、ホステスの息子、母子家庭の子』いくつもの不名誉な肩書きを幼少の頃より背負わされてきた。
安寧を願う蛇之介の気持ちが勝り、文子の目論見を他所にあっさりと"ぶるつり"を再び敷居の内に引き入れてしまった。

銭湯帰りなのだろう、確かに石けんの匂いもするが、上気だったその男からは何日も溜め込んだのち吹き出た酸えた汗の匂いがふんだんに立ち上る。

『くっそばばあ!!!』

飛び出るかと思うくらいに目を見開き、拳を振り上げた"ぶるつり"は何のためらいもなく老婆の鳩尾を打ち据えた。

あまりに突然の出来事に文子は声すら出さず吹き飛んだ。幸いにも真後ろに立っていた孫に抱きかかえられる形に至ったため、二次的な負傷は免れた。
文子は生まれて初めて『人が気を失う』瞬間を体感した。薄れゆく意識の中で、何故か遠く甘く懐かしい思いに駆られた。

そして、文子自身も思いがけずある人の名前を口にする。

『善三さん。』

意識とは裏腹に強く波打つ鼓動がその晩の文子の子守唄となった。

12 :禁断の名無しさん:2019/05/22(水) 12:04:44.12 ID:WF+78Or5.net
何のこれしき、

翌朝目覚めた文子は鳩尾に軽い痛みを覚えたがゆうに起き上がることができた。立ち上がるといつも以上に全身に血が漲るのを感じ、不敵に笑う。

血気盛んであった頃の善三から日常的に受けた叱責と暴力。周囲の目を気にしてか、彼は顔は避け、腹や尻をひどく付け狙った。そんな日々の賜物か、文子はほぼ無意識的に"ぶるつり"の拳の衝撃を最小限にとどめるすべを身につけていたようだ。

洗面台の鏡を見やり、笑っている自分を見て文子は愕然とする。

私は狂っている!!!

世に言うマゾヒズムとは少し違う気がする。痛みに快感を覚えていたわけではない。日々、良人からの叱責・暴力を今か今かと怯えて暮らしてきた。
しかしながら一方で何事もなく終えることができた日は却って疲れ、不安に襲われる。

そして、殴られる、瞬間にだけ、安堵を、覚える!!!

狂っている!狂っている!狂っている!

ぶり返す過去の恐怖に文子は打ち震えた。
暴力を待ち焦がれる私!
暴力に安堵する私!
何という自己矛盾!

良人の罵声やその高く突き上げられた拳を思うと胸が高鳴る。そんな自身を忌み嫌い、文子は白昼、読書に耽る。書に向かっている間は、自分の中にある狂気を忘れることができたのだ。

文子は曰くの歯ブラシを手に携えていた。
人目を憚って縦笛を手にする男児を彷彿させる立ち姿。
トクン、トクン、トクン、トクン、、、

『ヴォォレッ!!!』

何をしているの、私!、歯ブラシを口元にあてがう寸前で文子は我にかえることができた。慌ててそれを新聞紙に包み、ゴミ箱に投げ棄てると文子は台所へ逃げ去った。

『僕の歯ブラシが無いじゃないか!ふん、まぁいい。磨けと言うから磨いてやってるだけのことだ。僕にはさして大きな問題ではないからな。』

奥から"ぶるつり"が活動開始の一声を上げた。

13 :禁断の名無しさん:2019/05/22(水) 17:39:48.14 ID:q/WKzcP2.net
シュサッ、シュサッ、シュサッ

"ぶるつり"は極度の内股で歩くせいで股間のあたりの衣摺れの音でその接近を知らせてくる。

『僕は創作活動があるので外に出る。』

台所に立つ文子を見ると、少し驚いたような表情を見せたが、昨晩の暴挙について触れることはなく、ましてや悪びれるようなそぶりは微塵も見せなかった。

『夜8時には戻りますからね、昨夜のような真似をしたら許しませんよ!』

許し難いのはこちらのほうである。
文子は"ぶるつり"をじっと見据えて、口を開くことはなかった。

『あぁそうそう。明日からは僕は倉庫のお仕事がありますからね、お弁当、忘れてもらっちゃこまりますよ。それと今夜の夕食は「あまに豚のしゃぶしゃぶ」ですからね。』

これが人にモノを頼む時の態度かという程に不遜な口調で男はクネ去った。

文子は首を傾げた。
「あまに豚」とは何であろう?"ぶるつり"の口から発せられるとそれは酷く不味い食べ物のように思われた。
文子は元来より料理が得意ではない。手製の料理の味付けは結婚当初から善三の咎めの理由になったりもした。
良人は石油精製関連の会社の要職にあったため、稼ぎに困ることはなかった。故に文子は食卓に並ぶ品のほとんどを出来合いの惣菜で賄ってきた。

鍋で茹でて食べるだけならできるだろう。
久方ぶりにスーパーに出向いた文子は「あまに豚」が豚肉の銘柄の一つであることを知った。これが薩摩の黒豚だの言われたら困惑するところであったが、偉そうに肉の指定をした奴の舌も大して肥えていないことに少しだけ笑いがこみ上げてきた。

『ちょいとお兄さん、この肉、少し厚めにスライスしてちょうだいな。』

文子は悪戯っぽく笑って言った。

14 :禁断の名無しさん:2019/05/26(日) 11:03:53.96 ID:Ci3zmRH8.net
奥さんしゃぶしゃぶですかい?それならこちらにパックされている肉がありますが、、その言葉を遮り文子は言う。

『我が家は今夜は生姜焼きですの。噛みごたえのある厚さでお願いね。』

文子はそう付け加えると、自分と孫とが食べる薄切り肉のパックもちゃっかり籠に入れその場を後にした。

それにしても何だい、あの口、あの歯!"ぶるつり"が咀嚼に四苦八苦する姿を脳裏に描き、文子は帰りの道すがらほくそ笑んでいた。
孫の蛇之介の前でこそ凛とした祖母でいられたが、やはりこの品格ある山王の街に住む人々の目には文子は怪しげな老婦人に映っているのかも知れない。

『お婆ちゃん、何だか楽しそうだね。』
『そうかしらね?』

他愛のない日曜の夕餉の会話。半分は自らの『企み』に心踊らせつつも、半分はそのありふれた日常の場面の構図に身を任せて安堵している自分がいた。

『たたいま。』

まるでこの家の主人であるかのような口ぶりで帰宅を知らせるその声に文子は苛立ちを覚えた。玄関の扉の開け閉めと共に、もう既に空気が酸えた臭いに変わっていた。先に夕食を済ませておいて本当に良かったと思われる。

『それは本当に僕の好きな「あまに豚」なんでしょうね?』

卓上に準備された鍋を一瞥して"ぶるつり"が口を開く。出先で買い求めたのか、手に提げた紙袋からは学童好みのするクマのような縫いぐるみが顔を覗かせており男の風体に一層の怪しさを加えていた。

また余計なものを買って!
うるさい!

奥の部屋で蛇之介との短い諍いを終え、"ぶるつり"は朝よりも一段と増した臭気を身に纏って食卓にクネ寄って来た。

『さてと。』

いただきます、の一言もないまま男は肉に箸を伸ばした。

15 :禁断の名無しさん:2019/05/26(日) 13:49:51.90 ID:Ci3zmRH8.net
文子は心底、後悔した。

クチャラ、クチャラ、クチャラ、ズビ、クチャラ、クチャラ、ズビ、、、

食通を気取った口調でモノを申した割に、その男は下劣極まりない作法で口に食べ物を運ぶ。歯の欠けた生活もさぞかし長いのであろう、浸みたり痛みを気にするふうでもなく間断なく貪る。

ウジュル、ウジュル、、、

"ぶるつり"が夢中で肉を噛むたびに、前歯という支えを持たない唇からは肉汁やら出し汁がこぼれ出る。それを受け止めるための知恵なのであろうが、卓に置いたままの小鉢に顔を寄せて「犬食い」をする。

ハヒュ、ハヒュ!!!

そして何より耐え難いのは、肉の熱さを冷まそうとひと息吐くごとの猛臭であった。

(ねぇ、お前はこの臭いをどう思うの?)

蛇之介に耳打ちすると

(僕、蓄膿だから。)

と答える。

ため息をこぼす文子に"ぶるつり"は言う。

『僕の悪口を言っている暇があるなら明日のお弁当の準備でもしたらどうなんです?』

はっ!とする文子。
救護施設から帰宅してから3日目、月曜の晩をして初めて"ぶるつり"に賄いを施したが、明日からの奴の食い扶持など考えてもいなかった。

『ちょっとお待ちなさいな。お勤めはちゃんとなさっているんでしょう?お昼くらいは、、、』

『話が違ーーう!!!』

慌てる文子の言い分も聞かないまま今夜も"ぶるつり"は生ぬるい雄叫びをあげる。

『僕は言ったはずだ!「迷惑料」だと!お前はあおさんの自由な生活を奪った!世間の普通を押し付ける日本において更に僕に窮屈を押し付けるのか!その代償としてお弁当くらい安いと思わないのか!』

蛇之介は俯いて何も言い返さない。

文子は、やはり何も言わずに拳を強く握る。矛先が我が家に向く理不尽さには心底腹が立つ。
しかしながら一方で「世間のふつう」、この言葉が自身の胎内を去来するのを文子は感じた。

思いがけず文子は下着を熱く濡らしていた。

16 :禁断の名無しさん:2019/05/26(日) 14:48:42.25 ID:Ci3zmRH8.net
【ここで改めまして、この物語の紹介】

【作者】多分、5ch歴は2年くらい。「元彼がネットで叩かれてるよ」という噂の真相を確かめるべく始めて5chを覗いてみると、思いがけずかつてホムパで見かけた「ぶるつり」か話題になってる事に目が止まる。
以降、チェックを入れている。
ひと月ほど前に「私たちの仮想人格・野口文子」という謎のスレを踏む。エキセントリックな序章(レス1)に感銘を受け、レス4以降「ぶるつりに翻弄される大田区の某一家の悲劇」を描いてみようとスレを乗っ取る。
過去のぶるつりブログやコメント情報を元に物語を再構成していますが、あくまでフィクションであり、実在の人物を揶揄する意図はありません。不定休の仕事の合間で執筆を続けていきます。このスレが荒らしにあったときのことを考え、他のSNSに移転する事も検討中。

【野口文子】心の隙間を書物を読みふける事で現実逃避する謎の老婦人。年齢80歳。大田区山王に一軒家を構えている。有り余る書物とゴミで屋敷を埋め、最近行政介入で強制撤去させられた。サエの母・蛇之介の祖母・善三の妻。
料理が苦手。

【野口善三】文子の夫で故人。そこそこの資産家。生前には文子にDVをしていた。

【野口蛇之介】文子の孫。ゲイ。ぶるつりに想いを寄せるが、利用されているだけ。優柔不断な性格に付け込まれ、住む所に困ったぶるつりを家に引き入れてしまう。

【野口サエ】文子の一人娘。息子の蛇之介は私生児であり婚姻歴はナシ。ホステス、小料理屋などの経歴がある。まだ登場していないが本編ではまもなく登場予定。男にだらしないが、性格はさっぱりしている。
文子と違い、料理は上手い。

【"ぶるつり"】文子宅に突然棲みつき始めた謎の人物。自称・詩人。週4で何処かの倉庫で働き、土日月と必ず三連休を取らないと気が済まない。被差別者意識、被害者意識が非常に強い。
本人はゲイを自認しているが、別の生き物かもしれない。歯をほとんど磨かない、体臭がキツいという自覚がないため非常に臭い。クネクネ歩く。女・子供・老人・病人など、自分より立場の弱い者に強く当たる傾向もある。

17 :禁断の名無しさん:2019/06/01(土) 08:50:12.69 ID:KQsqmHAq.net
世間のふつうとはなんであろう?

良人・善三の口から発せられる叱責の数々が文子の脳裏を巡っていた。『女ならふつうに料理くらいできるものだ』『誰のおかげでふつうの暮らしが送れると思っているんだ』『ふつう女はそういうことはせぬものだ』

愛憎の日々。善三の叱責と暴力を忌み嫌う一方で、その意に沿おうと張り詰めた気持ちで家事をこなした遠い過去の時を思うと何故か愛おしい気持ちになる。(料理だけは最後まで上手くできなかったが)

善三は確かにきちんとした男であった。背が高く、真っ直ぐに伸びた背筋と広い肩には背広がえらく似合った。髭の剃り残しも髪の乱れも作らず毎日勤めに出る姿は立派であった。
火がついたように怒り出し、手をあげるという脅威は常に文子を悩ませたが、その風体を文子は心底気に入っていた。
酒や付き合いの席にかまけることなく毎日同じ時間に帰ってきたし、ついぞ『女の噂』など他人の口端に上ることもなく文子の良人であり続けた。

世間の婦人達を悩ませる『男達の裏に見え隠れする女の影』には文子は無縁であったし、そのことは彼女の誇りでもあった。その一方で、女としての愛欲に事欠き、執拗な叱責と理不尽な暴力を憎むアンビバレンスがいつしか文子を形成していた。

遠く懐かしい人、狂おしい日々、その両価性が文子の子宮を熱くする!!!

『お婆ちゃん、明日からどうするの?』

蛇之介の一言に、はっ!と我に返る文子。

『さて、どうしたものかねぇ。』

外で買い求めた惣菜で夕餉と朝餉をやりくりしてきた文子は手製の弁当などこしらえたことがない。
かつて娘・サエの小学校の運動会の折には割烹に言い作らせた重箱を持たせたりしていたが、今回はたかか"ぶるつり"である。赤の他人に、しかも毎日となると話は全く別である。

『こんな時、母さんがいてくれたらなぁ。』

難題は文子を悩ませもしたが、不意に蛇之介が呼び寄せた本来あるべき我が家の構図を思うとほんのりと暖かい気持ちが沸き立ってくる。

『そうねぇ。次はいつ帰ってくるやら。』

彼女の奔放さからしたら期待するだけ無駄か、そう思い、ふふ、と笑いながら文子は夕餉の幕を下ろした。

18 :禁断の名無しさん:2019/06/01(土) 12:14:13.61 ID:KQsqmHAq.net
『これっぽっちじゃ足りませんよ。』

文子が小机の引き出しから千円札を差し出すと憐憫を装うかのような口ぶりで"ぶるつり"はクネ寄る。

『世の社会人がたったの千円でお昼の空腹を満たせると思ってるんですか!お願いしたお弁当もないなんて。その分の迷惑料もいただきますよ!』

弁当の代わりの千円だというのに、それを作らなかったことにつけ込んで責め立てる。何という理不尽だろうか。
文子には言って返す言葉など山ほど持ち合わせていた。しかし、まくし立てる"ぶるつり"を責めることもせず、なにも言わず文子に哀願するような眼差しを投げかける蛇之介に気付き、また1枚、千円紙幣を無駄にしてしまった。

『年金暮らしは気楽でいいよな!羨ましいよ、まったく!』

そう吐き捨てると、股擦れの音とともに我が家の疫病神はクネ去って行く。これじゃインスタの更新もできやしない!まだ言い足りないのか、玄関のドアを強く閉じる音がして、ようやく静寂が戻った。

ほぅ、一息つくとようやく自分だけの時間が訪れる。かつて善三を勤めに送り出した日々もそうであった。何となく既視感を覚えつつ、自室の揺り椅子に文子は身を委ねた。

ふと思い立って手にした三島由紀夫の『禁色』を文子は読み直していた。
そこには古くは衆道、男色と呼ばれた文子の知らない世界が繰り広げられる。
表の世界に隠れて、その道の男たちだけが出入りする店や宿があるということ。都内に数ある公園のいくつかは夜になると昼とは違う役割をもって男たちを引き寄せる場になるということ。

女の身では体現することのできない不思議さに文子は淫靡を感じ、魅了された。

『お婆ちゃん、ごめんね。』

襖が軋みを立てて開いた。

蛇之介は何かを打ち明けにきたのだろう、祖母の身でありながら咄嗟に『母親の勘』が働くのを文子は自覚した。

『今更なにも驚きはしないから、話したいことだけお言い。』

蛇之介はようやく重い口を開き始めた。

19 :禁断の名無しさん:2019/06/09(日) 13:44:40.73 ID:EBUX4nkF.net
渡には船を出すしかあるまいか、そう思った文子はいつものように本題を切り出す。

『前にも少し聞いたけど、お前は"ぶるつり"を、、、いや、男を愛する人なのかい?』

今回の個別の案件よりも蛇之介の本質を問いただすのが先かと思い、文子は言い換えた。

『うん。黙っていてごめん。がっかりした?』

齢40にも差しかかろうとする男が独り身でいるという事は何かしら不都合が伴うものである。肩身の狭い思いの中で生きてきたであろう初老を手前にした愛孫に手厳しい言葉を投げかける気には到底なれない。

『大変そうな人生だね。お前が私の息子なら気を揉む思いもしたかも知れないが、世の婆ちゃんにとっては孫なんて可愛いだけで充分だよ。家の中でくらいはかっこつけなさんな。』

そう告げると、蛇之介はさめざめと涙を流した。嗚咽するでもなく、安堵しきった頬に滴る一粒一粒が文子の目には美しく映った。
その一方で、亡き善三の面影を残す麗しい横顔には何故幸せが訪れないのであろうかと、その道の者の苦難に思いを馳せた。

『ところで、あっちの方はどうなってるんだい?』

一歩踏み込んだ問いかけに蛇之介は狼狽えた。

『あっち、って、、、アイツの事?それとも夜の営みの話?』

『まあ、どちらもかしらね。』

『禁色』を読んだ内容から知る限り、その主人公・悠一の奔放な男性遍歴からして実際のその道の営みも一筋ではないように思われた。また、"ぶるつり"と蛇之介の関係性についても知っておく必要があると思われた。

『最低な奴だなって思うよ。想像していた生活とは随分違っちゃったけど、、、それでも今はまだいっしょにいたいかな。家に呼んじゃったのは僕の方だし、せめてアイツが自立するまでは。』

『お前はそれで寂しくないのかい?』

『寂しさを紛らす手段は他にいくらでもあるから。』

いつになく孫と祖母との問答は続いた。

文子にとって興味深い話の数々。
その道の人々は現代においては『ゲイ』と自称・呼称され、さらに大きな括りでは『LGBTs』という概念もあるという事。
小説の中で、その道の人々が人知れず集った酒場やパーティは現代でも脈々と続いており、個人的には秘密裏に足を運びつつも、その業界は世の中である程度認知されているという事。
男達だけが出入りする簡易宿泊所施設や銭湯、あるいは公園がハッテンバと呼ばれる事。
タチ、ウケ、フケ専、デブ専、はたまたウリ専に至るまで文子は知ることとなった。

一方、問題の"ぶるつり"はこの家の中だけでなく、ゲイ業界の中でも厚顔無恥の極みを生きる疫病神である事も文子は知った。

『ねぇ、蛇之介。今度、お婆ちゃんを飲みに連れて行ってよ。』

普通の女性ならこれだけの事をいっぺんに聞かされたら参ってしまう事であろう。
さかし、文子の目は爛々として見えた。

お婆ちゃんは腐女子だ、蛇之介はそう思い、こみ上げる笑いを堪えた。

20 :禁断の名無しさん:2019/06/10(月) 03:57:53.51 ID:j3YkYjTF.net
どうでも三好

21 :禁断の名無しさん:2019/06/23(日) 14:55:37.58 ID:pHYalLs9.net
『私のようなお婆ちゃんでも入れてもらえるのかね?』

『多分、大丈夫だと思うよ。この店は女の人でも入れる店なんだ。もちろん、みんなビックリするとは思うけど。』

新宿2丁目にある某店。ドアには会員制と書かれたプラスチックの札が貼られている。
一般的に酒類を提供する店舗では『紹介制』『一見さんお断り』といった意味合いを成す札であるが、この街においては『その道の人が出入りする店』の意味を持ち、一般客の出入りに軽い防御も果たしてきたとも言われる。
店舗によっては『その道の者に理解ある人も出入りが可能』と拡大解釈されるところもあるらしい。

いずれにせよ、想像の範疇にしかなかった秘密裏の社会に足を踏み入れることに文子は心を躍らせた。

蛇之介の行きつけだと言うその店のドアを開けた先は意外にも賑わいを見せていた。客の多くは男性だが、蛇之介が言うように女性客も見受けられた。

(檜俊輔もかような心持ちだったろうか?)

禁色のもう一人の主人公・檜俊輔は年老いた著名な小説家である。名声に媚びた女達が彼を取り巻くが、醜悪な見た目故に彼女達から真に愛される事はなく、故に彼は『女を愛さない』という眉目秀麗な悠一を利用して女達に復讐を企てる。
俊輔は悠一と行動を共にする中で、『アドン』と呼ばれるその道の人々が集うカフェに出入りするのだが、そんな姿に文子は自身を投影させて高揚した心持ちに浸った。

『やだ!ヘビ子、お久しぶりぃ。』

一人の店員らしき男が女口調で声を掛けてきた。その媚びたような口ぶりとは裏腹におそらくは日頃から鍛錬されたであろうしっかりとした体躯に、短く刈り込まれた髪、整えられた眉と髭。そして並びの良い白い歯。
凛とした立ち姿から繰り広げられる挙動には微かに香水の香りが漂っている。
よく見渡すと店内にひしめく男客の多くは同じような風体を成していた。
文子が日頃、駅前の商店街で通りすがる青年達とは明らかに一線を画していた。

この『小綺麗な男達』を眼前にして、世の女達はちょっとした違和感を感じるところであろうが、文子は既視感をもって見ることができた。

まぁ孫のせいでもあろう、と横に立つ蛇之介を見遣ると同時に、それとは全く相容れない風貌の"ぶるつり"の存在が浮き彫りになった。

(あの男は一体何者なのか?)

初めて出会ってからこの1週間、一軒家の限られた空間の中で文子と蛇之介、"ぶるつり"という3人の構図の中、『孫の情夫』というだけで甘んじて受け入れてきた。
しかし、こうしていざ外に出て、ゲイ社会という別世界の中とはいえ、引き目に見ると明らかに異常なあの男の容貌と言動。だが、奴は彼らと『同族』なのだと言う。ただただ、不気味さが文子の背筋を凍らせた。

『アタシ、ツマミです。えっと、こちらはヘビ子のお母さん、、、?』

眼に映るも全てが趣深く刻み込まれる中、ツマミと名乗るその店員が話の皮を切る。

『ううん、僕のお婆ちゃん。おかしいかな?』

『すっごい斬新。ごくたまにお母さん連れてくる人はいたけど、お婆ちゃんは初めてよ。素敵ね。』

そう言うとツマミは奥に位置する腰を深くして座れるソファに二人を招き入れた。

『聞いたわよヘビ子。でも、よりによってあの男とはね。』

"ぶるつり"とはこの街の人々の口端に上るほどの存在なのか、と思いながら文子は二人のやり取りを静観する。

『で、大丈夫なの?』

『うん、僕、蓄膿だから。』

『そこじゃねーわよ、お金よ。お・か・ね!』

朗らかに話すツマミが眉をひそめる。

『これっぽっちじゃ足りやしない!!!』

文子の脳裏に怪しくクネ寄る"ぶるつり"の言葉が響き渡った。そして、その時にはさして気にも留めなかったが、台所にある『小机を一瞥する"ぶるつり"の眼』を思い起こし、文子は戦慄を覚えるのであった。

22 :禁断の名無しさん:2019/10/08(火) 19:13:47.49 ID:UIq4DbHH.net
気長

23 :禁断の名無しさん:2020/02/14(金) 17:10:33 ID:Y+xmcWN/.net
https://i.imgur.com/FKCbi9F.jpg
https://i.imgur.com/gTuLDq0.jpg
https://i.imgur.com/JI4K8B3.jpg

24 :禁断の名無しさん:2020/08/20(木) 18:07:20.35 ID:0qVlY6AG.net
をを

25 :禁断の名無しさん:2020/08/25(火) 19:46:28.98 ID:CzpWqlIM.net
気長に待ちましょう。

26 :禁断の名無しさん:2020/11/22(日) 10:15:21.51 ID:djfc/C3A.net
【悲報】日本人、簡単に洗脳される(笑)〜幼稚な多数決カルト信仰の末路〜
壱、日本人の精神を腐敗・堕落させ愚民化させろ.
弐、日本人の女を集中的に狙い洗脳しろ.
参、ネトウヨ、ヘイトスピーチ等の言葉を浸透させ、同胞への批判を封じろ。
肆、「同性婚・LGBTを全面肯定しない者は差別主義者だ!」という雰囲気を作れ。
伍、中身のないアニメを流行らせ、クールジャパンをオワコン化させろ!
陸、「未だにガラケーの奴は笑い者」という雰囲気を作れ
漆、「日本人の男VS日本人の女」の対立を煽り、分断しろ。
捌、日本人同士で恋愛・結婚させない、子供を生ませないよう誘導しろ.
玖、日本同士で結婚していたら離婚させる方向に仕向けろ.
拾、海外セレブやハーフモデルをもてはやし、「日本人は劣等人種だ!」と植えつけろ。!
拾壱、イケメンブームを定着化させ、「男は外見が全てだ!」と洗脳しろ。
ー ソース ー
電通トップ 成田豊は朝鮮生まれ
http://ja.wikipedia.org/wiki/成田豊

27 :禁断の名無しさん:2021/01/21(木) 21:19:51.98 ID:AUuaYDVG.net
その電通が五倫中止により倒産しそうね

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