RPG大辞典【第55版】

名無しさん＠お腹いっぱい。

正直今更かも知れないけどヴァシュロンとリーンベルの項目があるのに彼の項目がないから書いてみた

●ぜふぁー【ゼファー】
トライエース開発、セガ発売のRPG「エンドオブエタニティ」（略称EoE）の主人公の一人で、
慈愛の女神像運搬からギャングの討伐まで何でもこなす傭兵、PMFとして働く17歳の少年。
クランク神学校という施設でマインドコントロールに近い歪んだ教育を施された事に反発して
不満を爆発させ、「もし神が実在するならば自分に必ず罰を下す」という考えの下に、
銃乱射事件を起こして、自分の実の妹を含めた神学校の生徒や教員を皆殺しにしてしまった過去を持つ。
その際現場に駆けつけた、物語の別の主人公ヴァシュロンの手によって脳幹に二発銃弾を撃ち込まれて
死亡したはずだったが超常的な力によって蘇り、その後ヴァシュロンに引き取られる形でPMFとなった。
EoEが初めて発表された際には「俺が生きている事自体が神様の否定さ」という台詞と共にキャラ紹介されたため、
ゲーム発売前から中二病患者呼ばわりされる羽目になったが、実際はそれほど中二病を感じさせない性格を持つ。

「ゼファー」という名前の元ネタは現実の世界に存在するオートバイの名前で、英単語としては
「穏やかな西風」という意味があるのだが、実際に戦闘に入ると「こいつら後悔する暇もなく死ぬ事になるさ！」、
「死んだ方が超楽だろ！」などと穏やかには程遠い暴言を頻発し、最終章の一つ手前であるチャプター15で訪れる
目的地での雑魚との戦闘では、更に殺意や怒りをあらわにした荒々しい暴言を発していく始末となってしまう
（夏場に台詞を収録した事もあってか、台詞を担当した声優も実際に汗だくになったとの事である）。

ゲームの説明書やサウンドトラックCDなどのイメージビジュアルにおいては二丁マシンガンを持っている事が多く、
「ゼファーといえばマシンガンで戦う男」という印象をプレイヤーに与えやすいが、実際にはゲームで使える
ハンドガンとグレネードといった他の二種類の武器も問題なく扱う事ができる。と言うよりもむしろ、ゲームでの
レベルアップシステムの都合上、それらの武器もマシンガン同様バランスよく使わないと苦戦を強いられ続ける事となる。
PMFとしてのキャリアや資質の関係から、プレイヤーが操作する主人公達三人の中では、戦闘能力はヴァシュロンと、
もう一人の仲間である女性リーンベルの中間にあたるような能力を持っている。