スパロボ図鑑 4038冊目

それも名無しだ

>>13
亀だが正式名は「トイ・リアニメーター」やね

【玩具修理者】小説
その元ネタと思われる、ホラー・SF作家の「小林泰三」による短編小説
子供たちだけが知っている「動かなくなった」おもちゃを持っていくと翌日には直してくれている謎の男
「ようぐそうとほうとふ」に纏わるエピソードで、
ある夏に陸橋からの転落で弟を亡くし、自身も大怪我を負ってしまった少女が
窮余の策としてこの男の元に運び込むと、男は山と積まれたガラクタや動物の死骸をデタラメに分解すると
弟を「直し」始めた…というもの
後にこれを姉から聞いた弟は嘘だと笑い飛ばそうとしたが、姉がそれ以来サングラスをかけるようになったのは
「事故で潰れた目が猫の死骸から抜き取った目で修理され、暗闇で光ってしまうため」と聞かされ戦慄する
というもの
直接クトゥルフものとして描かれているわけではないものの、「ようぐそうとほうとふ」＝「ヨグ・ソトース」の崩し読みであるため
クトゥルフ作品のひとつに数えられることもある
ちなみに作者はクトゥルフマニアであると共にウルトラマンマニアでもあるので
後にウルトラマンを意識した巨大生物に纏わるホラーSF小説「AΩ: 超空想科学怪奇譚」や、
ウルトラマンギンガSの公式小説である「マウンテンピーナッツ」を手掛けており、こちらにも「玩具修理者（ようぐそうとほうとふ）」と思しき存在が登場していたり