ｽｰﾊﾟｰﾛﾎﾞｯﾄ大戦TDN(´･ω･`)SYNDUALITY Homo

81 ：それも名無しだ (ﾜｯﾁｮｲ d7a8-Is6d)：2024/02/09(金) 19:56:07.76 ID:+q4+MtWW0.net

『ふぅ…』
ロボットってため息するんだ、と今更ミユは驚いた。
『いやぁ、すまない。ちょっとイサミとの間にディスコミュニケーションが発生しているようでね。どうやって解消したものかと考えていたんだよ』
「ディスコミュニケーション？　イサミさんとですか？」
ぶっちゃけ万年ディスコミュニケーションじゃん、とはヒビキも口にはしなかった。
『ああ…必殺技について熱く語り合うのはイサミとの大事な日々のルーチンなんだがね…イサミも自発的に私を乗りこなす意思を見せ始めてくれたんだが
どうも彼の叫びは私を置いてけぼりにしているような気がするんだ。というわけで先日の私とイサミをPlayback！』
「目から投影するんですね」

『いくぜブレイバーン！　エンジン全開！』
『わかった、イサミ！　勇気一刀…』
『邪剣『夜』！　逝魔衝音！』
『…知らない技だ』

『うぉぉぉぉ！　こいつで終わりだ！』
『やるぞイサミ！　ブレイバーン…』
『必殺！　百・獣・獄・雷！』
『…それも知らない技だ』

『とにかく、イサミが勝手に必殺技を叫んでしまうんだよ。２人の熱いパッションの共鳴が重要なのに』
いや淫夢厨なだけでしょ、と言いたかったがそれを言うと自分も淫夢厨とバレるのでミユもヒビキも口にしなかった。
「話は聞かせて貰ったぜ、ブレイバーン」
「あ、スミスさん」
相変わらず右腕側をルルに占拠されたままのスミスが、ニュッと姿を現した。
「イサミにはイサミの熱く叫びたい歪みない想いがあるんだから、それを思う存分吐き出したら、たとえ今はだらしねぇ連携でも、後は自然と息が合ってくるはずさ。何の問題ですか？」
「ナンノモンダイモナイネ？」
「ラミレスビーチの誓い♂」
「レスリング語録仕込んでんじゃないよ！」
「軍隊でレスリング語録は恥ずかしいんですよ！」