スパロボ図鑑　3969冊目

327 ：それも名無しだ ：2023/05/10(水) 00:41:56.31 ID:6G4RTQuZ0.net

【現状に甘んじた腰抜け】ONE PIECE
今週号のワンピにおいて、クロスギルドのリーダーにして四皇の一人であるはずのバギーが
立場上部下のはずのクロコダイルとミホークに調子こきすぎだと折檻された後、
なにかがブチキレたバギーがクロスギルドの構成員達にぶちかました演説の中に出でくるフレーズ。

バギーの意図としてはクロスギルド構成員に対する発破の言葉に過ぎないのだが、
実はこのフレーズ、「海賊稼業はあくまでビジネスだ」と断言しておきながら
心の奥底では海賊王になることを諦めきれていないクロコダイル、
この世界最強の剣豪と言われながら、面倒事を何よりも嫌うミホーク、
この両者にクリティカルにぶっ刺さる煽り文句であり、
演説を聞いた二人は「オイ…！！！！」と今まで読者すら見たことが無いほどマジギレしていた。

クロスギルドのパートはここで終わるのだが、
もうこの時点で「海賊としての格」は二人がバギーに劣る事が可視化されてしまった上、
クロスギルドの構成員を制御出来るのは二人ではなくバギーであることが確定してしまった。
誤解の無いように言えば、「赤髪、黒髭、麦わらを一度に敵に回すつもりか！？」という二人のツッコミは
決して間違っておらず、現状で既に海軍に大打撃を与えているクロスギルドの格は下がりはしない。
ただ、ONE PIECEにおける「海賊」という存在はどこまでも夢を追いかける存在であり、
バギーは同じ四皇であるシャンクス、ティーチ、ルフィ同様、
今だその熱を失っていなかっただけなのである。
いやシャンクスは最近まで失ってたわ。だからバギーは失望してたんだわ。