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スパロボ図鑑 3961冊目
- 260 :それも名無しだ (ワッチョイ 8bda-1sX2 [121.115.21.248]):2023/04/04(火) 22:52:56.73 ID:qY1uWCdr0.net
- いかに正義のため人のためとはいえ、本人の了承なしに勝手に精神を乗っ取るのはどうなの?
【精神寄生体】 小説
イギリスの小説家「コリン・ウィルソン」によるホラー小説にして、
暗黒神話体系(クトゥルフ神話作品群)のひとつ
この作品内で語られる「精神寄生体」とは、全人類の精神に寄生し
無自覚にその意識を誘導する実体なき生命体であり
人類が地球の霊長として進化したのも、この精神寄生体による干渉の結果とされている
人類の繁栄そのものが精神寄生体の「知的生物の感情や意志を食物にする」性質ゆえのものであり
何らかの理由によってこの生物が人類の元を去った時こそが人類が霊長の座から転げ落ちる時
…という、実は人類は操り人形でしかない恐怖
そしてその生殺与奪すら他者に握られている絶望を描いた作品
「実体がなく、他者の精神に寄生し操る生命体」という概念は後年の多くの創作に影響を与えている
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