別れようってほどじゃないけど恋人に引いた瞬間156

恋人は名無しさん

彼の実家はご飯屋さんをやっていて、彼は自称味にうるさい男。
そんな彼とイタリアンにいった。

彼は座っていても膝が見える感じで大きく足を組んで座った。そしてガクガクガクと貧乏ゆすりをしだした。
その時点でわたしは嫌な予感がした。
こいつ、常識を知らないぞ？と。
で、前菜が出てきた。
彼は皿の上に乗った料理を、ぐちゃぐちゃにしながら食べていった。皿の上に残飯が乗ってるみたいだった。
添えられてたパテをフォークで押しながら、「これ嫌い」といった。
(食べてる最中に皿にフォークとナイフを並べておくのも気になったけど、これはまぁ、人を不快にさせる系ではないからいい。)
パスタが出てきて嫌な予感がした。
予感的中で彼はパスタをずるずると啜り出した。もちろん猫背で犬食いで。
彼が食べてる間、わたしは本当に恥ずかしかった。
なにが父親がご飯屋さんやってる、だ。なにが俺は味にうるさいだ。
子供にまともかマナーも教えられない飯屋の経営者なんてろくなもんじゃないよ。
イタリアンだろうが和食だろうが、
ご飯食べる時に足を組むのと貧乏ゆすり、犬食い、フォークなどで食材を押す、皿の上をぐちゃぐちゃにする、
こんなの普通の両親なら絶対教えるよね。
どうせクズみたいな親なんだろうなww