【ノロケ】暇つぶしに恋人自慢　PART16

597 ：恋人は名無しさん：2015/04/07(火) 23:51:07.79 ID:o8UShDjJ0.net

正直当時の俺からしたら、スタイルも良くないし、恋愛対象とはあまり見ていなかった。でも、自分のプライドのために「彼女と付き合ってあげる」ことにした。
自分でもクズだと思うが、「そのうち好きになるかもしれないし」とか自分に言い訳しまくっていたと思う。結局のところ「自分が必要とされている」っていう自己満足が欲しかっただけだろうな。
付き合いだしてからは、そういう罪悪感もあって「好きだよ」とか「可愛いね」とか毎日のように言いまくった。毎日のようにデートもした。
まぁありがちな話しだけど、自分で言い続けているうちにだんだん好きになり始めている事に気付いた。そうすると逆に不純な動機で付き合い始めた罪悪感にさいなまれるようになった。
彼女が留学に行く前に、耐えきれなくなって漏らしてしまった。そうしたら、彼女も「私だってあなたのことを自己満足のために利用してるよ？」といった。
それからは何でも話すようになった。今日何をしたかとか、将来どうしたいかとか、何でも。そうしたらまるで彼女が自分の一部になったかのようだった。

なんでこういうオチのない話しをしてるかというと、今月彼女が３年ぶりに留学から帰って来るからだ。「俺の彼女は俺と違ってこんなにすごい人なんだぜ！」って自慢したかったんだわ。
留学中に俺の病気が悪化したり、実は子供ができない体だと判明したりと、たくさん試練はあったけど彼女の優しさがあったから乗り越えられたと思う。
今でも彼女の優しさに甘えっぱなしだけど、一つだけ俺は決意した。「彼女を絶対幸せにする」ってことだ。留学中、彼女に「あなたは私が幸せにするね！」と言われた。情けなかった。
正直今でも、自分の自尊心のために「幸せにする」とか言ってる部分はあると思う。だけど、本当に惚れている女一人を幸せにしたいって思うくらい許されると思う。
「帰国したら凱旋キスしてね！（調べてみて）」って冗談で言ってくる彼女に、空港で思いっきりキスして顔を真っ赤にさせてやろうというのが目下の作戦。脈絡もオチもない長文ですまない。