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Art | SIGMA 50mm F1.4 DG HSMは何故駄目だったのか
- 4 :名無CCDさん@画素いっぱい:2014/05/10(土) 02:06:55.38 ID:tOAVb3VT0.net
- シグマはチャート撮影用に作ってしまったけど、
ニコンは完璧なポートレート撮影レンズを作り上げた・・
銘玉Nikkor 85mm F1.4Dを紐解く。
http://www.nikon-image.com/enjoy/interview/historynikkor/2009/1110/
単なる大口径レンズを設計するのではなく、特にポートレートに最適な描写特性をもった大口径中望遠レンズの開発に心血を注いだのです。
歴代の名レンズのボケ味と描写特性を研究し、最適な収差バランスを見出し、更にAFシステムとのマッチングを考慮
歴代の名レンズのボケ味と描写特性を研究し、最適な収差バランスを見出し、更にAFシステムとのマッチングを考慮
インナーフォーカスの手法を取りつつ、結像部分のシャープネスを維持したまま、ボケ味を良くする策を見出した
球面収差が小さく、色の球面収差のバランスが良いことです
コマ収差が若干残存し、特に下方コマ収差はボケをきれいにする残し方をしているのも大きな特徴でしょう
ピントはずしを行なった時の点像は輪郭に強いエッジを持たない、比較的良好なボケ像を形成していることがわかります。
F1.4開放で撮影した作例です
デフォーカスしているところに着目すると、前後ともなだらかにボケて、二線ボケの発生を抑えている様子が分かります。
ビネッティングの影響で、ごく周辺は柔らかさを若干失いますが、階調も豊富で、このクラスのレンズとしては、ボケ味が良好で自然な描写をしています。
F2.2まで絞った作例です。
特記すべきは、更に好ましいボケ味になっていることでしょう。
ボケの輪郭がなだらかになり、ごく周辺のビネッティングによる影響も減少しています。
コントラストも最適で、階調豊かな自然な描写をしています。
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