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MaxとMayaの行く末 2
- 1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/10(土) 15:51:42 ID:7mtZN3ax.net
- 64ビット版すら出せない出来の悪い兄弟が死亡するまでを見守るスレです。
Max:複雑化したコアとプラグインに頼り切ったのが仇となり業界一の重量級ソフトとなった。
古いくせにモノマネで育ってきた環境のため、未だにハイエンドソフトになりきれないが価格は
ハイエンドクラスになってしまった。
Maya:DGという宗教にハマり右習え的なガチガチコアで柔軟性がない共産主義的ソフト。
ユーザーにMayaの欠点を修正させる機能のMelを搭載。本家は体力不足によりADに入院中。
- 451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/12(金) 22:37:27.96 ID:SymrOnnH.net
- 「PBDは機能ではなくアルゴリズムだよ。 」
アルゴリズムを具現化したものはプログラムであり、全てのプログラムはアルゴリズムであり
アーキテクチャーも機能もPBDもプラグインもエンジンも実体は全てプログラムなのだから
こいつは男か女かって言っているところでそばから、こいつは「哺乳類」だよというような話で
これはいわゆるトートロジーということになる。
「CPUの性能は未だ足りない。」
さて、それは誰にとって足りないのか?
たしかに一部のDCCや技術計算分野ではそうだろう。
しかしそれが一体マスマーケットの中でどれだけを占めているかを考えれば分かる話だ。
「マーケットは経済原理にそって動く。」>>447
今やローエンドCPUでもほとんど大半の人間にとっては用途に事足りスマホで十分という世界になったが
実際の所DCCですら、今は普及価格帯のCPUとGPUでも十分作業ができるようになった。
結果的に縮小するWS市場は魅力を失い、シングルスレッド向上という「高い技術が必要となる」(>>447 )
路線から並列処理性能を徹底的に向上させる路線にシフト。
CPUのコモディティ化はIntelにとって悪夢だが、時代は確実にIntelジリ貧に向かって進んでいる。
- 452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/12(金) 22:39:25.54 ID:SymrOnnH.net
- 「ノードベースUIは適所で既に定着してる。」
その通り。「適所」において、今後も「副作用の少ない領域」で延びることはあるがその程度だ。
Melスクリプト等のコーディングとノードベースのグラフは美しさでは断然後者である。
しかしマスマーケットを見れば誤差の範囲でありコーディングを凌駕するパラダイムは全く見えてこない。(>>400 )
その理由はコーディングの最大の強みはスケーラブルであること。
ノードベースは規模がある閾値を越えると処理性能と可読性が破綻する為例えばHoudiniで
キャラクタアニメーションをやろうとする場合に大きな障害となりえる。
これはアーキテクチャからくる宿命ともいえるためノードベースはあくまでニッチな
「適所」においてのみ活用されることとなる。
Houdiniの弱点である「遅さ」はアーキテクチャから来るものであり、本来この「遅さ」
はCPUの進化とともに解消されることが期待されたが
CPUのシングルスレッド性能の頭打ちにより処理能力向上による時間的解決が望めなくなったのはHoudiniにとって逆風となりえる。
- 453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/12(金) 23:18:07.41 ID:RPPZVX9W.net
- 可読性はノードのグループ分けでいいじゃないか!
- 454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/12(金) 23:53:41.33 ID:SymrOnnH.net
- ノードのグルーピング機能は確かに素晴らしい解決策で必須機能と言える。
しかし一番説得力があるのは「事実」「実態」「実績」「現実」そして「結果」である。
巨大システムはほぼ確実にコーディングによる。
ノードのグルーピング機能をいくら声高に主張したところで
全体のマーケットを見ればビジュアルプログラミングよりコーディングが圧倒的に優位である現実は揺るがない。
この観点で見た場合、ノードのグルーピング機能は、必要条件であるが十分条件ではないということになる。
- 455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/13(土) 05:50:06.57 ID:VubgV5EW.net
- >>451
一般人が使うようなノイズリダクションだけでも、
高品質なアルゴリズム(NL-Means)は重い。
一般人が使うようなOCRも機械学習使ってたりして重い。
動画処理は言わずもがな。
3DCGにおいては、レンダリングは言わずもがな、トラッキングやら、エフェクトやら、凄く重い。
CPUの性能は足りてないけど、GPGPU化が進行中で、あとはメモリ問題の解決だけ。
>>452
処理速度については、ノードもスクリプトも実装次第だが変わらない。
可読性や保守性については、難しいところ。
コードの方がdiff取りやすいし、マージしやすいし、コメント入れやすいしね。
- 456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/13(土) 08:08:17.82 ID:0Dmo4ATi.net
- たしかにCPUの処理性能については「個人的」には全く足りていないと考えており、その部分では同意する。
しかし一般人にとって部分的に遅い処理があったとしても、総体で見た場合無視できる範囲となる。
PCの処理能力不足の話を業界外の人間に話すとほぼ全て驚かれる。
「一体どんなことをパソコンでやるの?」これが世の中の大多数の人間、最頻値であると考えられる。
今やPCの雑誌などで「処理性能が要求される分野」として普通に「CG作成」「レンダリング」等が出てくるようになった。
本来極めてニッチな分野であったものだけが、取り上げられるほど、性能は既に他の分野では足りてきている一つの表れだ。
いずれにしても「個人的に」どう考えようが
最も大切なことは、世の中は「結果的」にどう動きどういう「現実」があるかという事になる。>>454
CPUを作っているのはIntelであり、そのIntelの判断に依存しており
「個人的には」一番欲しいシングルスレッド性能の向上を実質的に放棄してしまった。
XSIファナティックの思いとは関係なくAutodeskがXSIを「結果的」に放棄したという「現実」と同じだ。
我々個人がどう思おうとも、総体=マーケットは経済原理に沿って動く。
個人的な主観が支配し実存が理解できていない場合、「行く末」を見誤ることとなる。
XSIファナティックはこの過ちを犯し続け結果的に負け犬ソフトに乗っかり未来を見誤ってしまった。
- 457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/13(土) 08:43:09.90 ID:VubgV5EW.net
- >>456
マルチスレッド化が進んだ現在に、シングルスレッド性能が必要なことなんて少ないと思うがなぁ。
特に3DCGは並列化しやすい部類だし、むしろもっとコア数を増やして欲しいところ。
いや、まぁ、倍精度演算とか任意精度演算とかが必要な部分では、もっとシングルスレッド性能が欲しいけどさ。
- 458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/13(土) 09:27:44.64 ID:0Dmo4ATi.net
- 「マルチスレッド化が進んだ現在に、シングルスレッド性能が必要なことなんて少ないと思うがなぁ。 」
まさにその通り。俺が言ってきた内容だ。
俺は個人的=個人的な主観ではシングルスレッド性能がもっと欲しい。
しかし世間一般、マーケットの総体においてはシングルスレッド性能は十分であり、4つもコアがあれば
一般人には十分ということで結果的に大多数にとってCPU処理性能は既に十分飽和してしまった。
なぜ現在「マルチスレッド化が進んだ」のか?
それはシングルスレッド性能の頭打ちと並列化が背景にある。
そしてその潮流を作ったのはIntel自身の発言「the free lunch is over」をきっかけとしている。
「CPUのシングルスレッド性能はもう十分だろ。これ以上の向上は金もかかるし副作用が大きいからもうやめた。
比較的簡単な並列化に力入れるからあとはよろしく」
- 459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/13(土) 09:31:12.43 ID:0Dmo4ATi.net
- 言い換えれば今までIntelが難易度の高い部分を担っていたが、プログラマーがその難易度の高い部分を
代わりに担うようになったということだ。
これはIntelから難易度の高い仕事=「付加価値」がその分失われることを意味する。
この先にあるのはCPUのコモディティ化=Intelのジリ貧ということになる。
現実には軽い処理はシングルで十分。重い処理は並列処理で解決。
一部の例外を除けばシングルスレッド性能は問われなくなり、そこそこのCPUを並列化させれるとなれば
従来の「Intel的な役割」は終焉したとも言える。
しかしノード内は並列化できても依存性のあるノード間のデータフローそのものの並列化には限界があるため
Houdiniの弱点である処理速度の改善にはシングルスレッド性能向上がどうしても必要とされる。
つまりHoudiniのような純粋なデータフローモデルはこの流れで最もとばっちりをうけることとなる。
- 460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/30(火) 11:36:57.16 ID:Sm6V4GKk.net
- 砂漠に種をまいて水をやったところで花開くことは無いわけで、
要するにありとあらゆる条件がそろって初めてツールというのは広まりデファクトをとっていく様は
まるで地球に生命体が誕生し、そこから進化を遂げるプロセスが
天文学的な確立により生じた様と似ており尾瀬の自然にわさわさ人が
入り踏み荒らせばあっという間に
枯れてしまうが、それを防ぐには
「この自然力増強乳酸塩ナトリウム溶液をまけば生命力が復活します」
といっているさまはMayaのUV破壊だの、選択の挙動だの
枝葉末節を針小棒大に取り上げてあたかもそれで全てが決するといわん
ばかりの言いがかりであったが
思い起こせばXSIアピールのその殆どは特定の挙動や特定の機能優劣であり、
単体の機能としてみればMayaに比べて優れたものもあったとしても、
木を見て森を見ない彼らは根本的な部分を見落としていた。
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