MaxとMayaの行く末 2
- 1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/10(土) 15:51:42 ID:7mtZN3ax.net
- 64ビット版すら出せない出来の悪い兄弟が死亡するまでを見守るスレです。
Max:複雑化したコアとプラグインに頼り切ったのが仇となり業界一の重量級ソフトとなった。
古いくせにモノマネで育ってきた環境のため、未だにハイエンドソフトになりきれないが価格は
ハイエンドクラスになってしまった。
Maya:DGという宗教にハマり右習え的なガチガチコアで柔軟性がない共産主義的ソフト。
ユーザーにMayaの欠点を修正させる機能のMelを搭載。本家は体力不足によりADに入院中。
- 311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/12(水) 20:20:39.99 ID:skGDERFP.net
- いろいろとご不満があるようだが、今更論争するつもりも無いよ。
現実が雄弁に物語る。現実に勝るものは無いからな。
以前にも書いたが俺が書いていることが完全無欠というつもりは無い。
所詮片手間で書くことだし、過去にもこれからも間違うことはあるだろう。
それをどう判断するかは人それぞれなのだ。
昔は一人又は少数の賛同者と多くのXSIユーザと論争に明け暮れたものだ。
今となっては良い思い出。
俺の書き込みに君が賛同してもらえないならそれはそれで良いだろう。
人それぞれだ。あの当時は、少しでも人が誤った道に進まないように努力する必要があったから論争した。
だが、誰の眼にもSIがEOLを迎える事が明確になってきたここ数年以来、もはやその必要性は消滅した。
なんで俺がこんな沈んだ場所に書き込んでいるか理解できるかな。
大きな目的は2つある。
一つは俺の頭の中をクリーンアップしたい。
湧き出る思いは頭の中にしまっておくよりもこうして書き込むとスッキリする。
もう一つは、この現実を目の前にして、長きにわたった論争を思うと、やっぱり感慨深いのだよ。
当時からいた少数の賛同者に静かに語り掛けたいという気持ちがある。
ただそれだけさ。
- 312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/15(土) 21:59:43.56 ID:We5Z+mGD.net
- 今、酒が入っていてちょっとふら付きながら帰宅したところ。
強い酒が入った状態でどこまで書けるかな。ちょっと試してみよう。
FabricEngineについて。
これは書きたかったから良いテーマかな。
Maya,SIでのクロスプラットフォームではあるので、SIユーザの一部で最後の砦として語られている。
FBの開発者自体がSIのメーリングリストに頻繁に書き込んでいる関係で悪口も出にくい環境にある。
結論を言えば、FBはNGだ。ダメ。
一言で言えば、ナウシカの巨神兵みたいなもの。早すぎた。
Mayaに敗北した彼らが気が付いたのは、オープンプラットフォームの強みだ。SIが負けたのはMayaの何なのか。
よく分かっていうる。だが、「遅すぎた」。なぜならそれは「二番煎じ」だからだ。
製品としては「成熟していない」=「早すぎた」が、市場に出すタイミングは「遅すぎた。」のだ。
そして、そこにはすでにMayaがいいた。
FBが目指している世界は実質的にすでにMayaが実現していたし、今後より強化されるからFBが入り込む隙は無い。
FBにかけるのは自由だ。
SIユーザは青い鳥をひたすら求める生き様が美徳らしいからな。
だがFBに入れ込むユーザは僅かだろう。
その理由は使ってみれば分かる。
周回遅れのFBはいずれ消滅する運命にある。
彼らの真の目的はFBのAPIをつかったオープンプラットフォームでMayaどころかSIすらつぶす事だ。
実際のところそれは既にMayaで実現しているからなんら目新しいもは無いといって良いだろう。
FBはどうやって天才的プログラマーを食わせていくのか?
勝てるシナリオは存在しない。
我々はFBというレジスタンス勢力が息絶える様を見届けることになるだろう。
さて、かなり酔っ払った状態だが、あとで読み返すとするか。
- 313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/19(水) 20:02:58.58 ID:4WibeE/G.net
- GlassworksのOpenLetterの一件は、ある別の観点でMayaサイドの言い分の正しさを証明したね。
事情をAutodesk関係者が明かしているが、これはちょっとした手違いだったそうだ。
つまり、簡単に言えばこういうことだ。
大手SIユーザにたいしては、SIのEOLについて、事前に十分な根回しをしていた。
しかしGlassWorksについては、ちょっと抜けていた。
この件については、謝罪して一件落着。
ここで分かったことは、NDAのもとで、ロードマップ情報はプロダクションサイドに流されていることが明らかになった。
これらの情報の一部はリークされ、よりいっそうSIのEOLが既成事実化する。
リークされることはある程度見越した上でのアナウンスなのだろう。
俺はもう何年も前から大手のプロダクション、がMayaへシフトしている動きについて、
Autodeskからの働きかけを示唆したが、それが事実だったということだ。
つまり「大手顧客には知らされており、知らないでSIの未来が輝いていると本気で信じていた中小零細か下っ端だけ」
という構図である。
Autodeskのリップサービスをそのまま信じるお花畑の蜂みたいなもので、業界に対しては無力である。
将来何が起きるかは、予言者の言葉をそのまま信じるのではなく、さまざまな情報チャンネルから確度を高めていく事が欠かせない。
SIがEOLになることは、俺は8年前に伝えていたが、いくらなんでも、ここ数年の動きを見れば誰でも予見できたことだ。
よくMayaが導入されることについて、会社の上司がMayaがいいと言い張るからとXSIユーザが不満を述べていたが、
上司はSIが終了することを知っていた、または事情は知らないで、もっと上からの業務命令として受けていたというケースもあるだろう。
NDAを締結している場合、情報の伝達範囲は極小化されるので、下っ端は解せない動きと映ったこともあるだろう。
ここで取り上げなければならないとしたら、やはり、3dsMaxとMotionBuilderの一件だろう。
現実にこのNDAリーク情報のとおり現実が進行しているとするならば、考えなければならない。
新しいバージョンの情報がでてきたので、信憑性について分析することができるだろう。
- 314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/21(金) 08:41:40.62 ID:+C8NorJb.net
- SIフォーラムである妄想が語られていた。
BifrostによりAutodeskの内発的にMayaが終わりを迎えるというシナリオだ。
それはBifrostを次世代のプラットフォームにまで広げ、その結果MayaをEOLとするというシナリオ。
Bifrostの実像がまだまだ見えないので判断は難しいが、可能性を探ってみる。
現状、出てきている情報のみで判断するならば、BifrostはMayaの置き換えまでは考えていないように見える。
注力している部分は、Houdiniの弱点を解消したエフェクトツールというものだ。
Autodeskの一番の目的はHoudiniの打倒とみる。
そのためにHoudiniを徹底的に研究し、その弱点のひとつである処理スピードを向上させる。
BifrostはNaiadの2倍のスピードというから相当のものだ。
HoudiniEngineがあるとはいえ、Mayaとのネイティブ連携でBifrostは当然有利となりえるだろう。
なぜBifrostをMayaの内部に作りこまなかったのか。
3dsMaxへの搭載も視野に入れているだろうが、もう一つの理由はエフェクトツールとして特化させる
データ構造を別に作ったほうが賢明だとの判断だろう。
Maya側から見れば、GUIはもちろんだがMayaエンジン(Mel等)からBifrostパラメタにダイレクトにアクセスできる
範囲が一番重要な点だ。
Mudboxがスカルプトに最適化されたデータ構造を持っているのと同様、BifrostもMayaの外側にエンジンを持
つことで、Mayaのデータ構造(DG)に縛られずに膨大なパーティクルデータを扱えるデータ構造に思いっきり
最適化させたと考えるのが自然だろう。
この場合の最適化とは簡単に言えばデータ構造をシンプルにしてオーバヘッドを減らしたということだ。
その結果用途は限られるが、ある特定分野においてスケーラブルとなる。
- 315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/21(金) 09:02:02.36 ID:+C8NorJb.net
- SIユーザはEOL公式発表についてAutodeskに感謝するべき。
この意味がSIユーザに理解できるだろうか。
SIをさっさとEOLにしてもらったほうがSIユーザにもプラスだ。
今大挙してSIユーザが「堂々と」Mayaに文句言いながらも学びだしている姿を見て確信するよ。
EOLをアナウンスしないとSIユーザは「一抜けた」ができないのだ。
SIコミュニティはカルトに近く、抜け=裏切りととらえられる為、抜けるに抜けられない状況があったが
これでお前たちもどうどうとMayaを使える。
いま 2015のMayaを見た3dsMaxのユーザがぼやいている。
「いっそMaxもEOLしてほしい、そうしたらただでMayaに乗り換えられる」
彼らはMaxがデザイン方面で生きながらえる事で結果的にMayaへの移行優遇が無いことを心配しているのだ。
つまり簡単にEOLしてもらえたSIがうらやましいと。
Mayaへの移行にこれだけ優遇されているSIユーザはそれでも不満なのだろうか。
- 316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/21(金) 09:10:12.07 ID:+C8NorJb.net
- Mayaユーザは今こそAutodesk擁護を。
Maya2015バージョンをざっと見た。
これは今までの過去のどのバージョンアップをはるかに凌駕する驚愕のバージョンアップ内容ではないだろうか。
まるでSIのEOLとあわせて、HoudiniやModoを模索するユーザにたいして「見せ付けた」内容だ。
この内容を見ればもはやHoudiniもModoも選択肢から外さざるを得ないだろう。
それでも行くやつは、まるで小船で第七艦隊に突撃するような愚か者だろう。
SIユーザも観念しておそらくはMaxではなくMayaを選ぶことになるだろう。
Autodeskの思惑通り事は運ぶ。
そして、この驚愕のバージョンアップ内容をみて、MayaユーザはAutodeskに感謝するべきだ。
Autodeskへの擁護をネットで見かけることは稀だが、俺は一貫して応援してきた。
このMaya躍進はSIのEOLと表裏一体なのだ。
SIのEOLの結果がこのMaya集中開発につながった。
賢明なMayaユーザならSIのEOLを喜ぶべきであり、俺がXSIに宣戦布告し、この日を待ちわびていたことが理解できるだろう。
- 317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/21(金) 13:30:12.85 ID:+C8NorJb.net
- Autodeskを擁護し続ける俺も、Avidとなると別だ。
SIユーザがEOLを嘆くならその攻撃先とてもっともふさわしいのはAvidに他ならない。
このAvid。無様にも負け犬となり、身内(XSI)を裏切(売る)って逃げを打ったのだ。
XSIユーザはこのような会社の製品を信じて使っていたのだから滑稽である。
主要なコンポネントは外部性でろくな自社技術を持たないくせに
高飛車な価格体系を取り、売れないとFndのようなダンピングを行って他社を挑発。
SIユーザはAutodeskにこそ感謝の気持ちをもつべきなのは、
もし経営の傾いているAvidがそのまま持っていたら、蛇の生殺し状態という最悪の事態が続いていたであろう事。
Autodesk時代の様にICEすらエンハンスされず、EOLもされずに、開発は凍結。
ライセンスは売られ続け、XSIユーザは今のように堂々とMayaに引っ越すことすらできない。
XSIカルト教団で、「誰だ逃げようとするやつは」とお互いが監視しあい、抜けるに抜けられないどつぼのなかで
緩やかな死を待つ。
それに比べれば、Autodeskの手でこの5年間、SIを延命してもらっただけでも感謝するべきだろう。
- 318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/21(金) 13:33:29.73 ID:+C8NorJb.net
- MaxとMayaの行く末。
そもそも、当時ネットの評判に反してXSIはダメソフトと太鼓判を押した俺は、
生き残るMaxとMayaの行く末を考えるために2006年に前スレを立ち上げた。
俺は個人であろうが大手であろうが、Mayaを選ぶが他人に対しては
「俺は個人には基本的にMaxを勧めている。 」
と書いてきた。
現状だけ把握すれば、その見立てはまだ変わらないが
将来を見据えた場合、これから選択するのであれば判断が難しくなってきた。
Mayaを選択したほうが無難な情勢になってきたからだ。
その最大の根拠は前述の通りNDAリークによるMaxのアニメーション方面開発終了情報だ。
NDAリークを必死にAutodesk幹部が否定してもそこはブラフだ。
SI終了について事前にNDAを結んでEOLの根回しをしていることをAutodesk幹部が認めた。
そして、2015バージョンを見ると、このNDAリークは正しいと俺は確信した。
タイミング的に、あの時点でMaxのロードマップについて根回しが始まったのは理にかなっている。
- 319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/21(金) 13:48:11.08 ID:+C8NorJb.net
- MaxとMayaの行く末を占う差異の重要な情報源となったNDAリーク。
このNDAリークの信憑性をさぐるにはMotionBuilderを見る必要がある。
同じリークにあるMotionBuilderの開発終了も、2015バージョンを含めたここ最近の停滞を見ると現実と符合するようにも見える。
個人的にはフィルタ機能等がMayaに移植されれば概ねMotionBuilderの必要性を感じない。
リアルタイム再生機能は魅力ではあっても必須ではない。
Luc-Eric Rousseauはプロダクションのバーチャルスタジオで使われているのだからMotionBuilderがなくならないと発言した。
俺はAutodesk社員であろうと基本的に願望や予定などの発言は話半分できいている。
Autodeskの内部の人間の発言を読む場合、大事なのは「事実関係」だけだ。
こういう発言を中から抜き出し、あとは捨てていい。
「SI開発者がシンガポールに行った。○○がリストラされた。」
「SIのEOLを根回ししていた。」
これらは事実だから、重要な情報だ。
しかし、こんな発言は意味が無い。
「これからのSIのバージョンアップにご期待ください」
「Softimageを協力にプッシュしていきます。」
事実関係、そして彼らの「行動」を見極めるとが全てだ。
MotionBuilderはEOLに向かっていると見るか、そこがこのNDAリークの信憑性の鍵となる。
2015バージョンではキネクトによるキャプチャ機能が実装。
個人的にはこの路線をより拡充させてもらいたいと思っているが、あまり期待していない。
NDAリークの信憑性が高いことと、開発部隊はMaya側HunanIKと分散し、結果開発体制はかなり縮小されていると感じるからだ。
- 320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/21(金) 18:14:25.98 ID:+C8NorJb.net
- SIの世界は底が浅く、Mayaは深い。
SIからMayaへの移行は、ある意味で大変だが、見方を変えれば実に簡単な話だ。
前者は、SIという行き当たりばったり無計画アーチスト生成ソフトであるがゆえの苦労で、
そのカルト的偏狭主義とあいまって精神的にも苦労するであろう。
後者はカスタマイズ資産などが相対的に少ないという話だ。
Mayaといえばカスタマイズや開発、TDが必須といわれるが、そこを逆手にとってXSI陣営は
標準機能の豊富さを語ってきた。
「プログラマー? Mel? そんなものは必要ない」と。ならばこうなる。
SIがなくなっても膨大なエコシステムは無いのだから、別のツールを覚えればそこで終わり。
実に底の浅い話だ。
Mayaはブラックホールのようなもので、Mayaで構築した様々な資産が蓄積されていくため
Mayaの真価を発揮させている優れたユーザほどMayaべったりとなっていく。
このSIのEOL如何によらずSIからMayaへの移行があっても、その逆が起きなかった理由だ。
354 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★