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厨二病が夏休みに描いた超短編小説評価して

1 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/25(水) 19:53:26.71 .net
読んで改善点とか教えて欲しい
感想だけでも全然◎
ボロクソに言うのも全然◎

2 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/25(水) 19:57:36.89 .net
タイトル 罪悪観

俺、川村太一には罪悪感が無い。これは厨二病等という類ではなく、先天的なものであり、昔からの悩みでもあった。気付かない内に周りを傷つけ、悲しませることが日常茶飯事であるためか、理由も分からず泣いたり怒ったりしている人を見ると、まず謝る癖が付いていた。嫌われたくなかったんだ。
俺には罪悪感は無いけど、感情は確かにある。だから嫌われると悲しいし、嫌われない努力もする。困っている人がいれば全力で助け、その度にもらえる感謝の言葉は本当に嬉しい。ただ、“怒る”ことは無い様にしていた。この自分が怒ったらどうなるかが怖かったんだ。ただ、こんなに嫌われない努力をした所で誰も俺には寄りつこうとはしなかった。
夏休みが終わり、蝉の死期も近づいできた頃。久しぶりの学校に憂鬱さを覚えながらも「行ってきます」と両親にそう言い学校へ向かった。だがその声は蝉の鳴り止まない騒音にかき消され、両親には届かなかった。いつも通り、教室の机で一人本を読んでいると、先生が教室に入ってきて「みんな席について静かにー」と大きな声で言った。朝礼の時間だ。でもクラスのみんなはいつもの様には静まらなかった。すると先生がみんなに向かってこう言った。
「今日から新しい友達が一人増えます!みんな仲良くしてあげてね。」
転校生。だからみんな騒がしかったのか、と俺は納得した。
「じゃあ皆んなに軽く自己紹介を」と先生が転校生に言うと、教室に転校生が入ってきて、近くにあったチョークを持ち、黒板に大きく桜木優人と書いてみせた。
「趣味は読書、前の学校では陸上部に入っていました。さくらぎゆうとと言います。よろしくお願いします。」教室は拍手で包まれ、
盛り上がりが落ち着くと先生が丁度空いていた俺の右隣の席を指差し、
「桜木くんはあの席に座ってください。」
と言った。幸か不幸か転校生は俺の隣に来ることになった。仲良くできるかという不安もあったが同時に友達になれるチャンスかもしれないと思った。

3 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/25(水) 20:00:50.31 .net
そんなことを考えていると、桜木が席に着いて、俺に向かって「よろしくね。」
と言ってきた。
「うん!俺川村太一っていうから太一って気軽に呼んで!」そんな会話を交わすと周りから視線を向けられていることに気づいた。その日の休み時間は桜木の話題で持ちきりだった。
「好きな芸能人は?」とか「なんで転校したの?」とか正直あまり興味の無い質問が横で飛び交う中、俺はいつも通り本を読んでいた。
後日、休み時間に桜木が話しかけてきた。
「なぁ太一ってどんな本読んでるの?」
「推理小説の密室殺人だよ。犯人がどんな経緯で罪を犯したか。とか考えながら読むと面白いんだよ。」
そういうと、桜木は驚いた顔をして、
「あ!分かる。犯人側の気持ちを考えながら読むと意外に面白いし感情移入できるんだよな。」俺も少し驚いた。共感されるとは思わなかったんだ。ただ俺の驚きはそれだけではおわらなかった。
「なぁ、俺たち友達になろうぜ。」
桜木の急な言葉に、思わず「え?」と変な声が出てしまった。それも無理は無い、俺は今まで友達どころか、人に好かれたことすらなかったんだ。だからその言葉は信じられない程に嬉しかった。
「え?本当にいいのか」と聞くと
「当たり前だろ」と返ってくる。
嬉しさで涙が溢れそうだったが、グッと堪えて、「ありがとう。」と、
感謝の言葉を伝えた。
「おう!今日一緒に帰ろうぜ」「うん!」
俺は今までこのために生きてたのか。と本気でそう思った。
帰りのチャイムが鳴り、桜木が駆け寄ってきて「よし。一緒に帰るか。」と言い教室を出た。俺はそれをついていく様にして、丁度階段を降りている時、桜木に素朴な疑問を問いかけた。

4 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/25(水) 20:02:46.20 .net
「なぁ桜木、なんで俺と仲良くなろうと思ったんだ?」すると桜木は
「どうしてだろうな。なんだか太一と俺は似ている気がしたんだ」と言ってくれた。
「具体的に何が似ているんだよ」と聞くが
桜木は「それが分からないんだ」と言う。
俺は、きっとあの事に関係があるに違いないと思った。ただ、この事を言うと笑われるかもしれない、あるいはこの仲が壊れるかもしれない。それでも、俺は言うことにしたんだ。
「俺、一つ桜木に隠してることがあるんだ」と、恐る恐る言う。
「なんだ?」
俺はあの事を打ち明けた。
「俺には、罪悪感が無いんだ」
桜木は、笑うどころか困惑するでもなく、
ただ淡々と「ああ、そう言うことか。それだ。それが俺と太一との共通点なんだ。」
「どういうことだよ?」
桜木ではなく俺が困惑してしまった。すると桜木は「俺にも、罪悪感が無いんだ」そう言い放った。俺は驚いた。そして嬉しかった。それは、太一との共通点が見つかったことにでは無く、仲間が、同じ人間がいると分かったからだ。俺はその時目の色を変えて、
「なぁ桜木。今すぐX X公園に来れるか?みせたいものがある。」と聞いた。
「おう。一回家に帰ってからでもいいか?親が心配する。」と言う答えが返ってきた。
「ん?今すぐは無理か。なるべく早く X X公園に来て」と催促しておいた。
まだこの時の俺は知らなかった。冷たいアイスや暑いお茶から水蒸気が発生する様に対照に見える存在にも共通点は必ずあることを。

5 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/25(水) 20:03:35.53 .net
「分かった。公園で待っといて!」と言われたため、公園で待っていると数分後に桜木が息を切らしながらやってきた。きっと走ってきたのだろう。「みせたいものってなんだ?」と喘ぎ喘ぎしながら桜木が聞いてきて、俺はアリの巣を指差した。「みといて。」
バッグから水筒を取り出し、水筒の栓を開け、水筒の水をアリの巣にかけた。「みて。」
みるみる内に穴が塞がっていく。
「このアリの巣の中にいた蟻たちはきっと、もう一生この中から出られない。それどころか、水のせいで息ができなくなって…」
言いかけると、後ろで叫び声がした。「うあああ!」それは桜木だった。俺は少し考え全てを悟った。桜木が罪悪感が無いと言っていたのは、人生で罪を犯した事がなく、罪悪感を“感じた事”がなかっただけだった事、そしてもう、きっと桜木とは、友達ではいられないだろうと言う事。
この瞬間、初めて二人の男が“罪悪感“を知ったのだ。桜木の叫び声は鳴り止まぬ蝉の騒音さえも掻き消し、太一の無音の声を容赦なく押し潰した。

6 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/26(木) 12:07:42.33 .net
おもろいおもろくないはおいといて、最後のところ視点がおかしいんじゃない?
ずっと一人称視点で進んでたのに最後だけ三人称視点になってる

7 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/26(木) 14:05:20.93 .net
ドラマとか邦画観てても思うけどとりあえずで叫ばせるのやめれ

話は短編だしそれなりに読めたよ

8 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/27(金) 22:53:23.00 .net
神視点ってやつやなー
不自然やんなー

9 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/27(金) 22:53:33.56 .net
神視点ってやつやなー
不自然やんなー

10 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/27(金) 22:57:40.36 .net
<<7太一はアリでな
 桜木はセミなんやなー

11 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/27(金) 23:12:57.13 .net
アリ水攻めで叫ぶ人はいないし、
公園に呼ばれた理由がそれだったら叫ぶより怒ると思う。
あとアリが水で死ぬなら雨の日に全滅するはず。

12 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/28(土) 12:01:40.25 .net
>>11
たしかに一番大切なところを適当にしてたな
むずい

13 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/28(土) 12:01:45.10 .net
>>11
たしかに一番大切なところを適当にしてたな
むずい

14 :名無し物書き@推敲中?:2023/10/31(火) 20:30:13.70 .net
セリフがフィクション臭いのも良さな気がするしなんとも言えんね
テンポはいいと思うが

15 :名無し物書き@推敲中?:2023/11/17(金) 15:35:29.64 .net
おまんこ

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