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あなたの文章真面目に酷評します88

648 ::2017/05/04(木) 23:32:19.69 .net
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その考えとはこういう考えだった。社会などというものは、人間の意識の幻想に過ぎない。人間は自分の世界を生きている一個人なのだ。
社会を変えるということは、自分の生きる人生を社会という大きなものに拡張して考えるということに他ならない。
人生を拡張して生きる?これは大きな矛盾ではないだろうか?小さな人生を生きるのも大きな人生を生きるのも同じことではないか?
つまりリオナのように、ただ自分の彼氏との甘い時間を生きることと、社会を変えるために闘争するということがイコールで結ばれる。
同じ大きさの人生に過ぎない。そうなると、自分の生を社会という大きな枠に拡張して生きるということ自体が幻で、
『ドン・キホーテ』のセルバンテスのように、自分の世界のなかで、ただ大いなる夢を見ているだけではないか?
松木はこのような考えに達観した。そして保守主義に生きようと思った。

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