創作文芸板

1 ：イナ ◆/7jUdUKiSM ：2016/03/14(月) 06:04:21.55 .net

表示されないスレッドはこちらに移転しますた。。。
(￣ー￣)

今日の天気
http://www.wni.co.jp/docomo/cgi/iarea.fcgi?area=06212&uid=NULLGWDOCOMO

雨です。

2 ：名無し物書き＠推敲中？：2016/09/16(金) 05:28:32.46 ID:B2U9nuDWA

冨樫義博に『この人の絵にはとても敵わないから話や台詞に特化しようと思った』
と言わしめた萩原一至が『すげえとしか言いようがない』と称した原哲夫
井上雄彦が『凄いセンス。衝撃的だった』と言った森田まさのりが
『憧れの存在。褒めて頂いたときは体が浮き上がるほど嬉しかった』と称した原哲夫
原哲夫が『レベルが違いすぎて勝てるところが一つもない』と称した池上遼一
そんな池上先生曰く『たまたま俺は漫画で食えているだけ。昔は俺よりうまい程度の奴はいくらでもいた』

まあ上には上がいると言うことですな

ちなみに徳弘正也の水木先生評
『基本的に一人でやる仕事ではない。
あのクラスのアシスタントをずらりと揃えることができたのは水木先生だけ。
その意味で最高の漫画家は水木先生と思う』


池上遼一は小池一夫と一緒に劇画村塾開いたからな
トキワ荘世代の後の劇画のゴッドファーザー

水木しげるのアシスタントは超有名漫画家揃いだもんなあ
そういう作家をそろえられるのはやはり目利きだったってことなのかね
それも含めて漫画家としての才能なのかも


原哲夫は学生時代に小池・池上コンビのアイウエオボーイの模写をしまくったと言ってたな。
自分の原点とも言っていた。

3 ：名無し物書き＠推敲中？：2016/09/16(金) 05:32:32.68 ID:B2U9nuDWA

池上遼一の男組の第1話と最終話ではぜんぜん絵が違う。

開始当時はベタ多用で、水木アシの影響も残っていた。
だがそれだけに、バンカラな明治っぽい学園番長物の雰囲気が絶品だった。

軍艦島以降は、舞台も敵もスケールアップしたのに合わせて、よりモダンなスタイルに変身。
省略の美が日ごとに進化していった。だが、最後は史記の荊軻の詩とワルシャワ労働歌を背景に、
影の総理をテロるという泥臭い終わり方だった。
たかが学生が国家権力に勝てるわけが無いという寂しい終わり方。

そこで仕切り直して、新興財閥を主役にしたのが「男大空」。
これが実は池上の最高傑作だったりする。
内容も凄まじく、総資本の代表たる鬼堂家のテロによりいきなり祭家が滅亡するｗ
その辺りまでの濃淡のバランス、男達の描写やスピード感など、ハードボイルドで超一流の描法を獲得している。
しかしまたそこで絵が変わり、池上としては希少なハードボイルドとギャグの融合が始まる。
あらゆる前衛的技法が追求され、その引き出しで生涯食えるほどの内容となっている。
少年誌で天皇家と昭和天皇の本質を突いた（コケにした）ためか、
長らく幻の漫画だったが、復刊もされたので読むべし！

4 ：名無し物書き＠推敲中？：2016/09/19(月) 05:32:54.18 ID:nkgEZGv1Q

自らの創作で食べていこうって人は本来、お友達ごっこしてる暇ないんじゃないの？
仮に出来る人だとしても足引っ張られるだけだと思うな・・・。
既に漫画家で優れた人たちが集まっていたトキワ荘の様なケースとは別でしょ。
友だちと遊ぶだけなら専門学校行かずに大学行けばいいんじゃないの？

小学校から大学まで幼稚園と同じレベルの「お友達ゴッコ」が蔓延しているからな。
ほとんどは単なる「つるみ仲間」でしかないから、そんな連中といくら親密につるんでいても
役に立たないし才能に磨きをかける時間を奪うことにしかならないよな。