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【サビシイデスネ】二十歳の原点3【高野悦子】

1 :無名草子さん:2018/11/02(金) 15:52:42.89 .net
独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である。

前スレ
【西那須野〜京都】二十歳の原点2【高野悦子】
 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1396194423/
過去スレ
【カッコ】二十歳の原点【高野悦子】
 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1287500812/
☆ 高野悦子 「二十歳の原点」Part5 ☆
https://book3.5ch.net/test/read.cgi/book/1116746741/
☆ 高野悦子 「二十歳の原点」Part4 ☆
https://book3.5ch.net/test/read.cgi/book/1090873960/
☆ 高野悦子 「二十歳の原点」Part3 ☆
https://book3.5ch.net/test/read.cgi/book/1043351089/
☆ 「二十歳の原点」Part2 ☆
https://book.5ch.net/test/read.cgi/book/1007221766/
「二十歳の原点」高野悦子
  https://mentai.5ch.net/test/read.cgi/book/961122797/

案内サイト
高野悦子 二十歳の原点案内
http://www.takanoetsuko.com/

2 :無名草子さん:2018/11/02(金) 21:49:03.91 .net
立命館の部落研で悦子さんの先輩だった方による詳細な考察
http://www.xn--1969-4s5fi92ag33e5h3bbig.jp/99_blank001013.html

3 :無名草子さん:2018/11/05(月) 05:03:53.35 .net
421 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 12:53:24
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181101-00027084-otonans-soci

明治大学の人らしいが
未だに「敷居の高い高級店」は昔から誤用じゃなかった事を知らない情弱が語彙力本を書いている
相変わらず総合レベルの低い国語学業界
だから「これだから文系は」って言われるんだよね
辞書とか大まかな資料を調べただけの人が、付け焼き刃の知識で学者面をしている

422 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 15:11:09
これも間違いだな
虫眼鏡でよく精査して「合格」という評価を貰う、という意味だが相手は上役に限らない
色々と条件が厳しい通やオタク、理想が高い人など
審査が厳しい相手には何でも使うのが普通
国語学者は放っておくとすぐ用法に変な制限をつけるな
↓↓↓↓↓↓
(9)お眼鏡にかなう編
A氏:君の企画はとても良かった
B氏:「お眼鏡」にかなって光栄です

「お眼鏡にかなう」とは、目上の人に評価されるという意味。元々は、お眼鏡=拡大鏡で是非を判断したことから派生した言葉です。「お目にかなう」は誤用です。

423 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 15:21:16
付け加えると目で見て審査して合格の判断を下す、という意味で「お目にかなう」という表現があるならそれはそれで別に問題ないはず
似た言葉があるとどっちか誤用にしたがる病気はいい加減なんとかした方がいい
どうせ間違いだと判断した理由は「お目にかなうは辞書に載ってない」とかいう小学生レベルの屁理屈なんだろうけど

この明治大学サービス創新研究所研究員 尾藤克之って人も「辞書に書いていない言葉は間違い」系のカンチガイ君みたいだな

425 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 17:07:30
語彙分析から言えばむしろ「目にかなう」が元の表現で「眼鏡にかなう」が審査の厳しさを強調して後から出来たバリエーションまである

4 :無名草子さん:2018/11/05(月) 05:06:37.94 .net
427 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 19:26:37
檄(げき)を飛ばすの語源になった「檄文」の歴史を調べると、使用目的の一つに「友軍の激励」も入ってるんでこれも誤り
簡単に言うと辞書に書いてある「檄を飛ばす」の解説が短くて適当すぎる

あと「喝」には叱る為(相手の悪い心を打ち払う為)に大声を出す意味があるんで張本さんのは喝でいいです

(7)檄(げき)を飛ばす編
A氏:最近の営業は気合いが入ってない!
B氏:「檄を飛ばし」ますか

「檄を飛ばす」は激励するという意味はありません。広く世間に知らしめることを意味します。文脈なら「活」が理想です。なお、某番組で張本さんの「喝!」は誤用です。

428 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 19:59:58
潮時は見てわかる通り元々海事用語で「潮の流れが変わる時」の事。
いい方に流れが変わって「チャーンス!」って時も悪い方に流れが変わって「そろそろ逃げるか…」って時も両方潮時なので勘違いしないように。

昔から、そして今でも「潮時だから帰るか」って言っている漁師さんもいるでしょう。
辞書に書いてある事しか知らないなんて、社会人として恥ずかしいですよ?

(2)潮時編
A氏:事業の成果が出ない。万策尽きたな
B氏:「潮時」かもしれませんね

「潮時」は限界が迫っている時に使いがちです。本来は「一番いい時期」を指す言葉。この文脈で使用するなら「手詰まり」「万事休す」の方がベターです。

429 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/02 02:38:35
>10月15日に「即効!成果が上がる文章の技術」(明日香出版社)を上梓しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181101-00027084-otonans-soci
はい産廃確定

5 :無名草子さん:2018/11/05(月) 05:08:03.03 .net
37 名無しは無慈悲な夜の女王 2018/11/03 14:04:49
1月に「高そうな店で敷居が高いっていう使い方は辞書に載りました、解散解散」って言われたんだけど?

38 名無しは無慈悲な夜の女王 2018/11/03 15:15:30
否定された古い情報でも、資料の調べ方も知らないレベルの低い人の間では語り継がれ、伝えられていく
自分の間違いを認めたくない学者が、無学な人々の間で訂正されずに生き残った間違った説をわざわざ探して集め
「あの説はまだ信じている人がいる、あの説はまだ死んでいない」と妄想する事もある

こうなってくるともう言語学や語学学習とは関係ない世界になってくる
もちろんファンタジーでもホラーでもないが…
しいて分類するならオカルト
相対性理論は間違っていたとか地球は平らだったとかそっち系の仲間

39 名無しは無慈悲な夜の女王 2018/11/03 15:43:52
>(6)敷居が高い編
>A氏:昨日、社長と赤坂の料亭に行ってきたよ
>B氏:赤坂ですか。僕には「敷居が高い」です
>
>「敷居が高い」を、レベルが高くて分不相応な場合に用いるのは間違いです。後ろめたいことがあって「もう一度行くには抵抗がある」ことを表します。

【悲報】誤用警察さん、擬似科学の仲間入り

6 :無名草子さん:2018/11/07(水) 22:34:57.14 .net
那須文学9号(1970年)7ページ「失格者の弁」より文庫本未収載箇所抜粋

「絶対自由なんて求めたのが
そもそもの間違いの始まりだったのでしょうか。
あなたは言った。
トウソウダノ コッカケンリョクダノ
ナンダラコッタラ イッタッテ
タバコダノ サケダノ ノミスギテ
カラダヲ コワシタラ ナンニモナラン と。
絶対自由を求めれば求めるほど
自己は破滅堕落へと進んでいく。
プチブルの存在である私を
ぶっこわせ!!
自己解体だ!!
(69・5・18のメモ)」

これがあの娘の遺書だと思うのです

・・・・・・・・・・抜粋以上

7 :無名草子さん:2018/11/07(水) 22:58:31.81 .net
>>1スレ立て乙
>>6も未公開箇所乙

6の日にちって中村さんと一夜を過ごす前じゃない?
あなた=自分のことのような気がする

8 :無名草子さん:2018/11/07(水) 23:13:58.85 .net
あー、ごめん。
意味間違えた

最初の2行はカッコちゃん自身の言葉だね。
あなたは言ったの、あなたは中村さんのことかな。
カタカナに部分は、中村さんが言った言葉のようだ。
その後は、また自身の言葉に戻ってる。

これは勝手な想像だけど、
カッコちゃんと中村さんはおそらく同年代。
大学生でお嬢様で闘争家のかっこちゃんに対して
中村さんはたぶん高卒or専門学校を出て国際ホテルに
就職したんだと思う。
その時点で、ブルジョアのお嬢様と本物の労働者の中村さんとでは
わかり合えない深い溝があったと思う。
そして中村さんはそういう闘争には興味はありながらも
どっちかというと傍観者的な感じだったと思う。

だからこそカッコちゃんはアナーキズムを無理矢理渡そうとしたが
闘争なんかより目の前のパンの方が大事な中村さんとは
相容れないものだったと思う。
それでも「かっこらしくない」とか「体を大事に」とか
気を遣ってたと思う。
カッコちゃんはそんな目の前の優しさに目は行くけど
中村さんの本質を知ろうとはしなかったと思う。
原点後半には「愛して欲しい」ばっかり。
相手を理解しようとか与える愛なんて、どこにもない。

カッコちゃんは自分が労働者になれば愛されるかもと考えて
自分のプチブル性を否定しようとするけど出来なかった。
それが彼女の弱さであり恋愛がうまくいかなかった原因で
自殺にまで繋がったと思う。

9 :無名草子さん:2018/11/07(水) 23:16:51.52 .net
中村とのリレーション
4・27、5・13、5・19

ということで2回あったあとだね

10 :無名草子さん:2018/11/07(水) 23:18:56.08 .net
>>9
ありがとう

じゃ情熱的な一夜を過ごしたあとだね。
しかし、よく短期間にこれだけ好きになれるなぁw

11 :無名草子さん:2018/11/07(水) 23:20:47.61 .net
>>7
6月2日に日記に「中村とのリレーション。4・27、5・13、5・19、御所で2回あい、テレを数回。」とあり、
このメモの日付(69.5.18)からすると、すでに中村と関係を持っていた時期なので、
「あなた=中村」の可能性が高い。

12 :無名草子さん:2018/11/07(水) 23:28:30.87 .net
>>8
そのへんのことは、部落研で悦子さんの先輩だった方が>>2のリンク先で、
かなり深く考察している。

13 :無名草子さん:2018/11/07(水) 23:53:49.96 .net
言えるえることは
1:この時期にはカッコちゃん確実に壊れてた
2:お父さんの言葉悲しすぎる

14 :無名草子さん:2018/11/07(水) 23:56:48.74 .net
中村さんにしてみれば
日記に一方的に「好き好き好き好き」って書かれた上に自殺。
更に親が日記を読んで「会いたい」と言ってきても
そりゃ拒否するだろうな

15 :無名草子さん:2018/11/07(水) 23:59:11.16 .net
>>13
壊れたというより
全てが思いとおりにいかなくて自暴自棄になってただけでは?

16 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:05:04.75 .net
>>14
しかも「体壊すなよ」とか「カッコは自分を見失ってんじゃないか」とか極めてまっとうなアドバイスまでして、
それでもアナーキズムの本渡そうとしてくるから、「んーちょっと新興宗教っぽくね?」と思って居留守使ったら自殺しちゃった。
その後お父さんが栃木から「お会いしたい」と来る。「こりゃやべ」といってまた居留守使うのは一般労働者男性としてさほど不自然な対応ではない。
その後数か月して新潮社から核ミサイル級の文章が飛来してきたのはびっくりしただろうな。

17 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:07:35.82 .net
しかし本当に核ミサイル打ち込むのは小林であるべきと思うよ。〇野。

18 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:17:34.03 .net
ごめん
自殺後のこと、いまいち理解してないけど
自殺直後、両親上洛。その後那須文学に発表されたののは半年後で
新潮社から出版されたのが3ヶ月後くらい?

19 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:18:12.76 .net
ちなみに那須文学9号69頁に
小林のイニシャルは H となっている。
例のNHKの動画で確認できる名前と一致する。

20 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:20:32.02 .net
かっこちゃん、男好きだから
中村さんがだめなら小山田さんにすぐ心移せば良かったのに。

小山田さんとも良い関係のようだったからな

21 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:21:48.47 .net
>>19
夜空にきらきら輝くモノ、ですか?

22 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:23:45.12 .net
>>18
那須文学が1970年12月。これはローカルな同人誌だが、文芸春秋だかに毎回最新号を送っていた。
それをみた新潮社が目を付けて1971年に全国版を出版。

23 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:25:00.79 .net
>>21
たぶん違う。

24 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:27:41.14 .net
>>22
ありがとうございます。
とすると、没後1年半くらいで全国に出たんですね。

そりゃ中村さんも居づらくなって転職するわけだ。

しかし未だに沈黙を守ってる
小山田さんと牧野さんはどう思ってるんだろうか。
案内サイトの管理人は突撃してるだろうに。

25 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:31:58.17 .net
>>24
お二人とも那須文学では実名で登場してるよ。言わないけど。

26 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:41:29.13 .net
>>25
どこで見たか忘れたけど
真実を知ってる小山田は無言を貫いてる、と
書かれたサイト(ブログ?)を見た気がする。
小山田さんに近しい人らしいけど

27 :無名草子さん:2018/11/08(木) 00:48:13.48 .net
>>25
前々スレ辺りに
小山田さんか中村さんか、どちらか分からないけど
実名は下○○さん、と出てましたよ

28 :無名草子さん:2018/11/08(木) 06:49:36.21 .net
ワンゲルだの闘争だの男だらけの所にホイホイ付いていくのもよく分からんな
それでこんな重い日記を書かれて周りも面倒だよ

29 :無名草子さん:2018/11/08(木) 21:23:14.28 .net
>>27
実名が3文字の人は、単行本中の仮名も3文字になっています。
これでお分かりでしょう。

30 :無名草子さん:2018/11/08(木) 22:18:57.53 .net
>>29
なるほどw
最高のヒントをありがとう

ところで
このスレの★1を読むと、まぁ個人情報が出まくりですなw
どこまで本当か分からないけど
たぶん国際ホテルで中村さんとカッコちゃんに近かった方らしいです。

中村さんが高校時代プール競技の選手で国体に行ったとか
甲状腺癌で亡くなったとか、出身地は関西のN市とか。
中村さん側も出版されて色々思うところがあったのでしょうね・・・

31 :無名草子さん:2018/11/08(木) 23:30:34.58 .net
>>30
まあ遊んで捨てたのは事実だから、こうなるリスクはあったわけで、仕方ないとは思うよ。
でも、ここでの一連のディスカッションや、部落研の先輩のネット記事を通して、中村さん被害者説もかなり本気で信じるようになった。
あの世でカッコちゃんも「中村さんを責めないで」と言っているかもしれない。

32 :無名草子さん:2018/11/09(金) 01:42:35.45 .net
もし中村さんも亡くなったのが本当なら
中村さんにも合掌したいです。

中村さん、安らかに眠ってください。

33 :無名草子さん:2018/11/09(金) 01:50:39.69 .net
https://s.webry.info/sp/blog.honyomi.jp/200509/article_21.html

国際ホテル、バイト仲間の方のブログ

34 :無名草子さん:2018/11/09(金) 19:54:09.69 .net
小娘が死後、すごい教祖になってしまった・・・みたいな・・滑稽だね

35 :無名草子さん:2018/11/09(金) 21:47:12.26 .net
過去スレの☆ 「二十歳の原点」Part2 ☆
https://book.5ch.net/test/read.cgi/book/1007221766/
の850あたりから映画「二十歳の原点」のシナリオが小分けで投稿されている。全文と思われる。
かなり創作入ってるけど、なかなか面白い。

36 :無名草子さん:2018/11/09(金) 21:50:30.87 .net
特にココ

116労学総決起集会
機動隊乱入。投石してつかまる悦子。

117京極通り
祝日の雑踏・・・
繁栄と平和に満ちあふれた通りを、頭に包帯をまいた悦子が歩いてくる。

118ある古本屋の中
悦子の辞書と古本をひきかえに、千円札が一枚出される。それをつかんで、出て行く悦子。

119雨の中
公衆電話ボックスで話している悦子。
悦子の声「あの・・・中村さん・・・あ、そうですか」受話器を置く。
ボックスから出て雨の中をかけ出して行く。

120下宿の部屋(夜)
机の上にノートをひろげ、煙草をすっている悦子。灰皿にたまる吸殻。
ノートに日記を書く悦子。
ウイスキーをのんでいる悦子。
ペンを走らせる悦子。
ふらふらになって煙草を喫っている悦子。

37 :無名草子さん:2018/11/09(金) 21:50:55.70 .net
121悦子の家・茶の間(夜)
テレビのニュースが大学の闘争を伝えている。熱心に見ている三郎、昌之、アイ。
悦子が入って来ると急に、テレビを他のチャンネルに変えるアイ。
悦子、頭に包帯を巻いて、湯上りらしくユカタの上に茶羽織を着ている。
悦子「(ちらりとテレビを見て)あーあ、さっぱりしたわ」
急に新聞を読みはじめる三郎。
悦子「(昌之に)勉強、がんばってる?」
昌之「(父と母をみながら)まあな」すぐに白けてしまうその場を取りもつように
昌之「友達の奴、現役でK大入ったもんだから、親から十万円まき上げたんだって」
悦子「高いお祝いね」
昌之「浪人したらその倍はいる、その上、親の精神的苦労を計算したら安いもんだって、
おやじを脅迫したんだって」
三郎「(新聞から目をはなし)近ごろの若い者のすることは・・・(ちらりと悦子を見て、
何かいいたそうにする)」アイが素早く見てとって、目で三郎に、
アイ「(何も言うなと言う様に合図して)悦子、お前知ってるだろ、ヒロ子の親友だった
坂田さん、この間赤ちゃんが出来たんだよ、早いもんだね」
悦子「へー、あのチビの坂田さんが・・・、じゃ、お姉さんもそろそろお見合い
くらいしなくっちゃね」
アイ「お話はいろいろあるのにね、ちょっとも、その気になってくれないんだよ」
悦子「お父さんがいいって言う人なら間違いないのにね、私がお姉さんに
話してあげようか」
三郎「それより悦子はどうなんだ」
悦子「今度帰ってきた時、お見合いしてもいいわよ・・・心配ばかりかけて、ごめんなさい」
悦子の眼に涙がうかんでいる。

38 :無名草子さん:2018/11/09(金) 22:19:20.42 .net
ウェブスター辞典って、今の金額にすると
当時いくらぐらいだったんだろう

分厚いようだから5千円〜1万くらいしそうだけど

39 :無名草子さん:2018/11/09(金) 23:03:47.82 .net
unabridged版のハードカバー原書がアマゾンで1万3千円で売ってる

40 :無名草子さん:2018/11/09(金) 23:05:20.29 .net
今の価格で1万3千円?
当時だと2万くらいしたのかな

カッコちゃんち裕福過ぎる

41 :無名草子さん:2018/11/09(金) 23:09:16.22 .net
ちなみにこのウェブスター含めてきょうだい3人分の辞典やら何やらをお父さん一気買いして当時の価格で20万円だからね。
序章2月21日に記載あり。

42 :無名草子さん:2018/11/09(金) 23:19:34.51 .net
当時で20万だと、今だと100万くらい?
上流階級だよな
お父さん、県庁の管理職とはいえ
そこまで給料は無かっただろうから不動産収入か?

そんな家庭で育った子がブルジョア性の否定と叫んでも
片腹痛いだけだなw

43 :無名草子さん:2018/11/09(金) 23:23:27.96 .net
そういえば
彼女の実家には車があったよね
それすら当時はかなり高額だったと思う

まだ車自体、持ってる家庭は少なかったと思う

44 :無名草子さん:2018/11/09(金) 23:33:23.62 .net
>>41
当時の20万ということは、今の200万ぐらいか。書籍類だけでそれだけ使うとは、なかなか強烈な爆買いだな。
家に置くために英語の百科事典を買ったと書かれているけど、ブリタニカの原書でも買ったのかな。
全部で30巻近くあるから、普通の図書館ではまず置いてないような代物。

ちなみにウェブスターはアメリカ英語のネイティブ向けの英英辞書だから、日本人の普通の高校生・大学生が
使いこなすのはかなり難しい。おそらく本棚の飾りになっていたと思われる。

45 :無名草子さん:2018/11/09(金) 23:36:55.83 .net
>>44
に・・・200万を曝買い!?

ひえ〜

46 :無名草子さん:2018/11/09(金) 23:49:18.11 .net
ちなみに当時はバイト先のホテルの従業員の初任給が1万8千円(69.3.29の日記)。
悦子さんの実家からの毎月の仕送りが2万5千円(69.3.30)。

47 :無名草子さん:2018/11/09(金) 23:54:49.20 .net
原点も金銭から読み解くと
また違った見方が出来るかもね

ホテル従業員の給料を今に換算すると
18万くらい
一方、仕送りが25万くらいか。
今の時代でも、中々25万仕送りする家庭は珍しいよ
しかもひろこちゃんにも同額くらい仕送りしてただろうし
高野家の経済力は恐ろしすぎる

48 :無名草子さん:2018/11/09(金) 23:55:05.79 .net
>>44
そう、本棚の飾りになって、挙句古本屋に売られてしまったんだろうね。
お父さんの情熱、空回りしちゃったね。

49 :無名草子さん:2018/11/10(土) 00:38:26.01 .net
しかし、そういうブルジョアなご家庭の出身だからこそ、あの日記が書けたのでしょう。
当時の「普通」の子には無理ですよ、あれは。

50 :無名草子さん:2018/11/10(土) 06:07:15.90 .net
たまご色のワンピースって黄身なの白身なの?

51 :無名草子さん:2018/11/10(土) 21:54:29.75 .net
那須文学10号(1971年)「集録 高野悦子さんを囲んで」
同じ下宿の友人と思われる大学生の証言

『雪が降った日のこと、多分43年冬の初めて雪が降った夕食後のことでした。
窓の雪をみて彼女は、彼女の幼い頃のメルヘンを語りました。とても幸せでロマンチックな話でした。
皆「高野の十八番が始まった」と思いながら耳を傾けていました。
感受性の強い彼女は、すべてを美しいものステキな言葉に変えてゆきました。
彼女は詩人でした。感受性も強く想像力の豊かな詩人でした。
映画を見るにしても自分で創造してしまいます。
それだけに自分の思った内容と違うとトテモがっかりして
映画のパンフレットをマジックで真黒に塗りつぶしてしまったりします。』

52 :無名草子さん:2018/11/10(土) 22:07:14.13 .net
要するに
http://www.takanoetsuko.com/sub19690518.html
これのことか

53 :無名草子さん:2018/11/10(土) 22:24:47.07 .net
>>51の続き
『・・・3人で花背にある立命の山小屋に行こうと話していました。
例の調子で「静かでそれはステキなんだからー」。とたんに「無計画で無鉄砲なんだから危険よ」と水をさされて、彼女はニガ笑い。
私達が見ていてハラハラするような事を彼女は何度かしています。でも私は、彼女の無鉄砲さが好きでした。
詩人というものは感じたことはズバリ行動してしまうのでしょう。
夏の合宿でアルプスへ行くとか言っていたとき、
お母さんに電話で「・・・大丈夫よ、大勢で行くんだし経験済の先輩も一緒なんだから」と説得しているのをきいて「ウマクいった?」と尋ねると、彼女はニヤリ。』

54 :無名草子さん:2018/11/11(日) 11:59:26.04 .net
51,53を読むと
よく言われる「大人しい人」というのは虚像で
実は無計画で喜怒哀楽が激しい人のようですね

たぶん、こちらが本当の悦子さんなんでしょう

この証言から察すると
小林との一件はさもありなんですねw

55 :無名草子さん:2018/11/11(日) 20:33:05.51 .net
映画のパンフレットをマジックで真黒に塗りつぶすっていうのが普通じゃないよね。
映画も男性も政治も、妄想→幻滅→破壊を繰り返すタイプなのかね。

56 :無名草子さん:2018/11/11(日) 21:26:29.10 .net
>>51
この証言をしたの
もしかしたら牧野さん?

57 :無名草子さん:2018/11/11(日) 21:39:11.69 .net
51です。
牧野さんではありません。
なぜなら証言中に「こんなこと言うと牧野さんに怒られそうですが」という箇所があるからです。

58 :無名草子さん:2018/11/11(日) 21:40:57.77 .net
もちろん那須文学では「牧野」ではなく本名(と思われる名前)が出ていますが

59 :無名草子さん:2018/11/11(日) 21:42:17.70 .net
感受性が強いんではなくて思い込みが激しいのだと思われる

60 :無名草子さん:2018/11/11(日) 22:35:54.03 .net
那須文学10号(1971年)「集録 高野悦子さんを囲んで」 73頁
ワンゲル部で一緒だった大学生の証言

『・・合宿に行きたいメンバーは募集期間に名前を書いて申し込むことになっている。
43年最後の旧人合宿が計画されパーティーが10近くできたが、俺はその時どこへ行くか決めていなかった。
友の一人がためらっている自分をみて俺の名前を書いてしまった。
俺としては自分が行くつもりだったから何とも思わずにいたら丁度そばにいた彼女が「ナゼ書カヘンノ!自分デ書キ!」
短い言葉だった。何のために生きるのか何のためにワンゲルをやっているのか?
俺は答えることなく答える努力をせずにこの告発に対し忘却という名で捨て去ってしまってよいのであろうか。・・』

61 :無名草子さん:2018/11/11(日) 22:41:41.57 .net
関西弁になっている点に注目

62 :無名草子さん:2018/11/11(日) 23:07:06.07 .net
>>57
なるほど
原田さん下宿では牧野さん以外にも仲のいい人が
いたんですね
大山さん証言とかを読むと、牧野さんべったりだったように見えるけど。


>>60
関西弁で話してるのは悦子さん?
関西弁での会話が出てくるの、これが初めてだね

63 :無名草子さん:2018/11/11(日) 23:09:21.54 .net
ところで
那須文学を都内で読める所、ありますかね?
国会図書館の蔵書にもなく、近代文学館に数冊あるだけのようだけど
全巻はやはり栃木まで行かないと読めないのかな

64 :無名草子さん:2018/11/11(日) 23:52:19.55 .net
>>63
ナサソウデスネ

65 :無名草子さん:2018/11/11(日) 23:58:09.36 .net
国会図書館にすらないものが、栃木に行けばあるのか?

66 :無名草子さん:2018/11/12(月) 00:31:21.71 .net
パクリばっかり

67 :無名草子さん:2018/11/12(月) 00:38:52.60 .net
パクリばっかり

68 :無名草子さん:2018/11/12(月) 00:40:26.20 .net
Q
日本で出版された本はすべてあるのですか?
A
日本国内で発行されたすべての出版物は、国立国会図書館法に基づき、
国立国会図書館への納入が義務付けられています(納本制度)。

69 :無名草子さん:2018/11/12(月) 22:48:56.56 .net
那須文学10号(1971年)「集録 高野悦子さんを囲んで」 69頁
同じ下宿の友人の証言(>>53の続き)

『彼女は頼まれてイヤと言えない人でした。
同宿の〇さんが私に引越しを頼んで帰省してしまったことがありました。
私の身にあまり、彼女に相談したところ、即座に立ち上がって荷造りをし、
原田さんの子供用の自転車でメモを頼りに下宿先を尋ねあててくれたこともありました。
夜などダベリに部屋を訪れると、彼女はどんなに忙しくても快くむかえてくれました。
だから彼女の部屋には人がよく集まりました。』

70 :無名草子さん:2018/11/13(火) 03:06:52.44 .net
このサイトの文書を読んでいて本当に悲しくなった。
K氏といい、吉江さんといい、
なぜ「二十歳の原点」が出版されたかが分かっていない。
「部落研=民青」批判で出版された訳ではないと思いますよ。
自殺防止以外での批判は無用かと思います。
K氏・「案内サイト」にご意見があれば、別の方法がいいと思います。

「高野悦子さん」、立命・部落研・ワンゲルの有名人かもしれません。
ただそれは本人の意思とは全く関係のないことです。
本人は名もない一人の女子大生・私人として亡くなりました。
まさか日記が出版されるとも、それで評価されるとも思っていなかったでしょう。
「鈴木元さん」と同列に扱うべきではないと思います。
また自殺で大切な家族を失った家族のことも少しは考えた方がいい。

「部落研」とは一体何なんでしょうか。
もし「部落研」が人の尊厳や人権を大切にする立場なら
別のやり方があるのではないでしょうか。
「仏作って魂入れず」

71 :無名草子さん:2018/11/13(火) 14:55:11.57 .net
???

72 :無名草子さん:2018/11/13(火) 16:33:36.01 .net
>>70
>>2のリンク先の文章について書かれたのでしょうが、
悦子さん本人の気持ちや出版を決断したお父さんの意図はともかく、
公の出版物として世に出た以上、著者や著書の内容が様々な評価に晒されるのは
いたしかたないことであり、悦子さんやご家族の人格や名誉を著しく傷つけるものでない限り、
少々批判的な評価であっても、それは受け入れるべきだと思います。
むしろ悦子さんの言動や「原点」の内容について批判すべきではないということのほうが
不自然かつ危険な発想ではないでしょうか。少なくとも>>2の文章は、
興味本位で悦子さんを貶めるために書かれたものではなく、できるだけ客観的かつ具体的に、
悦子さんと同時代を生きたいち個人の意見を述べたものであり、むしろ一読に値すると思います。

73 :無名草子さん:2018/11/13(火) 17:19:24.22 .net
変に神格化するのは辞めようよ
そんなこと悦子さんも望んでないと思う

出版された「公のモノ」である以上、批判だって当然ある

当の悦子さんだって日記の中では
結構、批判的に書いてる人が居るんだから

74 :無名草子さん:2018/11/13(火) 17:27:09.37 .net
部落解放運動の失敗の証左として高野の死を引用するということが度々行われてきたんだよ。

75 :無名草子さん:2018/11/13(火) 21:54:58.84 .net
そんなことよりさ、メルヘン語るのが大好きな純情カッコちゃんが、嫌われること覚悟で何とかという奴にアナーキズムの本を渡そうとするの、いじらしいと思わんか?

完全に壊れたメンタルで、僅かに燃え残ったエネルギーで、あの大作「旅に出よう」を書き上げたカッコちゃんすごいと思わんか?

76 :無名草子さん:2018/11/13(火) 22:02:21.71 .net
>>75
「旅に出よう」の詩は死の直前に書いたモノではないよ
(時期的には近いかもしれないが)
ラストに持ってきたのは、父三郎さんの意図

77 :無名草子さん:2018/11/13(火) 22:09:45.83 .net
まあそうだけどさ、かなり最後に近いのは間違いないでしょ。

78 :無名草子さん:2018/11/13(火) 22:10:31.34 .net
俺としては彼女を神格化するつもりないし、未熟であることを全く否定しないが
がんばったな、最後まで本当によくがんばったな、とは言ってあげたい。事実だから。

79 :無名草子さん:2018/11/13(火) 22:18:00.82 .net
>>78
そんな当たり前のことを改めて言われても。
そもそも未熟であることの認識を自身の原点とした人だぞ。

80 :無名草子さん:2018/11/14(水) 21:25:51.81 .net
那須文学10号(1971年)「集録 高野悦子さんを囲んで」 70頁
同じ下宿の友人の証言(>>69の続き)

『・・・よく散歩をしました。フラリと自転車で出かけますが、いつも大覚寺の大沢の池でした。
よほどあの池が好きだったのでしょう。部屋にいないと思うと松尾公園の芝生の上に寝転んでいました。
ブランコに揺られているのがとても似合う人でした。下宿の大きなコリー犬「ジョン」を連れて歩いたり、
走りっこをしてジョンがじゃれて洋服を泥だらけにされても平気でした。夕暮、芝生に寝転んで童話の本
「ネ。お話よんで」を大きな声で読んでいた姿、とても純粋で可愛くて忘れられません。・・・』

81 :無名草子さん:2018/11/16(金) 21:34:32.84 ID:7QR6/8+cJ
立命館大学の運営に関してブログを書いているから、「是非『鈴木元氏のブログ』を読んで見ては」と勧められ、インターネットで検索していると「鈴木元氏のウソとホント」という記事に当たった。
(このサイトは「未来のため」という名前がつけられているが、「鈴木元氏のウソとホント」という投稿記事がこのサイトの主流であり、
以下この文書では「未来のため」を使わず「ウソとホント」という名前で引用する。)
この「ウソとホント」という記事にたどりついたことが、私の大学時代の情熱を呼び起こし、「再生を願って」の批判を始めようと思い立った。
このサイトに書かれていることは、私の問題意識とまったく同じであった。
それだけでなく、当時、私は立命館大学の「部落研」に所属していたが、その私よりも当時の状況を良く知っており、資料も豊富である。
投稿者の主題は鈴木元氏の批判であったが、単なる誹謗中傷でなく、まさにその時代を検証し物事の本質を突いたブログになっている。
それ故、この文書を書いている私の問題意識は、立命館問題の真実は、鈴木元氏の書いた「再生を願って」よりも、この「ウソとホント」のサイトの主張の方が正しいという事が基本になっている。
その確信は、私が大学時代「部落研」で学んできたことから来ていこの「ウソとホント」というサイトを見て、「再生を願って」を無性に読みたくなって、「再生を願って」をすぐに購入した。
この本を読んでみて、「権力を握ったものは必ず堕落する」という一般的原則を我々に見せてくれている反面教師の重要な記録であると思った。
この本を書いている当人(鈴木元氏)も同じ道を歩んでいることを、本人は全く気付かず、川本八郎前理事長や他の理事らをボロかすに批判はすれど、自己の正当性ばかりを言い訳を交えて主張するその姿は、
嘗て、鈴木元氏を知る者として哀れでしかない。
さらにこの時代を扱った他の情報が無いかとインターネットを検索していて「立命館の民主主義を考える会、(元教職員の会)」(以下「考える会」という。)があることを見つけ出し、
この会の主張が何であるかの把握に努めたが、この会の主張も私の立場と同じであることが分かった。

82 :無名草子さん:2018/11/18(日) 21:34:51.86 .net
お父さんによると思われる単行本の「高野悦子略歴」に記載があるが、
カッコちゃんの心臓に最終的に「問題なし」と診断を下したのは東京女子医大の榊原仟教授。
当時日本で間違いなくナンバーワンの心臓外科医であり、カッコちゃんが当初疑われていた先天性心臓弁膜症の世界的権威でもある。
この医師の診察を受けるには相当なパイプが必要だったはず。栃木の田舎からなら尚更。

83 :無名草子さん:2018/11/18(日) 22:07:22.21 .net
>>82
いや普通に予約でもすればいいだけでしょ

84 :無名草子さん:2018/11/18(日) 22:24:13.85 .net
普通に予約して診てもらえるんなら、あっという間に教授の外来はパンクするよ。
普通は部下の者が診て、VIPや特殊な症例だけ教授に回す。
まして当時の女子医大心臓外科なら尚更そうだったでしょう。

85 :無名草子さん:2018/11/19(月) 00:12:47.95 .net
そりゃ、あれだけ裕福な家庭なら(ry

86 :無名草子さん:2018/11/20(火) 18:27:15.20 .net
学生運動に影響された当時の学生達は可哀相としか言いようがない。
歴史というのは、後で考えると本当にアホらしいことが起きたり流行ったりする。

しかし、悦子さんの自死は、学生運動やその価値観も関係しているものの、彼女の
個人的な性格や対人関係、事情が深く絡み合った結果として起きた可能性が高い。

大学に入学して、どこかの時点で良い彼氏が出来ていたら自殺に至るような状況
にはなっていなかっただろう、と言ったら、単純過ぎるだろうか?

更に、可愛い彼女になぜ彼氏ができなかったのだろうか?
周りに男がいなかった、偶然に恵まれなかった、運が良くなかった、
あるいは、美人過ぎて近寄れなかったとか、含めて彼女の中に何か原因があった、
のか?

87 :無名草子さん:2018/11/20(火) 18:41:19.78 .net
ワンゲルも部落解放も男ばっかりだわ。

ていうか、理想としていた奥浩平を現実の男性に投影いていただけだから、
どんな男が現れても失望しただろ。

88 :無名草子さん:2018/11/20(火) 18:46:07.20 .net
方言が酷くて自分から話せなかったんじゃない?

89 :無名草子さん:2018/11/21(水) 14:36:10.10 .net
>>6無名草子さん2018/11/07(水) 22:34:57.14
那須文学9号(1970年)7ページ「失格者の弁」より文庫本未収載箇所抜粋

「絶対自由なんて求めたのが
そもそもの間違いの始まりだったのでしょうか。
あなたは言った。
トウソウダノ コッカケンリョクダノ
ナンダラコッタラ イッタッテ
タバコダノ サケダノ ノミスギテ
カラダヲ コワシタラ ナンニモナラン と。

ここの、>> あなたは >> 「青春の墓標」の奥浩平ではないだろか?
もしくは、もう1人の自分自身、鏡の中の自分自身。

90 :無名草子さん:2018/11/21(水) 14:48:30.86 .net
トウソウダノ コッカケンリョクダノ
ナンダラコッタラ イッタッテ
タバコダノ サケダノ ノミスギテ
カラダヲ コワシタラ ナンニモナラン

この言葉を中村が悦子さんに言ってたとしたら、中村を評価し直さなければならない。


遅ればせながら、>>1 さん、スレ立てありがとうございました。

91 :無名草子さん:2018/11/21(水) 15:36:25.59 .net
>>90
そんなこと今更w
本文にも「かっこは自分を見失ってる」って言葉が出てるのに

92 :無名草子さん:2018/11/21(水) 16:23:08.71 .net
>>「絶対自由なんて求めたのが
>> そもそもの間違いの始まりだったのでしょうか。

この時代に高校と大学生活を迎えたことが、悦子さんのような人には不幸だった。
彼女のような賢く、正義感でいっぱい、なによりも純粋で思い込みが激しく、そして
青く幼く弱い田舎娘には1969年の大学環境は残酷な時代となった。

そして、奥浩平の「青春の墓標」を読んだことから間違いが始まった。
大学に入学してからもこの本を読んでいたらしい。
思想と恋愛がセットになった大学生活を夢見ていたのだろうか?
そしてセットにはもうひとつ、自殺という隠れアイテムが潜在していた。
周知のように奥浩平は自殺している。そして残された手記が本として出版された。
その本を読んだ悦子さんの心の奥底に、奥浩平の死と手記と本出版の流れが、無意識
下にあったかもしれない。
そのことがどこかにあって、日記を処分せずに残した、と考えたら過ぎるだろうか?
彼女は日記に書く、学生運動の宣伝ビラをどうしようか、そして日記をどうしようか、
と。ビラはどうなったかは分からないが、日記は処分されずに残された。

この日記は、もうひとりの私、本当の私だとも書いている。
日記上の本当の?悦子さんは残され、現実ではあるが本当ではない、あるいはもう
ひとつの悦子さんは死に、二つの悦子さんの時間はそこで止まった。
本当の私とそうではない私、理想の私とそうではない私、あるべき私とそうではない
私。彼女の内部には行動上での葛藤や対立が常にあり、苦しんでもいた。

そして、あるべき私は、いつも現実の私に負け、あるいは汚され続けた。
本当の私を残し、汚れた現実の私を消そう、その行為が自殺という結果になった。

そして、偶然と運命が、そして何よりも彼女が自分の内面を描く筆力が、彼女の日記
を「二十歳の原点」という本にし、憧れの奥浩平を超える存在としてしまった。

誰しもが、本当の自分と現実の自分の分列と対立に苦しんでいる。
人生は重い通りに行かない。否、思い通りには行かないのが人生。

93 :無名草子さん:2018/11/21(水) 16:41:16.41 .net
>>92
チラシの裏にでも書いてろ

94 :無名草子さん:2018/11/21(水) 17:04:27.34 .net
>>93
スクリーンの上下を見て下さい。
宣伝だらけでしょ。
チラシそのものではありませんか?

95 :無名草子さん:2018/11/21(水) 17:28:12.42 .net
青春の墓標は絶版となり、二十歳の原点は出版社は違う印刷され続けている。
どちらも悪書、有害な書物の部類だ。
自殺者の日記や手紙などどう考えても有害だ。
書くだけ書いてその後自殺をした人の文章には独特の病的なものがあり、
影響されやすい青少年にとってはとりわけ害となる。
二十歳の原点は、彼女と同じような経験をした世代が読むのはいいが、若い人
が読むべきではない。
今の若い人が読んでもなにも得ることはない。一切ない。害有るのみ。

96 :無名草子さん:2018/11/21(水) 18:21:17.26 .net
>>89
その言葉が奥浩平だとしたら、ぜひオリジナルのほうをここに引用してください。見比べてみたい。

97 :無名草子さん:2018/11/21(水) 18:23:36.14 .net
>>90
>この言葉を中村が悦子さんに言ってたとしたら、中村を評価し直さなければならない。

いや、中村さんは普通の見習いコックだから、マルクスとかアナーキズムとかどうでもいいわけで、
まさにこのようなことを言うのが普通のレスポンスじゃない?

98 :無名草子さん:2018/11/21(水) 18:45:28.66 .net
それにしても
カッコちゃん、振り向いてもらえない相手に何故あんなに執着したんだろう。

中村さんは高卒or専門卒の国際ホテルの従業員。
育った環境も考え方も180度と言っていいほど違うだろう。
中村さんにとってはデモもアナーキズムもほとんど無関係。
中村さんはごく普通の会社員だったのに
何がそこまで彼女を思い詰めるものがあったのか。

99 :無名草子さん:2018/11/21(水) 18:48:30.85 .net
あと、これは個人的な考えだけど
日記には出てないだけで、小山田さんと何かあったんじゃないか。
小山田さんはホテル内の闘争に関わってたから
かっこちゃんの意見も理解出来たと思う。

実は小山田さんに振られた腹いせで
中村さんに執着したのでは。

100 :無名草子さん:2018/11/21(水) 18:50:58.26 .net
そりゃあ、授業料支払わず大学生としての自己を否定して、(資本主義)社会も否定して、
家族とも決別して、何のよりどころもないところに自分を追い込んでいるんだから、
どこかにいるはずのsomeoneを求めるのは当然。

101 :無名草子さん:2018/11/21(水) 18:53:10.12 .net
既成の価値を疑うこともせずに、ぬくぬくと日常性に埋没して生きている人間に
彼女の追い詰められたギリギリの焦燥感は決して理解できないだろう。

102 :無名草子さん:2018/11/21(水) 19:12:25.32 .net
>>99
下のサイトを見る限り、小山田さんと何かあったとは思えないな
http://www.takanoetsuko.com/sub1969052602.html

103 :無名草子さん:2018/11/21(水) 19:58:55.32 .net
>>101
その ギリギリの焦燥感、 の原因は?

104 :無名草子さん:2018/11/21(水) 20:01:06.99 .net
>>102
それは日記に出てる分だけで判断してるでしょ
未公開の部分を想定して言ってるんだけど

彼女のパターンなら、一緒に何度も飲んでる辺り
何かあったと思う。
でなきゃ彼がずっと無言を守ってる理由がない。

105 :無名草子さん:2018/11/21(水) 20:23:15.61 .net
歴史を見れば、ときに変なことや、変な思想や宗教が出てくることがある。
1970年前後には社会主義が流行った。
私有財産の否定とか、生産手段の社会化、というもの凄く広く、そして長い歴史時間が
必要な概念を、狭小短絡に理解し、国有化とか集団所有などにしてしまった。
私的所有を廃すこと、大会社の経営ができなくすることが革命だと勘違いしていた。
だから大企業への大学生の人材供給を止めて経営が成り立たないようにしようと、
学生に大学を辞めるよう勧めたのが、全共闘だった。
その影響を受けて悦子さんは授業料を納入しなかった。
当時の大学生は頭が良さそうなことを言ってたが、もうバカとしか言いようがない。
というか、反社会的なカルト存在となっていった。

106 :無名草子さん:2018/11/21(水) 20:38:01.36 .net
>>98
そのへんのことは>>2のこの分析が的を得ていると思う。

9.彼女は中村にアナーキズムの本を手渡そうとした。これは何故か?
 彼女は、自己の思想性を理解してもらおうとしていたが、この男は単なる遊びであり、
アナーキズムなど何の関心もない。彼から見れば、一夜を伴にしたからといって、
変な思想を押し付けられ迷惑である。おそらく「ドン引き状態」であったと思われる。
しかし、彼女には、プライドが高く、一夜の遊びという関係に納得出来ず、
自分の思想性を相手が認めてくれた、その上で関係をもった。という自己満足が
欲しかったのだと思う。(12月17日自らが確認した男女間の原則)
 自分の革命闘争の中での恋であって欲しかったのだと思われる。それは奥浩平の
『青春の墓標』を愛した彼女の夢であった。(奥浩平氏の「青春の墓標」は
革命と恋に生きた青春という内容がひしひしと伝わってくる)しかし高野悦子さんの恋は、
革命とは何ら関係なく、淋しさを紛らわすため、単に男を求めた結果に見える。
割り切った交際と思っていた中村に、自己の憧れである『青春の墓標』の筋書きを
彼に求めることは無理であり、彼は逃げまくったため、彼女は大きく傷つき、
自己破壊していく。

107 :無名草子さん:2018/11/21(水) 21:12:55.00 .net
>>106
日記に書かれているが、彼女はその愚かな考えや行為をしようとした自分に呆れ
自己嫌悪している。

彼女は最後まで自分を客観的に見つめようとしていたが、
もう少し彼女が鈍い人であれば、もう少し行動力が無ければ、怠惰であれば、
自殺はできなかっただろう。
そういう意味であまりにも主観的な人であり、軽はずみな人であった。

108 :無名草子さん:2018/11/21(水) 21:39:06.33 .net
プライド、自尊心、
悦子さんはプライド、自尊心がかなり高かったのかもしれない
民青系自治会から離反したきっかけとして、彼女が片思いした他の学部の男に、それを
計算してなにかの大会への誘いの電話をさせた、というのが例の案内ブログにあった。
過去の個人的な感情を利用したことに対して日記に反感と怒りを書いている。
私を相手にしなかった、求めて来なかった民青系自治会の男達への反感やリベンジが、
全共闘系への参加の要因のひとつにあったかもしれない。
二十歳前後の年齢では恋愛感情がなにかのきっかけになることが往々にしてある。

109 :無名草子さん:2018/11/21(水) 22:33:07.51 .net
そうするとあれかい、
要するに、よく出来た彼氏が一人いれば、彼女の運命は全く変わっていたと

その一点のみで、彼女が日記に並べた小難しいごたくの数々は一気に吹き飛ぶと

愛読者として認めたくないが、I have to admit it  だな

110 :無名草子さん:2018/11/21(水) 22:48:03.05 .net
確かに
女は付き合う相手によってかなり変わる。
よく出来た彼氏が居れば自殺することもなかったろうね

111 :無名草子さん:2018/11/22(木) 00:36:09.38 .net
ごく普通の女子大生でしょ。普通ではないのは文章力だけ。
恋愛がしたかったが上手くいかず自分をこじらせた。
焦って初体験の冒険を決行し、更にこじれた。
この自己棄損的な私生活の土台の上で学生運動に参加し、更にこじれていく。

112 :無名草子さん:2018/11/22(木) 18:39:37.25 .net
日記の最後の日の文章を読み終わった後、この女性はその二日後に自殺したのだと
考えると身に迫るものがあったことを覚えている。
生きている人が死んでしまう、というのは永遠の別れであり、どこかで暮らしていて
、またどこかで偶然に会えるかもしれない、という想像さえもうできないのだ。

部落研の人のブログを読んだが、彼女が中村を求めたにも関わらず拒否されたことが、
彼女のプライドを深く傷つけた。そのことが学生運動とバイトで疲れ切っていた体の
中で増幅し、絶望感を深めた。望みを自ら絶った。
流れる水の如くさらりさらりと他人と接することさえも放棄した。

113 :無名草子さん:2018/11/22(木) 18:44:05.74 .net
結論としては、しっかりと食べ、ぐっすりと眠ること。
簡単に異性と体の関係を持ってはいけない。

114 :無名草子さん:2018/11/22(木) 22:01:09.67 .net
どうも皆さんすべての根源を男性関係に帰着させがちだが、
彼女の持って生まれた「気質」というものをもっと重視したほうがいい
中学生のときから自殺願望を語る人というのは珍しい
何かにつけて自己否定したがる傾向も、猪突猛進する傾向も、おそらくかなりの部分先天的なものだろう
男性関係も、学生運動も、バイトも、勉強も、クラブも、すべてうまく行かないのは原因ではなく結果。

115 :無名草子さん:2018/11/22(木) 22:08:28.16 .net
理想を掲げすぎなんだよ彼女
ギャップに耐えられなくなるんでしょう。

116 :無名草子さん:2018/11/22(木) 22:39:13.45 .net
青春の墓標にはまったのも結果、酒とたばこに溺れたのも結果、小林も結果、中村も結果、自殺も結果

117 :無名草子さん:2018/11/22(木) 23:19:59.66 .net
>>114
それにこのスレでもたびたび話題になっているように、彼女はよく言えば行動力があり、悪く言えば何かにつけて
軽率な人だったということ。普通なら、最後の一線を越える前に、立ち止まってよく考えるべきところを、
彼女はその場の勢いで、立ち止まらずに一線を越えて、はるか先まで飛んで行ってしまい、後になって後悔する
ということが度々発生している。男関係しかり、学生運動しかり、酒・たばこしかり。しかしそうしたことは、
一線を越えて、結果的に自分が傷つき、ひどい目にあったとしても、まだ人生をやり直すことは可能だったが、
残念ながら、自殺については、勢いで一線を越えてしまうと、もうやり直すことはできなかった。

118 :無名草子さん:2018/11/22(木) 23:39:39.87 .net
>>117
まあ、それも結局は彼女の気質なんだよ。
究極的にはお父さんの言うように「生まれ星が悪かった」ということなんだよ。

牧野さんも救えなかった、お父さんお母さんをもってしても救えなかった
ただ一人救えた人がいたとすれば、それは出来の良い彼氏。

しかしあれほど可愛くてもてたのに、まともな彼氏が出来なかったのは彼女の気質によるところが大きい。
つまり、生まれたときからああなる運命だったということかな。残念だけど。

119 :無名草子さん:2018/11/23(金) 09:29:04.86 .net
皆さん人生経験を重ねた大人だね。本質を突いている書き込みが多いと思う。
高野悦子論も大詰めに入っている。
悲劇のヒロイン化ではなく等身大の悦子さんを見ようとしている、そして見えてきた。
これは彼女自身が書いた日記だけを見ていては分からない部分があるが、例のブログ
の中での友人知人達の証言があって始めて分かってきたこと。

120 :無名草子さん:2018/11/23(金) 17:16:32.90 .net
那須文学9号(1970年)2-7頁「失格者の弁」と文庫本新装版(カンゼン)202-217頁「失格者の弁」(1971年記述)との相違点

1:那須文学版の出だしは死亡日(6月24日)の京都新聞夕刊社会面の自殺を報じる記事の引用から始まり、
「いつもは読み流す社会記事が我が家に起ころうとは、まさに青天の霹靂であった」とある。
一方文庫本は6月25日の警察から職場への電話の話から始まっている。

2:那須文学は「故人の手記を発表してほしい・・」で始まる段落の最後のほうに
「このへんの経緯と親父失格者の弁をきいて、他山の石としていただけたら・・」という箇所があり、
これは文庫本にはない。

3:「第一回は立命館大学への入学です」で始まる段落。
文庫本には「でも、あれほど切望していた立命館史学なのに、2年足らずで失望してしまったのは何故なのでしょう。
大学問題について云々するつもりはありませんが、改善されるべき何ものかがあるようです。」という記載があるが、
那須文学には無い。

121 :無名草子さん:2018/11/23(金) 17:19:26.34 .net
>>120 続き

4:文庫本には「失恋の痛手・・」で始まる長い段落があるが、那須文学には無い。

5:「それらの何れもがあたっているのでしょうが・・」で始まる段落の最後に、
那須文学では「どうぞ皆さんのご感想をおよせ下さい」とあるが
文庫本では「皆さんのご判断に委ねます」となっている。

6:文庫本には「以上が私なりの総括ですが・・」で始まる段落があるが、那須文学には無い。
代わりに、那須文学には「絶対自由なんて求めたのが・・」で始まる1969年5月18日の詩が掲載され
「これがあの娘の遺書だと思うのです。」とある。

7:那須文学では最後に「心から世の御批判御高見を仰ぎたくお待ちしております。」と結んでいるが、文庫本には無い。
逆に文庫本は「最後に、本書は故人の遺志を尊重・・」「なお、故人に対しまして・・」の2段落があるが、那須文学には無い。

122 :無名草子さん:2018/11/23(金) 17:22:20.10 .net
以上、お父さんの心境の変化等をうかがい知る一次資料として、ご参考ください。

123 :無名草子さん:2018/11/24(土) 18:52:57.15 .net
お父さんやお母さんの言動を見ると、悦子さんは本当に親不孝をしてしまった。
両親や家族を一生苦しめることになった。どんな思いで産み育てたか悦子さんに
はまだ理解できなかっただろう。
そこには小難しい理論も思想もない。あるのは親としての愛情だけだ。
運動の破綻、失恋、そして死ぬ一週間程前に母が上洛した際にしたと思われる親
からの独立宣言。
冷静になって自分の状況と力を考えれば、生きていくことに寒々とし怖くなっただ
ろう。学生ではなくなった私には生きる意味があるだろうか?
最後に掴もうとした中村という藁も消えた。
究極の刹那の中で線路上を歩き、列車を前に横たわった。
とんでもない、取り返しのできない間違いを犯してしまった。

124 :無名草子さん:2018/11/24(土) 18:56:47.92 .net
本当に誠実に生きようとしたら悦子さんのようになるのが必然ですよ。
どこかでごまかしているから、俺たちは生き残れただけのこと。
そして自己に対してどこまで誠実に生きた人を、こうやって気楽に論評しているんだ。

125 :無名草子さん:2018/11/24(土) 20:35:51.76 .net
>>124
死が必然の誠実なら、そんな誠実に近づきたくない。
というか、そういった抽象的な議論をこねくり回してもは無意味だと思う。
少なくとも悦子さんは誠実だから死んだのではないと思うのです。

悦子さんがしたような過ちや不十分さ、迷いや遠回り、多少の不道徳な行い、
失恋や傷つき、など、そんなことはほとんどの人がやってる、経験してること。
それでも生き続けている。20年も経てば気恥ずかしい程度の思い出になる。
違うのは死んでしまったことで、こればかりは経験を活かすことができない、
その時点ですべてが止まり消えてしまう。

繰り返すが、悦子さんは誠実だから死んだのではない。

126 :無名草子さん:2018/11/25(日) 10:09:19.51 .net
美人というか可愛い、それを自分でも分かっているんだが、
それでもなお、女性として何かコンプレックスを感じていたのではないだろうか?
それは男でも、イケメンでもそんな感じの人がいる。

だから、女として真っ向勝負するのではなく思想で自分を演出しよとしたのでは
ないか? 当時の学生の価値観が反映していたはずだ。
中村にアナキズム本を渡そうとしたのはそういう背景もあると思う。
中村に思想的な興味があったかどうかは不明だが、悦子さんが熱く語る理論に耳を
傾けることもあったんだろうと、悦子さんの日記から読み取れる。
>>今度は中村に学問の私有制を教えてあげよう>> などと書いていたはず。

私は彼女を批判しようとは思わない、そんな資格もないし、そんな立派な立場でも
ない。
誰しもが持つ弱さで自殺してしまったことが残念でならないのだ。
二十歳であのような文章力、表現力を持つ人はそんなに多くはない、才能としても
惜しい。

127 :無名草子さん:2018/11/25(日) 10:31:27.19 .net
>>120 >>121

ここから読み取れることは
1:お父さんの立命館大学史学科に対する怒りは、事件直後よりも2年経ったときのほうが大きくなっていた
2:事件直後は自殺の原因としての失恋・男性関係をタブー視していた。少なくとも外面上はそうであった。
3:事件直後は日記の内容について読み手がどう感じたか積極的に知ろうとしていた。

128 :無名草子さん:2018/11/25(日) 10:36:58.51 .net
映画を観ると自殺には見えないんだけどな。
びっくりして反射でよけたみたいに見える。

129 :無名草子さん:2018/11/25(日) 12:45:31.54 .net
お父さんの気持ちは理解できるが、大学も学内の学生運動トラブルだけならともかく、
学外での学生の恋愛や失恋についてまではどうしようもないと思う。

彼女が属していた大学を舞台として学生運動が行われていて、そこで学生同士の様々
な争いがあり、彼女がそれに巻き込まれて激しい行動をしていたという背景があった
のは事実だろう。しかし、その争いが直接の原因で亡くなったわけではない。
激しい活動と乱れた生活で疲れ切り、また学生身分の放棄で将来展望を失い、そこに
失恋が重なったことによる、複合的な要因のストレス死だっただろう。

ただ、運不運を言ったら切りが無いが、東京の大学に行っていたら、あるいは京都の
他の大学だったら、学生の彼氏ができていたなら、、バイト先が違っていたら、中村
と出会わなかったら、中村と飲に行かなかったなら、、、、、、、、
また別の運命が、パラレルワールドが存在しているだろう。

あるいは、彼女のすべての選択と偶然が彼女が自殺するように向かって動いていた。
つまりは、自殺の原因は彼女自身の中に弱さとか性格として、種として潜在していた。
そして、状況の厳しさ、偶然の不運、などにより種が発芽してしまった。

130 :無名草子さん:2018/11/25(日) 15:39:54.39 .net
>>129
すでに中学生時代から、あるいは物心ついたころから自殺願望があったと
大学進学前、高3のときの日記(序章、66.11.26)に本人が書いているくらいだから、
失恋や学生運動の挫折がなくても、あるいはまともな彼氏ができていたとしても、
遅かれ早かれ、何かちょっとしたきっかけで、悦子さんが自らの命を絶っていた可能性は
それなりにあったように思う。

「正直なことをいって、生きることはめんどうでたいへんなことだ。時々私は、
自殺しようかと思う。生きていることから逃避したくなるのだ。私の場合、
これは中学生のころから何かいやなこと、苦しいことがあるとそう思うように
なってきている。もの心ついたころからである。」(序章、66.11.26)

それにしても、この自殺願望というか、非常に冷めた人生観はどこから生まれたのだろうか?
彼女の略歴を一見すると、心臓に持病があったことや、「青春の墓標」を読んだことが、
死生観に何らかの影響を与えたように見えるが、日記の記述が事実だとすると、
そうしたことよりはるか前、中学生のころから彼女はすでに自分の死について考えていたことになる。

131 :無名草子さん:2018/11/25(日) 18:49:12.97 .net
自殺する人は、普段から自殺という言葉を口にしている人に多い、と
いうのをどこかで見た。

悦子さんは自殺する1週間ほど前に自殺しちゃいけないと自分に言い
聞かせてる。
もうひとつの自分の中に重力のように自殺に落ちていく動きを感じて
怖くなったんだろう。妄想だった自殺が目の前に見えてきてしまった。

日記やアジビラの処分を考える。自殺するとしたら、という試行想定か?
中村が他の女と寝ている想像、火の狐という記述、惨めな姿で雨に濡れた
からってなんなんだ、等々、自らを死へと煽り追い込もうとしていた?
やはり中村との関係破綻が最後に背中を押したようだ。

そして、その背後には、もう大学生に戻れない、女ひとりで生きていかね
ばならない、という厳しい現実を悦子さんが気が付き始めたこともあった
だろう。
こういうときには普通は親元に逃げ帰ることもありなんだろうが、1週間
前に下宿を訪れた母に独り立ち宣言をしてしまっている。
学生運動理論に縛られ、精神疾患のような片思いの執着で、その場と時間
から逃げ出す考えも浮かばなかったのか。

132 :無名草子さん:2018/11/25(日) 19:22:23.83 .net
>>129
当時の立命館のガバナンス、相当ひどかったんじゃない?お父さんはそういうことを指摘しているんじゃないかな。
特に文学部は看板教授が次々辞めたりして、カッコちゃんも「立命は事実上崩壊しつつある」と書いてるじゃない。
そういう大学の状況に対する怒りというのが、彼女を学生運動に走らせた要因の一つだったことは間違いない。

133 :無名草子さん:2018/11/25(日) 20:09:01.95 .net
もちろん、だからといって、立命だけが悪いとは言わない。いろんな原因があった。失恋もその一つだろう。
ただ親としては、立命ひどいじゃないか、中村さんちゃんと説明してよ、小林ふざけるな、となるのは分かる。

134 :無名草子さん:2018/11/25(日) 20:59:25.59 .net
あと一つ申し上げたいのは
ここのスレは、2ch,5chとしてはまったく荒れていないし、まともな議論ができていると思う。
これは稀有なことであるし、カッコちゃんの人徳のなせるわざなのかもしれない。
また、ここに参加してご意見くださっている方々に感謝したい。

135 :無名草子さん:2018/11/26(月) 15:45:57.63 .net
 >> そして独占の機械工場で作られた一箱の煙草を取り出して
 >> 暗い古樹の下で一本の煙草を喫おう

旅に出よう の詩の中で、上記引用の通りタバコのことを書いている。
現在の 日本たばこ産業株式会社 は当時は 日本専売公社 という名前だったよう
だが、この公社を悦子さんは 独占 と表現している。
ネットで検索すると、マルクス主義経済学に独占資本という用語があるが、これと煙
草の専売公社とは内容が異なる。たしかに日本で煙草を独占的に製造し販売する大きな
独占公社/企業だが、マルクス経済学でいうところの独占とは質が違うようだ。
悦子さんが、独占企業と独占資本を区別していたかどうかは不明。

そんな細かいことはどうでもいいが、一本のタバコ=独占の機械工場で というイメージが
浮かぶということに、悦子さんが生きた時代を、学生運動という特異な時代を感じさせる。

このフレーズは、死に場所に向かう途中での一服、一休みだろうか。
そして、独占に反対する私が、その製造した煙草を吸っているというイメージ。

当時の学生達はなにかとても幼稚で皮相で狭量な理論を信じ混んで生活してたのではない
だろうか? 
頭の中が抽象的な概念と価値観でいっぱい。その概念を何にでも適用して価値判断していた
ように見える。煙草=独占。 
そして、それは生活する上でとても窮屈な物差しになっただろう。
巡り巡って、学生という身分や階層の自己否定まで行ってしまった。

136 :無名草子さん:2018/11/26(月) 18:39:18.09 .net
>>135
塩ですら独占だったのに、そこはスルーですか

137 :無名草子さん:2018/11/26(月) 20:01:48.39 .net
その当時は電話も独占だったな。

138 :無名草子さん:2018/11/26(月) 21:15:53.18 .net
 二十歳の原点 案内ブログからペースト

>>大学には人間はいない。そこにあるのは商品化した学問と労働力だけである。
>>大学そのものは人間の意志とは関係なく資本の意志に従って労働力を生産し続ける。
>>そのような中で「良心的」にことを解決しようとするものはわれわれ人間を主張する
>>ものの敵なのだ。
>>われわれ日本史闘争委員会、文闘委は人間を解放するために、自己を解放するために、
>>徹底的に現行大学制度の解体を目指し闘うことを宣言する。

こんな抽象的な理論に影響されて、憧れた大学生になったのに辞めてしまい展望を失
った。
悦子さんは書く、絶対的自由を求めたのが誤りだったのか? 
その通りだ、絶対的自由などあり得ない、人間の、自己の解放とは具体的に何なのか?
時間や場所や具体性を欠いた抽象的理論をそのまま身近な出来事に当てはめても正解は
得られない。 
「大学にあるのは商品化した学問と労働力だけである」?
語れば語るほど幼稚性理想論が出てくる。あるいは美しい動機と心を求めて暴れていた
のか?
芸術は爆発だ!! を本気にして爆発したらアホだろ。

139 :無名草子さん:2018/11/27(火) 01:49:00.11 .net
「私学」に「授業料」を払う時点で商業化されたものなのにね
闘争では自己解放なんて出来ないよ

140 :無名草子さん:2018/11/27(火) 13:53:06.88 .net
まあ結局、>>2で部落研の先輩が指摘していたとおり、悦子さんは高校時代に読んだ
「青春の墓標」や「人しれず微笑まん」の世界に憧れ、奥浩平や樺美智子に感情移入して、
同じようなこと(特に革命家どうしの恋愛)をしてみたかっただけで、革命運動なり学生運動の
思想的な部分を正しく理解していたかは極めて疑問であり、単にまわりの空気に流されて
革命ごっこをしていたにすぎない、というのが本当のところなんだろう。さらに>>2の先輩は
次のように分析している。

「彼女には失礼ながら、本当は革命なんか全く分からなかったと思われる。彼女の生き方は、
まさに反抗期の娘のような反発であり、裕福な厳格な家庭に育ち、(お父さんは京大卒であり、
県庁の官僚でもあった。)おそらくその威厳さの前で反発できず、大学に入って反抗期のような振る舞いを、
革命と関連付けて表したように見える。」

141 :無名草子さん:2018/11/27(火) 17:34:25.51 .net
>>140
その部落研の先輩のブログだけど、別の男の人を批判している文章で、とんでもない
時代錯誤のことを書いていた。
ある政党による介入がなかったのは何故か?とね。大学運営に関係の無いある政党が
大学人事に介入しなかったのが不満があるかのような文章だった。
民主主義を謳いながら、頭にあるのはある政党による介入が当然であるかのような、
50年前の時代錯誤的発想そのもの。未だに1970年代の学生のつもりでいるかのよう。
このブログの人の立場からの悦子さん批判は、その人の政治的立場からの批判であり、
50年という社会の変化を受け入れていない。
たしかに悦子さんは弱かった、軽率だった、でも二十歳前後の女子なんだから、それは
無理からぬこと、むしろ当たり前ではないだろうか?
高校出たばかりの19歳に、政治的は疑問を投げつけ、君はこっちかあっちか、さぁ選
べと、下宿まで来て働きかけた異常な時代。
それを革命というものが分かってなかったとか、自分の世界の価値観を押しつけてる
だけ。宗教団体にありがちなような独善が見事に表れている。
悦子さん達の学生運動はカルト的なものだったが、このブログの人達の学生運動は、
それに対するカウンターでしかなかったのではないか?
つまりは、どちらも何も生み出していない。大学にとって、また多数の学生にとって
弊害あるのみ。大学は政争の具でもなければ勢力獲得の場でもない。
日本全国、この時代に大学に入学した純粋な学生にとっては不幸な時代だった。
それが、高野悦子という純粋で弱い個人に、より増幅した分裂と崩壊として表れた。

142 :無名草子さん:2018/11/27(火) 17:53:34.51 .net
>>2のブログからは
当時の立命館大学の状況(特に文学部)が克明に書かれてることは
評価すべきだと思う。
その大学の状況に巻き込まざるを得なかった
悦子さんの姿も分かる。

しかし、いくら下宿まで押しかけてきてオルグしようとも
それに乗らないノンポリの人が大勢いたはず。
実際、全共闘の主立った人間はしっかり大学を卒業して
社会に入っていった人が多いのだから。
その点、悦子さんは弱すぎたし純粋だったのだろう。

143 :無名草子さん:2018/11/27(火) 18:23:41.88 .net
1970年から50年経過。
結果として正しい対応をしたのは当時のノンポリ学生だった、ということになる。
大学で革命ごっごをやるほうが間違いだったんだよ。
同じ学生同士で敵味方に分かれて集団で争ったり喧嘩したりでお馬鹿そのもの。
ヘルメットに軍手に角材、工事現場に行けばよかったのに。

144 :無名草子さん:2018/11/27(火) 18:30:24.40 .net
学生闘争が行き着いたのが浅間山荘事件だからなぁw
もしくは成田闘争

反社会的なことやる私かっこいいって当時は思えたんだろうが
浅間山荘の実態を知って、あれは間違いだったと
大勢の人が運動から離れたそうだよ

内ゲバ・リンチ・殺人・監禁が正しい訳あるかよw

145 :無名草子さん:2018/11/27(火) 22:31:45.77 .net
カッコちゃん、「スカボローフェア」好きだよね。シアンクレールで聴いて、歌いながら下宿に帰るシーンがある。
あれは映画「卒業」に出てくるサイモン&ガーファンクルの曲で、カッコちゃん大学1年生頃に日本で上映されてるはずなんだけど、観たのかなあ。
カッコちゃんと一緒に観て、感想とか聞きたかったな。

146 :無名草子さん:2018/11/27(火) 22:39:43.47 .net
昨日、池上さんの番組で
マハリャジャクソンのことをちらっと取り上げてた
(キング牧師の告別式に歌った、と)
確か、かっこちゃんが好きな歌手だったなぁと
なんか感慨深かった

147 :無名草子さん:2018/11/27(火) 22:43:42.81 .net
カッコちゃんと一緒に読みたかった本もいっぱいある。
あの当時に生まれて、出会っていたかったな。

148 :無名草子さん:2018/11/27(火) 22:47:49.65 .net
>>146
それ凄いね、さすがカッコちゃんが一目置いた歌手だね。

149 :無名草子さん:2018/11/27(火) 22:59:45.29 .net
しあんくれーるのマッチの柄かっこええ

150 :無名草子さん:2018/11/28(水) 13:06:18.83 .net
悦子さんが自殺する3日前だったか、シアンクレールで女の人とサイクリングの約束
をした、しかしすぐに断ったと書く、どうしてかと言うと、約束を守れるかどうかわ
からない、裏切ってしまうかもしれないから、と。
この女性と思い切ってサイクリングに行っていたなら生きる方向への展開もあったか
もしれないと感じた。、

なぜなら、学生運動でもなく、異性でもなく、同性と嵯峨野とか嵐山にサイクリング
するのは健康そのもので、悦子さんが嵌まっていた蟻地獄的な精神状態から抜け出す
きっかけになったと思うからだ。新たな友人関係をつくれた可能性があった。
そのときの女性は、あのときの女性が悦子さんだと、後で知った可能性が高い。
その時の話しを聞ければいいのだが。

人選なんてちょっとした偶然から、良い方向にもそうでない方向にもどんどんの変わ
っていってしまう。こわいぐらいに。
私達が知っているこの世界では、悦子さんは亡くなったが、他のパラレルワールドで
は、たくさんの孫に囲まれて幸せに生きているだろう。
そして、その世界では私もあなたも生きていないかもしれない。

151 :無名草子さん:2018/11/30(金) 23:14:16.42 .net
じゃあそのパラレルワールドで俺はカッコちゃんとお付き合いする。そして結婚して子供つくって孫もつくる!

152 :無名草子さん:2018/12/04(火) 17:52:05.96 .net
民青って部落研・・・

高校生とか若い子をターゲットにした共産党の活動の一つと思っていた
共産党って闇だな・・・今更ながら

153 :無名草子さん:2018/12/04(火) 19:10:40.45 .net
神や仏などの超自然の存在を想定していなくとも宗教として機能する理論はある。
マルクス主義や共産主義が日本へローカライズされたときに、理想主義や禁欲主義が
ベッタリと付着して導入されたのではなかろうか?
それは全共闘の小市民批判という、極私的な自虐的で道徳的な自己批判にも出ている。
本来、共産主義とか社会主義と、倫理や道徳や人格など関係のないものなのに、労働者
的なるもの、資本家的なるものを、勝手に絵を描いて理想としたり叩いたりしていた。
太って堕落した資本家、痩せてたくましく正義の労働者、そんな絵空事を無批判的に受
け入れていたのではないか。
悦子さんはそんな労働者の絵を中村に投影していた。知識の無い労働者の中村を教育
しようとした感じもある。
勉強すればするほど現実から遠くなる、あるいは現実が見えなくなる、そんな理論や
宗教や思想もあるのではないか?
抽象的な概念や理論が邪魔をして目の前にある現実を別のものに描いてしまう。
現実と理想、本音と立前、自利と他利、客観と主観、そういった対立が激しくなり、
悦子さんは分裂し崩壊していった。
悦子さんが自らの脳に造り出した理想やイメージは、客観的な事実や現実や人間像とは
まったくかけ離れ違ってしまっていた。
悦子さんはまったくの主観主義のユートピアで日々生活をし、現実によって破滅させら
れた。

154 :無名草子さん:2018/12/04(火) 19:30:28.51 .net
悦子さんは大学に授業料を納めるかどうか自問自答している。
大学を解体すれば資本の循環を止められる、そして資本主義が崩壊する?
そんなこと本当に悦子さんは考えていたのだろうか?
あるいは、大学生であり、小市民である自分を自己批判/自己否定したかったのか?
現実や自分の力を無視し、思いっきり背伸びをしてしまった、あるいは宙に舞った。
その結果として、背骨を折ったか地面に墜落してしまった。
結果として絶望だけが残ったのではないか?

155 :無名草子さん:2018/12/04(火) 19:34:43.26 .net
勉強したくなかったんじゃないの
落ちこぼれていた

156 :無名草子さん:2018/12/04(火) 20:00:59.66 .net
雲の上で理想を追い求め、天使だった悦子さんは、自分の思い込みによって羽根を失い
死の世界に落ちていってしまった。
一週間近く食べてない、煙草と酒と眠剤、睡眠不足、学生運動への違和感と後悔、将来
不安そして失恋。
最後の最後には、心身共に疲弊の極地、正常な状態ではなかっただろう。

157 :無名草子さん:2018/12/04(火) 20:11:25.70 .net
醜いアヒルの子
水面下では足掻いて足掻いてしていたんでしょ

158 :無名草子さん:2018/12/04(火) 20:21:34.98 .net
>>154
そんな抽象的な話じゃないでしょ。
教授のいない大学に学費を納める必要ない、みたいなこと書いてたじゃん。
学費に見合う教育がなされていないから払うの拒否したんじゃないの?立命の教育環境やガバナンスが腐ってたの事実でしょ。
そんな感じのアジテーションも日記に書いてたし、お父さんもその箇所を長々と引用してた。怒りをこめてね。

159 :無名草子さん:2018/12/04(火) 20:23:48.21 .net
立命の腐敗を棚に上げてカッコちゃんの未熟さのみを糾弾するのは筋違いだと感じる

160 :無名草子さん:2018/12/04(火) 20:58:04.59 .net
立命どころか、当時大勢の大学が似たような問題を
抱えていた。
なのに彼女だけ神聖化するのはおかしい。

姉のヒロコちゃんが行った日大は
更に運動が激しかったはず。
しかし、ヒロコちゃんはちゃんとして大学を卒業してる。

161 :無名草子さん:2018/12/04(火) 21:38:04.18 .net
>>160
なにしろ日大紛争として歴史に名を残すくらいだからね。その上、日大は明治、中央と並んで
1968年の神田カルチェラタン闘争を先導しているし。1968〜69年ごろの御茶ノ水界隈の大学は
授業どころではなかったはず。

162 :無名草子さん:2018/12/04(火) 21:43:34.80 .net
>>1157
私もその当時をリアルに生きていた年齢ではありませんが、当時の活動家学生は
本当にそんな抽象的な理論で動いていたようですよ。
マルクスの資本論やヘーゲルの哲学を、その上っ面だけを勉強して 適用 をす
るのが当時の学生の習性らしいです。

上のほうにあるレスの」コピペを再掲しますね。

137無名草子さん2018/11/26(月) 21:15:53.18
 二十歳の原点 案内ブログからペースト

>>大学には人間はいない。そこにあるのは商品化した学問と労働力だけである。
>>大学そのものは人間の意志とは関係なく資本の意志に従って労働力を生産し続ける。
>>そのような中で「良心的」にことを解決しようとするものはわれわれ人間を主張する
>>ものの敵なのだ。
>>われわれ日本史闘争委員会、文闘委は人間を解放するために、自己を解放するために、
>>徹底的に現行大学制度の解体を目指し闘うことを宣言する。

163 :無名草子さん:2018/12/04(火) 22:16:53.73 .net
現行大学制度を解体すると、自己が解放される、人間が解放される?
資本の意志ではなく、人間の意志に従う?

文学部だからか、やはり文学的、詩的で、最終的には宗教的な感じがする。
とにかく 解放 されたかったんだということがわかる。
とにかく 抑圧 されていたんだろうことがわかる。

Yahoo!知恵袋
学生運動って何がしたかったのでしょう?

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11136409221

164 :無名草子さん:2018/12/04(火) 22:25:13.99 .net
学問ってさ、
自分の為にするものだよね。
大学の為ではない。

大学は学生を商品化してると言うが
それは自分次第だと思う。
結果的に、資本主義社会の奴隷になるのかもしれないが
奴隷で終わるか、人間らしく生きるか
その選択肢は自由。本人次第。

そういうことを履き違えてるよね

165 :無名草子さん:2018/12/04(火) 22:30:11.34 .net
人間を解放して、自己を解放して
目指すことは一体何だったんでしょう。

自分が自分らしく生きること
それが一番大事ではないですか?

学費未納で学生の身分を失って
そのままウェトレスで生活ですか。
親からの仕送りも受けて。
それが彼女が本当にしたかったことなのでしょうか?
ブルジョアのお嬢様のおままごとではないですか。

166 :無名草子さん:2018/12/04(火) 22:52:29.39 .net
日大が腐敗してたかどうかは関係ないでしょう。立命の話をしているのです。他所が腐っていたから自分とこも腐ってOK、責任ありません、というのは全くもっておかしい。
なぜ文学部長以下、5教授1助教授が次々辞職したのか、それなりの理由があるのではないか。
大学当局がゲバ棒とヘルメットを民青系の学生に買い与えて全共闘と戦わせてていたなんて、ひどすぎだろ。
冷戦中の米ソじゃないんだから。

そういう立命の酷いガバナンスを棚にあげてちゃいかん。
カッコちゃんの日本史同級生は半分が中退している。全員が抽象的な観念をこねくり回したわけじゃないはずだ。大学にもかなりの責任があった。

167 :無名草子さん:2018/12/04(火) 23:09:21.90 .net
カッコちゃんカッコちゃんってなんか地下アイドル奉ってるオタクのような・・・

彼女に失礼だと思いますよ
ちゃんと高野さん、悦子さんでいいんじゃないでしょうか

168 :無名草子さん:2018/12/05(水) 06:02:56.21 .net
立命館も、日本中の大学も、
党派を問わず社会主義幻想に影響された左翼学生はカルト的存在となった。
そして、欧米の大学でも激しい学生運動があった。
背景には第二次世界大戦への反省と社会主義や共産党への幻想や反感があった。
彼等はユートピアや全知全能を求めた。それを抑圧するものは資本主義だと考えた。
商品存在としての学生を解放して人間になる、とか抽象的にロマチックに考えた。
当時の本人達の本気度は本物だっただろうが、とても未熟で愚かな思想や行動だった。
トランス状態で熱狂していた高学歴の本物のお馬鹿学生。自滅は必至だった。

トランス状態が消えたら、ボクって何、ボクは何をしてたんだろう?
ふと吾にかえり、絶対的自由を求めたのがいけなかったのか? と自問する悦子さん。

169 :無名草子さん:2018/12/05(水) 09:07:06.43 .net
とどのつまりは恋愛もうまくいかず
学業も行き止まり
酒飲んで逃げて、挙句に自死

美化することも神格化することもない

170 :無名草子さん:2018/12/05(水) 11:24:14.39 .net
美化とか神格化なんてとんでもない、
それどころかごく普通の人、もっと言うと不器用で不幸な人だからこそ悦子さんに
感情移入ができ、同情されているのです。
ボク達、私達も悦子さんと同じような しくじり や失敗を繰り返しているのです。
彼女を批判しながら自分自身を批判し反省しているのです。
違うのは私達はまだ生きているということです。

171 :無名草子さん:2018/12/05(水) 18:48:04.40 .net
>>167
自分で「カッコは・・」と言ってるんだから、一読者がそう呼んでも構わんだろう。議論の本質とは関係ないことだ。

172 :無名草子さん:2018/12/05(水) 19:05:42.74 .net
「二十歳の原点案内」サイト(1969年 1月25日の項)より抜粋

「22日夜、大学当局から黄色ヘルメット500個が配給され、…中略…ゲバ棒部隊約200人が封鎖された中川会館に突撃した」
((鈴木沙雄『特集・新局面を迎えた大学問題─関西にみる東大紛争の衝撃』「朝日ジャーナル1969年2月9日号」(朝日新聞社、1969年))。
「文学部教授の梅原猛は「これは大学の責任者が角材や黄色いヘルメットを買って学生たちに与えている事実をみても明白で、
ここには大学本来の使命をみることはできない」(『失った対話の場─一部の人が制圧=x「京都新聞昭和44年1月25日」(京都新聞社、1969年))と話し、
文学部教授の奈良本辰也は「大学は、すでに攻撃用の諸器具を用意して学友会に与えているのである。それらはすべて、学生の授業料によって購入された」
(奈良本辰也『立命館大学教授に未練はない』「潮昭和44年4月号」(潮出版社、1969年))としている。」

このゲバ棒で突撃された相手がカッコちゃんだよね?
これでも立命に非はないと?

173 :無名草子さん:2018/12/05(水) 23:00:48.76 .net
悦子さんは今風に言えば能年玲奈に雰囲気が似ていたと知り、
失恋し学生運動に挫折したあと、自殺などせずに、北三陸に行って海女になり、
自分を取り戻していくというストーリーを妄想したが、心臓に不安がある悦子さんが
海で素潜りをするのはちょっと無理だな。

174 :無名草子さん:2018/12/06(木) 08:21:29.07 .net
学費払いたくなくなるの、当然だわな

175 :無名草子さん:2018/12/06(木) 12:01:36.15 .net
全共闘   https://ja.wikipedia.org/wiki/全学共闘会議

>> 「実力闘争」を前面に出し、デモでの機動隊との衝突では投石やゲバルト棒
>> (「ゲバ棒」)も使われた。特定の党派が自己の思想や方針を掲げる組織運
>> 動というよりは、大衆運動との側面があったともされる。大学により、個人
>> により、多様であったと言える。

悦子さんもそんな個人として参加したひとりだったんだろうね。中核派からの働
きかけを断っている。
悦子さんが授業料を払うか迷っていたのは、全共闘の大学解体論に影響されたか
らだろう。
例の案内ブログに全共闘の先輩が、これについて反省らしきことを書いていたが、
個々の学生のその後の人生を遠回りや紆余曲折させただろう。
悦子さんはそれに加えて失恋もあり自殺してしまったが。

176 :無名草子さん:2018/12/06(木) 13:22:40.91 .net
その中核派も今やYouTuber

前進チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCy4QO9DkKIximR3EmIMy0gg

177 :無名草子さん:2018/12/08(土) 13:24:26.76 .net
1970年前後の異常さが分かる。
悦子さんはたまたまそんな時代に学生になり自ら無謀な学生運動に飛び込んでいった
犠牲者。
犠牲者といってもほとんどの学生は自殺などしなかったのだから、生き死にまでの犠
牲はまた別の理由があった。
その荒んだ時代の上に悦子さんの個人的理由がいくつか重なっての自殺だろう。

178 :無名草子さん:2018/12/08(土) 21:24:06.08 .net
そして授業料で武器を買い与える立命もね。

179 :無名草子さん:2018/12/09(日) 06:29:32.98 .net
悦子さんには若干のアスペルガー症候群の傾向があったのではないか?
なんとなくそんな感じがする。

180 :無名草子さん:2018/12/09(日) 12:34:50.22 .net
全共闘=カッコちゃんを愚かだとすると
そのカッコちゃんをゲバ棒で殴った民青の連中は同等以上に愚かだし
さらにそのゲバ棒を支給した立命館大学当局はありえないほど愚かだということになる

181 :無名草子さん:2018/12/09(日) 12:42:07.34 .net
大学紛争で一番先に暴力装置を使ったのは
全共闘じゃなかった?
立命と民青は、目には目を歯には歯をを実地でやってしまったがw

182 :無名草子さん:2018/12/09(日) 13:33:00.30 .net
悦子さんが学生運動に参加したのは、社会を変えようとか大学を変えようとかいう思想に影響されたり、
何か使命感を持った上でというより、高校時代に読んで憧れていた「青春の墓標」のまねごとをしてみたかったという
動機のほうが強いように見える。

183 :無名草子さん:2018/12/09(日) 16:28:06.93 .net
>>180
その通りだと思う。
その当時に社会主義幻想に影響されたすべての勢力がアホだったと思うね。
ヘルメットに手拭いマスクに軍手に角材、あまりにも滑稽で愚か。
どれだけの人達が傷ついたり死んだりしたか。学生も警官も。
一見もっともらしいことを言いながら、無意味な党派争いでしかない。
友人を敵にしたり、裏切っただのなんだの、まったく愚か。
プチブルだの小市民だの好き好んで自虐的自己批判してみたり。

184 :無名草子さん:2018/12/09(日) 17:13:09.63 .net
いろんなことが日本で起きてきたが、残念ながら日本はそう遠くない時期にほぼ終了する。
南海トラフが動けば、日本土木学会?が言うとおり、アジアの最貧国になるだろう。
そして、彼等の管轄外なのか言及されなかったが原子力発電所で事故が起きれば、過去
の日本が幾たびか災害から立ち上がってきたような歴史は終わってしまうかもしれない。
社会の法則的必然性は疑問符が付くが、自然法則は100%働く。

185 :無名草子さん:2018/12/09(日) 23:16:41.19 .net
>>182
日記を読むかぎり、社会問題や大学問題を彼女なりに一生懸命情報を集め、いろいろ真剣に考えていた。
その延長線上にバリケードがあり、全共闘があったたように見える。
それを「幼稚」だの、「バカ」だの、「奥浩平ごっこだ」だのか言うのはその人の勝手だ。
だが、ではそう言っている連中が、当時彼女よりひたむきに物を考え、利害得失を考えず生きていたと胸張って言えるのか?
死人に口なしだ。彼女は反論できない。そのことをよく認識しておくべきだ。

186 :無名草子さん:2018/12/10(月) 05:57:55.74 .net
>>185
そんなことは百も承知だ。
彼女を責めたり批判しているのではなく、その当時の学生達の全体が批判されている。
そして、個々の学生達はたとえ自ら飛び込んでいったとしても、時代に捲き込まれた
犠牲者という側面があることもたしかだ。
彼女をその当時の「歴史的」人物として象徴し話題にしている、ということになる。

187 :無名草子さん:2018/12/10(月) 20:55:26.81 .net
たいへん抽象的でかつほぼ妄想なのだが、彼等は 人間の解放 を求めた。
人と人との関係で上も下もなく、支配も従属もない解放された関係。
労働力商品ではなくひとりの人間として存在したい、生きたい、そんな感じか?
たぶん彼等が目指した共産主義がそんな感じのユートピアに感じたのだろうか?
そのユートピアにするには革命が必要だ!しかしその革命というのがよく分からない。
とりあえずは道路でデモ行進し機動隊とぶつかり、大学を占拠して騒ぐしかなかった。

弱者に優しい政治を、あらゆる差別を無くそう、そんな運動で良かったのではない
だろうか? 民主主義や自由を拡げよう現実化しよう、そんな運動で良かったので
はないか。それこそが優しい悦子さんに相応しい。ヘルメットも角材も必要なかった。

共産/社会主義社会なんてとてつもない生産諸力の発展の結果として出てくるもので、
無理して求めても実現できるものではない。生産手段の所有関係を変えたからって、
国有化したり集団化したからってできるものでもない。

人間は歴史の鎖とともに、また生き物としての鎖とともに生きている、つまりは大き
な制限や限界の中で生きていくしかない。
ユートピアを目指すのは勝手だし、究極の自由を求めるのも勝手だが、残念ながら
そんなものはどこにもないのだ。

188 :無名草子さん:2018/12/10(月) 23:54:59.80 .net
一つ言えることは、カッコちゃんは自分の言葉をミリオンセラーの形で世に残したが、同時代のその他大勢はほとんど何も残さなかったということだ。
カッコちゃんは確かに未熟だったし、独りだったし、少しエキセントリックなとこがあった。でも同時代の他の誰も無し得なかったことを成し遂げたんだ。
50年間読み継がれる本を書けた人が当時世の中何人いたのか。これから先100年読み継がれる可能性のある作品書けた人どれだけいたか?

189 :無名草子さん:2018/12/11(火) 15:13:18.24 .net
>>188

完全に同意

190 :無名草子さん:2018/12/22(土) 18:40:46.46 .net
サビシイデスネ    自己否定 jikohitei
ウソッポイデスネ   自己否定 jikohitei
クウリクウロン    自己否定 jikohitei 
ヤマイデスネ  自己否定 jikohitei
https://www.takanoetsuko.com/hoyo.html#simbuncolumn

こんな一知半解の上っ面の言葉遊びをエネルギーにして動き回っていたわけだ。
リロン? シソウ?  
ジブンヲ カシコイト オモッテル ホンマモンノアホ
ワカゲノイタリ ヨイシレテ ホンマモンノカルト 

191 :無名草子さん:2019/01/01(火) 17:14:54.64 .net
>>朝五時頃から全共闘の集会が行われた。
>>正門のバリケードで二時間の坐りこみの間、何故自分はここに坐っているのか、
>>こんなことどうでもいいことではないかという考えにおそわれた。

悦子さんの直感は正解だった。バリケードなど何の意味も無く、どうでもいいこと
だった。大学を封鎖するなんてまったく愚かなことだった。
50年の年月がそれ証明している。
なにがそんな無意味なことを彼等にさせたかと言えば、空理空論のカルト脳症だった
としか言いようがない。

192 :無名草子さん:2019/01/01(火) 18:47:30.54 .net
否定という重層的で抽象的な哲学用語を、暴力的破壊とすり替えてしまった。
目の前にある人も物も、資本主義的か社会主義的かと、愚かしくも単純に選別をした。
友人や知人や恋人を敵か味方に分けて人間関係を分断していった。
本当に不幸な時代に悦子さんは大学生になってしまった。
生真面目で遊び心のない、直情的な学生ほどカルトにはまっていった。
カルトだと断定したら間違いだろうか?

193 :無名草子さん:2019/01/01(火) 21:48:51.84 .net
また、否定という用語を、禁欲とすり替えた。
自己否定とは小市民的自己の否定=労働者的自己の確立。つまりは禁欲である。
なんのこっちゃわからんが、労働者として禁欲しなくてはいけないらしい。
この当たりがかなり宗教的なのである。
意識改革的な倫理主義、というか、とても宗教チックなのである。

194 :無名草子さん:2019/01/05(土) 09:59:11.88 .net
「私は慣らされた人間ではなく、創造する人間になりたい。高野悦子自身になりたい。」

時代に翻弄された以上の、人間として普遍的な価値があるだろ。

195 :無名草子さん:2019/01/05(土) 14:25:36.64 .net
大半の若者と変わらん

196 :無名草子さん:2019/01/05(土) 14:29:26.65 .net
大半の若者と変わらん程度の人間が書いたものがベストセラーになるなんて不思議ですねw

197 :無名草子さん:2019/01/05(土) 17:28:38.70 .net
だから死に方が特異だったからでしょ

198 :無名草子さん:2019/01/05(土) 17:31:23.05 .net
あなたも徒然にノートにチラシの裏に書きなぐって
スカイツリーから飛び降りてみたら?
なぜここから・・と遺作が脚光浴びるでしょうよ
お父上かだれかに出版の労とってもらってね

199 :無名草子さん:2019/01/05(土) 17:44:24.23 .net
俗人には天才を理解することが出来ないんだろうな。
まあ、そんなもんだろ。不思議もない。

200 :無名草子さん:2019/01/05(土) 18:25:41.72 .net
評論家の佐藤忠男が、
『読書と人間形成―孤軍奮闘のたのしみの発見』(千曲秀版社 1978.3.31発行)
で、このようなことを書いていた。
p.157「若者が、観念的で抽象的でつきつめた思索的な本を好むことは、かつても
今も変わりはない。ただ、そこに一九六〇年代以後、とくべつに偉い人でも権威
ある先生でもない、自分たちと同じような仲間の書いたものが大きく割り込んで
くるようになったのである。」

201 :無名草子さん:2019/01/05(土) 20:27:03.28 .net
もし高野さんが
悩み苦しみ慟哭しても死ななければ日記やチラシの裏は
日の目を見なかった
死に方が異様だったからだ

同じように大島みち子さん
愛と死を見つめてのミコ
あの人も病気闘病で死ななければ日記や書簡は日の目を見なかっただろう

生きざまというかこれらの場合は死に様なんだと思うよ

202 :無名草子さん:2019/01/05(土) 20:29:45.32 .net
>>「若者が、観念的で抽象的でつきつめた思索的な本を好むことは、かつても
>> 今も変わりはない。

それでは、なぜ、若者は 観念的で抽象的 な理論を好むのだろうか?
なににつけ若い時は性急に答えを求めようとする。
そして、その答えに沿って考え生きていこうという焦りのようなものが
あるのではないだろうか?
つまりは価値観の立脚点を求め理論や思想、そして宗教に辿り着く。

悦子さんには自分が まだ二十歳にすぎない という考えや余裕はなく、
もう人生の終わりかのようにただひたすら焦っている。
当時の大学生は全般的に焦りや焦燥感が全身から湧き出ている、そんな
感じがする。
そして、時間や期限を区切って若者の危機感を煽るやり方はカルトの手法
でもある。その煽りに乗せられたのが当時の活動家学生だったのではない
だろうか?

203 :無名草子さん:2019/01/05(土) 20:35:31.37 .net
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Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)


204 :無名草子さん:2019/01/05(土) 22:22:11.84 .net
>>201

毎年2万〜3万人が自殺しているが、そのなかで遺作がベストセラーになり何十年も版を重ねている人間どれだけいる?
「死に方が特異だったから売れた。それだけ。」
とか言っている連中は統計学的にものを見ることを放棄しているとしか思えない。

205 :無名草子さん:2019/01/05(土) 22:32:30.30 .net
それから確認だが、
カッコちゃん=全共闘=カルト、無意味、暴力的
と主張している人は
カッコちゃんをゲバ棒で襲った民青もカルト、無意味、暴力的であり
そのゲバ棒を民青に買い与えた立命館大学当局もカルト、無意味、暴力的であった
という結論でいいんだね?

206 :無名草子さん:2019/01/06(日) 07:32:38.45 .net
俯瞰してみれば、そして源を辿れば、多少の濃淡はあっても、全体が正常な状態では
なかった、異常な時間と状態だったとしか思えない。
それは彼女が属した大学だけではなく日本全国の大学、それも名前の知れた大学ほど
異常な状態だった。東大しかり、京大しかり、そのことが不思議でならない。
社会主義思想の流行が基底にあったことは間違いないが、なぜ賢いとされる大学の
学生が受け入れたのか? 
やはり、第二次世界大戦への反省の影響が大きいからだと思う。彼等の世代はその
反省の中で育ち教育を受けている。
1945年に終戦、その後の4年足らずの1949年1月2日に悦子さんが生まれている。

私達は具体的な歴史の中で生まれ育つ。悦子さん達の世代の人達は、今の私達とは
かなり違った時代の世代だと考えないと答えは出て来ない。

207 :無名草子さん:2019/01/06(日) 11:11:06.40 .net
自殺者何万人が幼少から日記書いていて悩み苦しんで膨大な量の
チラシの裏に殴り書きを残していて
それを出版しようという親御さんに恵まれていれば・・だね

ある程度のまとまった書付残すのはわずかだろう

今でも肝臓がんで亡くなったあのアヒルの保険のCMに出ていた女性
ブログが出版される、夫によって

そういうことですよ

208 :無名草子さん:2019/01/06(日) 11:12:36.61 .net
いつまでもかっこちゃんかっこちゃん言ってないで
目を覚ましなよ
いい年して

209 :無名草子さん:2019/01/06(日) 14:15:43.63 .net
>>207

戦後だけで自殺した日本人は150万人くらいいるだろう。
その中で日記、手記、ブログ等を残した者が少なく見積もって数万人の単位でいたはず。

だがその中で「これは公表に値する」と家族および大手出版社が判断できる価値のあったものはごく少数。
そしてその中で300万部を超すベストセラーになり、50年後も書店で売られているのはカッコちゃんだけ。

そういう事実をすっとばして「ただの殴り書き」と言うのは、歴史の篩にかけられて生き残った芸術作品を「ただの塗り絵」とか言ってるのと変わらん。
ま、好みの問題なんで言うのは勝手だけど、文学的センスないよね。

ちなみに、同時代の学生運動がらみの自殺者だけで、奥浩平、樺美智子、岸上大作などが手記を残して出版されているが、
最も読まれたのは言うまでもなくカッコちゃんだし、今も本屋の棚に残っているのもカッコちゃんだけ。
そこのところもお忘れなく。

210 :無名草子さん:2019/01/06(日) 14:32:37.59 .net
>>209
樺美智子さんは自衛隊に殺されたというだけで
脚光を浴びた人
奥さんは既に誰それになっている

211 :無名草子さん:2019/01/06(日) 17:02:10.66 .net
悦子さんの日記には、時代を超えた若者に共通する悩みや思いが書かれているから
だろう。その痛々しほどの純粋さと理想に燃える女子大生が自殺してしまったとい
う悲劇性に読者は同情する。

日記では赤裸かに自らの欲望を書くが、実際は幼く生真面目な悦子さんだったが、
その欲望は三次元へと具体的に展開していく。
可愛い女子大生なのに片思いの連続だった悦子さんは突如として不良娘に変身して
いく。酒に煙草、初体験の冒険。その結果としての自己嫌悪と自暴自棄、そして性
体験後のオンナとしての強い性恋愛願望に引きずられていく。

そこに読者にはよくわからないが、学生運動という時代性の強い演出効果が絡んで
くる。悦子さんにとっては重要な問題なのだが、読者には舞台背景のようなものか。

恋愛と失恋だけではダメ、学生運動だけでもダメ。どちらかひとつではダメなの
である。
この本の帯にあったように、”恋愛と学生運動に”悩み自殺した女子大生の日記なの
である。それが読まれる要因、魅力だった。

212 :無名草子さん:2019/01/06(日) 22:28:39.92 .net
>>210
樺美智子は、自衛隊ではなく、警察の機動隊との衝突で亡くなっている。



>>200の本では、
『二十歳の原点』シリーズは、奥浩平『青春の墓標』のジュニア版とあった。(p.160)
あと、60年代学生運動の中の自殺者の手記として、以下の本もあげていた。(p.174)
岸上大作『意思表示』、山村政明『いのち燃えつきるとも』、堀勝治『大いなる戦い』

213 :無名草子さん:2019/01/12(土) 20:58:24.47 .net
学生運動って本当に不毛だったように見える。
こんなものに自発的に?捲き込まれた学生達が愚かで、またかわいそう。
ファッションや商品でも、なんでこんなものが流行ったのかわからないヘンテコな
ものがあるが、なにかそれに近い?
もっと深刻で根が深く、流行った時間も長いが、変わったことの流行という点では
同じだと思う。
そしてマルクスやエンゲルスの経済理論や思想とも何か違う。道徳や倫理に、更に
は宗教にもなってるのが日本の社会主義や共産主義。
自己否定なんてなんの関係もない。資本主義的だとか社会主義的だとか、そんな分
け方は無意味で、もう道徳でしかない。金持ちだとか貧乏だとか、金を崇めても、
また呪っても、それは本来はマルクスの理論とは無関係のこと。
キリスト教的社会主義か? 社会主義的キリスト教か? 日本では儒教的社会主義か? 

春うららかな桃源郷で、小川の流れる水を見ながら聞きながら、これから何か明るい
希望がやってくる予感を感じたい、生き続けるための甘く萌える予感を感じたい、
夏休みの前に、愛しの君が現れるという甘く萌える予感。
そんな予感は次々とことごとく現実によって消えていった。成就する予感は何一つ
なかった。

悦子さんもまた、思い描く希望と愛のある大学生活は次第に暗く霞んでいった。
部落研を辞めた後に感じた、自分が孤独と未熟であることの自覚、それが彼女にと
っての二十歳の原点となった。
その孤独と未熟から逃れるために悦子さんがやった、あるいはしでかしたことが
自分自身を苦しめていくことになり、強いては自殺へと向かう要因となった。

214 :無名草子さん:2019/01/12(土) 21:10:15.50 .net
>>213
それは今だから言えることではない?

声を上げた、ということは評価しても良いかも

215 :無名草子さん:2019/01/13(日) 00:42:18.70 .net
>>213
そんなこと言ったら、大戦中に学徒動員で戦地に行って戦死した日本の若者たちも皆不毛だったとなるし、ロシア革命を成し遂げた若者たちも無意味だったということになる。

運動が結果として目的を達しなかったということと、個人がその運動から何を学んだかは別物。

216 :無名草子さん:2019/01/14(月) 09:13:18.02 .net
>>215
>>大戦中に学徒動員で戦地に行って戦死した日本の若者たちも皆不毛だったとなるし、
>>ロシア革命を成し遂げた若者たちも無意味だったということになる。

後から見たら、可哀相だが、実際としてまったく不毛で無意味。
そんな時代に生まれたことが不憫。外国のジャングルで飢え死にするより、国内で勉強
を続けられる時代に生きたほうがいいに決まってる、天国と地獄ほどの差がある。
ロシア革命を成就? 後世からみたらもうそれが悲劇惨劇の始まりでは?
天皇陛下万歳、労働者階級万歳、とかでどちらも本人達が洗脳状態で恍惚感の中で死ん
でいったに過ぎない。後からみたら無意味で不毛だ。

人の人生の偶然性と一回性は避けることができない。不毛と無意味の青春を過ごす人生
だって現実に数多あるが、それも生きていたからこそあとからふり返ることができる。
悦子さんもあと1年入学が遅れていたらあのような悲劇は起こらなかっただろう。

217 :無名草子さん:2019/01/14(月) 13:01:46.63 .net
高野さんが学生だった時代には、まだ立前と本音、理想と現実、で、立前や理想が
優位にあるというか、本音や現実を口にしてはいけない、そんな感じの時代だった?
純粋な学生は立前や理想に夢中になり本気にし、縛られたが、リアルな世界の自らの
本音や現実によって矛盾を来たし苦悩することになった。
異性を好きになることは、生身の性の欲求が基底にあり、決して中性の天使の戯れで
はない。男性器と女性性器が、それらが欲望を満たしたがっている。
しかし、立前や理想を前面に出さなきゃいけないから、自分も世間もいろんな修飾で
合理化し自己説明しようとする。
悦子さんは語る、いろいろ立前や理想的なこと言ったって、女も男も血と糞の世界で
はないか、と。 
悦子さんは、敢えて 血と糞 という自虐表現をしている。立前や理想が語ってきた
が人間はそんなに......という認識でもある。純粋でより高い理想を求めた悦子さんだ
からこそ、そのギャップは激しかった。

余談だが、
この日本人の立前社会、あるいは儒教社会を壊したのはツービートの北野武だった。
年寄りを汚いと公共の電波で堂々と言ってのけた。それを大笑いした当時の国民の
心理作用はどのようなものだったのか? おそらくはそれが本音だったに違いない。
また、タモリは学生運動の活動家達の身なりが不潔だと言った。外見などどうでも
いい、中身が、本質が大事だとか言って、風呂も入らず薄汚かったらしい。

学内で激しく立派なアジ演説を叫んでいたリーダーが、喫茶店でエロ漫画をむさぼり
読んでいたとか、そんは話しも読んだことがある。だって男だものね。それで貶した
かわいそうだよね。
奇麗事ばかり言ってたのでは人間の本質にも、社会の本質にも届かない。

218 :無名草子さん:2019/01/14(月) 13:36:51.15 .net
当時大学生というのは
今では考えられないほどエリートだった。
家も裕福な人が多かったし
建前通りに生きていくのを拒否する度合いが
かなり強かったんだと思う

だからこそインテリぶってマルクスだのヘーゲルだの
上っ面の言葉だけ使った。
彼らは決して革命を信じてはいなかったと思う。
信じる振りだけはしていたが。
ただ、時代の波がというか、そんなものに飲まれることが
多かったんだと思う

219 :無名草子さん:2019/01/14(月) 13:40:39.62 .net
それに
当時の学生が汚いのは仕方ないかな。
神田川じゃないけど、長髪でバンカラみたいなとこは
あったと思うし。

銭湯がメインで、銭湯代すら苦労してた訳だし。
武とかタモリは実家組だから、
そんな苦労はしてないと思う

220 :無名草子さん:2019/01/18(金) 19:33:15.07 .net
中世封建社会の段階上から、いわゆる社会主義国が出来た。
ロシア、中国、東欧、北朝鮮、など。
結果として、中世封建主義的社会主義、あるいは官僚主義的中世封建社会が出来た。
中世封建主義と社会主義は、独裁という意味で親和性が高かったのかもしれない。
封建領主や王様の代わりに共産党/労働党官僚が交代制で支配する社会構造。
その国や社会がどんな理論や思想を標榜しようが実態はまた別だ。
得てしてそういう国ではトップは王様風になる。下手をすると三代も国家主席となる。
もうこれは封建領主の家の財産と権威の相続であり、封建主義社会そのものである。

221 :無名草子さん:2019/01/19(土) 23:10:06.67 .net
で、日本人は毎年50万人減って、このままいけば絶滅だよね?
「平和」で「民主的」な「先進国」の末路がこれだよね?

独裁国家や社会主義を上から目線でバカにできるの、我々が?

222 :無名草子さん:2019/01/19(土) 23:14:02.08 .net
ちなみに太平洋戦争での死者数を5年で超えちゃうからね。今の日本の人口減ペース。

223 :無名草子さん:2019/01/20(日) 17:05:48.58 .net
植物でも微生物や動物でも、生育環境が悪いと数が減るとか絶滅危惧種になる。
日本では子供を産み育てる社会/経済環境が悪化してんだろうね。
子供を大学まで上げるまでの高い教育費とか、結婚式の高い費用とか、分娩費用とか。
それに加えて、男と女の関係がリスクだらけになってる。一つ間違えばストーカーとか
セクハラになってしまう。異性を好きになるってのは理性的で合理的な話しだけでは
済まない。
更には、阪神淡路大震災以降の自然災害も日本人の繁殖意欲を削いでいると思う。
カマキリは大雪の冬を事前に察知し樹木の上のほうに卵を産み付けるという。人間だって
近未来の日本が危ういことになることを直感してる。母親なら特に。

224 :無名草子さん:2019/01/20(日) 23:34:10.39 .net
先進国で人口維持水準の出生率を維持できているのはフランスくらいです。
これは文明病です。日本固有の問題ではありません。

225 :無名草子さん:2019/01/21(月) 07:34:05.19 .net
>>224
本に関係ない話はよそでやって

226 :無名草子さん:2019/02/05(火) 23:47:35.03 .net
牧野さんは教師を目指していると書いてあったが、実際になったのだろうか?

227 :無名草子さん:2019/02/07(木) 03:15:09.00 .net
例のサイト管理人に聞けばいいんじゃない

228 :無名草子さん:2019/02/07(木) 08:23:07.90 .net
>>101 無名草子さん2018/11/21(水) 18:53:10.12>>103
>>既成の価値を疑うこともせずに、ぬくぬくと日常性に埋没して生きている人間に
>>彼女の追い詰められたギリギリの焦燥感は決して理解できないだろう。

この心理状況にさせられた学生達がかわいそう。
これって、時間を限って煽るるカルトの手法。
歴史の歩みは、遅遅とした日常性そのもの。そんなのろい時間の歩みに一人あるい
は集団で焦りまくってもどうしようもない。
焦りまくったらどうなるかは悦子さんが潰れてしまったことでもわかる。
また、過激派カルトになった学生達他を見てもわかる。

ではどうすれば良かったのかと言えば、学生時代を楽しめば良かったのだ。
死ぬことよりもよほどいい。良心的になったり社会正義を求めるのはいいが、過ぎ
ると自らの存在が脅かされる。すべては相対的であり限界がある。
腹八分、適度に、過ぎたるは及ばざるがごとし は至言。
これを保守的と呼ぶならそれも仕方が無いが、時間の流れ、歴史の流れは保守的だ。

229 :無名草子さん:2019/02/10(日) 00:38:47.72 .net
あのさ、カッコちゃんて単行本の表紙裏の写真より実物かわいいよね?
案内サイトの画像みて感じた、普通にお付き合いしたいレベルだわ。俺的には。

230 :無名草子さん:2019/02/10(日) 15:55:00.10 .net
どっちも写真じゃん
実物というからリアルで会ったのかと思ったわ

231 :無名草子さん:2019/03/16(土) 23:48:43.11 .net
カッコちゃんが普通に結婚して家庭を築いていたら、どんな家庭人になっていたか、想像の丈をここにぶつけてくれ。

232 :無名草子さん:2019/03/17(日) 09:26:54.93 .net
>>231
パートでホテルのモーニング給仕係をしながら読売新聞の人生案内に投書してそう

233 :無名草子さん:2019/03/17(日) 23:44:40.09 .net
家庭に収まりそうにないタイプだから、何かしら仕事するだろうな。原作のどこかで教師か通訳ガイドかと言っていた。
大学でおかしな方向に行かなければ栃木に帰って高校の日本史の教師とかになっていた可能性あるね。そして見合いで地元の名家の子息と結婚。
でも相変わらず仕事でうまく行かなかったことやら夫婦関係やら子育ての失敗やらを厳しく自己批判してそう。たぶん40歳くらいになってようやくありのままの自分を許せるようになるんじゃない。

234 :無名草子さん:2019/03/17(日) 23:54:16.11 .net
まあでもそういうおばさん結構いるよね?

235 :無名草子さん:2019/03/18(月) 14:16:09.25 .net
自分のブログやSNSをしょっちゅう炎上させて火だるまになってそう

236 :無名草子さん:2019/03/18(月) 22:05:30.62 .net
安倍政治を許さない
辺野古移転反対
原発再稼働反対

は確実に叫んでる

237 :無名草子さん:2019/03/18(月) 23:50:17.66 .net
いやー彼女も生きてれば70代でしょう。
もうそういう政治的言動からは卒業してるんじゃない。


まあでも一つ言えることは、SNSを喜々としてやってるだろうってことかな。ブログのなかった時代にあれだけのブログっぽいこと書いたんだからね。

238 :無名草子さん:2019/03/18(月) 23:58:52.69 .net
バブル期に新人類と呼ばれた世代も、もう60間近だろ?
国会や基地周辺で騒いでる連中は一体いくつなんだ?

239 :無名草子さん:2019/03/19(火) 00:06:09.47 .net
>>238
55ですけど何かw

国会や基地周辺で騒いでる人たちは
もう少し上だと思う
新人類世代だと学園闘争何それおいしいの?
という感覚だから

240 :無名草子さん:2019/03/19(火) 00:07:38.40 .net
69でも現役バリバリ

【中核派の活動家】放火未遂で今中元広(69)を再逮捕 那覇の自衛隊施設 辺野古でも摘発
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1552913236/

241 :無名草子さん:2019/03/19(火) 00:12:22.12 .net
カッコちゃんは一時の熱にうなされるタイプだけど。50年経ってもやり続けるタイプじゃないよ。基地の前にはいかないと確信するね。

242 :無名草子さん:2019/03/19(火) 00:21:24.03 .net
238だけど
自分が大学に入学した当時は明治大や早稲田など
左が強かった学校は、まだ立て看板くらいは少しあったけど
アジってるのは聞いたことが無いほど静かだった

それでも同世代のえだのんはそっち系に行ったから
活動してる大学はまだあったんだろうね
自分が知らないだけで

243 :無名草子さん:2019/03/19(火) 00:24:13.85 .net
えだのんと言えば
彼は宇都宮高校から東北大学に行ったんだっけ

宇女高とは仲良しのはずの宇高だから
宇高にはまだそういう名残があったのかもしれない

244 :無名草子さん:2019/03/19(火) 00:44:09.57 .net
バブル真っ最中の80年代末に明大の学生だったけど、立て看、アジびら、アジ演説と
学生運動の残り火はまだけっこう残っていたよ。ほとんどは外部から入ってきたプロ活動家が
中心になっていて、現役の学生がその種の活動に関わることはほぼなくなっていたけど。
一番強烈だったのは、昭和天皇の大喪の礼に反対して学生会(とはいうものの、ほとんどはプロ活動家)の連中が
駿河台の記念講堂に立てこもり、それを排除するために機動隊が投入されたこと。
安田講堂攻防戦やカルチェラタン闘争の時代にタイムスリップしたかと思った。

245 :無名草子さん:2019/03/19(火) 22:53:36.82 .net
>>243
えだのんがどうかはさておき、栃木選出の渡辺喜美さんはカッコちゃんの弟さんとバンド組んでてカッコちゃん本人にも会ったことがあるという記事をどこかで見た。

246 :無名草子さん:2019/03/22(金) 00:14:28.45 .net
栃木の高校で日本史教師を務めつつ、お見合いで西那須野か宇都宮のそこそこ良家にお嫁に行くだろう(恋愛は実績が示すとおり無理)。
そして仕事と家庭の両立に悩み、相変わらず自己否定をしながら、それでも実父義父の惜しみない援助を得て両立するんだろう。
昔取った杵柄で日教組には当然入るし組合活動に精を出しすぎて出世はできないだろうけど、真面目で真っすぐな先生という評判の一教師であり続けるだろう。
夫が優しければ、あるいはカッコちゃんの風変りさをポジティブに捉えられる人であれば仲睦まじい夫婦になるだろうし、そうでなければ破局するだろう。
いづれにしても栃木に居る限り、富裕な実家に支えられて、生活に困ることなく一生を全うするであろう。

247 :無名草子さん:2019/03/22(金) 00:31:01.99 .net
日記のノートはすでに100冊以上に及ぶ。時々20歳前後の頃の古いノートをめくってみる。
ワンゲルでの事件、中村とのこと、いろいろ書いてある。あれはあれで傷ついたけど、よき青春の一ページだったなあと懐古する。
子供の教育と、家事と、旦那の世話と、自分の仕事に目いっぱいの自分を振り返って、私はシアンクレールでジャズを聴いていたころに比べていかに卑小な現実的な人間になってしまったか、ということを徹底的に自己批判するだろうし反省もするだろう。
でも彼女は思う。いろいろ悩んだし時には道を踏み外しかけたけど、でも下手でも絵をかき、おはようと大きな声であいさつできる生活をしている自分は幸せだと。辛いときは帰る実家もある。

248 :無名草子さん:2019/03/22(金) 00:44:16.00 .net
時々思い返す京都での日々。ヘルメット、ゲバ棒、機動隊との殴り合い、中村との逢瀬、そしてあの夜。。。
死のうと思って山陰線の線路を歩いた瞬間もあった。でも幸い貨物列車は来なかった。私はいまこうして生きている。きっと生きろという神の思し召しなのだろう。
やはり生きようと思う。

249 :無名草子さん:2019/03/22(金) 19:30:53.85 .net
>>246-248
なんか泣けた。現実でもそうあってほしかった。
たとえ日記が出版されず、高野悦子の名前を我々が知ることがなかったとしても。

250 :無名草子さん:2019/03/22(金) 20:12:30.93 .net
彼女は学生のまま死んでいきたかったんだろう。未熟な価値観の中にいた。
あまりにも大学生活に憧れすぎてハードルを高くしてしまった。
そのために焦っていた。何をしたいのか、何をすれば良いのか、自分でも
分からなくなるほどに焦っていた。

251 :無名草子さん:2019/03/22(金) 20:23:40.61 .net
個人的に
私は悦子さんタイプは典型的な教職は嫌うと思う
(県庁勤めの父親をディスってたしw)
詩人になると言いつつフリーターやって成田や沖縄運動やってそうw

252 :無名草子さん:2019/03/28(木) 14:52:05.94 .net
自分の作品を見せることの「羞恥」を克服していたら、プロの作家になっていただろうな。

元左翼の右翼や、学生運動をやめた後は政治に無関心な人も多いから
必ずしも左翼的な価値観を持ち続けたとは言えない。

253 :無名草子さん:2019/03/28(木) 14:59:20.06 .net
>>252
そういう人は
学生運動でリーダー的な役割だった人だよ
東大の山本さんや日大の秋田さんとか
運動して痛い目に遭わされたから。
悦子さんレベルなら相変わらず運動やってると思う

254 :無名草子さん:2019/03/29(金) 12:13:24.47 .net
死んだ人を
生きていたら・・は無茶

死んだらそこで終わり

255 :無名草子さん:2019/03/31(日) 04:56:44.64 .net
>>247
>子供の教育と、家事と、旦那の世話

正直、こういう事が素直に出来る人とは思えんよ(´・ω・‘)

256 :無名草子さん:2019/03/31(日) 05:01:56.49 .net
>>246
>夫が優しければ、あるいはカッコちゃんの風変りさをポジティブに捉えられる人であれば

多分、菩薩のような聖人レベルの人でないと、不安定な彼女を支えることは難しいと思われ
それに多額の学費出して貰ってるくせに、両親(特に父親)を憎んでるんだから
実家の庇護云々も難しいのでは?

257 :無名草子さん:2019/03/31(日) 05:05:29.74 .net
>>241
>50年経ってもやり続けるタイプじゃないよ。基地の前にはいかないと確信

そりゃそうでしょ
50年どころか自殺直前には、すっかり行き詰った運動への熱も醒めて
バイトと男の話が中心になってるのに

258 :無名草子さん:2019/03/31(日) 05:13:08.04 .net
>>216
>悦子さんもあと1年入学が遅れていたらあのような悲劇は起こらなかった

それはどうかな?
中学時代からの日記読んでも、不安定な自我から来る自殺願望みたいなの
チラチラ出てくるし、結局は同じような人生歩んだ可能性あるよ

259 :無名草子さん:2019/03/31(日) 07:59:34.94 .net
>>257
冷めたんではなくて絶望したんでしょ、運動。
そこに男にもただ性欲のはけ口にされて連絡すら拒否されて。
何してんだろう、この男。ガンで死んだというのは本当なの?

260 :無名草子さん:2019/03/31(日) 11:21:34.51 .net
この人は「勉強もできるけど遊んでる自分」に酔ってただけ
大学入学後、2回生以降は特に酷い
進学校に一部いるタイプ
勉強できる女、特に女子高女子は男を覚えると結構すごいぞ

261 :無名草子さん:2019/03/31(日) 11:27:16.08 .net
256
中村さんの本名はM・Nです。ガンで死んでいます。

262 :無名草子さん:2019/03/31(日) 15:41:44.44 .net
中村さんのお墓にお参りしたい
さぞ大変だったことでしょう…

263 :無名草子さん:2019/03/31(日) 15:43:38.09 .net
中村さんは確か若くして亡くなったんだよね?
30代前半くらい?

彼も手記を発表してれば…
遺族も無念だったろうな

264 :無名草子さん:2019/03/31(日) 16:04:50.48 .net
高野さん、完全に「見捨てられ不安」だな
https://biz-shinri.com/dictionary/abandoned-anxiety
症例がピタリと当てはまる・・・

265 :無名草子さん:2019/03/31(日) 16:36:31.31 .net
>>262
父親の面会に居留守使うようなクズだぞ

266 :無名草子さん:2019/03/31(日) 17:18:00.81 .net
>>265
それは亡くなってすぐだから
中村さん自身、気持ちの整理が付いてなかったのでは?
彼は「カッコはたばこをやめろ」「現実と向き合え」ってまっとうなことを
アドバイスしてるじゃん。
それが悦子さんとは意見が違って受け入れられなかっただけで。

一方的に中村さんに非がある、と思うのは
ちょっと違うと思う

267 :無名草子さん:2019/03/31(日) 17:41:08.99 .net
彼女が自殺直前、「死にたい」と言いながら
最後に訪ねた時も恐らく居留守じゃないのか

268 :無名草子さん:2019/03/31(日) 17:44:35.71 .net
>>266
>「カッコはたばこをやめろ」

自殺前日にもバイト先でロングピースを
美味そうに燻らす姿を目撃されてるからなぁ
とても死ぬようにには見えなかったらしい

269 :無名草子さん:2019/03/31(日) 17:52:39.57 .net
>>267
多分、そうだろうね

ただ中村さんも自分のアドバイスも聞かずに執着してる彼女には
辟易してた部分もあるんじゃないかな
それに彼女の「革命論」には反発してたり
結構、意見は違ってたと思う。

けれど、中村さんも日記には書かれてないけど
酔っ払った彼女を迎えに行ったり、結構世話焼いてる。
自分には他に彼女が居るのに、悦子さんには色々良くしてたと思うよ。
それが悦子さんには「自分に気がある」と誤解を招いた部分もあると思う

270 :無名草子さん:2019/03/31(日) 18:33:49.87 .net
>>269
>自分には他に彼女が居るのに

日記にはボカして書いてあるけど、何回かセックスの交渉あっただろ
遊びのつもりがホンキになられてウンザリだったのじゃないか?

271 :無名草子さん:2019/03/31(日) 18:40:27.64 .net
なんか多くの人が田舎出の可憐な美少女が
ヤリチン男に騙されて・・・みたいな捉え方してるけど
例のホームページ↓に書かれてる同級生の証言を追っていくと
https://www.takanoetsuko.com/
入学時と自殺直前じゃ人が変わったみたいに蓮っ葉になってる
神もベリーショートにして安酒(サントリーレッド)がぶ飲みして
男の目の前でロングピース美味そうに燻らす女って
当時(50年前)としたら相当なタマだよ

272 :無名草子さん:2019/03/31(日) 19:17:32.68 .net
>>271
その通り

国際ホテルの他のバイト仲間からは
「あいつに近寄るな」みたいに見られてたみたいだよね。
小山田さんたちとよく飲みに行ってる、って噂も出てたし。
それに自殺後、悦子さんの両親が中村さんに面会を拒否されたのは
中村さん本人の意思とは別に国際ホテルの人事部の思惑があった
とも考えられる。
中村さんは正社員だから守らなきゃならないからね。

273 :無名草子さん:2019/03/31(日) 19:41:20.03 .net
>>272
>バイト仲間からは「あいつに近寄るな」みたいに見られてた

高野さんの中高時代の証言追っていくと
男子からも女子からも憧れの的でモテモテだったらしいから
その現実は辛かっただろうな・・・(´・ω・‘)

274 :無名草子さん:2019/03/31(日) 19:48:00.56 .net
>>273
入社してすぐ
鈴木鈴木鈴木と執着した挙げ句、振り向いて貰えないと分かったら
自分からポイするしw
小山田さんたちとはべったりだけど、他の人からは一風変わってると
敬遠されて、全て自分がまいた種なんだけどね。

日記には書かれてないけど(書かれてて削られてるのかも)
人間関係が上手くいってなかったんじゃないかな。
自殺の直前に逢った人でさえ迷惑そうに思ってたくらいだし。

275 :無名草子さん:2019/03/31(日) 19:58:09.33 .net
>>274
>書かれてて削られてる

お父さんの手で編集というか取捨選択は当然あるでしょ
あのアンネの日記でも隠されていた部分あったから

恐らく生前最後の日(6月23日)や他の日でも
重要な記述あるのに意図的に省かれた部分があると思われる
なにせ元のノートは十数冊に及ぶんだから単行本3冊で収まるはずがない

276 :無名草子さん:2019/03/31(日) 20:04:21.15 .net
>>274
>全て自分がまいた種

これな
同級生の証言見ていくと、男は割合正直にホンネ語ってるフシあるのに
女性は絶対悪口言ってないねw その中でも注目されるのが
2回生の頃「あの頃彼女は荒れていた」というタイトルで
1回生の頃には全くの飲めなかったほずの酒をがぶ飲みした挙句
下宿の流しで吐いてたという記述がある
共用の流しで度々そんなされたら堪らんだろ
(正直言って嫌でした)とは決して言わないけどホンネはそうだろうな
 

277 :無名草子さん:2019/03/31(日) 20:18:17.57 .net
>>276
嵐山の下宿かw

大山さんなんて最たる人だと思うよ
日記には大山さんを馬鹿にしてる記述があるけれど
当の本人はインタビューで「私には関係ないわ」って言い切ってるw
あの下宿は6人居たようだが、仲が良かったのは牧野さんだけ。
他の人には嫌われてるのが見て取れる

278 :無名草子さん:2019/03/31(日) 20:27:45.11 .net
話変わるけど
今年辺り、没後50年で著作権切れるんじゃない?

279 :無名草子さん:2019/04/01(月) 18:25:26.55 .net
>>277
>日記には大山さんを馬鹿にしてる記述があるけれど

カッコちゃんの一番の罪はヘンなプライドが高いんだよな
日記にはあまり書かれてないから、それを指摘する人少ないんだけど
特に大学入学後、平凡な生活に安住しようとする人を馬鹿にする態度が見える
中学時代の初恋の男子が大学1年の夏休みに帰省したカッコちゃんを見て
人が変わったようだとショック受けたのもむべなるかな

あと、本質的にはヘタレで傷付きやすいクセに凄い強がりだよ
自殺直前、良家の子女が集まる京都国際ホテルのレストランで
笑顔でロングピース美味そうに吹かしてたのも
周りの白い目に負けない精一杯の強がりだし
強姦魔小林に犯された後の日記は強がりが凄い分
その裏でどれだけ彼女が傷付いたかハッキリ分かって涙を誘う

280 :無名草子さん:2019/04/01(月) 18:31:27.11 .net
例のホームページ熟読して気付いたんだけど
結果的にカッコちゃんを死の淵まで導いたと言っても過言ではない
牧野さんって今どjこで何をしてるんだろう
彼女の影響は物凄いにも関わらずあまり指摘する人が少ないのは不思議

あと、死の直前に彼女とアパートで3時間ぐらい話した全共闘の関係者
話した内容は忘れた、とか言ってるけど嘘だろ
機動隊に殴られて意気消沈してやる気無くなってるカッコちゃんに
厳しい叱責したんじゃないのか?だから言いたくないし言えないんだろ

281 :無名草子さん:2019/04/01(月) 18:47:17.10 .net
高野さん、中学時代は可愛い上に、女子の中では学年で1番か2番というくらい
成績も良くて、男からも女からもモテモテでまさに「無敵のカッコちゃん」状態だわな

それで本人は「私の人生、一生イージーモードでいける」と勘違いしちゃったフシがある
実際は高校入学後、バスケットの選手辞めた頃から徐々に暗転してくんだけどな

当時の級友は皆「その頃の彼女は明るくて・・・」と証言するけど、その中でも
やむなく選手辞めてマネージャーになった頃、ふとした折に暗い表情見せてたとか
クラスでも積極的に発言するんだけど、どこかピントが外れてた、という証言がある
その人は「言葉で伝えるのがあまり上手じゃないのでは」とフォローしてたけど
ホンネは違うだろ。ホントは「この子空気読めないな、と思いました」だろうな(´・ω・‘)

282 :無名草子さん:2019/04/01(月) 19:03:08.08 .net
>>182
>何か使命感を持った上でというより、高校時代に読んで憧れていた「青春の墓標」のまねごとをしてみたかった

だろうな
それと高校時代は本人的に相当抑圧されてると思ってたらしいから
なぜから大学入学後の弾け方が異常だもの
保守的な父親や厳しい下宿のおばさん、事ある毎に宇女高らしくと言う先輩・・・
それに対する反発を心に抱えながらも自分からは言えない
だから青春の墓標の奥浩平のことを日記で奥君とか呼んでアイドル扱いしてる

そして立命館入ったら、そこにリアル奥君みたいのがいるわけよ
だからオルグされたとか洗脳云々以前に自分からホイホイ付いていってる
当時の立命じゃ共産党系の学生は天下獲ったみたいにしてたらしいから
肩で風切って歩く彼らに憧れの気持ちを抱いたんだろうな

283 :無名草子さん:2019/04/01(月) 20:26:34.63 .net
>>280
牧野さんはずっと沈黙してる
小山田さんもそう

その二人がどんな気持ちなのか分からない
HPの作者は何回も連絡はしてるはず
でも応えない

284 :無名草子さん:2019/04/01(月) 20:39:11.55 .net
徒然に思ったけど
あれだけ左翼活動に没頭してる彼女が
京都の中でも有名な保守的なホテルによく働こうと思ったのか
すごく矛盾してる気がするw

国際ホテルでも「私は可愛いのよ 私はイケてる女なの」
アピールしてて、周りはさぞ・・・・だったろうな。
たばこ吸ってウイスキーをロックで飲んで、ただのあば○れじゃんw
自分から男に利用して、って言ってるようなもん

285 :無名草子さん:2019/04/01(月) 21:08:11.04 .net
>>284
>あれだけ左翼活動に没頭してる彼女が
>京都の中でも有名な保守的なホテルによく働こうと思った

単純に待遇いいからだよ
今に換算したら時給1500円近いんじゃないのか
それに加えて賄い付きだから貧乏学生からしたら天国だろ
その代わり、ちゃんと面接試験があって高級ホテルに相応しい
ルックスや品の良さ、言葉遣いや立ち居振る舞い等を求められた

元々育ちの良い彼女はその条件をクリア出来たんだろう

286 :無名草子さん:2019/04/01(月) 21:19:30.48 .net
>>284
>たばこ吸ってウイスキーをロックで飲んで、ただのあば○れじゃんw

それ嵐山時代の牧野さんの影響な
山科時代の級友が変わり果てたカッコちゃんに驚いてる

>自分から男に利用して、って言ってるようなもん

小林にヤラれちゃったのも、そういう面があったからだろうな・・・(´・ω・‘)

287 :無名草子さん:2019/04/01(月) 21:30:59.15 .net
>>285
国際ホテルは、確か嵐山時代の下宿の友人の紹介だよね?
その友人が影も形も見せないのは、何かおかしくない?
誘ったものの「なんか、あの子近づいたらヤバい・・・」
って雰囲気を悦子さんは出してたんだろうね

それに保守的なホテルで学園闘争がどうの・・・
なんて話したら、そりゃ周りから白い目で見られるだろうな。
その点、鈴木さんは賢いね。
彼女からブルジョアって陰口たたかれてるけどw

288 :無名草子さん:2019/04/01(月) 22:12:35.29 .net
262
中村さんが死んだのは1973年6月。25歳。

289 :無名草子さん:2019/04/01(月) 22:24:11.82 .net
>>287
でもバイト先のホテルの従業員の初任給が1万8千円のときに、
実家から毎月2万5千円(今の価値にすると25万円ぐらいか)の仕送りを受け取っていた
悦子さんが実は一番のブルジョアだったというオチ。

290 :無名草子さん:2019/04/01(月) 22:31:36.64 .net
>>289
>実家から毎月2万5千円(今の価値にすると25万円ぐらいか)の仕送りを受け取っていた

学費、教科書や参考書代含んだら、まぁそんなモンだろ

291 :無名草子さん:2019/04/01(月) 22:39:18.52 .net
>>288
え?
そんなに若くして亡くなってなんだ・・・。合掌


>>289
そうそう
なんだかんだブルジョアがどうこう言いながら
実は自身がブルジョワの枠から出られなかったというオチw

国際ホテルの時給が今だと1500円くらい?
大体10万くらいは月給で貰ってた上に
実家からの仕送りw
酒とたばこに一ヶ月5千円(当時)だと今で5万くらい?
凡人では考えられないくらい、、考え方も金銭感覚も破綻してるw

宇女高時代、下宿の友人の話として
時々、両親が来て外食に連れてったとか
バブルも真っ青の金銭感覚w

292 :無名草子さん:2019/04/01(月) 22:42:18.57 .net
小林に強姦されて傘を焼いてしまって
替わりのを買いに行ったのが高島屋。
(めがねもそう)

当時2300円の傘、って凄く贅沢だよね
学生なのに

293 :無名草子さん:2019/04/01(月) 23:00:34.66 .net
>>288
>中村さんが死んだのは1973年6月。25歳。

自分の行為が引鉄でカッコちゃんがあんな事になり
父親は訪ねてくるわ、仕事場では噂の的だろうし
おまけにあんな手記出されたんじゃ晩年は針の筵だったろう

294 :無名草子さん:2019/04/01(月) 23:01:30.55 .net
>>292
なにしろお父さんが三人の子供たちのためにウェブスターの辞書、英語の地図、
百科事典など、書籍類だけで20万円(現在の200万円!)分を一気買いする家庭ですから。

295 :無名草子さん:2019/04/01(月) 23:03:56.79 .net
噂では
国際ホテルに居づらくなり京都ホテルに転職。
その後、実家(名古屋あたり?)に戻られたとか?
中村さんこそ苦労されただろう。

一言も弁解もせず、癌で亡くなったとは。

296 :無名草子さん:2019/04/01(月) 23:09:43.95 .net
>>295
>一言も弁解もせず

せず、というか出来ないだろ(´・ω・‘)

297 :無名草子さん:2019/04/01(月) 23:12:24.64 .net
>>294
>お父さんが書籍類だけで20万円(現在の200万円!)分を一気買い

高野家は土地持ちだからな。まさにブルジョワ
カッコちゃんも宇女高時代はそんな父親に素直に感謝してる

298 :無名草子さん:2019/04/01(月) 23:16:42.73 .net
>>296
仲の良かった小山田さん辺りは
中村さんの言い分を聞いてたと思う。
小山田さんは沈黙してるし、一方的に中村さんが悪いという風潮を
なんて思ってるんだろうね。
案内サイトでも小山田さんは沈黙してる、としか出てこない。

原点の終わり方は、一方的に中村さんに非がある
というイメージを植え付けてるからなぁ

299 :無名草子さん:2019/04/01(月) 23:19:15.09 .net
あーあれか。
金持ちの娘の悦子さんは本を出して声高く手記を出すが
貧乏の中村さんは沈黙せざるを得なかった?

格差すげーなw

300 :無名草子さん:2019/04/02(火) 05:01:16.27 .net
294
中村さんの実家は兵庫県西宮市です。

301 :無名草子さん:2019/04/02(火) 05:24:05.21 .net
中村さんの元上司のYさんに聞いてみたことがある。
国際ホテル・ホテルフジタのコック仲間でバスで西宮に葬式に行ったと言われた。
体格はスポーツマンらしくがっしりとしていたが時々体調を崩していたことがあった。
体質的に余り強く無かったと。

302 :無名草子さん:2019/04/02(火) 07:37:22.94 .net
中村さん、西宮ですか。
国際ホテルの方たちがお葬式に行かれたのなら
孤独でなくて良かった。
それにしても合掌

303 :無名草子さん:2019/04/02(火) 11:59:48.75 .net
初期ではあるが、カルトに洗脳されたことによる人格崩壊の悲劇、としか
言いようがない。奥浩平も同じく。
彼等はカルトが流行した時代の犠牲者だとも言える。
死ぬ間際になって、彼等はそれに薄々気が付いていたが、もうどうしようも
なかった。

304 :無名草子さん:2019/04/02(火) 14:04:24.35 .net
友人や知人、そして恋愛の相手に対しても、彼は、彼女はブルジョアだプチブルだ、
とか、個人の間柄にまで、そんなあいまいな用語で批判したりされたりした時代。
ちょっとした違いなのに、あるいは主導権を取ろうして、あるいは相手を貶めようと
して、社会科学用語で個人の性格や行動を批判する時代。

貧乏な労働者階級を神とする理論だからか、そこから外れると?、ブルジョアだの
プチブルだの、つまりは階級敵だとして? あるいは嫉妬して?批判された。
そんなカルト的な狭隘な価値観の左翼学生達が跋扈した時代。
だから、高野悦子さんは自分が大学生という身分であることに引け目を感じることに
なった。

305 :無名草子さん:2019/04/02(火) 15:43:16.50 .net
彼女は所詮、空想の革命論に耽っていただけ。
労働者階級を神とするならば、さっさと学生の身分も捨てて
仕送りも絶てば良かった。
所詮、革命ごっこの遊びにしか過ぎない。
それをはっきりと行動できないのが彼女の弱さ。

306 :無名草子さん:2019/04/02(火) 16:18:00.48 .net
実家から通える大学だったらね
何を西くんだりに流れてきたのか
立命に尊敬する教授がいたのかな

お嬢様の進学する学校ではなかったでしょう

307 :無名草子さん:2019/04/02(火) 18:15:30.56 .net
>>306
>立命に尊敬する教授がいたのかな

当時の立命館文学部は綺羅星のような有力教授を揃えて評判が高かった
奈良本辰也や梅原猛が専任教授やってて一般教養は京大から多くの
講師を呼んでいたから講義は極めて充実してた
おまけに学費は私学では飛び抜けて安く貧乏学生でも払いやすかった

308 :無名草子さん:2019/04/02(火) 18:31:53.10 .net
悦子さんのお父さんが京大出身だから、同じ京都にある大学ということで、
本人も両親も親しみを感じていたというのもあるんじゃないかな。

309 :無名草子さん:2019/04/02(火) 22:19:43.52 .net
自殺直前のカッコちゃん、完全に境界性パーソナリティ障害だな
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%83%E7%95%8C%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3
ほとんど全ての症例が当てはまる・・・(´・ω・‘)

310 :無名草子さん:2019/04/03(水) 00:27:25.98 .net
確か西那須野中の先生の勧めもあったはず

311 :無名草子さん:2019/04/03(水) 08:13:47.93 .net
>301
中村さんが男子寮に入寮したのは昭和43年10月1日。途中入社。
高野さんとの事があったのは44年4月、既にその頃は皆が知る、売店に勤務する「彼女」が
いたから。中村さんの行動は軽率・遊びとしか思えない。

312 :無名草子さん:2019/04/03(水) 13:29:15.07 .net
>>305
そもそもの前提が間違ってる。
なんで普通の女子大生が革命家にならなきゃいけないことになったわけ?
当時の時代が、大学が普通ではなかったということだろ。彼女はそれらに影響された
だけ。そして、その不合理や矛盾の中で疲れ果てて崩壊していった。
学生運動そのものが間違っていた。歴史の流れの中で湧いたカルトの泡立ちだった。
彼女は崩壊して死んでしまったが、生きた学生達もその当時のことを、自分達がやった
ことを説明できない状態だ。未だに総括できていないとか平気で言ってる。
つまりは、カルトの熱狂の中で動いていただけなんだろう。
彼女はそんな熱中した祭りが終わりかけた頃に急速に醒めて死んでしまった。
カルトに影響されたことが原因で、結果的に自己責任として崩壊していった。
しかし同時に、時代の犠牲者という側面は間違いなく存在する。
そんな彼女を>>305のように批判?するのは私にはできない。

313 :無名草子さん:2019/04/03(水) 17:44:04.09 .net
>>312
普通の女子大生が革命を本気で信じたことがおかしいのでは?
彼女の時代にも運動に参加しない「ノンポリ」の方が圧倒的に多かった。
ノンポリと言うのが今の時代にそぐわないけど、浮動票って感じ?
なのに、彼女は自ら運動に飛び込んだ。
挙げ句、自身の態度もはっきりさせなかった。

そこに彼女の弱さがあると思う。
スキーを売って(ryというくんだりも、実際はスキーを売っていない。
日記には勇ましいこと書いてるけど、今の時代の言葉でいうとへたれw

その「へたれ」が良いとも悪いとも書いていない。が、
彼女は結局自分自身に疲れ負けたのだと思う。

314 :無名草子さん:2019/04/03(水) 18:21:15.14 .net
小さい時から持病があると性格歪むよ。

315 :無名草子さん:2019/04/03(水) 21:58:26.96 .net
今まで何度か指摘されているし、>>2のリンク先にもかなり詳しい考察があるけれど、
結局悦子さんは共産主義に感化されて学生運動に身を投じたというより、
高校時代に読んだ「青春の墓標」に感激し、奥浩平と同じ世界を体験したかった。
そして何より「革命家どうしの恋」にあこがれていたということじゃないかな。学生運動を通じて、
自分の孤独感を癒してくれる、自分にとっての奥浩平を探し求めていたと。

316 :無名草子さん:2019/04/03(水) 22:21:13.75 .net
環境って大事なんだと思うね。その中には時代の特殊性も当然含む。
学生運動なんて無い時代なら捲き込まれずに済んだわけで。

世界的にも1970年前後の学生達は何かに取り憑かれたように暴れたが、やはり
マルクスとかレーニンの理論と社会主義革命運動が関係しているのだろう+。
しかし、もっと深層にまだ何かがあるように思う。それは男女の性的な関係を
含む従来の人間関係、既存の道徳感や価値観からの解放衝動だったと思うのだ。

それは全共闘学生達が大学当局との団体交渉で見せた幼稚とも思える各種の発言
からのイメージで、制度の問題よりも心情や動機の問題を前面に出して教授達に
訴えていることから感じることができる。
彼等は自分でも説明のつかないだろう分けの分からないことをグダグダと発言し
続けている。それは東大全共闘の学生達と三島由紀夫との討論会にも表れてい
る。彼等は人間関係の理想を、ユートピアを求めたが、たまたま目の前にあった
共産主義にそれを求めただけなのだと思う。実際は彼等にとっては制度や所有の
問題など二の次の問題で、平等で解放された人間関係を求めていたと思うのだ。
それは実際には抽象的イメージや絵空事でしかなかったが、とにかくかれらは
それを求めた。
悦子さんは言う、絶対的自由 が欲しいと。しかしそんなものは有るわけがない
し実現できるわけもない。ただただ彼等は衝動と情動に突き動かされていただけ
なのではないか?

317 :無名草子さん:2019/04/04(木) 01:27:27.61 .net
>>288
>中村さんが死んだのは1973年6月。25歳

若くして亡くなったんだね
カッコちゃんとご両親の「呪い」が効いたのかなw

318 :無名草子さん:2019/04/04(木) 06:03:20.60 .net
316
平成18・6・23日 高野アイさんに聞いてみた。
男子寮で中村さんと面会できましたか?
会えなかった「居留守を使われたみたい」と悲しい顔をされた。
報告を受けた、三郎さんの「気持ち」は、如何かと・・・・・。
墓参りの後で自宅へ花を届けた。アイさんと三時間程話出来た。

319 :無名草子さん:2019/04/04(木) 06:21:45.20 .net
相手の両親までぞんざいに扱ったんだから、そりゃガンにもなりますわ

320 :無名草子さん:2019/04/04(木) 10:49:38.33 .net
悲しい話しだが、男女間のもつれからの自殺なら、
彼女がいる男が別の女と「関係」を持った、酷い男だ、とか、
でも自殺までするか、などの議論はあるだろうがそれ以上の展開はない。
やはり、この恋愛もどきの失恋が自殺の最終的なきっかけなんだろうね。
ということで、
彼女の自殺については学生運動とは切り離して分析にしたほうが正解なの
かもしれない?
この男女間のもつれがなければ彼女は生き続けていただろうか?
自殺までは至らなかっただろうか?

321 :無名草子さん:2019/04/04(木) 11:35:20.16 .net
>>309
たしかにほとんどの症状や行動が当てはまってるね。
では、その症状は原因なのか?、それともなにかの結果なのか?
ある性格や個性をもった個体が、ある条件の中に置かれた場合に、
境界性パーソナリティ障害のそのような症状が発現してくるのだろうか?

322 :無名草子さん:2019/04/04(木) 17:24:18.24 .net
>>320
>この恋愛もどきの失恋が自殺の最終的なきっかけなんだろう

自殺直前の5月19日、彼女は母親に甘えて
ワンピースや靴を買って貰ってる
結果的にそれが死装束になったわけだが
自殺を決意した人間が母親にワンピースねだるかなぁ
ただ、同日、中村からキツイ一言を言われたらしくて
日記に失恋の文字が見える。それから死まではほぼ一直線だよ
自殺前日の6月23日の夜に中村が居留守使ったりせず
一目でも遭って優しい言葉掛けたら絶対自殺してないと思うぞ(`・ω・´)!

>>321
自殺直前のカッコちゃんの中村への行動や思いが
どのような原因から現れるのかよく説明してる

「境界性人格障害・パーソナリティ障害って?」
https://yusb.net/man/591.html

323 :無名草子さん:2019/04/04(木) 17:40:03.41 .net
>>320
彼女の行動パターンからすると
中村さんじゃなくても他の男性に同じようにしたと思う。
だから自殺の一因に失恋もあるけれど
それだけではないと思う。
鈴木鈴木鈴木って言ってたのにころっと中村中村中村になってるからw

つかさ
職場じゃなくて立命で相手を探せば良かったのに、と思う。

324 :無名草子さん:2019/04/04(木) 17:58:12.84 .net
いま、原点の最後の方だけざっと読み返してみたが
5月末に東京で家族への訣別をした後
急速に中村さんに傾いてるように読める。

中村さんが全て、彼なら私のこと全てを受け止めてくれる
って勘違いしちゃったのかな。
彼には彼の世界がある、と建前では理解出来ていても
いざ本当に拒否されると、もう自分はどうしたら良いのか分からない、って感じ。
そこが彼女の弱さなんだが、それを周りでフォローしてくれる人は居なかったのか。
あれだけ牧野、牧野と言ってた牧野さんは、助けにはならなかったんだろうか

325 :無名草子さん:2019/04/04(木) 18:21:13.59 .net
>>324
>あれだけ牧野、牧野と言ってた牧野さん

日記読んだら解るけど牧野さんが一番悪いよ
タバコと酒の味を教え込み、過激な全共闘の活動に導いたのも牧野さん
これに比べたら部落研時代は全然牧歌的だわ
最初住んでた山科を離れ、牧野さんのいる嵐山に移り住んだ頃から
彼女の人生は暗転していく

326 :無名草子さん:2019/04/04(木) 18:56:05.92 .net
>>325
ぶっちゃけ、牧野さんと逢わなければ彼女の人生は全く違ってたと思う。
ドストエフスキー片手にオンザロック、とか20歳くらいの女の子が何やってんだw
一生懸命背伸びして、女だって男と平等と謳ってみても
現実は全く違う物だったはず。

327 :無名草子さん:2019/04/04(木) 19:49:42.38 .net
>>326
>ドストエフスキー片手にオンザロック

映画版で若いころの桃井かおりが演じていたら非常に似合いそうな画だな。
悦子さんは能年玲奈に雰囲気が似ていたという証言があるが、能年では似合わなそう。

328 :無名草子さん:2019/04/04(木) 19:58:07.51 .net
>>326-327
牧野さん共々、ボーヴォワールを気取ってたのかな
「第二の性」にも影響受けてそう
でも実際はフェミニストには決してなれないファザコン娘なんだよな
これ↓読んだら、ほとんどの点でガッコちゃんに当てはまってる
https://spicomi.net/media/articles/803

329 :無名草子さん:2019/04/04(木) 20:31:22.11 .net
>>328
「第二の性」読んでたじゃんw
とは言うものの、ついていけずに机に置いてあるだけになってたけど

あの時代を知らないけど、ボーボワールってよく読まれてたのかな?

330 :無名草子さん:2019/04/04(木) 23:00:20.96 .net
>>231
>カッコちゃんが普通に結婚して家庭を築いていたら

メンヘラ気質があるからあまり幸せになってるイメージない
数年で結婚生活は事実上破綻、本人はプライドから
離婚を拒み実家に戻り宙ぶらりんな生活送る・・・みたいなイメージ

331 :無名草子さん:2019/04/04(木) 23:03:43.93 .net
カッコちゃんは「自由でいたい」願望が強いから
そもそも結婚生活に向かないよ

332 :無名草子さん:2019/04/04(木) 23:05:12.34 .net
>>233
>見合いで地元の名家の子息と結婚

相手のお姑さんと揉めそうw

333 :無名草子さん:2019/04/04(木) 23:05:55.17 .net
「自由にいたい」割りには恋愛には積極的w

334 :無名草子さん:2019/04/04(木) 23:08:38.63 .net
お姉さんのヒロコさんは順風満帆な生活を送ってるんだっけ?
弟はカッコちゃんのおかげで有名人になったけどw

弟の子供さんがFBで高野悦子名義のアカウント持ってるね

335 :無名草子さん:2019/04/04(木) 23:14:01.05 .net
映画だと自殺に見えないんだよ。驚いた顔してるし。
実際はどうなの?

336 :無名草子さん:2019/04/04(木) 23:33:29.46 .net
>>333
恋愛というか、あの時代の女性にしては性に関しては非常に開放的。

337 :無名草子さん:2019/04/05(金) 13:02:31.84 .net
母親を京都駅で見送ってから、1週間近くだったか何も食べていなかったという。
おそらくは司法解剖され胃の中を調べられたんだろう。つまりは胃の中に消化中の
食物は何も無かった、ということになる。
この拒食の心理的原因はなんであっただろうか? 悦子さんに食欲をまったく失わ
せるようなストレス。
中村との関係からのストレス? そして、大学生身分の放棄による将来不安?
親へは自分で生きて行くと言ってしまった? 逃げる場所を失った。
しかし、私には生き行く強さや意欲が無い。否、生きていく術がない。
彼女はかなり追い込まれていたに違いない。

338 :無名草子さん:2019/04/05(金) 14:18:33.88 .net
赤軍派とは関係なかったのかな

頃は同じ、多少は前後するけど
あさま山荘は後だけど
もしかしてあの永山に殺されていたかもしれないか?
ぶっ飛びすぎかな

339 :無名草子さん:2019/04/05(金) 16:44:40.11 .net
>>338
悦子さんは個人参加の全共闘の学生。過激派からの勧誘も断っている。
デモ行進でも本体ではなく、その周辺を歩いていた、と当時の仲間が証言してる。
そして日記の最後のほうに、目の前に迫っている集会には参加しないと本人が書いて
いるが、その理由は、全共闘運動を各党派が引きずり回しているからと書いている。
つまりは各党派が主導権争いに利用している、たぶんもう自分達の運動ではなくなり
つつあることを感じ取ったんだと思う。
彼女は非常に感覚が鋭い人だったと思う。
そして、それは彼女が自分のやってきた運動を冷静に考え直し、間違いや未熟だった
と気が付き始めた時期でもあった。そして彼女は運動の敗北を感じただろう。
そして、あらゆる面で自分が生きる術をうしなっていることに気が付いた。
大学生活、友人関係、恋愛、家族への依存、それら全てを失い、将来展望を失った。

340 :無名草子さん:2019/04/05(金) 16:49:39.29 .net
>>337
司法解剖をして胃の中の消化物を調べても
前日分または前々日くらいまでしか分からないと思う。
一週間何も食べてなかったというのは、お母さんの証言に基づいたもの。
実際は何かしら食べたり飲んだりしてたと思う。

前日はバイトに行ったことも判明してるからね。
従業員食堂や宴会の余り物など、彼女はよく飲み食いしてたようだから
憔悴しきっていた訳では無いと思う。
憔悴しきってたら、前日にバイト先で旨そうにたばこすら吸えないだろう

341 :無名草子さん:2019/04/05(金) 17:12:48.72 .net
悦子さんが亡くなる1週間前に、栃木から母親が下宿まで様子を見に来ているが、
その時にお母さんは、悦子さんに栃木に帰ろうと言いかけたか、思ったらしい。
母と別れた日から自殺する日まで食事を摂らなかった。

騙してでも連れて帰るべきだった。
今現在の人間関係や思いに縛られて執着している悦子さんには、遠くから京都を見る
時間が必要だった。魔界京都から離れるべきだった。

342 :無名草子さん:2019/04/05(金) 17:35:00.55 .net
一つの原因に
娘に対して甘かった、高野家も問題があるかもしれない

343 :無名草子さん:2019/04/05(金) 19:00:41.73 .net
カルト思想に洗脳された大学生には、親は古い価値観を持った身近な封建制として
見えてしまう。
あるいは一般的に子供は親がどれだけ子供のことを心配してるのかが分かっていない。

東京での家族との話合いの場から何も持たずに飛び出すほどの激しい悦子さんに、
家族達はもう厳しいことを言う気力がなくなっていたんだと思う。

344 :無名草子さん:2019/04/05(金) 23:09:04.20 .net
>>337
>この拒食の心理的原因はなんであっただろうか?
>悦子さんに食欲をまったく失わせるようなストレス

中村だよ
母親と会った6月19日の深夜、中村から最終的に振られてる
それから24日未明の死までは一直線だよ
日記読み返してみな

345 :無名草子さん:2019/04/05(金) 23:12:28.76 .net
>>340
>実際は何かしら食べたり飲んだりしてたと思う

酒は飲んでるからな。それに酒で栄養取れるから
何も食ってない可能性はある
その状態で死の前日に睡眠薬20錠だからなぁ・・・
そんな異常な状態がそれまでの逡巡を飛び越えさせたのだろう

346 :無名草子さん:2019/04/05(金) 23:29:40.22 .net
あと中村以外では、運動やってた連中に何か厳しく言われた可能性ある
実際、牧野さんが出てくる最後の記述でも意識の甘さを指摘されてる

人は不都合な事は証言しない。ある意味「重要な関係者二人が揃って口をつぐんでいる」という
現状は、もしかすると不都合な言動があったのかもね
あの二人が沈黙してる事が逆説的に「語らぬに落ちる」を証明してる可能性ある

347 :無名草子さん:2019/04/05(金) 23:47:00.90 .net
アルコールと睡眠薬を一緒に飲むと、ふらつき、物忘れ、
おかしな行動をしてしまうなどの副作用が生じやすくなるから

348 :無名草子さん:2019/04/06(土) 18:02:40.22 .net
学生運動関係が悦子さんの自殺に影響があるとしたら、心身の疲労、そして更には
学生を辞めることで将来展望を失ったこと、それも具体的に生活費の問題が目の前
の実感として彼女の頭にリアルに急浮上してきたのだと思う。
当面ホテルで働き、本を読み学習する、とか書いているが、その厳しさ、自分の
甘さが見えてきて怖くなったのだろう。30歳まで生きても仕方ないとか言い始めてる。
そこへ失恋のショックが彼女を襲う。

349 :無名草子さん:2019/04/06(土) 18:29:39.68 .net
純粋で生真面目な性格は、視野の狭さや柔軟性の欠如、更には弱さを伴う。

おそらくは、否、間違いなく悦子さんは、傷つきやすく壊れやすい心の持ち主だった。
そんな彼女が性の関心から後悔するような冒険をし、激しいデモに参加し疲れ切り、
学生身分を狭隘な過剰適応によって失い、最後には自尊心を壊されるような失恋をし、
恋の相手からも、友人からも、家族からも孤立し、更には酒と眠剤をあおり、それらの
結果として心身ともに総崩れになった。

どんな気持ちで線路を枕にして横たわったのだろうか? 
死のうとする彼女の目には何が映っただろうか? 何を思い描いていただろうか?

350 :無名草子さん:2019/04/06(土) 22:27:30.25 .net
彼女は幽霊のような虚ろな顔をして、そして泣いてたと思う。

ただ、夜中の二時に、ちょっと出かけて来ます、なんて睡眠薬がマイナス方向に
効いてた?
インフルエンザの薬でも変な副作用が出るように。

351 :無名草子さん:2019/04/07(日) 00:36:23.66 .net
自殺の前日、バイト先で旨そうにたばこを吸う
(とても自殺するように見えなかった証言あり)

当日、酔っ払ってうつろな顔してグリルアラスカ
→男子寮に行くも会えなくてタクシーで帰宅?
その数時間後「ちょっと出かけてきます」→自殺

当日に何かがあった?
誰かにきついこと言われて意気消沈
中村さんはこの頃は逃げ回ってるので、中村さんに言われたのではない。
じゃ誰に言われた?

睡眠薬で変な副作用はないよ。
せいぜい記憶が飛ぶくらい

352 :無名草子さん:2019/04/07(日) 00:42:04.05 .net
中村さんの元同僚がタクシーに悦子さんを乗せたのが
0時過ぎ。
「出かけてきます」が2時頃。

2時間の間、どうしていたんだろう。

同じ服装だから、自宅で寝ようとしたのはあまり考えられない。
何か考え事でもしてたんだろうか。

353 :無名草子さん:2019/04/07(日) 00:44:35.48 .net
ハンドバッグを持って出かけたのだから
どこかに行こうという意図があったと思われる。
でも、自殺しに行くのにハンドバックは持って行かないと思う。

354 :無名草子さん:2019/04/07(日) 02:41:18.60 .net
中村さんの元同僚も差しさわりがあるのか
肝心な部分を証言をしてないだろ
だから話が判りにくくなってる
自殺前夜、もっと中村との間に何かあったと見るべき

355 :無名草子さん:2019/04/07(日) 09:14:11.97 .net
中村って彼女がいたんでしょ?
その彼女は自分が浮気されてることに気づいていたのかな?

356 :無名草子さん:2019/04/07(日) 13:23:51.56 .net
>>351
>当日に何かがあった?

あっただろうな
前日(6月22日)までは日記見てもわかるように
「もしかしたら死んじゃうかも・・・」でも生への未練辛うじてあり状態だったのが
当日(6月23日)には呆然とした顔で「死にたい」を連発
実際、その深夜には鉄路に飛び込んでるんだから
彼女を踏み切らせる決定的な何かがあったと考えるのが自然

357 :無名草子さん:2019/04/07(日) 13:44:25.74 .net
22日にバイト先で中村さんに本を渡すと書いてるものの(21日)
中村さんは現れなかった。
しかし、この日たばこを旨そうに飲む彼女の姿が見られてる。
夜、下宿先で眠剤を飲む。

たぶん、この日バイトが終わった後から翌日に
何かがあったのではないか。
お父さんの意図で削られてるのかもしれないし
それとも本当に何も書かれていなかったのか。

中村さんはこの頃は既に接触を避けてたから
中村さん以外の誰かの可能性もある。

358 :無名草子さん:2019/04/07(日) 13:46:12.67 .net
もしかしたら
小山田さん辺りからきついこと言われたのかも

だとしたら
小山田さんが沈黙してることも頷ける

359 :無名草子さん:2019/04/07(日) 17:12:40.70 .net
学生運動の「闘争」に疲れ、また中村との関係も終わった。
デモと恋愛の、興奮と喜びの日々が突然終わりを迎えた、そして身も心も疲れ果て、
茫然自失となり、生きていく意欲が消え失せた。燃え尽き症候群である。

睡眠薬は自殺への初期的な試みだっただろう。不眠治療のために買ったわけではない。
つまりは自殺しようかなと半ば本気で考え、こわごわと実際に行動に移しつつあった
ことが分かる。
でも睡眠薬は効かない、酒のほうがまだマシ、だと書いている。これは体や意識への
睡眠薬の影響のことだろう。酒のほうが眠れた、ということではない。自殺の手段と
しては使えないと思ったのだろう。
しかし、本当に睡眠薬の影響が無かったのだろうか? 飲んだ当日か翌日に彼女と
一緒に歩いた同年齢の男性は、悦子さんは虚ろな顔をしていた、歩くにもフラフラ
して、彼の助けが必要だったと証言している。

360 :無名草子さん:2019/04/07(日) 17:30:48.28 .net
メンヘラの自分から言わせてもらえば
睡眠薬、という言葉が一人歩きしてるように思える。

と言うのは
悦子さんが買ったと思われる眠剤は「ブロバリン」
日記には薬は効かないと書いているが
実際に薬の効果が出てくるのは、飲んでから30分〜1時間経ってから。
飲んですぐ効く眠剤なんてあったら当時でさえとっくに発売禁止になってる。
つまり「効かない」と彼女が書いてるのは、実際にそういうことを知らなくて
飲めばすぐ効く物と勘違いしてる。
20錠飲めば、ぐっすり眠れる

ちなみに自分が自殺未遂をした時は100錠飲んでも助かった。
(病院に緊急搬送されたが)

そういうことから睡眠薬の影響はほとんど無かったと思う。
当日、うつろな顔をしていたというのは、何か強いショックがあったか
酒、たばこによるものだと思う。

361 :無名草子さん:2019/04/07(日) 18:18:33.15 .net
>>360
経験者の言うことだから実証性がありますね。でも副作用はあるようですね。
副作用は全員に出るわけではない。つまり出る人もいれば出ないこともある。
また、100錠服用しても死ななかった、というのは別の違う話だと思う。
20錠飲んだ悦子さんに副作用が出たかどうか、また出たとしたらどのような
症状だったか、そういう話し。


プロ○○○ の副作用より一部抜粋

●多く使用した時(過量使用時)の対応
誤って多く飲んだ場合、中枢神経症状(四肢の不全麻痺、深部反射消失、呼吸抑 制など)
がおこる場合があります。
また、目が醒めた後に幻視(実際には無いも のが見えたり、音が聞こえたりするように
感じる)、全身けいれん発作、神経炎、 神経痛などがおこる場合があります。いくつか
の症状が同じような時期にあらわ れたら、使用を中止し、ただちに受診してください。

362 :無名草子さん:2019/04/07(日) 18:24:46.20 .net
>>361
この「多く使用」の点だけど
20錠程度では多く、とは言わない。
言うなれば、ちょっと間違えて多めに飲んだというレベル。

そこに書かれているような副作用が出るのは
50錠以上の、本当に多量というくらい飲んだ時に起きること。

(悪いけど)たかが20錠くらい飲んだだけでは
たいしたことないですよ。

363 :無名草子さん:2019/04/07(日) 18:30:12.55 .net
斉藤茂吉/致死量論

>>プロ○○○百五十 錠は、人間の〈致死量〉をはるかにオー寺〈Iしている。
>>しがし、 本質的に彼を殺したのは、プロ、ハリンでもグリンの繩のどちら
>>でもなかった。彼の口に百五十錠のブロバリンが含まれる以前 において
>>彼の意識はすでに〈致死量〉に達していたのである。

ttp://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/jl/ronkyuoa/AN0025722X-024_043.pdf

364 :無名草子さん:2019/04/07(日) 18:47:19.69 .net
副作用は個々の人によって出る場合もあれば出ない場合もある。
悦子さんは少なくとも数日間何も食しておらず、胃の中には何も無かった。
そのような条件の中での睡眠薬の服用は、また違う作用をするのではないだろうか?
量の問題だけではなく、服用者の具体的な健康状態や体調によっても変わってくる。
様々な条件の中で生活している以上は、私が大丈夫だったから、他の人も大丈夫とは
簡単には言えないと思います。
現実に、悦子さんと歩いた男性は、悦子さんは酒を飲んだかのように見えたと証言し
ているが、実は酒ではなく睡眠薬の影響だったかもしれないし、更に睡眠薬と同時に
飲酒もしていたかもしれない。
症状的には睡眠薬の副作用の可能性も考慮すべきだと思う。

365 :無名草子さん:2019/04/08(月) 08:49:17.54 .net
持ち上げることはないわ

所詮弱くて死んだんだから
たった20年間の、日記にしたら何年分だ
ありがたがることはないと思う

366 :無名草子さん:2019/04/08(月) 15:50:39.01 .net
いろんな発想や考え方があるんだね。
誰ももちあ上げてないし、ありがたがってもいないと思うが。
むしろ、高野悦子の取り返しの付かないしくじりを、自分にも有りうることとして
考えている人がほとんんど。
そうすることによって、自分自身を客観的に見て対応することができる。

367 :無名草子さん:2019/04/08(月) 18:22:45.62 .net
この手記は、新潮文庫に収録されたけど、大昔は、新潮文庫といえば古今東西
の名作文学を集めているイメージがあって、この本も、文豪の名作に混じって、
持ち上げられていると感じた人もいたのかな?

368 :無名草子さん:2019/04/08(月) 19:27:19.70 .net
>>365
>持ち上げることはない

誰も持ち上げてない。スレ読んだら分かるようにむしろ辛辣だろ

369 :無名草子さん:2019/04/08(月) 19:42:37.11 .net
中には神格化しようとしてる人も見えるよw

370 :無名草子さん:2019/04/08(月) 20:10:33.21 .net
本当かどうかは知らないが、若い女性が自殺した現場に、二十歳の原点の本が置いて
あったとか、・・・・悪書でしょうね、自殺者の本なんて、
上のほうのレスで、持ち上げてなんてないよ、と書いた者だが、自殺に向かっている
人にとっては、高野悦子さんのように、とか、ある種の自殺の肯定やの正当化に転嫁
しちゃってることもあるのかもしれない。私が死んだら悦子さんのように話題にして
くれたり、同情してくれるのではないか、という自殺行動の添加剤になってる可能性
もある。

371 :無名草子さん:2019/04/08(月) 20:18:34.82 .net
しかし、同情してくれるかもしれない、なんて理由で自殺なんてできるものなのだ
ろうか?
自死の直前なんて意識が吹っ飛んでいるか、トランス状態にでもなるのだろうか?
高い所から飛び降りる時って怖いという感覚が無くなっているのだろうか?
列車という鉄の塊が向かってくるのにレールの上に横たわるなんて、普通の感覚や意識
状態ではできないと思うが、普通ではなくなってしまうのか?

372 :無名草子さん:2019/04/08(月) 20:21:09.96 .net
そうそう神格化というよりは
苦悩の若者のバイブル化

そういうとこが嫌なんだよ
弱っちい人間のくせに
こんなの世に発表して何が言いたかったんだろう、お父上は

373 :無名草子さん:2019/04/08(月) 20:31:46.63 .net
>>371
だから何でそれを書籍化した?理解不能だ



読んだよ
19の時に大学受験に失敗してた時に
妹から郵便でこの本が届いた
本好きなので読んだけど

何も心に残らなかったわ
高野さんが死んでほんの数年、、ぐらいか・・・
だからその時の記憶を、曖昧,薄いという印象から引っ張り出してるけど

ここに書き込んでいる人は持ち上げてない‥と言いながら
共鳴、肯定、崇拝、〇〇、陶酔、してんじゃん
彼女の生き方寄り添い過ぎ

374 :無名草子さん:2019/04/08(月) 20:37:30.66 .net
>>371
彼女は中学時代から自殺したいと言ってた人だから
日記に書かれてる「死にたい」をそのまま受け取ってはならない。

近くの歩道に彼女のバックが落ちてたから
たぶんふらふらになってたのは想像付くが
本当に死ぬ気だったのかはわからない。
多分「たまたま」その時が訪れただけのように思う。

375 :無名草子さん:2019/04/08(月) 20:41:51.69 .net
>>373
1 中村さんに対する復讐説
2 父が「自分は娘のことは何もわかってなかった」という自戒

この2点ではないかと思っている。

中村さんに対する復讐説は、たぶん、お父さんは「娘を傷物にしやがって」
という意図が入ってると思うが
中村さんは意外と悦子さんのことを思ってるのが、よく読めば見て取れる
(最後は逃げ出したが、それはそれで当たり前)

376 :無名草子さん:2019/04/08(月) 21:23:58.54 .net
なによりも娘が生きたという証しが欲しかった。
娘の成長や思いを確認したかった、また親としての責任を果たそうとした、
あるいは果たしたことを日記を公開することで訴えたかった。
知的なお父さんだから、娘の文章にルポタージュ的な価値を見いだすことができた。
娘の頭の中に入り、その喜怒哀楽を知り、日記が娘そのものに思えた。
悦子さんが死ぬ少し前に日記を残すかどうか、処分するかどうか考えていたが、机の
上に残されていた。父はそれに悦子さんの意志を感じた、悦子の人生はこの中にある、
20年の生のmessageであり、また、dyingmessageであった。
娘の法要のための出版であった。理解してやれかなった、助けてやれなかった、父の
免罪のための出版でもあった。

377 :無名草子さん:2019/04/08(月) 21:26:25.22 .net
娘の法要のための出版であった。理解してやれかなった、助けてやれなかった、父の
贖罪のための出版でもあった。

378 :無名草子さん:2019/04/08(月) 21:47:53.28 .net
以前にも書いて批判されたが、
悦子さんの潜在意識の奥底に、奥浩平の手記が本として出版された経緯の記憶が
あったとしたら・・・・・

そんな余裕というか欲があったなら自殺なんてしないよな?

379 :無名草子さん:2019/04/08(月) 21:51:13.00 .net
>>376
自分も一応、親の立場だが
子供が自殺したとしても法要や贖罪のために日記を出版しようとは思わないな。
その中に書かれている、いろんな人に迷惑がかかるし
子供のプライバシーを晒したくない。

お父さんがたまたま「文化人」で地元の名士というのが
出版する最大の要因になったと思う。
そして悦子さんが「名士の娘」だから。
でなければ、幾ら人に勧められても那須文学に出さなかっただろう。
那須文学で認められて更に新潮で出版するまではなかったと思う。

380 :無名草子さん:2019/04/08(月) 21:52:10.72 .net
本人が幸せになろうとしてないのが原因よ
すぐワルイ子ぶっちゃうんだもの

381 :無名草子さん:2019/04/08(月) 21:52:22.69 .net
>>378
いや、それはあると思うよ

憧れの奥くんの遺書なんだから、自分もそうなりたい
という欲求はあったと思う

382 :無名草子さん:2019/04/08(月) 22:35:29.69 .net
>>2のリンク先から引用

(3)彼女の自殺は『青春の墓標』をなぞらえたものではないか?
 彼女の生活は乱れ、酒とタバコに月1万円も使い(69年4月15日「原点」)リストカットするような生活を繰り返し
(69年2月1日「原点」)、思想的には、奥浩平の「青春の墓標」からさらにアナーキズムに憧れ
(69年2月8日「原点」)、異性関係についても、若者の健全な恋愛というより、肉体関係を中心とした
男女関係に引き込まれて行き(69年4月27日「原点」)、相手側が遊びであることに気づき、打ちのめされていく。
 思想的にも、単純な国家権力との闘い論に引きずられ、機動隊との格闘に憧れ、事実機動隊に殴られ、
大きなショックを受ける。(69年6月15日「原点」)
 この行動が奥浩平の『青春の墓標』に酷似しており、奥浩平氏は1965年2月17日羽田で警察官と衝突、
鼻を殴られ9日間入院、退院した数日後自宅で自殺している。
 高野悦子さんも1969年6月15日機動隊と衝突し鼻を殴られている。(自殺の2週間ほど前)おそらく奥浩平氏も
高野悦子さんも機動隊との衝突を望み(4月14日の日記「原点」には、私は機動隊とぶつかりたい!)
いざ衝突して圧倒的な力(暴力装置としての)の前に自らの存在の小ささを味わったのではないか。
高野悦子さんは、『青春の墓標』を思い起こし、国家権力と闘ったという陶酔感と敗北感におそわれ、
死への憧れの中で奥浩平氏と同じ道を歩いたという満足感が、彼女の自殺(6月24日)にはあったのではないか。
(注5)
                     
注5:高野悦子さんはこの『青春の墓標』に憧れ、この奥浩平氏の歩いた道を自分も歩いている錯覚に
陥っているように見える。彼女の奥浩平に対するあこがれは、彼女の書く日記の中に英語表記がよく出てくるが、
これも奥浩平の日記に酷似している
 例えば、1969年4月
  19日:鈴木はALL or Nothing
  22日:人間は醜い。ずっと前、横田君がいっていた。
   “I have my mother very much” 翌朝私は思った。
“My mother is ugly, my father is ugly"

383 :無名草子さん:2019/04/08(月) 22:51:26.66 .net
>>380
あなたの言うとおりだ。
君は鋭いと思うよ。マジで。
半行で本質を突いている。
グダグダ書いている私がアホに見える。

384 :無名草子さん:2019/04/08(月) 23:13:46.93 .net
たしかに、奥の自殺手段は睡眠薬のオーバドースで、悦子さんはそれを最初はマネした。
しかし、悦子さんには悦子さんの直接的で具体的な事情や理由があっての自殺だろう。
奥浩平の影響はあったとしても、それは背景としてだろう。

もし、悦子さんが奥浩平を見習って? 奥のような学生運動や恋愛や失恋、そして自殺
を、そのストーリーを *演じ切り* 更にそれを日記にシナリオのように書いたのなら、
恐るべし悦子となるが、実際は、潜在意識的にも、そんなことができるわけがない。

385 :無名草子さん:2019/04/08(月) 23:19:13.72 .net
奥の青春の墓標はむかし読んだことあるけど
「別に」というものでしかなかったなぁ。

男子が女性に恋い焦がれて思い通りにいかなくて
当てつけに死んだとしか。
あれ? 誰かにそっくりw

386 :無名草子さん:2019/04/08(月) 23:48:49.68 .net
>>2のリンク先から引用

9.彼女は中村にアナーキズムの本を手渡そうとした。これは何故か?
 彼女は、自己の思想性を理解してもらおうとしていたが、この男は単なる遊びであり、アナーキズムなど
何の関心もない。彼から見れば、一夜を伴にしたからといって、変な思想を押し付けられ迷惑である。
おそらく「ドン引き状態」であったと思われる。
しかし、彼女には、プライドが高く、一夜の遊びという関係に納得出来ず、自分の思想性を相手が認めてくれた、
その上で関係をもった。という自己満足が欲しかったのだと思う。(12月17日自らが確認した男女間の原則)
 自分の革命闘争の中での恋であって欲しかったのだと思われる。それは奥浩平の『青春の墓標』を愛した
彼女の夢であった。(奥浩平氏の「青春の墓標」は革命と恋に生きた青春という内容がひしひしと伝わってくる)
しかし高野悦子さんの恋は、革命とは何ら関係なく、淋しさを紛らわすため、単に男を求めた結果に見える。
割り切った交際と思っていた中村に、自己の憧れである『青春の墓標』の筋書きを彼に求めることは無理であり、
彼は逃げまくったため、彼女は大きく傷つき、自己破壊していく。

387 :無名草子さん:2019/04/09(火) 01:46:46.73 .net
>>370
戦前にも、清水澄子『さゝやき』(宝文館)という、類書があった。
十代で鉄道自死したあと、私家版が刊行され、その後に商業出版されたのも一緒。
その愛読者が同じように死を選び、死のささやきなどと呼ばれたことがあった。

388 :無名草子さん:2019/04/09(火) 04:38:58.79 .net
>>373
>ここに書き込んでいる人は持ち上げてない‥と言いながら
>共鳴、肯定、崇拝、〇〇、陶酔、してんじゃん

ちゃんと読めよ阿呆 批判のほうがずっと多い

389 :無名草子さん:2019/04/09(火) 04:47:34.22 .net
>>376
>なによりも娘が生きたという証しが欲しかった

これだろうな
最初から新潮社に売り込んだんじゃなく
同人誌の那須文学に掲載されただけじゃ話題にもならなかった
たまたま送られてきた那須文学読んだ新潮社の編集者が
熱心に出版勧めたからだよ

390 :無名草子さん:2019/04/09(火) 04:49:33.64 .net
>>380
>すぐワルイ子ぶっちゃう

それだけ高校時代までの抑圧が凄かったんだろう
ホント大学入ってから豹変してる

391 :無名草子さん:2019/04/09(火) 04:52:51.31 .net
>>382
>死への憧れの中で奥浩平氏と同じ道を歩いたという満足感が、彼女の自殺(6月24日)にはあったのではないか

ないだろw
考えすぎだよ。彼女、死ぬ頃にはほとんど運動に醒めてるじゃん

392 :無名草子さん:2019/04/09(火) 04:59:02.17 .net
>>380
>すぐワルイ子ぶっちゃう

これ本人の責任と牧野さんの悪影響な
中高、大学入学時、民生系の活動やってた
18歳の頃までは内面的にはともかく外面はホントに優等生
それが牧野さんと一緒に住むようになってガラリと変わってる

393 :無名草子さん:2019/04/09(火) 06:53:34.89 .net
>>373
過去スレに、文章力と表現力は相当に高いとか、50年近くたっても新たな読者
を得て読まれ続けられ、文学たり得ている、みたいな書き込みがあった。
それらが崇拝とか、持ち上げてるように感じられるのかな?

394 :無名草子さん:2019/04/09(火) 08:26:06.53 .net
立命館の女子寮に入ってたの?

入ってたとしたら木造の、古い日本家屋?
道路挟んで銀行の男子寮(鉄筋コンクリート3階か4階建て)があるとこかな

もうずいぶん前だからわからないね

395 :無名草子さん:2019/04/09(火) 09:21:24.76 .net
>>394
おまえは何を言ってるんだw

396 :無名草子さん:2019/04/09(火) 14:12:22.58 .net
タイムマシンに乗って、1968年6月頃に戻り、悦子さんの運命を変えられると
すればどのタイミングだろうか?
僕は前から悦子さんのことを遠くから見ていました、ずっと好きでした、あなた
の心が見えるほど好きでした、ぼっ僕と付き合って下さい、中村君なんて悦子
さんを不幸にするだけです、卵色の水玉模様のワンピース姿がとっても可愛いで
した、って6月22日までに告白すれば、悦子さんは少しは元気になって、もう少
し生きようと思い直したかもしれない。
ちなみに、僕はとてもイケメンです、ハイ。
We will miss you your smiling face.
May you rest in peace.

397 :無名草子さん:2019/04/09(火) 14:26:37.76 .net
ほら、こういうやつがいるから
自殺した落後者の彼女を持ち上げてるんだって

398 :無名草子さん:2019/04/09(火) 14:40:48.79 .net
>>386
そのリンク先の人の分析は鋭いものがあるが、悦子さんを評価するときに、1970年前後
で時間が止まってしまっている。
悦子さんは批判されても仕方ない部分もあるが、それよりも時代そのものが批判されなけ
ればならない。
彼女はその異常な時代の犠牲者でもあるという、時代をも考慮に入れた批判でなければ
、あまりに悦子さんが可哀相だ。彼女ひとりが誤ったわけではない、未熟だったわけで
はない、革命なんて言葉が踊っていた、友人をブルジョアだのブチブルだの批判した
時代がおかしいのだ。それは党派を問わず学生運動をやった学生全体に言えることだ。
そういう意味で、リンク先の人の批判は、彼女の価値観や心の動きを理解するには有効
だが、人を歴史的に複合的に見る目が欠如したバランスを欠いた批判だと思う。

399 :無名草子さん:2019/04/09(火) 15:21:37.14 .net
死んだから持ち上げられてるだけ
生きてたらパヨク老害になってた人

400 :無名草子さん:2019/04/09(火) 15:27:04.76 .net
日本中が革命に踊ってたみたいな言い方こそ時代見間違ってると思うwww

401 :無名草子さん:2019/04/09(火) 16:04:28.12 .net
>>386
そのリンク先の人の写真には、自分で彫ったのだろうか、仏像の写真がある。もし彼が
掘ったとするならば、
その人の言う思想や党派的な立ち位置から想像すれば、仏像の存在には違和感、あるいは
幅、あるいは柔軟性を感じるが、時間の経過、50年の経過とはそういうものなのだ。。
矛盾や対立をも抱含しながら生活していく。人生の具体的な模様とは、つまりはそういう
ことである。
悦子さんを批判する時、彼は悦子さんとともに生きた時間に戻り、そこから彼の立ち位置
から一刀両断に批判をし、彼女を許さない。正しい指摘もあるが、その批判の基準には大
きな限界と視野狭窄がある。そしてなによりも冷たい、暖かさ。同情心が無い。

402 :無名草子さん:2019/04/09(火) 16:45:09.16 .net
>>398
そこまで必死になって「時代が悪かった」、「学生運動が悪かった」ということにして、
悦子さんを悲劇のヒロインに仕立て上げ、美化することもないと思うが

403 :無名草子さん:2019/04/09(火) 16:59:33.72 .net
悲劇のヒロインそのものだと思います。
あと1年遅く大学に入学していたら、
東京の大学に入学していたら、
普通の恋愛ができていたなら、
自殺なんてなかった。

404 :無名草子さん:2019/04/09(火) 17:37:40.62 .net
>>403
そうかなぁ
どんな時代に生まれてどこで生活しようと
彼女みたいな人の人生は苦しいと思うよ

>普通の恋愛ができていたなら

そもそもこれが難しいだろ

405 :無名草子さん:2019/04/09(火) 19:17:00.61 .net
神格化してるのはグモスレ住人

406 :無名草子さん:2019/04/09(火) 19:22:31.87 .net
>>401
同情
それこそ彼女が一番嫌ったことじゃないのか

仏像と言うか
故、三郎さんが彫らせたギターを持った悦子さん像に
違和感を感じるのは自分だけかな

407 :無名草子さん:2019/04/09(火) 20:17:01.77 .net
>>406
あなたの感性と目は濁っているように私は思います。

ただし、ある意味で、私はあなた以上に汚れている可能性を否定しません。

408 :無名草子さん:2019/04/10(水) 01:35:07.80 .net
>>366
> むしろ、高野悦子の取り返しの付かないしくじりを、自分にも有りうることとして
> 考えている人がほとんんど。

統計示してください。

409 :無名草子さん:2019/04/10(水) 07:35:09.24 .net
>>2 のリンク先の人?を怒らせちゃったみたい?
でも、そんな立派な人がこんな便所の落書き掲示板に来ないよね?

どちらにしても、もしそうなら、ごめんなさいね。適当に書いてるだけだから、
統計数字なんて出せません。

410 :無名草子さん:2019/04/10(水) 07:38:02.85 .net
>>409
例のサイトの方も見に来てるような雰囲気があるから
結構色んな人が出入りしてる感じあるよ

411 :無名草子さん:2019/04/10(水) 08:39:00.84 .net
>>406
>> 故、三郎さんが彫らせたギターを持った悦子さん像

意味が分からなかったが、これだね。
http://www.asahi.com/jinmyakuki/TKY200906190229.html

違和感というか、なにかずいぶん子供っぽい像になってる感じだね。
お母さんにとっては子供だからこれでいいのかもね。

412 :無名草子さん:2019/04/10(水) 08:42:45.98 .net
>>411
ここまでくると
親ばかを通り越して金持ちの道楽にしか思えないんだよね
それも取材を受けて公開するなんて、金があるのをひけらかしてるようにしか・・・。
嫌みにしか取れないの、理解出来ないんだろうな。この両親

413 :無名草子さん:2019/04/10(水) 09:14:44.04 .net
>> 関川も69年に20歳だった。

>> 「あまり運がいいとはいえませんね。主体的に考えろ、世界を見ろ、と強要する
>>  ような空気があった。高野さんのような、悩むのに不向きな人にまで悩むこと
>>  を強要し、自分を責め続けさせたという意味では、時代の悪意があった」

414 :無名草子さん:2019/04/10(水) 09:19:29.98 .net
もう悲しみは浄化したんじゃない
そこまで親を責めようとは思わないけど
日記出版時に止めときゃよかったとは思う
親なら娘の成長や大人な分を隠してやっても良かったんじゃないかな

誰でもにある成長な気がするわ
ただ鉄道自殺だけは方向が違うけど

年端がいかない田舎者のピュアなのを逆手にとって
搾取もあったし
ひもじい思いで額に汗して
どうしたらどうしたら‥と自問しながら働いていた十代もたくさんいた
そんなのを全部書籍にしたら
一筆ずつしたためても万葉集どころの巻じゃないだろう

静かに天国へ送ってやるべきだったわ
両親は

415 :無名草子さん:2019/04/10(水) 09:58:02.61 .net
>>414
私もどちらかと言えば、出版しないほうが良かったと思います。
それは、故人であっても悦子さんの名誉やプライバシーにとってどうなのかという問題
もあるし、
出版された後の社会的影響、自殺者の日記という微妙な性格から、青少年に悪影響を及
ぼしているのではないかという問題もある。

意見は分かれるでしょうね。
しかし、既に出版されてしまっているわけだから、そこから考えるしかありません。

416 :無名草子さん:2019/04/10(水) 10:02:57.78 .net
出版するのであれば
父の手で編集せず全て公開すべきだった
あれじゃ単に中村さんに対する圧力でしかない。

都合が悪い部分は隠すというのは卑怯

417 :無名草子さん:2019/04/10(水) 10:36:29.87 .net
>>416
そうか、
悦子さんや家族だけではなく、日記に登場する人達大勢のプライバシー上の問題も
あったね。こちらのほうが問題が多そうだね。
日記なんて、書いている人の主観の問題だから、好き嫌いどころか事実関係さえもは
っきりしない部分がある。
小林なんてだいぶ酷く書かれているが、しっかり読めば、悦子さんにもその気があ
ってのこと。
中村との関係だって、直前の悦子さんの鈴木へのその気の強さを見れば、一方的に
中村を責めることはできないと思う。悦子さんのような可愛い女子大生と酒を飲ん
で、彼女にその気があるような態度を取られたら、若い男なら心臓バクバクさせて
その気になっちゃうさ、無理もない、仕方のないこと。後でいろいろ日記に書かれ、
それが本として公開され、ベストセラーになって、無関係の第三者から罵詈雑言さ
れてたらどうしようもない。
被害者は中村で、加害者は悦子さんと本の出版、という構図も成り立つ。

418 :無名草子さん:2019/04/10(水) 11:02:38.07 .net
「二十歳の原点」 出版によるプライバシー侵害被害者の会 が結成されても
おかしくはなかった??

419 :無名草子さん:2019/04/10(水) 11:27:04.75 .net
文才があって美人、そして日記を書く習慣があり、更には自殺願望があり、父親が
インテリで出版社に友人とか、そんな女性とは深い関係になったら、後で大変なこ
とになっちゃう。
彼女にその気があったし、ちょっと遊んだだけなのに、男女の営みの行為を事細か
く描写され、大ベストセラー本になって、出版社まで変わって50年もあれこれ言わ
れ続けるという、一夜の火遊びの罰としては無期懲役か死刑に値する罰で過大すぎ
るかもしれない。

420 :無名草子さん:2019/04/10(水) 11:34:00.29 .net
二十歳の原点 を下地にしたら、新鮮な、女子大生青春エロ小説が書けるかもしれない。
ごめんね悦子さん、冗談ですから。
We miss your smiling face. May you rest in peace.

421 :無名草子さん:2019/04/10(水) 14:01:02.97 .net
>>417
そう
小林だって一方的に悪く書かれてるけど
悦子さんだって酒飲んで、合意の上でセックスしてる。

手記を出すなら、自分に都合が悪いことも隠さないで
明らかにすべきだった。

悦子さん被害者、可哀想と言うのは
よく読めば短絡的すぎるのは明らか。

422 :無名草子さん:2019/04/10(水) 14:03:03.94 .net
一番の悪者は牧野さんだよ

423 :無名草子さん:2019/04/10(水) 15:30:43.90 .net
悦子さんだってsexをしてみたかったんだよ。お互いに好きな相手が出来てそうした
関係になれればよかったが、残念ながら成立しなかった。
これが彼女にとっては辛いというか不満というか、焦らしたり暗くさせることだった。

それで、とりあえずは小林君という、そっち方面では経験豊かそうな?男と初体験の冒険
をしてみた。酒を飲んで勢いを付けて。彼女はかなり積極的な女性だと思ね。
そして彼女は初体験をした。小林との情事を日記で振り返っている。
同時に彼女は自尊心を自ら傷つけてしまった。そんな自分が許せずに傘を捨てたのだ。
実際は悦子さんが小林を利用したのだ。
なんだかんだゴチャゴチャ書いているが、その後の彼女は性的な好奇心を大きく膨ら
ませている。

424 :無名草子さん:2019/04/10(水) 15:47:16.84 .net
こうして見てくると、やっぱお父さんの、出版を許可した判断は間違っていたと思う。
日記だから、あまりにも生々しい記述があって、結局は自分の娘を傷つけることにな
ってしまう。
娘の初体験の様子まで公開してしまって、いったいどんな社会的意義があるんだろう
か? 娘の日記になにか文学的才能を見抜き、なにかの作品を公開するような客観的
な心境になっていたのだろうか?

425 :無名草子さん:2019/04/10(水) 16:12:25.56 .net
二十歳の原点には、思い出がある。今から24、5年前だったか、職場の先輩が昼休みにこの本を読んでいた。「おや、珍しい本を読んでいますね」というと先輩は照れくさそうにしていた。それから、数ヶ月後、先輩が自殺をしたと聞いて大変驚いた。

426 :無名草子さん:2019/04/10(水) 16:16:25.96 .net
自死を考えるようになって、この本を読んでいたのか、読んでるうちに死にたくなったのか、今では誰にもわからない。ただ、あれからもう二十年以上経ったのかと思い、先輩の冥福を祈るだけである。

427 :無名草子さん:2019/04/10(水) 17:24:24.25 .net
>>416
>あれじゃ単に中村さんに対する圧力でしかない

まぁな、俺が親だったら中村許せないもの
アレくらいのことはするよ
後に映画化もされて↓その中でもやっぱり
https://www.takanoetsuko.com/tohomovie.html
カッコちゃんの心と肉体を弄んだことにされててワロタw

428 :無名草子さん:2019/04/10(水) 17:33:25.86 .net
地元の図書館で借りるのは、ちょっと抵抗があった。昔の学校の図書室と違って、
本を返却してしまえば、貸出履歴は残らないようになってることは承知だけどね。
そのため、わざわざ遠くの図書館まで出かけた記憶がある。

429 :無名草子さん:2019/04/11(木) 13:46:39.11 .net
ワンゲルのグループコンパに参加した。その中で小林とも酒をのみ、盛り上がり、
勢いで、同意の下で安宿に入った、あるいは、小林に上手に誘われて文字通り連れ
込まれたか、あるいは、小林に上手に誘わせて安宿に入ったか。
どちらにしても、彼女にその気が無ければ、宿に入ることはなかっただろう。

小林による一方的で強引な性行為には当たらないと思う。
しかし、悦子さんは、日記の中でさえもそれを認めようとしない。小林が私を騙
したのだ、という風にして自分を正当化しとしているように見える。
本当に忌まわしくも恐ろしい経験なら、日記の中で性行為のことや交わされた会話
のことなど振り返りはしない。むしろ初体験の記憶を確認、反芻しているかのよう
に思える。このあたりの彼女の心理は文字通りコンプレックス、複雑に入り交じっ
っている。責任転嫁しての怒り、自嘲、初性体験の興奮、羞恥心、etc.。

その後、小林とは、その安宿でどんな会話がなされ、どんな感じで安宿を出たのだ
ろうか? 小林とはその後、顔を合わすこともなかったのだろうか?
当時の男女間の意識がどのようなものか知らないが、気まずさはなかったのだろう
か? お互いにその場限りの快楽を求めただけの相手として、ティッシュのように
水に流してしまったのだろうか?

430 :無名草子さん:2019/04/11(木) 19:22:46.56 .net
中村さんとの行為も酒を飲んだ上で起こった出来事。
悦子さん、全然学んでないじゃんw

431 :無名草子さん:2019/04/11(木) 19:58:08.95 .net
遊んどる京大生も居たんだね

432 :無名草子さん:2019/04/11(木) 20:00:12.13 .net
>>431
なぜか映画じゃ中村は京大生になってるけど
本物は単なるホテルのコックだぞw

433 :無名草子さん:2019/04/11(木) 20:07:22.71 .net
>>432
やっぱりそうなのか。
逃げ回る奴のプライバシーに忖度してやったんだな。

434 :無名草子さん:2019/04/11(木) 20:14:47.08 .net
本物の京大生はデモに忙しかったw

435 :無名草子さん:2019/04/12(金) 06:31:40.06 .net
やっぱ、マジで、完璧に、変な時代だったということがわかる。
その時代に学生運動やってた学生って、今で言うところの、
自己愛性人格障害的な症状が出てる。
ひとりで全世界を背負ってる、そんな感じ?

436 :無名草子さん:2019/04/12(金) 10:17:27.44 .net
>>435
後世の人間が後からみたら異常な光景も、当時の人からしたら「ごく普通の日常」であったり、
「周りがみんなそうだったから、自分もそうしただけ」という事例はいくらでもある。
なにしろ上陸してきた米軍と竹槍で戦うための訓練が「ごく普通の日常」だった時代もあるくらいだからな。
学生運動も共産主義も多くの学生はそんなに深く考えることなく「流行り」に乗っていただけ。
電車の中で乗客のほとんどがスマホをいじっている光景も50年後には「あの時代の人間はみんな
自閉症だったのか?狂っている」と評価されることがあるかもしれない。

437 :無名草子さん:2019/04/12(金) 13:49:41.67 .net
1967年の大学進学率は23.7%
https://shouwashi.com/transition-rateofgoingontoschool.html

このうちデモに積極的に参加したのは1/3くらい
今風に言えばブームに流された人としか言えない

ちなみに2015年の大学進学率は52.1%
比べる数がそもそも違う。
当時の大学生というのはスーパーエリートだった。

438 :無名草子さん:2019/04/12(金) 16:35:55.54 .net
>>436
時間の流れ、歴史の流れだから、どうしようもない部分があるね。
現在の学生が過去の学生に呆れ、その現在も未来の学生に呆れられる。
ファッションの流行に似ている。
1970年前後の、長髪とジーンズには呆れるしかない。後ろから見たら女。
下駄にヨレヨレのジーンズ、米軍払い下げのモスグリーンのシャッツの着流し。
やはり、1970年前後の若者文化の異様さはかなり際立っていると思う。

https://withnews.jp/article/f0150310005qq000000000000000G0010101qq000011614A
【写真特集】あの頃、女子大生も闘っていた 学生運動の現場(3)

439 :無名草子さん:2019/04/12(金) 16:48:22.58 .net
知的な女子大生って感じが出てる。東京女子大/昭和女子大

https://withnews.jp/article/f0150310009qq000000000000000G0010101qq000011618A

https://withnews.jp/article/f0150310006qq000000000000000G0010101qq000011615A

440 :無名草子さん:2019/04/12(金) 16:50:36.88 .net
こういう写真を見ると、悦子さんだけが特別なことをしていたわけではないって
ことが理解できる。文字だけでは理解の限界がある。

でも、やはり、特異な時代としか言いようがない。

441 :無名草子さん:2019/04/12(金) 18:44:19.47 .net
だから「時代のせい〜」って辞めなよ

大学進学率23.7%の時代、ほとんどの学生は
ノンポリで過ごしたという事実があるのに
悦子さんお可哀想は違うだろw

実際、国際ホテルのバイト生からは
「あの人は運動してるって話聞いた」って
悦子さんとはあまり関わらない、みたいな風潮なのに。

442 :無名草子さん:2019/04/12(金) 23:09:09.96 .net
>>441
>悦子さんお可哀想は違う

そりゃ違うだろ。バカかお前
このスレのほとんどは誰もそんな事言ってないだろうが
むしろかなり冷静に見てる

443 :無名草子さん:2019/04/12(金) 23:30:53.48 .net
わだつみ像破壊事件

http://www.ritsumei.ac.jp/archives/column/article.html/?id=125

恒新館は全共闘の拠点だった

5/24の日記に
5.20 6時頃恒新館に到着、身一つで全学バリ

平和の象徴であるはずの、わだつみ像を立命館全共闘は破壊した。
つまり平和を否定したことになる。
これが暴力でなくて何なんだ

444 :無名草子さん:2019/04/12(金) 23:42:24.30 .net
>>429
その後小林と会ってるよ、新潮社文庫本「序章」p259参照
「クラブを信用していたのか、ぼく個人をか」
と言われてカッコちゃんブチ切れてる。

当日の小林との会話の一部は例のNHK動画で見れる。こまめに静止画にすればね、

445 :無名草子さん:2019/04/13(土) 02:29:21.46 .net
ある時期から「牧野さん」から「牧野」と呼び捨てになってるんだよな
なんとなく疎遠になってた事を印象付けるけど
日記には直接書かれてないな。何かあったのかね

446 :無名草子さん:2019/04/13(土) 02:42:53.12 .net
しかしカッコちゃん、他人の影響受けやすい人だなぁ
で、しばらくはやる気になるんだけど数日ぐらいしか続かないのな
延々と同じパターン繰り返してる
この子の人生の全盛期って結局、バスケ部入って一生懸命やってた
15歳の頃じゃないのかな

447 :無名草子さん:2019/04/13(土) 02:47:48.52 .net
本来、左翼的な人でも何でもなかったんだと思う
生来の気位の高さが反骨精神となって表れ
反体制的な運動や人間への共感となったのだと思う
14歳の頃、職員室に先生呼びに行ったのに
チョーク箱を持たされるのがすごく屈辱だという記述にも
彼女の気位の高さが表れてる

448 :無名草子さん:2019/04/13(土) 10:41:44.93 .net
>>444
そうですか、始めて知りました。
本当に丁寧に読まれているのですね、感心します。
ありがとうございました。

>>「クラブを信用していたのか、ぼく個人をか」
意味深ですね、想像ですが、
悦子さんが小林に、私はあなたを信用してたのに、酔った私をホテルへ
連れ込んだ、等の会話があったのか?
それとも、悦子さんと小林にはなにかしらの個人的な付き合いがあったのか?

おそらくは、二人とも、その場の酔った勢いなんだろうな。だからその後の
展開は無かった。

449 :無名草子さん:2019/04/13(土) 12:54:54.34 .net
441は誰にでも噛みつくな、w

450 :無名草子さん:2019/04/13(土) 14:51:48.55 .net
>>443
そんなに熱くならなくとも大丈夫です。
このスレでは、私が知る限り誰も全共闘がやったことなど肯定していない。
悦子さんがやった活動についても同様。否定を超えて、理解不能の愚かな行為と思っ
ている人がほとんです。
全共闘がやったことだけではなく、当時の学生全体の左翼的思想や行動に冷ややか、
というのが、五十年後の人達の見方だと思います。

そして、悦子さんの悲劇についても、悦子さんの個性に原因を求めるとともに、その
時代背景をも視野に入れて理解しようとしているのです。
50年という歳月は、事実を明らかにする時間を与えていると思います。

でも、当時直接に経験した人達は、どうしても熱くなっちゃうのかな?
遠い目でいながら、自然と当時に戻って熱くなっちゃうのかな?

451 :無名草子さん:2019/04/13(土) 15:13:48.77 .net
私の手元にずいぶん前に古本屋で買った
全共闘白書という本がある
出身大学別にインタビューに応じた人の手記みたいなのがあるんだけど
その中で立命館の人は誰も「高野悦子」に触れていない。
むしろ京大生の山崎さん死亡事件(原点にも記述あり)に
影響を受けた人の方が多い。
これは、どういう意味なのか。
悦子さんの自殺はあまり興味が無かったのか
それとも身近すぎて書けなかったのか。

ちなみにアンケート自体は1993年に実行されたもの。

452 :無名草子さん:2019/04/13(土) 16:00:21.65 .net
>>451
その山崎さんは、機動隊との直接的なぶつかり合いの最中に亡くなられたわけでしょ。
機動隊の制圧行動とか事故による死亡事件の可能性。
悦子さんの場合は、直接的な抗争死ではないし、また個人的な要因もあっての自殺。

全共闘に参加した学生に、どんなアンケートを取ったのか不明だが、なぜあなたは
全共闘に参加したのか、何に影響されたのか、というアンケートであれば、、高野
さんの自殺はその答えにはなりようも無い。

453 :無名草子さん:2019/04/13(土) 16:11:53.50 .net
>>452
アンケート質問項目は1〜73まであるが、その中には出版にあたって
割愛されたものもあるし、本人が回答を拒否したものもある。
また本には掲載されなかった項目もある。

自分が主だって見てるのは
1 参加した理由
2 参加したことをどう思ってますか
3 もう一度あの時代に帰れるとしたら、また運動に参加しますか
7 運動でもっとも印象に残ってるのは何ですか
13 かつて運動に参加したことをどう評価してますか

大体こんなもん

454 :無名草子さん:2019/04/13(土) 16:18:45.86 .net
ちょっと見にくいけど


https://i.imgur.com/Pm3DFTO.jpg


https://i.imgur.com/X0jlZ4t.jpg


https://i.imgur.com/IsYxHBj.jpg


https://i.imgur.com/BlE6Qo2.jpg

455 :無名草子さん:2019/04/13(土) 17:05:23.78 .net
>>454
1番目のコピーはなんなの? 

1993年のアンケートだから、26年前ですね。なんか反省してない人が多い印象。
若い時に染まった思想や活動や価値観を否定するのって難しいんだろうな。
アンケートに答えた人だからってのもあるんだろうが、なんかヤバそうな人が多そう。
でも、応えてから26年後の今はどうだろう?

456 :無名草子さん:2019/04/13(土) 17:27:32.60 .net
樺美智子や山崎博昭と違って悦子さんはデモに参加して死んだわけじゃないからね。
国家権力によって虐殺された殉教者として祭り上げることもできない。
当時も今も、筋金入りの活動家になればなるほど、悦子さんの死の印象や影響が
小さくなっていくのも不思議ではない。

457 :無名草子さん:2019/04/13(土) 20:40:00.16 .net
>>454
あなた生活保護を受けている人?

458 :無名草子さん:2019/04/13(土) 21:16:09.43 .net
社会主義ってのもマジで宗教のひとつ。
神や仏の代わりに、超自然的な理想社会を設定してる。
少なくとも、当時の学生が描く社会主義社会は、抽象的で空想的な、あり得ないほどの
超自然的なものだった。
全共闘学生は、悦子さんは叫ぶ、絶対的自由を、資本からの解放を、人間そのものを取
り戻す、etc.。
もうこれは宗教である。
いわゆる左翼こそが観念論に、現実を無視した理想論に飛躍し、
いわゆる右翼が、唯物論に、所謂タダモノ論に堕ちているのだ。

459 :無名草子さん:2019/04/13(土) 22:43:04.39 .net
だいぶ昔の話しだけど、桂川の上流で泳いだ経験がある。
清流で川魚がたくさんいた。
対岸の山陰本線の列車が来ると無邪気にも手を振ったものだ。
渡月橋の近くで甘酒を売っていたが、今でもその味を覚えている。
悦子さんが住んでた近くだ。
公園で女子高生とデートした記憶は事実か妄想か今となっては不明。

460 :無名草子さん:2019/04/14(日) 11:15:14.11 .net
人はパンのみにて生くるものに非ず。
これはタダモノ論に対しての批判であるが、
逆から見れば、パンは最低限必要なもの、ということになる。
その最低限必要なものを軽視あるいは放棄したら生きてはいけない。
悦子さん達、学生がやったことは、そういった冷徹な現実を無視した熱狂だった。
イベントが終わり、一時的な熱狂が冷めれば、客観的な現実が押し寄せてくる。
鋭敏な悦子さんはそれを先取りして、もう私には未来はないと思い、崩壊していった。

全共闘に参加した学生の中には、敗北が濃厚になった時点で行動をコロッと変えて、
授業に出て大学を卒業していったというが、悦子さんのような純粋で生真面目、ある
意味で不器用な人にはそれもできなかったのだろう。
いつの間にか、学生という身分を失うということに、成り行きでなってしまった、と
いうことが、悦子さんが将来展望を失う大きな要因だと思うのだ。

461 :無名草子さん:2019/04/14(日) 12:19:08.29 .net
学生であることを辞めるように勧める、そんな理論を誰が言い始めたのか?
ネットを検索すると、
>>東大全共闘では「大学解体」「自己否定」といった主張を掲げたとマスコミが伝え
>>広く流布した。
とある。

悦子さんもどこかからその理論を知り影響されたのだろう。
大学を辞める、というよりも、大学に授業料を納入しないことで大学を解体させよう
という、一種の不買運動で、悦子さんはそれに与したのだろう。
日記にあるように、授業料を支払うか、かなり悩んでいる。
ご両親は授業料を支払うようにと説得しようとしているが、悦子さんは言うことを聞
かなかったようだ。かなりカルト度が高い。

そんな不買運動をしているうちに、大学ではなく自分が解体してしまった。
学生ではない自分を考えたら、将来展望を失ってしまった。
そして、究極の自己否定ならぬ、自己崩壊をしてしまった。

客観的に見れば、東大が解体されたら、体制側も大きなダメージだが、地方の私大が
解体しても大した話しではない。
悦子さんは大きな勘違いをしていた、東大生と同じように学生だが、エリートではな
かったのだ、自分が入った大学を解体する必要などなにもなかったのだ。

462 :無名草子さん:2019/04/14(日) 13:54:10.95 .net
人なんて、多かれ少なかれ勘違いや思い込みで生きている。
違うのは、その度合い、量の違いだけ。
カルトはその勘違いや思い込み上で、反社会的であること。
あるいは、反社会的な思い込みや勘違いが極端であること。
学生に、授業料払うな、そして大学を経営できないようにしようぜ、なんていう
学生団体やその理論なんて、自分が座っている椅子を自分で怖そうとする、つまりは
自分で墓穴を掘る行為だ。
あまりにも馬鹿げてる東大全共闘。高学歴のバカ学生。比喩ではなくバカ学生。

463 :無名草子さん:2019/04/14(日) 17:28:44.97 .net
すべてが勘違い。
勘違いで生きて、勘違いで死んでしまった。

他人ごとではなく、おそらくは私自身もそうなのだろう。
悦子さんよりも長く勘違いしながら生きているだけなのだ。

464 :無名草子さん:2019/04/15(月) 09:29:42.34 .net
プラス、京都とという地域性もあるかな

465 :無名草子さん:2019/04/15(月) 17:56:54.79 .net
日記読んでも死ぬ24時間前、6月23日の2:30までは
「もしかしたら死んじゃうかも・・・」ぐらいで
必ずしも死の覚悟があったとは思えないんだよな

6月23日の午後、彼女は母親に買って貰ったワンピースを
着ていったい何処に出かけていたのだろう
死に場所を求めて彷徨っていたのか・・・

466 :無名草子さん:2019/04/15(月) 21:33:42.58 .net
>>465
いつもジーパン姿だったんだろ?
女の子らしく可愛いワンピース姿の私を中村に見て欲しかった。

それなのに会うことができなかった、拒否されたのかもという気持ちも。
屋上で本を渡そうとしたのは、多分その中に別れの手紙を入れたのだと思う。
死ぬ直前まで中村に引きずられている。
そして自分のプライドをぎりぎりで守ろうともしている。

男には逃げられるし、授業料払ってないから大学生ではいられないし、この先
の生活もどうなるかわからないし、栃木にももう帰れない、というのは直前に
来た母に、私ひとりでやっていくと強がってしまったから、活動仲間も自分の
ことでせいいっぱい。
本当に孤立し絶望感でいっぱいになり、狭い下宿にいられなくなって外に出た。
私が死んだら中村はどう思うだろうか、死んでやる、そんな気持ちでいっぱい
になりながら線路に入った。
しかし、実際は、中村命で死んだのではない。それは、キャベツを刻む中村が
ちっぽけに見えたと、悦子さんらしからぬことを書いていることからもわかる。
悦子さんは中村への執着というバネを利用して、自分自身を追い込んで、一気
に自殺を決行した。
彼女は生活のすべてで、もう希望が持てなかった、行き詰まってしまった。

467 :無名草子さん:2019/04/15(月) 21:35:42.22 .net
>>466
だからキュウリだっつの

468 :無名草子さん:2019/04/15(月) 21:38:52.25 .net
ワンピース姿を中村さんに見せたかった、という
希望はあったと思う。
明け方2時頃、気分転換に外出しただけで
実際は死ぬ気はなかったと思う。

たまたま、そこに踏切があり線路があっただけのこと。
酔っ払ってたと言うしね。

469 :無名草子さん:2019/04/15(月) 22:19:26.84 .net
>>466
>女の子らしく可愛いワンピース姿の私を中村に見て欲しかった
>それなのに会うことができなかった、拒否されたのかもという気持ちも
>死ぬ直前まで中村に引きずられている

多分、正解だと思う
そりゃ、ご両親は中村恨むわな
会って一言「申し訳なかった」と両手突いて謝ってたらともかく
居留守使われちゃな・・・そりゃ娘の日記出版という形で
世間に訴えないと気持ちの持っていきようが無かったんだと思う

470 :無名草子さん:2019/04/15(月) 22:23:54.47 .net
1968年ごろ、ウルトラQの悪魔っ子のラストの汽車のシーンに衝撃受けたのを何となく思い出した。

471 :無名草子さん:2019/04/16(火) 00:49:47.16 .net
>>469
私的な立場を使って復讐ですか
はっきり言って、両親何も分かってないよねw

中村さんが悪いんじゃない。
勝手に引きずられてた本人が一番駄目なのに

472 :無名草子さん:2019/04/16(火) 01:00:16.91 .net
>>471
>中村さんが悪いんじゃない

いや、十分悪いと思うよ。だから50年も経っても言われ続けるんだし
それ以前に職場の国際ホテルに居られなくって追われるように転職してる
本人も後悔しただろ

473 :無名草子さん:2019/04/16(火) 01:08:14.74 .net
>>472
このスレで中村さんが悪い説はほんの数人だと思うよ
この頃は、結局悦子さん自身の自業自得じゃんwみたいな雰囲気だから

474 :無名草子さん:2019/04/16(火) 19:07:33.17 .net
ふと気になって
自殺当日の足取りを再度、見返してみた。

下宿を出たあと、山陰線沿いに行くが
何故か京都市内方面じゃなくて嵐山方面に向かってる。
中村さんに逢いたいなら男子寮のある市内の方に行くはずだが
足取りは何故か正反対の方向に向かってる。
牧野さんに逢おうとしたんだろうか・・・

475 :無名草子さん:2019/04/17(水) 16:51:55.61 .net
>>474
例の、案内ブログを参考にした推測や感想ですが、

行き先は中村のところでも牧野のところでもなかった、と思います。
夜中の2時に、ちょっと出かけて来ます、と言って出かけた時点で、既に自殺しようと
思い詰めていたと思われます。

ずいぶん前に、誰かがお書きになっておられましたが、深夜の列車の毎日の通過音で
感覚的に通過時間が分かっていたのでしょうと、そして、次に来る列車が嵐山方面か
らくることも。
万年筆入りのハンドバッグを持って出かけたのは、いつもの習慣で無意識に持った
のでしょうか?
悦子さんはその列車が来る方向に向かって、線路の脇の砂利道か枕木がある線路内
を歩き始めた。その時に、そのどちらかで、もしくは線路に入る前の道路か踏切で
転び、バッグを落とした。もしくは必要がないことに気が付き捨てた。

476 :無名草子さん:2019/04/17(水) 18:43:45.87 .net
>>475
ちょっと良い?

今まで彼女は衝動的にどこかに行く癖があるので
2時に家を出たのも、その一環かと思われる。
特に酔っ払ってた状態なので、彼女は酒で色々やらかしてるので
最初から死ぬ意思があったとは思えない。
死ぬ気なら身元が分かるようなハンドバックを持っていかない。

それとハンドバックを落としたのは線路内ではなく
線路の横の道路で線路に入る前のこと。

つまり、彼女は元々死ぬつもりで家を出た訳ではない。
(日記にもたまたま、このままにして死んでたら・・・という記述がある)
家を出てふらふらしながら歩いていて、そこでバックを落とした。
(落としたことに気がつかなかったと思う)
そのままふらふらと踏み切りから線路内に入った。

そして電車が来たのでやけっぱちになってしんだ。
のではないかな

477 :無名草子さん:2019/04/17(水) 21:40:24.70 .net
そんな、

あれこれ推測しても

478 :無名草子さん:2019/04/17(水) 21:49:41.22 .net
例のサイトを見ると
下宿から自殺現場まで距離にして約300m
通常なら徒歩3〜4分の距離。

それを
2時に下宿を出て自殺した時刻は2時36分。
約40分あるが、いくら酒に酔ってたとはいえ
時間が掛かりすぎ。
この間ふらふら歩いてたんだろうが
どこか寄り道でもしてたのかな

479 :無名草子さん:2019/04/17(水) 22:38:24.83 .net
>>478
あくまでも、2時頃ということだから、厳密な時間の判定は難しいところだね。

案内ブログには
>>午前2時20分ころ、下宿近くの国鉄(現・JR西日本)山陰本線を、京都・梅小路
>>発山口・幡生行下り861貨物列車(蒸気機関車)が通過した。

とあり、これに間に合わなかったか、それとも、まだ飛び込むことに逡巡し、これを
やり過ごした。
そして、次の列車を迎えに行くようにして線路を歩き、やって来た列車を確認し飛び
込んだ。それが2時36分の事故発生時刻。

真夜中の2時に外出した理由は、狭い部屋にいるのが苦痛だったのか、誰かに会いに
いくつもりだったのか、それとも最初から列車に飛び込むつもりだったのか、今と
なっては分からない。
しかし、下宿から外に出て30分前後で飛び込んでいることを考えると、そのつもり、
覚悟だったとしても無理はない。

480 :無名草子さん:2019/04/17(水) 23:07:55.60 .net
素人の推測だけど
時間が掛かりすぎ&深夜を踏まえて
もしかしたら丸太町通りに出てタクシーを拾って
どこかに行こうとした、とも考えられるね。
で、結局タクシーを拾えずに天神通りまで歩いた。
そこで、何か思ったのか山陰線の方に向かったとも。

481 :無名草子さん:2019/04/17(水) 23:36:53.13 .net
いくら学生でも夜中の2時過ぎに友人のところに行くなんてことはほぼ無いと思う。
やはり、悲しいかな、自殺のための外出の可能性が高い。
自殺の方法として奥浩平がやった睡眠薬の多量服用の真似には失敗し、他の方法を
考えたあげくの鉄道自殺だろう。身近な場所に山陰線が通っている。

ちょっと外出してきます、のその行き先はあの世だった。
悦子さんにとっては、絶対的自由の世界だったと考えよう。
しかし、人間は誰しもいつかは死ぬのだから、自分で早める必要はない。
ましてや二十歳でなんて早すぎる。
自尊心を壊されようとも、バカにされようとも、大恥恥をかこうが、自殺
なんてしちゃダメだ。生き恥を晒しながら、恥の汗を流しながらも生きる
べし。

482 :無名草子さん:2019/04/17(水) 23:52:42.86 .net
嵐山時代も夜中に散歩、というのはあったから
単なる散歩だったのか。
それともワンピース姿を誰かに見せたかったのか。

午前0時頃に帰宅して、睡眠薬でも飲んだのだろうか。
しかし、そうだとしたら空き瓶が残っていたはずだが
そういうものは見つかっていない?

午前0時から2時までの間、何をしてたんだろう。
いつもなら日記を書いてる時間なのに。

483 :無名草子さん:2019/04/18(木) 06:48:07.59 .net
>>482
おそらくは寝てたと思う。
知人の男と中村の寮まで、酒か睡眠薬が影響した体でヨロヨロと歩き、そして疲れ、
寮の前でへたり込み、中村にも会えず、タクシーに乗せられて下宿に帰って来た。
そして疲れ切って泥のように寝たと思う。

そして、寝て起きた時が最悪の気分だっただろう、脳と体の中で酒か睡眠薬の化学
反応はおおよそ終わり、頭は冴え渡っていたが、その冴えた状態に比例して絶望感
はとてつもなく冷たく深かった。
その時に自殺のトンネルの中に入って、落ちていったのだろう。

484 :無名草子さん:2019/04/18(木) 14:29:05.82 .net
これ、推理小説?あんたたち推理作家か

485 :無名草子さん:2019/04/18(木) 16:02:48.07 .net
名も無き一般人は日記など残さずに静かに密かに死ぬべきだ。
後に残された人達に迷惑がかかる。
死んだ後にいくらもてはやされても本人は知らないから名誉欲が
満たされることもない。

486 :無名草子さん:2019/04/18(木) 17:14:52.07 .net
個人情報駄々洩れ
まだうら若き19、20の性の様子までアカラサマニ晒されて
気の毒だ
それも父親にね

本んんは望んだかな

それにあれやこれやと死ぬ直前を推理までされて

487 :無名草子さん:2019/04/18(木) 17:16:12.57 .net
訂正

本人は日記をさらされるのを望んだかな

488 :無名草子さん:2019/04/18(木) 20:34:23.52 ID:HxCIhQWMp
大きなお世話

489 :無名草子さん:2019/04/18(木) 20:05:10.29 .net
後悔すべきではなかった。
しかし、されている以上はどうしようもない。

490 :無名草子さん:2019/04/18(木) 20:45:09.43 .net
あの木像を喜んでる親だからなぁww

491 :無名草子さん:2019/04/19(金) 20:25:31.50 .net
生来の生真面目さに反して、いろいろと無理し過ぎ、背伸びし過ぎで、
柔らかい選択や行動をすることができなくなっていた。
正面を向かず、自分など分析せずに、回れ右をして、後ろでも横でも逃げればよかった。

サビシイデスネ という自己確認と自嘲は心の底から湧いてきたものであった。

492 :無名草子さん:2019/04/20(土) 12:42:40.72 .net
評論家か

493 :無名草子さん:2019/04/20(土) 13:57:32.82 .net
>>479
>それとも、まだ飛び込むことに逡巡し、これをやり過ごした。

これだろうな
最後の最後まで逡巡してたと思うよ

494 :無名草子さん:2019/04/20(土) 21:16:45.66 .net
とにもかくにも、思い込みの激しさは尋常ではない。
そして。それにもとづいて行動してしまう、跳んでしまう、その直情も尋常ではない。
誰かに相談するのではなく、自分の中で突き詰めて選択するという姿勢だ。
というか、相談するのが苦手なんていうレベルではなく、イヤなんだろう。
なんでも自分で決めたい、そういう性格なのだろう。

そして、この思い込みの激しさの、具体的失敗が、サークル選びとして表れた。
ボランティア精神や正義感で突き進んで自ら入部している。
彼女が入りたかった、もうひとつのサークルの系統が、探検部やワンゲルだと思う
が、そちらに最初から入っていれば、二十歳の原点としての未熟や孤独という自己
認識を味わうことはなかっただろうと思うのだ。
政治や思想が絡んだサークルはなにか学生同士の関係でも道徳的というか堅い感じ
がするからだ。そんなところでの恋愛関係の出会いは難しい。

495 :無名草子さん:2019/04/20(土) 22:48:29.78 .net
>>494
言い方悪いけど
栃木の田舎で裕福な家庭で生まれ育ったからこそ
部落問題に興味を持ったんだと思う。
そして日頃からスキーを楽しむような家庭だったから
ワンゲルを選んだ。

女だからって男に負けないぞ、と思ったんだろうが
konozama

496 :無名草子さん:2019/04/20(土) 23:03:56.03 .net
打算とか狡さを持ち合わせてない人だな、と思います。
ほとんど無防備でそのままの人。
それが、家庭が比較的裕福な、お嬢さんであったからなのかは分かりません。
お嬢さんだからこそ、打算や狡さを持っている、という仮定も成り立ちます。

497 :無名草子さん:2019/04/20(土) 23:17:21.38 .net
真ん中(次女)だからじゃない?

長女と長男は色々考えるだろうけど
次女は何も考えず、レールに乗ってそのまま来ちゃった感じ

498 :無名草子さん:2019/04/20(土) 23:22:22.36 .net
>>494
>この思い込みの激しさの、具体的失敗が、サークル選びとして表れた

ただ、部落研やってた頃はその後に比べるとまだマシなんだよな
ボンヤリとした目標だけど教師or通訳になりたいという希望も持ってる
変調が表れるのは2回生の秋ごろからだよ
人間不信や不安の感情が表に顕れ始めるのはその頃から

499 :無名草子さん:2019/04/20(土) 23:29:10.95 .net
部落研だと、どうしても歴史や政治に足を踏み込む。
そして自分の出自と比べて、どうしても辛かったんだろう。
ワンゲルに行ったのは彼女にとっては良いことだったろうが
時代の流れで、そこで学園闘争に入ることになったんだろう。

立命の学園闘争は、新聞社問題がきっかけと言われている。
大学側vs学生側で対立したようだね

500 :無名草子さん:2019/04/21(日) 00:28:06.34 .net
部落研を退部したのはいいが、中途で活動を辞めた、というコンプレックスが彼女の中
に残ったと思われる。
このことが後々全共闘運動に、二度目の運動だからこそ、深くのめり込む原因となった。
運動から身を引くのが遅くなったのもこれが原因であった。

関わらずに、ワンゲルに一生懸命になっていれば、学生を辞める方向には行かなかった
だろうから、自殺も無かっただろう。
中村との関係だけでは自殺まではいかなかっただろう。中村に加えて、学生身分の喪失
があったことで絶望がより強くなった。
悪い流れが悦子さんに押し寄せている。それも絶妙なタイミングで。

501 :無名草子さん:2019/04/21(日) 23:23:16.17 .net
単純に
学費を払うことを辞めればどういことになるか
彼女は理解してなかったんだろうな

正式にいつの時点で学生の身分を喪失したのか分からないけど

502 :無名草子さん:2019/04/21(日) 23:27:25.21 .net
学生運動も学生じゃなくなれば関わることも出来ないのにねw

503 :無名草子さん:2019/04/22(月) 00:13:12.71 .net
亡くなった時点ではまだ学生だった。でも、払わないのだからいずれ中退になる。
いつの間にか、なんだか知らないけれど、自分で自分の首を絞めて苦しんでいる、
という状況になっていた。
自分の利益、損得勘定を考えずに、自己犠牲の境地に入ってしまっていた。
そこまでして何をしたかったのか? 悦子さんに授業料を払わないという対応を
選ばせたのは当時の変な理論かららしいが、それを信じた悦子さんもあまりにも
別世界のカルト人になっていたのだろう。

504 :無名草子さん:2019/04/22(月) 00:20:50.84 .net
>>503
原点から察すると
学生でいられたのは5月末までのように思える。

大学だってそこまで授業料の支払いを待たないよ
だいたい、新年度前の2〜3月には通知が行って
入金締め切りは4月いっぱいくらいだから

505 :無名草子さん:2019/04/22(月) 00:28:29.76 .net
ある意味、学生運動が楽しかったんだろう。それで全身全霊をかけちゃった。
デモ行進で大きな声で叫び、私達は真理を知っているエリート学生だという、
恍惚感を味わうこともできた。
しかし、それがある意味で現実逃避であることに気が付いていなかった。
現実を変えようと意志したのは確かだが、実際は現実忌避であり逃避だった。
そして、分けの分からないうちに、学生身分を放棄することになり、現実に
直面する時間を早めてしまった。それに気が付き恐れおののいた。

506 :無名草子さん:2019/04/22(月) 00:37:35.88 .net
結局、大人になりきれない子供だったのでは?

デモで体制批判をして難しい言葉を並べても
それは机上の空論でしかなかった。
運動してる最中は、それこそが真実だと思っていたのだろうけど
学生ではなくなることが現実となった時に
初めて気がついたんだろう。

中村さんを執拗に追い回していたのも
それも一つ原因かも。
彼だけが信じられる、なんて思っていたんだろうな

507 :無名草子さん:2019/04/22(月) 07:18:24.62 .net
またまた何で部落研なぞ


今の大学にも存在するのかな
今は解同の企てが何かに変化して恩剤してるのかも
どうなんだろうな
ピュアな十代が網にかあるのかな
オウムがあの手この手で信者を増やしているのは今もあるらしいし、校内で

508 :無名草子さん:2019/04/22(月) 07:32:23.94 .net
恩剤やってw何書こうとしたんだろう
企てが何かに変化して現存して?踏襲され?存続して?いるのかな

509 :無名草子さん:2019/04/22(月) 17:12:39.78 .net
>>507
>今は解同の企てが何かに変化して

何も知らないみたいだけど、共産党系の部落研は反解同の最たるものだぞ
それに当時の立命館の民青の配下にある部落研はある種のエリートだよ

510 :無名草子さん:2019/04/22(月) 20:55:05.31 .net
人間なんて、思い込みをしないと生きていけない存在なんだろうな。
自分自身をどこまでもリアルに客観的に分析したり評価したら、耐えられない。
だから、無意識にいろんな部分で、自分自身を、盛ってる、粉飾しちゃう。
鏡に写る自分は、1割も2割も3割もプラスされて見えているらしい。
私達は微妙なところで微妙にエリートなんだ、とか、一般的にはどうでも
いい話でも、それで自尊心の材料を拾って来る。

それにしても、悦子さんの、純粋さ、純情さ、正義感の強さ、利己心の無さ、
そして、視野狭窄的な思い込みの強さは、悪く言えば、
世間知らずのお嬢さん、単純単細胞のお人好し、そして自信過剰なところがあり、
騙されやすい、ともなる。
そのマイナス面上で、大きな傷になる間違いや選択をし続けている。

511 :無名草子さん:2019/04/22(月) 21:53:51.92 .net
しかし、生き続けていたなら、過去のすべてを、若干の羞恥心と微笑みの、過去形の
記憶として処理できただろう。
もちろん、夫や子供達には内緒の、若き日の大冒険と大失敗の、数々の苦い経験とし
て。
広小路が、シアンクレールが、京都国際ホテルが、と、思い出深い場所が消えていく
ニュースを聞くたびに、若き日々の甘く切ない記憶が蘇って来ただろう。
やはり、死んではいけなかった、苦しくとも、どうにかして生きるべきだったのだ。
誇りや自尊心が地に落ちようと、一瞬の間、未来が見えなくなったとしても、頭を
掻きむしってでも生きるべきだった。

512 :無名草子さん:2019/04/22(月) 22:07:22.47 .net
>>511
句読点の打ち方がおかしいのは年寄りか精神病

513 :無名草子さん:2019/04/22(月) 22:41:23.55 .net
部落研がエリートやてw

514 :無名草子さん:2019/04/22(月) 22:42:37.59 .net
落研は屑かw

515 :無名草子さん:2019/04/23(火) 05:40:23.78 .net
>>510
>悦子さんの、純粋さ、純情さ、正義感の強さ、利己心の無さ、
>そして、視野狭窄的な思い込みの強さは、悪く言えば、
>世間知らずのお嬢さん、単純単細胞のお人好し、そして自信過剰なところがあり

単純に気位が高い。それは中学時代の日記から現れてる。
尊敬できない人のために一歩下がって何かさせられると
屈辱感じるタイプだから、社会に出たらシンドイだろうな(´・ω・‘)

516 :無名草子さん:2019/04/23(火) 07:22:06.10 .net
>>515
>尊敬できない人のために一歩下がって何かさせられると屈辱感じる

具体的に何のこと言ってるの?

517 :無名草子さん:2019/04/23(火) 12:31:32.39 .net
どんなことがあっても、取り敢えずはもう1週間、1ヶ月、1年は生きてみよう。
どうせいつかは死ぬんだからさ。

518 :無名草子さん:2019/04/26(金) 18:27:26.14 .net
GW中に那須文学を読みに行ってこようかな

今まで読んだことのある方
新潮版とどういうところが違いましたか?
(登場人物仮名を除く)

519 :無名草子さん:2019/04/27(土) 21:32:35.18 .net
https://www.takanoetsuko.com/sub19630331.html
より コピー&ペイスト

竹内医院
 竹内勝次は、栃木県西那須野町(現・那須塩原市)永田町で竹内医院を開いていた。
1947年開院の竹内医院は内科・小児科で、竹内勝次は高野悦子のかかり付けの医師だった。
 
竹内勝次は〜地元の文芸同人誌「那須文学」の編集メンバーの一人であった。
 竹内勝次は1969年夏、高野悦子の父・高野三郎が高野悦子の日記をまとめ始めていた原稿
用紙を見て、那須文学への掲載を勧めた。
 さらに那須文学編集室が、日記のうち学生運動にかかる1969年3月8日から6月23日未明ま
での4か月分の記述だけを掲載しようとしたのに対して、竹内勝次は、誕生日である1月2日以
降の記述も掲載するよう強く求めた。結局、那須文学には「二十歳の原点」と同期間である1月
2日から6月23日未明までの日記の記述がまとめて掲載されることになる(『一部・二部に分け
たわけ』「那須文学第9号」(那須文学社、1970年)参考)。
   
竹内勝次は「二十歳の原点」の文学的価値を最初に見出した人物といえる。
 

520 :無名草子さん:2019/04/28(日) 00:18:29.07 .net
>>518
那須文学版も基本的には文庫本と大きく変わらないけど、一部文庫本にない箇所や、逆に文庫本には載っているのに削除されている箇所がある。
やや過激な内容は那須文学版ではカットされる傾向がある。逆に個人名は那須文学では出ているけど文庫本では仮名。さすがに中村など実名出すとまずい人は那須文学でもイニシャルになっているが。
あと、次の号に読後感想の座談会とか読者からの手紙とかが集録されていて、こちらのほうは興味深い。

521 :無名草子さん:2019/05/06(月) 00:30:22.77 .net
で、この連休中に栃木県立図書館で読んでみてどうだった?
お父さんの職場(県庁)に隣接しているところがまた乙なんだよね

522 :無名草子さん:2019/05/06(月) 19:39:37.63 .net
516ですが
自分のGWは三連休のみだったのと体調悪くて寝込んでたので
結局、読みに行けませんでした。
でも、ググったら駒場の日本近代文学館に那須文学があるようなので
今度、行ってみたいと思います。

523 :無名草子さん:2019/05/09(木) 22:00:14.15 .net
悦子さん、辛うじて死から逃れ長生きしてたら、自分の学生時代を若気の至りだと
反省してただろうか? 
絶対的自由とか共産主義とか、そんなもの幻想で、言葉遊びだったと理解できただ
ろうか? 死ぬ前に少し反省というか自分の未熟性を感じてはいたが。

人間は変わっていい、むしろ変わるべきなのだと思う。変化を嫌う、あるいは負け
だと思うのは間違いのもとなのだと思う。
そう考えると、運動の敗北を感じたとき、そして中村が逃げようとしているとわか
ったとき、彼女は自分の考え方や価値観を大きく変えるべきだった。
少なくともすべてを( )に入れ、すべてを保留にし、動きを止めるべきだった。

524 :無名草子さん:2019/05/09(木) 23:53:58.68 .net
そんなできもせん事をすべきだったとか言って意味ないっしょ。
自殺まで突っ走ったのも含めてカッコちゃんなんだから。
思いとどまるような人なら作品世に残ってないっしょ。

525 :無名草子さん:2019/05/10(金) 03:02:59.06 .net
カッコちゃん、コレだからな
ほぼ全ての症例が当てはまってる

境界性パーソナリティ
http://www.takeda-hp.jp/pdf/t-time190102.pdf

526 :無名草子さん:2019/05/10(金) 11:13:56.86 .net
>>525
悦子さん、そのまんまやね。
でも、悦子さんがそういう症状になったのは、独特なカルト的な学生運動にはまった
からだと思う。
カルトの熱に浮かされて、その境界性パーソナル症状と呼ばれる状態になっていった
のか、あるいは潜在していた傾向がそれによって発症した。

527 :無名草子さん:2019/05/11(土) 00:19:08.96 .net
いや、学生運動にはまる前からその傾向だったよ。
すべて全共闘という発想はよろしくない。

528 :無名草子さん:2019/05/11(土) 01:50:03.45 .net
>>527
その通り
17歳になった頃から日記の内容が酷く内省的になってる
それ以前にも「私は油虫と同じだから」みたいな極端な自己卑下がある

529 :無名草子さん:2019/05/11(土) 09:52:51.85 .net
もう忘れてあげなよ
成仏できないよ
もう約半世紀になるんだから

530 :無名草子さん:2019/05/12(日) 00:11:49.88 .net
いや忘れちゃだめでしょう。あの作品はお父さんが世間の非難を覚悟のうえで出したんだから。すごい御英断だよ。常人にはできん

531 :無名草子さん:2019/05/12(日) 00:17:16.01 .net
50年なら、そろそろ印税無しで青空文庫化するんじゃない?

532 :無名草子さん:2019/05/12(日) 00:26:57.44 .net
>>531
案内サイトによると
「高野三郎が2001年に死亡したことにより、現行著作権法上、「二十歳の原点」の著作権は2051年12月末まで及ぶと解される」
とのことです。青空文庫はまだだいぶ先だね

533 :無名草子さん:2019/05/12(日) 00:29:59.96 .net
>>532
なるほど、ありがとう
悦子さんじゃなくて出版した三郎氏の方になるのか

534 :無名草子さん:2019/05/13(月) 05:27:47.91 .net
TPP整備法により、著作権の保護期間は、死後70年に延長されているとのこと。
ttp://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/kantaiheiyo_chosakuken/1411890.html

あと、夭折者の手記類で、その死後に初めて公刊されたものなら沢山あるけど、
奥付やタイトルページには本人の名前しかなくても、それを編集した人との共著
という扱いにするのが、一般的な慣習なんだろうか?

535 :無名草子さん:2019/05/18(土) 15:08:47.63 .net
世の中には人知れず咲く美しい花がたくさんあるというのに

536 :無名草子さん:2019/05/19(日) 17:30:38.05 .net
スレチかもしれないが
たまたま見つけたサイトで1969年の物価表が出てた
これを見ると、いかに悦子さんの学生時代の暮らしが
ブルジョアだったかよくわかる

https://news.yahoo.co.jp/byline/torizukaakira/20190519-00126493/

537 :無名草子さん:2019/06/08(土) 00:01:46.09 .net
こないだ京都に行ったんで、カッコちゃんが食べたというaa三条大橋店のギョーザとジンギスカンを頂いてきた。
どちらも美味かった。特にギョーザ。さすが宇都宮育ちのカッコちゃんも認めた味だわ。
原作中では特に美味いとは言ってないけどねww
食べることに執着のない人だからw

https://www.takanoetsuko.com/sub19690527.html

538 :無名草子さん:2019/06/08(土) 23:36:19.04 .net
あと、丸太町のカッコちゃんの下宿跡にも行ってきた。さほど古くない一軒家になっていたが、隣の建物はめちゃくちゃ古そうで、たぶん当時も存在したのだろうと思う。
そして下宿跡から自殺現場まで歩いてみた。超ゆっくり歩いたが10分もかからず着いた。
自殺当日は下宿を出てから事故が起きるまで推定36分かかっている。
寄り道するか、立ち止まっていたかしないと、つじつまが合わない。
何を思いあの道を歩いたのか・・・

539 :無名草子さん:2019/06/09(日) 07:30:54.25 .net
とうとうコミック版の二十歳の原点が出版されるみたいだな

540 :無名草子さん:2019/06/09(日) 08:33:22.40 .net
https://honno.info/kkan/card.html?isbn=9784575314618

541 :無名草子さん:2019/06/09(日) 10:12:15.73 .net
>>538
>下宿を出てから事故が起きるまで推定36分かかっている

意を決するまで時間がかかっただけじゃないの
それに2時ジャストに家出たかも分からない

542 :無名草子さん:2019/06/09(日) 10:54:57.89 .net
>>538
その点、自分もおかしいと思うんだよ

もしかして深夜だけど誰かに会うつもりで家を出たのかもしれない。
けれど会えなくて挫折したのか
逡巡して自殺した割には時間が掛かってる

夜中24時に酔っ払っていたとしても
2時間あれば酔いは覚める

543 :無名草子さん:2019/06/09(日) 11:05:38.97 .net
>>542
>酔っ払っていたとしても

多分、睡眠薬のODでしょ
死ぬつもりなんだから残り全部飲んだとしても不思議じゃない

544 :無名草子さん:2019/06/09(日) 12:02:00.04 .net
>>543
辛辣な言い方だけど
彼女、いつも死ぬ死ぬ詐欺やってるからなw

それに原点にも記述があるけど
自殺をするなら全てを消去するって書いている
それが日記など全て残しているから、たまたま偶然に線路に立ち入った
のではないかと思ってる

545 :無名草子さん:2019/06/09(日) 15:51:20.92 .net
>>544
>たまたま偶然に線路に立ち入った

それはない。完全に覚悟の上
自分から列車に向かって線路の上を歩いて行ってるし
寸前でレールに頭を置いて100%確実に死ねるようにしてる

546 :無名草子さん:2019/06/09(日) 21:28:15.19 .net
>>545
いや、だからさ
線路に入ったのは死ぬつもりで入ったと思う。
けど、その前に家を出たときは、死ぬつもりはなかった
と思う。

何かの理由で夜中2時に家を出た。
その時は自殺すると考えてなかったと思う。
けど、途中で気が変わったのか、何かあったのか死ぬと思い
線路に入った。

自殺するのに身元がわかるような万年筆を
わざわざ持って行かないのでは?

547 :無名草子さん:2019/06/09(日) 21:44:42.16 .net
>>546
>その前に家を出たときは、死ぬつもりはなかった

それも無い
家に帰る前に既に「死にたい」と何度も呟いてるんだから

548 :無名草子さん:2019/06/10(月) 00:56:01.22 .net
私の仮説

自殺当日、バイト中かあとに何か決定的な出来事があった。
そして酒を飲む
(自殺の前日、バイト先で旨そうにタバコを吸い
自殺する様子はなかった証言あり)

グリルアラスカで酔っ払い、死にたいと言うが
死にたいのはいつもの死にたい詐欺

0時頃タクシーに乗せられて帰宅。
帰宅して、更に酒を飲んだか?

2時頃、外出
多分、中村さんに電話をして話したいと思い
公衆電話でも探したか?
中村さん、居ない

死にたい詐欺が本気になり
線路に入る

一応、こんな感じだと
自殺するまでに時間がかかるのも辻褄があう

549 :無名草子さん:2019/06/10(月) 00:56:19.18 .net
続き

自宅でOD説は、いまいち考えられない。
と言うのは、本当にODをしたなら意識朦朧になって
汽笛が鳴って反射的に線路に頭を枕にする、という行動は出来ない。
線路にゴロンと横たわることは出来るが、
頭を枕に、という冷静な判断は出来ない。

家を出てから、何か決定的なことがあったと
推測する
そして全てに絶望して自死した

ワンピースを着てたのもヒントかもしれない。
ワンピース、ヒールの靴、ハンドバッグの姿を
どうしても中村さんに見せたかったのかもしれない。

550 :無名草子さん:2019/06/10(月) 01:18:17.47 .net
、38年6月には、従来市販されていた睡眠薬のほとんどが劇薬に指定され、その結果、この流行は収まった。

https://www.npa.go.jp/hakusyo/s55/s550200.html


悦子さんは睡眠薬を購入してるが
この頃は既に規制が始まり、入手は厳しくなった。
確か、入手するには薬局で氏名などを記入しないと
購入出来なかったと思う。
だから、精神科にもかかってない彼女が睡眠薬を入手するには
限りがあった。

つまり、ODのあげく自殺した、
というのは成り立たないと思う。

自殺の前々日に買っているから
自殺した当日辺りでは買えなかったと思う

551 :無名草子さん:2019/06/10(月) 07:36:24.80 .net
>>540
絵柄が戦時みたいだ
モンペ履いてそう

552 :無名草子さん:2019/06/10(月) 22:01:13.75 .net
朦朧として歩いていたら貨物列車が近づいてきたのでとっさに線路に突っ伏した
がファイナルアンサー

553 :無名草子さん:2019/06/10(月) 22:05:36.33 .net
一昨日の高崎線と同じパターンだな

554 :無名草子さん:2019/06/10(月) 23:04:57.65 .net
高崎線で何があったの?

555 :無名草子さん:2019/06/10(月) 23:12:18.07 .net
ググってきた。
人身事故があったようだね。

うちの方の電車は高架になってたりホームドアで進入出来ないけど
たまに、友人宅の方に行くと今でも踏切があり
そのまま線路に進入できる。
不思議なもんで、間近に電車を見るとふと飛び込みたくなる
そんな気が起こる

悦子さんもそんな気持ちだったのかと
時々ふと思う

556 :無名草子さん:2019/06/11(火) 19:36:26.66 .net
>>552
>朦朧として歩いていたら貨物列車が近づいてきたのでとっさに線路に突っ伏した

全然違う
列車に向かって線路歩いて行ってる

557 :無名草子さん:2019/06/11(火) 22:05:03.49 .net
>>556
>>552が書いているのは、朦朧として嵐山方面へ線路を歩いていたら、ということじゃないの?

558 :無名草子さん:2019/06/11(火) 22:50:18.86 .net
もし睡眠薬を飲んでいなかったら汽車が近づいてきた時点でよけた可能性が高いね。
そして日記に書く
「山陰本線の線路のうえを歩いてみた。しばらくすると向こうから汽車がやってきた。
一瞬、このまま線路を枕に寝転んだら死ねるかなと思った。でも近づいてくるライトと汽笛の音にびっくりして、慌てて外に走って逃げた。
汽車は何事もなかったように轟音と共に私のそばを通り過ぎていった。私はしばらく震えていた。胸に手を当てると汗びっしょりで心臓がどきどきしていた。妙に動物的な不思議な感覚だった。
私はいつも死んでも構わないと思っている。でも死ねないのだ。生きることに何の意味があるというのだ?」

559 :無名草子さん:2019/06/12(水) 17:36:30.51 .net
眠剤飲んでる前提で話をするのは違うと思う。

肝心なのは、自殺した日の朝からの流れ。
そこがわかれば、何かが見えてくると思う

560 :無名草子さん:2019/06/12(水) 17:41:41.51 .net
あと、もひとつ。

金遣いが荒い彼女のことだから
自殺した日当りには懐がかなり淋しくなっていた、
と推測する。
日記によると国際ホテルの給料日は
毎月7日ぐらい。
親からの仕送りも自ら絶ってしまったから
この辺も何か関係ありそう。

睡眠薬を買う金もなく、酒とタバコを買う金も
乏しくなっている状態

561 :無名草子さん:2019/06/12(水) 18:12:24.24 .net
>>560
>親からの仕送りも自ら絶ってしまった
>睡眠薬を買う金もなく、酒とタバコを買う金も乏しくなっている状態

それも違う
母から貰ったバッグ買う金3000円は手つかずのまま残ってる

562 :無名草子さん:2019/06/12(水) 23:32:13.01 .net
>>560
貯金が15万円あったんじゃなかったっけ?

563 :無名草子さん:2019/06/15(土) 14:34:23.12 .net
眠剤も酒も含め、最後はすべて彼女の意志で死んだんだよ。
夜中の2時に強烈な孤独感と絶望感に襲われたんだろう。
狭い下宿に居られずに、とにもかくにも外に出た。
幼児が昼寝をして起きた時に、誰も居ないことに不安になって
外に飛び出すように。

564 :無名草子さん:2019/06/15(土) 18:49:13.17 .net
嵯峨野に居たときに夜中に下宿を飛び出し
山陰線を見つめてたのと同じだったりしてw

565 :無名草子さん:2019/06/16(日) 14:07:07.95 .net
純情で純粋なお嬢さん。だからこそ性的な問題でも見る前に跳んでしまった。
そしてそんな自分に自暴自棄になり、少しつづ壊れていった。
根っこが純粋だから。そして弱いから。

思想上の問題も同じ。よく考えもせず見る前に跳んでしまった。
それが若さの特徴であり、若さの特権という表現もされたが、死んでしまった
のでは特権もなにもない。
学生集会で、彼女はふと思う、私はなんでこんなところに座り込んでいるのだ
ろうか、と。当時、彼女は異常な環境の中で、周囲に動かされていただけなの
だろう。自分の考えのようで、実は外からの影響だけで動き続けていたのだろ
う。
ふと我に返った時、何もかも失ってしまったように思い、不安になり始めた。

566 :無名草子さん:2019/06/17(月) 14:01:47.02 .net
漫画、面白かった?
少し立ち読みしただけだから、詳しくは知らないけれど、21世紀の女子大生は
二十歳の原点の内容を知っているのかな。知っていたら、これから起こることを
防ごうとするけれど。ひと昔前のタイムトラベルものみたいになる。

でも、悦子さんの悩みが、あの女子大生みたいに、将来の夢程度のものだったら
少しは違っていたのかな。将来の夢を見るためには、生き続けなければならないから。

漫画の絵の方は結構きれいだった。

567 :無名草子さん:2019/06/17(月) 19:30:26.92 .net
>>566
>女子大生は二十歳の原点の内容を知っているのかな

本を手に取った途端、なぜかタイムトラベルが起こるので知らない
ちなみに親友牧野さんは顔出しアリ、中村は遠景で1、2カット写るだけで
顔は分からない。他の人間は出てこない
悦子さんが徐々に酒に溺れる描写はあるけど、その理由が一切明かされないので
どうしても隔靴掻痒の肩透かし感が漂う

568 :無名草子さん:2019/06/17(月) 19:56:28.00 .net
正直言って、無理してタイムトラベルものにしなくても
映画「いちご白書」みたいに、当時のノンポリ大学生が
学生運動やってる悦子さんに心惹かれ、一緒にバリケードの中に
入って機動隊に殴られ、二人の仲も引き裂かれて行く・・・
みたいなストーリーのほうが良かったな

569 :無名草子さん:2019/06/17(月) 21:22:31.11 .net
中国語に翻訳したら結構売れそう
香港じゃ発禁かも

570 :無名草子さん:2019/06/18(火) 22:13:26.15 .net
時代の隔絶感半端ないからタイムトラベルのような設定を入れるのは理解できる。
むかしむかし学生運動というものがありました.......という童話のような導入部の
設定で、現在との関係を絶った上で、とにかくそのような運動がありました、と
いうことで物語が始まる。
50年前の学生運動をやってた学生の価値観なんて普通は理解できないからね。
やってた人達でさえ今となっては、あれってなんだったんだろう?という感じだ
ろう? 
失礼だとは思うが、ほとんどの人にとって、カルト思想の流行風邪を引いて熱に
浮かされていただけなのでは?

571 :無名草子さん:2019/06/18(火) 22:29:48.57 .net
今、香港で起きてるデモがもしかしたら当時に近いのか?
と思ってる自分が居るw

572 :無名草子さん:2019/06/18(火) 22:57:56.13 .net
当時学生運動やってた連中ほど、香港の市民学生運動に全くノーコメントw

573 :無名草子さん:2019/06/19(水) 20:19:51.52 .net
中国共産党は中国の有名大学のマルクス主義研究会に属する学生を監視下に置き、
ときたま逮捕もしてる。
人民のためになんていう真面目な学生が邪魔なんだろう。
今出来上がってる中国の社会は社会主義とかほぼ無関係で、単なる一党独裁。
最近は新皇帝独裁と言ってもいいくらい。共産党という名の独裁政党による
資本主義社会。共産党縁故社会、コネ社会。
社会ってそう簡単には名前を付けられない、規定できない。
封建主義、資本主義、社会主義なんていうが、そんなに単純にクッキリとは
違う物ではなさそう。
資本主義とか社会主義ではなく、民主主義と自由がどれだけ保証され成立し
ているか、そして経済がどれだけ国民全体のたに動いているかで、その国を
評価し規定するべき。

悦子さんの夢見た理想社会は子供の夢のようなもので、とてもじゃないが現
実的ではなかった。それをあたかも明日にでも現実になるかのようにイメー
ジしたことが大間違いだった。
社会主義に進めたと思ったら、できたものは新興勢力による独裁中世封建主
義だったというのが現実。新王様に新貴族が出て来ただけだった。

574 :無名草子さん:2019/06/20(木) 23:55:27.98 .net
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190618-00000015-sasahi-soci

【アンケ】全共闘世代は「逃げ切り世代」なのか? 年収1000万円以上もズラリ。学生運動の参加したことを誇りに思う85%★2
ニュー即に面白いスレが立ってるぞ

575 :無名草子さん:2019/06/22(土) 05:50:20.36 .net
団塊の感覚じゃ、香港市民は英国植民地主義にドップリ浸かった反革命的人民なんだろう

576 :無名草子さん:2019/06/22(土) 19:26:50.01 .net
>>575
団塊世代の学生運動をやった人達もそこまでバカではないだろ?
生きていれば70歳位だし、未だに当時の価値観をそのままもってたら、
知的怠慢というか、アホ以外の何物でも無い。

悦子さんは当時の時代状況の現在進行形の感覚や価値観の中で、
その後の本当の敗北を知らないで死んでしまったようにも思えるが、
しかし、悦子さんの鋭敏な感性は学生運動の敗北をはっきりと感じ取っ
ていたかもしれない。敗北の先取り。
それは同時にそんな運動に深入りした自分の敗北であること、私の学生
時代は終わった、と、なんとなく気がつき始めていた。
学生ではない自分になんの価値があるのか? 恋も闘いもない自分の生
活になんの価値があるのか? 
学生以外の自分をイメージできなかった。

577 :無名草子さん:2019/06/22(土) 19:36:04.87 .net
確かに
学生の資格が無ければ学生運動は出来ないよねw

578 :無名草子さん:2019/06/22(土) 20:54:33.26 .net
宇宙の果てから自分自身を見てみれば、自分の存在のその空間と時間の極小を、
そして、その天文学的な偶然性と希少性を感じることができる。
男にふられようが、学生運動に挫折しようが、そんなことは本当にちっぽけな
ことで、とにかく天を仰ぎながら、地を見つめながら、喜怒哀楽とともの生き
ていればそれでよかった。
ちっぱけだけど、でも天文学的な確率で存在しえた自らを殺すことはなかった。

579 :無名草子さん:2019/06/22(土) 23:39:26.59 .net
>>576
>悦子さんの鋭敏な感性は学生運動の敗北をはっきりと感じ取っていた
>学生ではない自分になんの価値があるのか? 恋も闘いもない自分の生活になんの価値があるのか?

だわな。彼女利発だから物事の先が見えるんだよ
実際、立命館のバリケート封鎖解除されて京大に移った時点で
「ダメだ、こりゃ・・・」的な印象抱いてる
逆に言えば、悦子さん没後にご両親が言う「あと半年持ちこたえてくれれば・・・」という嘆きは
たとえ実現しても空しいものに終わった可能性はあるな

580 :無名草子さん:2019/06/22(土) 23:47:20.39 .net
5月末の時点で授業料払わなくて除籍処分になってたのでは?
半年あっても、結果は同じだったと思う。

彼女のことだから「学生ではない身分で〜」と
新たな苦悩が始まってたと思う。

581 :無名草子さん:2019/06/23(日) 06:50:51.07 .net
授業料を納付するかどうかで悩んでいるが、どこかからそんな指示が出ていたの
だろうか?
直接的には授業料支払の拒否の問題だが、結果的には大学を退学するかどうか、
という問題になる。
大学生という社会的地位を放棄することになり、自らの生活が激変することにな
る。結果的に彼女はそれがもたらすであろう自分の近い将来が不安になり、希望
を失った。
そもそもなんで授業料支払い拒否をして大学が解体されるという理屈が出て来た
のかが理解できない。抽象的で妄想的な理論。
労働者と労働者階級を神様のように崇めるような階級論と、日本的な禁欲的儒教
の感覚が入り交じった、学生身分は甘く恥ずかしく申し訳ない、そんな湿度の高
い平板な道徳的価値観があったように見える。

582 :無名草子さん:2019/06/23(日) 07:19:31.06 .net
>>581
>なんで授業料支払い拒否をして大学が解体されるという理屈が出て来たのか

ボイコットというのは「みんな」がやれば効果的ではあるからな
小熊英二の「1968」に書いてあるけど、大学解体の思想は東大紛争からだよ
学歴社会の頂点である東大を解体しないと現在の教育制度は改善されないと考えた
東大紛争の直後に起こった関西の学園紛争はその影響受けてるからね

583 :無名草子さん:2019/06/23(日) 08:03:07.04 .net
あと彼女の場合は、ご両親(特に父親)への反発が大きかったのでは?
授業料納入拒否もその一環で、その有効性云々より
親の意向に逆らうことに、悦子さんは自虐的な快感を覚えていたのでは?

多分、発表された内容より親との確執は多かったと思われ
それは書かれていないじゃなくて、公表されてないだけだと思う

584 :無名草子さん:2019/06/23(日) 11:15:07.66 .net
あまりにも理想主義的になって、自分の利益というか自分を守り維持することを
忘れて、自分を犠牲にしてしまった感じ。
自己犠牲の精神は立派だとも美しくもあるとは思うが、度が過ぎた利己意識の欠
如は、運動の持続可能性という意味でも、本人の生存可能性の意味でも、とても
危うい。
その危うさや困難性は、部落研の活動でも出現したし、全共闘運動でも出現した。
最後には彼女は耐えられなかった。
そもそもが無理なことを自分自身にハイになって求めたのだ。破綻は時間の問題
だった。

585 :無名草子さん:2019/06/23(日) 11:48:58.40 .net
心のやさしい、そして知識や恋愛など好奇心いっぱいのお嬢さんだったのだろう。
そんなお嬢さんが部落研の活動で挫折し、次に好奇心からの性的冒険で自己嫌悪
に陥り、更に火が付いた欲望で相思相愛になれない相手と関係を持った。
同時に、全共闘の活動に熱狂的に関わり、最後は心身共に疲れ果て破綻してしま
った。

しかし、この破綻結果の少し前、中村との関係の初期段階とデモ行進に燃えてた
ほんの数週間の時間は、彼女が大学生になってもっとも感情を爆発させ充実した
時間だったように見える。
そして、最後には失恋と運動の挫折で展望を失い、燃え尽きた。
常人にとっては、やさしさも、正義感も、そして好奇心も、過ぎたるは猶及ばざ
るが如し。

586 :無名草子さん:2019/06/23(日) 13:16:44.55 .net
>>581
>大学生という社会的地位を放棄することになり、自らの生活が激変することにな

そうこれ、授業料を払えば学生という身分を失う
ということが現実的に理解してなかったんじゃないかと思う。
学生だからこそ立命館の学生運動に参加出来るけど
学生という身分を失えば、それも出来ない。

彼女、利発なのにいまいち夢見る夢子ちゃんで
その辺のギャップに自分で苦しむんだよね
中村さんのこと然り

587 :無名草子さん:2019/06/23(日) 15:13:40.90 .net
団塊の感覚じゃ、香港市民は英国植民地主義にドップリ浸かった反革命的人民なんだろう

574無名草子さん2019/06/22(土) 19:26:50.01>>579
>>575
団塊世代の学生運動をやった人達もそこまでバカではないだろ?
生きていれば70歳位だし、未だに当時の価値観をそのままもってたら、
知的怠慢というか、アホ以外の何物でも無い。

70年代当時も、ソ連に「スターリスト」、「ソビエト帝国主義」のレッテルを貼っていたから
そのパターンで攻撃すると思う。
でも、悦子さんは、文化大革命や毛沢東の実態を知らずに亡くなったのだな。

588 :無名草子さん:2019/06/23(日) 17:18:04.24 .net
命日には今でも鉄道総合板で話題になる
グモスレのアイドル、カッコちゃん

589 :無名草子さん:2019/06/24(月) 06:20:03.00 .net
コミック化を機にノーカット 二十歳の原点出ないか 親御さんも出して訴えたいものがあるだろう

590 :無名草子さん:2019/06/24(月) 07:08:56.08 .net
>>589
親友牧野さんといつの間にか疎遠になってたり
いきなり「家族と訣別」なんて記述があるの見てもわかるように
原文には、ご両親や家族、友人達の悪口・非難があると思うから
今後も出ないと思われ

591 :無名草子さん:2019/06/24(月) 07:30:41.09 .net
酔って旅館に連れ込まれた相手は何してるの?

592 :無名草子さん:2019/06/24(月) 08:03:29.84 .net
著作権の有効期限は70年に伸びたんだな
あと20年経たないと好きなように出版は出来ないな

593 :無名草子さん:2019/06/24(月) 08:11:49.64 .net
>>585
>中村との関係の初期段階とデモ行進に燃えてた時間は
>彼女が大学生になってもっとも感情を爆発させ充実した時間だった

中村と知り合って関係持った69年4月頃は
刹那的な衝動と快楽に溺れてるだけで
酒とタバコにまみれた生活してるよ
完全に将来への希望が無くなって自殺を匂わせる記述が増えてる

594 :無名草子さん:2019/06/24(月) 08:14:38.77 .net
>>590
もう50年前だし、このスレにあるように公表されてないが
ゆえに50年前のことが詮索されてしまうし 5chに書いてもしょうがないけど

595 :無名草子さん:2019/06/24(月) 18:27:07.53 .net
二十歳の原点案内よりコピペ

 高野悦子と同じ出身地でデモに参加した人は「1969年4月28日、戦慄の群人の中に
居た横顔と後姿のあなただった。郷里に来てみればあなたのシルエットだけがなおも
鮮烈に残っている…(中略)…。あなたの流れ髪に、あなたのぎこちない関西言葉に、
あなたのたったたった一本の煙草に、あなたの眼鏡の内に、あなたの歩調と手の仕草
に、あなたの誰も知ることのない笑み顔の中に、あなたの全思想を自からの肉体で帆
を上げた」
手紙(西那須野町。公務員)(『高野悦子さんを囲んで』「那須文学第10号」
(那須文学社、1971年)(※句読点を付した))と回想している。

596 :無名草子さん:2019/06/24(月) 18:59:30.19 .net
二十歳の原点 案内 ワンゲル 梅沢さん談  コピペ

でも“彼女なんか何でアルバイトをしなきゃいけなかったのかなあ”とも思いましたし、
最後の方には恋愛関係が出てきますわね。読んでたらしんどいんです、きついです。
もう精神的に追い詰められてたってことはあるんじゃないでしょうか。そんなことな
かったら亡くなるわけないんですから。
 だから“もっとチャランポランに生きてたらいいのになあ”って。でもそれができな
かったんでしょうけれど。(談)

“もっとチャランポランに生きてたらいいのになあ” それができなかった悦子さん

597 :無名草子さん:2019/06/24(月) 19:09:11.95 .net
本日雨の中、お昼ごろ墓参に伺いました

高学院純心法悦大姉 昭和44年6月24日悦子20歳

きれいな花が活けられ、お茶、天然水、ホワイトホースミニボトル、タバコ(CAMEL)が供えてありました
お母様アイさんはご健在の様です

598 :無名草子さん:2019/06/24(月) 21:37:11.01 ID:dNzgl51dW
没後50年の今年の命日、久しぶりに天神踏切跡に行って手を合わせてきたのですが、
最期の場所付近にお花がお供えしてあってびっくりしました。
山陰線が下を走ってた頃はよく見かけたのですが、
高架になり、当時の面影もなくなってしまった今でも、命日にお供えする人がいるんですね。

599 :無名草子さん:2019/06/24(月) 21:04:21.55 .net
>>597
なんで分かるの?

600 :無名草子さん:2019/06/24(月) 21:25:38.27 .net
墓碑に
                          アイ
高学院純心法悦大姉 昭和44年6月24日悦子20歳

と有ればどう判断しますか?

601 :無名草子さん:2019/06/24(月) 22:25:32.21 .net
絶歌も読まないで古い本読むのは自己満足

602 :無名草子さん:2019/06/24(月) 23:08:25.41 .net
生きてれば今日で70歳か。
もう「おばさん」すらも通り越して、お婆さんに近くなってしまった。
もともと身体が弱い子だったから、
自殺しなくてもこの歳までは生きてなかったかもしれない。

603 :無名草子さん:2019/06/24(月) 23:17:18.85 .net
今日も山陰線には人が行ったんだろうか

604 :無名草子さん:2019/06/25(火) 02:46:20.17 .net
あの区間が早々に高架複線化したのは、本の影響もあったのかな?
今も地上走ってたらグモ名所化してたかも

605 :無名草子さん:2019/06/25(火) 03:12:07.48 .net
ああ、行きたかった。
天神踏切跡の近くに宿を取って、午前二時になったら現場に赴きたい


606 :無名草子さん:2019/06/25(火) 06:56:35.08 .net
>>603  FaceBooKに今年、行かれた方の写真のってます
      今年の京都は未だ梅雨いりしてないみたいです。

607 :無名草子さん:2019/06/25(火) 14:40:36.84 .net
悦子さんは大覚寺の大沢池が大好きだったらしいが、わかるような気がする。
今は知らないが、悦子さんが行ってた頃よりも4年ほど後のことだが、あそこは当時はあ
まり観光客もいなくて静寂だった。出入りも自由で、池の周りを歩いて一周できた。
例の、旅に出よう の詩に書かれる湖のイメージにこの池が混じっているかもしれない。
当時、なにかの行事に使ったのか、赤色?の船が岸辺近くに浮かんでいたと記憶している。

原始林の中にあるという湖をさがそう
そしてその岸辺にたたずんで
一本の煙草を喫おう
煙をすべて吐き出して
ザックのかたわらで静かに休もう

原始林を暗やみが包みこむ頃になったら
湖に小舟をうかべよう

衣服を脱ぎすて
すべらかな肌をやみにつつみ
左手に笛をもって
湖の水面を暗闇の中に漂いながら
笛をふこう

608 :無名草子さん:2019/06/25(火) 15:27:11.80 .net
https://www.daikakuji.or.jp/event_season_autumn/

大覚寺 観月のための船だった。私の記憶は間違っていなかった。
私は一回生のときに下宿の先輩達と訪れた。その2年後にもう一度。
清水寺などの東山方面もいいが、嵯峨野は自然に囲まれ、田園が拡がり、フランスの
田舎の風景に似ていて、静かでのんびりした感じがするので、悦子さんの波長と合っ
ていたのだろうか。
京都を離れて数十年、いま京都のどこに行きたいかと問われれば、この春の大覚寺と
晩秋から初冬の嵐山の竹林と常寂光寺だ。冬の嵯峨野は寂しさの哲学的風景だ。
大学当時は悦子さんの本は読んだことがなく、後になって行動範囲が重なっていること
を知り、よりいっそう懐かしくなった。彼女と同じ風景を好み、私と同じ風景を眺め
岸辺の同じを歩いたんだ、ここにいたんだ、と思うと不思議な気持ちになった。

悦子さんは20歳でピリオドを打ったが、こちらはその数倍は生きてしまった。生きた
分だけ汚れ、恥知らずになり、鈍磨し、妥協することを覚え、生きるために生きている。
若い頃、人生とは? などと自分に問いかけたが、今は生きるために生きている。
そして一年という時間があっというまに過ぎ去る年齢になり悟り、ピリオドが打たれる、
あるいは幕が閉じられるのも、もうすぐそこに来ていることを実感している。

今も、悦子さんは嵯峨野や愛宕山を駆け巡っていることだろう。

609 :無名草子さん:2019/06/25(火) 20:48:44.05 .net
>>607
美しい詩だね
詩人として、小説家として良い作品を残せたろうに

610 :無名草子さん:2019/06/26(水) 00:20:06.12 .net
>>607
この詩も原文は色々書き直してるそうだね
判読不明な箇所もあったそうだ

611 :無名草子さん:2019/06/26(水) 13:33:19.72 .net
彼女が属した大学の、現在の大学新聞に 6月24日に思う というコラムが
https://www.ritsumeikanunivpress.com/column-nizzyusainogenntenn/


50年と言えば、半世紀前だが、広沢の池から大沢の池への田園風景はGoogle
地図で見る限りそれほど変わっていないようだ。京都市の厳しい環境規制のお
かげだ。
これが東京なら10年もあればなにもかも変わってしまい、想い出も消えてしまう。

612 :無名草子さん:2019/06/26(水) 14:28:05.56 .net
事故現場?にバラの花やユリの花が置かれている。Twitterより。

https://twitter.com/search?q=%E4%BA%8C%E5%8D%81%E6%AD%B3%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%82%B9&src=typd
(deleted an unsolicited ad)

613 :無名草子さん:2019/06/26(水) 15:05:06.45 .net
きたもとさん、ツイッターやってたんだ
知らなかった

614 :無名草子さん:2019/06/28(金) 21:33:15.64 .net
可哀そうな人だった
男だったら、あるいはもっと図々しく生きれば違う結果になったろうに

615 :無名草子さん:2019/07/01(月) 11:13:39.57 .net
学生運動の中でどんどん自分を追い詰めていった
失恋、は付け足しにすぎないだろう、本当の恋はしてないから
だれか大きな存在の男性が現れて抱きしめてあげれば違ったろうね

616 :無名草子さん:2019/07/01(月) 14:05:23.99 .net
自殺の問題に関わっている専門家達が言うには、
だれか一人でも親身になってくれる他者がいれば、自殺は防げる、らしい。
悦子さんには、そのときはいなかったのだろう。
個人参加の全共闘活動家ということもあるだろうが、実際は、個人的な悩みを他の人に
打ち明けるような性格ではなかったのかもしれない。
すべて自分で解決しようと、日記という手法でもがきくるしむ性格。

617 :無名草子さん:2019/07/03(水) 18:04:18.11 .net
入学直後の悦子さんは、人前であまり話しもしない、人前で物を食べるのさえ恥
ずかしいという感じの大人しくも純な女子学生であったという。
また、日記には気になったり、軽い片思いの男子学生のことが次々と出てくるが、
ことごとく形になることはなかった。
そんな大人しい彼女がどんどん変わっていく。酒にタバコ、初体験の冒険。
ホテルでバイトする頃には、社会人男性への性的な欲望をあからさまに書く。
自分から男達とスナックにも行く。
学生運動関係での彼女の発言は激しく怒りの感情を爆発させる。
この頃の、つまりは自殺する前の数ヶ月の彼女は入学当時の悦子さんとは全く
別人のように積極的で激しくなっていた。荒廃的だと言えばその通りだろう。
入学以来の彼女の願望である、恋愛と闘争のセットがほんの僅かな時間だが成
立したかのように思えた。中村を上から目線で自らの知識で教育しようともした。

そのほんの僅かな時間、彼女は大学生になってもっとも強い高揚感を感じただ
ろう。闘争し恋愛する女子大生の自己像に燃えていた。
たしかに精神の荒廃とも言える状態にあったが、同時に、瞬間的な充実感や喜び
さえ感じたと思う。
そしてその直後に、闘争の混乱と敗北が見え、中村に会うことさえ拒絶され、瞬
時にして全てを失ったことに気が付いた。極めて強い敗北と喪失を味わうことに
なった。
荒廃する自分を救うはずの、あるいは巧妙な自尊心が仕組んだ目の前の目標が二
つとも消えてしまった。茫然自失。
中村に拒絶されたのは活動家だからだと感じた悦子さんは、母に買って貰った
女の子らしいワンピースを着て中村に会おうとするが、それもかなわなかった。
望みは絶たれた。
自殺の直接の原因は失恋だっただろう。背後には活動で疲れ果て消耗仕切った
心と体があった。
時代の犠牲者であると同時に自らの弱さ、あるいは強さの犠牲者であった。

618 :無名草子さん:2019/07/03(水) 23:13:26.54 .net
>>617
>そのほんの僅かな時間、彼女は大学生になってもっとも強い高揚感を感じた

単に「病状」の進行による一時的な軽躁状態でしょう
実際、3月初めの日記では「お久しぶりです」とおどける余裕も見られるが
4月末になると離人症的な症状が現れ始め、精神的な病がかなり悪化してる
中村との出会いと交際も何の救いにもなってない
むしろ、中村との出会い以降、強い不安と希死念慮が増すばかりになってる

619 :無名草子さん:2019/07/03(水) 23:58:51.50 .net
男女の出会い、そして出会えないことも、更には性と性欲の問題は、ひとりひとりの
人間に大きなリスクをもたらす。それだけ強い肉体と精神の交流願望が背後から本能
として押し続けている。好きになり告白するということは、相手の人に触れたい、口
づけしたい、sexしたいという表明である。究極的にはそうである。
それを上手に上品に虚飾するのが文明社会の儀式なのだ。
相思相愛の人に出会えた人は本当に幸せである。
好きだと告白したら断られた。それはとてつもなく傷つく話しだ。特に若い男女にと
って特にそうだ。あなたとはsexしたくないという生物的次元までさかのぼって拒絶
されたように感じて深く傷つく。自尊心や自信の崩壊である。

そして性欲は、普段は謹厳な裁判官に電車の中で痴漢行為をさせてしまうこともある。
性欲は男にとって弱点である。ほぼどんな人でも性欲をもっているはずなのに、場所
と時間やタイミングの問題もあるが、同性含め性欲を見せたら弱点となる。
東大卒の大蔵官僚でもノーパンしゃぶしゃぶは自制の効かないことなのだ。
男も女も一皮めくれば、布切れ一枚の下にはオチンチンとおマンマンの世界をもって
いる。しかし普段はそれはないということになっている。

悦子さんが荒れて崩れていった真の原因は相思相愛の人に出会えなかったことにある
と思うのだ。悦子さんの周りの学生は理屈ばかりこね回し、労働者階級の道徳だとか
言って建前的に禁欲的で、つまりは面白くもなく余裕もない学生ばかりだったのだろ
う。それで男女の関係に希望があるかもしれないワンゲルに入り直した。彼女も性へ
の好奇心を抑えられなかった。だからワンゲル小林と思い切ったことをしたのだ。
そしてそのことが更に、性と愛を求めて、それに引きずられて自分自身をもてあます
要因となっていく。
学生なんか相手にしても愛も性も手にできないと社会人の男に感心を示していく。
そして、I am starving. という状態で男に近づいて、結果として食中毒に当たってし
まったのだ。男運も悪かった。

620 :無名草子さん:2019/07/06(土) 00:42:11.03 .net
昭和39年、新幹線がようやく大阪まで通じた時代
高野さんは西那須野から東京へ行き、新幹線で京都に行ったろう
そうするのはまだ珍しい時代だった
同じ時代生きた私にはまだ遠出する勇気もなく関東にとどまった
全共闘吹き荒れる大学闘争、私の大学では連合赤軍事件が起こり、見知った学生が犠牲となった
「お前も〇〇大学の出身者か!」と世間から目の敵にされた
でも振り返ると日本の将来を真面目に語り合った意義深い時だった
高野さん、大学は違うけど、もしお会いしたら、何を語り合ったろう
日本の将来のこと、生き方それとも恋愛?
かなわぬ今、お墓参りさせていただきました

621 :無名草子さん:2019/07/07(日) 20:06:34.34 .net
バーチャル広小路1965
https://www.youtube.com/watch?v=zv7Q3SV28d8

622 :無名草子さん:2019/07/07(日) 23:17:31.21 .net
この人顔ぐちゃで死んだの?
それとも首コロリン?

623 :無名草子さん:2019/07/08(月) 14:21:01.50 .net
>>622
そんな表現を遙かに上回る結果だっただろうね。
皮肉とかではなく、あなたのように、列車に人が轢かれたら、どんなふうになるかを
想像できる人なら自殺することはほとんどないだろうね。
とにかく死ことが先で、あとのことなんて考えられないんだろう。

624 :無名草子さん:2019/07/10(水) 13:03:18.06 .net
田宮虎彦の足摺岬の中で、旧幕軍の生き残りの士族が、徳川慶喜が
公爵になったのを聞いてため息をつく。
 学生運動に熱中していた「老人」も同じ思いだろうか。

625 :無名草子さん:2019/07/10(水) 14:38:45.71 .net
>>624
スレ違い

626 :無名草子さん:2019/07/11(木) 18:24:53.53 .net
>>621
広小路って意外と狭いんだね
しかも、地下に学食に地下通路とは変わってる

627 :無名草子さん:2019/07/11(木) 19:23:29.51 .net
40年ぐらい前に地下の食堂行ったけど、うどんは近所のウチの大学よりも安くて美味しかった記憶

628 :無名草子さん:2019/07/12(金) 09:42:41.00 .net
いい年齢ですね

629 :無名草子さん:2019/07/13(土) 14:00:18.22 .net
広小路

元は江戸幕府が明暦3年(1657年)の明暦の大火をきっかけに推進した火除地の一種
として上野や両国などに設置され、続いて3年後の万治3年(1660年)に大火にあった
名古屋にも同様の通りが設置された。火災の類焼を食い止める役割を果たした。
後に各地に広まって同様の趣旨をもった通りを「広小路」と称するようになった。
江戸時代から昭和戦前までに名付けられた街路のため、太平洋戦争後の復興で広小路
より更に広い街路を持つ都市も少なくない。

広小路通 (京都市)

広小路通(ひろこうじどおり)は、京都府京都市の東西の通りの一つ。
東は河原町通から西は寺町通までで、距離は約100m程度と短い。全区間が上京区内に含まれる。

630 :無名草子さん:2019/07/13(土) 14:21:20.72 .net
Google地図で、広小路通りの長さを計測すると、140mある。
河原町通りから寺町通りの最短距離。
地名で大学を表記すると、
百万遍といえば京大、今出川といえば同志社、広小路といえば立命館、であった。

631 :無名草子さん:2019/07/16(火) 00:08:05.53 .net
昔、一時期、京都に住んでた時
今は亡き広小路辺りを通ったときに
意外と狭いな、と思った記憶がある

中京区住まいだったから、あまりあっちの方に
行くことはなかったな。
ただ、山陰線辺りはそうとは知らず、チャリで走ってたw
まだ電化する前だったから、当時に近かったと思う。
下宿ら辺も知らないでチャリで走ってたなあ。

丸太町御前だと思ってたし、ああいう作りの家が下宿だとは
想像も出来なかった

632 :無名草子さん:2019/07/19(金) 13:57:45.23 .net
思案暮れーる

633 :無名草子さん:2019/07/22(月) 10:21:42.79 .net
ワンダーフォーゲルは、ナチスドイツの時代に普及したもの。
思想的に潔癖な悦子さんが、その事実に気づかなかったのだろうか。

634 :無名草子さん:2019/07/22(月) 21:12:26.89 .net
>>633
ワンゲルとナチスドイツの関係なんて考えたこともなかったが、ドイツ語なんだね。
しかし、ウィキペディアでワンダーホーゲルを調べると、ナチスドイツ以前からあり、
その運動や組織をナチスが吸収していったとされている。
なので、それほど厳密に潔癖に考えなくともいいのでは?

635 :無名草子さん:2019/07/22(月) 21:34:08.17 .net
そんなの当たり前だわ

636 :無名草子さん:2019/07/23(火) 09:59:47.78 .net
でも、授業料の支払いを拒否するぐらいの人だから、自分の趣味の起源についても
詳しく調べかねないと思うよ。

今ではほとんど忘れられているけど、当時は、読書や趣味にも、「イデオロギーの壁」
みたいなものがあって、例えば、左寄りの人には、神社や神話、軍事に関する本は
読み難い雰囲気、心理的な抵抗があった。
 右寄りの人には、白い帯の岩波文庫(社会科学の本が多かった)、岩波新書が
手に取りにくかった。
 今の若い人は、それほど厳しくないのが羨ましい。

637 :無名草子さん:2019/07/23(火) 21:12:42.66 .net
>>636
人間の思考の構えや価値観において、どのような姿勢が望ましいのだろうか?
左構え、右構え、宗教的な構え、など一つの構えに傾倒するのは良くないのか?
その時代やその生活圏から影響を受けて、それぞれの構えをするようになっていくが、
それが正しいとは限らないわけで。
そう考えると、人間なんて絵筆みたいなもので、その時代、その場所で黒になったり
赤になったりするだけなのかもしれない。生まれた時代と場所によって様々な色に染
められるだけの存在。
自分自身で判断し決めているように思っているが、実査地は環境が用意した選択枝の
中で動いているだけ。
悦子さんだって数年大学入学が遅かったり早かったしたら、そして違う大学に入って
いたら、あのような行動や結果になっていなかっただろう。
歴史と同じで、たら、れば、を考えても無力感でいっぱいになるだけだが、今生きて
いる人達は、たられば、を先取りすることはできる。

638 :無名草子さん:2019/07/23(火) 21:21:49.42 .net
ワンゲルという用語が何由来だろうが、山を散策するという行為は、人間がいる限り
行なわれてきたことだろ?

用語を嫌うから山にも行かないって、頓珍漢すぎだろ。

639 :無名草子さん:2019/07/23(火) 21:36:05.67 .net
>>636  >>「イデオロギーの壁」

イデオロギーとか、そんな大袈裟ではないにしても、またその壁は低いにしても、
好き嫌いや先入観によって、今もしっかりとあると思いますよ。
むしろ趣味や分野の多様性によって隣さえ見えなくする壁が増えている?

640 :無名草子さん:2019/07/30(火) 22:17:45.79 .net
ン十年前の高校時代には
岩波文庫の本を全部読め、と言われたなあ
好きなジャンルしか読まなかったけどw
ただ、右翼左翼関係なく読んではいた。

悦子さんが挫折した第二の性は、自分も挫折したけどw

641 :無名草子さん:2019/07/30(火) 22:19:26.74 .net
朝日ジャーナルとか、彼女が愛読してしていたものは入手出来ず
一度読んでみたいと思っていた

642 :無名草子さん:2019/07/31(水) 17:56:32.34 .net
当時、流行した思想や価値観。今の山本太郎が言ってることとほぼ同じか?
理想主義的で、聞くと、その通りだと思うのだが、現実と付き合わせると無力に
なってしまう、そんな感じ。
人間もその社会もそんなに奇麗事だけでは動かない。そもそもが生物であり動物
なのだから、どうしても生物的に、そして蓄積的な社会において不公平や強弱が
どうしても出てくる。
だから、自分自身にも、そして他者や社会に対してもダブルスタンダードで接し
ないと自らが破綻してしまう。利己と他利、天使と生物、美と醜、個人と社会的
存在など、その他諸々においてダブルスタンダードの自分を認め、考え動かない
と、現実の中では矛盾を来し、生きていけない。
悦子さんは、社会的な天使になろうとし、次には自然人になろうとし、次に女に
なろうとし、次に単なる労働者になろうとしたが、そのすべてにおいて自らのダ
ブルスタンダードな存在を受け入れることができずに矛盾と失望にはまり破綻し
てしまった。
矛盾だらけの自分や社会を所与の事実として、取り敢えずは受け入れないと生き
てはいけない。私は美しくも醜い存在なのだ、天使でありながら、腹綿を抱えた
生き物なのだ、私は豊かでお金に困ることもなかったが、彼等は・・・・・
中途で辞めた社会活動で自分を責めたり否定することなど必要なかったのだ。
中途半端でも構わない、そんな自分の弱さを素直に受け入れるべきだった。
そしてなによりも、時間が物事を変えてくれることを、もう少しの辛抱で目の前
の事が変わっていくということに気が付いてほしかった。

643 :無名草子さん:2019/07/31(水) 21:25:51.97 .net
明日のことなど考えずに学生運動に熱狂し、明日のことなど考えずに男を好きになり、
明日のことなど忘れて学生であることをやめたが・・・・・
いざその忘れたい明日がちょっと見えただけでビビって絶望してしまった。
学生ではない自分って生きる意味があるのか?
闘争も恋もなく三十歳まで生きても仕方ないと書く。
だからって普通はそこで自殺まではいかないと思うのだが、失恋がジャスト
ミートしてしまった。
加えて、良くも悪くも思い込んだらやってしまう彼女の行動力が悪い方に出た。

644 :無名草子さん:2019/07/31(水) 22:57:03.40 .net
>>640
自分は中高時代は新潮文庫の百冊完全読破に挑んでいた。なんとか高2ぐらいで達成できた。
岩波文庫を読み始めたのはその後だな。さすがに全部読もうとは思わなかったけどw

>>641
80年代後半の大学時代に筑紫哲也が編集長をしていた朝日ジャーナルを読んでいたけれど、
もうそれほど過激な左翼臭はしなくなっていたな。むしろ過激度では右翼の諸君!のほうが上だった。

645 :無名草子さん:2019/08/01(木) 22:12:01.20 .net
原点(げんてん、英: origin, 拉: origo)は、
物事のはじまりや基(もと)、基準、根拠となるところ。人の人生、企業など
の歴史を振り返る際に、出発点という意味で比喩でも用いられる。

しぶとく生きて婆さんになるまで日記を書き続けられたらよかったのに
30歳の原点、40歳の原点、50歳の原点、還暦の原点、古希の原点、・・・
冗談では無く、原点そのものが移動していくんだから。

つまるところ、彼女の にじゅっさいの原点、とは彼女の焦りの表現であった。
二十歳なのに孤独で無力だという自覚。入学して始めたことをすべて止めた時に
感じた自画像が孤独と無力だった。大学生活をこの原点から再び始めなければ
ならないという寂しさ。

646 :無名草子さん:2019/08/01(木) 22:13:25.51 .net
二十歳を過ぎたらもう若くはないという気持ちがとても強かったのではなかろうか?
だからこそ恋愛に焦り、生きることに焦っていた。ワンゲルで歩き回っていたのも
何かに焦っていたからだろう。はやる気持ちや焦りが彼女を突き動かしていた。
学生でいるあいだに、若くて美しいうちに純粋な恋愛をしたいという気持ちがとても
強かったのではないだろうか?

しかし、一方で、学生運動にあれほど熱中した動機は何故なのか。彼女自身や学生達
にはそれなりの理由や動機があったが、その動機や理由そのものが外から植え付けら
れた価値観であり、宗教にも近いような熱狂、トランス状態、祭り、洗脳状態であっ
た。これはもう時代の環境に染まり、風速に流されたというしかない。
つまりは、自らの判断で動いているように見えて、実際は流行に乗った流されたとい
うことだ。

647 :無名草子さん:2019/08/05(月) 14:48:40.68 .net
639無名草子さん2019/07/31(水) 17:56:32.34
当時、流行した思想や価値観。今の山本太郎が言ってることとほぼ同じか?

当時は、現実離れした理想論がまるで実現できるように論壇でもてはやされていた。

今の左翼は、どちらかと言えば、社会民主主義的な要素が強く、新自由主義と対立している。

対立していると言っても、自由主義経済の範囲の中で、政府の介入、予算の配分の程度の
問題をめぐって争っているだけで、昔のような完全な自由放任、統制経済の思想は
残っているにしても大して強くないだろう。

648 :無名草子さん:2019/08/05(月) 20:59:26.13 .net
山本太郎の過激な理想論が、少なくない国民に受けるのは日本の社会が
いろいろとヤバくなってるからだろう。
とんでもない絶壁がすぐそこに見えているのではないだろうか?
国民が集団で次々とその絶壁に落ちていくのが見える。
集団慣性が働いている。もう誰が出て来ようが手遅れだろう。
日本に明るい未来はあるのか? 残念ながら暗黒だ。

649 :無名草子さん:2019/08/05(月) 22:28:58.80 .net
案内サイトについに小山田さん登場予定みたいで、非常に楽しみ。彼は多くを知っているだろうから。

650 :無名草子さん:2019/08/06(火) 21:38:44.03 .net
N. Kitamotoさん、頑張ってるね。すでに20人を超える関係者に取材し続けている。
東京から関西にまで出張して取材しているし、資料も半端なく詳細を究めている。
ちょっと調べてみましたなんていうレベルではなく、膨大な時間と執念を投じた
立派なリポルタージュになっている。

651 :無名草子さん:2019/08/07(水) 18:12:04.18 .net
ルポルタージュ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ルポルタージュ
ルポルタージュ(仏: reportage). 取材記者、ジャーナリスト等が、自ら現地に赴いて
取材した内容を放送・新聞・雑誌などの各種メディアでニュースとして報告すること。
略してルポともいう。現地報告。 事件や社会問題などを題材に、綿密な取材を通して
事実を客観 ...

652 :無名草子さん:2019/08/08(木) 00:35:41.16 .net
で、小山田さん何語ってくれるのかね?
カッコと飲み明かした日のこと、中村との関係、など核心部分だよね。
楽しみMAXだわー

653 :無名草子さん:2019/08/08(木) 12:08:04.89 .net
>>652
悦子さんは 核心部分 を他人に話す性格ではないと思う。
もっといえば、自分でも何がなんだかわかっていなかったと思う。
他の証言者同様に、 まさか自殺するとは という驚きの感想だろう。
したがって、あくまでも小山田さんから見えた当時の悦子さんの様子で終わるだろう。
それでも酒を飲みながら悦子さんがどんな話しをしたのかを知ることができるだけで
もいい。

654 :無名草子さん:2019/08/08(木) 15:22:31.97 .net
画像見る限り
ややこしい女性であるなとは感じる
こういう結末だろうなという風貌

655 :無名草子さん:2019/08/12(月) 16:35:13.55 .net
えー!
とうとう小山田さんが喋ってくれたのか。
あとは牧野さんだな

656 :無名草子さん:2019/08/12(月) 22:00:10.96 .net
>>655
いや、まだ。
案内サイトの「証言・二十歳の原点」の証言22に小山田さんの予告タイトルが出ているだけ。
いつアップされるかは不明。

657 :無名草子さん:2019/08/12(月) 22:49:58.33 .net
小林とかも関係者から多分特定はしてるんだろうな
牧野さん(S谷さん)へのインタビューはちょっと難しいか
最後はもう交流も無かったはずだし

658 :無名草子さん:2019/08/13(火) 04:14:50.97 .net
例のマンガに牧野さん、思い切り顔出しで描かれてるけど
実際あんな顔だったのかね。それに本人に掲載の許可
得てるのかな。例の中村が遠景で顔が判らないように
配慮されてるのと比べ、違いが際立つのだが。

659 :無名草子さん:2019/08/14(水) 06:33:49.04 .net
>>思い切り顔出しで

漫画の顔は写真ではないし、似顔絵でもないだろ。
だいいち、悦子さんだって似てない。

660 :無名草子さん:2019/08/14(水) 06:48:10.57 .net
>>659
答えになってない
悦子さんの顔だって明らかに髪が長かった頃の写真にメガネ掛けさせたと分かる
要は「元になる資料の存在」がハッキリとある
牧野さんの顔もそれと同じじゃないのか?
それに自分が牧野さんだったら、許可もなく
「親友牧野」ってキャプション付けられて登場人物の一人にされたくないと思うが

661 :無名草子さん:2019/08/14(水) 10:27:50.92 .net
今更追及しても
もう半世紀近くでしょう
そっとしておいてあげたら
成仏させてあげなさいな

それが一番いい

662 :無名草子さん:2019/08/14(水) 10:30:33.19 .net
うん、お宅ストーカーのような
地下アイドルを追い詰めていくようなストーカーさが気持ち悪い

悦子さん悦子さん
カッコちゃんカッコちゃん

663 :無名草子さん:2019/08/14(水) 18:12:41.98 .net
>>661
追及されたら今でも都合の悪い人間がけっこう居るんだろうなw

664 :無名草子さん:2019/08/15(木) 15:27:25.26 .net
良し悪しは別として、日記という私的行為上で名前が書かれるのは仕方ないが、
それが本として公開された場合は、たしかに法的な問題になり得る。
悦子さんが書いた、好き嫌いなどの感情はともかくとして、起きた事実関係が
逆のこともあり得る。
無自覚に、日記がすべて正しいなんていう前提をしたら間違いの元だ。

665 :無名草子さん:2019/08/15(木) 18:33:44.82 .net
もうそっとしておいてあげたら?

666 :無名草子さん:2019/08/17(土) 20:39:30.94 .net
>>660
悦子さんの写真はいろいろと公開されてるから、それを参考にしてるとは思うが、
他の人のは写真なんてないだろうから適当な顔にしてあるのでは?
だいいち、似顔絵ではなく漫画だし、それも劇画調でもないし、それほどプライ
バシーに迫るようなものになりようがない。
これだけ長い間掲示板で取り上げられてきても、悦子さん以外の登場人物の写真は
一度も出て来ない。そしてすでに亡くなられた中村の本名さえも出て来ていない。
つまりはみんな常識のある人達だってことだと思う。

667 :無名草子さん:2019/08/18(日) 16:02:41.65 .net
>>657
日記そのものは実名で書かれてるんだから
特定は易しいと思う。

きたもと氏は以前から小山田さんとは接触があったようだし
ようやく話す気になった、ということか。
以前、小山田さんの知人とも接触してたが
知人曰く、彼は沈黙を続けてる、と言ってたようだが
何か心変わりがあったのかもしれない。
牧野さんにも接触はしてると思うが
彼女も語るのは時間の問題という気もする。
没後50年経って、それぞれ整理出来たこともあるんじゃないかな

668 :無名草子さん:2019/08/18(日) 22:07:41.63 .net
>>667
元京都ホテル関係の方ですね。それも案内サイトで証言をされた人。
だからkitamoto氏の動向を知っているわけですね?

悦子さんが自殺してしまったのは、彼女自身の性格と個性に原因がある。
そして当時の時代の異常性。
人間関係上では中村さんとの恋愛沙汰が大きいが、中村さんはすでに
故人となっている。
日記に登場する残りの方達は悦子さんの自殺とは直接的な関係は無い。
すべて間接的な背景でしかない。誰も悦子さんが自殺するなんて思いも
しなかっただろう。

669 :無名草子さん:2019/08/19(月) 06:21:03.55 .net
>>668
>悦子さんが自殺してしまったのは、彼女自身の性格と個性に原因がある

彼女って自我が弱いから、良くも悪くも関わる人で決まる
大学入った頃の無垢な純真さが、ここまでドス黒くなったの周りの責任もあるだろう

670 :無名草子さん:2019/08/19(月) 15:45:59.87 .net
>>669
それはたかしかにある。
誰しもが時代や場所、人間関係などの環境から影響を受けて生きている。
しかし、人間は考える葦である、とパスカルが言ったが、その葦にはそれぞれの個性
がある。外からの風にも水にも温度にも影響されるが、葦には独自の生きていく内部
システムを持っている。多少の自立性や主体性を持っている。それが考えるというこ
と。
悦子さんという一本の葦のその内部システムに脆弱性があったか、自ら招いたエアス
ポットのような状況に落ち込み異常な加熱をし、システムダウンをしてしまった。

誰も悦子さんの自殺を望んでなどいない。悦子さんという葦の外部環境としての友人
知人達は誰も悦子さんの自殺など望んではいなかった。
悦子さんという葦から出発しないと事実は見えてこない。

671 :無名草子さん:2019/08/19(月) 16:57:31.66 .net
彼女を持て余していた人もいたかもよ

なんでもかんでも彼女の側に立つことが真実ではないよ
上の人(>>664)も書いてるけど
日記からの推測
日記は自分中心に描くことが多い
客観的に書ける人なんてほぼない
とどのつまりが5chに書き込んでる人生相談だってフェイクありでしょ

672 :無名草子さん:2019/08/23(金) 11:01:17.45 ID:OsdXfoCXK
666
中村さんの本名何度も出ていました。
M・nishiuma さんです。

673 :無名草子さん:2019/08/25(日) 20:17:34.98 .net
>>671
中村さん、牧野さん、他全員
彼女を持て余したと思うw

中村さんや牧野さんに至っては
悦子さん自身で暴走してるw

674 :無名草子さん:2019/08/25(日) 20:52:52.36 .net
牧野さんに関しては「自業自得」だろ
牧野さんと出会ってから、悦子さんは徐々におかしくなり始めてる
あんな結果になって、牧野さんも「クスリが効き過ぎた」と後悔しただろ
それが、今になるまで彼女が口を閉ざしてる事の証明にもなってる

675 :無名草子さん:2019/08/28(水) 20:09:14.69 .net
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190828-00579427-shincho-soci

きたもとさんがまさかの取材を受けてる

676 :無名草子さん:2019/08/28(水) 20:13:16.02 .net
悦子さんのスキー板が、きたもとさんの部屋にあるとは
なんか凄いな

お母さんや弟さんにも相当信頼されてるんだろう

677 :無名草子さん:2019/08/29(木) 00:44:47.53 .net
きたもとさん、スゲー

678 :無名草子さん:2019/08/29(木) 15:10:37.02 .net
二十歳の原点 案内  ちくしょう 西山のやつ

>>ターニングポイント
>> 西山
>> それが、この電話の一件がきっかけで僕らから離れて、彼女が全共闘の方へ行った
>> のかなあ。大きなターニングポイントになったんだと本を読んで思った。

男女の形にさえなっていない、ちょっとした関係とか、嫉妬とか当てつけとか、そんな
ことで、あっちへ行った、こっちに行った、とか、学生運動で難しそうなこと言ってい
ても、つまることろ男女関係、人間関係が大きいんだね。

悦子さんにしっかりと交際を求める男がいたら、彼女は普通に生きていただろう。
恋愛関係ができていたら悩むことも傷つくこともなく、ましてや死ぬこともなかった
だろう。 本当に身近な問題で人は生きたり死んだりしている。

679 :無名草子さん:2019/08/29(木) 20:57:31.06 .net
人間は性の芽生えの思春期の頃から、恋愛や性への憧れや恐れ、衝動や渇望で、
様々な苦しみや不安、また喜び歓喜、愚かな、また滑稽な行動、自傷や自殺、
暴力や狂気や殺人、決闘、そして、文学作品への昇華、などなど、おどろくほど
多用で不可思議な振る舞いをする。結果的にそれらの直接的潜在的な原動力となる。

悦子さんはもっともしてはいけない振る舞いをしてしまった。
性衝動により自らを傷つけ、人間不信となり、傷が膿んで壊れていった。
しかし、それは結果論で、どこかの時点で誰かが、あるいは自らが手を差しのばせ
は違う時間の流れが起きていただろう。そうなれば私達は彼女の日記を読むなんて
ことはなかった。
人生は何が起こるかわからない。今から数秒後のことさえ分からない。

680 :無名草子さん:2019/08/29(木) 21:20:47.03 .net
それにしても、大学解体論というのは結果的に学生を苦しめた理論だっただろう。
これで悦子さんは大学生ではなくなり将来展望を失った。
ご両親は悦子さんに授業料の支払いの判断を任せることなく、親の権限として
納入してしまえば良かった。その上で、行く行かないはあなたの自由だよと告
げればよかった。
そうすれば、彼女を追い詰めた状況のひとつは消えただろう。

閑話休題
KITAMOTO 氏が、なぜ二十歳の原点という本や高野悦子に、にこれほどの関心や
情熱を傾けるのか、という新潮記者への回答で、彼は正直に言っていない、あるいは
最終的な表現をしていないように思う。あるいは自分でも気が付いていないのか?
それは彼は本の中の悦子さんに惚れている、深い同情心と強い恋愛感情をもっている
ということだ。

681 :無名草子さん:2019/08/31(土) 22:17:30.23 .net
わぁ、気持ち悪
ここの人の異常さ、気持ち悪い

682 :無名草子さん:2019/09/01(日) 10:00:54.52 .net
>>681
ようこそ、異常な気持ち悪い世界へ!!
そして、あなたも、すでにここの人です。
静かにふりかえってごらんなさい、悦子さんの霊がうっすらと見えるでしょ?

683 :無名草子さん:2019/09/02(月) 22:39:39.22 ID:DQb+gjPPi
ダメだこりゃ

684 :無名草子さん:2019/09/04(水) 18:45:17.49 .net
https://www.takanoetsuko.com/kameisan.html

悦子さんは、結果として大学中退アルバイト女子という立場になったわけだが、
それは授業料納入拒否=大学解体論という理論に影響された結果であった。
それは亀井さんを通して、その理論の影響を受けた可能性がある。
だから彼の下宿までに会いに行ったのではないか? 
彼は上記リンク先の最後部にあるような抽象的な理論を彼女に語ったのだろうか? 

あれほど憧れた大学生活を自らの意志で辞したように見えるが、実は偏狭な抽象的
理論=結果として各学生を窮地に陥れた害有るカルト的価値観に浸食されての行動
だったのではないか?

彼女が学生身分を捨てていなかったら絶望の深度はもっと浅かっただろう。
これから私はどうして生きて行こうと考えた時、彼女には展望が無くなっていた。
大学中退のホテルでアルバイトをする二十歳の女という直近の未来の姿を垣間見て
、それに希望を持つことができなかったのだろう。

685 :無名草子さん:2019/09/05(木) 09:54:46.61 .net
>>684
悦子さんのころは高卒が普通だし、女性が働かないといかんという意識も低い。今の感覚で大学中退アルバイトというのとは違う。

686 :無名草子さん:2019/09/05(木) 10:17:03.14 .net
何言ってんの
普通?できる子やちょっとした小金持ちのお嬢さんは4大多かったわ
進学校に入学した女子はほぼ大学進学したわ

女子蔑視!

687 :無名草子さん:2019/09/05(木) 10:21:18.81 .net
永田洋子の前後世代だろう
女子大生はそこそこいたよ
京都フォークの全盛期、女子大生多いよ
特に立命は授業料安かったし(庶民の大学)

688 :無名草子さん:2019/09/05(木) 10:46:26.31 .net
中卒が珍しくない時代なのに立命館なんて、進学率考えたらエリートでしょ。
現代のフリーターとはイメージが違う。

女性蔑視というなら、「女子」(女子供)なんて言葉は使わないほうがいい

689 :無名草子さん:2019/09/05(木) 16:31:23.26 .net
高校生は女子、男子じゃないの
女子高生は女性高生、男子高生は男性高生って言うのか、へ〜〜〜〜あほか

690 :無名草子さん:2019/09/05(木) 16:39:08.89 .net
触るな,放っておけ
半世紀以上も経ってるのに
未だカッコちゃん、カッコちゃんwアホだよ
今でいうストーカーだよww

691 :無名草子さん:2019/09/05(木) 18:35:35.78 .net
>>685-688
悦子さんの大学時代(67〜69年)にも、状況は大きく動いていて
年を追う毎に大学入学者が急増して大学の大衆化が急速に進んだ
そこら辺の意識の変化については小熊英二の「1968」に詳述されている

692 :無名草子さん:2019/09/05(木) 21:14:06.62 .net
>>690
カッコちゃんストーカーの世界へようこそ!!

静かに静かに振り返ってごらんなさい
ほら、あなたの左肩に触れようとしている悦子さんの手が見えるでしょ。

693 :無名草子さん:2019/09/05(木) 21:16:28.99 .net
>>691
本、しかもサヨクの小熊の本で読んだだけかよw

694 :無名草子さん:2019/09/06(金) 18:03:04.76 .net
ダメだこりゃ

695 :無名草子さん:2019/09/06(金) 19:05:53.33 .net
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~kyoken/data/13.pdf

あの時代の大学進学率は15%程度
女子はわずか数%しかいない
今の時代とは全く違う

696 :無名草子さん:2019/09/06(金) 19:07:17.25 .net
それに日記自体に
中卒で就職する人が多い、と、はっきり書いてある

697 :無名草子さん:2019/09/06(金) 19:14:11.88 .net
>>696
そりゃ田舎の話だよ
60年代後半、既に「中卒で就職する人」は、かなり少なくなってた

698 :無名草子さん:2019/09/06(金) 19:15:46.94 .net
>>696
>日記自体に中卒で就職する人が多い、と、はっきり書いてある

それがどうかしたのか?
そんなモン数字出して語らないと何の説得力も無いわ

699 :無名草子さん:2019/09/06(金) 20:12:22.20 .net
http://www.garbagenews.net/archives/2014319.html

1968年 中卒就職率 約22%  高卒就職率は約64%

逆算すると、大学進学率は26%以下か?

700 :無名草子さん:2019/09/06(金) 20:12:31.83 .net
>>698
690で統計出してるだろw

701 :無名草子さん:2019/09/06(金) 20:16:31.21 .net
https://nenji-toukei.com/ns/kiji/10064/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%80%B2%E5%AD%A6%E7%8E%87

ほい
文科省の統計

1968年辺りは20%くらいか
男子が大多数だから女子の大学進学率は数%だろう

つまり
恵まれた家庭じゃないと中々大学へは行けなかった

702 :無名草子さん:2019/09/06(金) 20:18:27.19 .net
https://www.stat.go.jp/data/chouki/zuhyou/25-12.xls

総務省の統計でも20%ぐらいだな

703 :無名草子さん:2019/09/06(金) 21:44:57.67 .net
>>701
家庭の経済状況云々以前に、昭和の終わりごろまでは、女性がへたに大卒の学歴をつけると
嫁にいけなくなるという考えが根強く残っていた。だから、行こうと思えば大学に行けるような人でも、
親の意向であえて短大卒で終わらせることが多かった。

704 :無名草子さん:2019/09/06(金) 23:05:12.23 .net
憧れの大学生になったのに、いつのまにか、どういうわけか、2年後には大学を
やめることがなにかの正義、なにかの始まりだと考えるようになっていた。

抽象的な用語や理屈で頭がいっぱいになり、しだいに仙人や詩人のような現実離れ
した世界の中で、理想主義的に、抽象的的に生きていたとしか思えない。

夕暮れ時、京の町並みの屋根を眺めながら彼女は考える、自分のこれからのことを、
大学生ではなくなった私はどう生きていけばいいのか? 
とりあえずホテルで働いて、学習して......と考えてみるが、恋愛も闘争もない青春な
ど意味はない、私は生きていけない、という結論に向かう。
学生ではない自分に何の価値があるというのだ?

具体的な世俗の世界が、自分の今後の灰色の生活が垣間見えたとき、彼女は茫然自失
となり恐怖さえ感じたことだろう。
上から目線、学生目線で見ていた労働者中村を、今は下から目線で見なければならな
い立場にもなった。
彼女の価値観は学生であって始めて始まり動き出すような、限られた世界での価値観
であった。

705 :無名草子さん:2019/09/06(金) 23:40:58.07 .net
目には見えない透明な糸で操られるようにして学生運動に捲き込まれていった。
あるいは、自主的に自由に選択し行動しているかのように見えて、
実は時間と場所と多少の偏差の中で、予めすべてが決定している世界に生きていた
のかもしれない。
つまりは、悦子さんのような人が、あの時代のあの大学に入れば多少のバリエーシ
ョンがあったとしてもあのような選択や行動をすることになっていた。

しかし、自殺はかなりのイレギュラーだっただろう。プログラムミスに違いない。
プログラムミスの無い、あるいは無限のバリエーションの並行世界の少なくとも
ひとつでは彼女は孫に囲まれ幸せに生きているだろう。
あの日、中村と酒を飲みに行かなかった並行世界、全共闘のデモに参加しなかった
並行世界では無事に卒業していったことだろう。

706 :無名草子さん:2019/09/07(土) 00:30:59.70 .net
>>703
私、かっこさんが亡くなった頃はまだ小学生ぐらいだったけど
女の子は4大には行くな、と言われて短大でした。

その頃でもまだ大部分は高卒で就職する人が多くて
大学進学率は30%ぐらいでした

707 :無名草子さん:2019/09/07(土) 00:36:29.19 .net
悦子さんは純粋に学問をしたくて大学に行ったのだろうけど
当時の世情として羽田闘争や樺さんが亡くなったことなど
大学に行けば、そういう問題に突き当たることを
本当に理解してたのだろうか。
お姉さんのヒロコさんが闘争激しい日大に行って
具体的な話を聞く機会はいくらでもあったろうに。

その点、お花畑過ぎるw

708 :無名草子さん:2019/09/07(土) 02:27:14.31 .net
>>707
何も分かってないのに偉そうに書き込む奴だなぁ・・・
「お花畑」はお前だろがw
当時の世情って書いてるけど時系列ムチャクチャだぞ
樺美智子の安保闘争は60年、羽田闘争は67年10月、日大闘争は68年
つまり悦子さんが立命館入学当時は、羽田闘争も日大闘争も起こってないのに
お姉さんに聞くもクソも無いだろw

709 :無名草子さん:2019/09/07(土) 06:58:11.20 .net
あとからふり返れば、人生の分岐点で別の選択をしていたなら、結果は大きく違っていた
可能性もあるが、中長期的にはその人の持つ傾向が勝ち、大して違わなかったりするので
はないだろうか?
最終的にはその人の性格や個性により大まかな流れは決定される。無から有が生まれる
わけではないからだ。偶然だけが、あるいは環境だけが万能ではないからだ。

悦子さんにとっての、結果としての大きな分岐点、もし別の選択肢を選んでいたら、とい
う分岐点は、ひとつは東京の大学に行っていたら、そしてふたつめは中村に出会わなかった
ら、という二つであったように見える。
ただ、彼女を京都の大学に行かせた要因が、高校時代の教師の言葉とか、日本史に関心が
あったとかまでさかのぼることができるわけで、また、中村と出会っても、小林と酒を飲ん
でも、彼女に慎重さがあれば深い仲にはならなかったわけで、
結局は原因と結果の連鎖の海の中で、運命という文字を使わざるを得なくなる。

710 :無名草子さん:2019/09/07(土) 13:19:02.48 .net
彼女がイキがって酒を飲まなければ
小林とのレイプや中村さんとも一晩の誤ちは
なかっただろう

つまり、原因は彼女自身

711 :無名草子さん:2019/09/07(土) 13:22:01.49 .net
しかしなあ
小林との件があったのに全く教訓にならなかったとは
どういうことだw
辛いことがあって逃れるために酒を飲んだとは思えない。
お子さまが大人ぶっただけじゃねーの?

712 :無名草子さん:2019/09/07(土) 14:49:05.32 .net
>>710  >>小林とのレイプ

日記をよく読めば、書かれていることはレイプとは言えない。そんな一方的な出来
事ではないと思う。
酒を飲んでいたとはいえ、事実上の合意の下で連れ込み宿に入ってるように思える。
日記で小林の愛撫について振り返っているが、余韻を楽しんでいる部分さえある。
耳への愛撫を思い出すと.....とか書いている。
しかし、誰も書かないが、このとき彼女は狭い意味での処女を喪失していないと思う。
たぶんいわゆるペッティングで終わっている感じがする。
というのは、子供がするようなこと、そんな感じの書き方をしているからだ。

好奇心から関係を持ってしまった自分自身のことを後悔し、小林に原因と責任を押しつ
けているが、最終的には自分の責任だとも書いている。激しい怒りの先には小林ととも
に自分もいるのだ。
男と関係を持っても良いとする必要条件を書いてもいる。あるいみ滑稽かもしれない。

彼女だって男と寝てみたかった。ずいぶん小さいときからオナニーしてるし、それは男女
ともに普通のこと。少なくとも異常なことではない。
彼女は恋愛を求め、性愛に少なからず縛られたり苦悩しているように見える。
ただ、それは誰しも同じだろう。彼女もそのひとりだっただけ。

713 :無名草子さん:2019/09/08(日) 19:57:20.09 .net
https://www.takanoetsuko.com/nishiyamasan.html
ちくしょう・西山さん「一生の戒めに」

引用 >>三浦は産業社会学部の運動の中で、ワァーッとやっていく“闘士”だった。
>>マイクを持たせたらワァーワァーワァーと勢いがあった。確か新潟県の男だった。
>>ただ、やんちゃ≠ナがさつ≠ナ、髪形もぼさっとした感じで…、まああんまり
>>清潔ではなかったし、もう一つその…、ねえ。
>>だから、後で長沼から「高野悦子が三浦さんのことが好きだ」ということを聞いた
>>けど、イメージ的には“何でこんな男がいいのかなあ”ってすごくびっくりしたな。
>>ただ彼女が片思いで思ってただけと言うか、接点がないし、2人でどこかへ行った
>>とか実際に付き合ってたことはなかった。

上記は西山氏による、悦子さんが片思いした三浦氏への評価である。

一生の戒めに、なんて言いながらさっそく、元同僚?への上から目線の評価である。
見方によっては、がさつ、やんちゃ も三浦氏よりも上かもね。
本人は別段悪口を言ってるつもりはないだろうし、実際そのとおりの感じのことを
言ったまでなのであろうが、三浦氏には悦子さんが好きになった理由というか魅力が
実際にあたのだろうと思う。同性からは見えない魅力があったのだろう。

714 :無名草子さん:2019/09/08(日) 21:53:41.97 .net
学生運動バカで悦子さんの気持ちに応えるような余裕がなかったんだろうね。
悦子さんが三浦に付き合ってとひと言えればよかったが、女のほうからは、
とかあって言えなかったんだろう。
だれかが間に入って助けてあげるとか、そんなのもなかったんだね。
三浦と仲良くなれてたら悦子さんはグレることもなく自分を傷つける自己煽り
行為もしなかっただろう。安酒を吐き散らすこともなかっただろう。

告白しなかった片思いなんて普通にいっぱいあるんだろうけど、勇気がないし
断られたら自尊心傷つくし、なんていうのか、片思いでで消えていった恋の行
き先は脳味噌のシワの片隅でいつまでも生きてる。
片思いの恋はいつまでも美しく甘酸っぱいのだ。だから片思いフェチもいる。
絵葉書はいつも綺麗だが、現実の自然は綺麗だけでは済まない。
やはり二次元か?

715 :無名草子さん:2019/09/10(火) 10:14:40.94 .net
70年代はどうかはしらないけど、80年代頃までは、本音はともかく、
少なくとも若者の建前では、高校や大学を中退する方が偉いという考えが
強かったと思う。
 
卒業や学歴が若者の建前でも重視するようになったのは90年代に
なってから。

だから、昔は、中退しても、今ほどのコンプレックスを感じなかったのでは?

716 :無名草子さん:2019/09/10(火) 21:35:10.80 .net
> 70年代はどうかはしらないけど、80年代頃までは
>卒業や学歴が若者の建前でも重視するようになったのは90年代に なってから。

揚げ足をとるつもりはないけれども、論理的に破綻していますよ

717 :無名草子さん:2019/09/11(水) 01:53:14.19 .net
>>715
80年代に短大卒業してますが
中退など恥ずかしいことでした。

カッコいいとされたのは、運動全盛期では?
逮捕されたりして、まともに卒業出来なかった人も多いから。

718 :無名草子さん:2019/09/11(水) 10:47:21.16 .net
若者を描いたサブカルでは、中退した若者をカッコよく描いたものが多かったような
気がする。実際には恥ずかしいと思った若者もいたとしても、中には、本音と建て前を
区別できずにそのまま受け取る人も多かったに違いない。

719 :無名草子さん:2019/09/11(水) 12:39:35.86 .net
汚いジーンズに下駄、米軍払い下げのモスグリーンのシャッツの着流しとショルダー
バッグ、そして後ろから見たら女か男か区別できないまでの長髪。
アルバムジャケットの吉田拓郎のファッションだけど、東京ではそんなファッション
で町を歩く学生も少なからずいたらしい。
そんな時代だから、大学に関わる意識や価値観も今とは違うのだろうね。
学生向けの映画もずいぶん芸術的というか退廃的というか、エロいというか、そんな
感じのが多い。
時代が違うのだから、後世の人が信じらんないとか言っても仕方ないことなんだろう。
悦子さんが生きた時代にはその時代でしか理解できない潮流があり、彼女はそれに全身
で入っていって流さたれた。
後世から見れば、あんな小柄の女の子がヘルメット被ってデモをして、それでなにをしよ
うとしてたのか理解できないわけで。
もしかして......香港の学生がデモしてるのと似てるのか?

720 :無名草子さん:2019/09/11(水) 21:50:06.56 .net
神田川やイチゴ白書の世代ですねw

721 :無名草子さん:2019/09/12(木) 20:59:18.25 .net
>>720
ちょっと違う。
年表を見ることから勉強をしなおしましょう。

722 :無名草子さん:2019/09/12(木) 23:03:45.21 .net
悦子さんの生きた1968年頃の歌謡曲
https://entamedata.web.fc2.com/music/hit_music1968.html

1 星影のワルツ ⇒ 千昌夫 1966/03/24
2 帰ってきたヨッパライ ⇒ ザ・フォーク・クルセダーズ 1967/12/25
3 恋の季節 ⇒ ピンキーとキラーズ 1968/07/20
4 小樽のひとよ ⇒ 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1967/09/25
5 恋のしずく ⇒ 伊東ゆかり 1968/01/20
6 花の首飾り/銀河のロマンス ⇒ ザ・タイガース 1968/03/25
7 サウンド・オブ・サイレンス ⇒ サイモン&ガーファンクル 1968/06/15
8 ゆうべの秘密 ⇒ 小川知子 1968/02/01
9 マサチューセッツ ⇒ ビージーズ 1967/12/25
10 シー・シー・シー ⇒ ザ・タイガース 1968/07/05
11 伊勢佐木町ブルース ⇒ 青江三奈 1968/01/05
12 新宿そだち ⇒ 津山洋子・大木英夫 1967/09/10
13 盛り場ブルース ⇒ 森進一 1967/12/05
14 小さなスナック ⇒ パープル・シャドウズ 1968/03/25

723 :無名草子さん:2019/09/12(木) 23:04:04.27 .net
15 思案橋ブルース ⇒ 高橋勝とコロラティーノ 1968/04/25
16 エメラルドの伝説 ⇒ ザ・テンプターズ 1968/06/15
17 霧にむせぶ夜 ⇒ 黒木憲 1968/04/01
18 天使の誘惑 ⇒ 黛ジュン 1968/05/01
19 神様お願い ⇒ ザ・テンプターズ 1968/03/05
20 夕月 ⇒ 黛ジュン 1968/09/10
21 君だけに愛を ⇒ ザ・タイガース 1968/01/05
22 花と蝶 ⇒ 森進一 1968/05/05
23 虹色の湖 ⇒ 中村晃子 1967/10/10
24 釧路の夜 ⇒ 美川憲一 1968/07/01
25 雨の銀座 ⇒ 黒沢明とロス・プリモス 1967/11/01
26 星を見ないで ⇒ 伊東ゆかり 1968/06/01
27 涙のかわくまで ⇒ 西田佐知子 1967/12/27
28 ラブユー東京 ⇒ 黒沢明とロス・プリモス 1966/04/01
29 ケメ子の歌 ⇒ ザ・ダーツ 1968/01/23
30 乙女の祈り ⇒ 黛ジュン 1968/01/05
31 命かれても ⇒ 森進一 1967/09

724 :無名草子さん:2019/09/13(金) 09:22:13.33 .net
>>719
そういうヒッピーや四畳半フォーク的なファッションが流行ったのは、悦子さんが生きた時代(60年代後半)より少しあと、
70年代前半ぐらいだね。60年代末までに大衆運動としての学生運動の敗北が明らかになり、一部の学生が過激化
(最終的に一連の連合赤軍事件、浅間山荘に至る)していく中、一般の学生は運動から距離を置くようになり、
ある種の挫折感、しらけムードが漂っていたころ。学生運動のように仲間と連帯して世の中を変えることより、
個人の自由や恋愛に価値基準がシフトしていった。学生の間で「同棲」が流行ったのもそのころ。まさに神田川の世界だ。

725 :無名草子さん:2019/09/13(金) 10:35:14.47 .net
>>724
参考になります。
1968年から4-5年後には学生カルチャー、そして世間も大きく変わったということ
ですね。
1968年頃の高石ともや、岡林信康の時代と
1972年頃の吉田拓郎、1973年の井上陽水 ではずいぶん感じが誓う。
つきなみな表現だけど、社会性から個人性へ感性や視点が大きくシフト
している。

悦子さんは入学から1年は社会性に傾いていたが、その後は個人性にシフトし、
そして、最後はその社会性を帯びた個人性に、極端でいびつな社会性が強襲し、
個人性を放棄してしまったことで、自らの存立基盤をも失ってしまった、とも
言えるのではないか?

726 :無名草子さん:2019/09/13(金) 15:24:58.33 .net
帰ってきたヨッパライはリアルタイムで聞いたけど
幼児だったので、ひたすら怖かった思い出がある。
他の曲は全く知らないが、その曲だけはよく聞いた覚えがある

727 :無名草子さん:2019/09/13(金) 15:26:48.66 .net
あー、
恋の季節もよく聞いたわw

女性のシルクハットが強烈だった

728 :無名草子さん:2019/09/13(金) 15:30:04.01 .net
浅間山荘の時は小学生で、あの攻防をテレビ中継で見た。
なんか凄いことやってる、という認識しかしてなかったが。

729 :無名草子さん:2019/09/13(金) 16:02:53.93 .net
天使の誘惑 ⇒ 黛ジュン 1968/05/01
悦子さんも日記に書いていたような?

730 :無名草子さん:2019/09/13(金) 16:17:22.24 .net
エメラルドの伝説、天使の誘惑、思案橋ブルースなどが流れている世の中で、
一方、学生達は必死でヘルメット被って血眼でデモやってたわけだ。
日本社会は意外にフトコロが深いというか多様性があったんだね。
悦子さんは歌謡曲よりもJAZZのファンだったわけだが、音楽についても同様。

731 :無名草子さん:2019/09/13(金) 16:24:00.51 .net
1968年(昭和43年)出来事

■メキシコオリンピック開幕
■グルノーブルオリンピック開催(冬季)
■川端康成氏 ノーベル文学賞受賞
■小笠原諸島日本に復帰
■3億円強奪事件
■日本のGNP、アメリカについで第2位に
■郵便番号制度実施
■石原慎太郎 青島幸男 横山ノックなどタレントが議員に
■日本初の超高層ビルである霞が関ビル完成(高さ147メートル)
■週刊少年ジャンプが創刊
■深夜ラジオ、オールナイト・ニッポン開始
■M 7.9の十勝沖地震が発生、太平洋各地に津波
■テレビ静岡が開局
■日本人が初めて南極点に到達(村山雅美隊長率いる第9次越冬隊)
■大気汚染防止法、騒音規制法施行

732 :無名草子さん:2019/09/13(金) 16:27:51.63 .net
1968年  ■日本のGNP、アメリカについで第2位に

1968年(昭和43年)流行ファッション・髪型
 ■メガネのアクセサリー化  悦子さんも流行に乗ったね?

■男の長髪大流行
■サイケデリック・モード
■ミニスカート大流行
■ミディマキシ丈登場
■パンタロンスーツ流行
■ニット水着全盛
■ラメや光りものが注目される
■エキゾッチックの全盛
■カラーシャツ
■メガネのアクセサリー化
■ソフトな淡い色調と強い純色調
■男性タートルルック

733 :無名草子さん:2019/09/13(金) 16:29:37.90 .net
1968年(昭和43年)新商品・ヒット商品
■人生ゲーム
■トリニトロンカラーテレビKV-1310(ソニー)
■トニックシャンプー(サンスター)
■ちふれ化粧品(地婦連)
■薬品 ウナコーワ(興和)
1968年(昭和43年)新食品・ヒット食品
■出前一丁(日清食品)
■サッポロ一番みそラーメン(サンヨー食品)
■ボンカレー(大塚食品工業)
■カール(明治製菓)
■サッポロ一番みそラーメン(サンヨー食品)
1968年(昭和43年)流行語
■ゲバ (ドイツ語の「ゲバルト」の略で権力に対する実力闘争のこと)
■五月病 (五月の連休明けの頃から多くなる大学新入生の無気力状態)
■サイケ(サイケデリックの略)
■失神 (女性のエクスタシーを意味する)
■ズッコケル (ザ・ドリフターズのヒット曲「ズッコケちゃん」からの流行語)
■ハレンチ (かっこいい、いかす、ニクい、などの意味で使われた)

734 :無名草子さん:2019/09/13(金) 16:34:23.09 .net
1968年(昭和43年)名作アニメ

年月日 作品名 制作会社

1月3日 ゲゲゲの鬼太郎 東宝動画
3月30日 巨人の星 東京ムービー
4月5日 サイボーグ009 東宝動画
4月21日 怪物くん 東京ムービー、スタジオ・ゼロ
10月7日 妖怪人間ベム 第一動画

735 :無名草子さん:2019/09/13(金) 16:58:24.68 .net
「1968」とはなんだったのか?
https://www.gqjapan.jp/culture/column/20180817/50-years-after
1968〈上〉─若者たちの叛乱とその背景、1968〈下〉─叛乱の終焉とその遺産、

「1968」と総称される事件の多くは、お互いに無関係なものだ。パリの五月革命。
中国の文化大革命。「プラハの春」。東大安田講堂。ロックフェスティバルで踊る
ヒッピー。これらは、みんなばらばらの事件だ。じつはほとんど相互の関係はなか
ったし、互いの事情もあまり理解していなかった。

もちろん、ある程度の世界的な共通性はあった。第2次世界大戦後に生まれた世代
が成人し、年長者が作っていた既存秩序に違和感を唱え、各地の運動の担い手にな
ったこと。工業技術と市場経済の発達によって、ギターやジーンズやレコードとい
った大量生産品が、「若者文化」というジャンルを作り出したこと。こうした要素
も無視できないが、とはいえ「1968」を「世界的な現象」にしたのは、やはりメデ
ィア環境の変化が大きい。

736 :無名草子さん:2019/09/13(金) 17:15:52.93 .net
世界的に学生運動はやはり第二次世界大戦の影響、というか副産物、
更に言えばプラスマイナス含めての後遺症、だったように思う。

1968年は日本のGNP世界二位になっていたという。
学生が多少暴れてもよいだけの余裕が、学生達にも社会にもあったんだろう。
経済の高度成長期に出現した、戦争の後遺症か?

737 :無名草子さん:2019/09/14(土) 18:05:25.23 .net
1969年 ヒット曲

1 夜明けのスキャット ⇒ 由紀さおり 1969/03/10
2 港町ブルース ⇒ 森進一 1969/04/15
3 ブルー・ライト・ヨコハマ ⇒ いしだあゆみ 1968/12/25
4 恋の季節 ⇒ ピンキーとキラーズ 1968/07/20

6 禁じられた恋 ⇒ 森山良子 1969/03/25

8 長崎は今日も雨だった ⇒ 内山田洋とクールファイブ 1969/02/01
9 時には母のない子のように ⇒ カルメン・マキ 1969/02/21
10 長崎ブルース ⇒ 青江三奈 1968/07/05
11 グッド・ナイト・ベイビー ⇒ キングトーンズ 1968/05/01
12 風  ⇒ はしだのりひことシューベルツ 1969/01/10
13 涙の季節 ⇒ ピンキーとキラーズ 1969/01/01
14 年上の女 ⇒ 森進一 1968/11/05
15 恋の奴隷 ⇒ 奥村チヨ 1969/06/01
16 君は心の妻だから/泣いた日もある ⇒ 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/03/05

738 :無名草子さん:2019/09/14(土) 18:05:34.99 .net
17 悲しき天使 ⇒ メリー・ホプキン 1968/12/05
18
19 今は幸せかい ⇒ 佐川満男 1968/10/10
20 仁義 ⇒ 北島三郎 1969/04/01
21 知らなかったの ⇒ 伊東ゆかり 1969/02/01
22
23 或る日突然 ⇒ トワ・エ・モワ 1969/05/14
24 雨  ⇒ ジリオラ・チンクエッティ 1969/03/20
25 愛の奇跡 ⇒ ヒデとロザンナ 1968/10/15
26 青い鳥 ⇒ ザ・タイガース 1968/12/01
27 七色のしあわせ ⇒ ピンキーとキラーズ 1969/04/20
28 初恋のひと ⇒ 小川知子 1969/01/21
29
30 マンチェスターとリバプール ⇒ ピンキーとフェラス 1968/12/01
31
32 雲にのりたい ⇒ 黛ジュン 1969/06/01
33 フランシーヌの場合 ⇒ 新谷のり子 1969/06/15

739 :無名草子さん:2019/09/15(日) 12:13:47.21 .net
えっちゃんの 場合

えっちゃんの 場合は
あまりにも おばかさん
えっちゃんの 場合は
あまりにも さびしい
六月二十四日の 火曜日
京都の深夜に 消えたいのちひとつ
えっちゃ--ん

ホントのことを 云ったら
おりこうに なれない
あまりにも 悲しい
六月二十四日の 火曜日
京都の深夜に 消えたいのちひとつ
えっちゃ--ん

ひとりぼっちの世界に
残された 日記が
ひとりぼっちの 世界に
いつでもささやく
六月二十四日の 火曜日
京都の深夜に 消えたいのちひとつ
えっちゃ--ん

740 :無名草子さん:2019/09/16(月) 11:48:44.82 .net
ココの住人なら、この間剱岳で滑落死した19歳女子にも心惹かれるんだろうなw

741 :無名草子さん:2019/09/16(月) 19:55:43.06 .net
>>740
心惹かれるというか、自殺ではないとしても、年齢的にもったいない、かわいそう、
まだこれからなのに、とは誰しもが思うよな。
毎日毎日、事件や事故が、それも凄惨残酷であったり不合理であったりするが、
その映像を見て心に刻んでたらこちらの神経が参ってしまうから、テレビも見なく
なった。心の平和のためにはある程度の情報を制限してもいいと思うのだ。
百聞は一見にしかず、は正しい。だから一見をしなければいいのだ。

742 :無名草子さん:2019/09/16(月) 20:39:11.80 .net
でもある意味で、山屋は山で死ねたら本望なんだよ。多少なりとも本格的に山に登る人は
どんな状況でも登山は常に死と隣り合わせであることは理解した上で、それでもあえて山に登る。

743 :無名草子さん:2019/09/17(火) 14:02:29.37 .net
>>742
つい最近も関西大学の学生二人が水難事故で亡くなったが、本人達もかわいそうだが、
家族も更に辛いことだろう。
一夏が終わるとかなりの数の青少年達が水の事故や山の事故で亡くなる。それも楽し
く遊んでいる最中にだ。家族にとってはあまりにも突然で、その事実を受け入れこと
にとても辛い思いをすることだろう。
水の事故、山の事故、そして悦子さんのような事例でもそうだが、とにかく無理をし
たことから災難が降りかかる。
自分の体力や経験を超えた海や川や山に入ってしまったことが事故の原因だろう。
行かない、やめる、ひきかえす、もう少し待つ、などの慎重さが必要だ。ヘタレでも
いい。 君子危うきに近寄らず。  

744 :無名草子さん:2019/09/17(火) 15:08:47.72 .net
普通の人は、未知なことにもっと臆病になるべきだ。
好奇心駆られて見る前に跳んだら致命傷を負いかねない。
悦子さんは思い込みや好奇心が強く、そしてスッと足を踏み入れてしまう。

でも、若いってそんなものなんだよな、後悔できるならまだいいが、その
まま致命傷を負って故人となってしまうものもいる。

745 :無名草子さん:2019/09/17(火) 23:51:24.20 .net
ふと思ったけど
悦子さんは表の顔と裏の顔を持っていたように感じる
表の顔は、シャイで可愛いい闘争学生
裏の顔は酒と男に溺れる素顔
どっちもギリギリの所で生きていたんじゃないかな

デモに参加した高揚感を、男にも求めてたような気がする。

結局、自分自身に対して自信がなかったんだと思う。
それが表も裏もダメになったから発作的に
飛び込んだんじゃないかな

746 :無名草子さん:2019/09/17(火) 23:53:11.87 .net
日記には何も買いてないけど
(書かれているけど消されたか)
警察に捕まったのは、大きいポイントだと思う。

747 :無名草子さん:2019/09/18(水) 00:00:28.51 .net
>>746
>警察に捕まったのは、大きいポイント

コレな
具体的には機動隊に殴られて何針も縫う大怪我をしたことだよ
アレで恐くなったんだよ、彼女
実際、6月になった途端、全共闘運動への熱意が急速に醒め始めてるからな
その後は日記の記述が「中村恋しや」で埋め尽くされるようになってしまう

748 :無名草子さん:2019/09/18(水) 01:56:31.25 .net
>>745
「ミスター・グッドバーを探して」の主人公(実在の人物がモデル)と相通じるものがあるんだよね。
表の顔はまじめで子供にやさしい聾学校の教師、裏の顔はドラッグとセックスに溺れる危ない女。
その極端な二面性が悲劇を招いた。

749 :無名草子さん:2019/09/18(水) 08:28:55.05 .net
>>748
>「ミスター・グッドバーを探して」の主人公と相通じるものがある

悦子さん「不良にあこがれる乙女」だからな
彼女、美人で性格も明るいから、「愛と誠」の岩清水クンみたいな
真面目な男からひたむきに想ってもらえそうだけど
悦子さん本人は「ウザッ」とか思いそう

750 :無名草子さん:2019/09/18(水) 19:46:25.10 .net
彼女の二面性、デモの高揚感を男にも求めた、警察に捕まったこと、殴られたことの
影響とか、すべて当たってる感じがする。
みんな読みが深いわ。

751 :無名草子さん:2019/09/19(木) 18:53:06.20 .net
読みが深いも無いよw

例の案内サイトの証言によると
一様に、シャイで可愛い女の子、って多くの人が印象を
持っている。
しかし日記には、酒、タバコ、男に溺れる姿ばかり
書かれている。
そういうことから、彼女はかなりの二面性を持っていたと
容易に想像出来る。

人は誰でも二面性は持っているが
彼女はそれが激しい。
それに逮捕された後は、中村恋しいのみ。
何かに依存しないとダメな人だったんだろう。

752 :無名草子さん:2019/09/19(木) 19:21:48.04 .net
>>751
>日記には、酒、タバコ、男に溺れる姿ばかり

でも、それは20年6か月の短い生涯のうち
最後の1年だけなんだよな
それまでは男どころか酒も煙草もやらない
周りがビール飲んでも一人お茶飲んでたらしい

753 :無名草子さん:2019/09/19(木) 20:38:24.90 .net
本当は好きな男と恋愛関係の中から体験したかったが、酒と好奇心と遊び人
という、不本意な、自尊心を自ら傷つける状況での性体験であった。
このことが、良くも悪くも彼女を大きく変えてしまった。
悦子さんが持っていたコアの部分、悦子さんを悦子さんたらしめていた誇り
を自ら傷つけてしまった。
ここから酒で自らを傷つけ吐き散らす荒んだ精神世界が始まった。

エロ本風で大袈裟な書き様だが、
男の体、オスの性本能の動物性を自らの体で体験し、それによって
もたらされた苦痛と快感の喜びを知ってしまったのである。
それからしばらくして、彼女は Fire Fox 火の狐、欲望の女狐と
返信していった。
そして女狐は学生の男達を見限り、社会人の男達の世界へ入ってい
った。そこにいたのが鈴木であり、中村であった。

754 :無名草子さん:2019/09/19(木) 21:07:16.29 .net
>>752
酒に溺れるようになったのは
ワンゲルに入ってからだね。

彼女の人生、ほんの小さなボタンのかけ違いで
ずいぶん違うものになってしまった。

755 :無名草子さん:2019/09/19(木) 21:09:41.78 .net
悦子さんに対して好意を持つ男性は沢山いたのに
何故か彼女はそういう人には向かなかった。
逆に自分を認めない人たちに、執拗に認めてくれと迫った。
渡辺、鈴木、中村

756 :無名草子さん:2019/09/19(木) 21:11:53.55 .net
そういえば
鈴木さんはまだ存命なんだろうか
彼には悦子さんがどう見えていたんだろう

もう国際ホテルから距離を置いてる年齢だろうし
そろそろ喋ってくれないかな

757 :無名草子さん:2019/09/20(金) 20:32:38.99 .net
>>756
例の案内ブログ、次の小山田さんの証言待ちですね。
正確にはkitamoto氏による編集待ちということですが。

758 :無名草子さん:2019/09/20(金) 21:57:06.84 .net
きたもとさんは50代のリーマンで、大企業にお勤めらしい。
その年齢なら、仕事でも多忙な時期だろうから
ゆっくり待ちますか。

759 :無名草子さん:2019/09/21(土) 06:49:26.76 .net
>>754
>酒に溺れるようになったのはワンゲルに入ってから

それと牧野さんと親しく交際するようになってからな
悦子さん、山科時代は色んな悩み持ちながらも、まだマトモなんだよ
実際68年初めごろまでは、ご両親に毎日手紙書いたり、通訳になるか先生になるか・・・と
将来の夢も語ってる
それが嵐山で牧野さんと一緒の下宿に住むようになってから、彼女は急速に堕落していく

760 :無名草子さん:2019/09/21(土) 09:08:55.81 .net
そもそも
牧野さんて、どういう接点があった人なんだろう
いきなり名前が出て来るが、ワンゲル部の人か
同じ日本史の方か、分からない。

それでも、悦子さんは
牧野さんも自分を理解してくれない、中村もって
勝手に自分から縁切りしといて孤独だって言ってるんだよねw
自分勝手過ぎるwww

761 :無名草子さん:2019/09/21(土) 12:00:24.29 .net
映画 未成年 のあらすじ
https://movie.walkerplus.com/mv13849/

762 :無名草子さん:2019/09/21(土) 12:18:47.06 .net
12月17日
そんな部屋の中で、ベッドに入るのに信頼していいかとプレイボーイ氏に聞くなんて
全くの子供。それがもうすぐ二十歳になる女がしたことなんだ。要するに滑稽だった。
きのうは。それでもう終わり。好きでもない男と何回も寝るなんてお断り。
火遊びは一回だけ。

人間なんてみにくいなあ。まるで同粒だ。それを承知で、お互いみんなうまくやって
いるんだ。時には、偉大さを一身にあつめたようなことをするかと思えば、肉欲のまま
動く。そういうもんなんでしょうね---。

763 :無名草子さん:2019/09/21(土) 12:53:49.04 .net
>>私には友達が少なすぎる、挨拶する友達さえいない、
と書いている。
日記にはときたま誰それと話し合ったと書かれているが、実際にはいつも一緒にいる
友人は少なかった。下宿を変わってからは牧野さんとも疎遠になっていたのだろう。
牧野さんからは、あなたは目先のことにとらわれすぎている、とも指摘されている。

全共闘系の活動に参加していったのは、寂しかったとか孤独になっていたとか、そんな
ことが理由のひとつなのではないだろうか?

764 :無名草子さん:2019/09/21(土) 13:05:35.12 .net
>>759
牧野さんは悦子さんにとってメフィストフェレス的な存在だったな

765 :無名草子さん:2019/09/21(土) 13:35:22.23 .net
牧野メフィストフェレス説には疑問。

牧野さんがいる下宿から最後に住んだ下宿に変わっているが、
学生運動で下宿に迷惑がかかるかもしれないという理由を日記に書いているが、
その理由の他に、書かれてはいないが、牧野さんとの関係になにかがあったのでは
ないだろうか? 
単純に言い争いになったとか、彼女の言動が負担になったとか。牧野さんは悦子さ
んの学生運動の活動に批判的だったのではないか?

牧野さんと距離ができてから、さらに孤独になっていった。

766 :無名草子さん:2019/09/21(土) 14:20:36.08 .net
2/12に、下宿に迷惑がかかる、なんて書いているからどんだけ過激なことやってる
かと思えば、
2/8に、反代々木デモに加わって機動隊とわたりあってみたい、なんていう段階。
他にも理由があるのに書かなかったのではないか?

それと、彼女は自分の性格を正確に把握していた。2/8に書いている、
>>私は自分が恐ろしい。なにをしでかすかわからない、すごくアナーキー的だもの。
>>お人好しと、気の弱さと、性急さ。

この、お人好しと、きの弱さと、性急さ。
これこそが彼女の性格の弱点だった。
これが人間関係上でも自分の生活でも、上手くいかなかった原因だったと思う。

767 :無名草子さん:2019/09/21(土) 14:39:18.15 .net
kitamoto氏の証言者取材だが、
キーパーソンとなる牧野と小林に取材できて証言が得られれば、ほぼ完成となるんだ
ろうが、難しいだろうね。
中村はすでに故人のようだが、お二人はまだ70才位だから健在なのだろうか? 
歴史の?ひとこまとして証言してほしい。彼等から見た当時の悦子さんの実像を。

768 :無名草子さん:2019/09/21(土) 16:06:02.57 .net
悦子さん自身が認める、お人好しと、気の弱さと、性急さ。
とくに、彼女のその性急さ が問題となる。
気の弱いお人好し、だけなら問題は起きないのだが、その性急な、軽はずみな
行動がトラブルの連鎖を引き起こす。
気の弱いお人好しが、無理を重ねた結果として、こじれ、思いも寄らない過激な
行動をしてしまう。
その性急さは、自殺というかたちで、最後の性急さとして表れてしまった。

769 :無名草子さん:2019/09/21(土) 16:26:45.61 .net
サークル選択の偏りのお人好しと性急さ、
酔っての初体験、
ふらっと参加してしまった学内全共闘デモ、
酔っての中村との一晩、
既存の人間関係から逃げるための性急な下宿替え、
そして、大学生身分の放棄となる大学解体論に与する授業料不納の行動のお人好し、
最後は思い詰めはしたが、突然の自殺という性急さ。

すべては、お人好しで、気が弱くて、性急に行動してしまい、後になって
いろいろと考えたり後悔したりする性格。
後になって考えたり反省するが、それはほぼ立前論で、自分の本音ではない。
性急に行動してしまったことが本音そのもの。
自殺だけは後になって考えることも後悔もできない。

770 :無名草子さん:2019/09/21(土) 16:48:57.27 .net
彼女に近しい人達も、もしかしたら読んでいるかもしれないから、書くのだが、
私も、また、おそらくはここに書き込んでいる人達も、悦子さんを責めたり批判して
いるのではないと思うのだ。
悦子さんの弱さは、すべて自分達のことでもある。誰しもが多かれ少なかれそのよう
な未熟な経験や失敗や過ちをしながら生きてきているのだ。自分をふり返って見てる
だけなのだということ。
たたひとつ違うのは、幸いにして今生きているということだけ。

771 :無名草子さん:2019/09/21(土) 16:56:34.93 .net
>>767
小林は流石に無理だろう
あんだけレイプされた、なんてはっきり書いてるんだから。
(実際は合意の元)

期待するなら、鈴木、牧野くらいかな。

772 :無名草子さん:2019/09/21(土) 21:27:12.63 .net
>>771
>小林は流石に無理だろう

ヌケヌケと出てきたら大笑いだけどなw 恥知らずにも程がある

>(実際は合意の元)

なんでお前如きに分かるんだよw 

773 :無名草子さん:2019/09/22(日) 12:16:02.10 .net
>>771 ではないが、
日記をしっかりと読めば、レイプとか、嫌がる悦子さんを無理矢理連れ込んだ、とか
ではないことを読み取ることができる。多少でも女性経験さえあればわかる。
悦子さん自身に強い好奇心があり性体験を求めての、また、酒を飲んだ上での勢いで
の 連れ込まれ とも言える。
彼女自身が書いている、好きではない男との 火遊び は一度でいい、と。
また、耳への愛撫を思い出すと.......とも書いている。
ベッドに入る前に、あなたを信じていいのか、という滑稽なことを言ったとも書いて
いる。
首へのキスの跡、内股の内出血を見て大いに後悔をしているが、彼女は冷静にその初
体験を描写しふり返っている。
暴行とか強姦とかそういう一方的な行為や関係とはとても思えない。
彼女もそれを理解した上で後悔している。
あるいは後悔の後ろにまだ本音を隠しているかもしれない。
火遊びをしたことを後で後悔し、小林に怒り、そして自分自身へも怒りを向けている
が、後悔だけではないと思われる。

そもそも、彼女の日記全体にそのような本音隠しが垣間見える。自分を守るための
防衛心理機制なのか、意識的か無自覚的なのかはわからないが。

774 :無名草子さん:2019/09/22(日) 12:53:08.21 .net
自分の体の上で、自分の体に興奮してハァハァ言いながらオスの器官をカチンカチンに
して、あちこち舐め回し触りまくる男=オスという動物に、
女は驚き、そしてメスの喜びを感じる。
ここに相思相愛があったなら、と悦子さんには後悔や反省もあっただろうが、それでも
初体験をした、男の体を知ったということで、何かを感じた、とうとうやっちゃった、
的なこともあったのではないか?
その後の悦子さんの男への発情的な様子を見ると、決して男が嫌いな人ではない。

775 :無名草子さん:2019/09/22(日) 14:37:15.51 .net
小林は若さにまかせて激しいSEXをしたのだろう。
日記によれば悦子さんのあの部分を舐めたりもしたようだ。
首筋へのキス、内股の内出血もおそらくはキッスの跡だろう。
小林は興奮していて優しい言葉をかけることさえしないで悦子さんの体の上を動き回
ったのだろう。優しい言葉があれば暴力的だとは感じなかったはず。
悦子さんはこの体験で男という性を知った、それは激しく暴力的にも感じたのだろう。
悦子さんはこの初体験を詳細に思い出し分析をしている。ある意味で追体験し確認し
ているかのようだ。私の初体験を記憶に留めようと。
小林は私の服を暴力的に剥ぎ取った、耳への愛撫は今思い出しても気持ちいいとかも。

この日以前には彼女はキスの経験さえなかった女の子だったが、1968/12/16の夜、
自分の性器を舐めまわされることまでされたのだ。首筋にキスマーク、内股に内出血、
その激しさを感じさせる。
彼女は驚いたり、気持ち悪かったり、ショック、後悔と反省、そして、快感を感じた
のだろう。男と女とはこんなものか、人間とはこんな生き物なのか、などなど。

ただ、出版の際に削除されたのかもしれないが、狭い意味でのSEX、挿入は無かった
のではないか? 少なくとも日記にはそのようなことは書かれていない。
首や内股のキスマークは書かれているが、あそこが痛いとか妊娠が心配だとかそのよう
なことは書かれていない。

776 :無名草子さん:2019/09/22(日) 15:52:34.74 .net
1969/01/05
>> あまりにも理性や合理性を中心にしすぎるのではないか
>> 生の燃焼は不合理なものではないのか

悦子さんの中で化学反応が起き始めていた。天使のような奇麗事の人間像から、
欲望を持った不合理な生き物としての人間像への転換であった。
その変化を促したのは、もしかしたら、女と男の関係の生物性の体験と認識だ
ろうか?

777 :無名草子さん:2019/09/22(日) 17:08:59.61 .net
>>775
初体験なら出血するしねw

さて、今日は別件で宇都宮まできたが
感慨に浸る余裕もなく、東京までとんぼ返りだw
残念過ぎるが仕方ない

778 :無名草子さん:2019/09/22(日) 17:18:30.45 .net
カルチャーしょっく
その1
電車のドアが自動ドアじゃない
ボタンを押して自分で開閉する

その2
バスはほとんど壊滅。タクシーも呼ばなきゃ来ない

栃木の人の考えでは当たり前なんだろうが
東京住みの感覚だと???状態

悦子さんも京都に行って
すごいカルチャーショックを受けたのは
容易に想像できる

779 :無名草子さん:2019/09/22(日) 18:06:26.79 .net
>>『二十歳の原点』(にじゅっさいのげんてん[注 1])は、1971年に新潮社から発行
>> された高野悦子による日記。

普通の女子大生の性の生々しい初体験記が含まれた日記が本として出版されたわけで、
それが今から47年前。進んでるといえば進んでますね。お父さんもかなり進んでおら
れましたね。
そう考えると、いろんなことを考慮して本からは削除された日記の文章もあるのかも
しれない。本人に関わること、登場する人物との関係など。

780 :無名草子さん:2019/09/24(火) 18:35:41.18 .net
ふと他スレの話題のついでに思い出したんだけど
悦子さんは、好きだった太宰の次女とほとんど同じ年齢なんだね。

今の私たちが感じる太宰と、悦子さんが感じた太宰は
随分違うんだろうな。
もっと身近というか、息遣いを感じたんだろう。

781 :無名草子さん:2019/09/29(日) 17:35:26.69 .net
たとえ娘であろうと、故人のプライバシーを本で公開したことの是非、つまり父親と
出版社の責任。
更に問題なのは、悦子さんの知人や友人などの行動や発言を仮名とはいえ公開したこと。
彼等は公的な人物ではない。悦子さんと個人的な付き合いがあっただけである。
そして、それは故人である悦子さんからみた彼等でしかない。反証のしようがない。
未だに、悦子さんの書く文書をそのまま信じてしまう浅はかな人もいる。
悦子さんも自分勝手なら、父親も自分勝手であると、そういう批判だった有り得る。

今の時代なら個人情報の問題で大問題になる可能性が高い。
そういう視点から評価も必要ではないか。

782 :無名草子さん:2019/09/29(日) 19:34:12.96 .net
一番の被害者は中村さんでしょうね
国際ホテルに居られなくなって、転職を余儀なくされた。
それでも狭い京都の中で、針の筵だっただろう。
晩年は兵庫に帰って亡くなったのかな

783 :無名草子さん:2019/09/29(日) 21:59:46.23 .net
>>782
彼を「被害者」とは思わんが・・・
「針の筵」はむしろ当然で自業自得としか思えない
「二十歳の原点」が出版される71年5月まで中村本人は
「父親の追求を居留守使ってまで逃げ切った」と安心しきってただろう
それを考えると許せない感じがする。悦子さんのご両親の思いも同じだろう

784 :無名草子さん:2019/09/30(月) 13:41:56.03 .net
まったく関係の無い私達が正義ずらして中村を批判できるだろうか?
悦子さんと中村の、関係の実際を私達がどれほど知っているというのか?

>>中村との関係>> として五つの日付と場所を悦子さんは書いているが、
それは何を意味するのか、会っただけの日付なのか、男と女の肉体関係を
持った日付けなのか?
更には関係があったとしてどれくらいの段階なのか? 
日記からは、はっきりと知ることはできない。

中村と悦子さんは、仕事の帰りに飲みに行き、一晩飲み明かしたというが、
そこで何があったのか明確には書かれていない、あるいは公開されていない。
その後の関係もはっきりしていない。
彼女がいる中村が悦子さんと一晩飲み明かすという行為に問題があったことは
間違いないが、悦子さんにも慎重さが足りなかったとも言える。
今日はこのぐらいで、と帰ることもできただろう。
二十歳という若い情熱が二人をそうさせたのだろう。
後先なんて考えられなかった、というのが実際だろう。

785 :無名草子さん:2019/09/30(月) 18:35:33.33 .net
>>784
>正義ずらして中村を批判できるだろうか?

例の考察サイト見ても同僚の証言として
中村の人となりが語られてるが、決して好意的には書かれてない
実際、死後父親が訪ねても居留守使って逃れるような人間性の持ち主に
「被害者」という感想は全く抱けない

786 :無名草子さん:2019/09/30(月) 20:39:11.65 .net
>>785
中村は間違いなく悦子さんの自殺の原因のひとつでしょう。
そして間違いなく彼も被害者でもあった。
悦子さんみたいなエキセントリックな女の子と知り合ったことが
不幸の始まり。
どこまでの付き合いかわからないが、もし寝てたとしたも悦子さんも
同意の上でだろう。イケメンでスポーツ選手らしいしね。
すべては日記が出版されたことで掘り起こされ、そしておそらくは誤解
もされ、中村は社会的に抹殺されていく。また小林も同様だろう。
両者ともに同意の上で関係を持ったというのが事実だろう。

中村が無責任なら、悦子さんもだらしないよ。そんなに簡単に寝るなよ。
そして、中村とは関係ないところでやってた学生運動で疲れ切り、学生
ではなくなった自分に生きる意味を失い、あれやこれや含めて絶望して
自殺してしまった。彼女が生き抜いていたら、なにも表れてはこなかった。

言いたいことは、この日記に登場する人物を感情的に批判したり責めたり
することにはもう意義が無い、すべて時効、遠い過去の歴史的事象として
扱うべきだということ。それは悦子さん自身にも妥当する。
悦子さんも含めて、あーあ、なんてお馬鹿なことをやってしまったんだろ
うと、遠い目で、諦めの気持ちで、捉えることが必要だと思う。

学生運動なんてその典型だろう。本人達は真面目に熱心に正義に溢れて活動
しているつもりだろうが、傍から、そして50年後に見ればお馬鹿そのもの、
狂気そのもの。
だいたいが、人生なんてそんなものなのかもしれないが......

787 :無名草子さん:2019/09/30(月) 22:02:51.09 ID:fS+ZoJwm/
782
中村さんは1973年6月に病死されています。癌でした。

788 :無名草子さん:2019/09/30(月) 21:59:54.37 .net
出版された本には、父、三郎さんの意思が入ってることを 忘れてはいけない。
死んだ娘に対して都合悪いことは隠すだろう

三郎さんが中村さんに批判的な態度だったのは分かる。
果たして、それは真実なんだろうか。
当事者でないと分からないことがあるはず。

789 :無名草子さん:2019/10/01(火) 03:52:16.41 .net
>>788
>当事者でないと分からないことがあるはず

じゃあ、お前も長々書き込まず黙っとけよ
お前の言ってる事も推測だらけじゃないかw

790 :無名草子さん:2019/10/01(火) 08:47:19.68 .net
中村に関する記述はかなり編集されている(日記の原本にはもっと詳細な記述があった)可能性が高い。
小林に関する記述も少し前に放送されたNHKのドキュメンタリーを見ると、日記の原本には、
明らかに出版されたものより多くの記述があったことがわかる。

791 :無名草子さん:2019/10/01(火) 13:12:27.50 .net
ホテルの元同僚からの書き込みでは、中村のルックスは良かったという。
小林については、悦子さんの日記には、自称プレイボーイらしい、と書かれて
いるので、イケメンの可能性が高い。少なくともブオトコではなかっただろう。

悦子さんも寝る対象の男はルックスのいい男を選んでいる? 
やはりそのあたりのことはしっかり計算してる。
キスをしたり肌を接するのだから不細工よりもイケメンのほうがいいよな。

792 :無名草子さん:2019/10/01(火) 15:10:53.94 .net
ある意味で当然なのだが、彼女の恋愛や性にたいする関心はかなり高い。
そしてその関心に従い大胆な行動をした。
酔った悦子さんを小林がホテルに連れ込んだのか?
あるいは、酔って自己規制が外れ小林のなすがままになったのか?
あるいは、酔って隙を作り小林に連れ込まさせたのか?

そんな大胆な行為の後で、後悔や自己嫌悪や相手への怒りの言葉を書くが、
その裏には正直には書けないが女の快感を感じての、なにか達成感のような
気持ちがあったのではないか。
そして同時に退廃と崩壊の虫が彼女の中で大きくなっていった。

793 :無名草子さん:2019/10/01(火) 17:01:11.54 .net
NHK 二十歳の原点 ドキュメンタリー

https://www.dailymotion.com/video/x5bgt7t

794 :無名草子さん:2019/10/01(火) 17:20:07.87 .net
↓ 悦子さんの二面性を鋭く指摘してるね。
================================
以下引用

>>745 無名草子さん2019/09/17(火) 23:51:24.20>>748
ふと思ったけど
悦子さんは表の顔と裏の顔を持っていたように感じる
表の顔は、シャイで可愛いい闘争学生
裏の顔は酒と男に溺れる素顔
どっちもギリギリの所で生きていたんじゃないかな

デモに参加した高揚感を、男にも求めてたような気がする。

結局、自分自身に対して自信がなかったんだと思う。
それが表も裏もダメになったから発作的に
飛び込んだんじゃないかな

795 :無名草子さん:2019/10/01(火) 17:40:19.22 .net
>>794
これ、私が書いたんですがwww

796 :無名草子さん:2019/10/01(火) 19:29:51.96 .net
また、延々ループ話が始まったwww

797 :無名草子さん:2019/10/01(火) 20:17:45.56 .net
もう三回生になるのに、二十歳になるのに、私は可愛いのに、恋愛ができない。
相手が見つからない。これで自分をこじらせてしまった。

もし彼女が牧野のいる嵐山の下宿から引っ越していなければ、おそらくは自殺は
していなかっただろうと思う。悦子さんにはもともと友人がいない、挨拶する友
人さえいないと日記に書いている。
自殺の直前には、中村から拒絶されて、彼女は本当にひとりぽっちに孤独になって
しまった。最後の下宿には話し合う人さえいなかったのだろう。
悩みや辛いことを、そして日常のつまらないことでも話し合える友人はなによりも
必要だ。牧野と話し合えば現実感覚を喪失することなく、学生を放棄などしなかっ
ただろう。

798 :無名草子さん:2019/10/03(木) 23:09:07.67 .net
まあ自殺がブームだったのは何となくわかる

799 :無名草子さん:2019/10/04(金) 07:29:50.82 .net
睡眠をしっかりとりましょう。
食事はきちんと摂りましょう。
酒や煙草は控えよう、止めよう。
薬を飲み過ぎてはいけません。
異性とは慎重に付き合いましょう。
友人や知人をつくる努力をしましょう。
家族を大切にしよう。
現実離れした思想や宗教とは距離を置きましょう。
  

800 :無名草子さん:2019/10/14(Mon) 20:17:28 .net
自分勝手に絶望してさっさと若い内にあの世に逝ってしまうのは
それほど不幸なことではないのかもしれませんね。
残された家族はそのぶんだけ不幸になってしまうが。

801 :無名草子さん:2019/10/15(Tue) 14:33:38 .net
語り尽くされた感が、このスレにはありますね。
極私的に、もう二十歳の原点の世界から卒業しなくけていけないと感じています。
さようなら、またどこかで。

802 :無名草子さん:2019/10/26(土) 17:53:33.26 .net
kitamoto氏による小山田氏の証言の公開だけど、だいぶ時間がかかってるようですね。
小山田氏は故中村さんとも付き合いがあったとされているので、中村さんの立場から
見た悦子さんと出来事への思いが、今回の証言で語られている可能性もある。
人間関係だから一方側だけの思いや説明や描写では必ずしも事実が見えてこないことも
あるので、中村さんの思いや説明や言い訳があったとすれば知りたい。

803 :無名草子さん:2019/10/27(日) 17:51:58.11 .net
きたもとさん、大手会社勤務でしょ
仕事が忙しくて中々更新できないのでは?

804 :無名草子さん:2019/10/27(日) 20:44:37.28 .net
仕事が忙しいのでしょうね。
それと、調べ尽くすという徹底した性格の方なんだろう。
あのサイトを見たら誰もが同じような評価をすると思う。
週刊誌の連載ではないから締切もないわけでご自分のペースでいいわけで、
無理をなさらずに、と思います。

805 :無名草子さん:2019/10/28(月) 13:34:27.43 .net
きたもとさん、以前のインタビューから逆算すると
もう30年くらい、あのサイトをやってることになる。
ここ30年と言うと、HPの作成の仕方から始めたんだろう。
敬意しかない

806 :スカトロ木村:2019/10/28(月) 21:44:51.62 .net
さすが文系はさすが頭いい

807 :無名草子さん:2019/11/04(月) 23:01:14.19 ID:y+A4SBe3q
>>756
私も鈴木氏の話が聞きたい。彼は高野さんの自分に対する恋愛感情に気づいていたのか?
もしまったく気づいていなかったとしたら、本が出て本当にびっくりしただろう。
鈴木氏は、そもそも当時独身だったのか?本が出た時、
会社の上人たちから、話を聞かれたり、問題になることはなかったのかなあ?ただ、御存命だとしても70代後半だ。

808 :無名草子さん:2019/11/07(木) 16:32:24.96 ID:dfgu8JMAy
807
鈴木さんの本名はU・Hです。高野さんより6〜7歳年上だったと思います。
妻帯者と記憶しています。背は小柄でした。とても気さくで朗らかでした。
本が出るまではホテルの中で噂になることはありませんでした。

809 :無名草子さん:2019/11/08(金) 17:48:25.67 .net
悦子さんと中村とは、いわゆる肉体関係をもっていない可能性さえもある。

810 :無名草子さん:2019/11/09(土) 21:46:09.95 ID:hGQObT3j1
>808
鈴木氏をご存じなんですね。鈴木氏は、既婚者で高野さんの気持ちに全く気付いていなかったとしたら、本が出た時は、驚いたでしょうし、周囲の目もあり、中村氏のように会社に居場所が無くなってもおかしくない状況でそうとう大変でしたでしょうね。

811 :無名草子さん:2019/11/10(日) 06:35:24.52 ID:6pzTgveDE
810
よく知っています。自死当時ホテルの中で高野さんの件は噂としても拡がらなかったと記憶しています。

812 :無名草子さん:2019/11/12(火) 17:43:35.52 .net
>>802
極限られたオタク用情報だろうね。
小山田氏からの情報もおそらくは周辺情報で、まさか死ぬなんて、そんな感じだろう。
彼女の内心は日記を批判的に読むことでしか見えてこない。
本人だって何が何だか分からずに混乱と絶望の中で死んでしまったんだろうから。

813 :無名草子さん:2019/11/12(火) 21:10:43.43 .net
小山田さんは中村さんとも付き合いがあったようだが
どの程度の付き合いだったのかな
単に会社の同僚なのか、一緒に遊ぶような仲間だったのか

814 :無名草子さん:2019/11/13(水) 17:01:59.71 .net
kitamoto氏は証言者の証言だけでなく、当時のお店などの周辺情報も含めて
編集しサイトにアップされている。
お忙しい中、東京から京都に出かけて情報を収集し確認されているのだから
時間がかかるのは仕方ないのかな。
今回の小山田氏は、悦子さんが亡くなる少し前の頃に一緒に酒を飲んだりして
いるわけで、微妙な時期の等身大の悦子さんを知っている人。
「旅に出よう」で始まる悦子さんの詩を本から書き写したという、悦子さんへの
なんらかの気持ちを持った人でもある。

予想を超えるような証言が出てくれば面白いのだが.... 
kitamotoさん、早く読みたいです。編集作業がんばってください。

815 :無名草子さん:2019/11/21(木) 21:00:07.21 .net
証言者番付の西の横綱は牧野さん、東の横綱が中村だが、どちらも出てくる可能性は低い。
そうすると大関の小山田さんに期待がかかる。ちなみにもう一人の大関は小林ね、絶対出てこないだろうけど。
現在kitamoto氏が小山田さんの証言を鋭意編集中と思われるが、出れば案内サイトの有終の美となるだろう。これ以上の大物はもう出ない。

唯一の懸念は小山田さんの記憶力。保たれていることを祈る。

816 :無名草子さん:2019/11/22(金) 02:51:50.46 ID:QwBJHO4KR
815
中村さんは既にお亡くなりになっています。

817 :無名草子さん:2019/11/22(金) 20:12:53.61 .net
>>815
>東の横綱が中村だが

とっくの昔に死んでるよw
そんな事すら知らないで書き込んでるのか

818 :無名草子さん:2019/11/22(金) 22:01:16.68 .net
kitamotoさん、お願いします、
速報的に証言部分だけでもUPしてください。
小山田さんから見えた悦子さんの様子、それだけで私達は?じゅうぶんです。
居酒屋や食堂などのお店の場所や今現在のことなどはまた後で調べてUPして下さい。

819 :無名草子さん:2019/11/23(土) 09:35:34.20 .net
>>815
ドヤ顔が過ぎるww

820 :無名草子さん:2019/11/24(日) 13:56:37.88 .net
コミック版 二十歳の原点   編集者へのインタビュー
https://www.takanoetsuko.com/comicban.html

 1巻完結。ストーリーは「2018年、二十歳を迎えた大学生・杉田莉奈は喫茶店で
『二十歳の原点』という本と出会う。その本を読んでいると、彼女は突然意識を失っ
た。目が覚めた時、彼女は学園闘争真っ只中の1969年1月、京都・立命館大学近くで
高野悦子と出会う…」で始まる。
 そして高野と杉田は「二十歳の原点」に登場する様々な場面で、自分たちを取り巻
く状況やそれに対する考え方をストレートにぶつけあっていく。

コミック版では、高野悦子の自殺について解説とタイムラインだけで短く触れられて
いるのが大きな特徴だ。
 織田さんは強調する。「知らない人が読んだらどうなったかわからない≠ニいう
ことになると思います。でも、それでいいんです。高野悦子さんの場合、失恋して自
殺するということに焦点が当たりがちですが、そうではなくて、彼女から発せられた
言葉で『二十歳の原点』はずっと生き続けている本じゃないでしょうか。
 現代はすぐに『結局、結果は何なの』『結果は出たの、出なかったの』と。人間は
そういう中で生きてる部分はもちろんあります。しかしそれだけで、たとえば学生
運動をやって失恋して死んだ人≠セけでストーリーが簡単に片づけられるのは納得で
きませんでした」。

821 :無名草子さん:2019/11/24(日) 14:53:15.69 .net
早く風化させてあげたいな
本人、こんな取り扱い望んでないと思うわ

ある面では地下アイドル風、ある面ではコミックで晒され

822 :無名草子さん:2019/11/24(日) 16:21:50.19 .net
>>821
あなたが言いたいことは分かります。
これは直接的には同人誌?に公開したお父さんに責任があります。

しかし、お父さんのその判断も含めて、悦子さんの類い希な文章力に
公開されることになった源があるのではないでしょうか?
公開されたことも、そして広く長く読まれ続けたのも悦子さんという
人そのものにあると考えることができないでしょうか?
彼女の弱さや未熟さ、そしてもちろん美しさや鋭敏な感性も、理想の高
さや正義感も含めての人間性。そしてそんな女性の悲劇の結末にも。

彼女は喜んでいますよ、まちがいなく。

823 :無名草子さん:2019/11/24(日) 16:27:34.10 .net
コミック版 二十歳の原点   編集者へのインタビュー
https://www.takanoetsuko.com/comicban.html

高野悦子さんの場合、失恋して自殺するということに焦点が当たりがちですが、
そうではなくて、彼女から発せられた言葉で『二十歳の原点』はずっと生き続
けている本じゃないでしょうか。

824 :無名草子さん:2019/11/24(日) 18:04:22.49 .net
なんかの考察ブログで読んだけど
彼女の言葉は、だいたい本からの受け売りらしいw

有名な 未熟であること-あの辺も本からの引用だって

825 :無名草子さん:2019/11/24(日) 18:51:11.49 .net
>>824
彼女は学者でも思想家でもないからね。
身近な人、私達とほとんど変わらない女子であり女性。
そんな普通の人が、あるいは不器用な人が、私達よりもちょっと
文章が上手くて自分の悩みや考えを表現してくれた。
彼女への関心は同情心からがほとんどだろうな。

826 :無名草子さん:2019/11/24(日) 22:44:05.14 .net
元々は、自殺の際に何かのきっかけで捨てられずに
済んだもの。
それを両親が読み、地元の教育者か誰かに勧められて
那須文学に発表したものが、新潮社の目に止まった。

確かに彼女の文章は人を惹きつけるものがあるが
それにしては多くの生きてる人を傷つけすぎた。
中村さん、牧野さん、小山田さん、他何人もの人をね。
本来は、那須文学に留めておくべきものだったと思う。
しかし、時代の流れで奥浩平の遺書発表などもあり
タイミングが悪かったと言うべきか。

827 :無名草子さん:2019/11/27(水) 12:44:26 .net
時代の 「タイミングが悪く」 出版されてしまったということ?

奥浩平の本は賞味期限がかなり短かったが、高野さんの本は賞味期限続行中で、
出版社が変わって改訂版?まで出るし、今度はコミック版まで出たわけで。
賞味期限の決定的な違いには大きな意味がある。
奥と違って、若い女性、女子大生ということもあるんだろうが、読者にとって
彼女の不器用な悩み方が、私と同じだっていうふうに身近な感じがするんだろ
うね。

828 :無名草子さん:2019/12/06(金) 14:59:40 .net
本のどこに書いてあったかはしらないけど、右の暴力も左の暴力にも反対だと言う友人(正確には
しらないけど中立的な意見を言う人)を批判していた。
当時は、こういう中立的な意見、部分的に賛成、反対する意見が言いにくい雰囲気があった。

829 :無名草子さん:2019/12/07(土) 14:30:28.78 .net
>>828
その時代に流行ったイデオロギー、社会主義もナチスドイツもみんな流行り物。
そう考えると、当時熱くなった学生達も流行に乗ってしまっただけ。
郵政民営化もアベノミクスなんてのもみんなもっともらしい流行り物。
虚飾に塗れた人とその歴史。ただの人を神様とした愚鈍な流行りもの。

830 :無名草子さん:2019/12/08(日) 17:44:14.56 .net
地球の表面で動き回るホモサピエンス。
他の生物を殺戮し、地球を汚しまくる人類と呼ばれる生物。
他の生物どころか同類でさえ殺しまくっている進化した醜悪な猿達。
そんな猿達が幻想の屋上屋を重ねて今日も地球上で蠢いている。

831 :無名草子さん:2019/12/08(日) 19:05:30.70 .net
愛の鐘って、カッコちゃんのお父さん
やりすぎだろ…
ドン引き

832 :無名草子さん:2019/12/08(日) 21:30:31.95 .net
要するに顔ぐっちゃぐちゃ?

833 :無名草子さん:2019/12/12(木) 13:39:02.41 .net
カコちゃんと書き込むお前もたいがいだわ、きちがい

834 :無名草子さん:2019/12/18(水) 14:12:26.33 .net
二十歳の原点案内サイトから小山田氏の証言予告表示が消えちゃった。
編者の編集遅延の都合か、それとも小山田氏の気が変わったのか?
ほぼ出尽くした感があるし、もういいんじゃないのかな?

悦子さんは大事なことを他人に相談する人ではなかったと思う。
すべて自分の中で思案し自分で決めて行動していた人。
ときに、行動が先走り、それを悩み自分を納得させてもいるが。
当時一緒に酒を飲んだり活動をした人でも個人的な話しはして
いないと思われる。
だから友人知人からも悦子さんの本音の部分の話しは出て来な
いだろう。

835 :無名草子さん:2019/12/18(水) 17:12:30.48 .net
今まで出た知人たちは、当たり障りのない人ばかりだからなあw
本心を知ってるのは限られた人しか居ないと思う。
小山田さんは中村さんにかなり近い存在だから
楽しみだったのになあ。

あとは牧野さんくらいしか居ないでしょw
でも牧野さんは喋りそうも無いなあ

836 :無名草子さん:2019/12/31(火) 07:27:12.80 ID:Msfha7TXe
2006.6.23 高野さんのお墓参りの後高野アイさんのお宅にお邪魔した。
3時間程世間話をした。

・日記は下宿の机の上に置いてあり10数冊、大学ノートだった。
 本が出て若い人が頻繁に来て日記見せて欲しいと言われ見せていたが
 次第に少なくなり「カルチェ」を入れて5冊ぐらいになった。今は日記は見 せないことにしている。「盗まれたと」と思いたくないから・・・・。

・牧野さんとは東京で会いました。悦子さんの事で悲しい思い出を持ち続けた くないと言われそれきりになってしましました。

837 :無名草子さん:2020/01/02(木) 13:09:36.03 .net
お誕生日おめでとうございます。
カッコちゃんが理性と本能を最大限使って生き方を模索していた年頃、自分は惰眠を貪っていたことが情けなくて仕方ない。十台のうちに二十歳の原点に出会っていれば、もう少しましな人生を送っていたと思う。
ちょっとした不運の重なりで亡くなってしまったが、今も多くの人が、カッコちゃんの生き方からエネルギーを貰って生きている。
深謝

838 :無名草子さん:2020/01/03(金) 07:40:11.09 .net
小山田さんって最近弟さん家のフェイスブックにコメントしてる人?
高野アイさんが97歳で老人ホームで暮らしてる話
だったら掲載拒否は無いんじゃないかなー

中村さんはとっくに死んでる説はガセですか

839 :無名草子さん:2020/01/03(金) 17:49:10.65 .net
>>838
小山田さんは仮名だから、本名は違う
Sさんが本名

840 :無名草子さん:2020/01/03(金) 17:52:10.44 .net
証言22は復活してるね
まだ記事は作成中らしいが

FBを見ると、悦子さんに会ったことがある
と言う人はまだまだ居そうだね

841 :無名草子さん:2020/01/03(金) 21:54:18.33 .net
管理人は昨年8月に新聞社にこう言ってるからまだまだ続くんじゃないの
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/08281102/?all=1&page=3
「書斎に置かせてもらっているのですが、まあ、私の更新作業を監視されていると言っていいでしょう(笑)。
まだまだ取材をお願いしたい関係者の方はいますし、調べは終わっても執筆しきれていないトピックスが
いくつかあります。彼女のスキー板にプレッシャーを感じながら、少しずつ更新を進めていきたいと思っています」

842 :無名草子さん:2020/01/03(金) 21:55:25.79 .net
本丸の牧野さんまでたどり着いてほしい

843 :無名草子さん:2020/01/04(土) 15:25:45.87 .net
本来なら昌之さんの子供がやるべきことだろうに
赤の他人のきたもとさんには頭が下がる

844 :無名草子さん:2020/01/04(土) 16:43:19.12 .net
中村死亡はかって自称関係者がホテルのバイト同僚学生のブログや
2chに書き込んでいた説だけど客観的な証拠はなかった

それによると高校で国体のスポーツ選手だった中村は筋肉質な男
「原点」出版後別のホテルに移ったが数年後に甲状腺がんで若死
ガンの発病原因は「原点」読者の怨念が高濃度放射能になって中村を襲ったから

845 :無名草子さん:2020/01/04(土) 17:05:40.86 ID:SYJuyoSQX
高野アイさん談
・悦子さんの本当の誕生日は12月26日〜28日に生まれた。
 年末であまり縁起が良くないので1月2日にして届けた。そのような時代でし た。

846 :無名草子さん:2020/01/04(土) 22:14:24.48 .net
>>839
私はごく普通の読者ですが、
常識として、そこまでにしておくべきですね。
本に出てくる彼等のプライバシーは守られるべきです。
インタビューに応じている人も本の登場人物=仮名で話している人がほとんど。
彼等は公人ではなく、だたの市民なのだから。

847 :無名草子さん:2020/01/05(日) 04:26:43.30 .net
昌之さん、姉ひろ子さん、牧野さんのインタビューがないと物足りんなぁ
案内管理人氏はぜひ付け加えてくれ

848 :無名草子さん:2020/01/05(日) 17:31:55.29 .net
そのあたりが来るともうネタ尽きるから、なんとか引き延ばし

849 :無名草子さん:2020/01/05(日) 17:59:15.93 .net
みな老人になりつつあるんだから急いだほうがいいじゃん
小山田は職場反戦の政治論しかしてなさそう
個人的には吉村君頼む

850 :無名草子さん:2020/01/05(日) 22:16:26.53 .net
中三時代に宇都宮から転校してきた親友の倉橋さんの証言が聞きたいです。

851 :無名草子さん:2020/01/05(日) 23:18:48.33 .net
遺品のスキーはキタモトさん管理か
これ散逸したら残念だな
欧州に観光に行くと有名人(作家や音楽家や政治家皇族)の記念館って
たいていアパートの一部屋か二部屋だけってのが良くある
一軒家を予想していったら、ベートーベン記念館(ウイーン)ですらアパートの
5階部分の数部屋だった

そうやって東京に20歳の原点記念館作ってくれないかな
10畳ひと間で展示はノートに写真、遺品、記念場所の古い写真、ファンからの手紙など
手を合わせる小仏壇もあったらいい 家賃は印税から
那須や京都まで巡礼できんぞ

852 :無名草子さん:2020/01/06(月) 19:11:01.12 .net
>>844
強姦犯罪者死んだのか
それは良かった

853 :無名草子さん:2020/01/06(月) 20:58:51.95 .net
>>851
古谷あたりがプロデュースすればいい

854 :無名草子さん:2020/01/06(月) 21:08:19.15 .net
>>852
表現の価値は出てくる実在の人間とは関係ないんだよ
「中村」もあくまで作中キャラにすぎないと考えたほうがいい
ってか死んでる証拠無いけど

855 :無名草子さん:2020/01/06(月) 22:35:28.61 .net
2のリンク先の部落研の先輩ていう共産党の考察読んで驚いた
小市民的反抗は革命家に非ずって何十年前のスターリン文学論だよw

まあこの連中は太宰も芥川もプチブル的敗北死とかいって喜んでたからな 
敗北の文学とか
連中自身の「左翼文学」は殺人政治ロボットだけしか出てこない無価値な代物だし
高野悦子はこういうアスペな連中に殺害されたんだね
こんな非人間的な連中さえ周りにいなければ死なずにすんだ
酷い環境だわ

856 :無名草子さん:2020/01/08(水) 15:52:21 .net
3年前のかんさい熱視線でぱらぱらと5ページほどノートが映っていたのを見直して異同を確認した
時期は1968年の12月で「原点序章」の最後のあたり

857 :無名草子さん:2020/01/08(水) 15:53:46 .net
最初は11月29日の後半部

原文
https://i.imgur.com/pjvKilg.jpg
PRスキーの仕事、旧人合宿の庶務の仕事、
スキー合宿について
クラブ内で積極的にやろう。

話すとき、真しになろうと努めるときでも 
他人に話すときはもちろん
自分に話すときは、いつも「エエカッコ」をする。
茶化さずにはいられないということがわかった
ピエロってこんなものか。
黙って動くのみ。それともピエロのように
身ぶり手ぶりで笑わせるか
自己中心性から抜けきれずにいる

問題意識を広めようと、図書館で
雑誌をよみ始める
今日は中央公論 チェコ事件
ほかは新宿闘争について読む

人間一般を信じるように 私はワンダラー(以下略

--

858 :無名草子さん:2020/01/08(水) 15:54:53 .net

https://i.imgur.com/LWMoWpE.jpg
他人に話すときは勿論、自分に話すときも、「エエカッコ」をする。
茶化さずにはいられない。ピエロってこんなものか。
黙って動くのみ。それともピエロのように
身ぶり手ぶりで笑わせるのか。
自己中心性から抜けきれずにいる

人間一般を信じるように 私はワンダラー(以下略

***

「PRスキーの仕事」から始まる3行と
「問題意識」から始まる4行が丸ごと脱落
採用された率は5割くらいで選択された部分もかなり推敲されている

859 :無名草子さん:2020/01/08(水) 15:55:42 .net
12月9日の冒頭から。 「〜〜」は画像で判読不明部分

原文
https://i.imgur.com/6QAe3oX.jpg
12月9日
〜〜につづいて、またこたつでねむる
〜〜〜 ラジオがニュースをしゃべっていた
〜〜〜マメランプだけついていて、うす暗かった。
〜〜〜〜電車の音がガタゴトと聞こえていたけど
〜〜朝も近いらしかった
〜〜がタバコのニコチンときのう〜〜〜
甘ずっぱくイガラっぽ〜〜〜〜

--


https://i.imgur.com/ekybrnU.jpg
12月9日
口の中が煙草のニコチンと昨日食べたおせんべいとで、甘酢っぽく
イガラっぽい。

***
「口の中が〜」の前の最初の5行が省かれてる

860 :無名草子さん:2020/01/08(水) 15:57:08 .net
12月12日の冒頭から

原文
https://i.imgur.com/xOBtx54.jpg
12月12日
きのう、
〜前にまだまだこれからだというこれからのたいへんな〜
対する不安と。今日は満足であったという事〜
〜とが交錯する気持ちとで1日について何か〜
〜〜てみた。

月と星を見ながら眠ろうとシュラフを屋上に持ち出して
夜空を眺めながらすごした。
1番電車が真暗いなかを通り過ぎ2番電車が又音を出し始めるころ部屋
〜〜てねむった。3時半位から5時くらいまで
1時間半くらいうとうとしていた。
起きたのはなんと1時半。

〜時〜「松尾」で焼き飯をたべる。「日本の美
(以下略、25行以上叙述有り)

提案ー〜〜〜〜 
(以下略、3行)

--


https://i.imgur.com/U9x3Jrz.jpg

861 :無名草子さん:2020/01/08(水) 15:58:23 .net
上のところは原文は画面に映ったところで37行(以上)、2ページに渡る長文
本で採用されたのは計9行の抜粋だけ(前半から6行、後半から3行)

全体で7割以上の文章がカット
多くは穂高やジャンダルムの「神聖でつつましく雄大な世界」について彼女が語る
良い文章だが、本に収録されたのは原文の3割以下になった

862 :無名草子さん:2020/01/08(水) 15:59:34 .net
12月17日の後半部分
「小林」にレイプされた翌日の日記

原文
https://i.imgur.com/fwfa0oI.jpg
まあ今日はゆっくりと飲もうかと〜〜
TELをいれておいた。そもそも彼は〜〜〜
私を連れ込むつもりだったんだ。
洋酒喫茶では飲め〜、飲め〜〜〜
ビールを フィズを コークハイを次々と出して〜〜
そういえばビールのみながらよりかかっていきなり
写真を見て膚が美しいとしきりにいっていたっけ。
それから「もしオレがホテルにさそったらどうする。」と
何回もいっていた。ホテルにさそわなかったけど
旅館に連れ込んだってわけか。

怒りと不信。
絶対にクラブをやめるもんか
徹底的に孤独になれ!

私は まがりなりにも 男と女〜〜〜
(以下略、3行以上)

--

863 :無名草子さん:2020/01/08(水) 16:00:41 .net

https://i.imgur.com/YlILbzI.jpg
怒りと不信。
絶対にクラブをやめるもんか
徹底的に孤独になれ!

**

「怒りと不信」の前の10行文節は丸ごとカット
ここは「小林」の周到なレイプ計画に騙され呼び出された経緯
怒り・不信という感情にいきつく重要な所で勢いもある

そのあとの段落(私はまがりなりにも〜)も採用されてない
この部分の採用率は1割程度

864 :無名草子さん:2020/01/08(水) 16:01:33 .net
12月18日前半

原文
https://i.imgur.com/PAK36rH.jpg
朝日らのブルジョア新聞― 以下2行
私の歩き方― 以下3行
ガラスのコップを― 以下3行
如記君と―  以下4行
--


https://i.imgur.com/2sbVp58.jpg

**
上の4節のうち収録は歩き方とコップの2節み

865 :無名草子さん:2020/01/08(水) 16:02:59 .net
採用された所も、漢字変換やてにをは修正だけでなく文章や修辞句を抜かしたりすることが多い

12月16日後半
収録率が高い部分だが

原文
https://i.imgur.com/dtp6vT7.jpg
他の人に、
私の行動から出て私に帰着するまで、迷惑をかけている。
酔っている私についてきてくれた〜〜〜
山口さん,etc
私の我ままもそれくらいだけで終わっている〜〜
きのうの場合だったら、完全に自分自身を律していなかった。
11/29コンパは、意識がまだはっきり〜〜
突発的にのんでしまった。

--


https://i.imgur.com/q2Mh6b8.jpg
他の人に、私の行動から出て私に帰着するまで、迷惑をかけている
昨日の場合は、完全に自分自身を律していなかった。
突発的に飲んでしまった。

866 :無名草子さん:2020/01/08(水) 16:04:07 .net
単語削除の例

12月18日後半
原文
https://i.imgur.com/QOICTwJ.jpg
鏡にうつる首すじのキスの跡をみるたびに
私は 怒り 憎む。
左足の内出血の黒ずみを見るたびに、
私の衣服を脱がせ裸にした暴力(以下略

--
本 
https://i.imgur.com/3abO1Gl.jpg
鏡に映る首筋のキスの跡をみるたびに
私は怒り憎む。
内出血の黒ずみを見るたびに、
私の衣服を脱がせ裸にした暴力(以下略

**

本では「左足の」が抜けてるせいで
前の文をうけて首筋がキスで内出血してるようにも読める

867 :無名草子さん:2020/01/08(水) 16:05:38 .net
たまたま見えた箇所でこの状態だから全体でも
出版された文章は原文の6割〜7割程度だろうか
削除されたとこはプライバシーや禁句や差別語も関係なさそうなのに理由がわからない

ここまで編集改ざんが酷すぎると日記文学としてはどうか

高野三郎 序章あとがき
https://i.imgur.com/xPDMb1R.jpg
>最後に、本書は「二十歳の原点」同様、友人諸君のお名前を
>仮名にさせていただいた他は原文のまま発表いたしました。

なんで嘘つくんだろ
「案内」管理人もこの一番重要な事実を知ってて黙ってるのはなぜ

868 :無名草子さん:2020/01/08(水) 19:52:35.01 .net
>>856
新たな発見と視点ですね。始めて知りました。
頁数が決められていたのかもしれませんね。

869 :無名草子さん:2020/01/09(木) 19:22:38.70 .net
>>862 
原文
https://i.imgur.com/fwfa0oI.jpg

>>まあ今日はゆっくりと飲もうかと〜〜
>>TELをいれておいた。

悦子さんが小林にTELをいれておいた、のか?
それとも小林が悦子さんにか? おそらくは主語は小林だろう?

画像の最下部にある、
>>私は まがりなりにも 男と女〜〜〜
の下段にある、 >>平野は拒みつつ  ってなんだろう?

870 :無名草子さん:2020/01/09(木) 20:01:26.21 .net
原文を読むと、悦子さんは酒で判断力や抑制力が弱くなっていたことがわかる。
あるいは、アルコールが性への好奇心を増幅させ警戒心を解かせたたのか?
本からはその部分、つまりどれほど酒を飲んでの、あるいは飲まされての出来事
なのかがが見えてこない。
出版の際の何らかの理由による省略が、事件の本質を隠してしまった。

871 :無名草子さん:2020/01/09(木) 20:24:08.24 .net
>>866
>>本では「左足の」が抜けてるせいで

少なくともKindle版では 「左足の」 は抜けていませんね。書かれています。

872 :無名草子さん:2020/01/09(木) 20:31:19.69 .net
こうやって原文を出してくれると
父親がいかに娘を美化しようとしてたのが分かりますねw

小林が飲ませてからレイプしようとしたのは分かるけど
そもそも飲まなきゃ良かったじゃんw
断ることをしなかった自分の弱さと甘えが明らかです

873 :無名草子さん:2020/01/09(木) 20:34:42.60 .net
>>869
>の下段にある、 >>平野は拒みつつ
ってなんだろう?

小林の本名じゃないの?

874 :無名草子さん:2020/01/09(木) 20:35:15.79 .net
小林部分だけでこれなら、中村さんに対する記述は
相当改変されてそう

しかし、この記述は那須文学でも削られてるんだろうか?

875 :無名草子さん:2020/01/09(木) 20:42:55.03 .net
https://i.imgur.com/nNKOEsP.jpg

https://i.imgur.com/DEBjhnN.jpg

Kindle版
平野は、小林の本名っぽいw

876 :無名草子さん:2020/01/09(木) 23:23:41.72 .net
>>869
コマ送りして推測すると
https://i.imgur.com/NCbpeBI.jpg

まあ今日はゆっくりと飲もうかと洋酒喫茶に
TELをいれておいた。そもそも彼は最初から
私を連れ込むつもりだったんだ。
洋酒喫茶では  (飲める洋酒を or 飲める飲料を)
ビールを フィズを コークハイを次々と出して


小林が洋酒喫茶に予約した? アルコールレイパーにありがち

877 :無名草子さん:2020/01/09(木) 23:26:10.95 .net
左足の内出血
Kindle 2種類比較
新潮社版 https://i.imgur.com/7gdbfdx.jpg
カンゼン版 https://i.imgur.com/3abO1Gl.jpg

新潮社にあったのにカンゼン版で脱落
気がつかなかった
カンゼン版は著作権者が「高野アイ」に更新されてる
アンネの日記も無理やり親父を「共著者」扱いにして著作権保護期間が一気に延びた
那須文学掲載分は69年1月以降じゃなかったかな

878 :無名草子さん:2020/01/09(木) 23:41:37.64 .net
ふと思ったけど
悦子さんが太宰を好きだったのは
同じ境遇だったからじゃないかな。
裕福な家庭に生まれ育ち、それを自分で恥じて反抗してるのは
全く一緒w

いま、たまたまパンドラの匣を読んでて
何処で見たな、と思ったら悦子さんだった

879 :無名草子さん:2020/01/09(木) 23:45:46.17 .net
洋酒喫茶って、ろくようのことかw

しかし、そんなことがあったのに
よく、その後も平気で行けるもんだな

880 :無名草子さん:2020/01/10(金) 06:55:50.27 .net
推測と補足
>> 平野は 自分は酒を飲むのを 拒みつつ  私に酒を勧めた   ???

881 :無名草子さん:2020/01/10(金) 07:57:28 .net
しかし、小林による一方的なレイプとは違うだろうね。
従来通り、悦子さんにも性経験への興味というか期待が多少あったと想像できる。
しかし、従来よりは彼女のその動機は弱く、小林に押し流されての性体験だった。
後に後悔の残る経験であった。火遊びは一度でいい、と書いている。

882 :無名草子さん:2020/01/10(金) 17:47:09.87 .net
散々、己を律せよと書いて自戒しておきながら
流される悦子さんw

中村さんのことも流されたんだろうな

883 :無名草子さん:2020/01/10(金) 17:48:08.32 .net
>>881
その後、火遊びを重ねてるんだから
単におバカな女子大生だよねw

884 :無名草子さん:2020/01/10(金) 17:52:06.59 .net
小林とはワンゲルで一緒だったから
ワンゲルの活動のことで何か話し合うために
予約をした、という推理も成り立つね

多分、売り言葉に買い言葉で、旅館に行くことに
なったのかも。
信頼して良い?という言葉から、同意があったと
読み取れる

885 :無名草子さん:2020/01/10(金) 19:28:45.45 .net
中村はスポーツマンタイプのイケメンということだが、
小林もプレイボーイということでルックスは良いほうだったと推測。
キスしたり肌を接するわけだから、悦子さんに限らず、イケメンがいいよな。
悦子さんも寝る相手をきちんと選んでる。
後悔もしただろうが、男の体を知って喜んだ部分もあったのは間違いない。
中学生の頃からオナニーしてたわけで、それが現実となったわけで。
耳へのキスに強い快感を覚えていることからもわかる。

それは女の体を知った直後の男もほぼ同じだろう。

886 :無名草子さん:2020/01/10(金) 19:32:10.45 .net
映った範囲
大幅な削除と修正はあったけど
存在しない文章をでっち上げるような捏造はなかった
「出発の日は雨がよい」の例があるから油断できないが

多少構文の修正は仕方ないにしても
この手の日記や書簡集は紙幅の都合でも削除編集したなら、
抜粋による選集と注記するのが礼儀
高野三郎は「原文そのまま」をどこでも強調しているから作為編集の確信犯といえる
とにかく早く完全版を出してほしい

887 :無名草子さん:2020/01/10(金) 19:34:38.00 .net
高野家で実際に原本を見た人は中村の叙述も抜かされていることを確認したらしい
そして父親の三郎は原本を見に来る客を嫌っていた
http://blog.honyomi.jp/200509/article_21.html

えっちゃん
2005年12月06日 02:00
それと、私が日記をざっと読ませていただいた限り、原本どおりに本が出版されて
いるわけではないんだな、と思った記憶があります。
それは、ちょっとした語尾の違いなどだったと思いますが、一つかすかに覚えている
気になった箇所があります。

えっちゃん
2005年12月06日 02:04
本には載っていなかった箇所。
中村さんに何度か電話をかけ、取り次いでもらった時の記述がありました。
それが、「すごく待たされたのに出てくれなかった」というような記述だったと思うの
ですが、(肝心な所が定かでなくて申し訳ないのですが)、とにかく具体的に中村さん
に冷たく対応されたような記述がしてあって、(本には載っていない箇所だな)と
特に思った記憶があります。ご両親の何らかの配慮があって本に載らなかったのかな、
と当時思いました。今でもわかりませんが。
読者としては、高野さんの言葉そのままで全文掲載してほしかったと思いますが、
本を出すというのはそう簡単にはいかないのでしょうね。
あいまいすぎる記憶の情報ですみませんでした。

888 :無名草子さん:2020/01/10(金) 19:35:26.84 .net
えっちゃん
2005年12月02日 02:11
ただ、お父様が私とお母様が話している近くを時々通っては、嫌そうな顔を
されていたことをよく覚えています。きっと、お父様は私のような高野さんの思い出話
を聞きにくるような者を快く思っておらず、早く帰ってほしかったのでしょう。
それは、お父様の心境を思えば当然のことですよね。

889 :無名草子さん:2020/01/10(金) 19:42:27.34 .net
「案内」管理人(Kitamoto氏) は
はしがきでは 
>「二十歳の原点」の記述や登場する事実、背後関係について可能な限りの確認を行った

原文検討しているとまでは書いてはいないが・・・・
見ていることは明らか
https://www.takanoetsuko.com/sub19690528.html
>>まさしく長沼がいうように、ある人間が中卒で就職するように、あるいは高卒で家事見習いをするように、
>「長沼」は仮名であり、日記の記述での実名は「中島」である。そしてこの段落以下
>の記述は、「怒りを日々の糧に」所収の中島誠(1930-2012)の次の文章を受けたものである。

これも日記原文を見てなければわからない。
中島誠のところが「長沼が」と出版本で書かかれてるのは
高野三郎&新潮社の捏造ブラザーズがこの箇所が中島誠という文筆家の言葉だと
知らなかったため、と推測されてる
連中が中島/長沼と誤変換してしまったのは民青の「長沼さん」の本名が中島だからだろうし

管理人は実証的な事実の研究について熱心なのに
最重要な「編者による原文改竄や原文削除」について一切言わないのが摩訶不思議
誰でも原文を見れば、三郎が連呼していた「すべて原文どおり」がウソであることに
衝撃を受けるはず

890 :無名草子さん:2020/01/10(金) 20:20:17.08 .net
やっぱり三郎さんの確信犯か
娘を美化したかったんだろうね。

金があるのに任せて、本を出したり鐘を作ったり
やりたい放題だなw
あの会葬御礼も不自然だし、父親は娘を本当に理解できたのか?

891 :無名草子さん:2020/01/11(土) 12:32:47.84 .net
改竄ではなく省略が妥当。
本のページ数が決められていたんだろう。

もし、今、本屋が儲けたいなら、省略無し、編集なしの生日記を出版すれば
そこそこ売れるかもしれない。
もちろんプライバシーの問題があるから登場人物や団体名は仮名で。

892 :無名草子さん:2020/01/11(土) 14:04:43.71 .net
このレベルの省略を勝手にやれば訴訟ものでは?
聞けわだつみのこえも訴訟になったよね

893 :無名草子さん:2020/01/11(土) 17:37:50.96 .net
まあ上級国民なら仕方ない

894 :無名草子さん:2020/01/11(土) 20:18:07.19 .net
コミック版 「現代を生きる一人の女子大生が1969年の高野悦子と出会う」
再読したが酷かった

「原点」の文学的価値は本人の内面的対話であることがすべてなので
「別人が外から高野の活動をみて」何か語るという設定はナンセンス
現実の高野の人も活動も、客観的に見たら特に価値はないと考えられる

「昔の学生は真剣に生きていたが、今の学生は何も考えていない」
という老害狙いのテーゼが安直

似ても似つかない「高野悦子キャラ」がでてきて、純粋な目で学生活動の正義を
語り未来から来た後輩に人生態度を説教する。
ありえない。
彼女が運動にのめりこんでいったのは、精神が病んでいく過程だった

高野も牧野さんも、下宿で古臭い昭和のひざ下スカートをはいているのがおかしい
牧野さんはジーンズのはず

コードで首を絞めて離すって遊び
リスカと同じ自傷行為のように扱われているが
快楽を目的とした行為で窒息プレイじゃないかと思う

895 :無名草子さん:2020/01/11(土) 20:20:10.01 .net
最初に「原点」読んだときからの一貫した感想

三郎は娘を美化したかったのではなく
娘の死んだ原因が三郎自身であることを隠蔽するために
ひたすら日記改竄とウソを重ねてきたのだと思っている

専制的な毒親による虐待死という真実を
死人に口なしをいいことに「学生運動と失恋」の文脈にすりかえ、
偽反省込みで世間に振りまき、子供を失った被害者を演じて物語捏造に生涯をささげた

半世紀もの間、三郎のトリックに騙されていた
早急に完全版を出して、今も殺され続ける高野悦子の名誉を回復してほしい

896 :無名草子さん:2020/01/12(日) 01:42:34.97 .net
確かに、三郎氏は自分は被害者だと言い続けてきた。
中村さんを犯人扱いしたり。
その一方で西那須野町の町長もやり、娘の死を利用してきたその罪は重い。

悦子さん、中村さん、牧野さんの名誉回復をして欲しい

897 :無名草子さん:2020/01/12(日) 02:04:53.69 .net
過去の他スレから
ttps://book3.5ch.net/test/read.cgi/book/1043351089/l50

旅に出ようの誌は自殺直後に立命館の機関誌にET書で投稿されていた
日記は友人が発見した

日記は両親が発見したんじゃなかった?w

898 :無名草子さん:2020/01/12(日) 02:16:50.50 .net
あと
原点の最初の方の「人間は未熟な存在〜」という言葉も
実は本人の言葉ではなく、誰か(名前忘れた)の本からの引用らしい

どこかのブログか何かで読んだ

899 :無名草子さん:2020/01/12(日) 03:32:17.04 .net
>>895
>>専制的な毒親による虐待死という真実を
>>死人に口なしをいいことに「学生運動と失恋」の文脈にすりかえ、

悦子さんの本を読んだことがあるの? 
もしあればこんな感想なんて出て来ないよ。
父親に何か個人的怨恨を持っている関係者かなにか?
それとも、自分の体験から出て来たこと?
まさに、>>死人に口なしをいいことに「父親の責任」へ文脈にすりかえ>> だね。
もちろん両親を含む家族とともに育ってきているわけで、なんの関係もないなんて
言えないが、自殺の直接かつ主要な原因はまた別のところにある。
むしろ、お父さんもお母さんも悦子さんを放任し過ぎた、自主性に任せ過ぎたと
思う。

 

900 :無名草子さん:2020/01/12(日) 03:45:35.58 .net
882とは別人だけど
言ったらなんだが、悦子さんの両親は普通の親では無いと思う
お金があるのに任せて何でも買い与え、やりたいようにさせる
そのことが毒親という表現じゃない?
現在の金額で100万くらいのお金をぽんと渡す親だよw
普通の親じゃ無いよ

悦子さん本人もブルジョワジーからの脱却を目指してたが
結局叶わなかった。それは両親が原因だと思う
大学の授業料を支払わない、それがどういうことなのか
彼女自身理解してなかった(出来なかった)んだと思うよ

901 :無名草子さん:2020/01/12(日) 10:48:33.19 .net
その当時は理想や正義が恥ずかしくも無く語られていたわけだ。
夢や希望があったんだろうが、同時にかなり甘い考え方や行動だったわけだ。
今から50年の経過を鳥瞰すれば、彼等のやることなすことすべてが破綻する
ことが決まっていたことがわかる。
そんな絶望的状況と悦子さんの個人的絶望が重なり複合されて自殺という結果
になってしまった。

902 :無名草子さん:2020/01/12(日) 11:16:35.28 .net
>>898
未熟は小田実がいった言葉だけど原点のは引用じゃないよ

903 :無名草子さん:2020/01/12(日) 11:24:27.39 .net
>>897
ただの勘違い
立命の機関紙は那須文学の引用なのをしらなかっただけ
ちなそいつが勘違いして発見者に仕立て上げた「友人」兵頭正俊はいま
カルロスゴーンは安倍がわざと逃がしたってツイッターで騒いでるw

904 :無名草子さん:2020/01/12(日) 14:02:49.41 .net
自分の責任とはいえ、同時に起きた、いくつもの困難やトラブルの渦中に落ち込んだら
自殺する人がいても不思議ではない。また自殺しなくとも不思議ではない。
悦子さんは自殺してしまった事例。
世の中には悦子さんのような人がたくさんいたし、これからも出るだろう。
それは金持ち家族にも起きることだろうし、貧乏家庭にも起きること。
親の責任だといえばその通りだが、それが全てではないことも事実。

905 :無名草子さん:2020/01/12(日) 18:47:06.63 .net
三郎が長年、人を騙して卑劣な日記改竄を加えてきたってのがその証拠
だから完全版が出れば真実が明らかになる
そして、真実を知る姉ひろ子と牧野さんが口を開けば

906 :無名草子さん:2020/01/12(日) 18:48:56.99 .net
最初に原点を読んだときの違和感と既視感

まず4月から6月の精神状態、自我崩壊が酷すぎる
こんなに幼い、親離れできてない娘がこうなるのは親以外ありえない
それなのに5月末の「家族との決別」までの記述がほとんど無い
その不自然さ、政治や恋愛などあくまで表面的なきっかけ

次にあとがき 
ダラダラ長い三郎「失格者の弁」への既視感
これは「積み木崩し」そっくり。あの自己正当化の父親に
つまりこれは失格者の弁が本編で、原点の日記はそれに合わせて
都合よく編集されたアリバイ用書類に過ぎない

三郎は「隠すため」にあの本を書いたんだよ
そしてその隠蔽のために生涯をささげた

907 :無名草子さん:2020/01/12(日) 18:52:38.72 .net
半世紀にわたる日本の原点「受容史」も問題になる
どういう男たちが喜んできたか・・・
三郎のように虐待を愛情と言いつくろう家父長的な鬼父が多いのでは?
女性憎悪を抱えた男たちに他ならない

908 :無名草子さん:2020/01/12(日) 19:11:06.25 .net
牧野さんが口を開かないのは、改ざんされたことへの怒りもあるんだろうか?

909 :無名草子さん:2020/01/12(日) 21:19:06.09 .net
虐待? 家父長的? 鬼父?
自殺した娘の日記、赤裸々な内容、身内の恥を晒すような本の出版企画に、
封建主義の塊のような父親だったら乗るわけないじゃん。
それも50年近くも前の時代だぜ。
京大卒のエリートで、文学的な関心が高かったからこそ、自分の娘が書いた
文章に才能を見いだし、恥を忍んで出版に同意したのではないだろうか?
お父さんはむしろ娘のことをほとんど何も知らなかった。悦子さんの内面を
日記を読むことで初めて知ったのだろう。

910 :無名草子さん:2020/01/12(日) 21:27:23.87 .net
出版になったきっかけは
父が西那須野中の先生に持ち込む→那須文学→新潮社だよね?
文学的才能はあったんだろうが
改ざんしといてしらっと「手を加えてません」じゃ変だろ

911 :無名草子さん:2020/01/12(日) 21:40:43.29 .net
栃木の実家に押しかけて、日記を見せてくれとせがみ、日記の一部を持っていって
しまった人がいるらしいね。そういう書き込みをどこかのサイトで見た。
それが返されたかどうかは知らないが。
御両親は、数は少ないだろうが、そういう悪質な読者に接してきて、自宅まで来る
人にあまり良い印象を持てなかったのではないか。
ある意味で迷惑極まりないよな、読者の勝手な思い込みや幻想や価値観で押しかけ
くるんだから。

912 :無名草子さん:2020/01/12(日) 21:52:45.23 .net
ある意味で、個人の日記なんて書き散らかした文章だろう。
そのまんまなんて本として出版できるわけがない。
他人に向けて書いたものではないから意味が読み取れないものもあるだろうし。
それをキチンとした文章にして本にするには多少の、あるいはかなりの手入れが
必要になると思う。
おそらくは原稿用紙で何枚分とか量も決められてたと思うから、冗長な文章は
カットされただろう。そこに読者にとっては重要な部分があった可能性もある。
それを改竄とか決めつけちゃうのはなにか悪意があるからだろうね。

恐らくは父親になにか恨みのある人の意趣返しだろう。

913 :無名草子さん:2020/01/12(日) 23:56:08 .net
原文どおりなんて書かなきゃいいだけじゃん

914 :無名草子さん:2020/01/13(月) 07:33:09.91 .net
人様のお墓に行ってお供え物とかするってのも、考えようによっては迷惑なことかもね。
酒とか煙草を置いていくんだろ? 読者の勝手な思い込みでさ。
本を出版しちゃったから有名税として受け入れるか、娘のことをを思ってくれるファン
なんだから有り難いと考えるか?
ファンのお供えは、太宰治などの有名人のお墓でもあるそうだが。

915 :無名草子さん:2020/01/13(月) 08:01:50.44 .net
>>909
父親は自分がノリノリで死後にすぐ文学同人に公表したんだよw
おかしいだろw

916 :無名草子さん:2020/01/13(月) 12:15:54.52 .net
関係者に会い続けた父親
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/08281102/?all=1&page=3

917 :無名草子さん:2020/01/13(月) 12:29:08.67 .net
悦子さんの日記が平凡なものであったなら、同人誌にも出版社の目に留まることは
なかっただろう。ましてや50年後の現在まで読まれ語られることもなかっただろう。

悦子さんは学者でもなければ小説家でもないが、残した日記が青春文学的価値を宿し
ていた、あるいは実録青春ドキュメンタリーのような作品になっていた。
激しい移り変わりの時代に大学生になり、時代と人間関係に翻弄されて悩み破綻して
しまた女子大生の手記。

918 :無名草子さん:2020/01/13(月) 14:33:09.07 .net
思い起こせば、私が二十歳のとき、
何かを書いて表現する方法として、ぶつ切りの箇条書きしかできなかった。
悦子さんは自分との対話の中で、漠然とした悩みや違和感を的確な言葉で摘出し、
表現している。
この違いはとても大きく、年齢の水準を大きく超えている。
やはり気持ちを上手に表現する、言葉使いの才能が間違いなくあったと言える。

919 :無名草子さん:2020/01/13(月) 17:20:16.52 .net


920 :無名草子さん:2020/01/13(月) 21:05:14.38 .net
牧野さんは悦子の親友で良き理解者だったから
死後、さぞかし三郎が粘着してつきまとったと思われる
その頃、人のせいにするために三郎はありとあらゆる友人に粘着している
牧野さんもそれでさんざん嫌な思いをしたのでは?

honyomiブログの米欄より

>お母様が言われたこと
>2006年03月15日 14:16
>牧野さんは、存命です。しかし余り娘(高野さん)と係わりたくない感じといわれました。

牧野さんは今も高野悦子の良き理解者であるために
偽造と捏造に満ちた「高野家」アンド「三郎 作・演出 脚本の"原点"フィーバー」
に関わりたくないのだろうね

921 :無名草子さん:2020/01/13(月) 21:06:45.26 .net
画像を検証すればわかるように、
三郎が省略した部分は、乱れたところでも意味のわからない箇所でもない

むしろ無くてはならない部分を、3割から5割も抹殺している
都合の悪いところはもっとあくどく削除したろうね

922 :無名草子さん:2020/01/13(月) 21:07:49.53 .net
日記公表は三郎の娘への憎しみ、報復の産物。
母親(とたぶん姉)が猛反対したのに。
三郎は娘を勘当したら直後、アテツケのように自殺されて面子を失って狼狽―

それが許せなかった
もともと三郎が愛していたのは、娘を手段にした自分の虚栄心と見栄であって。
決して娘ではなかった

那須文学の後、さらに新潮社にそそのかされたことで
まるで自分の作家デビューにように舞い上がった
その知名度を利用して数年後には町長になりあがった
三郎が地獄で許される日は来ない

923 :無名草子さん:2020/01/13(月) 21:22:30.35 .net
某管理人にメールしたところ、丁寧なお返事を頂いた
そのままコピペは出来ないので要約すると

・原点序章の成り立ちについては、HPでも掲載を考えている
・内容については三郎と新潮社で決めたこと

ということ。
つまり、改ざんには三郎と新潮社の意図が深い、ということらしい

924 :無名草子さん:2020/01/13(月) 21:49:52.80 .net
>>6 を引用

那須文学9号(1970年)7ページ「失格者の弁」より文庫本未収載箇所抜粋

「絶対自由なんて求めたのが
そもそもの間違いの始まりだったのでしょうか。
あなたは言った。
トウソウダノ コッカケンリョクダノ
ナンダラコッタラ イッタッテ
タバコダノ サケダノ ノミスギテ
カラダヲ コワシタラ ナンニモナラン と。
絶対自由を求めれば求めるほど
自己は破滅堕落へと進んでいく。
プチブルの存在である私を
ぶっこわせ!!
自己解体だ!!
(69・5・18のメモ)」

これがあの娘の遺書だと思うのです

・・・・・・・・・・抜粋以上
+++++++++++++++++++++++++++++

改竄もなにも未収載を隠してはいない。
本の厚さ、分量が限られての編集の都合だよ。

ただ、上記の文章はカットしてほしくなかったと思うわ。
これは悦子さんの、矛盾に苦しむ切実な叫びの声なのだから。

925 :無名草子さん:2020/01/14(火) 00:50:46.26 .net
夢見る悦子さんに対して現実的な中村さん
どんなに好きでも一生わかり合えない仲だったんだろうね
彼女の悲劇は、それを理解できないところだったんだろうな

学生辞めます、と言ったところで定職にも就かず
実家からの仕送りに頼る生活じゃあなw

926 :無名草子さん:2020/01/14(火) 05:45:52 .net
夢見る、というか幻想、もっと言えば、もう思想カルトのレベル。
学生という身分はダメ、大企業に入ってはダメ。
ホテルのバイトでは、、、、闘争も恋愛もない生活に意味は無い、ってなる。
最終的に、夢も希望も無い、ってことになった。

927 :無名草子さん:2020/01/14(火) 06:26:09.46 .net
当時の学生達を革命運動に追い込んだ、あるいは誘い込んだ、そのような時代が
背景にあった。
そこに個人的な彼女の性格と恋愛トラブルが重なっていって、展望を失った。

それでも彼女は20年間生きた。精一杯自分自身で考え悩み喜び生きた。
短命だが、それで良しとするしかない。

928 :無名草子さん:2020/01/14(火) 07:46:06.20 .net
最後は禁欲こそが労働者的とか革命的とか、
まるで禁欲主義宗教だった、そんな感じか?
吾が内なるブチブル(プチブルジョア=小資本家的精神)を破壊せよ!! とか。
労働とか社会とか、そんな用語が付いていれば喜んでる感じ。
マルクス・レーニン教か、労働者教か、革命教か、
マジで言葉遊びではなく、最後は禁欲主義宗教だったのではないか?

だから悦子さんは学生身分を捨てて労働者になろうとした。
しかし、自分から学生という属性が消えたら希望も展望もなくなった。
中村を無自覚ながらも上から目線で見ることもできなくなった。

929 :無名草子さん:2020/01/14(火) 08:24:06.06 .net
別に本気で労働者になろうとしてないじゃん
アジビラコピーでしょ

930 :無名草子さん:2020/01/14(火) 08:26:30.05 .net
>>924
それ初出の那須文学でしょ
新潮に入れたとき原文どおりって事にした

931 :無名草子さん:2020/01/14(火) 08:49:06.71 .net
50年前の日本で、自分が恵まれた立場の学生であることに引け目を感じていた。
そのことが無自覚的な若干のエリート意識とともに彼女を居心地悪い気持ちや立場に
させた。
部落研や底辺研への関心はそこから出て来たものだろう。
なんていうお人好し、なんという純粋かつ思い込みの激しい性格であったことか。
キリスト教の犠牲的精神か、あるいはボランティア精神か?

しかし、動機は立派で貴くとも、実際の活動はどうしてもカッタルイものとなる。
奇麗事よりも汚れ事のほうが多い。こんなことやってられないってことになる。
部落研を辞めたのはそういうことだろう。
最初から無理をせずに学生という立場を活かし勉学と遊びに一生懸命になればよかった。
それができなかったのは当時の学生運動の底流にあった社会主義的発想があり、それに
捲き込まれていったからだろう。

932 :無名草子さん:2020/01/14(火) 12:41:28.51 .net
>>930 
指摘ありがとう、そうでした。

紙面の都合で割愛したり短くした文章があるってことを、
改竄という表現を使うのは間違いだと、そう言いたかった。

933 :無名草子さん:2020/01/14(火) 18:01:07 .net
「紙面の都合」というのは、とても都合の良い言葉だねw
いくらでも長編の作品はあるのに

934 :無名草子さん:2020/01/14(火) 19:51:08 .net
>>933
結果的に大ベストセラーになったと分かる今だから言える話しだろ。
本にする企画段階では、出版社だって売れるかどうかなんて分からなかったはず。
ぶ厚くしたら金がかかるし、読者に敬遠される場足もあるわけで。
それに学術論文でもなければ大作家の小説でもないんだから、未掲載部分があって
も、当初の出版段階では大した問題ではない。

935 :無名草子さん:2020/01/14(火) 19:58:22 .net
kitamoto氏解説入りで完全版でも新たに出版したら売れるかもね。
でも、そうするとかなりの分量になるんだろうな。
辞書みたいな厚さになるかもよ。
そこまでして読むような本の内容ではないよな?

936 :無名草子さん:2020/01/14(火) 20:13:44 .net
これは昔の学生運動とも青春ともなんの関係もない
そんなものは取替え可能な舞台装置に過ぎない

この話の本質は「父親という制度」つまり、
「父」が必然的に虐待者となる「現代家族」という悪システム
というおそるべき現在進行形の問題だった

937 :無名草子さん:2020/01/14(火) 20:15:02 .net
三郎は初出で犯人を「学生運動」にしたてあげて強調、
新潮社版で「学生運動と恋愛」の共犯にしようとした可能性あるね

Kitamoto氏はおそらく当主の弟とともに三郎的視点の持ち主
完全版は、部外者の女子院生あたりの編集で、あとがきは牧野さん以外ありえない
男が加わっちゃ駄目なんだよ

938 :無名草子さん:2020/01/14(火) 21:02:17 .net
三郎さんは「誰かを犯人に仕立て上げること」をしたかったんだろうw
失格者の弁と言いながら自らは一切反省していない
自分たち家族ではなく、中村さんや運動などetcに責任転嫁しただけ
さすがに牧野さんは毒牙に飲まれることは無かったのが幸いだが
彼女は父親を苦々しく思っていただろうね

939 :無名草子さん:2020/01/14(火) 22:06:43 .net
>>937
自殺した直接の原因は学生運動ではないと思う。
しかし、背景には間違いなく学生運動があった。
学生身分を自分から放棄したことの影響はかなり大きい。
大学生活に憧れて大学生になった彼女が、その大学生を自ら辞めたわけで、
それはカルト的な学生運動とその理論に影響されたからだと思います。
学生でいたなら失恋してもまた生きる望みがあったと思います。
大学生でなくなったら、彼女はホテルのパートで、失恋者になった。
自活できるほどの覚悟もなかった。

940 :無名草子さん:2020/01/14(火) 22:32:28 .net
あれだけ浪費する人ならホテルの給料だけじゃ食っていけない
彼女はそんなことさえ理解できなかった

941 :無名草子さん:2020/01/15(水) 04:17:30.81 .net
自分のことを顧みず他者や社会のために考えたり動いたように見えるし、
更に自分のことを放棄していたようにも見える。
そのボランティア精神は貴いのだが、それは親から仕送りを受けていた
学生という身分だから可能であり、その上に成立した意識であった。
やはり甘いといえば甘い考えだった。
自死する一週間前に母親が下宿に訪ねて来たときに、悦子さんは、
おそらくは学生を辞める、自活すると伝えたのではないか?
それもそんな覚悟も無く漠然と、まだ大学生気分で、
そして、考えるというよりは捕らわれている、あるいは一種の逃避
行動として、頭にあるのは90%は中村とのことだった。
ひとりでやっていくと言ったそのそばから、母親に衣服やバッグを
買うお金をせがんでいる。中村のために。
しかし、このあと、彼女は1週間も何も食べられなくなった。
自分の身に迫る現実がうすうす見えてきて大きな不安におそわれた
からだ。
そして最後に縋った、あるいは現実逃避対象の中村からも拒否され、
不安に絶望が載せられた。
自殺する深夜、数時間寝て起きたら、自分の現状と未来がくっきりと
見えて恐怖し絶望した。

942 :無名草子さん:2020/01/15(水) 04:46:34.59 .net
生き物は、そして人は、衣食住が揃わないと生きて行けない。
そして多少ともそれらが保証された未来が見えないと生きて行けない。
それは経済学を展開する以前の鉄板的大前提だ。
それは個々人の生活においても大前提となる。
食わなきゃ、体温を維持する衣服がなければ、寝る住みかがなければ、
人は生きて行けない。
それらを用意するには金が必要だ。親から仕送りしてもらっている間
はいいが、金を得るためには仕事、労働をしなきゃならない。
そんな当たり前のことを軽視してしまった、あるいは見ないようにし
ていた。
絶対的自由とか革命とか唱えて現実から遊離していった。

943 :無名草子さん:2020/01/15(水) 06:30:07.60 .net
悦子は死ぬときも金は十分あったよ
15万学費で仕送りされたばかりだから

944 :無名草子さん:2020/01/15(水) 10:04:37.93 .net
>>943
当時の物価で計算しても半年ぐらいしか暮らせない、15万では。
学生辞めたわけで、ひとりでやっていかなくちゃいけないわけで、
今後のこと考えたら、彼女の当時の体力や気力の限界状況を考え
たら、15万やバッグのための金なんて不安や絶望を消せるような
金額では無いと思う。
自殺の直説原因は中村からの拒絶だと思うが、彼女を自殺まで追い
詰めた、追い上げた、のは学生運動に関係する心身の疲労が大きい。
そして、大学生身分の放棄自体が学生運動の影響だった。

当時の全共闘運動のデタラメで無責任な理論の犠牲者であった。
学生が大学を辞めて大学が潰れれば、大学を解体すれば、資本主義が
やっていけなくなる、とかいう理論だよな?
だれなんだろう、こんなバカな理論を言い出したのは。

945 :無名草子さん:2020/01/15(水) 11:06:51.37 .net
共産党のせいで大学に戻れなかったんだろう

 当時の共産党系機関紙は
「キャンパスをうろついていると学生たちにとり囲まれて追及されるために「全共闘」の
連中はほとんど姿を見せない。彼らは…(中略)…おびえているともいう。しかし、学友会に結集する学生たちは
徹底的に糾弾しクラスから孤立させることによって謝罪と自己批判、自主退学を要求」(『立命館大学:クラスに
根はる自治会─「全共闘」を学園から放逐へ』「京都民報1969年6月22日」(京都民報社、1969年))としている。

 民青機関紙は「全学部では「全共闘」一派がうける当然の処分を決定しました。
「『全共闘』一派は学生ではない。自ら退学せよ。
3億1500万円、およびいっさいの損害は、身元ひきうけ人と彼ら自身に弁償させよ」と。
すでに、クラスでは、学籍番号、名前、顔写真を公表し、彼らを追及する準備がすすんでいます」
(『ルポルタージュ・こわされた「わだつみの像』「民主青年新聞1969年6月18日」(日本民主青年同盟中央委員会、1969年))と報じている。

946 :無名草子さん:2020/01/15(水) 14:55:54.32 .net
>>944
当時の15万は今の100万ぐらいだよ

それを彼女は闘争に寄付しようとしてたくらいの
バカ丸出しw
ブルジョワガーと言っても、本人はそれにどっぷり浸かってた

947 :無名草子さん:2020/01/15(水) 15:19:34.12 .net
寄付しようとしてしたって日記はどこ?

948 :無名草子さん:2020/01/15(水) 16:03:16.67 .net
確か
案内サイトに出てた
または、どっかのサイトだったかな

闘争委員会?だかに
もうすぐまとまったお金が入るから、それを寄付します
って証言があった

949 :無名草子さん:2020/01/15(水) 16:33:58.54 .net
案内サイトの証言
宮原さん編に書いてあるよ

950 :無名草子さん:2020/01/15(水) 16:35:35.95 .net
https://i.imgur.com/oCnyURY.jpg

951 :無名草子さん:2020/01/15(水) 20:34:55 .net
虐待サバイバーの女の子が虐待父に追い詰められて自殺した話だからね
その根本を間違えちゃいけない

そして死後、三郎とその同類の虐待加害者どもがよりあつまって
犠牲者をきれいなお人形に仕立て上げ、
よって自分たちの犯罪を隠蔽しようという戦慄すべき物語なのさ

952 :無名草子さん:2020/01/15(水) 20:36:39 .net
ところで三郎は「原点」で母親の宿泊した「6月17日・18日」の叙述を
抹殺改竄しているじゃないかな
母親がとまりに来て一緒にすごし、なにも記載しないというのはありえないし

彼女は実家との和解を切実に望んでいた
その数日前は人づてで母親の言うことを聞いただけで大喜びで書いてる
ちなみに死の5日前(自殺は23日深夜)の母訪問のそんな重要な事実すら三郎は隠し、
長い間緘口令を引いていた
どこまでも卑劣な男・・・

953 :無名草子さん:2020/01/15(水) 20:39:35 .net
三郎は「原点 失格者の弁」で69年の最後の日々の悦子に対する
逆切れとイジメ、自死強要を隠蔽し、情報操作であたかも一方的に 
悦子のほうから手を切った様に書いている

> 高野三郎 失格者の弁 「原点」
> 親と子の断絶、 それはあの娘が親の手を自ら拒否してしまったの
> かもしれません。 でも、それにも気付かず呑気にこれ迄の「カッコ」
> として接していた私、スクスク、ノビノビと育ってほしいと思うあまり、
> 自由にと思っているうちに、大きな岐れ路に気付かず親と子は左右に
> 分れて進んでいたのです。

三郎は、悦子のほうが勝手に親を拒否したかのように書いている上に
スクスク・ノビノビ・自由に 育てたことになっている
卑劣極まりない捏造といえるが、詐欺師の文才すらある

実際には三郎は自分の見栄しか考えておらず、
単に「娘を大卒にした」という事実がほしいために
悦子が大学から脱落しそうになったときにあせって発狂し
自分のエゴで大暴れしたから悦子がたまりかねて逃げ出したに過ぎない

954 :無名草子さん:2020/01/15(水) 20:41:03 .net
実態は、三郎の卑劣な検閲を運よく潜り抜けた序章のいくつかの記述からも
察せられる。三郎は何を要求していたのか??

序章
>3月17日( 日)
> 父 の 私 への 要望
> 1 勉強をすること、講義に出席して先生の話をきく こと。
> 2 お茶、 おはな、料理のうち2つ、 それに運転免許 を とる こと。
> 3 部落研活動に10割の力を入れないこと。

> これら3つのことを、 やらずにすごすなら オマエ のため に、
> 大学をやめて家に帰った方が シアワセ だ。( だから そうして もらう)

1と3はようするにちゃんと単位を取って卒業しろということ
2は田舎の男との強制結婚にそなえろということ

( だから そうして もらう)というように
三郎は花嫁修業に失敗するなら大学を強制退学させる、と怒鳴っている
この男は決して娘の意見も気持ちを聞かず、いつも一方的に恫喝・命令するだけ

955 :無名草子さん:2020/01/15(水) 20:41:30 .net
たとえ大学で単位をとっても
 「2 お茶、 おはな、料理のうち2つ、 それに運転免許」
の条件を満たさない場合は、三郎は娘を許す気はない

強制中退で「家に帰った」としてもブラブラできるわけじゃない
三郎の連れてきた田舎成金仲間に性奴隷として献上され強制結婚させられる
三郎はそれで田舎の醜い権力ネットワークを補完する気だった

これが 「ノンビリ すくすく 自由」 の実態なのだから本当にあきれる

956 :無名草子さん:2020/01/15(水) 20:42:31 .net
きちんと「大学卒業」したら、社会人として自立できるわけではなく
2の「花嫁修業」が義務化されているように、栃木には送還される

「大卒」の肩書きは親の見栄に加え、
それがあれば結婚でヨリ「自信のある」ハイスペ男に高く売れ、
成金のメンツが保たれるからにすぎない 
「女の学歴」もここではまた所有する男のアクセサリーだった

成金三郎の薄汚い見栄と面子、娘を大衆ソープか高級ソープに売るか、
鬼畜の悩みと問題はそこにしかない

娘に人格は存在しないとみなすからこそ、
三郎は平気で「オマエのシアワセ」を勝手に一方的に決め付けられる

957 :無名草子さん:2020/01/15(水) 20:43:52.18 .net
> 高野悦子 序章
> 12月24日( 火)

> 子供、子供といわず、17歳の人間を、20歳の人間を尊重すること。
> 父や母は私達を子供としか見ない。
> そのように見ること により 自己の存続を確かめる。
> 「それなりの仕事が出来るようになってから 大人として認める」
> 認めようという心がなくて、私達に仕事を求めることはナンセンスである。

三郎お得意の「誰のおかげで食えてるんだ?」
「稼いでない人間は一切文句を言わず従え」
「仕事してない子供は認めない」

子供であるという理由だけで全人格を否定する三郎
悦子の希望も感情も一切耳を傾けない
子供を無視・抑圧することでしか「大人の自尊心」を守れないゴミクズ外道親

だから娘の気持ちを無視し立教・立教と騒ぎまくった
「娘が立教」のほうが田舎成金三郎の醜悪なプライドに役立つからな

958 :無名草子さん:2020/01/15(水) 20:45:02.06 .net
三郎は単なる反吐が出るような虐待親、
この種の態度は現在は「親の虐待」とはっきり規定されている

こんな人物には結婚する資格も子供を作る資格もなかった
高野悦子の悲劇はすべてこの男に発していたわけ

959 :無名草子さん:2020/01/15(水) 20:47:54.78 .net
真面目なお嬢さんでも、大学2年目になるとぐっと色気づくのは今も昔も同じなのか。
運良くイケメンで優しい男に出会えたらよかったんだが、異性の出会いは難しい。
そこからいろいろと冒険したり自堕落になったりして身を持ち崩す。

悦子さんもそのバリエーションの一つだろう。
自殺まで行っちゃったのは不運もあるが、言いたくはないが自業自得の部分が大きい。
可哀想だが、フラれても学生運動で疲れ果てても生き抜いた人達もたくさんいたこと
を考えれば甘すぎた。
いきてさえいたら悦子さんのような女性ならきっと幸せがやってきたと思うのだ。
せっかく生まれてきたんだから、もっと遠く、行き着くとこまで行こうよ。

960 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:04:53 .net
当時の京大出のインテリでも、そんな価値観だったんだな。
尤も、と言える点もあるけど

三郎にとって悦子さんはいつまで経っても可愛い娘だったんだと思う。
しかし、実際はもう親の手を巣立っているのに、それに気がつかない愚かさ。
挙げ句の果てに、娘が自殺したのは親・兄弟は関係ない、というスタンス。
おめーらが殺したんだろ、という説もあるなw

961 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:31:29.95 ID:W1aIr8lh4
コンパで酒飲んで、男と一緒にラブホテルに入って、初体験をする。
もうほとんど自分の意志でやってる。男を知りたいって期待感で。
後でいろいろその行為を詳細にふり返っているんだから酒で意識が飛んでいたなんて
こともない。
そしてやってしまったことを日記でグダグダと反省したり、相手の男の責任にしよう
とする。男に着いていかなきゃいいだけのこと。事実上の同意があったように見える。
密かに、私、初体験しちゃった♡、という複雑な気持があったかもしれない。
それ以降、彼女の男への性的願望はかなり高まるが、それはホテルの男性従業員への
妄想を見れば分かる。中村との関係はそんな延長線上で起きた。

しかし、私はそんな彼女を批判しようとはまったく思わない。
悦チャンやっちゃったね、本当は恋愛関係の中でできたらよかったのにね。
その恋愛が上手くいかなかったから、ちょっと冒険と無理をしちゃったんだね。
若い時って男も女もそんなもんだろ。
行動力の無い男は童貞で、女は処女のまま、なんてのは言い過ぎか?

962 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:33:52.33 ID:W1aIr8lh4
「団塊世代ベンチ組」がハッスルしているな

963 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:34:39.79 ID:W1aIr8lh4
学生になってもっともしたいことは恋愛だった。
恋愛が生まれるのその舞台は学生運動の場であるはずだった。
それが一年経過しても実現しない。
周りは真面目なだけの理論好きな学生活動家ばかり。
私が片思いするだけで、可愛い私に誰も私に声をかけてこない。
相思相愛の恋愛がしたかった、好きな男と運動について語り合い、深い関係にも
なりたかった、抱かれたかった。
このままでは恋愛ができない、恋人が見つからない、どうしようもないと、私は
次第に焦りだした。
私を女として見ない、面白くもない、冷たい男達がいる組織から距離を置こう。
普通の大学生に、女子学生に戻って学生生活をやりなおそう、そう考えた。
それが二十歳の原点であった。
ワンゲルに入り、政治的なことから逃れよう、忘れようと山に登った。
しかし、それができなかった。ここで踏みとどまっていれば死ぬことはなかった。

私は広小路内であった学内デモを見て熱くメラメラしたものを感じて、気が付いたら
デモの輪の中にいた。私には活動から逃げたという負い目があった。
今度はより激しい学生運動の中に入って行った。

964 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:37:59.59 ID:W1aIr8lh4
京都に行かせるべきではなかった。絶対に。

965 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:39:28.76 ID:W1aIr8lh4
二十歳の原点 案内のサイトに高校時代の下宿仲間の証言が掲載された。

 >> 純粋でやさしい人、何事も本当にまっすぐで一生懸命やる方。
悦子さんはそんな高校生だったようだ。
純粋な性格というのはリスクが高い。更に一生懸命やる性格はそのリスク
を顕在化させ実現してしまうことにつながる。

以下、そこからコピー。

 ─高野さんについて当時思ったことがありますか。
A:八重歯があって茶目っ気な笑顔、セミロングのおかっぱで小柄でした。
  とにかく明るくてかわいらしくて気持ちがやさしかった方でしたけど、
  意外と繊細な感じがしたの。
Y:ものすごく純粋だっですよね。
A:やさしくて本当に純粋な感じでいい人だったです。でもその純粋なとこ
  ろがあったから、彼女が亡くなったのを聞いた時に“何か挫折したのかな
  あ”って思ったんです。
  ちょっと弱いと言ったら変ですけど“もろいところがあったのかなあ”って。
  あまりにも純粋でいろいろ考えて突き詰めて考える人だったんですよね、きっと。
Y:その純粋さというのはすごく伝わってきましたよね。
A:ですよね。何事も本当にまっすぐ一生懸命やる方だったんですよ。

966 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:28:22 .net
www

967 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:29:10 .net
最近ここに、ひとり、とても頭の悪い爺さんが出没するようになった。
頭以上にもっと性格が悪そうなお爺さんが。

968 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:29:49 .net
誤 キャベツを切ったり
正 きゅうりを切ったりカツを揚げたり

969 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:30:08 .net
しかし、だ
中村さんがイケメンでなかったら
悦子さんは恋に落ちただろうか?

実はイケメンじゃなかったら恋に落ちることは
なかった気がする
むしろ小山田さんに向かってのでは?

970 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:30:25 .net
しかし、複雑な彼女の心理過程よりも、自殺の原因は疲労だと思うのだ。
デモとケガ、バイト、酒、煙草、眠剤、不食、寝不足、失恋、その結果としての疲労。
そしてその疲労に基づくマイナス思考と絶望妄想、そして自殺行為。

でも、彼女をそんな乱れきった生活に陥らせた原因は何だったのかという、ニワトリ
と卵、どちらが先かという問題が出てくる。

彼女にとって大学生活は本当に大切なものだった。どれだけ憧れて入学してきたかは
日記を読めば分かる。でも思い込みが強すぎて、勉強も恋愛も思うようにはならなか
った。そこから崩れていった。
なぜ崩れ壊れていったかといえば、彼女の生真面目さ、弱さ、一口に言って彼女の性
格や個性としか言いようがない。
そして忘れてはいけない彼女の重要な性格に、行動力がある、ということだ。
実際に行動してしまい、後で日記でグダグダ反省する、それが彼女の特徴なのだ。
誤解を与えそうだが、行動力のあるバカほど迷惑をかけたり怖い者はない、という。
それが彼女自身にすべて跳ね返ってきた。
絶望妄想と自殺決行にはやはり壁があると思うのだが、彼女はその軽はずみな行動力
跳んでしまった。

971 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:30:47 .net
よい考察だ。

972 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:32:26 .net
ワンゲルの小林さんには色々書いてるけど
同意の上でホテル行ったんだし同情は出来ない

ホテルで鈴木氏とは何かあったのかもしれないが
それは日記だけでは分からない

日記を見ると、結構ノリが軽い女だな、という印象。
本人は否定するだろうけどねw

973 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:34:17 .net
ノリが軽い、だけなら自殺するところまで行かなかった。
そこがちょっとお馬鹿な女子大生とは違うところ。
彼女はとても純粋で勇気があり賢い女性でもあった。
時代が彼女を急き立て、彼女が純粋だからこそそれに壊された。
不器用な彼女は時代から、その場から逃げることができなかった。
母親とともに栃木に帰っていたなら、京都に流れていた激しい時代と人間関係から
逃れ生きられただろう。
一途な性格で余裕の無い彼女にはそれができなかった。
その場の時間と人間関係に呪縛され身動きできなくなっていた。

974 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:35:27 .net
そこからは、私に多くのトラブルが起きた。正確には、私は多くのトラブルを自ら
引き起こし、結果的に窮地に追い詰められていく。
酒を飲んで小林と処女喪失の冒険をし、自ら自尊心を深く傷つけることになった。
謂わば、自損事故を起こし、自暴自棄状態となった。下宿での自棄酒。
そんな自分を忘れようと、他者との一体感とエリート意識で恍惚感を感じることが
でき、ハイになれる激しい全共闘のデモに参加する日々が続いた。
その全共闘理論に熱心になるあまり、学生身分を捨てるという問題が上がってくる。

また、性の快感を知ったことが私を大胆にさせ行動的にし、バイト先の男達に次々
と関心を持った。その性的な関心を正当化するために様々な理屈をこね回した。
そのような流れの中で中村と関係を持ち、捨てられ傷つくことになる。

そんな頃、母が栃木から下宿に来て、話合い、できもしないのに経済的に自立する
と宣言してしまう。
熱くなっていた学生運動の敗退、破壊しまくった大学には戻れない、学生ではなく
なって仕送り無しの経済的自立のためのバイト生活への大きな不安、中村との関係
も失恋で終わる。燃え尽きた、燃え尽き症候群。

私はあまりにも短時間に多くの不安と不安定を抱え込んだ。
その不安に怯え絶望し、私は自滅した。

975 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:36:39 .net
日記によるとあんまりお風呂に入ってなかったみたいだよね
中村ともせいぜい三回ぐらいじゃないの?

976 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:40:44.46 ID:W1aIr8lh4
読んだ。
純粋、真面目、一生懸命というのはあのサイトに出てくる証人たちが異口同音に言っているので、ほぼ間違いないだろう。
明るいか暗いかについては、意見が一致していない。
繊細かがさつかについても、諸説ある。

面白いのが、同級生で部落研でも一緒だった市議の「合宿所で大の字になってガーと昼寝していて驚いた」という証言。
あと3日風呂に入らなくても平気である旨が日記から読み取れる。
したがって、ある面がさつな所(少女っぽく無い所)があったのではないか。

977 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:41:55.03 ID:W1aIr8lh4
案内サイト見た。
ジャーナリストになりたかったというのは初めて知った。
あと、宇女高ではピアノが弾ける人は何人も居たとか
お父さんがベレー帽被って着たとか
一般庶民とはかなり違う生活だったんだな

978 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:42:23.26 ID:W1aIr8lh4
私は埼玉出身だけど、埼玉も浦和高校と浦和一女という
県内最高レベルの学校がある
中学時代の友人が一女に逝ったりしてるし
歴史がある県内屈指の進学校の在学生のプライドが高いのはよく知ってる。

でも今時女子学生だけを集めてる下宿があれば
そりゃ周囲は大変な騒ぎになるわなw

979 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:44:21.18 ID:W1aIr8lh4
西那須野中学→宇都宮女子高校までは良かった、立命館大学文学部は最悪。明らかに間違った選択だった。
家族の目が届かない、一人暮らし、左翼の拠点等々、最悪な環境。

980 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:45:43.70 ID:W1aIr8lh4
悦子さんのお父さんが京都大学出身なんだから
どういう土地か分かってたはずなのにねw

お姉さんのひろこさんが日大に行ったから
自分は古都・京都に行きたいと駄々こねた結果、悲劇になってしまった

981 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:46:34.75 ID:W1aIr8lh4
日大は東大と並んで闘争の激しかったところだから、カッコちゃんが行ったらえらいことになってた。
やはりベストは地元の宇都宮大かな。宇女高からの進学者多いし、左翼活動いまいちだし、自宅通できるからね。

982 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:47:55.30 ID:W1aIr8lh4
いやいや、もし日大に行っていたら、日大闘争はもっと激しかっただろ。
彼女はどこに行っても、そこで自己の純粋さを徹底して追及しただろうし、
関西に行ったから悲劇とかの見方は浅すぎ。

983 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:48:22.14 ID:W1aIr8lh4
流れ早いな

984 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:49:22.18 ID:W1aIr8lh4
その立教も学生運動やってたし、リスクを最小限にするなら宇都宮大学だったと思う。

985 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:50:31.34 ID:W1aIr8lh4
自殺したのは彼女自身。もっと慎重な行動が必要だった。
もう何もかも捨てて学生運動に熱中した。これも一種の逃避行動だろう。
彼女は自由で平等な身分である学生でいる間に恋愛がしたかった。
それも学生運動という舞台の上で恋愛がしたかった。

それが上手く行かず焦った、彼女は時間に追われていた、4年間しか学生でいられない
、入学して2年が過ぎた、二十歳である、焦っていた。
それが彼女を過激な方向へと向かわせた。我を忘れたかったのだ。
こんな言い方は酷だが、やはり彼女の中に死の種が存在し、それが彼女の状況によって
発芽したのだ。

986 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:52:06.78 ID:W1aIr8lh4
中村さんと本当に肉体関係あったのかな?

「6月2日中村とのリレーション。4・27、5・13、5・19、御所で2回あい、テレを数回。一体彼との結びつきはどんな関係であったのか。彼との結びつきは単に肉体のみであったのかもしれない。」

この「彼との結びつきは単に肉体のみであったのかもしれない」という表現は、単に「精神的な結びつきはない」という意味合いで使っているのじゃなかろうか?
一緒に飲んだり、話したり、あるいは手をつなぐくらいはあったかもしれないが、その程度のことを言っているのではないかという気がする。

987 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:54:12.40 ID:W1aIr8lh4
もちろん今となっては正解はだれにもわからない。

しかし中村さんが登場する以前から、日記の随所に見られる悦子さんの性に対する非常に積極的というか
開放的な言動(自慰行為の習慣、酔った勢いで初体験等々)からすると、中村さんと肉体関係を持っていたと
考えるほうが自然。

988 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:55:10.43 ID:W1aIr8lh4
出版された日記は悦子さんが書いたオリジナルに比べるとかなり編集されているから、
中村さんとの肉体関係に関する記述はオリジナルにも書かれていなかったのか、
それとも出版の段階でカットされたのかは何とも言えない。どちらの可能性もある。

989 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:38:48 .net
中村さんとは一回きりです。
生前中村が言っていました。

990 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:39:06 .net
家賃と光熱費を実家が出してる段階で
自立します!ってのも違うよなww

彼女はある意味とてもお馬鹿すぎる

991 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:40:47 .net
一回だけであんなに執着したの?
同じ女だけどこわひwww

992 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:41:13 .net
あと、むかし栃木に住んでいたとき、宇女高のOGはプライド高い(というか宇女高出身であることを喜んで言いたがる)という印象があったけど、今回の証言を読んで昔からそうだったのだと改めて感じた。
こういうのは、ぽっと出の進学校にはない。伝統名門校の証だね。

993 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:42:10 .net
なんだかな
後半(と言ってもほんとの最後の方)は
いかにも中村さんに罪がある、と父親が誘導したように思える

994 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:45:56 .net
>>992
自分は隣の埼玉出身で、埼玉にも伝統の浦和一女という女子校がある
(自分は馬鹿なので行ってないw)
でも、一女に行った友人もいるけど、そんなにプライド高くないよ
逆に、東京の優秀校に対してコンプレックスがある

栃木だからプライド高かったんじゃない?
下宿のおばさんも「宇女高」のお嬢さんたち、という目で見てるから

995 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:47:41 .net
彼女は史学をやりたかったんだから
都内でも良かったのにね

立教を蹴って立命館に行ったんだよね

996 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:48:00 .net
牧野さんも自宅が経営者の家庭らしいから
それなりの高校に行ってただろうね
その点、悦子さんは牧野さんにコンプレックスを抱いてただろう

997 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:50:06 .net
例の成人式の晴れ着は、結局着なかったことが「案内」サイトに書いてあった。
自分らしいと言って洋服で通したそうな。

両親はさぞがっかりされたことだろう。

998 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:51:38 .net
サイトの大山さんの証言に
牧野さんはいかにも裕福で良家の子女、というイメージだったようだが
悦子さんにはそこまで感じていなかったらしい
悦子さんは栃木弁丸出しの田舎のお嬢さんにしか見えなかったんだろう

そんな彼女が、いくら自宅が裕福な家庭であっても
東京出身の牧野さんには勝てっこないw

999 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:56:25.73 ID:W1aIr8lh4
那須文学編にも載ってないですか?

1000 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:57:38.34 ID:W1aIr8lh4
肉体関係が無い可能性も捨てきれないね

1001 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:59:12.66 ID:W1aIr8lh4
しかしあれだ、肉体関係なかったとすると、中村さんはかわいそうすぎるな。
何度か御所や飲み屋でデートして、「こいつ重すぎ、うざいわ」と思って離れたらそれを苦に自殺され、その後ベストセラー作品になって襲い掛かってきたわけで、気の毒としか言いようがない。

1002 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:00:28.01 ID:W1aIr8lh4
元々はたぶん飲み屋で意気投合して
それから御所デートじゃない?

中村さんは自分に彼女が居るから
二股しないために悦子さんを避けたのかもしれない。
そうだったら中村さん、可哀想すぎる

1003 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:01:17.57 ID:W1aIr8lh4
大学生をもてあそんで自殺に追い込み親の面会からも逃げるような人間だ
当然の報いだろう

1004 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:02:40.71 ID:W1aIr8lh4
中村と最初に意気投合するのは4月27日
スナックで中村と一緒に話し、一夜を飲み明かした。「火遊び的な関係を持った」という記載もある。
しかしこの前日まで中村ではなく鈴木に恋愛幻想を抱いている。
よって、この「火遊び」というのは今まで好きだった鈴木とは別の男と恋人同士のような会話をしたという程度の意味かもしれない。
脳内浮気みたいなものか。少なくとも肉体関係を示す記載は一切ない。

1005 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:06:13.20 ID:W1aIr8lh4
今でも悦子さん人気というか読者が絶えないんだね
時代が違っても共感する若者は多いのか・・・

高校の視聴覚室の前の黒板に詩が書かれていた
この人、自殺願望があるのかな・・と読んだ後感想言ったら、級友が自殺したよって・・・

もう半世紀近くも前のことだわ
月日は矢の如く・・だね

1006 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:53:10 .net
>>997
着物に15万でしょ?
すげー良い着物だったんだろうね

1007 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:53:50 .net
少なくとも中村さんとの肉体関係を示す記載は一切ない。
ワンゲルの小林にやられてしまうシーン(12/17)や、鈴木との肉体関係を夢想するシーン(4/22)はあれほどリアルに書いているにもかかわらずである。

1008 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:56:08 .net
ラストの辺りは眠剤を飲みながら過ごしているからあまり書いてなかったんじゃないか?

1009 :無名草子さん:2020/01/15(水) 21:58:39 .net
睡眠薬を飲みだすのは中村から避けられるようになった後。

1010 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:00:55 .net
中村さんは
本が出たことで国際ホテルにいずらくなり京都ホテルに移った。
その後、癌で病死。

ストレス、半端なかっただろうなぁ

1011 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:01:18 .net
中村さんが本当に鬼畜なら
二度三度と肉体関係を持つだろうし
何より「体を大事にしろ」なんて言わないもんな

それを悦子さんは私を分かってくれないと逆ギレしてるがw

1012 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:02:47 .net
結局、彼女は何かに依存しないと生きられない人だったんだよ
長沼さんしかり、学生運動しかり、牧野さん、中村さんetc

1013 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:07:20.09 ID:W1aIr8lh4
真ん中の段の文章は高野さんのこと?
その詩は高野さんが書いた詩ですか?

1014 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:09:16.45 ID:W1aIr8lh4
中村さん被害者説は却下というより
コロコロ男を変える悦子さんにも非があるのでは?

一方的に好きになって一方的に自滅してしまった。

原点冒頭の1969年1月2非の日記に
「自己主張が強い、というよりわがままだ。他人の心情を
察することが出来ない・・・・」

この文章が暗示にように思えるのは自分だけかしら

1015 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:10:10.54 ID:W1aIr8lh4
実は男変えてないんだよね。中村の前は鈴木だけど、鈴木とはほぼ何もない。幻想を注いだだけ。
残念ながらカッコちゃんは、ちゃんとしたお付き合いを誰ともしてないんだよね。あんなにかわいいのに。

1016 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:11:29.24 ID:W1aIr8lh4
それにしても、だ。

大学→もうめんどくせと学費を払わない
学生運動→幻滅して挫折した模様
恋愛→一方的に発情して一方的に自爆
サークル→なんとなくやる気が起こらず(ry

かっこちゃん、全てが中途半端です・・・

1017 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:13:18.19 ID:W1aIr8lh4
1970年前後の大学はかなり特殊な状況下にあったわけで、少なくとも学生運動
の部分については時代が変われば一般性は皆無。
高野さんの人生、個人史、の中ではその部分を無視することはできないが、
若い読者はそこに共感を感じることはまったくないだろう。
ではどこに共感するのかといえば、>>998が指摘するように、未熟さ故に自殺
した高野さんへのの同情心から、「愛おしく感じるん」だろうね。

他者や社会との付き合いの中、得に恋愛の部分で多くの男女が悩み傷つくこと
が多いが、そのことが高野さんへの共感と同情を支えている。

1018 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:15:06.53 ID:W1aIr8lh4
当時って今みたいなラブホじゃなくて
連れ込み旅館みたいなのが主流じゃない?

部屋に通されて、お茶とお菓子が置いてあって
仲居さんが布団を敷く・・・って感じ?

1019 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:16:40.64 ID:W1aIr8lh4
2.高野悦子さんの印象(世間の手垢に染まっていない純真・無垢で自己主張が苦手な人)
 私の彼女に対する第一印象は、純真で、フランス人形の様な可愛い女性だなと思った。(中略)
(現代風に彼女のイメージを言えばENEOSのCMに水素ステーションを見学に来た 能年玲奈さん編があるが、
あのリックサックを背負った雰囲気が高野悦子さんに良く似ている)

1020 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:18:15.52 ID:W1aIr8lh4
改めて序章を読んでみて
大学入学当初から男ばっかり求めてるよな、と思ったw

しかも自分から愛そうというものではなくて
愛されたい、のみ。
かっこちゃん、中二病をこじらせすぎ

1021 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:20:44.82 ID:W1aIr8lh4
昭和39年生まれ、54歳

中学の修学旅行で生まれて初めて京都に行ったけど
あの頃はまだかっこちゃんが生きてた時代が残ってた
(ただし、その頃はまだこの本には出会う前だった)

その後20歳を過ぎて、自分の稼いだ金で
国際ホテルに泊まり、シアンクレールにも行った。
また、縁があって数年京都に住んだこともある。

京都が劇的に変わったのは
京都駅が今の形になってから急速に変わった。
その頃にシアンクレールも閉店したり
今ではもう偲ぶものは少なくなってしまった。

1022 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:05:06 .net
6月15日の記載
「愛に関しては大きな変化があった。肉体関係がすべてを解決するという甘い幻想を抱いていたが、それは単なる物理的な結合であった。」

これを読むと、やはりあったと思わざるを得ない。
よって中村さん被害者説は却下

1023 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:05:08 .net
なんかちょっと見ない間に、狂信的なフェミが一人現れて、三郎氏をつるしあげてるな。
急にスレが伸びててびっくりしたわー。

1024 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:08:37 .net
栃木の田舎から地方都市の京都に来て、大学入学直後から一年、純情純粋で真面目過ぎる生活を送った。
地域の子供達の面倒をみるサークルで一生懸命活動した。
入学後1年が経過し、少し余裕が出えくると、私は一体何をしてるんだろうと、自分自身のことを考えるようになる。
片思いばかりで未だ彼氏ができない。こんな寂しい学生生活は望んでいない。
サークルを辞めて、もっと楽しい大学生活を送ろうと考えた。大学生としての生活の仕切り直しをしようと決意する。
これが彼女の言うところの二十歳の原点だった。
ワンゲルへの入部がその仕切り直しの最初の行動だった。

1025 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:12:48 .net
親世代をターゲットにしていたとは意外。

1026 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:16:05 .net
久しぶりに案内サイトをゆっくり見たけど
三条の隣保館のすぐ近くに住んでたことがあって、
壬生部落も懐かしく(?)思い出した

なんであんな所に銭湯?公園?って不思議だったなぁ
公園なんてほとんど人が居なかったのに
すぐ目の前が壬生部落の団地だったw

1027 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:22:04.31 ID:W1aIr8lh4
60半ば、知ったのが高校2年、読んだのが19歳

悦子さんどこにでもいる女の子、こういう女の子もいるんだなと
19のときに立命館大に通っている妹から本が郵送されてきた

華奢な女の子、ませた女の子ぐらいかな
同性としては生き方考え方が違うなと
読後にすぐに忘れた人
ただ、前にも書いたけどこの人の詩を読んだ時に自殺願望のある人だね、、と言ったら
級友が自殺したよ・・・・って
だから印象にはある
時々手を合わせるつもりでココを読んでいるけど

1028 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:19:14 .net
昭和39年生まれ、54歳

中学の修学旅行で生まれて初めて京都に行ったけど
あの頃はまだかっこちゃんが生きてた時代が残ってた
(ただし、その頃はまだこの本には出会う前だった)

その後20歳を過ぎて、自分の稼いだ金で
国際ホテルに泊まり、シアンクレールにも行った。
また、縁があって数年京都に住んだこともある。

京都が劇的に変わったのは
京都駅が今の形になってから急速に変わった。
その頃にシアンクレールも閉店したり
今ではもう偲ぶものは少なくなってしまった。

1029 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:22:08 .net
あと、前スレとか本スレの前のほうのコメントをひたすらコピペしてる人もいる。俺のもいくつかコピペされてる。そういうのやめたら?

1030 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:22:30 .net
40代後半男。
20歳のときに読んだ。衝撃だった。
かなり本を読むほうだが、この本は人生で5本の指に入る。
悦子さんはちょうど親の世代にあたるけど、そういうの関係なく。

1031 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:44:17 .net
>>1029
三郎を批判する文章が出るとコピペで必死で流そうとするよなw

1032 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:55:41.49 ID:W1aIr8lh4
2チャンネルなんてどうせコピペだろ

1033 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:47:12 .net
日記改ざんがばれると困る人物
まさひろ?

1034 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:51:14 .net
ワッチョイつけろや

1035 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:58:18 .net
次スレ

https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1579094870/

【旅に出よう】 二十歳の原点4 【高野悦子】

1036 :無名草子さん:2020/01/15(水) 22:59:49 .net
明治大学の人らしいが
未だに「敷居の高い高級店」は昔から誤用じゃなかった事を知らない情弱が語彙力本を書いている
相変わらず総合レベルの低い国語学業界
だから「これだから文系は」って言われるんだよね
辞書とか大まかな資料を調べただけの人が、付け焼き刃の知識で学者面をしている

422 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 15:11:09
これも間違いだな
虫眼鏡でよく精査して「合格」という評価を貰う、という意味だが相手は上役に限らない
色々と条件が厳しい通やオタク、理想が高い人など
審査が厳しい相手には何でも使うのが普通
国語学者は放っておくとすぐ用法に変な制限をつけるな
↓↓↓↓↓↓
(9)お眼鏡にかなう編
A氏:君の企画はとても良かった
B氏:「お眼鏡」にかなって光栄です

「お眼鏡にかなう」とは、目上の人に評価されるという意味。元々は、お眼鏡=拡大鏡で是非を判断したことから派生した言葉です。「お目にかなう」は誤用です。

423 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 15:21:16
付け加えると目で見て審査して合格の判断を下す、という意味で「お目にかなう」という表現があるならそれはそれで別に問題ないはず
似た言葉があるとどっちか誤用にしたがる病気はいい加減なんとかした方がいい
どうせ間違いだと判断した理由は「お目にかなうは辞書に載ってない」とかいう小学生レベルの屁理屈なんだろうけど

この明治大学サービス創新研究所研究員 尾藤克之って人も「辞書に書いていない言葉は間違い」系のカンチガイ君みたいだな

425 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 17:07:30
語彙分析から言えばむしろ「目にかなう」が元の表現で「眼鏡にかなう」が審査の厳しさを強調して後から出来たバリエーションまである

1037 :無名草子さん:2020/01/15(水) 23:02:22 .net
427 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 19:26:37
檄(げき)を飛ばすの語源になった「檄文」の歴史を調べると、使用目的の一つに「友軍の激励」も入ってるんでこれも誤り
簡単に言うと辞書に書いてある「檄を飛ばす」の解説が短くて適当すぎる

あと「喝」には叱る為(相手の悪い心を打ち払う為)に大声を出す意味があるんで張本さんのは喝でいいです

(7)檄(げき)を飛ばす編
A氏:最近の営業は気合いが入ってない!
B氏:「檄を飛ばし」ますか

「檄を飛ばす」は激励するという意味はありません。広く世間に知らしめることを意味します。文脈なら「活」が理想です。なお、某番組で張本さんの「喝!」は誤用です。

428 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/01 19:59:58
潮時は見てわかる通り元々海事用語で「潮の流れが変わる時」の事。
いい方に流れが変わって「チャーンス!」って時も悪い方に流れが変わって「そろそろ逃げるか…」って時も両方潮時なので勘違いしないように。

昔から、そして今でも「潮時だから帰るか」って言っている漁師さんもいるでしょう。
辞書に書いてある事しか知らないなんて、社会人として恥ずかしいですよ?

(2)潮時編
A氏:事業の成果が出ない。万策尽きたな
B氏:「潮時」かもしれませんね

「潮時」は限界が迫っている時に使いがちです。本来は「一番いい時期」を指す言葉。この文脈で使用するなら「手詰まり」「万事休す」の方がベターです。

429 名無し象は鼻がウナギだ! 2018/11/02 02:38:35
>10月15日に「即効!成果が上がる文章の技術」(明日香出版社)を上梓しました。

1038 :無名草子さん:2020/01/15(水) 23:05:05 .net
37 名無しは無慈悲な夜の女王 2018/11/03 14:04:49
1月に「高そうな店で敷居が高いっていう使い方は辞書に載りました、解散解散」って言われたんだけど?

38 名無しは無慈悲な夜の女王 2018/11/03 15:15:30
否定された古い情報でも、資料の調べ方も知らないレベルの低い人の間では語り継がれ、伝えられていく
自分の間違いを認めたくない学者が、無学な人々の間で訂正されずに生き残った間違った説をわざわざ探して集め
「あの説はまだ信じている人がいる、あの説はまだ死んでいない」と妄想する事もある

こうなってくるともう言語学や語学学習とは関係ない世界になってくる
もちろんファンタジーでもホラーでもないが…
しいて分類するならオカルト
相対性理論は間違っていたとか地球は平らだったとかそっち系の仲間

39 名無しは無慈悲な夜の女王 2018/11/03 15:43:52
>(6)敷居が高い編
>A氏:昨日、社長と赤坂の料亭に行ってきたよ
>B氏:赤坂ですか。僕には「敷居が高い」です
>
>「敷居が高い」を、レベルが高くて分不相応な場合に用いるのは間違いです。後ろめたいことがあって「もう一度行くには抵抗がある」ことを表します。

【悲報】誤用警察さん、擬似科学の仲間入り

1039 :無名草子さん:2020/01/16(Thu) 02:11:52 .net
三郎氏ね

1040 :無名草子さん:2020/01/16(木) 08:50:46.78 .net
荒らしてるのKitamotoじゃない?
日記改竄が指摘されてからだよな過去書き込みコピペ荒らしは

1041 :無名草子さん:2020/01/17(金) 19:09:30.76 .net
許せない

1042 :無名草子さん:2020/01/18(土) 08:10:11.29 .net
埋めろよw

1043 :無名草子さん:2020/01/18(土) 13:55:05 .net
■ 高野三郎による「原点シリーズ」日記大幅改竄の現実

かんさい熱視線(2017)で偶然映った原ノートの数箇所と、公刊本の比較より

無作為抽出的なやり方を考えると、
ほかの原文も3割から5割が省略・改竄されていると推定される

1044 :無名草子さん:2020/01/18(土) 13:55:29 .net
11月29日後半部  
原文5割省略、採用部も大幅書換

原文 https://i.imgur.com/pjvKilg.jpg
本  https://i.imgur.com/LWMoWpE.jpg

原文
PRスキーの仕事、旧人合宿の庶務の仕事、
スキー合宿について
クラブ内で積極的にやろう。

話すとき、真しになろうと努めるときでも 
他人に話すときはもちろん
自分に話すときは、いつも「エエカッコ」をする。
茶化さずにはいられないということがわかった
ピエロってこんなものか。
黙って動くのみ。それともピエロのように
身ぶり手ぶりで笑わせるか
自己中心性から抜けきれずにいる

問題意識を広めようと、図書館で
雑誌をよみ始める
今日は中央公論 チェコ事件
ほかは新宿闘争について読む

人間一般を信じるように 私はワンダラー(以下略


他人に話すときは勿論、自分に話すときも、「エエカッコ」をする。
茶化さずにはいられない。ピエロってこんなものか。
黙って動くのみ。それともピエロのように
身ぶり手ぶりで笑わせるのか。
自己中心性から抜けきれずにいる

1045 :無名草子さん:2020/01/18(土) 13:55:42 .net
12月9日冒頭部  原文大幅カット

原文 https://i.imgur.com/6QAe3oX.jpg
本  https://i.imgur.com/ekybrnU.jpg

原文 12月9日
〜〜につづいて、またこたつでねむる
〜〜〜 ラジオがニュースをしゃべっていた
〜〜〜マメランプだけついていて、うす暗かった。
〜〜〜〜電車の音がガタゴトと聞こえていたけど
〜〜朝も近いらしかった
〜〜がタバコのニコチンときのう〜〜〜
甘ずっぱくイガラっぽ〜〜〜〜

**タバコのニコチンと〜以前の5行省略

1046 :無名草子さん:2020/01/18(土) 13:56:19 .net
12月12日  原文を7割以上省略

原文 https://i.imgur.com/xOBtx54.jpg
本  https://i.imgur.com/U9x3Jrz.jpg

12月12日
きのう、
〜前にまだまだこれからだというこれからのたいへんな〜
対する不安と。今日は満足であったという事〜
〜とが交錯する気持ちとで1日について何か〜
〜〜てみた。

月と星を見ながら眠ろうとシュラフを屋上に持ち出して
夜空を眺めながらすごした。
1番電車が真暗いなかを通り過ぎ2番電車が又音を出し始めるころ部屋
〜〜てねむった。3時半位から5時くらいまで
1時間半くらいうとうとしていた。
起きたのはなんと1時半。

〜時〜「松尾」で焼き飯をたべる。「日本の美
(以下略、25行以上叙述有り)

提案ー〜〜〜
(以下略、3行)

**採用は「月と星を」「提案」段落の計9行部分のみ
日記全体の趣旨が大ダメージを受ける

1047 :無名草子さん:2020/01/18(土) 13:56:47 .net
12月17日後半部  重要な部分を8割省略

原文 https://i.imgur.com/fwfa0oI.jpg
本 https://i.imgur.com/YlILbzI.jpg

原文
まあ今日はゆっくりと飲もうかと洋酒喫茶に
TELをいれておいた。そもそも彼は最初から
私を連れ込むつもりだったんだ。
洋酒喫茶では飲め〜、飲〜〜〜
ビールを フィズを コークハイを次々と出して〜〜
そういえばビールのみながらよりかかっていきなり
写真を見て膚が美しいとしきりにいっていたっけ。
それから「もしオレがホテルにさそったらどうする。」と
何回もいっていた。ホテルにさそわなかったけど
旅館に連れ込んだってわけか。

怒りと不信。
絶対にクラブをやめるもんか
徹底的に孤独になれ!

私は まがりなりにも 男と女〜〜〜
(以下略、3行以上)


怒りと不信。
絶対にクラブをやめるもんか
徹底的に孤独になれ!

**前後の文節13行以上すべてカット

1048 :無名草子さん:2020/01/18(土) 13:57:05 .net
12月18日前半  5割をカット

原文 https://i.imgur.com/PAK36rH.jpg
本  https://i.imgur.com/2sbVp58.jpg

原文
朝日らのブルジョア新聞―以下2行
私の歩き方―以下3行
ガラスのコップを―以下3行
如記君と―以下4行

**4節のうち収録は歩き方とコップの2節のみ

1049 :無名草子さん:2020/01/18(土) 13:57:28 .net
12月16日後半  収録率が高いところも文章の抜粋改稿改竄が激しい

原文  https://i.imgur.com/dtp6vT7.jpg
本   https://i.imgur.com/q2Mh6b8.jpg

原文:
他の人に、
私の行動から出て私に帰着するまで、迷惑をかけている。
酔っている私についてきてくれた〜〜〜
山口さん,etc
私の我ままもそれくらいだけで終わっている〜〜
きのうの場合だったら、完全に自分自身を律していなかった。
11/29コンパは、意識がまだはっきり〜〜
突発的にのんでしまった。

本:
他の人に、私の行動から出て私に帰着するまで、迷惑をかけている
昨日の場合は、完全に自分自身を律していなかった。
突発的に飲んでしまった。

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