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読みやすい翻訳と忠実な翻訳

1 :無名草子さん:2015/02/02(月) 03:30:36.27 .net
読みやすくて面白いから原文を見てみると意外と違う
そんな経験したことある人も多いと思う
翻訳にとって永遠のテーマだと思うが、その辺どうだろう?

27 :無名草子さん:2017/01/06(金) 17:50:26.28 .net
下は、上の原文。

<原文>
This is a story about something that happened long ago when your grandfather was a child.
It is a verty important story because it shows how all the comings and goings between our
own world and the land of Narnia first began.
In those days Mr. Sherlock Holmes was still living in Baker Street and the Bastables were
looking for treasure in the Lewisham Road. In those days, if you were a boy you had to wear
a stif Eton collar every day, and schools were usually nastier than now. But meals were nicer;
and as for sweets, I won't tell you how cheap and good they were, because it would only make
your mouth water in vain.

28 :無名草子さん:2017/01/06(金) 21:51:10.34 .net
戸田奈津子の字幕翻訳は論外

29 :無名草子さん:2017/01/06(金) 23:48:52.91 .net
グレート・ギャツビーは村上訳が良いな
最後の一文の切れ味も他の訳は足元にも及ばない

30 :無名草子さん:2017/01/07(土) 16:52:01.28 .net
>>16
俺も東江さん好きだったよ

31 :無名草子さん:2017/01/07(土) 18:40:48.53 .net
ワールド・ウォーZは物凄く読みやすい翻訳だったな
それ以上に映画と原作の内容が違いすぎるのに驚いたけど
タイトルだけ一緒で完全に別物だった

32 :無名草子さん:2017/01/07(土) 23:36:19.85 .net
>>26
ですます調というのは英語ではまったく区別できないものなのかな?
それともネイティブの人には、全体の文脈みたいなのでなんとなくわかるのかな?

33 :無名草子さん:2017/01/08(日) 01:18:37.59 .net
>>32
です・ます調にするかどうかは、あくまでも日本語に翻訳する側の問題と言うしかないと思う。
童話だからです・ます調にしようというのは瀬田さんの判断で、土屋さんの判断はだ・である調の方。

別の例では、難解で鳴らしたハイデガーの哲学書 『存在と時間』 も、岩波の旧訳 (桑木務訳)では
です・ます調が採用されていた。 (その他の訳者は、だ・である調を採用している)
早い話、童話とは真逆の哲学書みたい難解な文章の場合でも、です・ます調を使うという訳者側の
判断は有り得るというわけです。

以下は、カー 『黒死荘の殺人』 から、異なる翻訳者による小説内で登場する古文書の文体の違い。
平井呈一訳では、古文書ということで候文が採用されている一方、南條・高沢訳では古文書の部分
だけに「です・ます調」を採用し、小説の地の文には「だ・である調」が使われている。

<平井訳>
 さて九月初めは連日風雨はげしく、若旦那チャールズさまは先にも申し上げ候とおりご調子すぐれず、
ご当家の侍医ハンス・スローン先生じきじきにご看病にあたられ申し候。
 おりしも九月三日の夜、家人ども口々に申すに、ご邸内に何者とも知れねど怪しき者のありて、お廊下の
暗がりにてすれちがいたれど、正体とんと分明(ぶんみょう)せず、あまつさえそのあたり何となく息のつま
るほど苦しく気色悪しとて、みなみな訴えおり候いき。

<南條・高沢訳>
 やがて九月の最初の週になりました。依然雨が多く、風の強い日が続いたのですが、いよいよ凶事が
現れ始めたのです。チャールズ様はお加減が悪く、ベッドに臥したままでしたので、ハンス・スローン医師
がつきっきりで看病に当たられました。
 九月三日の夜には、屋敷内に何者かがいて廊下の暗がりで擦れ違ったと、使用人たちが口々に訴え、
あまつさえ、息苦しく、気分が悪くなったと言い出す者まで出る始末でした。それでも、怪しいものを実際に
見た者はおりませんでした。

ひとくちに翻訳と言っても、訳者によりこれだけ違うわけだから、やはり複数の翻訳から気に入ったものを
選べるというのが理想だと思う。

34 :無名草子さん:2017/01/08(日) 08:01:22.46 .net
ですます調ではなくても丁寧なしゃべり方(声の調子ではなくてあくまで文章・文字で)とかはあるよね?

35 :無名草子さん:2017/01/08(日) 19:09:02.55 .net
有名な文学作品は日本語訳が複数出てる作品が多いから読み比べて楽しめる

36 :無名草子さん:2017/01/09(月) 13:26:48.41 .net
英語でも丁寧な言い方は色々とあって、英語を知らない日本人はずいぶん失礼な言い方
をしていることも多いのだとか。

その英語、タメ口だけど大丈夫? 英語の敬語・丁寧語表現を使いこなそう!
http://blog.iknow.jp/posts/8412

37 :無名草子さん:2017/01/11(水) 16:50:05.58 .net
タイトルが明らかに原書に忠実じゃないというのはよく見かける

38 :無名草子さん:2017/01/14(土) 20:55:54.84 .net
日本語タイトルがダメなのは編集者のせいだな

39 :無名草子さん:2017/01/20(金) 21:52:29.92 .net
誤訳でなければ読みやすい翻訳がいい

40 :resumi:2017/01/21(土) 00:04:48.24 .net
https://goo.gl/Okcj1o
この記事本当なの?
ショックだわ。。

41 :無名草子さん:2017/01/21(土) 00:22:00.84 .net
誤訳でなければ読みやすい翻訳がいい

42 :無名草子さん:2017/01/27(金) 12:12:58.31 .net
原書の一部を翻訳者(出版社)が勝手に省略するという意味で
忠実でないという翻訳書もある

43 :無名草子さん:2017/01/27(金) 20:00:28.41 .net
宇野利泰の翻訳はまわりくどい訳文で文字数が増えるため、別の人が改訳すると
文章が簡潔になり文字数が大幅に減るという特徴がある

44 :無名草子さん:2017/01/27(金) 23:14:09.84 .net
当たり前〜当たり前〜
当たり前体操〜チャンチャン

45 :無名草子さん:2017/02/07(火) 18:18:35.58 .net
いい本なんだけど翻訳がわかりにくいって本があるのが残念

46 :無名草子さん:2017/02/07(火) 19:52:36.95 .net
>>45
カミュのペストがまさにそれ

47 :無名草子さん:2017/02/09(木) 02:50:00.17 .net
読みにくい翻訳=忠実な翻訳ではない。

読みにくい翻訳のうち、忠実な翻訳はごく一部。
誤訳だらけで、しかも読みにくい翻訳というのが一番多い。

48 :無名草子さん:2017/02/09(木) 19:31:39.21 .net
翻訳は結局日本語力

49 :無名草子さん:2017/02/09(木) 19:50:54.95 .net
うん、そうだね。
「欠陥翻訳時評」で、様々な誤訳本を指摘してきたことでも有名な翻訳家
別宮貞徳氏も、インタビューで次のように答えている。

― まずお聞きしたいのですが、よい翻訳をするためには何が必要でしょう。
  日ごろ翻訳をなさるうえで、一番大切にされていることは何でしょうか。

別宮: 日本語力です。日本語が絶対ですね。
   極端な言い方かもしれませんが、日本語さえ書ければ英語を少々知らなくても
   平気です。
   本にも書きましたが、英語の意味がわからなくても、ネイティブや英語の達人に
   聞けばわかる。
   日本語は人に聞きようがない。自分の力しかない。

   自分の日本語である以上、十人十色で、その人の言語感覚、感性がものを言う。
   これは教えようがないんです。当人の creative imagination の所産だから。
   指導者としては、指針を与えて、その人の感性、creativity を引き出してやること
   しかできない。
   翻訳を教えるなんて、考えてみればほんと大それた仕事ですよ。

50 :無名草子さん:2017/03/14(火) 16:40:42.52 .net
翻訳者の勉強不足、知識不足で読みにくい訳は困る
専門用語の訳し方がおかしかったり、訳者自身が理解していなさそうだったり

51 :無名草子さん:2017/04/01(土) 19:39:25.91 .net
日本は翻訳大国

52 :無名草子さん:2017/04/01(土) 20:19:17.01 .net
岩波文庫で世界中の古典が読めるという理由で日本語を覚える中国人もいるという話があったな

53 :無名草子さん:2017/04/01(土) 21:33:00.65 .net
>>51
先進国の中では意外と翻訳が少ない国だって本に書いてあったよ

54 :無名草子さん:2017/07/16(日) 08:03:00.80 .net
深川図書館特殊部落

同和加配

奇声あげて人をボコボコにぶんなぐってもOK お咎めなし
被害者が警察を呼んでくれと何度も言っているのに公務員は無視し続けてた
ガキどもが走り回る 見て見ぬふり
公務員による恣意行為
etc

なんのための施設か? →特殊な関係用

55 :無名草子さん:2017/07/16(日) 14:21:03.55 .net
>>53
それは当然
先進国G7の中では、日本だけがアルファベットじゃなくカナ漢字の縦書だからね

>>52
明治になり近代化を進めるさい、日本人は西洋からの文献を大量に輸入し膨大な翻訳語を生み出した
国家、政治、経済、文化、科学、芸術、哲学 etc. これらはすべて明治期に作られた翻訳語で、その数
数十万語に達すると言われている

当時の日本人は中国の古典にも詳しかったため、現在のように外国語の発音をカタカナに書き換える
だけみたいな安易な言葉の輸入ではなく、中国の古典を参考にシックリとくる訳語を漢字で作り出した
そして、それらが中国にも輸出され、中国の近代化にも大きく役立っているという

56 :無名草子さん:2017/07/28(金) 06:46:44.52.net
>>53
日本語から外国語への翻訳はもっと少ないだろうね
内容なら海外でも通用する本はありそうだけと

57 :無名草子さん:2017/08/19(土) 23:21:21.15 .net
はじめての海外文学フェアはどうなのよ
ツイッターで一応追ってるけど、結局内輪向けっぽくなってきてる印象

58 :無名草子さん:2017/08/22(火) 06:20:48.30 .net
>>45
「翻訳が読みにくい」という批判はよくあるんだけど、
実は「原文も読みにくい」ということが多々ある(カミュがそうかは知らないけど)。
読みにくい語り口を著者の個性とすると、読みにくい翻訳はいい仕事という理論も成り立つから、
一概に「読みにくいから訳が悪い」とも言い切れなかったりするところはあるね

59 :無名草子さん:2017/08/22(火) 13:03:26.96 .net
>>47はたぶん英文読解が正確で日本語がこなれているのがいい訳という認識なんだろう。
それはそれで構わないけど、それだけだと翻訳文学はつまらなくなる一方だよ。

60 :無名草子さん:2017/08/31(木) 19:01:48.45 .net
そんなテーマで米原万里さんが本を書いていた

61 :無名草子さん:2018/01/12(金) 12:06:28.95 .net
一般書籍よりもおすすめてきにネットで得する情報とか
グーグル検索⇒『稲本のメツイオウレフフレゼ

VBFRO

62 :無名草子さん:2018/01/13(土) 00:55:15.43 .net
>>61
儲かりまっか?WWWWWWW

63 :無名草子さん:2018/01/23(火) 19:13:02.55 .net
英語本のことでネイティブの人から聞いたことがある
この本は堅い文章、この人はアーティスティックな書き方・・・
ここの文章は子供らしい言い間違いをしているところ
ここはメチャクチャ
この人のセリフは学がある
ここは南部の表現
などなど

翻訳家はネイティブの人たちと交流を持つと、またやり方が変わってくると思う
理解がまるで変わるから

今は、ただ独善でやってるんじゃないかな

64 :無名草子さん:2018/05/29(火) 19:44:48.90 .net
BBX4V

65 :無名草子さん:2018/10/13(土) 16:33:40.44 .net
http://www.yasukuni.or.jp/

基地外衛士に注意

66 :無名草子さん:2018/10/13(土) 16:47:20.26 .net
翻訳でかな書き優先はどうにかならんかな
せいぜい須賀敦子程度にしとけよ

67 :無名草子さん:2018/10/14(日) 10:03:39.26 .net
http://www.yasukuni.or.jp/

早朝ランニングコースに最適

68 :無名草子さん:2018/11/10(土) 07:34:39.96 .net
>>8
三年前のレスに何だけど
翻訳を読む人間は「翻訳者の書いた本を読む」と自覚して読むべし。
「原書を誰かが俺に読めるように変換してくれた」とか勘違いするなってこと。
原書の正確な内容が知りたきゃ原書を読む以外にない。
文化に基づく言い回しだらけの英文は英語圏と文化がかなり違う日本文に翻訳不可能なので。

69 :無名草子さん:2019/10/10(木) 17:36:53.43 .net
142名盤さん2019/08/17 ID:ghsIeDjX
多分ノルウェイの森とかは年代別に流行った訳を並べると

公式が誤訳
→パクリ系が意味不明な部分をアレコレ(誤訳した日本語準拠で)解釈
 →解釈やりすぎてもはや全文想像みたいな人達が出現し始める
  →「森じゃなくて木材」って言われて正気に戻る

みたいな流れが見えてくると思う

246名盤さん2019/10/04 ID:1QdBqwol
簡単に言うと一部の人が勘違いをしている程度のレベルではなくて、
80年代とか90年代あたりに洋楽業界全体が「痛い妄想系厨二病」みたいな状態だった時期があるわけよ
142の流れの2段目とか3段目の、分からない部分に妄想をマシマシで盛り付けた物を「意訳」と呼んじゃってたわけ
英語学習や翻訳業界の常識ならそんなもの訳とは呼ばないのに、洋楽業界だけカン違いして暴走していた
流石に最近は洗脳が解けてる人が多いんだけど、まだ「訳に想像やオリジナル要素を入れてもいい」と思ってる人もいるんだよ

70 :無名草子さん:2019/11/22(金) 23:03:06.63 .net
読みやすいのがいい
忠実なのは文法的にも目がすべる
興味もってから原書にあたればいい
洋画や洋楽もそう

71 :無名草子さん:2020/05/08(金) 10:28:26.94 .net
ある程度原文に忠実でも、読みやすいのもある。

72 :無名草子さん:2021/09/20(月) 07:01:44.03 .net
>>45
ハリポタがまさにそれ

73 :無名草子さん:2023/10/30(月) 18:28:17.66 .net
【訃報】SF、ミステリー翻訳の池央耿さん死去 (星を継ぐもの・黒後家蜘蛛の会) [少考さん★]
ps://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1698654941/

74 :無名草子さん:2023/12/17(日) 07:02:15.56 .net
>>25
どうやって原作者が納得しているか分かるのだ?

75 :無名草子さん:2024/01/21(日) 00:21:53.16 .net
>>73
本屋で池さんの「翻訳万華鏡」河出文庫
があったから立ち読みしてみたんだが、
こんなに文章が上手い人だとは知らなかった。

76 :無名草子さん:2024/01/27(土) 06:20:54.55 .net
>>75
買ってあげろよw

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