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新書36

520 :無名草子さん:2014/03/10(月) 15:43:11.63 .net
具体的にはこうなる。

「先生がなにかをする」ことを敬語で表現するとき、
「先生がなさる」と「する」の敬語表現を使うの一般的だが
@「先生がやられる」とかA「先生がされる」といった言い方がよく使われる傾向にある

@とAを不自然と感じ、またあまり好ましくないのは
これらの「れる・られる」は文法的には可能であっても
尊敬だけでなく、「先生がやっつけられている」と
受け身の意味に取り違えられる可能性があるから適切ではない

これは、例の「ら抜き言葉」問題とも関連がある
投手が「投げることができる」の意味で「投げれる」と言えば
可能しか意味しないが、「投げられる」と言えば
やはり受け身の意味を持ちうるので「ら抜き言葉」は合理的だという説もある

要するに、「れる・られる」が受け身の意味として受け取られる可能性がある場合には
敬語なら「なさる」、話し言葉なら「ら抜き言葉」が合理的ということになる
しかし、これは規範というものではなく、実際の原語使用における慣習の問題

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