【不正ランキング操作問題】新・小説家になろう9039【相互評価クラスタ・複垢ポイント水増し】
- 771 :この名無しがすごい!:2023/07/20(木) 23:05:07.63 .net
- 擬音を使わないバトルとはこういうものだ!
らんた作『魔王の仮面』最終決戦シーンより
巨大な竜が尾を床に叩きながら言う。
「おまえらの実力、実に惜しい。どうだ、我の片腕とならないか?」
「断る」
サロは即答した。まさか……命乞いとは。
「お前はもう終わりだ、ロロ!」
呪術師が高らかに宣言する。
「なんせ、アンデッドはもう俺たちがほんと消滅させたんだからな」
その言葉を聞くと高笑いした。
「何を言うかと思えば。生きてる人間や魔族なんて世に無限大に居るではないか。ならば生きてる人間を骸骨や屍鬼に変えればいいだけ。それに我の名はロロではない!」
咆哮する。なんという声だ!
「我の名はチュリュグディ! この地を統べる真なる神よ!」
咆哮が城に響き渡る。
「知らんな、そんな名前は。お前はただの醜い呪術師ロロでしかない」
サロは皮肉な笑みを浮かべた。
こうして戦いが始まった。互いに強烈な爆発魔法が繰り広げられる。
城壁が壊れ、床が陥没した。
巨大な尾がサロを叩きつける。
トラが光壁呪を唱え衝撃をやらわげる。
業火の炎が口から放たれる。
いくら斬っても電撃魔法や爆烈呪を唱えても、ほとんど傷がつかない!!
何十回目となったであろうか、トラがとうとう片腕を切り落とした!
「やったぞ、こいつは不死身じゃない! こいつはアンデッドなんかじゃない!! その証拠に死魔消滅の呪文は全く効かなかったんだしな」
しかしトラの希望を打ち砕く。
なんとさらにロロの体が巨大化し片目を吸収しながら眼は巨大化し、右の腕は巨大化する!! 左の腕が体内に埋まる!
「くかかか! ある意味我は不死身。我が傷つけば傷つくほど我の体内にある魔王の魔石によって進化するのよ!」
巨大な腕が城を叩き潰す。陥没音が鳴り響く。竜の重みに耐えられないのだ!
五人は徐々に落ち……とうとう一階にまで落ちた。
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