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【不正ランキング操作問題】新・小説家になろう9024【相互評価クラスタ・複垢ポイント水増し】

618 :この名無しがすごい!:2023/06/28(水) 13:17:54.56 .net
 ワグネルは24日午前7時ごろにロストフナドヌーのロシア南部軍管区司令部を制圧し、本格的に北上を開始した。装甲車や兵士の輸送車、戦車などを積んだトレーラーからなる大規模護送隊がロシア南部とモスクワをつなぐM4高速道路に沿って一気に進んでいった。ワグネルはモスクワから500キロ離れたボロネジ州まで北上し、州都のボロネジに入った。それから数時間後にはモスクワから350キロ離れたリペツク州に到達した。

 その過程で途中にいたロシア軍は何もしなかった。プリゴジン氏はメッセージアプリのテレグラムを通じ「ロストフナドヌーを制圧する際には1発の銃弾も撃たなかった」「われわれが姿を見せると兵士たちは道を開けた」と主張した。ロシア国防省は後から航空宇宙軍所属の戦闘ヘリコプターや航空機を出撃させワグネルを阻止しようとしたが、多勢に無勢だった。ロシア軍はワグネルの地対空ミサイルにより6機の戦闘ヘリと航空管制機1機を失ったという。

 ロシア軍がこれほど無力だった理由は、この地域(南部軍管区)の部隊が全てウクライナに投入され、現地には徴兵された兵士からなる保安部隊と防衛軍しかいなかったからだという。複数の軍事専門家は「現在ロシア領土に残っている防衛軍兵力では実戦経験豊富なワグネルの雇い兵たちに対抗する能力はない」と分析している。

 しかしワグネルがモスクワに到達していれば話は違っていた。英国の日刊紙テレグラフは「ワグネルは保安部隊や防衛軍に比べると戦力は強いが、モスクワを守るプーチンの5万人の部隊には及ばない」との見方を示した。タイムズも「モスクワ周辺には第4親衛戦車師団と第2親衛機動小銃師団など精鋭部隊が幾つも重なって待機している。これらの部隊は増援軍や空軍を除いても現時点でワグネルの戦力を上回っている」と伝えた。プリゴジン氏はこの日夕刻にモスクワまで200キロの地点で撤収を決めたが、これも現実的な判断とみられている。

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