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【ラノベ】自作を晒して感想をもらうスレvol82【あらすじ・プロット晒しも可】

607 :この名無しがすごい!:2023/09/10(日) 16:25:37.79 ID:g7AxFBqI.net
>>588
>合コンの存在を知らんとか言うのはギャグにしても面白みもない。
>普通に日常生活生きてて誰もが知ってるような単語を知らん、ってことあるか? 

一応、孤独で冴えない生き方をしてきた男という設定では「合コン」という言葉を知らないというのもギリギリあり得ると思う。例えば普通に「コアコンピタンス」という言葉を知らない人が居ることを考えれば「合コン知らない」も大いにありそうな可能性が言える話では?

>せめて女の子と会話してるシーンから始めないとだし、女の子との出会いだと言うならもうちょっと非日常感のある出会い方は無いんか

じゃあ、そこんとこも酌んで修正。

タイトル『アラサー男の手記帳』

 女が俺を見てどのように思うのか、俺自身にはよくわからない。俺は如何にも「普通の人」という形容が似合う中肉中背のサラリーマンだが、二十代後半にして初めての合コンで普通ではない出会いがあった。
「合コン行こうぜ!今から!」
唐突に声を掛けてきたのは見知らぬ女だった。どう見ても既に酔っている女の後ろには少し困惑した表情の女が一人居た。どちらも二十代前半くらいの年頃。会社帰りの駅近くの道端で、その時の俺の頭の中ではちょうど今日の夕飯は何を食おうかと考えていたところだったので、とっさに小声で
「ごうこん?…なにそれ?食えるの?」
と呟いてしまった。
「そうそう、ある意味マジで食える話」
酔っ払い女が前のめり気味に食い付いてきた。酔ってる癖に耳は良いらしい。そして言う事が下品だ。後ろの女が申し訳なさそうな視線でこちらを見ているのが不憫になって、この場から逃げて楽になるよりも事情を聞いてみたい気持ちが上回った。
「あっちへ行って話を聞こう」
「問答無用!」
道端で話し続けては通行人の邪魔になるという配慮から他意も無く言った俺の態度が、どうやら女の酔った脳に変なスイッチを入れてしまったらしく、まるで前世紀に青年将校が当時の総理大臣を暗殺した場面さながらの展開を再現しつつ、気が付けば俺は合コンに連行されていた。

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