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【不正ランキング操作問題】新・小説家になろう8941【相互評価クラスタ・複垢ポイント水増し】

278 :この名無しがすごい!:2023/02/07(火) 23:10:20.74 .net
地球上に存在するニワトリは、現在は1年のどの時点をとらえても、約230億羽もいるようになった。その数は、他のどの鳥に比べても10倍以上で、スズメの40倍にもなる。2番目に多いのはコウヨウチョウだが、推定生息数は15億羽にすぎない。サハラ砂漠以南にいる小さな鳥で、「羽の生えたイナゴ」と呼ばれる(訳注=大群で農作物を荒らす害鳥とされている)。

ニワトリがすごいのは、その圧倒的な生息数だけではない。この小論文の共同執筆者の一人、キャリース・ベネット(英レスター大学の名誉フェロー)によると、体形から遺伝子、人間社会との関わりに至るまで、実に多くのことが今の時代を映し出しているからだ。

「ニワトリの本来の生物的特性を、私たちが変えたためにそうなった」とベネットは指摘する。

人間がニワトリを飼うようになったのは、8千年ほど前とされる。時代とともに、ジャングルにいた祖先より体形は大きくなり、肉付きもよくなった。しかし、なんといっても決定的だったのは、1950年代のブロイラー産業の本格的な発展だ。飼育の方法は様変わりし、ニワトリ自体も劇的に変わった。

今のブロイラーは、平均すると孵化(ふか)して5~9週間で出荷される。ひたすら食べ続けて肉付きが早く進むよう、遺伝的に改変されており、採肉量は原種の5倍になったとも言われる。このため、骨の成長が生育に追いつかず、病的な症状を示す。エサも穀物に偏り、庭で種子や虫を食べることもないので、骨には特有の変調が表れる。

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