2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

異世界系でイラつく設定・展開・傾向を挙げよう part280

281 :この名無しがすごい! :2021/07/22(木) 09:46:47.41 ID:z6m7DcXV0.net
>>272
南米のアステカ、マヤ、
インカ等の文明においては、
「金属で武器を作る発想がなく、
戦争や紛争においては、
棍棒や投石で戦われた」
って聞いたのですが、
それは本当の事なのでしょうか?


間違いですね。
インカもアステカも青銅器を持っており、少数ではありますが青銅を武器に使っています。
ですから青銅を武器に使う発想がなかったなんてことはあり得ません。

もちろん、現実には木や石(極めて高度な石器)の武器が圧倒的に多かったのは事実です。
ですから「知ってはいたのに使わなかった」というのが現実で、そうなる理由は経済的・技術的な事情です。
青銅は高価で、硬いかわりに折れやすいので、武器の材料として必ずしも優れていたわけではありません。
石器で鋭利な刃を作ることができた(ただし青銅よりも折れやすい)以上、コストパフォーマンスで石器を上回らない限り、青銅の武器は主流になれないのです。
そして中南米では、大規模な銅鉱山がまだ発見されていませんでした。

ユーラシア大陸でも、青銅器が使われ始めてから金属製の武器が主流になるには長い年月を要しています。
中南米文明の青銅器文明はまだ歴史が浅かったので、その時間が足りなかったというだけです。
正直に言えば、金属製の武器が圧倒的なパフォーマンスを示すのは鉄器文明に移行してからですが、鉄を実用化するにはさらに技術力を高める必要があり、それにはやっぱり時間が必要です。

総レス数 1001
288 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★