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◆文芸書籍サロン総合スレッド【1】◆

591 :この名無しがすごい!:2021/07/15(木) 10:24:32.98 ID:DJkgF8GI.net
>>578
「千のプラトー」の前は「アンチ・オイディプス」だね、有名な「器官なき身体」は「アンチ・オイディプス」(遡れば「意味の論理学」にもクロソウスキーの紹介とともに出てくる)
「プラトー」自体は「強度」という概念で主に説明されてるね、ほぼD/G的な意味での「概念(作り)」と同義と解して良いと思う

なぜ「概念(作り)」で説明しないのかというと、まさしく「概念(作り)」自体が問われているから
D/Gは「哲学とは何か」で、哲学を「概念」を創造するものだとしてて、これは「差異と反復」で論じられた「思考のイマージュ」作りとも強く関係してくるもの
「思考のイマージュ」はザックリ思考様式と考えて大きくはズレてないと思う、思考のイマージュが思考も概念も規定してしまうという論ね(ガブリエルは「なぜ世界は存在しないのか」で同じテーマを大きな問題としてる)
「器官なき身体」は、この「思考のイマージュ」を強く意識しているようには感じるね

で、その概念及び概念創造の営みのひとつひとつがプラトー(高原)としての強度を有してると理解すれば、「千のプラトー」がプラトーを集めたものだという説明も理解しやすいのでは(この辺の経緯は「記号と事件」でも答えてる)

端的に説明しろと言われても論理が複雑に絡み合ってはいる(リゾーム)ので、グダグダ長くなってしまって申し訳ないが、私の理解はそんな感じ
まあ哲学なんて履修もしてない、ただのハシカの戯言垂れ流しだからアテにするなし、恥ずかしいw
あんな難しい本、楽しく読めれば十分だろよ、これくらいで勘弁してくれ

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