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【無職転生】理不尽な孫の手 総合212【六面世界の物語】
- 455 :この名無しがすごい!:2021/02/25(木) 21:40:08.40 ID:48NMHR1X.net
- 「いでよ、守護魔獣!」
魔法陣がまばゆい光を放つ。
白いばかりではない、青や赤、黄色や緑といった、カラフルな色の光が溢れ出る。
と、そこで、ふと、何か手に引っかかるような違和感があった。
なんだろう。
とにかく、魔力を込める。
『ぉぉぉぉぉ』
どこからか、唸り声が聞こえた。
これが、俺の家族を守ってくれる魔獣の声だろうか。
何かに耐えるような、不気味な声音。
しかし、俺はさらに魔力を込めて、そいつを魔法陣から引きずり出す。
「おおおおぉぉ!!」
そいつの声が、はっきりと耳に聞こえると同時に、魔力の供給が止まる。
同時に、ゆっくりと光が収まっていく。
まばゆい光の中から現れたのは……。
「くっ……」
銀髪、金色の瞳、特に防具はなく、何かの皮で作られた無骨な白いコートを身に着けていた。
男である。
俺の印象としては、せいぜい「目つきの悪い奴だな」という程度だ。
酷い三白眼だったのだ、この男は。
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