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◆霊和創作技術研究所 Part1◆

975 :この名無しがすごい!:2020/07/30(木) 04:06:36.47 ID:AwgtDz9L.net
・君主‐奴隷道徳(くんしゅ-どれいどうとく、独:Herrenmoral Sklavenmoral)
ドイツの哲学者ニーチェが提示した哲学概念。
『善悪の彼岸』に初めて提出され、後に『道徳の系譜』に最大限に発展された。

最も基本的な道徳形態は「君主道徳(貴族道徳)」と「奴隷道徳」の二種類がある。
君主道徳では行為が「良」と「悪」に分けられるのに対し、「奴隷道徳」では行為が「善」と「悪」に分けられる。
君主道徳の主な特徴は、自己肯定、傲慢、主動であるのに対し、奴隷道徳は自己否定、謙遜、慈悲である。
ある人の道徳がどの道徳になのかは、その人の身分と地位で決まるのではなく、その人が行動する時の気持ちで決まる。
したがって、ある独裁者の道徳が奴隷道徳である可能性もある。
なぜなら、その独裁者は、恨みと報復によって行動しているかもしれないからである。
ただし、ニーチェは、君主道徳を勧めると同時に、奴隷道徳の中の精神力を学ぶ価値もあると主張した。
ニーチェの「道徳」は、普段われわれの言う道徳と違い、全く新しい世界観であり、独特の文化である。
そして、すべての規則と慣例は、この二種類の道徳の闘争で作られたのである。

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