ワイが文章をちょっと詳しく評価する！[74]

ぷぅぎゃああああああ

>>380
話の設定で「何が出来て、何が出来ないのか」と云う提示は絶対に必要である！
出された設定の中で、どのように危険を回避して、如何にして終息を迎えるのか！
その部分が話の醍醐味となる！　ミスリードは仕掛けて落ちに繋げる手も有効である！

今回の設定で云えば、死を問う天秤は二択であった！
突発的に起こる事象で主人公は逃れられない！
対象となる人物と直に会い、主人公の判断によって一方の死が確定する！
自分自身も例外ではない！　これが最初の設定でワイもそれを信じて読み進めていた！

間もなく酷いインフレが始まる！　拡大解釈では説明が付かない！
死を与える者に積極的に関わっていくことで標的とする！　意志で対象を選べることに他ならない！
判断が下されるまで主人公は無敵化！　任意で死の天秤を発動させて時間と距離をある程度は無視できる！
最後は直接対決で対象に死を与える！　相手は何もできない状況で死に至る！

最初の設定は何だったのか！　後出しの要素が多過ぎて主人公は作中で神となった！
落ちにパラレルワールドをもってきた！　最初から匂わせてもいなかった！
鏡に映る自分を見て気付く！　なるほど、とは全く思わない！　身近にあっておかしいと思わない物に、
どうして最後の最後で気付くのか！　切っ掛けがない状態で答えを引き寄せて、誰が納得するのか！

ワイならば物語の最初から鏡の存在をひた隠す！　もちろん、カーブミラーもない！　自動車やバイクにもミラーは付いていない！
鏡に成り得る窓やショーウインドウも巧みに隠して物語を書き進める！　その状態で鏡を出せば、どうなるか！
主人公は驚嘆することだろう！　読者にはよくわからない！　ミスリードに掛かっている！　作品を読み返すことでようやく気が付く！
その後、パラレルワールドの設定を出せば鮮やかに落ちとして決めることができるだろう！

ワイが作者に云いたいことは一つである！
物語で決めた設定を無視してはいけない！
設定の範疇で読者を驚かす仕掛けに腐心して貰いたい！
謎が謎のままだと設定の放置に思えるので、
読者が無理なく想像できる範囲で纏めた方がよい！

作者が作者だけで物語を楽しむのであれば、ワイは何も指摘しない！
作者の考えを全て受け入れる！　ただし読者を想定して作られているのであれば、話は別である！
意識的にはプロとなんら変わるところがない！　当然のことだが、それに見合う評価となる！

ワイの考え！(｀・ω・´)