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【小説投稿サイト】ことどり図書館1

374 :Kitte:2015/09/10(木) 22:27:39.74 ID:jaf1upAkK
あらすじ〜
大陸の北西に位置するルーテシア王国の若き女王は、比類なき美しいさを誇る女王だった。

愛する父王が暗殺され血族や隣国から侵略を受けたが、若き女王は美しさだけでなく、戦女神と恐れられるほどの剣士だった。
ルーテシアの兵士も皆優れた戦士たちで、何倍もの敵勢力を駆逐し国土を守り抜いた。
父王の急死で急遽王位を継いだ女王に対し、不満を持つ国民も少なくはなかったが、侵略から国を守った女王に対し、もはや何者も異議を唱えることはなかった。

そして女王の下、前国王が治めていた頃のように国情が安定すると、近隣諸国は元より遠方の国からも縁談の話が引っ切り無しに舞い込んできた。
わずらわしく思った女王は宣言を布告した。
その内容は「我が夫になる者は、剣の腕を以ってその実力を示すべし。我に及ばぬ者は、決して夫としては認めぬ。」というものだった。
その後、王族、貴族、兵士、剣士、中には農民と、何十という男達が女王に勝負を挑んだが、女王に敵う者は誰一人現れなかった。敵わぬどころか、まともな勝負になりもしなかった。

そうして一年が過ぎるころには、対戦相手すら現れなくなった。
そんなとき、敵対国の捕虜だという男が女王の御前に引き出された。
その男は鉄の檻に囚われ、汚れきった身体には何重もの鎖が巻かれた異形の者だった。
ただ男の眼だけは異様に光り、その眼光は何ものにも侵されない強さを秘めていた。


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「東方の剣士」

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