【晩年】大江健三郎 8【様式】
- 165 :吾輩は名無しである:2023/10/30(月) 16:31:34.91 ID:hwgxWm+T.net
- 吉本の大江氏の小説酷評の最たる『懐かしい年への手紙』にしても、「こんな
小説は知的なイモ」「こんな小説まともに読んでるのは世界中僕一人」とか
太宰治シンポジウムで発言するんだが。ギー兄さんから大江自身らしいK
ちゃんが何かと批判されたり疑義を呈されたり。痛烈な自己批判も入ってる。
『燃え上がる緑の木』でも、自分は世田谷に住んで、しきりと故郷の伝承とか
神話を書いてるが、自分が故郷から離れて都会人やってることの自己弁護じゃ
ないのかと新ギー兄さんからも批判されてる。自己批判が入ってるってことは
吉本は指摘しないが、疑似私小説で自己批判までしてるって凄いことだし
誠実さの現れといえる。そんなことは吉本の批判には書いてないが。ここも
手薄なんだな。読んでるならそこは指摘しないと。誠実さはあるって。
しかも『懐かしい年への手紙』ではギー兄さん、その大学時代の女友達2名、
Kちゃん、ギー兄さんの父親のお妾さんだったセイさんの5人のあいだで
だんだん男女関係が入り乱れてきて、Kちゃんが思春期で性の興味が爆発する
年齢なこともあって際どいHなシーン満載で、「修身の教科書」とは程遠い。
そこも吉本は指摘すればいいのにしない。読んでみてあまりのえげつなさに
引くくらいな性描写のえげつないグロイこと。
ああいうの。吉本さんは指摘できてないと誰かが言えばよかったのに
結局遠慮して言わなかったんだろうね。なにせ「あの吉本」だから。
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