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【ジャクソン】安堂ホセ【ひとり】

87 :吾輩は名無しである:2023/04/21(金) 23:03:18.07 ID:0yEKWHXf.net
>>84

>レーゼシナリオから小説への転換は
>そんなに簡単じゃないだろ。

逆じゃないの?「小説からレーゼシナリオへの転換」なら分かる。

群像今月号の大江健三郎追悼集に柄谷行人が寄稿しているけど、
1992年に中上健次が死んだら「近代文学の終焉だ」と
『思想的地震』の最終章の講演で言ってた記憶があるけど、
この度の大江健三郎逝去についても
また「近代文学の終焉だ」と言ってた(笑)。いつ終わるのか(笑)。
『万延元年のフットボール』が書かれた1967年も
「近代文学の終焉を告げるものであった」と
『終焉をめぐって』所収のアレゴリー云々の評論でも言ってた(笑)。
ちなみに1992年はダリウス・ジェームスが『ニグロフォビア』で
デビューした年でもあった。
映画好きでシナリオ書いてたブラックミックスの安堂君が
中上健次没年から30年後(還暦60年の半分!)デビューして、
大江健三郎没年に芥川賞候補作として脚光を浴びた。
『ジャクソンひとり』はKindleでやっと購入して、
まだ、ジャクソンがバスケ選手ゼンの
「筋肉を引き裂く(=マッサージ)」くだりを読んで
ロンティーの語義に躓いた程度(これが最初の躓きだ?w)だけど 
まあ思ったよりは普通の小説風だね。
小谷野と倉本さおりの対談読んだときは
もっといかにもシナリオ風だと期待したんだけど。
しかし、silentシナリオブック十五万部突破と並んで
「近代文学の終焉」と「現代文学の未明」
(=小説からレーゼシナリオへの転換)を
勝手に感じてます。(´・ω・)

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