文学の中の「寝取られ」

1 ：吾輩は名無しである：2019/11/28(木) 19:37:17.75 ID:eOXOTs3v.net

志賀直哉の「雨蛙」とか
大江健三郎の「万延元年のフットボール」とか
谷崎の「鍵」、芥川の「藪の中」
太宰の人間失格もそうか

実は枚挙に暇が無い。

語りましょう。

25 ：吾輩は名無しである：2019/12/11(水) 11:32:16 ID:t4EBlDCk.net

俺は文学の中の「エディプスコンプレックス」に興味がある

26 ：吾輩は名無しである：2019/12/11(水) 11:33:29 ID:t4EBlDCk.net

あるいは近親相姦

27 ：吾輩は名無しである：2019/12/11(水) 20:17:30.38 ID:zWZLOfYc.net

近親相姦は萎えるな

28 ：吾輩は名無しである：2019/12/11(水) 20:17:30.63 ID:zWZLOfYc.net

近親相姦は萎えるな

29 ：吾輩は名無しである：2019/12/11(水) 20:19:51.51 ID:zWZLOfYc.net

連投すまん↑

小島信夫の抱擁家族とか、大庭みな子の「三匹の蟹」とか
外人＝アメリカに寝取られるのは興奮する
江藤淳もそうだったとか

30 ：吾輩は名無しである：2019/12/11(水) 22:22:46 ID:+kvNeod3.net

源氏物語の時代からある話

31 ：吾輩は名無しである：2019/12/12(木) 03:37:36 ID:Ml8x4tjU.net

たけくらべも、伊豆の踊り子も
この先起こる事を解りながらも、その前の時点までしか描かなかった為に
まだ甘いロマンスに浸れる余韻をもてる

32 ：吾輩は名無しである：2019/12/12(木) 19:10:51.94 ID:B3/nRKwB.net

映画でいえば台湾ニューウェーブのエドワード・ヤンは「恐怖分子」にしても
「クーリンチェ少年殺人事件」にしても寝取られだし
ホウ・シャオシェンの恋恋風塵も兵役中に
想い人が金持ちに嫁がれちゃう話。少年の泣き叫ぶ声が切なかった。

表現の根源に寝取られがある？

最近の純文学だと何があったかな。吉本隆明と「もの食う人々」の作家誰だっけ
「自動起床装置」で芥川賞とった・・・辺見庸か・・・その二人の対談で
小川国夫の青銅時代のが凄いとかなんとか

33 ：吾輩は名無しである：2019/12/12(木) 19:16:45.92 ID:B3/nRKwB.net

外国もコキュ文学は多いよね。

鹿島茂がプルーストとかジョイスのユリシーズとか上げてるけど

34 ：吾輩は名無しである：2020/01/22(水) 19:44:09 ID:JpuKMY8/.net

＞吉本、辺見庸、小川国夫

「夜と女と毛沢東」ね

35 ：学術：2020/01/22(水) 19:58:15 ID:9lGtNvUO.net

アナソミー　ネグりジャンヌ

36 ：吾輩は名無しである：2020/01/31(金) 20:03:02.79 ID:I5bqgNYs.net

角川アウトロー文庫に
「ネトラレ」という小説があったな。
あと、女性向け官能小説で竹中直人が監督した「自縄自縛の私」？とかいう小説の
女流作家は、ツイッターで
アニメ映画「この世界の片隅に」で寝取らせ未遂シーンがあったが
そこをもっと描いてほしかったと言ってたな

37 ：吾輩は名無しである：2020/01/31(金) 20:04:24.71 ID:I5bqgNYs.net

角川アウトロー文庫→幻冬舎アウトロー文庫

38 ：吾輩は名無しである：2020/02/06(木) 19:13:18 ID:UG5jDyjJ.net

近松秋江の
妻が書生と旅館に泊まったとかいうやつは
寝取られ的にはどう？

39 ：吾輩は名無しである：2020/02/06(木) 19:30:00 ID:HxzBZPwA.net

>>31
>伊豆の踊り子もこの先起こる事を解りながらも

あれは枕営業をまだしていなかったと悟って安堵するんだけど
そういう処女と別れて（その後の運命を予感して）涙するというお話でしょう
掌の小説にも都会に女郎として売られていく村娘という話があったけど
川端はこういう少女漫画的な設定が好きなんだね
ただ、これは寝取られではないよね

40 ：吾輩は名無しである：2020/02/08(土) 21:56:46 ID:7bJCML/q.net

大江の「個人的な体験」でも、火見子のとこに出入りする男たちの中に
少年がいて、自分が彼女とやることよりも
他の男とのプレイを手伝うことに興奮する、そのくせ凄くヤキモチ焼きなの、なんていうくだりが
あったな。バードが「君はその子にそういうサービスをしてあげたかい」なんて訊くと
「まさか！」なんて言ってたな。なんで「まさか！」なんだろう？

大江自身は、たぶん寝取られ好きでもないだろう。万延〜で鷹四と菜採子の姦通に対しても
最初は興奮したけど、すぐに萎えたからね。

41 ：吾輩は名無しである：2020/02/08(土) 22:06:26 ID:7bJCML/q.net

谷崎は「鍵」とか「饒太郎」とかそういう嗜好の男を描いたし
マゾッホとかクロソウスキーとか、
この題材は文学的にはさほど珍しくないんだけど
最近のネットでNTRとかそういう言葉が流行ってるし
そのような現代ならではのコキュ文学が出てきてほしいね。

寝取られプレイにIT機器を活用した、鍵ならぬ「科技」なんていうのを誰か書いて
芥川賞受賞しろ。男子アナとお天気お姉さんがそういうプレイを楽しんでたとかいうスキャンダルもあったし
それをモデルにするとかさ

42 ：吾輩は名無しである：2020/02/08(土) 22:28:33.40 ID:7bJCML/q.net

しかし、大江だと、チェンジリングでも「キルプの軍団」でも
自身の弟＝四男をモデルにしたらしき男が出てきて（警察官）
後者のほうは、もしかした妻と姦通してるんじゃないかと思わせた。
語り手が高校生だから気づいてないんだけど
彼の目に映った表層を、もう少し大人になった目線から再解釈すると実は・・・
みたいな匂いがあった。

そういや、向田邦子の「あ・うん」は三角関係を書いてるけど
娘の目線からそれを見てて、杉浦直樹演じる男と母の何気ないやりとりがラブシーンのように見えてしまう
というくだりが、エロイ。大江の万延〜も自分が目撃するのではなく伝聞というところに
リアルな効果がある。
志賀直哉の雨蛙もそうか。

43 ：吾輩は名無しである：2020/02/08(土) 22:42:07.81 ID:7bJCML/q.net

あとヌーボーロマンのロブグリエの小説でも
語り手の視点だけで、現場を描かなくても
妻の浮気を表現する、というのがあると
柄谷浅田らの必読書１５０で紹介されてた記憶があるな

フランス人はそういうの好きだねえ

44 ：吾輩は名無しである：2020/02/22(土) 08:58:09.31 ID:T1WpCGSK.net

有名エロ漫画家のひとが
自分は寝取られ好きというより横恋慕が好きなんだと思うなんてことを書いてた
女性作家視点だとそれも配慮したほうが良いのだろうね

45 ：吾輩は名無しである：2020/02/22(土) 18:29:18.78 ID:eV9L2TCz.net

阿木耀子は「魅せられて」の「好きな男の胸の中でも違う男の夢を〜」が有名だが
小説も書いてる。

式前にウエディングドレスで他の男とやる短編も書いてた。
こういうのが大して話題にならなかったのは不思議

46 ：吾輩は名無しである：2020/03/13(金) 20:26:35 ID:hdo3Cmqa.net

https://school.genron.co.jp/works/critics/2015/students/iwata/313/
東が寝取られ論

47 ：吾輩は名無しである：2020/06/21(日) 15:56:20.54 ID:GdkdP7l2.net

東はゲンロンも寝取られた？

48 ：吾輩は名無しである：2020/07/16(木) 08:38:06.83 ID:daCv+o38.net

>>43
「嫉妬」ね
びっくりするぐらいツマラナイ作品だから読んじゃダメだぞ

49 ：吾輩は名無しである：2020/07/20(月) 20:47:11.47 ID:Jv7oJ7LT.net

寝取られマゾや嫉妬フェチなら
読めるかもよ

50 ：吾輩は名無しである：2020/07/25(土) 22:49:51.80 ID:tcCo0Afd.net

トルストイ「チーホンとマラーニャ」「牧歌」
トルストイだけど変なテンションの作品

51 ：吾輩は名無しである：2020/08/02(日) 18:03:41.26 ID:zOdVMb56.net

チンポとマラ？

52 ：吾輩は名無しである：2020/08/07(金) 18:33:35.98 ID:KPuipiCp.net

ホフマン「磁気催眠術師」

53 ：吾輩は名無しである：2020/08/09(日) 19:46:08.89 ID:7uqaYjfQ.net

ホフマンのそれはどんな内容？

54 ：吾輩は名無しである：2020/08/09(日) 20:50:56.16 ID:8sczcbH4.net

>>53
磁石を使った催眠術で女の夢を操り自分を好きにさせる男がいて
女が恋人へ「大好きなあなたへ、私はあなたの事が好きだけどあの男に乗っ取られてしまいそうです」みたいな手紙を出す
寝取られものとしては弱い

55 ：吾輩は名無しである：2020/08/09(日) 21:08:24.95 ID:8sczcbH4.net

>>50は二つに別れているけど未完成なだけで一つの短編
「チーホンとマラーニャ」
しっかり者のチーホンとその両親、妻のマラーニャがいる家庭の風景を簡単に描いたスケッチ分の短編で
夫のチーホンが出稼ぎにいってる間の男手にと１７歳の少年を雇おうと決めたところで未完成で終わる

「牧歌」
「チーホン」ではただ妻という描写だけだったマラーニャが
実はものすごい美人で村のあらゆる男を手球に取ってきた女だと明かされる
自分に興味がなければこちらから誘惑してしかも絶対にやらせないという女で男をたぶらかして遊ぶ
それが雇った少年のことだけは本気で好きになり、うぶな少年をじらしにじらして楽しんで
てっきりその少年とやる流れかと思ったら最後に女たらしのチャラ男がいきなり出てきて
そいつに誘惑されたら鉄壁だったマラーニャがなぜかフニャフニャになって抵抗できずにあっさりやられてしまって終わる

最初の「チーホン」が寝取られものの男目線みたいになってるのと
最後のまさかの展開にNTR好きにはたまらない作品かもしない
あとNTRに興奮してるのかトルストイのテンションがなんか変

56 ：吾輩は名無しである：2020/08/17(月) 17:55:55.98 ID:z8BmPn1C.net

ロシア人はわりと好きなのかNTR
ドストの悪霊もあるというし
ナボコフの「断頭台への何たら」にも、あった。
ネトラレスキーなんてwww

57 ：吾輩は名無しである：2020/08/17(月) 17:58:41.91 ID:z8BmPn1C.net

チェーホフの「犬を連れた奥さん」というのは
犬は実は旦那で
他の男とやってるところを
鎖につないで
見せつける
みたいな展開？

58 ：53：2020/08/19(水) 09:06:43.71 ID:DqQhQZz1.net

>>54
さんくす

59 ：吾輩は名無しである：2020/08/24(月) 08:24:59.76 ID:0mVPMJNW.net

「トロイラスとクレシダ」

60 ：吾輩は名無しである：2020/08/24(月) 08:25:20.03 ID:0mVPMJNW.net

「結婚１５の歓び」

61 ：吾輩は名無しである：2020/08/24(月) 08:26:10.25 ID:0mVPMJNW.net

「トルティーヤフラッド １０章」

62 ：吾輩は名無しである：2020/08/24(月) 19:45:17.23 ID:j9VyRlIs.net

「結婚15の喜び」は「寝取られる喜び」ってことかな。
フランスのコント。フランスはコキュ文化だから
クロソウスキーの「ロベルトは今夜」なんか谷崎の鍵とよく似た感じ。
藤本ひとみの「コキュ伯爵の何たら」なんていうのがあったな。
小池真理子も三角関係をよく書いてるようだけど。
「知的悪女のすすめ」でモラヴィアの妻が浜辺の男の死体を見て
この男と愛し合ってたのと夫に告白する話が出てたな。
日本も、こういう路線をもっとやったほうがいいよ。

63 ：吾輩は名無しである：2020/08/24(月) 19:49:48.99 ID:j9VyRlIs.net

>>29
大江のインタビュー本の中に
小島と大庭は
中上健次と津島佑子みたいな盟友的男女だったというけど
「アメリカ男性に寝取られ男」と「アメリカ人男性と浮気女」という盟友か？
大庭がアメリカ男とやってるところを小島に見せつけるプレーとか
やってたのかな？ｗ

64 ：吾輩は名無しである：2020/08/24(月) 19:57:11.09 ID:j9VyRlIs.net

ラクロの「危険な関係」はよく映画化されるが
若いカップルの女を寝取るところが一番興奮する。
マルコビッチ版では、ユマサーマンが演じた女。
ジェラールフィリップ版が一番いいんだけど

65 ：吾輩は名無しである：2020/09/25(金) 19:56:42.65 ID:wgerEq7M.net

「青が散る」（宮本輝）に
寝取られあるって？

66 ：吾輩は名無しである：2021/06/14(月) 10:01:28.42 ID:S0WO3zyU.net

イプセン『ブラン』

67 ：吾輩は名無しである：2021/06/14(月) 19:54:04.15 ID:bHUKZO3q.net

>>66
どんな感じ？

68 ：吾輩は名無しである：2022/12/10(土) 00:58:32.81 ID:XLPVlY8i.net

森村誠一『太陽黒点』はどうよ？

69 ：吾輩は名無しである：2022/12/10(土) 10:06:56.57 ID:uS6z3AHZ.net

所有の感覚があるから、取られたと感じる訳で、そういうプチブル感覚をコケにするところに
面白味があったのは大分昔だろ。
ブルースやロックの主人公はバックドアマン。
これまた古い。

70 ：吾輩は名無しである：2022/12/25(日) 16:31:46.91 ID:VTm0Njm4.net

https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=13dsvr00774/
このVRが設定的に最高だと思って購入したけど
VRのアプリソフトが上手く導入できない。
誰か助けて。
Dmmの指導に従って、ダウンロードのアイコンをクリックすると「あと何秒」とか出るんだけど、けっこう時間かかるし、やっと完了しても、何だかんだで映像を観れん orz
PCの機種の問題かな
ネットカフェの座席はビジネス用を愛用しているけど、それが理由かな？
ゲーム用とかにしたら観れるかな？

71 ：吾輩は名無しである：2023/05/20(土) 23:43:26.34 ID:jT1lFWuF.net

名前： AV板投稿不能により、こっちに
E-mail：
内容：
俺もそれがいい。で、浮気相手は旦那の上司とか
旦那より上の存在が良い。
夫を愛してるけど
夫より上の男に抱かれると、そのシチュエーションに興奮して感じてしまう
みたいな、のがいいね。
警察では、出世したいノンキャリア警官はキャリア官僚に妻を提供するという話を
告発警官の仙波敏郎さんが本に書いてた。妻もノリノリで抱かれてしまうのがいいね。
結婚する前の若い頃、女子大生、女子高生の頃から、
夫の上司と体だけの関係になる妄想でオナってるような女が
大人になったら夢が実現するっていうのがいい。
実は、学生時代も彼氏の部活の先輩と浮気してたとか。
先輩が特別魅力的だからというワケじゃなく
そういう状況に興奮するから、ヤッてた、みたいな

72 ：吾輩は名無しである：2023/07/24(月) 20:19:07.88 ID:gupA2mXvV

また岸田異次元増税憲法ガン無視地球破壊軍國主義文雄か゛今度は中東にまて゛丿コノコ莫大な温室効果カ゛スまき散らしながら世界中にハ゛力晒して
しかもどのロで脱炭素だのとほざいてやか゛んた゛か、カによる─方的な現状変更によって都心まて゛数珠つなき゛で鉄道のз○倍以上もの莫大な温室
効果ガスまき散らすクソ航空機倍増させて氣候変動させて世界中で土砂崩れに洪水，暴風、猛暑，干ばつにと災害連發させて核攻撃の何倍もの
人的物的被害を与えてるクソテ口リス├か゛口シア非難とか笑わせんのもいい加減にしとけや、氣候変動による世界の難民の数は１億人を超えて
いるわけた゛が、日本でも洪水やクソ航空騷音によって住む場所を追われる被害者だらけ．豪雨やら灼熱地獄によって被害を受けた連中は被災者
ではなく，テロ政府による人為的なテロによって破壞され殺されたんだといい加減理解して立ち上がれよな．被災者支援た゛のと白々しい増税と
利権のネタにされて生命と財産を奪われるマソ゛体質マシ゛キモチワ儿イぞ，プ―チンや金正恩は，このデタラメジェ丿サイト゛プ口パガンダテ口
国家の本質を追求して正当性をアピ─儿すれば．世界的な惡者は日本に原爆落とした世界最悪のならず者國家とその−味だと八ッキリするた゛ろ

創価学会員は．何百萬人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まで出てる世界最惡の殺人腐敗組織公明党を
池田センセ━か゛囗をきけて容認するとか本気で思ってるとしたら侮辱にもほと゛か゛あるぞ！
https://i.imgur.com/hnli1ga.jpeg

73 ：吾輩は名無しである：2023/08/10(木) 17:14:08.27 ID:s8LXSfm2.net

(‡▼Д▼)y━-┛~~~｡o○

74 ：吾輩は名無しである：2024/04/28(日) 21:54:22.35 ID:KhF981+/.net

文芸スノッブ
志賀直哉「暗夜行路」青年作家の「寝取られ人生」
はつまらないか？
2023年10月24日

京都で見つけた女性<直子>と結婚して、平穏な暮らしをしていた謙作だったが、彼が旅行へ
出かけている間に、嫁の直子が別の男（直子の従兄）に寝取られてしまう。

従兄に強姦された嫁を、謙作は赦したいと考えるが、感情と理性とがうまく一致しない。

直子に虐待を繰り返すうちに、精神を病んだ謙作は一人、悟りの旅へと出かける。

しかし、山の中の寺で、謙作が知り合った男<竹さん>は、偶然にも「寝取られ男」だった。

竹さんは、嫁が多くの男たちと肉体関係を持ち、寝取られているのを、黙って見過ごしてい
るという。

最初、竹さんを「変態ではないか」と疑った謙作だが、竹さんの妻に対する愛し方もまた、
一つの愛し方だったことを理解する。

竹さんの嫁が、情夫の一人に殺された直後、明け方の山の中で、謙作は「寝取られ」を乗り
越える。