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大江健三郎の文章は本当に悪文なのか?

1 :吾輩は名無しである:2015/12/10(木) 18:46:07.56 .net
ノーベル文学賞取れたのは翻訳家のおかげ!という奴もいるが
万延元年のフットボールで史上最年少の谷崎賞とってる事実を忘れてはいけないのでは?
そもそもいいものじゃないと翻訳しないのではないか?
というわけで大江健三郎の文章・文体について語りましょう

2 :吾輩は名無しである:2015/12/10(木) 18:51:51.35 .net
クソスレ立てんなカス!

3 :吾輩は名無しである:2015/12/10(木) 18:53:54.46 .net
読点の使い方が特殊

4 :吾輩は名無しである:2015/12/10(木) 18:57:29.08 .net
大江姉
基本的に、難解な文章使うのはいいんだけど、それが大江の文学的主題とどう関わってくるのかわからん
三島だったら、硬質で入り組んだ文章が彼自身の思う日本的な美と通底してた
安部の場合、あの事実しか述べていかないような文体が、荒野っちゅうか荒涼とした戦争文学やらシュールレアリズム風の文学によくマッチしてたと思う

でも大江は、結局のところフランス哲学・文学のマネじゃない?
元ネタのサルトルも難解なポストモダンも、ひどくセンセーショナルな潰れ方をしたし、それは正当だったと思うぞ

抽象的で記号化された登場人物はいいんだが、記号学を扱うフランス系学者にありがちな難解な文章を俺は評価できん
難解であるべき必然的な理由といわれた文学の相対性は、結局何も生み出さなかったし、必然的ですらなかったようにすら思える

そんで代わりに、自分の障害を背負った息子について書いた文章は、難解さが薄れて、はじめて意味ある、真に迫る文章だと思った
でもそれ以外は、基本的に上に書いたような理由で支持できん

5 :吾輩は名無しである:2015/12/10(木) 20:04:22.75 .net
そのくせ文章の書き方指南みたいなことやってなかったか?

6 :吾輩は名無しである:2015/12/10(木) 20:12:38.92 .net
意図的ににやってるんじゃなかったっけ

7 :吾輩は名無しである:2015/12/10(木) 22:26:53.90 .net
まー、赤字入れてやりたくなるよね。
正直いって。

8 :吾輩は名無しである:2015/12/10(木) 22:54:54.11 .net
翻訳文みたいなんだよね

9 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 03:12:05.59 .net
海外の大学で日本文学を教えてる日本人教授達は日常的に英語で文章を
書いてる訳だが、概して彼等の書く日本語は驚く程、「日本的」なんだが。
主語は明解でないしねw
大江の文章は擬似翻訳文と言って良いかもしれない。

10 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 07:21:24.11 .net
大江の文体は偉く大きな変遷があるわけだが
1950年代〜2010年代まで
いつの文体の話をしているんだ?

11 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 07:26:48.89 .net
>>4
安部には納得
三島については意味不明
日本的美とはなんぞや三島は文章はどちらかというと洋文だとおもわれる

フランス哲学の真似を小説でやるというのも完全に意味不明

自分の息子を背負ってかいた、新しい人よ眼ざめよ、は大江史上
最高の難読文体なわけだが

事実に沿ってしゃべっているとは思われない

12 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 07:31:04.33 .net
>>6
意図的にやっているのは

以下本人がインタビューでいっていたが(大意)

正確に伝わることを意図して推敲を重ねまくって文章をつくっている
ただそうやって出来上がった文章で中身が伝わるかというとそうでもなかったw

と大江特有の冗談を交えていっている

13 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 07:42:38.77 .net
言い忘れたあと一つ
俗見のフランス文学に影響受けた〜という話以上に大江が本質的に影響を受けた
フォークナーは悪文でしられている(確か一文の英単語数最大が彼だったかと)
つまり悪文がどうのこうのというのは文学に興味ない界隈でしか通じない悪口でしょう

14 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 10:41:14.49 .net
×まー、赤字入れてやりたくなるよね。
〇まー、赤ペン入れてやりたくなるよね。

「赤字」というのは商業、会計用語ですね。
人の文章にナオシを入れるはずが、逆に赤ペンを入れられてしまって恥ずかしいね。

15 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 10:51:00.72 .net
サルトルの影響は生きるうえでの政治、社会との関わり方についてで、
文学的にはサルトルの影響は希薄でしょうね。それとフランスの現代哲学も
ほとんど関係ないでしょう。

仏文出身ではあっても人間として渡辺一夫の弟子になりたくての仏文だし、
英米文学からのほうが大きく負っているようですね。

16 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 10:57:58.98 .net
>>14
釣りだっての www

17 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 10:58:35.15 .net
サルトル、なにそれ? おいしいの?

18 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 11:42:56.91 .net
>>1
ノーベル賞関係無しに大江は偉大な作家だし
ノーベル賞ももちろん翻訳しだいで取れるようなチョロイ賞ではないだろう
(というかこんなことをいう奴は翻訳が何だと思ってんだ???)
大江を頭ごなしに否定したい連中が適当なことをいっているのを真にうけなさんな

19 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 11:52:23.74 .net
×ノーベル賞関係無しに大江は偉大な作家
○なんにせよノーベル賞をどうのこうのと言わなければ始まらないんじゃ三文作家の極みw

20 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 12:03:23.11 .net
>>19
ノーベル賞なんて20年も前の話で、それ以降も継続的に作品出し続けていている
それらはもちろんノーベル賞の対象ではないわけで
今となってはノーベル賞どうこうなんてあまり関係ないんだが

21 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 12:09:27.48 .net
>>20


22 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 12:39:13.30 .net
まあ大江は読み継がれるわな

23 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 13:08:08.93 .net
>>22みたいなバカとは永遠に絶縁できないからな文明日本も(嗤

24 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 13:56:17.52 .net
お花畑のどこがいいんだかわからないんだが

25 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 13:59:09.82 .net
良い文=正確に伝わるっての意味だったら、
大江の文体は驚異的な高みに達してると思うけどね

26 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 14:06:42.68 .net
>>24
こういう義憤に震えてる?愛国者()って可愛いね

27 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 14:07:54.27 .net
>>26
セブンティーンにかまうなよめんどくさいからさ

28 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 14:09:29.15 .net
>>27
セブンティーンが右翼になるあの瞬間は大江の文章がいかに卓越しているかの一つの見本だな

29 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 14:17:05.05 .net
ピカソみたいなもん

30 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 14:22:39.13 .net
大江なんてシーラカンスみたいなものでしょ
それでも読まれるのかな

31 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 14:27:08.71 .net
はまるやつはとことんはまるイメージ
多感な時期に読ませちゃダメな作家だな

32 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 15:49:10.02 .net
政治主張はともかく小説は過小評価だと思う

33 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 16:10:50.13 .net
過小評価って2chニュース板でならそうだろうが、でるとこでれば評価されてるんで2chは関係ないわな

34 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 16:23:36.76 .net
夜明けまえの暗闇に眼ざめながら、熱い「期待」の感覚を求めて、辛い夢の気分の残っている意識を手探りする。
内臓を燃え上がらせて嚥下されるウィスキーの存在感のように、熱い「期待」の感覚が確実に躰の内奥に回復してきているのを、おちつかぬ気持ちで望んでいる手さぐりは、いつまでもむなしいままだ。
力をうしなった指を閉じる。そして、躰のあらゆる場所で、肉と骨のそれぞれの重みが区別して自覚され、しかもその自覚が鈍い痛みにかわってゆくのを、明るみにむかっていやいやながらあとずさりに進んで行く意識が認める。
そのような、躰の各部分において鈍く痛み、連続性の感じられない重い肉体を、僕自身があきらめの感情において再び引きうける。
それがいったいどのようなものの、どのようなときの姿勢であるか思いだすことを、あきらかに自分の望まない、そう言う姿勢で、手足をねじまげて僕は眠っていたのである。

35 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 16:32:05.62 .net
ええやん

36 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 16:45:57.22 .net
悪文と名文は紙一重

37 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 16:54:31.64 .net
万延元年を書ききらなかったら大江はあそこで終わっていたよ
このジャイアントステップがあって真の大作家になった

38 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 17:34:55.48 .net
大江こそ戦後文学のエースだって風潮も昔はあった
安部や三島なんてのは後塵拝すレベルで

39 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 17:50:05.21 .net
そういう意味の戦後文学に大江をくくれるの?
三島は実際に、安部も作家として70年代にはもう死んでたわけで

40 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 17:57:44.99 .net
安部は箱男で全部出し尽くした感が…

41 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 18:20:53.50 .net
大江なんてどうせサルトル様に土下座して
拝むレベルなんじゃねえの?

42 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 18:22:16.27 .net
26でセブンティーン書いたのはすごいと思う

43 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 18:25:57.05 .net
方舟さくら丸は大江の洪水はわが魂に及びのパクリだ説
すでに誰か提唱してる?

44 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 18:33:21.35 .net
まあ、読んだことない人ほど声高に批判するよね
自薦短編集でも見ればいいと思う

45 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 20:32:06.41 .net
美文とか悪文とか主観的なものだからなあ
おれは三島の文章はクドくて嫌いだけど美文とか言われてるし
でも太宰のいい時の、斜陽とかは本当に上手いと思う

46 :吾輩は名無しである:2015/12/11(金) 20:34:35.18 .net
当時目新しい文体だったのは確か

47 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 01:15:12.19 .net
で、どれが一番読みにくいの
同時代ゲーム?

48 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 01:39:04.19 .net
新しいひとよ

49 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 06:20:46.15 .net
最近飼育読んだけど完成度高杉
そら芥川賞とるわ!

50 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 08:29:10.70 .net
>美文とか悪文とか主観的なものだからなあ

美文と悪文は反対語じゃないです。
美文とはなにか、辞書でもひいてごらんなさい。
ちゃんとした辞書ですよ。

51 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 08:56:19.19 .net
M/Tもよかったですよ
岩波文庫で出てる

52 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 09:25:39.83 .net
やっぱり「雨の木」が最高

53 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 09:32:27.68 .net
「懐かしい年への手紙」がやはり一番大きな達成でしょう
内容(一連の谷間の森シリーズ)としても形式(擬似私小説)としても
作者の追及してきたことが大作として結実した

54 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 11:02:43.07 .net
>>53
風景描写が消えたときの作品だったっけか
やっぱり細かいところで海外の作家と同じように形式の実験もやりまくってるんだよな
モディアノの自分が生まれる前の私小説にも名指しはあるけど描写は徹底的に避けられたりしてていわゆる日本の私小説からほど遠かったりする

55 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 11:07:31.24 .net
>>54
違う風景描写が滅茶苦茶ある作品
谷間の森の村にアボリジニの言うエターナルドリームタイムをみるという作品で
美しい村の風景描写がないと作品が成立しない

56 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 11:12:36.39 .net
>>55
風景描写なくなったのは五年後の『燃えあがる緑の木』三部作だったな
すまんすまん
時と年を二重あわせにしたイメージの作品でここから風景描写をなくして批判されまくってでも蓮貫とかがほめてたんだった
90年代以降のほうが好きなんだけど、80年代の総決算という意味で確かにでかい小説だと思う

57 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 11:23:21.93 .net
大江のどこがいいのかな

58 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 11:30:22.56 .net
>>49じゃないけど初期の短編の完成度はやばい
若い読者はたいてい初期の怨念塗りこめたような作風から入るのが多い気がする
そのあとの全体小説とか小説の技法とかいろんな変遷を経て60年近く小説書き続けていていまだになんか野蛮な小説書いてる

59 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 11:38:34.10 .net
大江を読むのは時間の無駄じゃないのかな
それより漱石でも読破したほうが有意義じゃないのかな

60 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 11:45:31.71 .net
>>59
新作が出たら読んでしまう作家くらいいるだろ?
漱石とは別腹よ
やってることは戦後の文学理論のほとんど全てみたいなところあるから読み応えはそれなりにあると考える人もいるのよ
時間の無駄だとする人は別にいても当たり前と思うけれど

61 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 12:57:15.81 .net
>>56
描写がどうだったか不明だけどあれは第三部にはいらないとお話として面白くならないから
バチバチの大江ファン以外辛抱強くそこまで読まないから批判されて当然だとおもう
自分は好きだけどね

62 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 13:32:19.75 .net
鳩でこいつ病気なんじゃね大丈夫?って言ったのは丹羽だったか

63 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 14:01:35.25 .net
敗戦で進駐軍支配になり彼我の文化文明の質のあまりの格差の前に明治近代が音を立てて崩れた。
それでみんなどこかに行っちゃったけど、大江みたいな阿呆とファンの厨房はおフランスお流行の実存主義に行った。
サルトルとかカミュの物まねの上滑りで、反ヒューマン・反文明が新文学だの唾棄するだけのもの。
それを死ぬまで引きずって、小悪党の小ずるさ小汚さだけの人生生活のバイブルになっている。
それだけさ。くだらないバカな時代の生きた化石さ。(嗤

64 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 14:05:10.82 .net
あっそ

65 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 14:31:10.77 .net
新作でれば読むだろうけど
読んでも読まなくてもどっちでもいいな

66 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 15:17:59.76 .net
そうなんだよなあ。
どこまでいっても、しょせんサルトル様の子分にすぎず・・・

67 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 15:55:35.49 .net
まだ大江はサルトルで実存主義でとかいってるズレズレの奴w
何時の時代でとまってんだよ

68 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 16:02:32.70 .net
大江に関する知識はそれと政治活動しか知らないんだろ
ほっとけ

69 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 23:14:49.48 .net
大江の真骨頂はタイトルセンスだと思う

70 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 23:19:52.22 .net
まずなにか読もうね

71 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 23:31:41.89 .net
何から読めばいいの
万延元年のフットボールってやつ?

72 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 23:36:27.52 .net
おうそれでいいよ
手っ取り早く才能みたいなら短編の「死者の奢り」
ただ全力を注いでる感が味わえるのは「万延元年〜」からだろうなあ

73 :吾輩は名無しである:2015/12/12(土) 23:39:11.95 .net
長編読むの億劫だったら「自薦短編集」読んでくのもありだな
どれもいいしスタイルの変遷もわかる

74 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 00:17:50.02 .net
芽むしり子撃ちも入り方としてはいいと思うな

夜更けに仲間の少年が脱走したので、夜明けになっても僕らは出発しなかった。

75 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 00:45:46.17 .net
いつも通りバカが一人せっせと自演してるなw

76 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 01:32:24.59 .net
ageてるのがみんなアンチで頑張っててワロタ

77 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 03:26:07.14 .net
>>50
そういう話じゃないんだがまあいいや
中期以降と言っていいのかな?
である体を執拗に回避する文章もなかなか

78 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 07:48:38.89 .net
はじめて読むのは意外と取り替え子チェンジリングがいいぞ
ミステリ仕立てでエンタメとしても楽しめるし、大江独特のグロテスクリアリズム全開だし
円熟の筆致を楽しめるし
大江の文章は・・・といて究極はレイトワークなんじゃないの

79 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 08:54:43.56 .net
チェンジリング以降のものは全部読んだ

80 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 09:07:41.38 .net
いつも通りバカが一人せっせと自演してるなw

81 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 09:13:53.11 .net
大江が死んだら全集刊行されるよね
三十巻ぐらいになるのかな

82 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 09:23:05.38 .net
大江も大江厨もチェンジリングw

83 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 09:23:19.25 .net
「取り替え子」いいよね
マニアックな気質な人はハマると思う
文章自体はいい意味で軽くなってるし

84 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 11:05:17.61 .net
宙返りが好きな俺は異端

85 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 11:54:14.79 .net
なんだかんだで後期の大江健三郎は面白い
おかしな二人の三部作は実はあんまり仲良くない二人組だって指摘は面白かった
小野正嗣の「馬鹿はなぜ二人なのか」に触発されているがそこであげられているようなカップルではない

86 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 11:59:04.55 .net
同時代ゲームってどうよ

87 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 14:28:50.09 .net
奇妙な仕事の女学生は美人であってほしい
ていうか結構節々にライトノベルっぽさがあるよね

88 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 14:38:12.43 .net
そうか売れなくなったわけだな大江の本も

89 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 14:51:14.38 .net
大江の時代は終わった
次は平野の時代かな

90 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 14:54:25.22 .net
平野の時代は無かったw

91 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 15:01:07.31 .net
それ面白い?

92 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 16:25:08.39 .net
いま僕自身が野間宏の仕事に、喚起力のこもった契機をあたえられつつ考えることは、作家みなが全体小説の企画によってかれの仕事の現場にも明瞭にもち
こみうるところの、この現実世界を、その全体において経験しよう、とする態度をとることなしには、かれの職業の、外部からあたえられたぬるま湯のなかでの特殊
性を克服することは出来ぬであろう、ということにほかならないが、あらためていうまでもなくそれは、いったん外部からの恩賜的な枠組みが壊れ、いかなる特恵的
な条件もなしに、作家が現実生活に鼻をつきつけねばならぬ時のことを考えるまでもなく、本当に作家という職業は、自立しうるものか、を自省するとき、すべて
の作家がみずからに課すべき問いかけであるように思われるのである。(大江健三郎『職業としての作家』)

93 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 16:26:12.48 .net
大江健三郎「壊れ物としての人間」


「フォークナーの活字のむこうの暗闇をうずめている、情熱の極点にむかったまことに不毛きわまる
パセティックな自己燃焼をはかるところの、いずれも不撓不屈な人間たちを、ぼくはくりかえし経験
しようとしはじめるのである。ヨクナパトファ・サーガの、奇妙な情熱にとりつかれているおのおのの生
および死を鋭く発見するひとたちのむらがりにむかって僕は入りこんでいく」

94 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 16:56:20.92 .net
ええなあ

95 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 17:18:54.65 .net
悪文ですな・・・

96 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 17:32:24.19 .net
まず悪文の定義をだな

97 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 17:38:11.21 .net
初期小説読む限り相当暗い青春送ったんだろうなと

98 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 17:56:09.83 .net
同じポスト・フォークナーでノーベル賞作家のクロード・シモンと比べると面白い
破格の文体や旺盛な実験精神などと作風は遠くないのに主義主張は正反対

99 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 17:59:35.14 .net
バカでブサイクで性格悪けりゃそりゃネクラになるさ暗い青春を送るさ。
だからあのザマ無い小説群なんだわさw

100 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 18:41:25.87 .net
暗い青春を送ったってそういう悪い意味で言ったんじゃないんだけど…

101 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 18:43:04.83 .net
与えた影響力が大きすぎて何がすごいのかがよくわからなくなった作家
大友克洋みたいな感じだな

102 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 19:00:41.57 .net
いやわかるよ
全体的なデカさ深さはまだ誰も及んでいない

103 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 19:09:12.96 .net
あんなものが大きいだの深いだのって、オマエ低脳じゃなくて、可哀想に、無脳だな(嗤

104 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 19:13:05.55 .net
文学板の住人なのに大江すら読んでない奴がいるのが怖い

105 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 19:16:02.92 .net
指摘されてsageるようになったんだね
偉いよアンチくん

106 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 19:23:36.33 .net
人間なのに大江を読んでいる奴がいるのが怖い

107 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 19:37:06.06 .net
お花畑の作家を持ち上げすぎじゃないのかな

108 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 19:47:34.57 .net
ピンチランナー調書は…なんでもない

109 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 20:00:41.44 .net
春樹なんかには結構影響与えているんじゃないかな

110 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 20:05:28.69 .net
政治主張「だけ」しか知らない奴が多すぎる
お花畑お花畑って、馬鹿の一つ覚えか!

111 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 20:06:54.34 .net
何故か安部公房ageのためにこき下ろされるおじさん
若死には得よのう

112 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 20:23:26.48 .net
>>108
ピンチランナー調書と宙返りについては何も言わない約束じゃなかったか

113 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 20:23:42.27 .net
大江が死んだら読むことにしようと思う

114 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 20:27:37.84 .net
>>112
ああ…夜よゆるやかに歩めと政治少年死すもだ…・

115 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 22:01:02.02 .net
>>98
仲悪かったな

116 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 23:40:14.60 .net
どれほど世のため人のためになれる人間じゃないが、普通に善人で生きたい。
そう思う人間には一ページたりとも読める文学(嗤)じゃないな。
こんなの書くヤツも読むヤツもアウシュビッツに送って毒ガスで殺しちまえ。
人類には要らない。

117 :吾輩は名無しである:2015/12/13(日) 23:59:55.23 .net
嗤くんと呼ぶね

118 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 00:16:57.28 .net
大江健三郎の文体・文章について語るスレなのに
政治思想に関する罵倒しかしてない時点で

119 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 00:40:58.88 .net
政治少年死すは正直蛇足…

120 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 01:26:12.23 .net
一般の評価とか、賞とか政治発言とかは置いといて、その後の日本の作家への影響なら同時代の作家とは比べものにならないでしょ。
中上健次、村上龍は明らかに影響受けてるし、
村上春樹は万延元年のフットボールのパロディで当時芥川賞選考委員だった大江に芥川賞候補作として作品が上がってる。(作品名は忘れた)そして落とされてる。
プルーストだって、後の世代の作家たちが自分の口から「俺はプルーストの影響を受けてる」ってみんな言うもんだから評価が上がって今じゃ20世紀最重要人物じゃん?
個人的にはなぜかよく比べられる安部公房より全然好きだな。

121 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 02:02:53.89 .net
>>120
村上春樹の1973年のピーンボールは結構面白いよ
パロディでは全くないと思うけれど

122 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 03:37:47.30 .net
>>120
そもそも安部公房がおれはよくわからん
砂の女と中上健次の千年の愉楽を同時期に読んだが圧倒的に中上が上だと感じた
これならカフカやゴーゴリ読むよという感じで
まあ安部公房ほとんど読んでないおれが言うのもなんだが

123 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 03:59:30.70 .net
安部と比べられてるのは多分ノーベル文学賞関係かと
当時の委員長が生きてたら安部だったかもね〜とかいって
んで作品も貶めたい大江嫌いが旗印に掲げてる
安部が生きてたら大江なんて取れてない!とかいって(安部が悪いとは言ってない、悪しからず)

124 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 04:22:14.29 .net
>>123
安部公房がとってた可能性が高いのは事実だし、取ってたら10年くらいは日本人がなくなる可能性が高いのも事実ではある
でもなんか大江が取れてないって言ってるやつは小説読まずに言ってる
安部は安倍で戯曲の方とかも評価されててイヨネスコとかハロルド=ピンター路線での受賞だったと思う

大江健三郎の受賞講演でも安部公房が長生きしていれば受賞していただろうとして、二十世紀最大の作家としてカフカ・フォークナーと並ぶ評価与えてる
対談とか読んでるとすさまじく頭がよくて海外の文学渉猟してるしやっぱりでかい作家だったと思う
三島と大江が西欧だとすると安部は東欧のイメージが強い

125 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 05:32:38.58 .net
大江健三郎さんが非常に注目を浴びた『個人的な体験』という小説があります。
1964年に出た作品ですが、これはジョン・アップダイクの『走れウサギ』(Rabbit, Run)という1960念に出た
作品を完全にパクったものだと言われています。

『走れウサギ』という作品は「ラビット」というあだ名の付いた男の話ですけど、大江健三郎は自分の小説に
「鳥」という「バード」というあだ名の主人公をもってくる。
アップダイクの方は奥さんを裏切って浮気するはなしですが、大江の作品も「バード」が妊娠中の妻を
ほったらかして浮気するはなしなんです。


大江健三郎が最初に出したエッセイ集というのは、「厳粛な綱渡り」という分厚い本なんですけど、
それはノーマン・メイラーのadvertisement for myselfとほとんど作りは同じ。

126 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 05:40:09.56 .net
なんJでみた

127 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 06:19:13.63 .net
80年代の作品が好きや

128 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 07:44:43.83 .net
>>124
いや受賞の数年前から今の村上みたいに、「今年こそこそ大江か」
みたいに大江宅にマスコミおしかける年中行事があったぞ
だから俺はその段階で大江はノーベル賞なのか、と理解していた

2chで安部が生きていたら確実安部だった、大江の話なんか全くきかなかった
とニュースの板なんかで大声で叫ばれてるから、自分の記憶おかしいんかな?と
図書館で受賞当時の噂の真相(笑)借りてきて確認したらやっぱり自分の記憶がただしかった

129 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 08:12:06.53 .net
ピンチランナー調書だったか
ソープランドに行く主人公の描写あったと記憶しているけど
本人も浸っていたのかなと思った

130 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 08:22:51.46 .net
個人的な体験の肛門の描写には萌えた

131 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 08:45:21.64 .net
>>125
個人的な体験って奇形の子供がうまれたハナシでしょ中心は。
浮気がどうのなんて大したトピックじゃないよ。

厳粛な綱渡りってのはそれまでに書いたエッセイをどかっとまとめた
だけの本でメイラーの本と作りが同じとか意味がわからない。

時期的にメイラーの「私自身・・・」の翻訳がでたころだったし、大江はメイラーの
愛読者だったということはあるが。

132 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 08:49:04.94 .net
>>129
河馬に噛まれるのなかの短編ででてきたソープ

>>131
コピペに真面目に反応しなくても
あんなこというなら
村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」では主人公がねじまき鳥というあだなでよばれ
妻が堕胎するかどうかを思案し、主人公は夢の中で妻以外の女性と交接する
大江のパクリだ
という話もできてしまうがあまりにバカげている

133 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 09:24:20.80 .net
村上は大江のことあんま言わんな
大きな影響受けてると思うけど

134 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 10:26:33.20 .net
大江健三郎と村上春樹
嫌い合ってるイメージしかない

135 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 11:04:02.94 .net
>>131


青山南
石原慎太郎
中上健次に行ってください

彼らが大江はアップダイクをパクったと発言していますので

136 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 11:09:25.88 .net
>>134
大江はあんなものはアメリカ小説のモノマネだ、という評価で芥川落としたのだから
もともと作品は嫌っていたはずだが
ただ、村上が全世界に売れている状況を見て「自分に見抜く力がなかった」
と村上の力をきちんと認めている

村上がどう思っているのか?芥川落選当時は大江に落とされたんだから恨んだろうが
今現在特に何か含むところはないんじゃないかな

137 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 11:12:08.28 .net
>>135
何コイツ?自分で論証できないことをコピペして喜んでんだ
レベル低

138 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 11:21:45.14 .net
>>125そういう種本があると物書きとしては楽だしいいもの書けることもあるよね
てか大江の全作品に種本の影がちらついているのかな

139 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 11:28:29.84 .net
と言われています。(笑

140 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 11:30:36.96 .net
>>136
大江は芥川賞受賞に賛成票を投じています

141 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 12:57:13.35 .net
文章の巧拙ってのは器用不器用みたいなもんだから、
そりゃ修業で使い物になる程度にはうまくなっても
「上手い」ってものにはなれないな。
しかし大江みたいにあそこまで穢い文章を書くってのは
不器用じゃなくて脳に物理的障害があるんだわ。
文は人なり。穢い文の人の思想(広義)は穢い。
その穢い文で書かれた穢い思想(広義)を文学だと言う大江厨の脳の物理的障害の酷さは筆舌に尽くし難い。
尽くし難いんで尽くさない。言うことは、

「バカ。グズグズしてるな。とっとと死ね。人類はオマエらなんか要らない」。

142 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 13:14:42.02 .net
>>139
何が何の種本か教えてくれ
あと夫妻がでてくる小説で浮気があった、くらいじゃ種本にならないんで
アップダイクが個人的な体験の種本であることも誰にもわかるようにきちんと証してくれ

143 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 13:15:02.24 .net
>>137

https://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/IAS/ras/27/aoyama.pdf

自分で判断して

144 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 13:31:02.60 .net
>>143
・主人公のあだ名が動物
・主人公が浮気する
以上に指摘が何もないんだが

結論としては単なる言い掛かりだな

145 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:02:02.92 .net
そんなものではなくてね
構造ですよ
物語の構造

146 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:04:03.54 .net
大江ってもともとそういう作家でしょ。
単純に「パクり」と言われると聞き捨てならないし、どうせ読んでないだろって思うけど、
大江文学はそういうもの。それに本人が隠してるケースはほっとんどないから、誰かしら指摘してるし、大江がエッセイかどっかで自分で言及してる場合もある。
>>136
どっかのブログで4年くらい前の大江の公演のリポートが載ってて、村上春樹は構成だけで小説を書く作家だ。って言ってたらしい(disの意味が含まれてるかはイマイチわからんが、多分含まれてるだろうな)

147 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:08:13.71 .net
>>144それだけでも物語の構造になりうる

148 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:11:20.89 .net
種本を明かして死んでほしいね

149 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:14:31.24 .net
研究のためですかな

150 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:16:53.38 .net
>>147
物語の構造レベルの話なら種本もへったくれもないわな
構造まで還元したら多くの小説は同じ物語だ

151 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:20:53.67 .net
構造レベルだから種本もへったくれもあるんですよ

152 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:22:09.50 .net
>>151
つまり?
例えば80年代の蓮実の仕事とか参照していってる?

153 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:26:49.76 .net
構造が決まれば物語は自然に動くからね

154 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:49:33.42 .net
主人公の名前や渾名が物語の構造に関係するねえ・・・
不思議な構造の捉え方だ
まあどうせ説明もできないだろうが

155 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 14:51:35.16 .net
皆は古義人シリーズどう思う?

156 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 15:08:18.30 .net
>>154説明する必要もないね

157 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 15:12:34.28 .net
もうほっとけば?
机上の空論にかまっても無駄だって
説明を放棄した時点で考えなんてなかったんだろうしさ

158 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 15:14:38.94 .net
>>156
特に説明ききたくもないよ
どうせ出鱈目なんだから

159 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 15:18:43.62 .net
走れウサギが個人的な体験の種だってどれどれ
アメ公に種つけられたのかうししし
早速走れウサギアマゾンで頼んだよ
こういう研究が楽しくてたまらんうししし

160 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 15:31:24.28 .net
>>155
好き
大江といえば早熟な作家といわれているが、その大江でも小説の奥義を極めて
融通無碍に物語を展開できるようになったのは古義人ものからのような気がする
大江氏も傑作をものして、とかより楽しんで書いている側面が強いように思う

161 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 15:44:30.65 .net
走れウサギなんか今頃買って読むマヌケがいるとは

162 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 15:45:51.41 .net
古義人ものってなにからはじまるんですか?

163 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 15:47:34.12 .net
>小説の奥義を極めて融通無碍に物語を展開できる
大江のどのどこが、そうなんだよ。ばーか。
なんで大江厨ってのはこーゆーバカな大江評をしてるのかってば、バカだから、だけだな。(嗤

164 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 15:49:36.44 .net
>>162
チェンジリングでは

165 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 16:01:11.58 .net
コギーシリーズ俺は好きじゃないな。
本人は長編は「水死」が最後って言ってるし、最晩年にどんな短編集出してくるかが楽しみ。

166 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 16:06:54.10 .net
大江の「最後の小説」は当てにならないからw
今のところの「最後の小説」は晩年様式集イン・レイト・スタイルで今度こそ最後といっている

167 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 16:56:39.94 .net
そうかもう死んだも同然だな

168 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 17:01:27.70 .net
大江が死んだら国葬になるのかな密葬になるのかな

169 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 17:08:40.76 .net
ばかだよな

170 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 17:13:43.97 .net
コギトものは結構続いたよね

171 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 17:20:28.47 .net
>>146パクリというより影響を受けたといったらいいんじゃないかな

172 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 17:27:45.13 .net
古義人ものは好き勝手やってて本当に面白い
チェンジリングは美しい

173 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 17:33:38.60 .net
大江健三郎て本何冊ぐらい所有してるのかな

174 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 17:47:38.16 .net
万巻の書とかいいそうだね
とにかく読書家らしい

175 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 18:26:34.76 .net
作家自身を語るでも少年期はずっと本読んでたらしいね
で、渡辺一夫に出会うと

176 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 18:54:38.35 .net
大江健三郎と浅田彰の25年前の対談がネットで読める。

177 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 19:14:44.69 .net
ここまで大江ヨイショを飽きずに自演でやってるなんてもうタダの厨房じゃないな。
大江本人だなw カスがwww

178 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 19:16:30.81 .net
そうではない
私がいる

179 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 19:18:19.88 .net
コギトものは楽しかったな

180 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 19:24:16.38 .net
何だかんだはずれがないよね

181 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 19:27:01.59 .net
もし大江本人が見てたら名乗りあげてほしいくらいだわ
作品について聞きたい事山ほどある

182 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 19:34:44.64 .net
本人だと言われて「ハイ本人です」と答えたバカはさすがにいないw

183 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 19:53:40.03 .net
>>175続きをどーぞ

184 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 20:11:42.31 .net
「作家自身を語る」はいいものだ
母親が変わってるんだよね

185 :吾輩は名無しである:2015/12/14(月) 22:45:54.99 .net
そーいえばWSJの特集でジョナサン・フランゼンが個人的な体験をほめまくってたな
Mr. Franzen, who said he had “forgotten just how crazy it is,” called the book “one of the great short novels of the 20th century.”
グロテスクユーモアとかバードの肉体性とかいろいろ語ってる

186 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 00:22:11.74 .net
グロテスクユーモアなんてものはない。それは単純にグロテスクだ。ばーかw

187 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 00:27:31.68 .net
最近のニュースじゃん
アメリカでまさかの大江ブームが来たら報告よろしく

188 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 00:37:23.52 .net
海外で受けてるのはM/Tなんだっけ
不思議ね

189 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 00:39:00.59 .net
嗤くん本当面白いよ
一生それやってくれw

190 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 00:52:12.39 .net
>>186
In an earlier WSJ interview, Mr. Franzen discussed the humor in “A Personal Matter,” which he describes as a comic novel. “Just the doctor who’s in the birthing room and can’t stop giggling,” he said.
“Oe is alive to the absurd humor in a situation like this. The humor is particularly heightened because Japan has so many conventions, such a strong sense of personal and public decorum.”
Mr. Franzen, however, seemed aware that his selection might not be everyone’s cup of tea.
“I hope at least a few people take a liking to the book, and that it’s not just a complete cry of pain and unhappiness that I’ve inflicted what I think is a brilliant book on the unsuspecting book club,” he said.

フランゼンはabsurd humorって言ってるな
実はあの小説登場する人間全部なんかおかしくて息子が生まれた時にくつくつ笑う産科医とか、貴重な症例で解剖ができるから科学に貢献できてよかったですねという医者とか

191 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 08:57:28.53 .net
>>185
面白い記事サンクス

192 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 11:16:37.78 .net
【大江健三郎: 笑う預言者そして魂の治療者】
 彼の作品は、西洋社会の知的、文化的な遺産を透過することで、
社会政治的な事柄と、個人的な事柄との間の生きた繋がりを探り
あてる。
 それは、彼の生誕地の口頭伝承の想像的な力と、バフチン流
グロテスク・リアリズムの爆発的エネルギーの炸裂とにより力を
与えられたスタイルでなされている。
 大江の途轍もないイメージ(バシュラールの想像力の定義を
彷彿とさせる)は、複雑に、幾層にも重ねられた語りを散りばめる。
 そこでは登場人物の様々なセリフどうしが、さらには引用された
テキスト群が反響を重ねていく。
 コンセプト的にも、様式的にも、大江は長い間、世界から孤絶して
いた現代日本文学を、世界文学の中心に届けた。
http://www.nobelprize.org/nobel_prizes/literature/laureates/1994/oe-article.html

193 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 12:26:08.00 .net
そのうち忘れられる作家ではあるよね

194 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 15:20:41.55 .net
いや、覚えている人がいなくなる。
つまり世界はそんなに長くもたないってこと。
そのときまでは読まれるだろうね。

君は、もうその時この世にいないだろう、君を思い出す肉親のたれももういないだろう
そういう時間のながれだ。

195 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 15:30:29.34 .net
大江が死んだら少しは読まれるんじゃないか
そのうち飽きられてくるだろうね
そして人の口端にものぼらなくなって忘れられる
完全に忘れられるだろう
安部公房のように

196 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 15:35:22.90 .net
>完全に忘れられるだろう
>安部公房のように

忘れられてないじゃん

197 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 15:55:59.38 .net
来年漱石なんかは没後百年だそうだが
大江の没後百年なんて誰も興味を持たないだろうね
そのころには自分もいないけど

198 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 16:08:53.06 .net
同じくノーベル賞受賞者の川端と少しも変わらない
読まれているだろうか漱石や太宰ほどに
そんなものなんですよ

199 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 16:37:13.96 .net
大江が読まれることはないだろうね
読者を小ばかにしている作家だからな
一般読者に理解されては恥だと一生懸命東大仏文伝統の韜晦趣味でこけおどし
評論家に褒めてもらうことしか考えたことがなかった作家だからな
読者から見放されたんだよな

200 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 16:44:31.51 .net
どっちかというと評論家(HとK)、作家(N)に叩かれ叩かれ、麦は踏まれて強くなるで力付けてきた作家でしょ

201 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:04:25.53 .net
>>199
韜晦趣味どころか大江ほど手の内をさらしてる作家はそんなにいないよ。
きみはなんにも読んでいないことを白状してるようなものだ。

そこまでやるかというほど読者に親切に自己解説も繰り返しているのに
どうしてもわからない連中は理解できないと小ばかにされた気になってしまうんだ。
おまけ韜晦趣味を東大仏文の伝統に帰すにいたっては学歴コンプレックスとしか
思えない。辰野から鈴木、渡辺から大江の世代にいたるまで東大仏文に韜晦なんて
無縁だったよ。

202 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:25:16.62 .net
我が国二人目のノーベル文学賞受賞者が忘れられるわけがない
今の状況と大して変わらんと思うよ

203 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:26:28.18 .net
>読者を小ばかにしている作家だからな
いいこというね
こばかにされてたな自分も

204 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:27:47.63 .net
なんでそこまで大江嫌いなんだろうね
まさかとは思うけど政治発言か?

205 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:33:02.19 .net
ノーベル文学賞受賞者としてのパブロ・ネルーダならチリ国民にとって忘れられないだろう
なぜなら彼はチリの英雄だから
大江は英雄にはなれない

206 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:34:07.57 .net
>>204
小説は好きでもヌルイ平和主義みたいのにちょっと距離置いていた自分は
この夏の件でああいう愚直な護憲も大事だったんだなあと考え直したわ

207 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:34:51.91 .net
川端は英雄じゃないな

208 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:34:52.67 .net
万延元年の文庫の装丁どうにかならんか
いくらなんでもありゃ酷いよ講談社

209 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:35:07.81 .net
>>205
国民の英雄とかいう考え方がなんともwww
天然で笑わせてくれる

210 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:37:39.53 .net
ノーベル賞は英雄になれるもんじゃありません
これはわかるよね?

211 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:38:30.67 .net
>>208
文芸文庫の装丁は大江に限らず好きだ
でも中の紙質はよくないね高い割りに

212 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:41:01.48 .net
新潮社の装丁がいいからなぁ
お見事!山下菊二

213 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 17:58:43.12 .net
新潮文庫に万延元年はないよね

214 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:02:44.00 .net
新潮社の大江作品の装丁がいい分
講談社文芸の装丁がちょい微妙に感じるってこと

215 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:10:27.01 .net
大江は国民的英雄になるかもしれんよ。
澤地久枝なんかとやってる9条の会が政治的なコミットメント、つまり選挙への関わりを
強めようとしてる。
ただ、今でもいろいろあって、大江は物凄く疲労してるんだってよ。
選挙までやれるかどうかは今のところ不明なようだ。

笑えるのは、反原発の路上集会に行こうとして道に迷って、ベンチに座っていたら寝てしまい、
警察官に起こされたんだそうだ。
警察官に「何をしてるんですか」と訊かれ、大江は「集会に行きたい」と答えたら、
警察官が「いや、それはやめて帰ったほうがいい」と説教され、駅まで付き添ってくれたそうだw

216 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:21:53.86 .net
政治少年死すってどう思う?例のサイトで上げられてるのを見てる前提で話したい
俺は正直蛇足な気がするんだけど

217 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:24:22.74 .net
>>214
アグイーの顔とかいいわな
文庫じゃないけど憂い顔の童子のドレとかブレイクも装丁雰囲気あるな
岩波と文芸文庫は装丁は勘弁してあげて欲しい

218 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:46:00.86 .net
アナベル・リーのピンク色のエッチな表紙が素敵だとおもう

219 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:47:11.36 .net
>>201

十分韜晦趣味だと思う

大江健三郎「壊れ物としての人間」


「フォークナーの活字のむこうの暗闇をうずめている、情熱の極点にむかったまことに不毛きわまる
パセティックな自己燃焼をはかるところの、いずれも不撓不屈な人間たちを、ぼくはくりかえし経験
しようとしはじめるのである。ヨクナパトファ・サーガの、奇妙な情熱にとりつかれているおのおのの生
および死を鋭く発見するひとたちのむらがりにむかって僕は入りこんでいく」

220 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:48:43.52 .net
悪文

221 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:49:48.47 .net
>>219
横だが
そのコピペだけがよすがかよw

それは難読だがかなり明瞭にかかれているじゃないか
中身についてもフォークナーを読んでる人間はうなずけるとこと多い文章だと思うが

あんたなんで文学板うろちょろしてるのさ

222 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:51:07.03 .net
んじゃフォークナーも悪文だ

223 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:53:44.79 .net
>>221
これかなり明瞭だよな

224 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:57:04.88 .net
大江のスピーチってさ、物凄く韜晦で何言ってるんだかさっぱりわからない。
他の活動家のスピーチはわかりやすい。
でも、聴衆が一番喜ぶのは大江のスピーチなんだよな。
一番わかりにくいのに一番味がある。早く大江のわからないスピーチが聞きたくなるんだな、これがw
今日はどんなわからない話をし出すんだろうと期待がわく。
わかる? この気持ち。

225 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:57:23.74 .net
大江さんの本
増刷されないそうで
それが全てを語っているんじゃないかな

226 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 18:59:55.19 .net
そもそも今増刷かかる作家ってあんまりいないでしょ
ましてや純文学で

227 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 19:03:06.37 .net
韜晦と晦渋間違ってるんじゃないの
韜晦ってto conceal one's talent とかto efface oneselfって意味であってるよな

228 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 19:03:38.01 .net
>>226
晩年様式集のときに本屋で感じたのは初版の刷数の純文としては破格の多さ
あと岩波文庫のはあれ増刷かなりされてるでしょ

229 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 19:09:44.25 .net
正確に言うと韜晦で晦渋になる。
直接自分をさらけ出さずに自分を表現しようとするのでそうなる。
これは大江の表現のスタイルなんだよね。個性というかさ。
自分でも言ってるけど、ぼくの言ってることはわからない、んだそうだw

230 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 19:16:01.77 .net
>大江の文章がいかに卓越しているかの一つの見本だな
>全体的なデカさ深さはまだ誰も及んでいない
>大江でも小説の奥義を極めて融通無碍に物語を展開できるようになったのは

大江厨ってのはガチで本物の白痴だな(嗤

231 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 19:16:11.34 .net
>>229
韜晦は名詞なんだけど
「韜晦な」とはならない
日本語ほんと苦手だね

232 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 19:18:09.45 .net
韜晦使いたいだけだろ

233 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 19:22:26.16 .net
>>229
韜晦(スル)ってあえて自分を馬鹿にみせることで、自分を隠すことじゃないよ
あえて分かりにくくすることでもないし難しいと言う意味でもない
大江健三郎にならってきちんと辞書を引くことは大切だよ
>>219>>93に引用された文章はきちんといいたいことが伝わると言う意味で明瞭な文章であって晦渋という言葉はそぐわない
それが伝わらないのはコンテキスト(フォークナーを知らないとか語彙が少ないとか)による
大江健三郎の引用は必ずどのような文脈で使われているかに拘っている

意味としてはその通りなのだけれど、それがどういう文章に表現されていたか?思い出せないと、いつまでも気にかけるのが私の性格で、文学を一生の仕事とした出発点のひとつかもしれません
「取り返せないことを取り返す」(「定義集」所収)

234 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 19:28:14.48 .net
まあ韜晦ってちょっと中二っぽいしね
使いたくなる気持ちはわかるよセブンティーン

235 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 19:47:55.51 .net
デジタル大辞泉
韜晦
1 自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。
2 身を隠すこと。姿をくらますこと。

自分を隠すことでいいようですな。

236 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 20:12:19.41 .net
>>229
このスレで一番いいレスが出たな。
大江の文章はまさにコレ。名文と言おうが悪文と言われようが自己表現に関してだけは透徹してる。

ちょっと思い出したけど三島が川端の「禽獣」に出てくる犬についてこれに似たこと言ってた。大江が尊敬してるエリオットも似たことを評論で書いてた気がする。モダニズム作家たちの共通点みたいなもんだろうな。

237 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 20:16:08.43 .net
>>235
ケ小平が韜晦戦略ってのを言い出して流行ったんだったかな
自分の書いた韜晦がその定義にあてはまるか、フォークナーの引用した部分を「自分を隠す」と言う意味で使っていたとして他の人が理解できないのは当然じゃないかな

238 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 20:32:02.82 .net
大江自身の性格ってどうなんだろうな
息子に対する愛情は本物だろうが

239 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 20:40:35.61 .net
麻原の言うことは信者以外の誰にも聞けたもんじゃあない。
大江の書いた文章は大江厨以外の誰にも読めたもんじゃあない。
バカとその信者の、オマエは解る私は解る、ってのはそういうこと(嗤

240 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 20:45:03.18 .net
大江なんか別にどーでもいいんだけどね

241 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 20:49:02.12 .net
じゃあでてけよ

242 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 21:00:51.54 .net
よい子はそんな本読んじゃいけません。厨房とつきあっちゃダメです。あーゆーオジサンになっちゃいますよ。
それはしかしよい子に言っていないとね(嗤

243 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 21:08:33.61 .net
韜晦というのは簡単に言うと「能ある鷹は爪を隠す」ということ。
べつに大江は鷹であることやその鋭い爪を隠そうとはしていない。
どちらかというと、羽を広げて身を大きく見せたり、
爪を鋭くすることやそれを誇示することに苦心してきた作家なの。
まあ、燕雀の類にはそれが理解し難いことだった、とはいえます。
ただ、そういう「分かりづらさ」を大江が狙っていたという訳ではないのね。

244 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 21:08:34.42 .net
政治少年死すねえ
これ当時大問題起きたんだっけ

245 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 21:17:12.13 .net
(嗤クンは出現するといろんなスレに同じような書き込みするから分かりやすいね
律儀にageたりsageたりスレごとに変えてるのな
出来たら統一してsageといてくれると助かるよ

246 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 21:20:12.43 .net
大江の題名センスは素晴らしいね
みずから我が涙をぬぐいたまう日とか我らの狂気を生き延びる道を教えよとか

247 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 22:00:50.32 .net
>>246
海外で外国語に翻訳されたタイトルも工夫されていたりしてよい
みずから我が涙をぬぐいたまう日
The Day He Himself Shall Wipe My Tears Away

248 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 23:13:06.61 .net
もし大江がばりばりの保守派、右派だったら今ごろはどうなってたんだろうな

249 :吾輩は名無しである:2015/12/15(火) 23:18:24.87 .net
ここは大江の文章文体について語るスレだから
そういうのは別スレでどうぞ

250 :吾輩は名無しである:2015/12/16(水) 00:09:59.76 .net
大江作品が好きなやつは大友作品も好きだと思う
作風の話ね

251 :吾輩は名無しである:2015/12/16(水) 06:03:36.80 .net
>>229

へたくそで偉そうな意味不明の文章書いてどや顔やめてください
だから大江さんは誰にも読まれないんですよ

252 :吾輩は名無しである:2015/12/16(水) 12:53:35.72 .net
>>238
大江は文壇の付き合いでほうぼうで喧嘩、絶交を重ねているサイテー野郎だが
光に対する愛情は本物だろう
ただ親子関係は愛情が受けての負担になることもあり単純におおければいいというものでもないわけだが

光が大江がエドワードサイードから形見で受け取ったベートーヴェン初期ソナタの楽譜に落書きして
それをみて一瞬逆上した大江が「きみはバカだ」と光にいいはなち
知的障害をバカと表現することもあるわけで、光はそれをもちろんわかっていて
光はそのバカという言葉を許せず二人は絶縁し、仲が回復するエピソードが
水死〜晩年様式集に描かれるがあれは感動的だ

253 :吾輩は名無しである:2015/12/16(水) 16:07:29.06 .net
そのレスだけで感動した
読みたくなるぜ

254 :吾輩は名無しである:2015/12/16(水) 20:03:46.12 .net
作品紹介の文にピンときてピンチランナー読んだけど凄いねコレ
色々な意味で

255 :吾輩は名無しである:2015/12/16(水) 23:05:38.52 .net
そもそも、ノーベル賞なんぞもらってしまうという時点で、
自分はブルジョアの犬ですと自白してるようなもので。
堕落するな。革命しろ!

256 :吾輩は名無しである:2015/12/17(木) 07:30:27.72 .net
>>254
何で大江の最大失敗作を最初にひきあてるかなあ

257 :吾輩は名無しである:2015/12/17(木) 16:40:34.19 .net
ピンチランナーは箱男と同じように
小説の構成を守ることができれば名作になれた

258 :吾輩は名無しである:2015/12/17(木) 20:27:18.20 .net
初期大江の集大成は叫び声だよね
あれは名著だ
鷹男の「俺が属しているのは…」のくだりが好き

259 :吾輩は名無しである:2015/12/17(木) 20:49:25.71 .net
巷で評判のいい作品のうち
「人生の親戚」「洪水はわが魂に及び」「M/t」
はまだ未読
楽しみ

260 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 09:13:19.31 .net
>自分はブルジョアの犬ですと自白してるようなもので。
>堕落するな。革命しろ!

おじいさん、今は21世紀ですよ。ブルジョアっていうのは、貴族、僧侶に対して
ふつうの市民を指すフランス史の用語にすぎません。おじいさんの若い頃とは
ちがいますよ。

261 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 11:04:42.56 .net
もう書かないわけか

262 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 11:59:57.10 .net
ああ、もう書かないよ

263 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 13:03:14.22 .net
本当のことを言おうか

264 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 13:57:13.19 .net
言ってしまいな

265 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 14:25:42.77 .net
おぅっ

や、やっぱり言えない

266 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 17:25:28.00 .net
>本当のことを言おうか

これカッコイイよなあ

267 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 19:07:57.75 .net
  本当のことを言おうか
  詩人のふりはしているが
  私は詩人ではない

268 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 19:13:30.17 .net
「これは若い詩人の書いた一節なんだよ、おれはあの頃それをつねづね口癖にしていたんだ。
おれは、一人の人間が、それをいってしまうと、他人に殺されるか、自殺するか、気が狂って見るに耐えない反・人間的な怪物になってしまうか、
いずれかを選ぶしかない、絶対的に本当のことを考えてみていた。
その本当のことは、いったん口に出してしまうと、懐に取り返し不能の信管を作動させた爆裂弾を抱えたことになるような、そうした本当のことなんだよ。
蜜はそういう本当のことを他人に話す勇気が、なまみの人間によって持たれうると思うかね」

大江健三郎「万延元年のフットボール」

269 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 19:55:44.74 .net
“It’s a phrase from a young poet. I was forever quoting it at that period.
I was thinking about the absolute truth which, if a man tells it, leaves him no alternative but to be killed by others, or kill himself, or go mad and turn into a monster.
The kind of truth that once uttered leaves you clutching a bomb with the fuse irretrievably lit.
What do you think, Mitsu— is the courage to tell others that kind of truth possible for ordinary flesh and blood ?”

270 :吾輩は名無しである:2015/12/18(金) 22:58:23.88 .net
ヒロシマノートってよく馬鹿にされてるけど
一級資料としては中々なんだよね

271 :吾輩は名無しである:2015/12/19(土) 07:34:26.06 .net
>>270
馬鹿にされたなんて話聴いたこと無いぞ
オキナワは右翼にスラップ訴訟で嫌がらせされてたが

272 :吾輩は名無しである:2015/12/19(土) 09:35:02.37 .net
「本当のことを言おうか」って吉本隆明の詩だよね。
おいらはそっちのほうで愛唱していたさ、若いころな。

273 :吾輩は名無しである:2015/12/19(土) 09:38:16.20 .net
>一級資料としては中々なんだよね

一次資料としては、と言いたかったのかな?
それともただのバカなのかな?

274 :吾輩は名無しである:2015/12/19(土) 13:25:20.63 .net
ばっかかな

275 :吾輩は名無しである:2015/12/19(土) 21:35:40.75 .net
『万円元年のフットボール』の書き出しはゴンブローヴィッチの『フェルディドゥルケ』に似てる

276 :吾輩は名無しである:2015/12/19(土) 21:44:00.60 .net
>>272
谷川俊太郎じゃないかな
吉本隆明はニュアンスは近いけど「本当のことをいおうか」というフレーズがないのと若くない

277 :吾輩は名無しである:2015/12/19(土) 22:57:39.71 .net
間違いなく谷川です
鳥羽っていう詩

278 :吾輩は名無しである:2015/12/20(日) 20:29:53.95 .net
短編書いてるのかな
今大江は後期ベケット、後期エリオットを読み込んでるんだよね
ホント楽しみ

279 :吾輩は名無しである:2015/12/20(日) 21:11:50.05 .net
大江〜!
書いてる暇あるなら革命しろ。
中東で爆発だ。
ブルジョアであることに安住するな、ドアホ!

280 :吾輩は名無しである:2015/12/20(日) 21:25:19.44 .net
昔はみんな、トイレの壁に世界同時革命と大書し、
気勢を上げていた。
大江、お前は裏切り者だ。
世界同時革命はどうなった?
トイレにこもって思い出せ!

281 :吾輩は名無しである:2015/12/21(月) 08:15:11.04 .net
>>280
もういいから、おじいちゃん。
いつまでもトイレにこもってるんじゃないのよ。

282 :吾輩は名無しである:2015/12/21(月) 08:19:04.88 .net
近所の本屋で新潮文庫がずらっと並んでる中で大江の作品が「死者の奢り・飼育」1冊だけだったのがちょっとショックだったぞ

283 :吾輩は名無しである:2015/12/21(月) 10:18:35.96 .net
中上なんか全部絶版だよ
講談社文芸文庫が救い上げてるが

284 :吾輩は名無しである:2015/12/21(月) 10:56:58.74 .net
そういえば古井の楽天記なんかも残すべきだよな

285 :吾輩は名無しである:2015/12/22(火) 07:43:20.59 .net
考え方が珍奇な奴って、当然書くものも珍奇。
大江だと、「厳粛な綱渡り」あたりを読めばその珍奇さがわかる。
どう理屈をつけても、大江が北朝鮮を賛美した言説を表明したことは事実なわけ。
政治的な話題を避けている分には異常な感じがするだけで、凡百の作品と同列に
扱うのに問題はないけれど、政治的な言説は菅直人なみにとち狂っている。
真正面からまともに戦争とか軍事を書ける作家は戦後生まれていない。なぜなら、
GHQによってまともな愛国が歪曲され、反日サヨクが衣を借りた狐よろしく、その
尻馬に乗って反日教育に加担した結果、愛国とか言うと、ここにもいる左巻きの阿呆
がすぐに茶々を入れだす状況に同じい。
便所の落書きでもこの程度だから、世間一般は推して知るべし。

286 :吾輩は名無しである:2015/12/22(火) 08:15:31.67 .net
>>285
きみみたいのを後だしジャンケンの卑怯者っていうんだよ。

287 :吾輩は名無しである:2015/12/22(火) 08:59:53.98 .net
大江〜!
この世が腐っているのは、お前みたいなエセ左翼がいるからだ。
いまからでも遅くない。自己批判しろ!
今のお前は資本家のブタだ!

288 :吾輩は名無しである:2015/12/22(火) 21:05:09.62 .net
大江!
お前はなにより革命をしなけれはならん。
革命を! しからずんば死を!
小説を売って金を儲ける?
この反革命野郎!
資本主義の手先になるな。
アホ野郎!

289 :吾輩は名無しである:2015/12/22(火) 22:13:27.84 .net
ここでアジっても何もならんよ

290 :吾輩は名無しである:2015/12/26(土) 18:33:05.19 .net
age

291 :吾輩は名無しである:2015/12/29(火) 18:38:03.83 .net
大江古井→中上→W村上→島田高橋→???
ここって誰が埋まるの?

292 :吾輩は名無しである:2015/12/29(火) 18:49:26.71 .net
平野阿部

293 :吾輩は名無しである:2016/01/07(木) 21:15:15.41 .net
>>176
対談 大江健三郎+浅田彰 平成2年5月1日朝日新聞夕刊 - 平成2年5月1日朝日新聞夕刊  対談 大江健三郎氏&浅田彰氏  近代批評について ...
http://tmblr.co/ZLJndtfirLJJ

294 :吾輩は名無しである:2016/01/16(土) 09:26:44.09 .net
レイトワークめちゃくちゃおもろいな
今は「憂い顔の童子」が大江の最高傑作と言いたい気分だ

ところで全然根拠はないしちらっと思っただけだから話も膨らみようがないけどガルシアマルケスは大江の脳裏にあるんだろうか
大江はもう意識してない感じ出してたと思うしおれもそう思ってたんだが、ここに来てなんかマルケスが浮かんじゃったよ
徹底的に語り口にこだわる姿勢というかタイプは違うが似た者同士というか

295 :吾輩は名無しである:2016/01/16(土) 12:09:51.57 .net
☆ 日本の核武装は早急に必須ですわ。☆
総務省の『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。
日本国民の皆様方、2016年7月の『第24回 参議院選挙』で、改憲の
参議院議員が3分の2以上を超えると、日本人の悲願である改憲の成就が
決まります。皆様方、必ず投票に自ら足を運んでください。お願い致します。☆

296 :吾輩は名無しである:2016/01/16(土) 12:43:02.62 .net
>>294
レイトワークいついてGマルケスを考えたことは無いなあ
おかしな二人組み三部作はそれぞれ微妙にカラーが違うけど
憂い顔は一番明るいね

297 :吾輩は名無しである:2016/01/16(土) 13:13:30.18 .net
憂い顔は稀にみる駄作
書評にも載らなかった

298 :吾輩は名無しである:2016/01/16(土) 21:40:24.54 .net
大江が単なる悪文だったら、ここまで惹かれないね。

299 :吾輩は名無しである:2016/01/16(土) 22:57:27.31 .net
憂い顔は構成が無茶苦茶

300 :吾輩は名無しである:2016/01/16(土) 23:08:29.47 .net
>>294
奇遇だな俺も同じこと考えたことある。
マルケスや大江と同じポストフォークナーなら中国の莫言の方が大江は評価してるんじゃないかな。
他にもノーベル賞作家でポストフォークナーはトニモリスン、ルクレジオがいるけど直接作品への言及はルクレジオはない気がする。
最近の発言見ると交遊して良い奴だったくらいしかマルケスについては書いてない

関係ないけど中上健次は「みんな俺の作品をマルケスの影響だって言ってるけど、マルケスじゃなくてフォークナー」ってかなり残念がってたってたらしい。
前に別のスレで、ジョイス→フォークナー→マルケスの系譜があるけどマルケスは上二人を通俗的にしただけじゃないかってレスがあったな。
安部公房はマルケスを一世紀に一人の天才って絶賛してたけどね。

301 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 00:14:29.28 .net
初期大江で感動した人はたくさんいるでしょ?このレスに反応がなかったら、初期大江LOVEスレを立てます。

302 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 05:33:17.22 .net
>>296>>300
セルバンテスやナボコフが出てきてちょっとマルケス思い出しただけなんだけど
どっちもマルケス経由しなくてもいいでかい作家だけどなんか今までの大江の言及してきた作家となんか傾向が違う感じがしてね
まあまだレイトワーク2作しか読んでないからまだいろいろ読んでくうちに印象も変わると思う

303 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 07:33:08.28 .net
>>302
新潮 2004年
ナボコフという、いまや二十世紀最大の小説家と書かれた広告を見てもあまり違和感のない大作家に、しかし正面から向き合ったのは、五年前からだ。
『ドン・キホーテ』についての篤実かつ奇矯な講義をおさめた大きい本をプリンストンの書店で見つけ、つい買ったのに始まって、いまでは鱗翅類の研究をめぐっての本を除き
――当然のことながらロシア語の本も除く――それ以後目についたものを手に入れなかったことはなく、読み通さなかったこともない。
まだ学生だったはずだが、『ロリータ』の翻訳を読んだことは確かなのに、むしろそれが災厄をなして、私はナボコフを軽視してきた。
このようにしてナボコフを熟読するようになってから、私は信頼するロシア語の専門家の女性を新聞社のパーティで見かけ、そういうところも自分の子供じみたところだが、早速ナボコフの話をしようとして、敵意のこもった反応を引き出した。
そのこと自体が、彼女への敬意を、複雑なかたちにであれ深めることにもなった。つまりは歴史のなかのナボコフの一筋縄でゆかないところをよく知っている人にちがいないのだから。
『ロリータ』にしても――その翻訳の新潮文庫がなお生きている以上、ここで そうしたことを書くのは礼を失しているが、続々現れている優秀なナボコフ研究の 若手によって訳し直されることを望む

若島正の新訳が]出たのが2008年、絶賛して解説を書いてもいる
たしかに、もともと軽視していたナボコフに20世紀の終わりくらいから向き合い始めたのは確かで、傾向が違うのを本人も自覚しているだろうね
取替え子以降に影響は与えていないはずはなくて、それはいい影響だったと思う
ガルシア=マルケスはちょっとわからないけど2007年のガルシア=マルケス全小説で読み直しただろうね

304 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 08:07:45.22 .net
どうでもいいが、この2004年の大江の文章読んでロリータのペーパーバック買ったの思い出したわ
Lolita, light of my life, fire of my loins. My sin, my soul.
Lo-lee-ta: the tip of the tongue taking a trip of three steps down the palate to tap, at three, on the teeth. .
このtとlの連発で始まるのは覚えてる

305 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 08:09:52.87 .net
ロリータは名文なの?

306 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 08:35:29.74 .net
>>305
あとで読み直してみるけどけっこう繊細な感じで音に気を使っている感じがあったよ
言い回しはなんかときどき読むのに詰まる単語の選びかたしてたような気がする
名文というかはよく分からないね

307 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 08:37:37.69 .net
>>303
おおお!詳しいソースありがとう!
なるほどスマートな印象が加わったのはナボコフ読み直したのがあるかもですね
マルケスの自伝もどこまでノンフィクションなのかわからない感じで作品は全く別物だけどなんかやってることは似てるとこあるんじゃないかと思った次第
でも直接ナボコフやセルバンテス読み直したほうが絶対いいですね
残りのレイトワークもまだ大作が控えてて楽しみだ

308 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 14:49:35.62 .net
大江がロリータの文庫版解説でナボコフの中で最良の書物はロリータじゃないって言ってるけど、なんなんだろうな。青白い炎とか英語で読まないと無意味って聞いたことあるからロリータ以外読んだことないや

>>303
これで言及してるロシア語女性翻訳家は米原万里だね

>>307
レイトワークはナボコフもそうだけど、セリーヌの影響も見逃せない

309 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 14:56:53.58 .net
仮に大江の小説のような事件が現実にあったら
「鬼畜の所業」
と糾弾しかされないものなんだけどね。
それを否定的に描くんじゃなくて「これが人間」で描いて登場人物と読者が傷を舐めあう。
「人間って悲しいね」「うん、悲しいね」と。(嗤
しかしバカってのはいつの時代も結構な数でいる。
反文明・反ヒューマニズムの大江真理教は永遠だ、と。(嗤

310 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 15:41:34.09 .net
憂い顔にナボコフって関係あったんだっけ?
ローズさんの拡張アナルとマルキドサドのことしか頭に残っていない

311 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 18:06:12.16 .net
>>310
ローズさんの別れた旦那がナボコフ研究者で重度のロリータオタク(兼アルコール中毒かつ同性愛者)
車もロリータが乗るのにあわせているのとローズさんもニンフェットとして愛して成長していることに気づいて愛せなくなるらしきことが書かれる
ローズさんがコギトにナボコフの「ドン・キホーテ講義」をお土産に渡すとこからドンキホーテ談義が始まる
ただ、後半では名前は一切出てこないから印象薄いんじゃないかな
なんとなく目配せめいた描写は後半にも色々でてくる

312 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 18:19:58.15 .net
>>308
先の引用と同じ2004年新潮から
『マーシェンカ』は大浦暁生訳が新潮社から出ていて、それも文庫におさめられることが望まれる。
とにかくすばらしい青春小説だし、それも勢いをひそめた鬱屈から明確な再出発と、才能ある亡命者の生活と内面が定着されている。
『賜物』は、ナボコフのロシア語による執筆期で最大の難関突破を報告する小説だが、作家はそこを超えても次つぎに新しい難関にいどむ。
アメリカへの移住、そしてロシア語から英語へという、作家にとってもっと根本的な移住があり、『ロリータ』の成功を経て、以後のもっとも重要な大作『青白い炎』
―― これはちくま文庫による邦訳が手に入りやすく、次のものは古書の値段が高いということこそあれ入手不能ではない ――
早川書房の『アーダ』、さらに最終的な奇想を実現した『透明な対象』―― 国書刊行会の新刊がある ―― で書きおさめるまで、ナボコフは立ちどまることがなかった。
私自身、いま書き始めている、サイードが生きていればこれが私の「後期のスタイル」だと示したい長篇に、『賜物』の結びで、主人公が詩の音楽の理論家らしくプーシキンのリズムによって書いた詩として示されている詩の一節をエピタフにかかげている。
 《さようなら、私の本よ! 死すべき者の眼のように、/ 想像した眼もいつか閉じられねばならない。/ 恋を拒まれた男は立ち上ることになろう。/ ―― しかし彼の創り手は歩き去っている。》   

あとセリーヌの影響と言うのは「さようなら、私の本よ!」のロバンソン小説だよね
「妙な男が代わり映えのしない小説家の人生に入り込んできて、奇態な出来事に引きずり込む。その一部始終を長年作家として生きてきた小説家が書く」
ただ、大江のセリーヌへの着眼点っていつも変じゃない?
静かな生活では戦場から逃げまくって患者を罵倒しながら治療に当たるセリーヌの「根本的なヒューマニズム」を見てしまったりバルダミュでなくてロバンソンに注目したり

313 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 20:20:18.37 .net
>>312
自分で話題だしときながら夜果てぬ旅を読んだのは10年近く前なんだけど、たぶん、大江はセリーヌ自身に自己投影してたんじゃないかな。
大抵はセリーヌの本を読んだら主人公(ここではバルダミュ=セリーヌ)に注目が行く。セリーヌという偉大な作家に飲まれたい(?)みたいな願望が読者には無意識に出てしまう。研究者ならなおさらだろう。
でも大江は夜果てぬ旅を、それこそ冒険小説みたいに主人公になりきって読んだってことじゃないかな・・・?

314 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 20:38:42.38 .net
>>313
訂正、◯夜果てへの旅

315 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 21:11:01.72 .net
有意義なスレ

316 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 05:49:19.19 .net
>>308
セリーヌは未読です
この機会に読んでみます!

317 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 08:18:52.63 .net
>>313
あえて言うと、ロバンソン小説で重要なのは節目に奇妙な男が現れてすぐ別れるっていう説話論的構造だと思うんだよな
必ずしも他のセリーヌの小説とは無関係でいいし、セリーヌの文体とかにはあまり触れない
ドンキホーテやこころに寄り添いながら話を発展させていくのに比べると、セリーヌの一部の要素だけを取り出していないか?という気もする
小野正嗣の「馬鹿はなぜ二人連れなのか」に影響を受けて三部作書いたのはいいけど、大江のおかしな二人組みはぱっと現れて去っていってまた現れるところが違う
小野の評論はずっと一緒にいる馬鹿(ウラジミールとエストラゴンやブバールとペキシュ)だったような気がする
ベケットとかフロベールとかでは一緒にいるカップルなのに、コギトの吾郎や繁はそうではない
そこに注目して三部作の三冊目で「夜の果てへの旅」を持ち出したのではないか?と思う

小野正嗣の評論による刺激→「おかしな二人」を書き始める→なんか違う→バルダミュとロバンソンでこれだ!
もちろん、ドイツ兵に降伏することを願うバルダミュが「お前がドイツ人だったら俺を捕虜にしてくれるだろうに」っていって出現することや死ぬことなど、
細部の影響も受けているだろうけれど

318 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 09:42:08.61 .net
「死者の奢り・飼育」「叫び声」を読んだのですが、次は何を読めばいいでしょうか。フットボールはまだ早いと思うのですが

319 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 09:49:29.05 .net
>>318
性的人間

320 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 10:01:15.65 .net
大江の文学世界は幅広いんだから多様性にふれる意味でも
初期もほどほどにして80年代の連作短編でも攻めてみてもいいとおもう

321 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 10:17:18.49 .net
>>318
個人的な体験を読んで、次にフットボールへ行くのがいいんじゃないかな。
個人的な体験はやはり扱ってる事柄から言って必読でしょうから。

322 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 11:00:27.41 .net
厨坊の厨坊による厨坊のための反文明反ヒューマニズム穢文三文小説(嗤

323 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 11:03:35.71 .net
>>322
頭の悪い人はここに書き込むのやめて下さい。

324 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 11:06:19.50 .net
昔から定期的にスレに湧く馬鹿はスルーして人がいるときに盛り上がるのが大江スレ
ほっとけ

325 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 11:20:39.54 .net
なるほどナボコフは「美しいアナベルリー」のネタになっただけでなく
大江文学の本質にフォークナー、マルカムラウリーレベルの影響を与えていたのか
その観点から再読してみるか・・・


といいたいところだがロリータしか呼んだことないやw

326 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 12:30:22.01 .net
大江の小説なんか吐き気がする
読まないに越したことはない

327 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 12:41:57.07 .net
ネトウヨには難しいんだろうな

328 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 12:45:32.20 .net
読めないではなく読まないということ
くだらないだろ大江の小説なんか
漱石でも読んだ方が時間が充実する

329 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 12:46:20.29 .net
お前の存在のほうがくだらないよ。

330 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 13:01:26.70 .net
お前もな

331 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 13:02:50.22 .net
あらしの相手するなよ

332 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 13:14:19.04 .net
メダカならなんかの具合で網にひっかかってのすくいようもあるんだけどな。
大江と大江厨はもう原理的にすくいようが無い濾過性病原体バカだな。
正に愚教。大江真理教でしかないな。(嗤

333 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 13:24:03.71 .net
大江真理教か
そんなに信者いるのかな
読まれない作家のうちにはいる大江の

334 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 13:26:14.81 .net
春樹を読んでいるのはファッションだけど
大江読んでそうはならないでしょ
所詮売れない作家なんだよね

335 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 13:27:16.86 .net
>>317
おかしな二人組みに小野正嗣の影響って大江がいってるの?どこで?

336 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 14:20:42.51 .net
文学の価値は売り上げじゃないんだよなあ
いかに読者の思想や生活に影響を与えるか

337 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 14:25:49.70 .net
>読者の思想や生活に影響を与えるか
与えられて大江真理教に入信出家か。お気の毒に。
ま、サリンを地下鉄に撒いたりだけはしないでくれなw

338 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 14:31:09.01 .net
こんな内容のない戯言がネガキャンとして通用すると思い込めちゃう奴の頭の悪さよ

339 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 15:21:22.28 .net
ネガキャンには当たらない
ここは百人くらいの人が出入りする場だ
知れたもの

340 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 16:30:05.22 .net
閲覧者に対するネガキャンだろ。一冊も読んでないくせに(笑)

341 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 16:48:24.84 .net
そりゃ恥ずかしくて読んだってことを人に言えない作家だからな(笑

342 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 18:44:29.98 .net
頭が悪くて読めないんでしょう

343 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 18:45:52.50 .net
ここはいちいち反応があるとこだね大江なのかな

344 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 18:47:17.46 .net
ネトウヨだから僕が大江健三郎かそうでないかわからないんでしょう?

345 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 19:02:32.04 .net
お前も頭悪いのはわかった
そんな奴しかいないのかな
大江の信者は

346 :吾輩は名無しである:2016/01/18(月) 20:07:35.91 .net
「お前も」

347 :吾輩は名無しである:2016/01/20(水) 02:19:12.22 .net
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1364510719/17
        ↑ ↑ ↑  ↑ ↑ ↑ 

348 :吾輩は名無しである:2016/01/20(水) 05:07:30.62 .net
「学生運動文学」「原爆文学」だから賞味期限が切れているのは否めない

349 :吾輩は名無しである:2016/01/20(水) 07:24:30.25 .net
一冊も読んでなさそうなレスだな

350 :吾輩は名無しである:2016/01/20(水) 08:22:45.94 .net
>>349
荒らしに構う人がいる間はまともなレスする人いなくなるよ
ずっと同じ事書いてるやつだから
君が荒らしのジエンでないなら忠告しとく

351 :吾輩は名無しである:2016/01/20(水) 10:52:20.93 .net
けなす以外にまともなレスのしよーがねーよ、こんなのにはw

352 :吾輩は名無しである:2016/01/20(水) 14:18:51.04 .net
でも>>347みたいなのを放置できないよな。こういうのはさすがに駄目だと言わなければ。

353 :吾輩は名無しである:2016/01/21(木) 23:31:48.62 .net
初期大江でいえばやっぱ叫び声は外せん
問題は入手がちょい難しい

354 :吾輩は名無しである:2016/01/22(金) 07:15:15.95 .net
講談社文芸文庫でしかないんだよね。すげー読みたいよ「叫び声」

355 :吾輩は名無しである:2016/01/22(金) 07:48:58.61 .net
>>354
kindleに入ってるよ

356 :吾輩は名無しである:2016/01/22(金) 07:54:47.53 .net
まじか。Kindleについて調べてみる。

357 :吾輩は名無しである:2016/01/22(金) 08:02:41.83 .net
実質692円
大江の本は2013年からkindle化すごい勢いで始まってすでに43冊ある

358 :吾輩は名無しである:2016/01/22(金) 08:43:27.77 .net
Kindleをスマホにインストールしたら「叫び声」が無料でダウンロード出来てキッキョーしている。なんで?

359 :吾輩は名無しである:2016/01/22(金) 08:44:00.69 .net
後でお金取られるの?

360 :吾輩は名無しである:2016/01/22(金) 09:20:52.86 .net
>>358
状況が分からんがアマゾンにクレカ登録していてワンクリック決済にしていたら取られる
ただkindleは全部最初の5%くらい無料で読めるからそれをクリックしたなら途中で読めなくなると思う
アマゾンに登録しているメールに購入の通知が来てなければ請求はされない

361 :吾輩は名無しである:2016/01/22(金) 09:45:21.89 .net
>>360
解説ありがとう。購入通知は来てないけど最後まで読める。値段も表示されていないし「購入しますか?」と確認されてもいないので多分大丈夫だとは思うんだけど。嬉しいのと気持ち悪いの半分半分ですな。

362 :吾輩は名無しである:2016/01/25(月) 04:31:31.75 .net
大江健三郎や古井由吉の装丁を担当してきた司修が「叫び声」と「河馬にかまれる」の二冊から受けた衝撃について語ってる本が去年出ていたので買ってしまった
特に叫び声のモデルになった殺人事件や背景事件を補足していて当時生まれてもいない自分には面白かった

363 :吾輩は名無しである:2016/01/25(月) 09:50:16.34 .net
小松川女子高生殺人事件
http://www.maroon.dti.ne.jp/knight999/komatugawa.htm

この事件が「叫び声」のモデルなのか

364 :吾輩は名無しである:2016/01/25(月) 10:12:09.82 .net
大島渚の「絞首刑」もこの事件がもとになっているんだな

365 :吾輩は名無しである:2016/01/26(火) 22:14:28.90 .net
大江健三郎「叫び声」はのKindle版がiPhoneアプリを入れたらダウンロードできた!と言った者ですが、今最後のページを開いてみたらこんな事が書いてありました。

http://i.imgur.com/zBBFzaY.jpg

世の中そんなに甘くないのか…

366 :吾輩は名無しである:2016/01/26(火) 23:55:37.68 .net
大江さんは、あの個性的な書き方で充分に美しく分かりやすい。だから文才のある人だと思う。
でも言葉の並べ方とか細かい点では、個性という言い訳が通用しないミスも目立つ。
あの個性を壊さずに添削できる箇所がけっこう見つかるように思う。端正ではない。
ああゆう文章が評価される世の中は嬉しいけど、一方で、類い稀なる作家とは思えない。
別の個性なら並列になれる作家が、他にいくらでもいると思う。

367 :吾輩は名無しである:2016/01/26(火) 23:57:57.34 .net
確かに大江は努力の人だと思いますよ。でも努力の上に結実した天才はありますよ。そういう幻想を体現してる人ですよ。その幻想を継承してるのが阿部和重という作家。

368 :吾輩は名無しである:2016/01/26(火) 23:58:46.66 .net
僕は両者を最も素晴らしい天才として認めますね

369 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 00:03:30.96 .net
阿部和重ってそうなんだ? 食わず嫌いで手をつけてない作家さんの一人。

370 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 00:05:32.21 .net
はい。「アメリカの夜」と「インディヴィジュアル・プロジェクション」を読めば僕が言っている事がなんとなくわかるのではないかと思います。

371 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 00:39:45.13 .net
カラスは黒いんだよ。それだけのことだよw

372 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 00:43:42.29 .net
カラスって何のこと?「アメリカの夜」を読んだ方がいいな。

373 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 00:45:50.06 .net
ハスミが褒めてる柄谷が褒めてる。じゃあ酷い文章だ。
元ピースが天才だって言っている。じゃあバカだ。
それだけのことだよw

374 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 00:52:09.24 .net
>>373
わかりました。議論しましょうよ。

375 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 00:53:31.26 .net
>>373
大江スレなので大江について語りましょう。何を読みましたか?

376 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 00:54:58.84 .net
僕も大して読んで無いから、もし被ってるところがあったら、それについて話しましょうよ。楽しみだな。

377 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 00:56:53.51 .net
こんなのほっといても枯れる、なんて駄木こそ枯れない変な生命力がある。
星の王子様のバオバブ。芽のうちに引っこ抜いて捨てなきゃいけなかったんだ。
星を壊しちゃうほどの巨木になってからじゃ遅い。
もう遅いけどね、酷いものだ・バカだ、は言うw

378 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 01:04:05.89 .net
もっと真面目に批判キボンヌ

379 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 01:06:42.71 .net
私は勉強する作家でも駄作も読まなければいけない評論家でもありません。ただの市井の読書家ですw
酷いものだ・バカだ・金返せ泥棒と言ってゴミ箱に捨てるだけで済ませるものを、いちいち仔細には語りませんw

380 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 01:57:51.24 .net
君子が文を学べば人を愛す。小人が文を学べば人に情す。

大江文学wにはそれがありません。
仮に大江の小説が現実にあるものの写実なら、
誰もが、この鬼畜、人非人、とそこにいる人々を唾棄するだけでしょう?
と、本読みじゃない普通一般の読者である私は思うだけです。
ですから
「酷いものだ・バカだ・金返せ泥棒」
と言って大江の小説はゴミ箱に捨てましたから手元にありません。
もう確認しながら仔細に言ってでは語れません。あい済みません。

381 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 08:57:35.00 .net
>>367-370
初期大江のように時代の空気をうまくすくい取った作家だね
でもそれだけで先が続かなかったように思う
まあ興味で一作読むなら大作のシンセミアかな

382 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 09:45:07.47 .net
>>381
阿部和重の初期は奥泉光の「バナールな現象」とかにも通じる大江健三郎の影響の受け方だよね
あれをずっとやるのはしんどいと思う

383 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 12:36:11.94 .net
大江健三郎の影響受けてる奴のものは構成が無茶苦茶だろ
想像がつくね

384 ::学術デジタルアーカイヴ:2016/01/27(水) 13:26:13.91 .net
息子さんが知的障害のカテゴリーになっていることが、
悲しいな。語法だろうが、そこに大江の罪がある。それを大江自身が孤独に
克服しないと。
その点において息子さんに全く干渉せず生きていけたら。文筆業の
成功は近い。
 文学賞があーだこうだはいわないけど、作風にその弱点が
突かれると、名誉が重い。

385 ::学術デジタルアーカイヴ:2016/01/27(水) 13:28:51.09 .net
誤報。

386 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 13:28:56.59 .net
>>384
それのどこが「罪」であり「弱点」なわけ?あんた一体何を言ってるの?

387 ::学術デジタルアーカイヴ:2016/01/27(水) 13:32:18.10 .net
知的なインテリカテゴリーだけという閉鎖性から
うまく抜け出させたかという。
自分はあるありふれた障害も完治するほど軽くて、努力もある程度したが、
子供に障害は移さず残さなかった
。全く。

388 ::学術デジタルアーカイヴ:2016/01/27(水) 13:33:39.87 .net
インテリやそれに付随するものに頑固な偏見はつきものです。

389 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 13:35:30.86 .net
そもそもあなた自身が偏見のかたまりだよ。

390 ::学術デジタルアーカイヴ:2016/01/27(水) 13:38:17.58 .net
偏見は大量にあるが。相手を認めた時の偏見というか。
しかし溶かしていった偏見のほうが甚大に多い。

391 ::学術デジタルアーカイヴ:2016/01/27(水) 13:41:30.78 .net
>のかたまりだよ。
センスアップがおすすめです。

392 ::学術デジタルアーカイヴ:2016/01/27(水) 13:47:39.02 .net
悪文も 文才にしかり 、美文を寸分も見せず。惜しいかな
悪女、悪男 道を説くの者よりも、道を悪肉からしめるもの。

393 ::学術デジタルアーカイヴ:2016/01/27(水) 13:51:35.57 .net
善を説くものよりも、恋を悪にしめる者よ。あかれ。

394 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 14:04:00.65 .net
荒らしなんだから相手にするなよ

395 ::学術デジタルアーカイヴ:2016/01/27(水) 14:07:25.96 .net
荒山の徳月興や。

396 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 14:12:18.06 .net
>>382
阿部は90年代のノリ、を誰よりも体現して時代の寵児となったが
そのノリで続けるのはいい加減寒くなったところで、次の一手がでなくなった
大江と違い不勉強であることがたたったのだろう

397 :吾輩は名無しである:2016/01/27(水) 23:42:29.83 .net
>>396
でも阿部和重以外は誰も90年代を乗り越えてない。みんな回避してるだけ。

398 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 10:50:19.26 .net
阿部和重だけが90年代を乗り越えた、だなんて印象一切ないなあ
ポモ爺たちの懐柔に靡いただけの似非ポストモダン文学

399 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 10:59:55.80 .net
阿部は中上に似てるな
枯木灘=シンセミアのような力作を書いて瞠目させた
しかしその続編の地の果て至上の時=ピストルズが世間の期待に反した散漫なものでがっかりさせ
その評価の低さを受けて投げやりになってコマーシャルに媚びた駄作を連発

400 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 11:02:26.32 .net
>>1
時代による違いも大きいんじゃね

平易な文章が好まれる時代が続いた後は
難解な文章こそが知的だと思われだすし
そのあとはまた平易こそあるべき姿と思われだす

70代の爺さんと20代の人間ではどうしたって評価がズレる

401 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 13:19:50.71 .net
>>398
そういう話なら別に読んでなくてもバカでもサルでもできるわな。

402 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 13:28:56.34 .net
>>401
逆に「90年代を乗り越えた」というだけなのもアホでもできるわな

403 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 13:33:06.82 .net
>>402
どう乗り越えたのか語るべきだ、と言うのは確かにそうだな。じゃあ「対峙した」とか「向き合った」でもいいよ。日本文学で阿部和重の他に誰かいるのか?

404 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 14:27:48.14 .net
そもそもで阿部が「対峙した」だの「向き合った」だのなんてそんな大それた作家かよ。
なんかの間違いであの頃そういえばいたよね?だけの泡沫ポモじゃんw

405 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 15:24:23.67 .net
ポモねえ。ポストモダンを評価した批評家に評価されるとポモになるの?その主張には他にも何か根拠があるの?

406 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 15:55:14.62 .net
阿部うるさいw

407 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 16:03:02.89 .net
朝鮮人を攻撃する人を批判すると朝鮮人と呼ばれるし、阿部和重を攻撃する人を批判すると阿部和重と呼ばれるんだよな。2ちゃんねるって本当に怖いわ。

408 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 18:10:29.13 .net
別に90年代と向き合わなくてもいいじゃん

409 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 19:04:04.97 .net
すべての作家がそうする必要はないかもね。でもそうした作家がいたという事は重要だよ。

410 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 20:48:01.40 .net
だから90年代になにがあったっていうの?その時代がなんだっていうの?
イラクのクエートから始まって9.11直前で20世紀末。日本は海部宮沢のバブル絶頂期。
風俗としての哲学wニューアカ・ポモが一世風靡。だけど文化的にどれほどのものだっての?
政治・社会はともかく、阿部がその風俗のメッキをはがして「真の現実」を阿部ポモもどき文学で見せたっていうの?(笑

411 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 20:51:36.31 .net
別に「真の現実」なんてネトウヨみたいな事は言ってないよ。阿部和重が見た90年代ね。それは具体的には指摘しない。敵意を持ってる人に対する反論の材料としては語りたくない。

412 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 20:52:42.02 .net
その「90年代」は僕が見た景色とものすごくよく似てた。

413 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 20:54:10.09 .net
何もなかったんじゃないの、と言う人がいたら、その人はどこで何に興味を持って生きてた人なのか想像できないな。色々あったよ。

414 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 20:59:58.95 .net
君の好きな時代だったんだね
俺はあまり興味ないなあ
だからほかの作家は回避してるだけなんて言われるとちと面食らう

415 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 21:21:58.54 .net
僕の見た90年代を描いている作家が他にいないんだよ。90年代に確実に存在した意識というかさ。

416 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 21:30:19.10 .net
ええじゃないかええじゃないかの周りなんか知るか、お前らバカじゃんダサいじゃん、だけで応答するバカ踊りだけ。
結果を知ってる今から見れば大噴火する火山の上の軽佻浮薄。
そこが青春だった人はそこで愛して恋して歌ってたんだから思い入れはあるんだろうけどね。くだらない時代。

417 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 21:45:36.97 .net
僕はあなたの言ってる事がよくわからないな。

418 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 22:00:46.44 .net
阿部さんたちポモ系に解かられたら私はおしまい(笑

419 :吾輩は名無しである:2016/01/28(木) 22:08:11.04 .net
柄谷行人はポモに入るの?

420 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 07:57:25.71 .net
>>410
横だがバブルとかポモ全盛って80年代だろ
知ったかぶりでよく適当書くわ
ポモとか何も知らないで言ってるだろ

90年代はバブル崩壊だがまだ余韻があったが
それが90年代半ばからなくなり97年大企業倒産あいつぎ氷河期到来
日本は変ってしまったとだれもが気づいた
まあその前に大震災、オウム事件で時代の曲がり角が来ていたのはみな気づいた

オウムがらみでいっていいのか若い人の虚無主義があらわになったのが
完全自殺マニュアルのベストセラー化社会現象になったこと

思想はポモではなく,社会学(宮台・大澤)に流行は変遷

音楽は日本では表バブル引きずったノリの小室
裏は渋谷系で日本人が本当に洋楽的なサウンドを出し始めた
(阿部は渋谷系とかいわれてたっけ)
洋楽はマンチェ、グランジ、ブリットポップ
あとヒップホップ・ハウステクノオーバーグラウンド化

渋谷とが若者文化の中心とされはじめチーマーが全盛、アメカジファッションを広めたけど
関東連合みたいなヤンキーに駆逐された
女子高生売春が話題に(上記の宮台とも絡むな)

421 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 08:05:52.52 .net
こういう世相とか空気を表現してたんだよね阿部は
でもそのことが文学的意味を持つかは疑問符だね
別にそれは連関しないと思う
90年代ノリを体現したと自分が思うのは
岡崎京子のリヴァーズエッジ、フィッシュマンズ、鶴見済、雑誌だとクイックジャパンとかかな
そういえばエヴァンゲリオンが社会現象になったりもしたね

何のスレだかわからなくなったけど連投ゴメン

422 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 12:33:45.03 .net
示準化石と言ったらなんだが、時代を言う時に使うマンガとかポップスとかってのは大量販売された風俗だからバカの悪ふざけじゃ勿論ないな。
市場原理が働いている。
しかし思想とか文芸ってのは、視聴料を徴収するテレビ局と宅配新聞と大学の風俗だから市場原理が働かない。
だから見聞きさせるものに知恵が回ってなくていい。技術の何もなくていい。くだらないだけでいい。
タダのバカの悪ふざけでもその時代の「思想・文芸」になる。
そういうことだよ、ハスミさん柄谷さん池澤さん浅田さん、ずっと下って阿部さん東さんw

423 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 12:41:14.95 .net
そんなふうに見る人が多いんだなってわかった(笑)

424 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 13:00:42.69 .net
>>422
知的サロンにはいれず悔しい思いをしたことは伝わってくる
まあお前みたいに勉強嫌いのバカには高望みだったんだよ

425 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 13:01:31.00 .net
いえ、私はサイレント・マイノリティですw

426 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 13:05:44.96 .net
>知的サロン(嗤
それがあの時代のバカの悪ふざけを特徴づけている「思想・文芸」の示準化石なんですよ。
ハスミさん柄谷さん池澤さん浅田さん、ずっと下って阿部さん東さんw

427 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 13:24:52.97 .net
しかし勉強し過ぎたなw
器量が良過ぎただけなら良かったんだが頭が良過ぎたw
結果電磁気学の書き換えをやらなくちゃならなくなって、
「思想・文芸」どころじゃなくなったwww

428 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 13:28:14.34 .net
ポモを頭っからバカにしてるのは、その、事のついで、なだけで正直バカの悪ふざけに興味は無い。
ゴメンね。池澤さんw

429 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 13:28:33.09 .net
図星を突かれて三連投w

430 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 13:35:08.80 .net
池澤君の頭の悪さじゃオレは解らないw
ま、君たちの「知的サロン(嗤」でバカの悪ふざけを死ぬまでやっててねw
ハスミさん柄谷さん池澤さん浅田さん、ずっと下って阿部さん東さん、ついでに小谷野さんw

431 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 15:03:24.13 .net
ここ↓で示されるような大江健三郎の態度を見た後だと、ヒステリックに「ポモ」とやらを否定したがる奴の態度は見ててすごく恥ずかしいわ。

対談 大江健三郎+浅田彰 平成2年5月1日朝日新聞夕刊 - 平成2年5月1日朝日新聞夕刊  対談 大江健三郎氏&浅田彰氏  近代批評について ...
http://tmblr.co/ZLJndtfirLJJ

432 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 15:15:32.81 .net
>>420 >>421
そう、冷戦の終結から始まって大震災、サカキバラ、地下鉄サリンの流れは無視できない
ポモが80年代に言ってた「大きな物語の終焉」が突然リアルになってきてしまったところにあの暗い事件が続いた影響は文学外のほうが救い上げていた

世界的にホラーとかGothみたいな地下世界系が流行ったというのもそのひとつで、マリリンマンソンとか2010年代には単に逮捕されるだろ
ブラックメタルが微妙なブームになったこともある
こういう時代の空気を捉えたのはそれこそ佐藤友哉みたいな文壇という権威からも外れた人なんじゃないの
(文芸誌に書く前の殺人鬼の話ばっか書いてた売れない頃ね)
阿部和重は「インデヴィジュアル・プロジェクション」のエロい表紙からああいうエンタメの仲間扱いされてた面がある
でも佐藤友哉も阿部和重も90年代引きずったノリ忘れられた2010年代には大江・中上のモダンまで戻らないかんかったんだと思う
笑われるかも知れんが島田雅彦と吉田修一はそのあたりと格闘してるように読んでいた

433 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 15:23:00.43 .net
サブカル好きが勝手に騒いでるという見方は?

434 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 15:39:23.76 .net
>>433
サブカルってそれこそ90年代に流行った言葉でしょ
その時代にメインカルチャーに何があったのかって話しよ
村上春樹がサブカルからメイン(純文学)に入れられてしまったのも90年代でしょ
中上・安倍公房はあいついで死ぬ
高橋源一郎は7年小説書かないし大江も一時断筆する
純文学なるものが停滞したことまで否定するのはおかしいでしょ

435 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 15:51:45.15 .net
僕も90年代にサブカルは死んだと思ってたんだけど、よく考えたら90年代全体がサブカルだったんじゃないかと思えてきた。00年代はよくわからない。

436 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:00:43.15 .net
>態度は見ててすごく恥ずかしいわ
オマエは頭と顔が恥ずかしいw

437 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:01:05.77 .net
>>433>>434
サブカルもいろいろだが
当時鬼畜系サブカルというのがあって雑誌がレイブカルチャーを紹介しながらドラッグやら
犯罪マニュアルなんかの特集をやっていた
そういうのに阿部は親和性高いんだな
こういうものを文壇みたいなお行儀の良いところに持ち込むとカマセる
でもそうやって悪ぶるのも単に稚気で、それ以上ではないのが辛いところなんだよな

438 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:03:31.66 .net
いやそれが阿部和重の本質みたいに捉えるのは皮相な見解だと思うよ。阿部は「非文学的なもの」を文学に昇華させようとして奮闘してるだけだと思う。

439 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:05:40.64 .net
文学的な素材を組み合わせて文学を構築しようとするのって、作家の姿勢としてすごく安易でしょ。大江健三郎だってそういう事はしてないじゃん。そういうところを見習ってるんだと思うな。

440 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:06:20.92 .net
>>437
大江健三郎の叫び声とか宙返りとかも犯罪との親和性というかはあるんだけど、そうじゃなくて90年代はそれを商品化してたんだよな
なんかそういう暗い衝動は個人が秘めるものだったのが陳列されてしまったというか
正直湾岸戦争の暗い水平線でぽつぽつ爆発が起こってその下で人が死んでるってのテレビでやってたのは、衝撃でしかなかったよ

441 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:07:43.77 .net
大江が書いた事で、それまで非文学的だったものが文学的な題材として認識されるようになったものってたくさんあるんだけどさ。

442 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:07:47.07 .net
>>439
村上龍の衣鉢を継ぐということをやっていただけだろうと思う
むしろそれら俗悪なカルチャーは悪い意味で文学主義なんだな

443 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:09:35.76 .net
>>442
村上龍なんてそもそも歯牙にもかけてないでしょ。いくら阿部和重を読んでも村上龍の影響なんて微塵も感じられないけど。

444 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:10:22.59 .net
>>441
カラテチョップをはじめて英語で書いたのはトマス・ピンチョンである、というのをなぜか思い出した

445 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:12:15.66 .net
>>443
影響なんていっていない
村上がセックスとドラッグみたいな若者風俗紹介で文壇にカマシたのを
90年代に繰り返しただけということ

446 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:12:51.34 .net
>>444
初めて聞いた(笑)面白いな…

447 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:13:59.40 .net
>>445
方法や素材を真似てもいないと思うよ。そもそも無関係だと思う。

448 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:16:20.92 .net
>>447
真似ているとも言っていない
やっていることが結局一緒だといっている

449 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:19:51.50 .net
>>446
英語でyoyoを動詞で使ったのと「サンルーフ」も初出
一応出典はOEDの初使用の項目だと訳者が言ってる

450 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:29:53.31 .net
>>448
一緒ではないです。作品にドラッグが出てくる以外の共通点ないじゃない。

451 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:30:47.26 .net
>>448
行動と結果が同じでも過程が違うこともあるよね
セックスやドラッグを扱っているとして女衒・売人が寄ってきて手に入れるのとネットで検索して手に入れる
爆弾の作り方を研究者がモロトフカクテル作ってた60年代と自分一人で手軽に知識を得てしまう
村上龍がたぶん90-00年代だったと思うんだけど、情報小説みたいなことを言い出した時期があったと思う
あれも浅田彰とかと対談してたけど情報の価値が変わった世界で同じことすると効果は変わると思うんだけどな

452 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:33:37.64 .net
>>450
こんな若者風俗、社会風俗知らんでしょ?と文壇にカマシてその新奇性で受けている
全く一緒です

453 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 16:58:41.14 .net
しかし阿部のステマがうるせーな
未映子に「金稼げ!」って尻叩かれてるのか?
ヒモ暮らしも楽じゃねーなw

454 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 19:46:31.06 .net
□とかクエーサーとかほんと酷かったし阿部はもう書けないでしょ
自分は呼んでないが伊坂とやったのも悪い評判しかきかない
いろいろ過大に期待されたが蓮実が文壇政治で韜晦のために利用した駒にすぎないということで落ち着くでしょ

455 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 19:55:49.45 .net
僕も「□」と「クエーサー」を読んでよくわからなかったな。でもこれからも僕は阿部和重が書きやめるまで読み続けるけどね。

456 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 19:57:00.53 .net
>>452
そういうゴシップ誌的なまとめ方をしたら同じかも知れないけどさ。どうでもよくないか。

457 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 19:57:35.11 .net
>>453
僕を阿部和重だと本気で思っているならビビるわ。

458 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 20:15:08.32 .net
>>456
それがうけたところの本質なんだから、どうでもよくなく、一番大事なことだよ

459 :吾輩は名無しである:2016/01/29(金) 20:27:53.72 .net
じゃあ非常に誤解されていたんですね。

460 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 07:19:46.81 .net
>>459
いや正解されたろ
事実そういう若者風俗を使えなくなったら何も書けなくなったんだから

461 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 07:27:42.65 .net
性的人間あたりで終わっていたら大江もたいした作家じゃなかった
阿部は大江で言えばそこで止まってる

462 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 08:26:24.72 .net
>>460
「若者風俗を使えなくなった」というのはなぜ?

463 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 08:49:21.45 .net
そりゃいい歳してまだそんなくだらない内容(というかほとんど無内容)な小節書いてるの?という話だからな

464 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 10:55:52.95 .net
1995年フィリップロス作品にこんなん出てきた

90年代はNYを変えてしまった。
改革により正気と市民生活から敵対する場所に変貌し、魂を殺す芸術を完成した都市になってしまった。
もはやNYの地下には地下鉄しかない。そこでは苦労もなく、あるいはある程度の対価によって、最悪のものを得ることが出来る。
だれもが、NYは地獄になったという。しかし、全ての大都市は地獄なのだ。

465 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 11:17:50.88 .net
1950年代のNYの地下にはワニ伝説がいた。(これも区画整理で追われるのだが)
90年代のNYにはsubterraneanな生の営みが衰弱していくさまを主人公の老い(性欲の低下、インポテンツ)とあわせて描写してて面白い
反権威的主人公は陰謀、性愛(反モノガミー)、暗黒街がなくなったNYは当然去られ、カリフォルニアやポリガミストがいまだに多くいるユタ州へ逃げる
terraneanたる警察と犯罪者がアウトローを押しのけて主役になる90年代を過ぎたあと、このsubterraneanはネット世界に移る
これはピンチョンのVINELAND〜LA.Vice〜Bleeding Edgeの流れなんだろうなぁ
そして区画整理以前、あるいは区画発祥の歴史までさかのぼるアメリカの歴史小説が流行し、日本でもフォークナー回帰に見える小説が現れる

466 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 11:33:24.90 .net
subterraneanは絶対善みたいなの古いよ
いざというとき気の利いたこと言えねえもん

467 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 11:52:27.84 .net
ゴシップ的な読み方しかできないんだろうし、そういう部分にしか本質的に興味ないんだろうな。

468 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 12:41:25.61 .net
>>467
一番ゴシップ的な読みって蓮実が評価した、柄谷が評価した、とかいうことだよ
本質を見なきゃ

469 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 12:50:57.75 .net
>>468
あなたはポモがどーのとか言ってた人とは違うの?

470 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 12:58:47.18 .net
>>469
阿部がいかに優れているか
「90年代と格闘した」とか曖昧なことではなく事実に即して語ってみてよ

471 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 13:15:56.84 .net
>>470
いや、その前にポモがどうのと言っていた人?その人とは別人?

472 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 13:17:49.57 .net
違うに決まってるだろ
違わないとしてもなにか優れているならそれを真っ直ぐに論じればいいものを
何も語れないからそんなことに拘泥しているのか

473 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 13:19:13.97 .net
>>472
ただの荒らしじゃねーか

474 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 13:20:33.41 .net
>>473
なんで?違うといっているのに
議論から逃げるの?

475 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 13:20:47.34 .net
違うに決まってるんだ(笑)この前も書いたけど、バカにしていて興味がない人にあまり具体的な話を提供したくないんだよな。ごめんね。

476 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 13:24:31.34 .net
そろそろ大江健三郎が悪文かどうかについて語ろうか。よく引き合いに出されるのは>>92だよな。

477 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 13:25:25.45 .net
>>475
頭ごなしにバカにしているのではなく、事実をもって否定的に捉えているだけだが
(悪いけど阿部の作品は□まで全部呼んでるんだが)

それに反駁するのに何も論じられないんだ
そんなんじゃあ最初からゴチャゴチャからまなければいいのに

478 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 13:30:04.47 .net
>>477
あなただって別に「事実を指摘して」はいないよ。どこまでも印象論。僕が言ってるのも印象論。それが食い違うっていうところで止めておけばいいじゃん。

479 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 13:32:02.68 .net
>>478
若者の風俗を描けなくなったら、何も書けなくなった
つまりそれ頼みだった
という事実をきちんと指摘してますよ

480 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 15:45:09.55 .net
大江の文章は申し分なく悪文

481 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 16:04:17.41 .net
>>479
もうやめよう。

482 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 16:27:23.53 .net
結局、偉い評論家が褒めていたから僕もなんとなく凄いと思っていた、だけ
改めて考えてみたら何がいいのかさっぱりわからなかった
というまさにゴシップ的なことに過ぎないということかな

483 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 16:38:07.71 .net
お前しつこいよ(笑)

484 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 21:45:29.18 .net
若者風俗を描いたといってもなんだかピントがズレている気がしたな
いや、世代が微妙にズレているのか
特に若者に支持された訳でもなし
阿部はきっと「遅れてきた青年」だったのでしょう

485 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 21:47:13.99 .net
どうしてもやめないの?

486 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 21:52:47.06 .net
自分でステマを始めて置いて都合の悪い方に流れたら「やめてくれ」ってのもなあw

487 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 22:04:01.91 .net
阿部和重が好きだと言ったらステマになるの?

488 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 22:08:35.24 .net
うんw

489 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 22:22:09.83 .net
>特に若者に支持された訳でもなし
これなあw

490 :吾輩は名無しである:2016/01/30(土) 22:43:25.32 .net
主にオッサンに支持されたよな。誰に支持されたのかなんて関係ないって言いながら「特に若者に支持されたわけでもなし」とか言い出すのよくわかんないけど。

491 :吾輩は名無しである:2016/02/01(月) 12:22:41.66 .net
あなたは40代ロサンゼルス府警工場作りですか?ドーハの悲劇「横浜衝撃イヤフォン」「横浜悪夢イヤフォン」ですか?

それともいくつですか?huluさん?

それともいくつですか?huluさん?

それともいくつですか?huluさん?

492 :吾輩は名無しである:2016/02/02(火) 20:01:53.45 .net
個人的な体験は教科書に乗せてもいいよね
それくらい傑作

493 :吾輩は名無しである:2016/02/02(火) 20:09:44.57 .net
それはちょっと長すぎて全録は無理だろうけど、短い短編で全録できるのないかな。「新しい人よ眼覚めよ」とか。

494 :吾輩は名無しである:2016/02/03(水) 23:08:27.85 .net
奇妙な仕事でもいいな

495 :吾輩は名無しである:2016/02/03(水) 23:12:44.86 .net
よく考えたら確かに子供に読ませても何の問題もない小説だね、あれ。読ませるべき。

496 :吾輩は名無しである:2016/02/05(金) 01:37:59.38 .net
ていうか、大江の小節で子供に読ませても大丈夫そうなの
それくらいだもんなぁ
奇妙な仕事もいい

497 :吾輩は名無しである:2016/02/05(金) 09:21:56.09 .net
そうか?「僕が本当に若かった」頃(小説集の表題作、ということね)
なんかこれを全文載せてもいいとおもうけど
あと「火をめぐらす鳥」なんかもいいかもいいんじゃないかな
M/Tの最終章とかもいいかも

498 :吾輩は名無しである:2016/02/05(金) 11:09:25.97 .net
>「火をめぐらす鳥」、M/Tの最終章
個人的にこういうの読む醍醐味が大江読む一番の理由だわ

499 :糞をばらまいた人でなし:2016/02/06(土) 20:13:18.50 .net
二十歳の日本人「厳粛な綱渡り」( 文藝春秋刊・昭和四十年 )
北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。
ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、それにしてもあの写真は感動的であり、
ぼくはそこに希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている
南朝鮮の青年が熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかずにはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、
ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。
日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに閉ざされていない。
しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけられているのでない。
「わがテレビ体験」( 「群像」昭和36年3月 )
結婚式をあげて深夜に戻ってきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が
白い朝鮮服にみをかためてしまう、
そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る…。このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、
自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というようなとりとめないことを考えるうちに
感情の平衡をうしなったのであった。
「あいまいな日本の私」( ノーベル賞記念講演(ストックホルム) )
 広島、長崎の、人類がこうむった最初の核攻撃の死者たち、放射能障害を背負う生存者と二世たちが−−
それは日本人にとどまらず、朝鮮語を母国語とする多くの人びとをふくんでいますが−ー、
われわれのモラルを問いかけているのでもありました。

500 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 20:14:18.95 .net
本当能がねえな。マルチコピペしか出来ないんだろ?ネトウヨだから(笑)

501 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 20:17:08.96 .net
せっかくだからおすそ分けだよ(笑

502 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 20:20:53.74 .net
二十歳過ぎて大江なんぞを読んでいると、ろくな人間にならんぞ。

503 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 20:43:21.62 .net
>>502
十代で大江のどんな作品に触れたか、作品名を中心にして簡単に挙げてください。

504 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 21:30:41.38 .net
>>503
なんでそんな幼稚なまねをせにゃならんのだ。

505 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 21:33:08.15 .net
>>504
できないの?

506 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 21:39:20.79 .net
>>505
できないねえ(笑
幼稚なまねは。

507 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 21:54:10.00 .net
>>506
大江の作品に触れてないということ?

508 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 22:08:24.99 .net
>>507
お前頭悪いだろ

509 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 22:14:00.65 .net
>>508
自分の発言の責任とれない奴が言うなよ

510 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 22:25:06.32 .net
バカの要求に従わないと責任取れないってバカですね(笑

511 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 22:44:23.70 .net
二十歳の日本人「厳粛な綱渡り」( 文藝春秋刊・昭和四十年 )
北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。
ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、それにしてもあの写真は感動的であり、
ぼくはそこに希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている
南朝鮮の青年が熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかずにはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、
ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。
日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに閉ざされていない。
しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけられているのでない。
「わがテレビ体験」( 「群像」昭和36年3月 )
結婚式をあげて深夜に戻ってきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が
白い朝鮮服にみをかためてしまう、
そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る…。このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、
自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というようなとりとめないことを考えるうちに
感情の平衡をうしなったのであった。
「あいまいな日本の私」( ノーベル賞記念講演(ストックホルム) )
 広島、長崎の、人類がこうむった最初の核攻撃の死者たち、放射能障害を背負う生存者と二世たちが−−
それは日本人にとどまらず、朝鮮語を母国語とする多くの人びとをふくんでいますが−ー、
われわれのモラルを問いかけているのでもありました。

よく読めよ、反日。

512 :吾輩は名無しである:2016/02/07(日) 12:09:40.64 .net
>>511
大江の「帰るべき朝鮮がない」という発言が反日的だということ?

513 :吾輩は名無しである:2016/02/07(日) 14:21:58.78 .net
テポドンに乗って宇宙へ行きなさい

514 :吾輩は名無しである:2016/02/07(日) 14:36:29.03 .net
>ぼくはそこに希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。

ネット右翼のウヨク、サヨクの議論はくだらないので置くとして

この、「自分”およぴ自分の民族”の未来」という表現に大江が意識したかどうかわからない
大江の右翼性が顕われており興味深いとおもう
ファンならばアメリカ占領下において米軍に反撃する右翼が
頻回大江の作品に登場することを思い出すと思う

515 :吾輩は名無しである:2016/02/07(日) 15:44:40.81 .net
大江ね
どーでもいい

516 :吾輩は名無しである:2016/02/07(日) 16:47:09.65 .net
およぴ

517 :狂奇幸(皇)帝:学術デジタルアーカイヴ教授:2016/02/07(日) 19:01:37.19 .net
作家大江らしくない霊と対談していた。一流の文学者に思うよ。
でもどちらかというと俺は地方が好き。国立なら。

518 :吾輩は名無しである:2016/02/07(日) 19:45:06.88 .net
「万延元年のフットボール」も安保闘争への反応だし
「性的人間」も安保という政治に背を向けた人間の話だし
「見る前に跳べ」も安保政治にコミットできない自分の話だし

大江のテーマがせいぜい「安保闘争」かその延長の「連合赤軍」そして「原爆」と「障害児」と「性」を絡めるというもはや時代錯誤
普遍性のない小説だったから時代に乗り越えられてしまったといえるだろうね

519 :吾輩は名無しである:2016/02/07(日) 19:46:57.46 .net
毒にも薬もならないならともかく、北礼賛で人をだましたってのはゆるせん!

520 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 01:18:39.37 .net
>>518
誰が乗りこえたの?

>>519
お前ネトウヨか死ね

521 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 07:19:29.36 .net
>>518
いつの時代の話で止まってるの?
まあ真面目に相手をすることもないが

522 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 09:58:45.99 .net
初期作品しか知らないんだね。四十年まえで時計がとまってる(笑

523 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 10:16:40.12 .net
初期も読めちゃいないでしょ(笑)

524 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 10:24:35.68 .net
初期だろうといつだろうとこんなのが文学として読めるようなら人間オシマイw

525 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 10:36:28.93 .net
やっちゃったね、恥ずかしいねw

526 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 10:37:02.73 .net
>>524
お前、文学についてなんてなに一つ知らねえだろうがバカはすっこんでろよ。お呼びじゃねえんだよバカ。

527 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 10:41:36.41 .net
オマエやっちゃったって、寝小便か?ボケがひどいな。
まあ恥ずかしがれるようなら少しは頭もマシだわ、そう嘆くなw

528 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 10:44:48.72 .net
>>527
お前日本が好きなくせに日本語がからきしダメなのか?

529 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 10:45:35.98 .net
それで「普通の日本人」を名乗るのは非常におこがましいのでは?(笑)

530 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 10:46:17.81 .net
日本語が不自由ということは、もしかして、反日売国奴の類なのか?

531 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 10:54:01.18 .net
まあまあ、万延元年まででそのあとついて来れなくなった読者は相当いるよ。
そのなかの一人というだけのこと。

532 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 11:01:03.38 .net
こんなもんについて行くもなにもねーよ、ばーか。
古紙回収でトイレットペーパーに再生したって匂いが抜けなくて臭くて売れない。
生ゴミで出したって迷惑だがキッチリとビニール袋に入れればもってってくれるというだけの小説だw。

533 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 11:04:34.91 .net
>>531
大江氏自身70年代はスランプ気味だったからなあ
80年代の大江氏の変貌にたいして、読者が古いノリを求めて付いていけなくなったのはあり得るパターンだよね
今振り返るとそこからが一番オイシイところだったのだけれども

534 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 11:09:32.46 .net
>>532
大江が社会のゴミのネトウヨにそう言われたと知ったら鼻で笑うだろうな。

535 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 11:12:33.34 .net
タデ食う虫も好き好きとは言うが、まあフンコロガシにはウンコが一番オイシイものだわなw

536 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 11:14:14.52 .net
鼻が笑ってるブサイクな顔だよなw

537 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 11:17:01.38 .net
大江に構成美求めてもな
ぐちゃぐちゃだし

538 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 11:18:42.94 .net
いつ「構成美」の話になったの?

539 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 11:30:58.06 .net
>>533
『空の怪物アグイー』1972年
不満足/スパルタ教育/敬老週間/アトミック・エイジの守護神/空の怪物アグイー/ブラジル風のポルトガル語/犬の世界
『みずから我が涙をぬぐいたまう日』1972年
みずから我が涙をぬぐいたまう日/月の男(ムーン・マン)
『洪水はわが魂に及び』1973年
『見るまえに跳べ』1974年
奇妙な仕事/動物倉庫/運搬/鳩/見るまえに跳べ/鳥/ここより他の場所/上機嫌/後退青年研究所/下降生活者
『ピンチランナー調書』1976年
『同時代ゲーム』1979年
おおそうかも、っと思ったけど、どちらかというと1970年代後半じゃないかな?
「見る前に跳べ」あたりは60年代以前に書かれててもおかしくない感じだと思う

80年代はM/Tや雨の木関連、カバ関連と(隠れ気味の)傑作揃いに「懐かしい年への手紙」出まくってるな

540 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 12:09:22.63 .net
『見るまえに跳べ』が1974というのは誤りだね。もっと古いはず。

541 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 12:13:39.43 .net
アグイーなんかももっと古い。>>539はまるでデタラメ。

542 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 12:15:13.10 .net
「奇妙な仕事」から入ってるけど単行本化は割と後なんじゃないのかな。それでも60年代には出てた気がするけど。

543 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 12:24:28.04 .net
>>540-542
wikiコピペしたら間違えた
ごめんなさい
そうだよな、べトナム戦争とかフランス植民地主義に怒ってる時期のが60年代でないはずないわな・・・

544 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 12:27:52.55 .net
『見るまえに跳べ』(短編集)1958年

545 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 13:37:34.21 .net
二十歳の日本人「厳粛な綱渡り」( 文藝春秋刊・昭和四十年 )
北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。
ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、それにしてもあの写真は感動的であり、
ぼくはそこに希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている
南朝鮮の青年が熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかずにはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、
ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。
日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに閉ざされていない。
しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけられているのでない。
「わがテレビ体験」( 「群像」昭和36年3月 )
結婚式をあげて深夜に戻ってきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が
白い朝鮮服にみをかためてしまう、
そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る…。このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、
自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というようなとりとめないことを考えるうちに
感情の平衡をうしなったのであった。
「あいまいな日本の私」( ノーベル賞記念講演(ストックホルム) )
 広島、長崎の、人類がこうむった最初の核攻撃の死者たち、放射能障害を背負う生存者と二世たちが−−
それは日本人にとどまらず、朝鮮語を母国語とする多くの人びとをふくんでいますが−ー、
われわれのモラルを問いかけているのでもありました。

忘れないで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

546 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 13:52:06.69 .net
>>545
お前その文章が結局何を意味するのか全くわかってないんだろ。バカだから。じゃあ無闇に貼らないほうがいいよ。

547 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:19:53.81 .net
大江も騙されただけやん

548 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:25:28.99 .net
これが反日というのは意味がわからない。朝鮮人を見下すようなレイシストの存在こそ国辱そのものだろ。

549 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:28:34.57 .net
サルトルもソ連には騙されていたからね
わからないんですよ印象だけじゃ
その程度の問題>>545

550 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:34:44.46 .net
「北朝鮮は地上の楽園」だと信じていた大江の状況認識を嗤うならいいけど、なんでそれが「反日」になるのか。要するにネトウヨにとって「反日」っつーのは「自分が気に入らないもの」程度の意味なんだな(笑)

551 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:46:08.12 .net
北朝鮮は地上の楽園、という話は
今現在の拉致被害がどうで核実験がどうで、という文脈でいくと何故そんな話を信じるのか?
というふうに(バカであればあるほど)考えがちだけど、当時の文脈っていうのがあるんだよね
バカだからそれがわからない
自分の知的レベルの低さを振りかざして自爆して何がしたいのか?

552 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:51:50.48 .net
北朝鮮の国民が情報統制と飢餓に苦しんでいるという情報なんて当時はないからね。帰還事業で北朝鮮に渡った在日コリアンと日本人家族が地獄のような目に遭った事に関して大江健三郎は少なからず責任があると思うよ。

553 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:53:34.45 .net
>>551
なにかって言うとバカバカってのは幼稚でみっともないよ。
実際以上にくだらない人間に見えてしまうから少し気をつけたほうがいい。

554 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:53:44.23 .net
ただの物書きに責任とれるかな
てかないでしょ責任なんて
ただの書き散らし

555 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:55:07.12 .net
大江はただの物書きではないから。文学者だから。自分の言葉の責任がとれなくなったら文学者はおしまい。

556 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:58:11.17 .net
>>552
日本社会全体で責任を取るというレベルの話でしょ
大江個人をどうこう言うのは意味がないというか「ためにする」話だよね

557 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 14:59:45.73 .net
こういう粘着は治らん

558 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:00:59.10 .net
ただの小説家でしょ

559 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:01:30.49 .net
それは「一億総懺悔」と同じような発想であって、結局責任の所在が曖昧になってしまうのではないか。新聞社に関東大震災時の朝鮮人虐殺の責任があるように、大江には北朝鮮帰国事業を煽った責任がある。

560 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:02:15.78 .net
「責任の一端」と言ったほうがいいのか

561 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:04:32.24 .net
>>553
コピペはって何か言った気になって嬉しがっている幼稚なバカ
はバカに間違いないんで、バカには遠慮なくバカといっていいんだよ

562 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:05:09.50 .net
そいつは間違いなくバカでクズ

563 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:07:09.35 .net
大文学者ですか
大江ほど遊び心があってふざけた小説家はいないといっていい
そんなのに責任ですか過熱してますね>>555

564 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:08:35.57 .net
>>559
大江みたいな作家も含めるような社会の指導的層、主導的層は皆責任あるわけだろ
別にただの一般人に責任を負わせようとは言わないが
逆に突出して大江に責任があるような議論もおかしいわけだ

ニュートラルに構えるならそういうことにつき
今更粘着しているのは一体なんなんだ?とむしろそっちがいぶかしいわけだが

565 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:09:19.95 .net
むしろ遊び心とユーモアがあるのは大文学者の条件なんじゃないですか

566 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:10:23.25 .net
>>564
大江に期待するからこそ言っているんだけど。その事で大江のキャリアが否定されるとも思わないし。

567 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:16:21.48 .net
>>563文学者おわりだからって笑えるね

568 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:19:51.35 .net
大学の先生なら自分の言葉に責任があるね。
教育者の立場というものがある。
しかし文学者が自分の言葉の責任を負うということはそれとは次元の違うハナシ。

569 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:20:26.71 .net
>>566
もちろん大江のキャリアは否定しようがないし
それで話は終わりでしょ
極端な言い方をすればナチズムに加担したセリーヌの功績を否定できるのかという話だよね

結局大江には期待しているだの綺麗ないいかたをして大江に突出した責任を負わせる論法でしょ

570 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:28:17.82 .net
セリーヌは戦犯でしょw

571 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:34:08.51 .net
逮捕されて、批判も厳しくされているよね
大江もこの問題で徹底的に批判されたうえで残るものは何かということにならないとセリーヌとは比べられないんじゃない

572 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:38:38.99 .net
>>569
たとえば「日本の戦争責任を問う」事が日本の全否定ではないでしょ。責任を追及する事は別にその対象の尊厳とは何の関係もない。むしろそんな致命的な話だと言えるのかこれは?

573 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:39:20.50 .net
>>570
まあ、そうだね。僕セリーヌ天才だと思うし小説は大好きだけどね。

574 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:40:34.37 .net
>>571
極端に言えばということがわからない?
仮に大江を厳しく問うなら、その場合それ以上に当時の自民党の政治体制を厳しく問う必要があるわけだが
それを免除して何を言っているのか

575 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:44:03.43 .net
>>574
帰還事業に関する自民党の責任を徹底的に追及すべきだな。

576 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:44:40.14 .net
>>572
大江の責任を問うのは別にいいのだが
もしそれをするならバランスの問題としてもっとシビアに責任を問うべき相手がいくらもいるのだが
何故それがされないのか、という話だよ

それがされないのは結局本気で、とにかく何か、その責任の所在の本丸にたいして責任を問う気がないわけだろ

577 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:46:01.38 .net
>>576
たとえば総連の責任などを言っているの?

578 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:51:38.22 .net
>>577
新進作家の大江より、ずっと社会的に主導的な立位置にいた存在全部だよ

579 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 15:57:05.63 .net
>>578
大江は文化における重要なアイコンとして認識されていたと思うんだけど、実際はそうでもないの?

580 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:01:26.88 .net
>>579
そのアイコンとやらが現実政治を動かすのか?
何かの強力な影響を考えているならそれは実際にはそうでもないぞ

581 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:04:24.80 .net
知識人は影響力の大小を問わず
思想発言によって責任が生じる

582 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:33:45.61 .net
いまさら後悔しても遅い。大江はクズとして死ね

583 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:34:23.21 .net
>>580
なんだろうな。僕が言っているのは別に大江は謝罪しろとかそういう事ではない。大江はその事から目をそらすべきではない、自身のキャリアをよりよくするために、という事でしかない。

584 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:35:08.72 .net
>>582
お前が死ね

585 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:35:09.22 .net
>>581
思想発言って?何が?
単なる時事発言を君が過剰に読み取っているだけでは?

586 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:39:41.76 .net
>>583
自分が言っているのは帰還事業全体を問題にしないやつが大江にばかりからむのは話が変だということだけ

だから大江自身が何を考えているかは知らないし
そんなことを自分に言われても知らない
大江のお手紙だせよ
出版社経由でとどくだろ

587 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:47:36.82 .net
大江の作文能力は認めるし、若いころは結構好きだったんだけれど、
まあ、二十歳過ぎて大江とか言うやつにろくなやつはいない。
それはなぜかと言うと、文学作品ではなく、単純に朝鮮礼賛が鼻につくから。
体制批判はいいさ。
しかし、ウソに悪乗りはアカン。特に朝鮮人のウソに悪乗りはまずい。
沖縄ノートも事実を伝えていない。
曖昧な日本の私、って何?(笑
ノーベル賞の記念講演で、つまり世界の中の日本、と言う立場で世界に向かって講演
するのに、自国の先達のパロディ?このへんの感覚は朴クネとかパン気分のメンタリ
ティみたいだ。
言論人として行動しながら、言論人としての責務、つまり誤ったら正す、ってことが
できないハンパ者が大江。政治家なみの恥しらずだと思う。

588 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:50:09.24 .net
>>587
ゴチャゴチャうるせーよレイシスト

589 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:51:57.33 .net
>>587
まずあいまいな日本の私を読んでから喋れよ

590 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 16:58:38.80 .net
>>588
クズはクズかごへ、チョンは半島へ

>>589
まずタイトルでアウトだろ。読む価値なし

591 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:01:52.39 .net
レイシストが日本人の代表面すんなよゴミ

592 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:13:09.28 .net
まっとうな日本人にレイシストなんて誹謗中傷以外のなにものでもないな。

593 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:20:35.48 .net
>>545

こういう発言をしたということはそれによって大江の想像力の限界や思想的信頼性が落ちるから
小説の評価に影響があるのは当然だろう

594 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:21:37.25 .net
>>539
実際の何年ということでなくて
「われらの狂気」は「万延元年」の続きだとして60年代にカウント
「同時代ゲーム」を80年代へのジャンプとして考えると

70年代は
「ピンチランナー」と「みずからわが涙」
ということになると思うのだけれど、この両者は文体にしろ、中身にしろ
これでいいのだろうか?と大江氏自身迷いながら模索しているイメージなんだよね

あとこれは佳作だとおもう「洪水」だけど
これも不思議と大江の全体のキャリアのなかで孤立した位置にいる
(大きくくくればもちろん光ものなのだけど、そうとも言い切れるかよくわからない)

595 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:25:37.73 .net
まっ気にすんな

596 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:27:08.28 .net
綱渡りって文庫化されているのな。知らなかった。分厚い文春もの持っているやつ
なんていないだろ。

597 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:27:29.94 .net
こんな作家だからこんな読者。こんな読者だからこんな作家。その教科書的実例だなw

598 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:28:38.19 .net
それにゃ反対。作品と作家はわけて考えるべきだ。

599 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:31:15.11 .net
こんな小説だからこんな読者。こんな読者だからこんな小説。意味は同じだw

600 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:38:07.58 .net
大江なんか真面目に読んでる奴いないだろう

601 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 17:43:13.84 .net
大江の作品は下ネタ系が童貞向け。
性経験が乏しいやつが興味を持ちそうな、グロを混ぜたエロ描写を特徴とする。
風が吹いても立つ年代だと共感を呼ぶのかも知れない。

暗さは野間の暗い絵に連なる感じ。
青年期特有の暗さを感じさせるのも共感を呼ぶひとつだろう。

思想と言うけれど、大江のは一面未熟な思想に思える。

だから、いい年して大江ってのはちょっとどうかと思うわけだ。

602 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 18:03:07.68 .net
>>601
だからいつの時代で止まってんだって既に言われてるだろ

603 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 18:07:40.95 .net
言われてるってw おまいが言ってるだけだろバカwww

604 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 18:07:58.24 .net
か?

605 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 19:18:17.13 .net
>>592
お前勘違いするなよ。お前は本当に使えないダメなクズでしかない。お前なんて世が世ならど田舎の村人の嬲りものにされてるレベルのチンカスなんだし、そんなバカが「まっとうな日本人」のはずねーだろうがよ(笑)

606 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 19:25:23.46 .net
>>605
で、お前はそれ以下ってことを自白してるんだな、よしよし(笑

607 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 19:39:54.48 .net
>>606
書けば書くほどバカがバレるから、もう書くなよ。恥という概念を知らないからネトウヨなのか?

608 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 20:28:49.48 .net
伸びすぎィ!

609 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 20:37:40.70 .net
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1999.html
永住外国人の犯罪者数

610 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 21:16:36.22 .net
ほんとネトウヨは気持ち悪いから地球から消えて欲しいんだけど。

611 :吾輩は名無しである:2016/02/08(月) 21:32:14.55 .net
東大教授 石田英敬の「大人のためのメディア論講義 (ちくま新書)」のアマゾンレビューで星一つで酷評されているのが
的確で手厳しく面白い
たしかにこの人フランス現代思想の人なんだよねえ

東大仏文はだめだわ

612 :吾輩は名無しである:2016/02/09(火) 09:59:16.44 .net
>あとこれは佳作だとおもう「洪水」だけど
>これも不思議と大江の全体のキャリアのなかで孤立した位置にいる
>(大きくくくればもちろん光ものなのだけど、そうとも言い切れるかよくわからない)
これは同意
縮む男や大木勇魚とか、単独ではほかの小説で出てきそうな登場人物が一堂に会している
他の小説と色んな共通点がありそうなのに、やっぱりなんだかくくりにくい位置にいる小説だと思う

613 :吾輩は名無しである:2016/02/09(火) 20:03:56.28 .net
久しぶりに再読とおもって文芸文庫万延元年を取り出してあとがきから読んで
ふと気づいたのは、懐かしい年への手紙が隠れた傑作みたいな地味な扱いなのはきっと
普通の文庫にならずにいきなり文芸文庫になったからなんだな

614 :吾輩は名無しである:2016/02/09(火) 21:08:38.73 .net
文芸文庫の年譜は本当にためになるよね。

615 :吾輩は名無しである:2016/02/10(水) 07:16:26.72 .net
なんのためになるんだろう?

616 :吾輩は名無しである:2016/02/10(水) 09:01:41.61 .net
>>613みたいな事も知る事ができる

617 :吾輩は名無しである:2016/02/10(水) 09:09:01.10 .net
だれそれとの対談が何年何月の文芸誌とわかるから
図書館で借りて読めるよね

618 :吾輩は名無しである:2016/02/10(水) 10:17:42.56 .net
んだんだ。

619 :吾輩は名無しである:2016/02/10(水) 12:01:36.99 .net
んっだんだ!

620 :吾輩は名無しである:2016/02/11(木) 13:37:51.96 .net
232 :名無しさん@1周年:2015/06/23(火) 07:50:25.24 ID:DzzmssjP0
>162
は?全然違うだろ
賞を受賞したものだけでも(俺が覚えている範囲でも)

個人的な体験
万延元年のフットボール
洪水はわが魂におよび
レインツリーを聴く女たち
新しい人よ眼ざめよ
人生の親戚

と多数あるんだが

で更にノーベル賞だろ
これはまさに世界的評価だ

これはガリマールというフランスの老舗から出版されているもの

Le Jeu du siecle(万延元年のフットボール) 
M/T et l'histoire des merveilles de la foret(MTと森のフシギの物語)
Lettres aux annees de nostalgie(懐かしい年への手紙)

これらがノーベル賞の評価対象になったと思われるが
ガリマールが出版するということは厳正な価値判断の結果なわけでノーベル賞以前に国外的に評価があるろいうことだよ

621 :吾輩は名無しである:2016/02/11(木) 13:41:32.66 .net
http://www.gallimard.fr/searchinternet/advanced/?authors_country_id=217&SearchAction=OK

Gallimard > Japon

622 :吾輩は名無しである:2016/02/11(木) 16:04:55.70 .net
それは俺がニュー速でしたマジレスやないかw恥ずかしいwww

623 :吾輩は名無しである:2016/02/11(木) 16:12:25.54 .net
だから賞がなに?ノーベル賞がなに?
曽野綾子・朱門だって文化功労者。寂聴なんか文化勲章。
ノーベル賞なんて佐藤栄作だって金大中だって貰ってるじゃんw
物理学賞にいたっては、なんと小柴とかから始まってナントカでもカントカでさえも貰ってるんだよ(笑

624 :吾輩は名無しである:2016/02/11(木) 17:38:06.10 .net
一地方の文学賞でしかないよノーベル賞は
賞金がでかいだけ

625 :吾輩は名無しである:2016/02/11(木) 18:41:18.66 .net
悪いのは人間性。作品ではない!

626 :吾輩は名無しである:2016/02/12(金) 01:00:04.52 .net
人間性のどういう部分で悪いと断じるのか?

627 :吾輩は名無しである:2016/02/12(金) 02:30:48.88 .net
自己批判できないところ

628 :吾輩は名無しである:2016/02/12(金) 08:25:44.58 .net
作家は自己批判しなくてええんちゃうん

629 :吾輩は名無しである:2016/02/12(金) 13:41:09.34 .net
万延元年三章まで読み進めて三章でちょっと人類学、民俗学の学習成果を
生のまま語りすぎの気がしたな
まあ柄谷が中上健次相手に対談して山口昌男がいっている程度のことは大江は山口から影響を受ける
以前に万延元年で全部書いていると指摘していたがそれはその通りだな

630 :吾輩は名無しである:2016/02/12(金) 14:10:18.30 .net
ほう
柄谷の対談ってなんの本に入ってるんですか?

631 :吾輩は名無しである:2016/02/12(金) 14:17:52.63 .net
講談社文芸文庫の柄谷中上全対談
柄谷が中上奇蹟と大江懐かしい年への手紙を並べて
中上がニーチェなら大江がヘーゲルだとかいったりしていて面白い

632 :吾輩は名無しである:2016/02/12(金) 15:41:45.22 .net
柄谷 山口昌男の言ってるようなことは、大江健三郎は、すでに 『万延元年のフットボール』でみんな書いているよ。

柄谷行人中上健次全対話 (講談社文芸文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/406290120X/

633 :吾輩は名無しである:2016/02/12(金) 19:52:58.84 .net
濁点のつけ方

634 :吾輩は名無しである:2016/02/12(金) 20:43:34.05 .net
自炊PDFだって丸わかりやな(笑)

635 :吾輩は名無しである:2016/02/13(土) 09:09:56.93 .net
「見せるだけの拷問」で新進作家Nや気鋭の評論家Kから虐められる恨み節を書いていたけど
上記対談は、両人はやはり大江は凄い、別格だ、感服したといってるんだよね
大江が力ワザで押し切ったというか

636 :吾輩は名無しである:2016/02/13(土) 12:53:04.79 .net
「我々の言説によって大江を否定する人がいたとしたら申し訳ない」とまで言っていたよね。

637 :吾輩は名無しである:2016/02/13(土) 15:59:58.60 .net
確かに感心する事も大江はやってきていると思うが
ふざけた事もやってきていると思う。
それが大江という男。
いわゆるサブプライムローン問題のようなもの。
不良債権を持った男。
人間はこのサブプライムローンのような問題を
軽くみすぎている所があると思う。

大江の負の部分も認めることができない人間は
決して大江を諸手を挙げて評価するべきじゃ
ないと思う。
またその負の部分があってこその大江の良さという
ものならばその良さも否定する事も視野に入れ
なければならないと思う。

638 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 01:53:39.86 .net
>>637
大江の悪いところも受け止めて大江という作家を評価してるよ。お前はなんなの?

639 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 01:54:16.76 .net
バカは要らねーよage

640 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 03:47:33.83 .net
>>638
無責任としか言いようがないな

責任を持つやつは大江のふざけた部分を決して
許してはいけない

641 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 04:33:31.61 .net
大江は日本の破壊の神。
絶対に許してはいけない。
破壊の神が何を考えているのかという事を
どういう手口を使ってきているのかという事を
知る事は有意義な事だが、それ以外は全くない。
臭いもの(黒いもの)を良いもの(白いもの)だと
人をまやかす悪魔。
日本の不幸というものがあるとすれば
そんなものが日本の代表になって
しまった事。
是正されなければならない。

642 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 11:26:48.65 .net
()の中と外を入れ替えた方がいいぞ

643 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 12:40:49.65 .net
「あいまいな日本の私」は当時よりリアルに国家主義勢力に蹂躙されている今読んだ方がしっくりくるぞ
両義性に引き裂かれた日本がそれゆえに手にした普遍性、ヒューマニティをここで手放すのかどうか?

644 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 12:57:14.74 .net
普遍性とヒューマニティを手放すのかどうかはあいまいambivalentに引き裂かれていること
大江健三郎があいまいambiguityと言う余地はあるのか
世界はますますあいまいambivalentになり、あいまいambiguityではなくなっていく
早稲田文学の安保法案特集はますますambivalentになり、シンプルなunambiguiousな意見ばかりになっている
テロの時代にambiguousなことは可能か?

645 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 13:45:13.58 .net
>>644
大江は明晰にヴェイグとアンビギュアスを使い分けたが
君のアンビギュアスとアンビバレントの使い分けはあいまい、ヴェイグだ
もう一度出直して論を組み立てなおすことをすすめる

646 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 13:49:39.22 .net
そのへんの話大江と柄谷の対談でしてたな
面白かった
図書館で探してみ

647 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 16:09:38.98 .net
下手糞な文章書きのクズ同士の対談をクズが読んで面白かっただとさw

648 :吾輩は名無しである:2016/02/14(日) 16:29:47.34 .net
クズはお前だよネトウヨ(笑)

649 :吾輩は名無しである:2016/02/19(金) 19:42:16.06 .net
名こそ惜しけれとは日本の美徳だと司馬遼太郎は
言ってたそうだけど
この大江はそういうのを徹底的に壊してきたんじゃ
ないのかな?

650 :吾輩は名無しである:2016/02/19(金) 19:47:58.19 .net
まーた司馬遼太郎の話ですか!!!

651 :吾輩は名無しである:2016/02/19(金) 22:04:05.47 .net
>>650
大江は自分が批判されて吊し上げられる可能性と
その原動力になりうることに関して
よう知ってるよ。まさに国民を監視する独裁者。
司馬遼太郎がその一つだったんだろう。
全く小賢しいやつだよ、大江は。
だけれどもそれは大江が壊した大切なものとは
何かということを考える時、大江が何を警戒して
いたかということを知ることは、なにが人間らしくて
なにが非人間的なのかということを
改めてなにが大切なのかということを知る
ヒントになる。

652 :吾輩は名無しである:2016/02/19(金) 22:06:48.25 .net
>>651
作品を読んでないのに「大江が壊した大切なもの」なんてよく語れるな。お前、もしかしてネトウヨなのか?

653 :吾輩は名無しである:2016/02/19(金) 23:10:50.30 .net
>>652
全部読まなければ大江を語る資格がないと言うように
嘯くことしでか大江を擁護するすべがないというのが
大江と瓜二つに汚らわしい。

654 :吾輩は名無しである:2016/02/19(金) 23:13:39.73 .net
>>653
何と何を読んだの?

655 :吾輩は名無しである:2016/02/19(金) 23:17:33.64 .net
>>654
洪水は我が魂に及び読んだが?

端的に日本のドストエフスキーになろうと思った
お調子者の作品。まさに大江。

656 :吾輩は名無しである:2016/02/19(金) 23:36:24.39 .net
>>655
それだけか!!ヘナチン野郎!!

657 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 00:00:42.94 .net
>>656
個人的な体験も読んだが?
最近大江の妄想を展開させてエロ小説に
思えてきた。お調子者という最悪の人格を持った
独裁者になろうとした大江の暇つぶし的妄想小説。

658 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 00:35:16.83 .net
>>657
独裁が恐ろしさは知ってるのか。「万延元年のフットボール」は読んだ?

659 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 00:37:41.76 .net
>>658
読んだよ。三島由紀夫的なものを貶めたい作品
なんだなと思ったよ。

660 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 00:38:57.13 .net
>>659
それはどういうこと?どの部分がそこに当たるの?

661 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 00:47:26.20 .net
>>660
歴史と今をつなぎ
村を復興しようとする勢力と
その熱狂の始まりを描き
政治的な問題は個人的なことから始まるという
ように貶めた。

662 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 07:51:37.21 .net
>>655
そんなにドストかなあ
ドストエフスキーが引用されていればドストなのか
短絡だなあ

663 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 07:53:37.81 .net
>>661
大江と三島が微妙な関係で大江なりも三島へのこだわりを示した作は複数あるが(教えてやらない)
万延元年は関係ないな

664 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 09:46:20.30 .net
>>661
仮に万延元年が「政治的な問題は個人的なことから始まる」という事を描いてるとして、なぜそれが「三島的なものを貶めたい作品」という事になるの?

665 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 11:49:38.74 .net
>>662
短絡もなにも悪霊的なものを自分も書いて
みたいと思ったんだろ。

>>664
大儀で動く人間を貶めたいと思ったんだろ

666 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 13:53:59.51 .net
>>665
三島が大義を欲しがったとしたら、それは彼の中の個人的な空虚さがそれを希求したんだろう
そんなこともわからないの?

あと、全然読めてないなあというのは、万延元年の政治は
いわゆる現在の社会の、個人主義を基礎とする政治
ではまったくなくて土俗的な社会の祭りごと=政りごとなんで
それをバカウヨク定番の「行き過ぎた個人主義」話にもっていくのは無理すぎる

667 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 17:39:51.29 .net
>>665
はあ?大江も大義で動いてるぞ。

668 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 22:09:19.47 .net
>>667
そう、物は言いようというペテンをよく利用している
ペテン師だわ、大江は。

669 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 22:32:03.66 .net
>>668
おまえ>>666にもレスしろよ。

670 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:16:55.95 .net
>>669
じゃぁ答えてやるけど

>>666
国家の再興ということでは同じことだろ
暗に大江は国家の再興、そして国家の維持につながる
情動的なものにいちゃもんをつけることによって
その動きを封じたんだろ。
つまり破壊を目論んだ。
蜜三郎がそもそも左翼運動をしていたやつだからな。

671 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:18:48.75 .net
ウダウダ書いてるけど結局陰謀論に飛ぶんじゃ話にならないよ。

672 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:21:40.19 .net
>>671
陰謀もなにもこの大江は
作家は政治的であるべきだと
渡辺一夫に言われてるよな。
この渡辺一夫は共産主義のためなら独裁も
やむ終えないと思ってたらしいが。

673 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:26:28.07 .net
>>672
お前は大学時代の先生に言われた通りに生きているのか?

674 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:28:27.59 .net
>>673
言われたのは大江が作家として名を得出して
ある程度地位を得てからだよ。

675 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:29:14.47 .net
>>674
作品でいうといつ頃の話?

676 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:31:56.06 .net
>>675
忘れた。だがこいつが三島の話をするとき
この共産主義者の渡辺一夫のそれへの
評価がどんなだったか
というのを話してるよな。
(また始まったとかなんとかともっともらしいことを
言っている。だけれどこの渡辺は赤)

677 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:33:45.46 .net
共産主義のためなら独裁も辞さないって、具体的に何と書いてるの?

678 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:35:33.52 .net
>>677
まぁこんな大江を良いと思う人間は
万死に値しロクでもないと
思うから自分で調べろよ

679 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:55:56.18 .net
>>678
引用するべき本を持ってないだろう?

680 :吾輩は名無しである:2016/02/21(日) 00:04:49.38 .net
>>679
渡辺一夫の息子の動物学者で渡辺格が
渡辺一夫は共産主義者の信奉者で
資本主義国からの介入を防ぐために独裁も
やむを得ない措置と考えていたと回想している。
Wikipediaに書いてある。

681 :吾輩は名無しである:2016/02/21(日) 07:06:57.42 .net
あらしの自演でないなら相手するな

682 :吾輩は名無しである:2016/02/21(日) 13:09:46.05 .net
>>680
で、渡辺一夫の大江健三郎に対するアドバイスがその思想に基づいていたという根拠は?

683 :吾輩は名無しである:2016/02/21(日) 13:18:53.76 .net
自演でないならあらしの相手はするな
疑問を投げかけているように単に因縁つけたいだけなんだから
(ちなみに自分は>>666、相手する価値がないとわかったから相手はしない)

話は変わるが
大江の食べ物の描写は興味をそそられるものが多いな
ニンニク入りちまきとか牛の尾のスープとか、ビールのハーフ&ハーフにスコッチを入れるのとか
大江は(さすがに高齢でいま現在は止めたそうだが)
寝る前に質のいいスコッチをエビスビールをチェイサーに飲むそうだがこれもなかなか
いい感じの酒の飲み方だ
単なるアル中じゃないかという感じもするが、それにしても金がかかっているところが大作家だな

684 :吾輩は名無しである:2016/02/21(日) 13:24:39.08 .net
テールスープは韓国料理だよ。(もしかしたら在日料理なのかも知れない)「万延元年のフットボール」の文芸文庫後書きに、光君が生まれて絶望して浜辺でウイスキーで泥酔して沖に向かって泳ごうかと考えてやめたエピソードが載ってるね。

685 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 09:07:58.94 .net
×テールスープは韓国料理だよ。
〇テールスープは韓国料理にもあるよ。

686 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 09:31:36.36 .net
渡辺一夫を共産主義者と決め付けるのはおかしいね。

そういう立場表明をしているのは読んだことがないし、
ぜんたいとして、特定のイデオロギーを「狂信」することへ警鐘を
ならし続けた人ですよね。「狂信」をしりぞけて「寛容」を説いた。
いま、ちょっとはやりのヴォルテール「寛容論」の「寛容」。

687 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 09:55:22.78 .net
>>684
そのあと、生きたタコを買って帰るハナシだね。
大江さんらしいグロテスクユーモアだけれど、実話なんだろうな。

688 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 09:58:24.67 .net
ヴォルテール「寛容論」は全然寛容じゃない
ルネッサンス〜エラスムスと一緒にしないでほしい
ヴォルテールはどちらかというとルターの寛容論に近い

689 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 11:24:56.64 .net
>>688
おまえの態度は寛容じゃないな(笑 そんなことじゃいかんよう。

690 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 12:05:57.43 .net
>>689
間違いは指摘しないとね
渡辺一夫は人文主義者であって啓蒙主義者じゃないの
18世紀の寛容論って宗教的不寛容を盲目的に攻撃して、ヴォルテールだとトルコやバビロンを代わりに持ち上げる
今の時代から見るとオリエンタリズムの塊でもあるのよ
明確に「敵」を作ってそこに理念を対置させるのは、渡辺一夫と「はやりだから」と一緒にしないでほしい
言葉がきつかったなら、ヴォルテールの「寛容」は渡辺一夫的な意味で寛容ではない、と訂正しておこう
「寛容は自らを守るために不寛容に対して不寛容になるべきか」
ヴォルテールはイエスと答えるんだよ 神を信じないよりは迷信の方がまだましだと言いながらね

691 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 13:10:28.05 .net
>>690
コリクツをこねなさんなよ(笑

692 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 14:25:48.35 .net
>>687
さすがにタコがひょいひょい電車の中を歩き回ったのは嘘だろうよw

693 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 15:14:37.73 .net
↑は実りある対話やな^^

>>687 >>692
タコを買って帰るという部分は「万延元年のフットボール」(講談社文芸文庫)の後書きには載っていなかった。「懐かしい年への手紙」の翌年に書かれた解説だというから、1988年かな。
たぶんその出来事を振り返って書いた文章なのだろうね。「個人的な体験」の後書きも読んでみたけど、その記述はなかった。どこで読めるのかな?

694 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 15:21:09.93 .net
>>693
自分>>692は憂い顔の同時の冒頭で読んだ

695 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 15:24:20.59 .net
ありがとう!持ってない(笑)絶版なんだな…Kindleはあるね。

大江健三郎 - 憂い顔の童子 (講談社文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4062752565/

696 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 15:57:57.88 .net
なにか講演ものの中でもタコが這い出てきてしまうハナシは読んだな。

697 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 17:54:09.76 .net
タコ健w

698 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 18:11:44.31 .net
「憂い顔の童子」のKindle版(どれも最初の100ページくらいは無料)をダウンロードしてみた。該当部分を発見!

http://i.imgur.com/pPqEwqS.jpg

699 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 18:16:10.32 .net
このレベルの作家にしちゃ未刊行が多いんだよね
優しい人たちとか読んでみたいよ

700 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 18:41:08.79 .net
http://kenkyuyoroku.blog84.fc2.com/blog-entry-264.html

60年代の全集にはいっているので今はオクラなのも結構あるよね

701 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 19:55:43.56 .net
ここってかなりコアだよな

702 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 21:27:59.43 .net
こんなのキモオタなコアなヤツしか読まないよw

703 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 22:23:30.57 .net
アンチをスルーして議論が進むのは大江スレの伝統

704 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 23:39:54.40 .net
大爆笑だね

705 :吾輩は名無しである:2016/02/23(火) 00:51:16.87 .net
えっ、どれが?書いてる自分が全く面白くなくて笑えないんだけど。

706 :吾輩は名無しである:2016/02/23(火) 12:44:08.79 .net
>>705
ば〜か、だれもおまえなんか相手にしてねえよ(笑

707 :吾輩は名無しである:2016/02/23(火) 12:48:11.48 .net
このタコ噺みたいなユーモアは講演などでナマで聞くと
あのトツトツとした口調でなぜか面白さが増すんだよね。

大江さんが気持ちの温かい人だってことが伝わってくる。

708 :吾輩は名無しである:2016/02/23(火) 13:10:59.90 .net
タコ健タコ厨タコ笑い。タコ共がw

709 :吾輩は名無しである:2016/02/23(火) 13:21:12.23 .net
蛸話の変形というか、生きたスッポンと格闘するエピソードも二回出てきたね
海産物の生命力に翻弄されるエピソードは奥泉光がオマージュ小説で取り上げてたと思う

710 :吾輩は名無しである:2016/02/23(火) 13:29:10.48 .net
>>684>>685
万延元年で該当箇所でてきた
蜜三郎がいじけながら牛の尾の骨をスケッチする場面
それによると牛の尾の「シチュー」で固形スープの素を使って作るようなので
洋風のものかと(デミグラスソースなのかな?)
ネットで検索すると韓国風もでてきてこちらがすまし汁みたいだけどこれも美味しそうだ

711 :吾輩は名無しである:2016/02/23(火) 14:30:24.14 .net
コムタン!

712 :吾輩は名無しである:2016/02/25(木) 21:24:17.82 .net
石原慎太郎と大江健三郎の中共礼賛
http://blogs.yahoo.co.jp/fktouc18411906/10089944.html

大江健三郎と石原慎太郎というと、政治的には逆の立場(左と右)なのではないかと思われるかもしれません。 
 しかし1960(昭和35)年前後、2000万人以上の犠牲者を出していた中共(中華人民共和国の当時の略称)への好意的な評価という点では、両者に違いはほ
とんどありません。
 ある座談会、「怒れる若者たち」(『文學界』 1959(昭和34)年10月)では、大江健三郎ははっきりと、「ぼくは日本を中共のような国にしたいと思っている」と発
言していますが、石原慎太郎はそれについて何の異議も唱えていません。


大江 中国へ行ったとき、そういう(引用者注 まとまったイメージを与える)青年が多いという印象だった。中国では未来がちゃんとイメージにとらえられるからね。

713 :吾輩は名無しである:2016/02/26(金) 12:48:36.69 .net
まともな人間手のは現実を見て意見も行動も変えるもんだ。
石原は許せるが大江が許せないのは、過ちを認めて反省しないから。

二十歳過ぎて大江とか言っているやつはすでに詰んでいる。

714 :吾輩は名無しである:2016/02/26(金) 12:49:26.55 .net
ネトウヨは人として終わってる。

715 :吾輩は名無しである:2016/02/26(金) 12:51:58.56 .net
大江はクズで反日の売国奴

まあ、バランス取ってるだけだから気にするな。

716 :吾輩は名無しである:2016/02/26(金) 12:54:31.51 .net
大江もネトウヨとか虫けらだと思ってるんじゃないの。知らんけど。実際虫けら以下の存在でしょ。目についた段階で地道にプチプチ潰していくしかない。

717 :吾輩は名無しである:2016/02/26(金) 13:01:00.19 .net
プチプチが好きなのね、わかるよ〜、君病んでるね(笑

718 :吾輩は名無しである:2016/02/26(金) 13:12:23.64 .net
人種差別が趣味のクズに病んでるとか言われたくないわ(笑)

719 :吾輩は名無しである:2016/02/26(金) 16:15:14.85 .net
>>718
プチプチ(笑

720 :吾輩は名無しである:2016/02/26(金) 17:01:14.85 .net
ネトウヨは虫けらのように潰していくよ。いや、ネトウヨは虫けらそのものか(笑)プチプチ(笑)

721 :吾輩は名無しである:2016/02/27(土) 03:20:14.88 .net
>>720
お前はこれからプチプチな(笑

722 :吾輩は名無しである:2016/02/27(土) 07:38:07.66 .net
黙れバカ。レイシストが喋んなよ。

723 :吾輩は名無しである:2016/02/27(土) 07:48:32.95 .net
プチプチ(笑

724 :吾輩は名無しである:2016/02/27(土) 08:49:13.02 .net
晩年様式集って文庫はでないのかなあ

725 :吾輩は名無しである:2016/02/27(土) 12:51:17.49 .net
斉藤 淳
?@junsaito0529

そういう分かりにくい文章は、ダメな作文の典型です。そういう悪文を読むことを強いるのが、入試現代文です。分かりやすい文章を書かせる指導をするのが、
本来の国語教育のあり方と違いますかね。






モフ ?@mofjd 11 時間11 時間前

@junsaito0529 悪文を読んで、なぜこの文章が悪文なのかを説明せよ、という問題を塾で出されたことがあります。面白かったです。

726 :吾輩は名無しである:2016/02/28(日) 10:02:47.90 .net
表現指導を軽視し、悪文に感情移入することを強いる入試国語が、権威におもねるメンタリティを培養しているんじゃないかなー。
出題文の経験的根拠を批判的に検討したって点にならないという、知的に怠惰な環境で繰り広げられる遊戯だという自覚が無さすぎる。
From: junsaito0529

727 :吾輩は名無しである:2016/02/28(日) 22:52:39.02 .net
来てみろりん♪

728 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 01:24:20.46 .net
こういう大きな集会で話すのは最後になると思うが、
私は平和と命の尊厳を基本に日本国憲法を守り、生かします。
集団的自衛権の行使に反対し、戦争のためのすべての法制度に反対します

これは大江の演説の一部。
小説ではフィクション大歓迎だけど、現実世界をフィクション化されると非常に迷惑。

基本に、ってのはどういうことだと思う?
生かす、ってのは具体的にどういう行動をするんだ?
法律じゃなくて、法制度…

大丈夫?って言いたくなるレベル。

729 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 07:08:55.50 .net
>>728
荒らしに付き合うと他の人におこられるがまあコメント
なにか言い返してきてもレスはかえさないが

基本に・・・基軸となる価値観として
生かす・・・その価値観を現実化する
法制度・・・例えば安保法制という一連の法律群は法制度だろう

なんのおかしさも無く理解できる
大丈夫?といってるのが大丈夫?といいたくなるだが

730 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 10:57:49.40 .net
>>729
パラフレーズしろって言ったんじゃない(笑

何も言ってない、欺瞞の連続だ、ってこと

今だって憲法と自衛隊は矛盾している。戦後70年の憲法学者の主要任務は
その矛盾をどう言い繕うかだけだといってもいい。
第一、武力を放棄して、どうやって命の尊厳とか世迷言が言えるんだよ。
大江なりの価値観を持つのはいいが、現実化してるのか?何を何に?
法律のない法制度もあるから却下。

731 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 11:17:24.61 .net
>>730
現実化とはもちろん「日本は戦争に参加しない」ということ意外ない
もちろんこれは実現できていない
アメリカの侵略戦争であるイラク戦争に参加してしまった
そのことへの真剣な反省も踏まえて、集団的自衛権に反対していくんだろ
何のおかしさもない

732 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 12:06:45.96 .net
>>731
反省するだけなら猿でもできるわ。

733 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 12:13:14.44 .net
>>732
お前すげー頭悪いだろ(笑)

734 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 12:30:54.99 .net
安心しろ、お前ほどじゃないよ(笑

735 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 12:39:42.13 .net
何これ(笑)

732 名前:吾輩は名無しである [sage] :2016/02/29(月) 12:06:45.96
>>731
反省するだけなら猿でもできるわ。

736 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 12:49:31.21 .net
反日チョンコってがんばりどころがなあ…(笑

737 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 12:50:08.02 .net
>>732がどういう意味なのか説明してみろよ(笑)

738 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 13:03:24.39 .net
揚げ足取りでもしたいのか?(笑

739 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 13:07:25.10 .net
いや普通に意味がわからないんですよ。ちなみにどういう意味なんですか?

740 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 13:24:45.97 .net
>>732
反省だけなら再発する
よって再発を防ぐために法制化しない

そういうことじゃないか?
君バカなの?

741 :吾輩は名無しである:2016/02/29(月) 14:46:53.34 .net
遠いな

742 :吾輩は名無しである:2016/03/02(水) 18:34:18.81 .net
万延元年、寝る前ちょびちょび読んで堪能したわ、もう(確か)四周目
つぎは積読していた叫び声にチャレンジ、これは初読

743 :吾輩は名無しである:2016/03/05(土) 15:33:03.38 .net
上のレスのやり取りで少し大江をおかしいと思う奴が
やり込められてしまったみたいだけど、でも
そのおかしいと思う感覚は正しいと思うよ。
みんながおかしいとおかしいと思いながら
圧政で推し進められてしまって作られているのが
まさに北朝鮮という国。

叫び声は小松川女子高生殺人事件が朝鮮人の事件が
元になってるんだよな。
この間知ったことだが共産主義者だった
大江が師として仰いだ渡辺一夫が陣頭指揮をとって
減刑嘆願の署名運動をしたそうじゃないか。
朝鮮人差別ゆえの犯罪として。今から思えば
あのサカキバラセイトとまったく同じじゃないか
という感じなんだが。

744 :吾輩は名無しである:2016/03/06(日) 00:10:34.92 .net
>>743
そんなAmazonの内容紹介レベルの話でドヤ顔されても(笑)

745 :吾輩は名無しである:2016/03/08(火) 04:15:44.96 .net
自分が読んだいくつかの作品はどれも終わり方に作り物めいたものを感じてたけど
『水死』は終わり方まで納得できた
ようやく出会えたってかんじ

746 :吾輩は名無しである:2016/03/08(火) 07:11:28.65 .net
大江健三郎 - 水死 (講談社文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4062774321/

747 :吾輩は名無しである:2016/03/10(木) 03:14:47.67 .net
同時代ゲームは破綻してるけど面白い

M/Tはつまらなすぎて読むの止めた

748 :吾輩は名無しである:2016/03/10(木) 04:44:16.48 .net
大江はクズ。それはたんなる事実。

749 :吾輩は名無しである:2016/03/10(木) 05:58:00.08 .net
岩波新書の「新しい文学のために」をちょこちょこ読んでいるんだが
文章がうまいとはお世辞にも言えないよね
それと「異化」とか「トリックスター」「フォルマリズム」とか時代掛っている

あまりにもブッキッシュだろ
ダンテがだの

750 :吾輩は名無しである:2016/03/10(木) 07:08:23.93 .net
何でいきなりダンテかって、それは僕が今書いている「懐かしい年への手紙」の方法論を
皆さんにお知らせしようということで書かれているからなのです

751 :吾輩は名無しである:2016/03/10(木) 09:34:09.33 .net
ブッキッシュなのは良いことなのでは?

752 :吾輩は名無しである:2016/03/10(木) 18:25:55.62 .net
いやブッキッシュでもいいんだけど
ダンテを神聖視して何一つ疑問を抱くことがないのは単なる思考停止の権威主義では?
それに自分の語りたいことがまずあるわけでもなく
「昔の偉い作家を読む」という作業が先行していてそこから作品を作っていくというのがね

ダンテを読んで「懐かしい年への手紙」を書く
サルトルを読んで・・・
フォークナーを読んで・・・・
山口昌男を読んで・・・
原広司を読んで・・・・
マルケスを読んで・・・・

753 :吾輩は名無しである:2016/03/10(木) 19:10:21.42 .net
異論は作品に現れているという事はないの?

754 :吾輩は名無しである:2016/03/10(木) 19:33:57.29 .net
>>752
ダンテクラスを20世紀後半に今更否定しても何も始まるまい
あとせめて関連図書たる「懐かしい年への手紙」は読んだ上でものを言った方がいいよ

>自分の語りたいことがまずあるわけでもなく

こんなこと到底いえないから

755 :吾輩は名無しである:2016/03/10(木) 21:39:32.83 .net
てかダンテも読んだことあんのかね

756 :吾輩は名無しである:2016/03/11(金) 05:26:46.60 .net
例えばさラシーヌがギリシャローマの古典をありがたがってその真似をして17世紀に戯曲をかいたわけだけど
今となっては古典のものまねでしかないわけでね

757 :吾輩は名無しである:2016/03/12(土) 00:02:45.10 .net
大江健三郎『水死』がブッカー国際賞にノミネート
 他のノミネート作品は、オルハン・パムク(トルコ)の「A Strangeness in My Mind」、エレナ・フェランテ(イタリア)の「The Story of the Lost Child」、マリー・ンディアイ(フランス)の「Ladivine」など13作品。
世界的に評価の高い作家の作品が並ぶなか、大江氏の受賞があるのか注目したい。
http://www.sinkan.jp/news/index_6596/1.html

758 :吾輩は名無しである:2016/03/12(土) 03:30:49.11 .net
大江の書くもの=陰気

759 :吾輩は名無しである:2016/03/12(土) 07:40:55.88 .net
陽気で楽しい文学なんて読みたいかよ(笑)(笑)(笑)

760 :吾輩は名無しである:2016/03/12(土) 10:52:41.66 .net
笑が好きなんだね、陰金君は

761 :吾輩は名無しである:2016/03/12(土) 12:43:47.12 .net
>>756
ジョージ・スタイナー曰く、ギリシャ古典時代にも「悲劇」はほとんど存在していない
ラシーヌは本物の悲劇だって「悲劇の死」で書いていたな
シェイクスピアの悲劇で本当に悲劇なのは「リア王」と「アセンズのタイモン」だけだと
それは悲劇が運命の前に絶望する人間と定義してのことだけど、フェードルとアンドロマケ読んで納得したわ

762 :吾輩は名無しである:2016/03/12(土) 16:24:00.71 .net
大江の文学論創作論を読みたければ、私という小説家の作り方
を読むべきだね
昔のは妙に肩に力が入っていて良くない

763 :吾輩は名無しである:2016/03/13(日) 12:12:36.04 .net
大江健三郎『水死』がブッカー国際賞にノミネート
http://www.sinkan.jp/news/index_6596.html

(抄)

世界的に知られているイギリスの文学賞「ブッカー国際賞」の候補作に、
日本の大江健三郎氏の『水死』(翻訳版のタイトルは「Death by Water」)(講談社刊)がノミネートされた。

他のノミネート作品は、オルハン・パムク(トルコ)の「A Strangeness in My Mind」、
エレナ・フェランテ(イタリア)の「The Story of the Lost Child」、
マリー・ンディアイ(フランス)の「Ladivine」など13作品。

今回の受賞作は5月16日に発表される。

764 :吾輩は名無しである:2016/03/13(日) 12:22:03.21 .net
パムクでしょ

765 :吾輩は名無しである:2016/03/13(日) 14:02:49.52 .net
大江でもパムクでもない女の作家だろう

766 :吾輩は名無しである:2016/03/16(水) 15:20:47.13 .net
マリー・ンディアイ(フランス)の「Ladivine」読み始めた

767 :吾輩は名無しである:2016/03/26(土) 18:40:58.73 .net
アマゾンで見ると池沢の全集の作品のセレクションが駄目だとボロクソに叩かれているが
人生の親戚ってそんなに悪い作品じゃないと思うのだけど皆さんどうかね?

768 :吾輩は名無しである:2016/03/28(月) 23:40:37.00 .net
大江って詩は書いてるの?

769 :吾輩は名無しである:2016/03/29(火) 00:14:47.68 .net
小説の中にはよく自作の詩が出てくるね。

770 :吾輩は名無しである:2016/04/01(金) 00:03:26.56 .net
大江健三郎の全作品を読んでいるという人がいたら、それだけで尊敬する。

771 :吾輩は名無しである:2016/04/01(金) 00:05:31.65 .net
綿矢りさは大江作品全部読んでるよ。

772 :吾輩は名無しである:2016/04/01(金) 00:18:47.59 .net
さすがだな。しかしそれは本当なのか?

773 :吾輩は名無しである:2016/04/01(金) 08:18:35.54 ID:2WqvlH0sx
>>770

90年代全集準拠で全作品というなら全部読んでる

・・・と思ったが現代伝奇集所収は読んでない
ハードル高いぜ

774 :吾輩は名無しである:2016/04/01(金) 11:44:01.22 .net
>>770
単行本になっていないのとか除いて対談のぞいてとかならそれなりにいると思う。

775 :吾輩は名無しである:2016/04/01(金) 13:17:29.22 .net
全ての日本人が読むべきだね。

776 :住人B:2016/04/01(金) 17:09:18.09 .net
>>772
綿矢が大江作品を全部読んでるというソースは、
綿矢が大江健三郎賞を受賞したときにした群像での対談。
大江作品の魅力をあますどころなく綿矢が感慨を述べるリスペクト型対談だった。
全部読んでないとできない、と思った。

777 :吾輩は名無しである:2016/04/02(土) 15:26:48.45 ID:HtI1PZBvy
http://www.nytimes.com/2015/10/04/books/review/kenzaburo-oes-death-by-water.html

「水死」の書評

778 :吾輩は名無しである:2016/04/05(火) 17:19:15.49 .net
憂い顔の童子は凄い小説だったな
本から顔が飛び出して頭真っ白だった
まぁ感受性の鈍い奴はそういう体験はできないでしょうね
もともと顔が本から飛び出すのは
ディケンズの原書の骨董屋のクゥイルプの件で体験できる
もちろん頭真っ白になって腹を立てましたけど
あれはぼくの間違いでした
ごめんなさいね

779 :吾輩は名無しである:2016/04/05(火) 17:47:02.91 .net
ハリーポッターの映画にも本から顔が飛び出す映像ありましたね
どのシリーズだか忘れたけど
英語圏でもそういう体験があるということの証明なんでしょ

780 :吾輩は名無しである:2016/04/05(火) 18:03:55.30 .net
憂い顔の童子読んだけど何もなかったよ

781 :吾輩は名無しである:2016/04/05(火) 18:12:17.24 .net
最高傑作を教えてちょ

782 :P ◆ZLBBb2oY8k :2016/04/05(火) 19:11:55.29 .net
「ポモ」の人たちの総意としては「万延元年のフットボール」らしい。「必読書150」より。僕は大江の作品を網羅してるわけではないけど、これは凄いと思った。
http://i.imgur.com/Q5A6yVx.jpg

783 :吾輩は名無しである:2016/04/05(火) 19:53:53.13 ID:JfJtwLf6u
>>781

「懐かしい年への手紙」

784 :吾輩は名無しである:2016/04/05(火) 19:53:46.48 .net
>>778春樹の世界の終わりにも君みたいな反応してなかったかな
おれは何もなかったけどね

785 :P ◆ZLBBb2oY8k :2016/04/05(火) 19:57:59.80 .net
大江健三郎 - 憂い顔の童子 (講談社文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4062752565/

kindle版の方が安いね

786 :吾輩は名無しである:2016/04/05(火) 20:04:51.65 .net
表紙の絵は誰の絵なのかな

787 :吾輩は名無しである:2016/04/05(火) 20:45:03.90 .net
>>780再読したら何もなかったけどね
なんなんだろうなぁ
よくわからないんだ

788 :吾輩は名無しである:2016/04/07(木) 15:06:39.64 ID:EdzijuCL0
>>786
ギュスターヴ・ドレ

789 :吾輩は名無しである:2016/04/08(金) 12:50:45.20 .net
驚き桃の木顔が飛び出るビックリ本はディケンズ、大江の他にはないのかな
あるのかな

790 :名無し:2016/04/15(金) 01:58:11.15 .net
大江、村上はゴミ!読むだけ無駄。
ウヨと言ってれば正義と思ってるバカのアイドル大江。
大江より小林多喜二の方が優れている。

791 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 06:08:53.96 .net
まあ俺も小林多喜二いいと思うけど、大江が正義てのは批評的に古臭くないか
今の読者は作品を切り離して読んでると思う

792 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 07:34:03.84 ID:t4N5xgRcc
そういうことは教養の無いネトウヨはわからないんだよ

自分は蓮実らの影響(まあ蓮実に言われずともそういう時代思潮だったかな)
から大江の政治的主張は退屈だ、と思っていたがこういう時代になると
正論を愚直に言い続けていた大江がいかに正しいかったか、反省しきりだな

だいたい大江の「政治」主張なんていってみりゃ近代主義の見識を示したに過ぎず
それが「政治」がかって見えるってそれこそお前がどれだけ「政治」的に
偏ってるんだよという

793 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 09:05:24.68 .net
フランス大使館が協力し、朝日新聞が主催した日仏文化サミットにパネラーとして出席した大江健三郎は、ジャック・デリダ、エドガール・モラン、中村雄二郎らの
同席者を前にして、次のような趣旨の発言をしていた。
 フランス人にとって普通は、日本商社員のような人々を日本人として考えるかもしれないが、彼らばかりが日本人ではないばかりか、彼らは特殊な日本人である。
日本には、核廃絶などにも立ち上がる作家たちもいるのだ、と大江は述べた。
ああ、これはまずいと聴衆の一員として身を縮めていた私は感じた。
すると、見事に反応があった。一人の若い商社につとめる青年が立ち上がり、私は商社員だが自分たちは決して特殊な日本人ではないと思うというのである。
質問は十分に知的で抑制が効いたものであった。
流石に大江健三郎は、表現の非を悟ったか、言葉巧みに自分はそのような趣旨のことは言わなかったと発言して切り抜けた。

しかし一九八四年五月七日、ホテルオークラの午後、大江は確かに知識人たる作家を商社員を差別してその上位に置いたのである。

栗本慎一郎「反文学論」

794 :名無し:2016/04/15(金) 10:30:35.70 .net
>大江が正義てのは批評的に古臭くないか
〜俺が言いたいのはウヨウヨ言って正義と思ってる
大江よしょ集団の馬鹿連中のこと。大江講演会主催の連中だ。

795 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 12:36:32.59 .net
そのうち読まれなくなるね

796 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 12:58:21.19 .net
ああ、そのうち人類がいなくなるからね。

797 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 13:08:49.47 ID:t4N5xgRcc
ウヨウヨ言われてとても傷ついているんだな
まあウヨイコール馬鹿、更に馬鹿にとどまらず
その不寛容は社会的不正義である、というのは日本に限らず世界的通り相場だからな

798 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 16:22:41.89 .net
いや人々の無関心が広がっているという話

799 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 17:07:39.91 .net
大江健三郎の『ピンチランナー調書』は、学問としてのトリックスター理論を援用したところに失敗の因があると『私という現象』で述べる以上、大江が
文学の苦悶を学問によって逃げようとしているところを正当にも批判できているからである。文学は表面的知識ではないのだ。

大江が真面目であることは認めるが、そのまじめさが、インテリゲンツアに対する幻想であるとしたら、それは近代どころか、第二次世界大戦後の戦後民主主義という
限定され切ったイメージの枠内でしかないではないか。

勿論、ここでは大江健三郎などは問題にもならない。近代社会や家族の崩壊など、社会全体の流れとしては、もはや当然のことで、登場人物にあれこれ語らせる
必要などないのだ。大江の『雨の木を聴く女たち』についての批評を参照していただきたい。
要するに、大江健三郎というのは優秀な人には違いないが、持っている(と自分が考えている

800 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 17:17:37.39 .net
大江健三郎の『ピンチランナー調書』は、学問としてのトリックスター理論を援用したところに失敗の因があると『私という現象』で述べる以上、大江が
文学の苦悶を学問によって逃げようとしているところを正当にも批判できているからである。文学は表面的知識ではないのだ。

大江が真面目であることは認めるが、そのまじめさが、インテリゲンツアに対する幻想であるとしたら、それは近代どころか、第二次世界大戦後の戦後民主主義という
限定され切ったイメージの枠内でしかないではないか。

勿論、ここでは大江健三郎などは問題にもならない。近代社会や家族の崩壊など、社会全体の流れとしては、もはや当然のことで、登場人物にあれこれ語らせる
必要などないのだ。大江の『雨の木を聴く女たち』についての批評を参照していただきたい。
要するに、大江健三郎というのは優秀な人には違いないが、持っている(と自分が考えている)問題がもはや今日の問題ではないのである。

なぜなら、危機にある男たちの衰弱した性交や振る舞い、その危うげな生命の雨だれを聴いている女たちと大江である「私」との関係は、「私」がつねにニュートラルで
あり、それを見ることによっては決して破壊されない特権的な場にあるということによってのみ保障されている。
私なら、その特権をわざと貧しいと言ってしまいたい。
けれども、大江はそのことの疚しさに気付き、それを自らの存在における受苦のパトスとして書き続けている。
大江の書く力とはその一手に収斂するのではないだろうか。
大江のパトスは、したがって、自身も意識しているように戦後民主主義繚乱期のストイックで感性確かなインテリという周縁の枠内を主に生きるものだ。


栗本慎一郎「反文学論」より抜粋

801 :P ◆.uKag/vUmY :2016/04/15(金) 17:28:33.66 .net
ネトウヨって言われるのが悔しいんだね。人種差別を続けるの諦めたら、ネトウヨとは呼ばれなくなるんじゃないのかな。人種差別に反対しているまともな右翼も沢山いるわけで、その人たちに続けばいいのさ。

802 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 18:47:12.31 ID:t4N5xgRcc
>>800
大江は戦後日本を生きる、ということをまさに主題にしていたんで
そのことを難じても意味はないだろ
栗本がいいたいのは大江は所詮戦後日本のスケールしかないが
俺の思想は違う、ずっと大きいということなのだろうが
実際は栗本は戦後の短期間の一過性の現代思想ブームの徒花に過ぎないわけで
今そういうのが引用されるとほんと噴飯だな

803 :名無し:2016/04/15(金) 21:00:35.12 .net
>ネトウヨって言われるのが悔しいんだね
〜また出たバカ。お前はバカ右翼の板行け!

804 :P ◆.uKag/vUmY :2016/04/15(金) 21:29:02.18 .net
大江は「反日」かも知れないが、間違いなく日本が誇るべき日本人。

805 :P ◆.uKag/vUmY :2016/04/15(金) 21:30:08.23 .net
オーストリア人がベルンハルトを誇るように、日本人は大江を誇るべき。

806 :吾輩は名無しである:2016/04/15(金) 23:47:58.67 .net
>オーストリア人がベルンハルトを誇る
オーストリアでベルンハルトを誇る人間は日本で大江を誇る人間よりはるかに少ない

807 :吾輩は名無しである:2016/04/16(土) 00:16:43.50 .net
>>763
最終候補

Jose Eduardo Agualusa (Angola)
Elena Ferrante (Italy)
Han Kang (South Korea)
Yan Lianke (China)
Orhan Pamuk (Turkey)
Robert Seethale (Austria)

大江残念

808 :吾輩は名無しである:2016/04/16(土) 02:21:54.49 .net
『性的人間』は良かった。俺もJのようになりたい。

809 :P ◆.uKag/vUmY :2016/04/16(土) 07:29:17.02 .net
>>806
>オーストリアでベルンハルトを誇る人間は日本で大江を誇る人間よりはるかに少ない

まあ、そうなんだろうなとは思うよ。

810 :吾輩は名無しである:2016/04/16(土) 11:40:12.82 .net
まあ別にどうでもいいが、大江なんて読む奴の気が知れん。W
箱男書いた奴もきらい。
糞本を過剰解釈して成長するというのはありだと思う。聖書も糞本だしな。
大江とか箱とかは聖書ににていると思う。

811 :学術 digitalアーカイヴ@院教授:2016/04/16(土) 11:44:44.60 .net
地方の国立とか県立ぐらいの東大よりレベル高しな
大学の文学者でもいいのにな。

812 :P ◆.uKag/vUmY :2016/04/16(土) 23:23:31.54 .net
大学とか文学に何の関係もない。大江が勤勉だから東大に受かったというのはその通りだけど、ただ勤勉なだけでは作家にはなれない。

813 :名無し:2016/04/17(日) 18:05:01.29 .net
大江の北朝鮮万歳随筆を読んでいたら
ノーベル嘗は無かった!外人は日本語読めないからな。

814 :吾輩は名無しである:2016/04/17(日) 18:44:32.49 ID:UpIX3YWag
そんな言い草だとお前は日本人なのに日本語すらも読めてないじゃないか
ノーベル賞の選考委員はお前みたいにバカじゃないだろうよ

815 :吾輩は名無しである:2016/04/18(月) 20:29:36.27 .net
22時から、無料イケメン祭り開催。
URL貼れないから
メーンズガーデン ってググってみて
※正しいサイト名は英語。

816 :P ◆.uKag/vUmY :2016/04/19(火) 00:03:54.08 .net
大江と何の関係があるんだよ。

817 :吾輩は名無しである:2016/04/19(火) 01:56:50.11 .net
向井敏が文章読本で、大江の文章を
どれだけ不必要に小難しい単語を並べ立てた虚飾に満ちた駄文で
バカな読者を釣ってるかを全部暴き立ててくそみそにけなしてて
胸のすく思いがした

思想信条にかかわらず、くだらん作家だよ

818 :吾輩は名無しである:2016/04/19(火) 06:55:35.57 .net
大江の小説にでてくる程度の単語は難しくないし
仮に難しいとしても、小難しいからありがたい、みたいなネトウヨ的権威主義は普通はしないし
そもそも「必要」に従って、難しくなるというビジネス文書的発想は文学とは関係ない

向井敏なる人物が本気でそんな文をものしているなら
大江についてゴチャゴチャいう以前にそいつ自身がくだらないだろ

819 :P ◆.uKag/vUmY :2016/04/19(火) 20:56:24.61 .net
大江が単なる衒学趣味の嫌らしい作家だと思っている人は日本語が不自由なんだろうね。そんなんじゃない事は大江を読めば普通にわかるじゃん。

820 :P ◆.uKag/vUmY :2016/04/19(火) 20:58:41.01 .net
右翼とか左翼とか別にどうでもいいし、そんなもんを文学をはかる尺度として持ち出すのは尚更くだらない。お前の抱える「左翼嫌い」とか「右翼嫌い」とか知らねーわ。

821 :吾輩は名無しである:2016/04/21(木) 15:28:57.69 .net
大江の「新しい文学のために」(岩波新書)読んでいるんだが本当に文章下手だな
難しい言葉を使っているけどまったく心に響かない伝わらない

822 :吾輩は名無しである:2016/04/22(金) 10:17:46.85 .net
文学理論はお前には難し過ぎるよ

823 :吾輩は名無しである:2016/05/01(日) 21:35:56.68 .net
初期中期後期でもまた違うけど
執拗でねちょねちょした文体ではあるな

824 :吾輩は名無しである:2016/05/02(月) 01:39:38.74 .net
そこが大江の魅力なんだよなー。

825 :吾輩は名無しである:2016/05/02(月) 03:53:15.03 .net
>>782
松浦寿輝や奥泉光は、大江を高く評価している
んだよね。よくわからないんだけど蓮實重彦な
んかも評価しているのかな?
それで、P自身の評価としてはどうなの。
ひとつ挙げるとしたら何だろう?

826 :P ◆.uKag/vUmY :2016/05/02(月) 08:19:21.90 .net
僕も今まで読んだ中では「万延元年のフットボール」が一番面白いと思う。初期の短編とかはどれも面白いね。

827 :吾輩は名無しである:2016/05/02(月) 10:03:15.05 .net
今まで何読まれました?

828 :817:2016/05/02(月) 10:12:37.83 .net
え、もしかして俺に聴いてんのかな?
いやいや、俺は読んでいないって。
松浦寿輝さんが明治の表象空間の結論で結局、
大江健三郎だよって力説してたからなんか代表
作っぽい同時代ゲームというやつを読もうとし
てはみたんだけど、なんかヤな雰囲気がして、2頁目で挫折したやつですけど、俺は。

829 :吾輩は名無しである:2016/05/02(月) 10:16:45.74 .net
でも、Pさんが薦めてくれた本をこんど読ん
でみるつもりですよ。有名な本ですよね。

830 :819:2016/05/02(月) 10:18:24.97 .net
pさんに聞いたつもりでした…

831 :吾輩は名無しである:2016/05/02(月) 13:26:45.92 .net
大江は池沼だよ身体障害者

メガネ障害者

832 :吾輩は名無しである:2016/05/02(月) 20:24:11.60 .net
大江鉄板

833 :吾輩は名無しである:2016/05/04(水) 11:17:11.43 .net
>>828
「壊す人」か…
まあわかるけどね

834 :P ◆.uKag/vUmY :2016/05/05(木) 09:29:39.17 .net
自慢できるほど沢山読んでない(笑)「飼育・死者の奢り」「性的人間」「政治少年死す」「見るまえに跳べ」「水死」「暴力に逆らって書く」…あとなんだっけ?他にも沢山持ってるけど、積ん読ですな。もっと読みたいな。

835 :吾輩は名無しである:2016/05/08(日) 00:46:54.59 .net
向井敏の文章読本は知らなかった。古書店で入手してきた。
文学ではなく「文章」なのだからこれでいいんだろうw

836 :吾輩は名無しである:2016/05/11(水) 12:43:48.31 .net
>>834
それじゃぁ次は『洪水はわが魂に及び』がお薦め

837 :P ◆.uKag/vUmY :2016/05/11(水) 21:29:19.06 .net
>>836
ありがとう!ポチったなう

大江健三郎 - 洪水はわが魂に及び (1973年)
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J95Z8Y/

838 :吾輩は名無しである:2016/05/12(木) 13:33:17.15 .net
>>837

自由航海団がでてくるのこれだっけ?大江の小説の中で一番アクションシーンが多くて読んでてスカッとする、最も映画化に向いてる作品だと思う。
渡辺昇一と思しき差別的評論家が拉致られて顔の上にウンコされるのが楽しかった。
しかし、主人公が自由航海団のメンバーに外国語の授業として「白痴」の原書講読をするんだけど、英訳ってどういうことだ?
原書講読っていうんならロシア語だろ?大江賞も「受賞作は英訳する」って話だったし、大江は英語帝国主義には無自覚だよね。

839 :P ◆.uKag/vUmY :2016/05/13(金) 01:06:52.64 .net
明日届くと思います\(^o^)/

840 :吾輩は名無しである:2016/05/17(火) 23:17:19.97 .net
万延元年のフットボールの成功が内容面の
同時代ゲームの失敗が文体面のターニングポイントだと思う
あと、射精のオーガズムと天皇崇拝とTSエリオットを結びつけるセブンティーンはやはりすごい
第二部が発禁になったことに対しては露悪趣味すぎたと後年になってさすがに反省してた

841 :吾輩は名無しである:2016/05/17(火) 23:20:03.53 .net
同時代ゲームの1章読んでる。
くそつまんねー。

842 :吾輩は名無しである:2016/05/17(火) 23:21:29.59 .net
でも同時代ゲームにおける固有名詞のネーミングセンスは流石大江だと思うな
壊す人とか、村=国=家=小宇宙とか

843 :吾輩は名無しである:2016/05/17(火) 23:24:01.61 .net
質問ですが、以下のものは何ですか?

@壊す人
A村=国=家=小宇宙

それが分からないと、読み進めても無駄ですか?

844 :吾輩は名無しである:2016/05/17(火) 23:31:32.53 .net
最後まで読んでから判断しなされ

845 :吾輩は名無しである:2016/05/17(火) 23:33:29.38 .net
@Aの言葉はミステリー仕掛けなんですね?

846 :吾輩は名無しである:2016/05/17(火) 23:37:45.65 .net
大江の代表作は4つ
「万延元年のフットボール」「個人的な体験」「セブンティーン」
そして「新しい人よ眼ざめよ」

847 :吾輩は名無しである:2016/05/18(水) 00:16:39.97 .net
>>834 大江の第一長編『芽むしり仔撃ち』は読んだの?

848 :吾輩は名無しである:2016/05/18(水) 00:17:01.15 .net
冒頭のメキシコのシーンが長すぎ

ツユトメサンと露・女形は完全に蛇足

849 :吾輩は名無しである:2016/05/18(水) 17:36:22.58 .net
逆に、ピンチランナー調書って何が良くなくて評価低いの?

850 :吾輩は名無しである:2016/05/18(水) 22:56:53.43 .net
惹文句が秀逸すぎるからなぁ
ぱりぱりとうたわれるせんべい食べたら湿ってる感じに近いあれは

851 :吾輩は名無しである:2016/05/19(木) 22:32:24.01 .net
嫌いじゃないけどね、ha,ha

852 :吾輩は名無しである:2016/05/19(木) 23:26:15.98 .net
それでもおれたつは戦うぜ

853 :吾輩は名無しである:2016/05/22(日) 23:53:59.76 .net
どこから悪文とか出てきた?
武田泰淳が悪文と言われてたのと同じ感じかな

文体を使ってるからそうなのだろう
この場合の文体とは ですます調とか個人の文体とかいうやつではなく
故意に引っ掛かりを作って読み飛ばせなくした文章を言う
他にも開高健や三島由紀夫 中上健次などもそうで
むしろこちらの種類の文章の方が深く読めるし
リズムも良い場合が多く 大江の個人的な体験以後の
こうした文章も名文だと感じる

854 :吾輩は名無しである:2016/05/23(月) 06:27:16.77 .net
文章パラダイスうな〜

855 :吾輩は名無しである:2016/05/24(火) 15:32:58.78 .net
性的人間も良かったよ。

856 :吾輩は名無しである:2016/05/24(火) 18:12:53.73 .net
大江健三郎「壊れ物としての人間」


「フォークナーの活字のむこうの暗闇をうずめている、情熱の極点にむかったまことに不毛きわまる
パセティックな自己燃焼をはかるところの、いずれも不撓不屈な人間たちを、ぼくはくりかえし経験
しようとしはじめるのである。ヨクナパトファ・サーガの、奇妙な情熱にとりつかれているおのおのの生
および死を鋭く発見するひとたちのむらがりにむかって僕は入りこんでいく」



どう見ても悪文だろ

857 :吾輩は名無しである:2016/05/24(火) 20:15:39.87 .net
魅力的な悪文というのもあってだな。大江の文体がまさにそれ。

858 :吾輩は名無しである:2016/05/24(火) 23:21:42.76 .net
>>856
こういう文が続いたらしんどいね
大江氏自身が中期の文章は呼吸を無視した
かなりやばい文章だったと書いてたのでその典型かもね
しかし内容のしんどさと呼吸のしんどさが一致してもいる

859 :吾輩は名無しである:2016/05/25(水) 05:07:13.54 .net
大江が予選落ちしたブッカー国際賞を韓国人が授賞

作家・韓江氏が「世界3大文学賞」ブッカー国際賞受賞=韓国人初
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/05/17/2016051700739.html

860 :吾輩は名無しである:2016/05/25(水) 09:51:05.84 .net
詩とか良くない?「晩年様式集」のラストの詩とか感動したけどな。

861 :吾輩は名無しである:2016/05/25(水) 15:48:22.11 .net
>>4

この人の言っていることが一番的確な気がする
難しい言葉を使っているからダメとか言うのではなく
大江の場合、ただ難し言葉を使ってるだけでそれ以上ではない

三島の場合硬質で語彙だったら大江なんか比較にならないぐらいの語彙力があるけど
全然問題ない美しい文章だよね

862 :P ◆.uKag/vUmY :2016/05/26(木) 00:55:43.18 .net
>>846-847
「個人的な体験」も「芽むしり仔撃ち」も持ってる。けど、読んでない(笑)

>>849
当時、柄谷行人が痛烈に批判してたよ。大江が通俗文学?について「期待の地平を超えない小説」みたいな定義をしていたんだけど、「ピンチランナー調書」はまさにそうだ、みたいな事を書いてた。

863 :吾輩は名無しである:2016/05/26(木) 01:36:44.46 .net
>>861

大江の文体は、サルトル的な難解さだけでなくて、フォークナーの土臭さ、プアホワイトに似たものがあるけどな。
彼の「性的なもの」という主題も、三島のような文体でなくて、童貞臭さと底辺っぽさが漂うジメジメした文体だから上手く機能してると思う。
三島は主人公の童貞臭さを華美で頭でっかちな仏教用語の羅列で表現して、大江はそれを悪文で表現したのでは?

864 :吾輩は名無しである:2016/05/26(木) 01:43:14.18 .net
>>861
大江の文体はサルトル的な哲学的難解さだけでなくて、フォークナーの土臭さがあるけどな。
あの「性的なもの」も、ジメジメして童貞臭い悪文だからこそ生きてると思う。
三島は金閣寺で、その童貞臭さを華美で頭でっかちな仏教用語で表現したが、大江はそれを悪文で表現した。

865 :吾輩は名無しである:2016/05/26(木) 08:57:53.23 .net
てす

866 :吾輩は名無しである:2016/05/26(木) 09:07:10.86 .net
個人的な体験 良かったけどな。

867 :吾輩は名無しである:2016/05/26(木) 09:20:14.13 .net
>>861
大江はフォークナーの土臭さを日本に移植したんだ。ジメジメして童貞臭いアウトサイダー。それは悪文と言われる書き方でこそ生きる。

868 :吾輩は名無しである:2016/05/27(金) 22:09:28.73 .net
今から万延元年のフットボール読む

869 :吾輩は名無しである:2016/05/28(土) 18:15:44.23 .net
フォークナーもカポーティも英語としては明らかな悪文だし、カポーティに関しては文法的間違いも多い。しかし両者とも詩的言語として高く評価されてた。
リズム感や歯切れの良さを求めるなら村上春樹や吉本ばななを読めばいい。それだけ。

870 :吾輩は名無しである:2016/05/28(土) 18:20:07.34 .net
エリック・ホッファー
〈大衆に対する恐怖は保持されている。大衆の自己主張が文化的エリートを脅かすからである。誰もが書くことも描くこともできる場所では、これまでとは異なり、
作家になることも画家になることも稀な成功とはみなされない。〔…〕難解さと抽象は、おそらく文化的独占を維持するための装置なのであろう〉

871 :吾輩は名無しである:2016/05/28(土) 18:32:22.76 .net
>>870
大江に限らず作家ってのは自分を救済するために書いてるんだ。だから難解でも抽象的でも、一部の読者に響けばいいわけで、げんに響いたからこのスレがあるんだろ。そういう批判は単なる主観的な好みの問題では?

872 :吾輩は名無しである:2016/05/28(土) 18:53:54.23 .net
>>870
誰にでも書けることを書いてもそれは評価されないだろう。
ホッファーの作品だって誰にでも書けるようなものじゃないから読まれてるんじゃないか?

873 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 01:05:59.36 .net
>>871
大江を日本の伝統的作家のあり方になぞらえて
語るのは日本の作家に対する冒涜だと思う。

もし単純に自分の救済とかふざけたものなら
もっとこいつは叩かれて良いと思う。

874 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 01:11:05.54 .net
>>873
というと?

875 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 01:17:01.31 .net
>>874
大江はああらかに政治的に扇動しようとして
書いてきてるのであって
自己の救済というものでありがちな自分が
小さい人間であるという真摯さは微塵もない。

876 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 01:24:17.75 .net
>>857
大江の文章は魅力的なのじゃなく
大江の文章の特徴は
悪文なのに文法的には間違っていないという
悪態は散々つくけど法律を僕は破ってませんよと
あっかんべーをする忌々しさにある。

あくまでも魅力的なのじゃない。魅力的なのは
大江がパクった外国の作家が魅力的に過ぎない。

877 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 09:34:45.50 .net
三島:度重なる整形に原型を失いかえって醜くなった女みたいな文体

大江:ブサイクだがどこか魅力的な女みたいな文体

878 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 14:39:54.04 .net


879 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 14:53:17.10 .net
だいぶ遅れた感あるが、大江健三郎(万延元年あたり)のカップ焼きそばの「作り方」書いてみた

@定まった行程によって白っぽい樹脂から操作生成された容器の内奥から、かやくと調味スウプを取り出し、かつて谷間の村の粗暴な
 少年メムバーの一人だったいまや肥満しつつある中年の僕は、やかんから沸騰しつつある熱湯を一定の方向づけで注ぎいれた。
A僕はどうにか3分待った!
Bしかも湯切りの際ステンレス製のシンクいっぱいにあふれたおびただしい毛髪のような麺は、僕にあの懐かしい谷間の寺の地獄絵を
 想起せしめる、そのような意味内容のものではなかった。しかし僕が白々とうねった毛髪のような麺を容器からこぼす、そのような
 現在時とは別にもうひとつのありうべき未来、すなわち湯を切る直前の過去に立ち戻り、首尾よく麺を生かしえた方向付けの現在も
 ありえたはずだ。しかも一様に低いとはいいがたい確率で!
C僕は重ねて新たなカップ焼きそばをとりだし、自分の真に根底的な着想にもとづく責任からそれを引き受ける。少なくとも湯より先
 にかやくを入れることは容易だ。

880 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 15:38:03.32 .net
wwwwww

881 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 17:41:44.60 .net
なかなか笑

882 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 17:43:54.94 .net
大江の文体は時々ストレスは溜まる。だけど、内容面白いんだよな。

883 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 20:16:00.77 .net
この人の文庫結構持ってるけど死者の奢り・飼育だけカバーボロボロ
他のは新品状態

884 :吾輩は名無しである:2016/05/30(月) 02:20:52.11 .net
>>879
魅力的なのじゃなく
文字に囲まれて空疎な今の人生を誤魔化したい
と願う寂しいマゾの人間に喜ばれるゴミ屋敷
文章だろ、大江の曲芸文章は。

885 :吾輩は名無しである:2016/05/30(月) 13:44:23.83 .net
>>884
魅力的かどうかはお前がきめることじゃない

886 :吾輩は名無しである:2016/05/30(月) 22:01:09.71 .net
大江の個人的な体験以降の文章が苦手な人って
開高健の輝ける闇以降の文体とか古井由吉の文体も苦手なんじゃないか?

俺も元々そうだったけど何かの拍子で入れ替わった
今は大江の初期のものは魅力を感じない

887 :吾輩は名無しである:2016/05/30(月) 23:29:26.91 .net
>>879 力作乙。
>僕はどうにか3分待った! ここすき
むかしむかし、文体模写スレってのがあったことを思い出さされたよ。

888 :吾輩は名無しである:2016/05/31(火) 00:43:55.84 .net
>>887
こういう低俗なのを大江の模写だというのは勘弁してくれ
お前の趣味の悪さが大江の文体だと思おうが、ただのバカにしか思えない
パロディのレベルに達していないものをパロディと判定するのはいつの時代もただのバカでしかない。

889 :吾輩は名無しである:2016/05/31(火) 00:49:36.91 .net
>>888 
はいはい、どーも
すみませんでした

`/⌒ヽ⌒ヽ
(⌒) 人 i\___
ヽ \   / ー ー\
|\ \ / (●) (●)
| \ |   (_人_)|
| | 厂\   `⌒′/
| ) )  \___/
| ||
| ||
(_人_つ

890 :吾輩は名無しである:2016/05/31(火) 01:03:11.58 .net
879は死ぬまでこういうレベルで生きていくんだろうね
恥ずかしいと思ったら努力しましょう

891 :吾輩は名無しである:2016/05/31(火) 01:19:40.95 .net
冷静になって考えてみるとたしかに低俗な書き込みだった。ああ、恥ずかしいよ。
馬鹿な書き込みはもうしない。自分の事がつくづく嫌になった。すいません。
これが努力に当たるのか解らないけれど大江の本をもっとちゃんと読んでから書き込みます。

892 :吾輩は名無しである:2016/05/31(火) 10:19:39.63 .net
俺は>>879を見た時、やっぱりちょっとムッとした。馬鹿にしてるのかと。
しかし同時にすごいなとも感じていた。

今その後のレスの応酬を見た後に読み直しても
Bはなかなか面白いと思う。

893 :吾輩は名無しである:2016/05/31(火) 23:46:08.10 .net
俺はこういうパロディけっこう好きだけどな

894 :吾輩は名無しである:2016/06/05(日) 18:35:52.57 .net
定まった行程によって白っぽい樹脂から操作生成された容器

容器についてそんな形容はしないだろう
初っ端につまずきがある
よく出来ているとこも多々あるが

895 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 01:41:11.59 .net
本当大江健三郎はゴミクズな文章を日本人に認めさせようとしたゴミクズ野郎だよ

896 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 07:51:57.05 .net
碌に読んだこともない作家のスレにここまで粘着する情熱ってどこからくるのやら
真に現代文学に関心がある日本人は大江を最大限買ってるでしょうね
事実大江の存在抜きの70年代以降の文学はちょっとあり得ないわけで

897 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 08:02:15.80 .net
一過性の成功に安住せず文体の実験をしまくって自分の文学世界を
おしひろげて、老人になっても旺盛に執筆を続け、新境地を開拓し続ける
谷崎を彷彿とさせるが、まさに彼と並ぶ文学の巨人だね

898 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 13:29:29.67 .net
>>896
まさに70年代以降の大江など存在しないほうが
良かっただろ。ゴミクズな文章を日本人に
認めさせようとした罪は大きい。

蛇足を国民に認めさせ
正当化しようとしてきた卑劣の罪は大きい

899 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 13:55:55.37 .net
現代文学への貢献って、このテロリストは
何をやったというんだよ

900 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 15:25:11.50 .net
はい
やはり文学について何もご存知ないネトウヨ君でした

901 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 17:04:06.33 .net
>>900
俺は現代アートみたいなもの
クソだと思ってるんで
てかそんな現代アート的なものに大江は貢献して
いるというのかね
どこのどいつが現代文学的に
大江は素晴らしいとかふざけたこと言ってるんだよ。
少なくも大江のふざけた文章が日本人の文化に
影響を与えるところがあるのだとしたら
まさに今の日本の苦境は大江の責任として
日本人は目を覚まし大江の責任を
追及しなければならない、

902 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 17:11:18.22 .net
ちょっと何というか無知に居直って
恥をしらないというか・・・

相手したのが悪かったんだけどね

903 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 17:22:57.34 .net
日本人の文化に影響はないだろむしろ

904 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 17:23:59.80 .net
心配するな空気みたいに影響なし

905 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 17:40:34.82 .net
>>903
人権意識やマスゴミなどからの影響はあるだろ
そのマスゴミに対してこいつが言論レベルから
縛りをかけてるのだとしたら
間接的に国民にも影響があると言わざる得ない

906 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 18:01:38.09 .net
具体的にどんな影響があるのかな
障害児の父親になってみろとでも

907 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 18:16:37.49 .net
そんなに影響力あるなら大臣のオファーくらいあるでしょ
ない

908 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 18:47:18.44 .net
マスコミを通じて人権の普遍性、その価値のかけがえなさを理解させるべく
発信してるのなら実に立派じゃないか

人権意識を敵視するこの手の正論will系のイカれ右翼の源流は生長の家の
カルト的天皇崇拝だそうだ
大江なんて微温的な戦後民主主義の意見述べているだけなんだが
それが彼らに何故問題で執拗に付きまとわれるのか?段々その理由、事実関係が
あきらかになってきた

こいつが本当の筋モンなのか、受け売りをピーチクパーチクやってるのか知らないが

909 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 20:59:34.64 .net
大江の後なら古井由吉でもスラスラ読める

910 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 21:13:12.88 .net
>>907
政府が反日のやつを雇うわけないだろ
共産党や民進党なら雇うかもしれないが
というか黒幕は隠れているからこそ
意味を持ってくるということもあるんだよ

911 :吾輩は名無しである:2016/06/06(月) 21:14:57.43 .net
>>908
お前、時代劇みたいなやつだな
大江の本の中の人物を本当に自分のものにして
それに疑いを持たず生きている恥ずかしいやつ。
お前見みたいのが国会で太鼓をたたくデモを
リードしたりしているやつなんじゃないのか?w

912 :吾輩は名無しである:2016/06/07(火) 07:35:13.13 .net
エッセイも含む大江の本で伺える以上の「本当の大江」がいて
それが裏側で何かを画策していて、お前がそれを触知できると?
そもそも大江の本すら碌に読んでないお前が?
煽りでなく本気で病院にいったほうがいいレベルの妄想だろ

913 :吾輩は名無しである:2016/06/07(火) 14:16:06.58 .net
>>912
俺は大江の本からのみこの世への大江の
悪辣な姿勢を読み取っているだけだが?
何を言っているんだ?
大江の何を読んでるのか逆に俺は聞きたい。
要するに大江の企みをお前は認めたくない
ということなのかな?

914 :吾輩は名無しである:2016/06/07(火) 14:43:25.08 .net
はい、具体的には何も言えませんと

終了

915 :吾輩は名無しである:2016/06/07(火) 16:02:33.25 .net
>>914
お前も具体的には何も話していないけどな
おそらくそれを話せば大江の悪辣な悪意の
中心につながり大江が日本の癌であることの
宣伝になるから話せないんだろう。

916 :吾輩は名無しである:2016/06/07(火) 16:06:47.85 .net
大江のたくらみが戦前回帰、復古主義への抵抗だとするならそれは
非常にまっとうで重要な取り組みだ
ノーベル当時、1994年では何を大袈裟な、という話だったかもしれない
でも今現在考えると大江の感性の鋭さが際立つ
そういう関連のジャーナリスティックな著作も増えてきた

917 :吾輩は名無しである:2016/06/07(火) 16:38:30.15 .net
フランス大使館が協力し、朝日新聞が主催した日仏文化サミットにパネラーとして出席した大江健三郎は、ジャック・デリダ、エドガール・モラン、中村雄二郎らの
同席者を前にして、次のような趣旨の発言をしていた。
 フランス人にとって普通は、日本商社員のような人々を日本人として考えるかもしれないが、彼らばかりが日本人ではないばかりか、彼らは特殊な日本人である。
日本には、核廃絶などにも立ち上がる作家たちもいるのだ、と大江は述べた。
ああ、これはまずいと聴衆の一員として身を縮めていた私は感じた。
すると、見事に反応があった。一人の若い商社につとめる青年が立ち上がり、私は商社員だが自分たちは決して特殊な日本人ではないと思うというのである。
質問は十分に知的で抑制が効いたものであった。
流石に大江健三郎は、表現の非を悟ったか、言葉巧みに自分はそのような趣旨のことは言わなかったと発言して切り抜けた。

しかし一九八四年五月七日、ホテルオークラの午後、大江は確かに知識人たる作家を商社員を差別してその上位に置いたのである


栗本慎一郎「反文学論」

918 :吾輩は名無しである:2016/06/08(水) 00:46:41.93 .net
クリシンに言われてもなあ。

919 :吾輩は名無しである:2016/06/08(水) 13:17:54.72 .net
失笑感しか無いよな
作家個人の人格がどうだからどうだと云々するってその文章発表時、
80年代リアルタイムですらズレズレでしょ

920 :吾輩は名無しである:2016/06/08(水) 18:58:38.13 .net
>>919
なんで大江を擁護するやつは
国会て太鼓を叩いてデモをするやつみたいに
トンチンカンなんだろうか?大江を見習って
やってるのだろうか?
みんな大江の人格はその文章や
書かれることから推測してるんだろうが。

まぁこれが左翼のまさに非人間性なんだろうな?

921 :吾輩は名無しである:2016/06/09(木) 07:04:25.57 .net
このスレは大江の人格を云々するスレでは無いし、
作品を作者の人格から独立した物と捉えるのも構造主義以降の批評の常識
構造主義はよってある種の非人間主義であることもある程度知識教養
のある人間には常識
大江のの作品から大江の人格を推測するのは勝手だがそれはこのスレとも
文学とも何の関係も無い

無知無教養からくる見当違いで斜め上のトンチンカンな話を始め、失笑される
右翼の行動特性を体現してるなお前は

922 :吾輩は名無しである:2016/06/09(木) 07:21:36.53 .net
たとえ大江の政治的動機が小説の中に多分に含まれていたとしても、それが小説の主題とどう関わって、あくまでも小説の出来としてどれほど成功しているのか、あるいはしていないのかを、ここまで何一つ指摘されていない。

923 :吾輩は名無しである:2016/06/09(木) 07:28:27.15 .net
確かに俺も政治的な部分から三島文学に対して、ある種の後ろめたさを感じるのは事実。しかし、それでも彼の小説の素晴らしさは認めざるを得ないし、切り離して考えている。
それは、偏見から離れたところで純粋に小説の出来を評価するのは、純文学の読者として最低限の心得だと思うから。それが出来なければ、純文学を読む資格はないと思う。マニフェストでも読めば良い。

924 :吾輩は名無しである:2016/06/09(木) 08:47:14.69 .net
コピペ使い回してるだけの奴に具体例だして論評しろって無理でしょ
そもそも純文学の読者でも無いんじゃないか

925 :吾輩は名無しである:2016/06/16(木) 01:26:23.29 .net
別に、人が嫌いだからそいつの本も嫌いってのは人情として当たり前だと思うけど
ついスレまで来て感情ぶつけるのも人情だし
それについて反論したり叩いたりするのも人情
立場なんてのは偶然と状況次第だし
俺がこんな風に俯瞰してみるのも偶然だし
言論なんてのは外にも内にも正義なんてのはありゃせん

926 :吾輩は名無しである:2016/06/16(木) 01:31:40.07 .net
ついでに言うけど作品と人格は関係ないなんてのは
常識的に考えてありえないので却下するよ

927 :吾輩は名無しである:2016/06/16(木) 17:25:52.80 .net
↑文学にビタ一興味無い奴なんだろうな

928 :吾輩は名無しである:2016/06/16(木) 22:17:07.86 .net
俺は作家の人格なんてどうでもよくて大江の文章はすきだけど
作品を判断するのに人格が入り込むのは作家も読者も人間なんだからおかしいことじゃないと思う

929 :吾輩は名無しである:2016/06/17(金) 07:27:04.14 .net
作品は世にでたら作者の手を離れ作者から独立したテクストとなる
だから作者が意図していないことを読み取ってもいいし
逆にテクストのみに即しては読めないことを、作品外の情報を念頭に忖度してはいけない
作品から作者に意図、ひいては作者の人格を一義的に読み取り確定しようという読み方は
時代おくれ日本国語の授業の悪しき影響に過ぎない

930 :吾輩は名無しである:2016/06/17(金) 13:28:18.84 .net
>>929
それは文学理論の一つで、逆に古くなっている

俺はもっと積極的に、文学や絵画などの芸術作品に関しては
それを作った作者を表現しているのであり
究極には作者を知るため理解するためにあるのだとおもう

931 :吾輩は名無しである:2016/06/17(金) 14:17:51.50 .net
俺も面白いことする人はなんか抱えた人、知識だけじゃどうにもならんだと思ってる点で>>930はわかる
でもそいつの自己紹介で終わるような作品はつまらないし時間の無駄
やっぱり世の中の見方が変わるような、あるいはなにかを教えてくれるような達成はあると思う
これは作者の手から離れたものでしょ

932 :吾輩は名無しである:2016/06/17(金) 14:30:22.34 .net
>>930

さすがにそれはダメだろう。
蓮實の受賞記者会見で馬鹿な質問をしていた馬鹿記者と同じだ。

933 :吾輩は名無しである:2016/06/17(金) 15:18:20.77 .net
>>931
自己紹介とか、そういう意味ではないんだよな 
私小説的な事実ではなくて、いやそれも末端では含むか、
でも主は、たとえば主人公に犯罪を犯させる意味とか考えると
作品のすべては作者への興味に向かわないかなあ

934 :吾輩は名無しである:2016/06/17(金) 16:38:08.01 .net
>>933
俺はあくまでも一要素だな
もし作者を調べることで作品の理解が完結できるならつまらない作品だと俺は思う

935 :吾輩は名無しである:2016/06/17(金) 16:59:18.25 .net
早く地獄から馬車のお迎えこないかな

936 :吾輩は名無しである:2016/06/17(金) 18:26:20.86 .net
>>934
だからそうは言ってないんだよね
あなたが言うような作品それ自体での面白さももちろんあるんだけど
一つ面白かったらその人のをいくつも読むでしょ
そうすると作者が分かって、個別の作品自体をもっと深く知れると思うんだよね

937 :吾輩は名無しである:2016/06/17(金) 19:33:37.64 .net
>>936
なるほどね
でも作品を深く知るための道は他にもいろいろあるじゃん
作者を知ることはひとつの道であってそれが究極の目的ではないな
あくまで作品をいろんな角度から味わいたい
そんなこと言いたいんじゃないってなら俺の勘違いだからそこは謝る

938 :吾輩は名無しである:2016/06/17(金) 21:14:05.57 .net
こんな作品書いた人はどんな人なんだろう?この人が何を考えていたか知りたい!
っていう単純な気持ち
作者は関係ないってスタンスの方が意識的な姿勢だよね
たとえば夏目漱石が何を考えていたか知りたくない人はいないと思うんだ

939 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 01:41:50.00 .net
>>927
では俄然興味ある君がなにか良いこと言ってごらんよ

940 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 01:50:34.88 .net
作家が書いた本が作家の意図を含んでないなら
お前の母ちゃんはお前と血が繋がってないと言ってるようなもんだ

941 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 07:57:09.54 .net
作品に作者の意図は含まれているに決まっている
だが作品を読むということは作者の意図を読むことではない
これが両立するのがわからないとは
本当に大江読者か?レベル低すぎ

942 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 10:27:07.98 .net
>>941
>作品に作者の意図は含まれているに決まっている
>だが作品を読むということは作者の意図を読むことではない

人それぞれ

943 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 10:39:45.00 .net
50年か60年くらい前にフランスで流行った言葉遊びに熱中するより
読んだ本の作者が好きなったり嫌いになったりするのが人間としてごく自然の風景であることを大事にしなよ

文学とは人の是正を決めたり、警鐘を鳴らしたりするようものではなく
心の不自由さのなかにあるのではないのかね

944 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 13:13:41.89 .net
作品は自由に読んでいいわけだから、作者の意図を読んでも
もちろん良い
だが全てを作者に還元するのは貧しい、殆ど何も読んでいない
読みであることは理解したほうがいい
これは別にフランスのことばあではない

945 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 13:14:43.67 .net
修正→言葉遊び

946 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 13:22:52.07 .net
作者を好きになるのが自然というが、
ある作家の作品を読んで、他の作品も読みたくなる
という意味において好きになるのは自然だろうが
その作者の人間性や人格を好きになるか?
そこで何か間違えているだろう
だいたいそんなものを作品のみから導けないだろう

947 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 14:25:03.76 .net
おれは碌な影響与えないので読むのやめたよ

948 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 14:37:30.07 .net
>>946
人格を好きになる人もいるだろうし
嫌いになる人もいるだろうね
まあ、そういう人間にフォーカスを当てる小説だってあってもいいんじゃない

君はなんのために文学読むの?
平衡感覚のため?
常識人でいるため?

ジャンプでも読んでなさい

949 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 14:51:30.85 .net
この人セップルで飯食ってきた人だよね

950 :吾輩は名無しである:2016/06/18(土) 17:09:42.04 .net
エッセイから伺える大江当人は常識的リベラルの正論主義で
特にインタレスティングな人物ではないだろう
(まあ作家だけに冗談は上手いようだが)
それと裏腹に小説では規格外の想像力が発揮されていて
それを楽しんでいるのが一般的だろう

951 :吾輩は名無しである:2016/06/19(日) 08:41:33.28 .net
作家その人への興味ってテレビとかで見る姿への興味とかとは違うはず。
その奥の見えないものへの興味で、それは小説を、
複数回読むときに浮かび上がってくるように思う。
ストーリーも結末も知って読むとき現れてくるのは、作者のより深い姿だ。

952 :吾輩は名無しである:2016/06/19(日) 15:57:49.89 .net
シーラカンスのような生きた化石
どうでもいいんだが

953 :吾輩は名無しである:2016/06/20(月) 00:33:07.61 .net
そりゃまあ、人間の持っているものって
主義主張や性格だけではないわな

954 :吾輩は名無しである:2016/06/20(月) 12:19:15.31 .net
偉大なるかな嗚呼

955 :吾輩は名無しである:2016/07/02(土) 12:17:42.96 .net
書き手から離れたテクスト笑

956 :吾輩は名無しである:2016/07/08(金) 11:29:29.16 .net
文体の絶対評価軸が完成する瞬間が2ちゃんで見られるわけないよね

957 :吾輩は名無しである:2016/07/08(金) 23:09:35.31 .net
どこでも見られないだろう

958 :吾輩は名無しである:2016/07/09(土) 02:54:46.03 .net
>>957
文体やテーマなんかは絶対評価の不可能性を証明したら面白いことになるんじゃないか
相対評価の下でただの読書エッセイや貴重な生体反応のサンプルということにさせられたら評論家はたまらんだろうな

959 :吾輩は名無しである:2016/07/09(土) 04:04:08.80 .net
こどもじみてる

960 :吾輩は名無しである:2016/07/09(土) 09:18:53.91 .net
>>958
誤解してるかもしれないけど
人文社会科学系の心がかかわってくる領域で
近年、すでに客観的絶対的なものはないということになってるでしょ
ポパー程度の極々微小な知識しかないけど

961 :吾輩は名無しである:2016/07/09(土) 12:45:22.13 .net
例えば
面倒を見た可愛い女子社員が酔いに任せて自分のアパートにおまえを連れてきて
服を脱ぎ始め、先輩好きですって言ったとするだろ

セックスを求められてるか求められてないかどっちかといったら
求められてるに決まっている

962 :吾輩は名無しである:2016/07/09(土) 15:10:08.11 .net
決まってるんだ

963 :吾輩は名無しである:2016/07/09(土) 16:44:59.30 .net
それにしても大江健三郎ってのは
日本にとんでもない価値観を
まき散らかしてくれたものだと思うよ。

964 :吾輩は名無しである:2016/07/09(土) 17:45:23.09 .net
>>961
あまり思考には向いてないタイプの考え方だな
何も考えず分かったように思いこんでしまうという
持ってきた例も的外れだし

965 :吾輩は名無しである:2016/07/09(土) 18:00:22.25 .net
>>960
やっぱりみんな似たようなこと考えるもんなんだな
実証したのはすごい。ありがと、調べてみる。

966 :吾輩は名無しである:2016/07/10(日) 02:27:25.54 .net
>>964
へえ
勝手に勝利宣言

967 :吾輩は名無しである:2016/07/13(水) 02:47:49.45 .net
早く憲法改正が待ち遠しい

968 :吾輩は名無しである:2016/07/13(水) 10:54:52.21 .net
大江はもう新作書かないのか?
タイミング的にはそろそろ何かでてきてもよさそうだが
さすがに歳か?

969 :吾輩は名無しである:2016/07/13(水) 16:04:15.69 .net
>難解であるべき必然的な理由といわれた文学の相対性は、結局何も生み出さなかったし、>必然的ですらなかったようにすら思える

そんなことはない。こんな糞難解な小説を苦労して読んだ後にハンガーゲームを読んだら
なにか光輝いているように見えた。そういう効果があるんではないだろうか?

970 :吾輩は名無しである:2016/07/14(木) 16:24:23.16 .net
大江はノーベル賞を受賞した良識ある大作家というより
上昇志向と権威主義にとりつかれた変節を繰り返した人間らしい醜さをもった作家というポジションで評価される道を探したほうがいいと思う

971 :吾輩は名無しである:2016/07/15(金) 07:07:56.13 .net
大江はノーベル賞取ろうが取るまいが大作家だ

ノーベル賞に関して言えるのは
昨今ひろく知られはじめた日本会議的イカレ復古主義隆盛への懸念を
ズバリ四半世紀前にして受賞演説で指摘していた
その洞察、鋭敏な知性、感性には唸らされるな

972 :吾輩は名無しである:2016/07/15(金) 10:03:09.46 .net
大江健三郎が大作家じゃないとか笑える
認めるものは認めないとな

973 :吾輩は名無しである:2016/07/17(日) 00:23:22.29 .net
>>971
ただ端に大江は
一貫して日本に対して嫌がらせをしてきた
ゴキブリ野郎ということだろ

974 :吾輩は名無しである:2016/07/17(日) 00:28:15.22 .net
改憲は日本のまともに生き残る道の一つと
言わなければならないが、それは卑怯を極めてきた
大江の卑怯との戦いと言っても過言でないと
言わなければならないだろう。

975 :吾輩は名無しである:2016/08/05(金) 10:27:10.22 .net
「1973年のピンボール」⇒「万延元年のフットボール」
「羊をめぐる冒険」⇒「人間の羊」+「日常生活の冒険」

976 :吾輩は名無しである:2016/08/05(金) 11:18:40.83 .net
セクスってなあに?

977 :吾輩は名無しである:2016/08/05(金) 12:35:20.38 .net
村上はフィッツジェラルドやカーヴァーより大江を語ってみてほしいね

978 :吾輩は名無しである:2016/08/05(金) 14:18:33.95 .net
大江健三郎と村上春樹の対談とかあったりする?

979 :吾輩は名無しである:2016/08/05(金) 21:56:34.67 .net
ないね 互いに言及することもほとんどない
まだ大江の方は触れることが極々たまにはあって
特に2回目の芥川賞候補の選評ではかなり褒めているのを最近見て驚いた
一方村上の方は初期の題名からして意識してるの丸出しなのに 日本の作家としてひとまとめに
読んだことがないと言い続けているな スタイリストだからかな

980 :吾輩は名無しである:2016/08/05(金) 22:44:45.29 .net
まあ結局正直な作品の方が残るよね

981 :吾輩は名無しである:2016/08/06(土) 07:06:55.66 .net
大江は春樹谷崎賞(世界の終わり>、読売文学賞(ねじまき鳥)
の選考委員
探せば選評読めるんじゃない?

大江は村上を当初買っていなかった(コロキアル過ぎるという理由らしい)が
それは間違いだった、自分に見る目がなかったと率直に認めてるね
(作家自身を語る)

982 :吾輩は名無しである:2016/08/06(土) 09:25:46.08 .net
あれ質問者に対するリップサービスっぽいけどな
彼への見方はピンボール以来そんなに変わってないと思う

983 :吾輩は名無しである:2016/08/06(土) 10:37:16.24 .net
大江の村上評と言えば、風に対するヴォネガットの物真似から始まり、次のピンボールで才能が本物であることを証明した。
のちの自分が理解できていなかった。ノーベル賞にふさわしい作家、まで言葉だけ見ると高評価だけど、具体的に
どの作品のどういったテーマがと言うのはまったくない。これは単に商業的に世界的に成功した後輩の作家を
妬んだり足をひっぱたりしようとは思いませんよ、と言う意味にすぎないのかもしれないな。

984 :吾輩は名無しである:2016/08/06(土) 13:06:12.16 .net
ノルウェイの森で大江健三郎の『性的人間』出てくるし春樹はよくインタビューとかでも嘘つくから大江健三郎の作品を殆ど読んでると思うよ。

985 :吾輩は名無しである:2016/08/06(土) 14:17:46.35 .net
意識してる作家を意図的に無視するってなんかいかにも春樹的だしな

986 :吾輩は名無しである:2016/08/06(土) 14:39:33.02 .net
クラゲ見るデートの場面は新しい人よ目覚めよにも出てくるな

987 :吾輩は名無しである:2016/08/06(土) 21:41:02.20 .net
てか春樹は1通り日本文学読んでるぞぉ

988 :吾輩は名無しである:2016/08/06(土) 22:45:54.18 .net
大江とか外国文学しか読んでないと思いきや
古文とかもかなり読んでたり、牧野信一とか嘉村礒多みたいな私小説もかなり読んでて
それも高評価してるのに驚いた。
作家ってすごいなあ。

989 :吾輩は名無しである:2016/08/06(土) 23:27:00.93 .net
大江が個別の作品をマジ語りするような作家は読みたくなる

990 :吾輩は名無しである:2016/08/07(日) 11:42:23.26 .net
大江健三郎って悪文なのかってあるけど、悪文じゃあないよ。これは確か。

991 :吾輩は名無しである:2016/08/10(水) 00:09:27.80 .net
982レス目にしてようやく結論が出たか

992 :吾輩は名無しである:2016/08/10(水) 15:16:22.74 .net
三省堂 大辞林 三省堂
あく ぶん [0] 【悪文】
難解な言葉を使ったり,文脈が乱れていたりして,理解しにくい文。へたな文章。
「悪文」に似た言葉

悪文の定義がわからないから調べてみたら
このように出た

文脈が乱れていてわかりにくい文章
そう考えるとどう考えても大江は悪文だろ

993 :吾輩は名無しである:2016/08/10(水) 16:44:16.73 .net
文脈はまったく乱れてないよ

あるとすれば中期の呼吸を無視した文体だろう

994 :吾輩は名無しである:2016/08/10(水) 16:49:32.48 .net
もう何度も言わせんな恥ずかしい
大江健三郎は悪文じゃありません

995 :吾輩は名無しである:2016/08/10(水) 17:16:43.18 .net
理解しにくい割には中身がスッカラカンな文章
それが大江の文章であって
どう考えても積極的に認めるべき文章じゃない。
自分の文章を悪文じゃないとコネを使い
自分を認めさせるような文章を左翼系の専門家に
書かせたりしてるけど。
大江を少しは評価する外国の人間もそのわかりにくい
クソみたいな文章については全くといいほど
触れず終いだろ。

996 :吾輩は名無しである:2016/08/10(水) 17:18:59.99 .net
それにしてもこの大江というやつは平成という時代の
悪の中軸だと思うよ。万死に値する。

997 :吾輩は名無しである:2016/08/10(水) 17:24:02.54 .net
200くらいで終わると思ってたのに伸びたなあ

998 :吾輩は名無しである:2016/08/10(水) 17:32:47.80 .net
>>997
この悪文であるかないかというのは
このゴキブリ大江にとってウィークポイントなんだろうな、政治的に。
だからこれは続くと思うよ。

999 :吾輩は名無しである:2016/08/10(水) 18:42:08.80 .net
大江健三郎って美文もかけること知らないんだなぁみんな

1000 :吾輩は名無しである:2016/08/10(水) 20:48:42.43 .net
>>999
美文を書いていたら誰も注目してくれなかった
だろうな。ある意味大江の悪文はテロリズムという
ことなのか?

1001 :吾輩は名無しである:2016/08/11(木) 06:35:48.56 .net
新しい人よ・・・
あたりは読みにくいが、脈絡はハッキリしてるぞ
レイトワークなんかは端正とも言っていい文章
次スレ作ろうよ

1002 :吾輩は名無しである:2016/08/11(木) 06:49:12.97 .net
新スレ立てたよ
リンクの貼り方よくわからないから検索して探してね

1003 :吾輩は名無しである:2016/08/11(木) 08:20:00.23 .net
>>1001
大江の文章を端正とか日本語文化と
日本の歴史を汚すような
大それた嘘を言うことはやめろよ。
テロリズムとしか言いようがない。

1004 :吾輩は名無しである:2016/08/11(木) 09:09:36.45 .net
ここが新しいry
大江健三郎の文章は本当に悪文なのか? part2 [無断転載禁止]©2ch.net
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1470865413/

1005 :P ◆.uKag/vUmY :2016/08/12(金) 23:05:42.26 .net
997get!!!

1006 :吾輩は名無しである:2016/08/12(金) 23:30:00.19 .net
リョサの嘘から出たまことみたいな本大江っちも出してちょ

1007 :P ◆.uKag/vUmY :2016/08/12(金) 23:33:11.35 .net
老人の愚行を見せてよ!蓮實重彦を再びライバル視せよ!

1008 :吾輩は名無しである:2016/08/12(金) 23:48:45.17 .net


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